JP4933593B2 - 無線周波数ホッピング通信システムにおけるブロードキャストサービス及びソフトハンドオフのための干渉管理 - Google Patents

無線周波数ホッピング通信システムにおけるブロードキャストサービス及びソフトハンドオフのための干渉管理 Download PDF

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Description

本発明は一般に、通信に関し、特に、無線周波数ホッピング(FH)通信システムにおけるブロードキャストサービス及びソフトハンドオフへの干渉を管理する技術に関する。
周波数ホッピング通信システムにおいて、データは、「ホップ期間(hop periods)」と称され得る、異なる時間間隔に異なる周波数サブバンドで送信される。これらの周波数サブバンドは、直交周波数分割多重(OFDM)、他のマルチキャリア変調技術、又は何らかの他の構成(constructs)によって提供されてもよい。周波数ホッピングによって、データ送信は、サブバンドからサブバンドへ擬似ランダム的にホップする。このホッピングは、周波数ダイバーシティを提供し、データ送信が、狭帯域干渉、ジャミング、フェージング等といった有害なパス効果に一層耐えることを可能にする。
直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムは、OFDMを利用し、複数のユーザを同時にサポートできる。周波数ホッピングOFDMAシステムの場合、所定のユーザのデータは、特定のFHシーケンスに関連付けられた「トラヒック」チャネルで送信され得る。このFHシーケンスは、以下に述べられるように、FH関数及びトラヒックチャネル番号に基づいて生成されてもよい。FHシーケンスは、各ホップ期間におけるデータ送信に使用するための特定のサブバンドを示す。複数のユーザのための複数のデータ送信は、異なるFHシーケンスに関連付けられた複数のトラヒックチャネルで同時に送信され得る。これらのFHシーケンスは、1つのトラヒックチャネルのみ、従って、1つのデータ送信のみが、各ホップ期間の各サブバンドを使用するように、互いに直交となるように定義される。これらの直交するFHシーケンスによって、複数のデータ送信は、周波数ダイバーシティの利益を享受しながらも互いに干渉しない。
OFDMAシステムは、複数のセルと共に展開されてもよい。セルは、その用語が使用される文脈に応じて、システムにおける基地局、及び/又は当該基地局の受信可能領域を指し得る。1つのセルにおける所定のサブバンドでのデータ送信は、隣接するセルにおける同一のサブバンドでの別のデータ送信に対する干渉として作用する。セル間の干渉を無作為化する(randomize)ために、各セルのFHシーケンスは通常、隣接するセルのFHシーケンスに対して擬似ランダム(pseudo-random)であるように定義される。これらの擬似ランダムFHシーケンスによって、干渉ダイバーシティが達成され、所定のセルにおけるユーザのデータ送信は、他のセルにおける他のユーザのデータ送信からの平均的な干渉を受ける(observes)。
マルチセルのOFDMAシステムでは、「ソフトハンドオフ」をサポートすることが望ましいが、これは、ユーザが複数の基地局と同時に通信する処理である。ソフトハンドオフは、異なるロケーションにおける複数の基地局へのデータの送信、又は異なるロケーションにおける複数の基地局からのデータの送信を介する有害なパス効果に対して、空間ダイバーシティを提供することができる。しかし、ソフトハンドオフは、周波数ホッピングを使用することで複雑になる。これは、セル間の干渉を無作為化するために、1つのセルの複数のFHシーケンスが、複数の隣接するセルの複数のFHシーケンスに対して、擬似ランダムであり、直交ではないためである。ユーザが複数の基地局とソフトハンドオフ中である場合、当該ソフトハンドオフ・ユーザは、これらの複数の基地局のうち指定された1つのFHシーケンスを使用するように指示され得る。ソフトハンドオフ・ユーザのデータ送信は、指定された基地局の他のユーザのデータ送信に対しては直交するだろうが、他の基地局のユーザのデータ送信に対しては擬似ランダムであろう。ソフトハンドオフ・ユーザは、他の基地局のユーザに対して干渉をもたらすであろうし、また、これらのユーザから干渉を受信するであろう。干渉は、影響を受ける全てのユーザ性能を低下させる。
従って、当技術分野には、周波数ホッピングOFDMAシステムにおけるソフトハンドオフへの干渉を管理する技術への必要性がある。
無線周波数ホッピング通信システム(たとえば、OFDMAシステム)において干渉を管理する技術が本明細書に提供される。これらの技術は、ソフトハンドオフ、ブロードキャストサービスなどをサポートするのに使用され得る。これらの技術はまた、リバースリンクだけでなく、フォワードリンクにも使用され得る。明確にするために、これらの技術は、2つのセクタs及びsとのソフトハンドオフについて以下に述べられるが、ここでセクタとはセルの一部である。
ソフトハンドオフへの干渉を管理する第1のスキームでは、FH関数fsho(r,T)はソフトハンドオフ・ユーザに使用され、FH関数
Figure 0004933593
は、セクタsにおいてソフトハンドオフ中ではないユーザに使用され、FH関数
Figure 0004933593
は、セクタsにおいてソフトハンドオフ中ではないユーザに使用され、FH関数
Figure 0004933593
及び
Figure 0004933593
は、もし必要であれば、FH関数fsho(r,T)に直交するように修正される。ユーザには、セクタs及びsとのソフトハンドオフを開始するとき、トラヒックチャネルrが割り当てられるが、これはFH関数fsho(r,T)で定義される。トラヒックチャネルrの識別子(ID)とFH関数fsho(r,T)は、セクタs及びsの他のユーザに知らされる。セクタsの他のユーザの各々は、そのトラヒックチャネルが、ソフトハンドオフ・ユーザによって使用されるトラヒックチャネルrと干渉しないように、FH関数
Figure 0004933593
を修正する。同様に、セクタsの他のユーザの各々は、そのトラヒックチャネルが、トラヒックチャネルrと干渉しないように、FH関数
Figure 0004933593
を修正する。FH関数
Figure 0004933593
及び
Figure 0004933593
を修正する種々の方法は、以下に述べられる。
ソフトハンドオフへの干渉を管理する第2のスキームでは、ソフトハンドオフ・ユーザに使用されるFH関数fsho(r,T)と、各セクタsによってソフトハンドオフ中ではないユーザに使用されるFH関数
Figure 0004933593
とは、FH関数
Figure 0004933593
の修正が必要とされないよう、直交するように予め定義されている。FH関数fsho(r,T)は、セクタs及びsの双方によってソフトハンドオフ・ユーザに使用される。セクタsは、ソフトハンドオフ中ではないユーザにFH関数
Figure 0004933593
を使用し、セクタsは、ソフトハンドオフ中ではないユーザにFH関数
Figure 0004933593
を使用する。FH関数fsho(r,T)は、FH関数
Figure 0004933593
及び
Figure 0004933593
の双方に直交する、又は、FH関数
Figure 0004933593
及び
Figure 0004933593
の双方と低い相関関係を有するように予め定義される。FH関数
Figure 0004933593
は、FH関数
Figure 0004933593
に対して擬似ランダムであるように定義され得る。所定の数(R)のトラヒックチャネルがFH関数fsho(r,T)で定義され、最大でR人のソフトハンドオフ・ユーザをサポートするために使用されてもよい。各セクタsについて、N−R個のトラヒックチャネルがFH関数
Figure 0004933593
で定義され、最大でN−R人のソフトハンドオフ中ではない他のユーザに使用され得るが、ここでNは使用可能なサブバンドの総数である。
本発明の種々の面及び実施形態は、以下に更に詳細に述べられる。
図1は、OFDMAシステムを示す。 図2は、OFDMAシステムの1つのセクタの周波数ホッピングを示す。 図3は、ソフトハンドオフ・ユーザによるFH関数の変更を示す。 図4は、FH関数の変更を通して干渉を管理する処理を示す。 図5は、直交するように予め定義されたFH関数の使用を通じて干渉を管理する処理を示す。 図6Aは、OFDMAシステムにおける基地局のブロック図を示す。 図6Bは、OFDMAシステムにおける端末のブロック図を示す。
詳細な説明
本発明の特徴、本質及び利点は、同様の符号は全体を通して同様に識別する図面と共に以下に示す詳細な説明を参照すれば、一層明らかになるであろう。
本明細書において「例示的な」という語は、「例、実例、又は例証となる」ということを意味するために使用される。本明細書において「例示的な」として記載される如何なる実施形態又はデザインも、他の実施形態又はデザインに対して必ずしも好適又は有利であるとして解釈されるべきではない。
図1は、多数のユーザをサポートする例示的なOFDMAシステム100を示す。システム100は、多数の端末120の通信をサポートする多数の基地局110を備える。基地局は、端末と通信するために使用される固定された局であり、アクセスポイント、ノードB、又は何らかの他の用語で称され得る。複数の端末120は通常、システム全体に渡って分散され、各端末は固定されていても移動可能であってもよい。端末はまた、移動局、ユーザ機器(UE)、無線通信装置、又は何らかの他の用語で称され得る。各端末は、任意の所定の瞬間に、1以上の基地局とフォワードリンクで、及び/又は、1以上の基地局とリバースリンクで通信し得る。これは、端末がアクティブであるか否か、ソフトハンドオフがサポートされているか否か、及び、端末がソフトハンドオフ中であるか否かに依存する。フォワードリンク(即ち、ダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクをいい、リバースリンク(即ち、アップリンク)は、端末から基地局への通信リンクをいう。
システムコントローラ130は、複数の基地局110を結合し、(1)基地局110に関する調整及び制御、(2)これらの基地局間でのデータのルーティング、及び(3)これらの基地局によってサービスされる端末のアクセス及び制御といった、多数の機能を実行し得る。
各基地局110は、それぞれの地理的な範囲102に受信可能領域を提供する。簡単にするため、各基地局の受信可能領域は、しばしば理想的な六角形で表される。容量を増加させるため、各基地局の受信可能領域は、複数のセクタ104に分割され得る。例えば、図1に示されるように、各セルは、3つのセクタに分割されてもよい。この場合、簡単にするため、セクタ化されたセルの各セクタは、当該セルの1/3である理想的な120度のくさび形(wedge)で表され得る。各セクタは、対応するベーストランシーバサブシステム(BTS)によってサービスされてもよい。セクタ化されたセルの場合、当該セルの基地局は通常、当該セルの複数のセクタの全てのBTSを備える。「セクタ」という用語は、その用語が使用される文脈に応じて、BTS及び/又はその受信可能領域に言及し得る。以下の説明は、各セルが複数のセクタに分割されるものと仮定する。簡単にするため、以下の説明において、「基地局」という用語は、セルにサービスする固定された局と、セクタにサービスする固定された局との双方について総称的に使用される。
OFDMAシステム100はOFDMを利用するが、これは、システム帯域幅全体を多数(N個)の直交周波数サブバンドに有効に分割する変調技術である。これらのサブバンドは一般に、トーン、サブキャリア、ビン(bins)、及び周波数サブチャネルとも称される。OFDMによって、各サブバンドは、データで変調され得る、それぞれのサブキャリアに関連付けられる。一部のOFDMシステムでは、N個のサブバンドのみがデータ送信に使用され、N個のサブバンドがパイロット送信に使用され、N個のサブバンドは使用されずに、システムがスペクトルマスク要件(spectral mask requirements)を満たすことを可能にするガードサブバンドとしての機能を果たし、ここでN=N+N+Nである。簡単にするため、以下の説明は、N個のサブバンド全てをデータ送信に使用できるものと仮定する。
(1.周波数ホッピングを備えるソフトハンドオフ)
図2は、OFDMAシステムにおける1つのセクタについての周波数ホッピングを示す。周波数ホッピングは、上述したように、干渉の無作為化(randomization)及び有害なパス効果に対する周波数ダイバーシティを含む種々の利益を得るのに使用され得る。この例としては、N=8であり、8個のサブバンドに1乃至8のインデックスが割当てられる。各トラヒックチャネルが各ホップ期間の8個のサブバンドのうちの1つを使用する、最大8個トラヒックチャネルが定義され得る。1ホップ期間は、1又は複数のOFDMシンボルの期間に等しくなるように定義されてもよい。
各トラヒックチャネルは、異なるFHシーケンスに関連付けられる。セクタの全てのトラヒックチャネルについてのFHシーケンスは、FH関数f(k,T)を用いて生成されてもよく、ここでkはトラヒックチャネル番号又はIDを示し、Tはシステム時間を示すが、これはホップ期間を単位にして与えら得る。N個の異なるFHシーケンスは、FH関数f(k,T)のkのN個の異なる値を用いて生成され得る。各トラヒックチャネルのFHシーケンスは、各ホップ期間に当該トラヒックチャネルで使用するための特定のサブバンドを示す。図2では、各トラヒックチャネルが、サブバンドからサブバンドへ、そのFHシーケンスによって決定された擬似ランダムにホップするのが見て取れる。トラヒックチャネルkのFHシーケンスは、以下のように与えられ得る。
Figure 0004933593
ここで、iは、ホップ期間Tにトラヒックチャネルkで使用するためのサブバンドのインデックスである。任意のホップ期間Tについて、異なる値のkは、異なる値のiという結果になる。従って、各ホップ期間について、異なるトラヒックチャネルには異なるサブバンドが使用される。
図2は、2つの例示的なトラヒックチャネル1及び4に使用されるサブバンドを示す。トラヒックチャネル1に使用されるFHシーケンス及びサブバンドは、格子模様のボックスで示され、トラヒックチャネル4に使用されるFHシーケンス及びサブバンドは、斜線を引いたボックスで示される。この例では、トラヒックチャネル4のFHシーケンス、即ち、f(4,T)は、チャネル1のFHシーケンス、即ち、f(1,T)を垂直にシフトしたものである。従って、トラヒックチャネル4に使用されるサブバンドは、トラヒックチャネル1に使用されるサブバンドに以下の様に関連する。
Figure 0004933593
セクタ内の干渉を回避するため、各セクタsのFHシーケンスは、互いに直交するように定義され得る。この直交性の条件は、
Figure 0004933593
のように表され得る。方程式(2)は、任意のホップ期間Tについて、2つのトラヒックチャネルk及びmは、同一のサブバンドを使用しないということを示す。各ホップ期間において各サブバンドを使用することを1つのトラヒックチャネルにのみ許可することで、同一のセクタにおいて複数のトラヒックチャネルで送信される複数のデータ送信間で干渉が回避される。直交性の条件は、図2に示されるように、セクタsのFHシーケンスを互いに垂直にシフトされたものとなるように定義することで達成され得る。直交性の条件はまた、何らかの他の方法でFHシーケンスを定義することで達成されてもよい。
マルチセクタOFDMシステムの場合、1つのセクタのユーザについてのデータ送信は、別のセクタのユーザのデータ送信に干渉する。セクタ毎に異なるFH関数が使用され得る。
セクタ間の干渉を無作為化するために、異なるセクタのFH関数は、擬似ランダムであるべきである。例えば、セクタsのFH関数
Figure 0004933593
は、セクタsのFH関数
Figure 0004933593
に対して擬似ランダムであるように定義され得る。この場合、トラヒックチャネルkについてセクタsで使用されるFHシーケンスは、トラヒックチャネルmについてセクタsで使用されるFHシーケンスに対して擬似ランダムであるだろう。トラヒックチャネルkとmとの間の干渉は、これらのトラヒックチャネルのFHシーケンスの間に「衝突(collision)」がある度に、即ち、
Figure 0004933593
であり、2つのセクタにおける2つのトラヒックチャネルが、同一のホップ期間に同一のサブバンドを使用する度に、発生する。しかし、干渉は、FH関数
Figure 0004933593
及び
Figure 0004933593
の擬似ランダムな本質により、無作為化されるであろう。一般に、擬似ランダムなFH関数をもって、1つのセクタのユーザが別のセクタのユーザに対して直交することを保証することはできない。従って、各セクタのFHシーケンスは、
1.セクタ内の干渉を回避するために互いに直交し、且つ、
2.セクタ間の干渉を無作為化するために、他のセクタのFHシーケンスに対して擬似ランダム
であると定義され得る。
上記の制約により、1つのセクタによってトラヒックチャネルkを割当てられたユーザは、同一のセクタによって他のトラヒックチャネルを割当てられた他のユーザ全てに対して直交するであろう。しかし、このユーザは、異なるFH関数を使用する、別のセクタのユーザ全てに対しては直交しないであろう。従って、複数のセクタとのソフトハンドオフ中であり、且つ、トラヒックチャネルrを割当てられたユーザは、これらのセクタのFHシーケンスが上述したように定義される場合、これらのセクタの他のユーザ全てに対して直交しないであろう。この場合、ソフトハンドオフ・ユーザに対して干渉をもたらす/ソフトハンドオフ・ユーザによって干渉がもたらされることなく、ソフトハンドオフをサポートすることはできない。
干渉を回避しつつ複数のセクタとのソフトハンドオフをサポートするために、直交FH関数が、ソフトハンドオフ・ユーザとこれらの複数のセクタの他のユーザとに使用される。直交FH関数は、種々の方法で獲得され得るが、その一部が以下に述べられる。以下の説明では、(例えば、所定のユーザにソフトハンドオフをサポートする)複数のセクタが同期して(synchronously)動作されると仮定する。同期動作は、同一のセル又は基地局に属するセクタについては容易に達成される。
(A.第1のスキーム−ソフトハンドオフのためのFH関数の修正)
ソフトハンドオフへの干渉を回避するための第1のスキームでは、FH関数fsho(r,T)がソフトハンドオフ・ユーザに使用され、各セクタのFH関数
Figure 0004933593
が、FH関数fsho(r,T)に直交するように修正される。例として、2つのセクタs及びsとのソフトハンドオフをサポートするために、FH関数fsho(r,T)が、これらのセクタ双方によって共有されてもよい。セクタs及びsとのソフトハンドオフ中であり、且つ、トラヒックチャネルrを割当てられたユーザの場合、FH関数fsho(r,T)は、割当てられたトラヒックチャネルrのFHシーケンスを得るために使用される。このソフトハンドオフ・ユーザによって各ホップ期間Tにデータ送信のために使用されるサブバンドjは、j=fsho(r,T)として与えられ得る。
ソフトハンドオフ・ユーザと、セクタs及びs双方の他のユーザ全てとの間に直交性を維持するために、セクタsのFH関数
Figure 0004933593
と、セクタsのFH関数
Figure 0004933593
は、以下の様に修正され得る。
Figure 0004933593
ここで、
Figure 0004933593
は、セクタsの修正されたFH関数であり、
Figure 0004933593
は、セクタsの修正されたFH関数であり、
Kは、セクタsの全てのアクティブなトラヒックチャネルの組を示し、
Mは、セクタsの全てのアクティブなトラヒックチャネルの組を示す。
方程式(3a)及び(3b)において、システムは同期的であると仮定され、システム時間Tは全てのセクタについて共通であると仮定される。
方程式(3a)は、FH関数fsho(r,T)で生成され、ソフトハンドオフ・ユーザに使用されるFHシーケンスは、修正されたFH関数
Figure 0004933593
で生成され、セクタsの他のユーザに使用されるFHシーケンスに直交することを示す。方程式(3b)は、FH関数fsho(r,T)で生成されるFHシーケンスは、修正されたFH関数
Figure 0004933593
で生成され、セクタsの他のユーザに使用されるFHシーケンスに対しても直交することを示す。同様の修正は、任意の数のセクタに拡張され得る。ソフトハンドオフFH関数fsho(r,T)と修正されたFH関数
Figure 0004933593
及び
Figure 0004933593
を得るための例示的な方法の一部が、以下に述べられる。
第1のスキームの第1の実施形態では、各セクタsのFH関数
Figure 0004933593
は、以下の様に修正される。ユーザが複数のセクタとのソフトハンドオフを始める場合、FH関数fsho(r,T)で定義されるトラヒックチャネルrがユーザに割当てられる。ユーザにはまた、ユーザがソフトハンドオフ中である各セクタsによってトラヒックチャネルvを割当てられる。各セクタのユーザは、FH関数fsho(r,T)のアプリオリな知識を有するか、この情報を知らされ(signaled)てもよい。ソフトハンドオフ・ユーザに割当てられたトラヒックチャネルrは、これらの複数のセクタの他のユーザ全てに知らされる。各セクタsによってソフトハンドオフ・ユーザに割当てられるトラヒックチャネルvも、セクタsの他のユーザに知らされる。例えば、ソフトハンドオフ・ユーザは、セクタsによってトラヒックチャネルvを、セクタsによってトラヒックチャネルvを割当てられてもよく、ここでvはvと等しくても等しくなくてもよい。トラヒックチャネルrは、セクタs及びsの双方の他のユーザに知らされ、トラヒックチャネルvはセクタsの他のユーザに知らされ、トラヒックチャネルvはセクタsの他のユーザに知らされるであろう。
セクタsの他のユーザ各々は、以下を有する。
1.ソフトハンドオフ・ユーザに使用されるFH関数fsho(r,T)と、
2.ソフトハンドオフ・ユーザに割当てられ、FH関数fsho(r,T)で定義されるトラヒックチャネルrのIDと、
3.セクタsによってソフトハンドオフ・ユーザに割当てられ、FH関数
Figure 0004933593
で定義されるトラヒックチャネルvのID。
トラヒックチャネルrは、ソフトハンドオフ・ユーザによってデータ送信に実際に使用されるものである。
セクタsの各ユーザは、そのセクタsについての、修正されたFH関数
Figure 0004933593
を以下の様に定義し得る。
Figure 0004933593
方程式(4)は、セクタsの各ユーザが、その割当てられたトラヒックチャネルkのサブバンドを、これらのサブバンドがソフトハンドオフ・ユーザに使用されるトラヒックチャネルrのサブバンドと同一ではない場合、即ち、
Figure 0004933593
の場合に、使用することを示す。セクタsの各ユーザは、その割当てられたトラヒックチャネルkのサブバンドがトラヒックチャネルrのサブバンドと同一である度に、トラヒックチャネルvのサブバンドを使用する。
要するに、ソフトハンドオフ・ユーザはトラヒックチャネルrを使用することを許可されるが、当該トラヒックチャネルrはセクタsの他のユーザのトラヒックチャネルに対して直交ではないかもしれない。ソフトハンドオフ・ユーザには、より高い優先度が与えられ、そのデータ送信はトラヒックチャネルrで送信される。セクタsの他の全てのユーザは、トラヒックチャネルrとの衝突が無い場合、それらの割当てられたトラヒックチャネルを使用する。これらのユーザは、これらのトラヒックチャネルがトラヒックチャネルrと衝突する度にトラヒックチャネルvを使用することで、ソフトハンドオフ・ユーザとの干渉を回避する。これらの他のユーザに割当てられたトラヒックチャネルのFHシーケンスと、トラヒックチャネルvのFHシーケンスとは、これらが全て同一のFH関数
Figure 0004933593
で生成されるので、互いに直交である。従って、ソフトハンドオフ・ユーザとセクタsの他のユーザとの間に干渉は発生しない。
図3は、ソフトハンドオフ・ユーザに起因するFH関数の修正を示す。この例の場合、(格子模様のボックスで示される)トラヒックチャネル1のFHシーケンスと、(斜線を引いたボックスで示される)トラヒックチャネル4のFHシーケンスは、上述したようにセクタsのFH関数
Figure 0004933593
で生成される。ユーザyは、セクタsによってトラヒックチャネル1を割当てられる。ソフトハンドオフ・ユーザは、セクタsによってトラヒックチャネル4を割当てられる。ソフトハンドオフ・ユーザはまた、FH関数fsho(r,T)で定義されるトラヒックチャネルrを割当てられる。トラヒックチャネルrのFHシーケンスは、図3中で陰影を付けたボックスによって示される。
ソフトハンドオフ・ユーザは、トラヒックチャネルrをデータ送信に使用する。ユーザyは、トラヒックチャネル1とトラヒックチャネルrとの間に衝突が無い場合、トラヒックチャネル1をホップ期間1乃至5におけるデータ送信に使用する。ホップ期間6で衝突が発生するが、この場合、ユーザyはトラヒックチャネル4(即ち、サブバンド8)をデータ送信に使用する。ユーザyはこの場合も、トラヒックチャネル1とrとの間に衝突が無い場合、トラヒックチャネル1をホップ期間7乃至12におけるデータ送信に使用する。ホップ期間13で再び衝突が発生するが、この場合、ユーザyはトラヒックチャネル4(即ち、サブバンド3)をデータ送信に使用する。ユーザyは、トラヒックチャネル1とrとの間に衝突が無い場合、トラヒックチャネル1をホップ期間14乃至16におけるデータ送信に使用する。トラヒックチャネル1について、修正されたFH関数
Figure 0004933593
で生成されたFHシーケンスは、「X」のボックスで示される。
上述した修正例は、任意の数のソフトハンドオフ・ユーザに拡張され得る。ホップ期間毎に、セクタsでソフトハンドオフ中でない各ユーザは、そのトラヒックチャネルkがソフトハンドオフ・ユーザ各々のトラヒックチャネルrと衝突するか否かを判定する。衝突がある場合、ソフトハンドオフ中でないユーザは、衝突が発生したソフトハンドオフ・ユーザにそのセクタsによって割当てられたトラヒックチャネルvを使用する。
各セクタsのユーザは、当該セクタに少なくとも1人のソフトハンドオフ・ユーザが存在する度に、FH関数
Figure 0004933593
を修正する。ソフトハンドオフ・ユーザに割当てられたトラヒックチャネルr及びvは、当該ソフトハンドオフ・ユーザがセクタsとのソフトハンドオフを開始又は終了する度に、セクタsの他のユーザに知らされてもよい。FH関数fsho(r,T)も必要であれば他のユーザに知らされてもよい。通知(signaling)は、指定された制御チャネルを介して達成され得る。セクタsの他のユーザは、この情報がないか制御チャネルをモニタし、必要に応じて修正を行う。
複数のセクタとソフトハンドオフ中であるユーザの各々には、FH関数fsho(r,T)で定義される1つのトラヒックチャネルを割当てられるが、当該関数は、これら複数のセクタに共通であり、共用される。各ソフトハンドオフ・ユーザはまた、当該ユーザがソフトハンドオフ中である複数のセクタの各々によって1つのトラヒックチャネルvを割当てられる。従って、各ソフトハンドオフ・ユーザは、このユーザにソフトハンドオフをサポートしているセクタの各々からの1つのトラヒックチャネルを使用する。可能なトラヒックチャネルの数は、ソフトハンドオフ・ユーザのために、全てのセクタで1つ減少する。これは、ソフトハンドオフ中のユーザが、当該ユーザがソフトハンドオフ中の各セクタのウォルシュ符号を使い果たす、IS−95CDMAシステムのフォワードリンクに類似する。
第1のスキームの第2の実施形態では、複数のセクタとソフトハンドオフ中であるユーザについて、当該セクタのうちの1つが「サービング」又は「アンカー」セクタとして指定され、それ以外のセクタのFH関数のみが修正される必要がある。
例えば、ユーザxは最初、セクタsと通信し得るが、セクタsによってトラヒックチャネルrを割当てられる。ユーザxはその後、セクタsとの受信可能領域内に移動し得るが、セクタsによってトラヒックチャネルvを割当てられる。セクタsがサービングセクタとして指定される場合、ユーザxはセクタs及びsとトラヒックチャネルrで通信し続けるが、これはセクタsによって割当てられたものである。要するに、セクタsのFH関数
Figure 0004933593
は、ソフトハンドオフ・ユーザのFH関数fsho(r,T)として使用される。セクタsのその他のユーザは、セクタsのFH関数
Figure 0004933593
を、トラヒックチャネルrに直交するように、以下のように修正するであろう。
Figure 0004933593
あるいは、ユーザxは最初、セクタsと通信し得るが、セクタsによってトラヒックチャネルvを割当てられ、その後セクタsの受信可能領域内に移動し得るが、セクタsによってトラヒックチャネルrを割当てられる。セクタsがサービングセクタとして指定される場合、ユーザxはセクタs及びsとトラヒックチャネルrで通信するが、これはセクタsによって割当てられたものである。要するに、セクタsのFH関数
Figure 0004933593
は、ソフトハンドオフ・ユーザのFH関数fsho(r,T)として使用される。セクタsのその他のユーザは、セクタsのFH関数
Figure 0004933593
を、トラヒックチャネルrと直交するように、以下の様に修正するであろう。
Figure 0004933593
第2の実施形態の場合、サービングセクタのその他のユーザは、それらのFH関数を修正する必要がない。その他の1つ(又は複数)のセクタのユーザのみが、それらのFH関数をソフトハンドオフ・ユーザと直交するように修正する必要がある。従って、第2の実施形態は、ソフトハンドオフをサポートするのに必要な通知の量を減少させることができる。
ソフトハンドオフ・ユーザとの干渉を回避するためにFH関数を修正する、いくつかの実施形態を上述してきた。FH関数は他の方法で修正されてもよく、これは本発明の範囲内である。一般に、ソフトハンドオフをサポートする各セクタのFH関数
Figure 0004933593
は、ソフトハンドオフ・ユーザに使用されるFH関数fsho(r,T)と直交するように、又は低い相関関係を有するように修正され得る。
図4は、FH関数の修正を通じて、無線周波数ホッピング通信システムにおける干渉を管理する例示的な処理400のフロー図を示す。処理400は、セクタの基地局と端末との双方によって、当該セクタに少なくとも1人のソフトハンドオフ・ユーザが存在する度に、実行され得る。最初に、第1のFH関数が得られる(ステップ412)。第1のFH関数で定義される第1のトラヒックチャネルの識別子も得られる(ステップ414)。第1のFH関数は、上記説明のfsho(r,T)に対応し、第1のトラヒックチャネル識別子はrに対応する。
第2のFH関数は、第1のFH関数及び第1のトラックチャネル識別子に基づいて修正されて、修正された第2のFH関数が得られる(ステップ416)。第2のFH関数は、上記説明の
Figure 0004933593
に対応し、修正された第2のFH関数は、
Figure 0004933593
に対応する。第2のFH関数で定義される第3のトラヒックチャネルの識別子が得られてもよい。第3のトラヒックチャネル識別子は、上記説明のvに対応する。この場合、第2のFH関数は更に、第3のトラヒックチャネル識別子に基づいて、例えば方程式(4)に示されるように修正される。第2のFH関数は、修正された第2のFH関数で定義される第2のトラヒックチャネルと第1のトラヒックチャネルとが直交するように、又は低い相関関係を有するように修正される。第2のトラヒックチャネルは、フォワードリンク及び/又はリバースリンクでのデータ送信に使用される(ステップ418)。
第1のFH関数は、ソフトハンドオフ・ユーザに使用されてもよく、第2のFH関数は、ソフトハンドオフ中ではないユーザに使用されてもよい(上述した第1の実施形態の場合)。第1のFH関数はまた、システムの1つの基地局用であってもよく、第2のFH関数は、システムの別の基地局用であってもよい(上述した第2の実施形態の場合)。
(B.第2のスキーム−ソフトハンドオフのための予め定義されたFH関数)
ソフトハンドオフへの干渉を回避するための第2のスキームでは、各セクタは、ソフトハンドオフ中ではないユーザには1つのFH関数
Figure 0004933593
を使用し、ソフトハンドオフ中のユーザには別のFH関数fsho(r,T)を使用する。FH関数fsho(r,T)は、ソフトハンドオフがサポートされる複数のセクタによって共有される。これら複数のセクタの各々について、FH関数
Figure 0004933593
とfsho(r,T)とが直交するように予め定義されるが、これらは、
Figure 0004933593
として表され得るが、ここでIは、ソフトハンドオフをサポートする全てのセクタの組である。方程式(7)の制約は、これら複数のセクタにおけるソフトハンドオフ・ユーザとその他のユーザとの間の直交性を確保する。複数のセクタについての、FH関数
Figure 0004933593
は、互いに擬似ランダムであり得る。
例として、ソフトハンドオフが2つのセクタs及びsによってサポートされる場合を考えてほしい。セクタsは、ソフトハンドオフ中ではないユーザにFH関数
Figure 0004933593
を使用し、ソフトハンドオフ中のユーザにFH関数fsho(r,T)を使用する。セクタsは、ソフトハンドオフ中ではないユーザにFH関数
Figure 0004933593
を使用し、ソフトハンドオフ中のユーザには同一のFH関数fsho(r,T)を使用する。FH関数fsho(r,T)は、FH関数
Figure 0004933593

Figure 0004933593
との双方に直交する。FH関数
Figure 0004933593
は、FH関数
Figure 0004933593
に対して擬似ランダムであってもよい。所定の数(R個)のトラヒックチャネルは、FH関数fsho(r,T)で定義され、セクタs及びsについて最大でR人のソフトハンドオフ・ユーザをサポートするのに使用され得る。セクタ毎に、N−R個のトラヒックチャネルは、当該セクタのFH関数
Figure 0004933593
で定義され、当該セクタでソフトハンドオフ中ではない、最大でN−R人の他のユーザに使用されてもよい。ソフトハンドオフに使用される各トラヒックチャネルは、ソフトハンドオフをサポートする複数のセクタ各々の1つのチャネルを占める。容量を効率よく利用するために、ソフトハンドオフ・トラヒックチャネルの数は、予期されるソフトハンドオフ・ユーザの数と一致するように選択されてもよい。
上記の例の場合、ユーザは、セクタs及びsとのソフトハンドオフ開始時に、FH関数fsho(r,T)で定義されるトラヒックチャネルのうちの1つを割当てられる。セクタs及びs双方のその他のユーザは、それらのトラヒックチャネルがソフトハンドオフに割当てられるトラヒックチャネルに直交するため、それらに割当てられたトラヒックチャネルを修正なしに使用し続けることができる。ソフトハンドオフ・ユーザは、ソフトハンドオフ・トラヒックチャネルを別のユーザに割当てることができるように、ソフトハンドオフを終了する時に、FH関数
Figure 0004933593
で定義されるトラヒックチャネルのうちの1つを割当てられてもよい。
第2のスキームは、ソフトハンドオフをサポートするための通知の量が、より少なくて済む。特に、ソフトハンドオフ・ユーザのみが、ソフトハンドオフの開始時及び終了時に、どのトラヒックチャネルを使用すべきかを知らされる必要がある。ソフトハンドオフをサポートするセクタのその他のユーザには、通知が要求されない。しかし、第2のスキームの場合は、たとえソフトハンドオフ・ユーザが存在しないときでも、ソフトハンドオフをサポートするためにリソースが確保される。
図5は、無線周波数ホッピング通信システムにおける干渉を、直交するように予め定義された、又は、低い相関関係を有するFH関数を用いて管理する、例示的な処理500のフロー図を示す。最初に、第1のFH関数(例えば、
Figure 0004933593
)で定義される第1のトラヒックチャネルの割当てが受信される(ステップ512)。第1のトラヒックチャネルは、第1の基地局とのフォワードリンク及び/又はリバースリンクでの通信に使用される(ステップ514)。第2のFH関数(例えば、fsho(r,T))で定義される第2のトラヒックチャネルの割当てが受信される(ステップ516)。第1及び第2のFH関数は、直交するか、低い相関関係を有する。第2のトラヒックチャネルは、第1の基地局及び第2の基地局の双方とのフォワードリンク及び/又はリバースリンクでの通信に使用される(ステップ518)。第2の基地局は、そのトラヒックチャネルを定義するのに用いられらる第3のFH関数(例えば、
Figure 0004933593
)に関連付けられる。第2及び第3のFH関数は、直交するか、低い相関関係を有する。第1のFH関数は、第3のFH関数に対して擬似ランダムである。
ソフトハンドオフへの干渉を回避するための、2つの特定のスキームが上述されてきた。他のスキームも上記の説明に基づいて案出され得るが、これは本発明の範囲内である。
(2.FH関数)
トラヒックチャネルのFHシーケンスを生成するのに使用されるFH関数は、種々の方法で定義され得る。FH関数の例示的なデザインは、以下に述べられる。このデザインについて、各セクタは、一意の擬似乱数(PN)符号を割当てられるが、これは線形フィードバックシフトレジスタ(LFSR)で生成され得る。例えば、IS−95及びIS−2000によって定義されるショートPN符号が、FH関数に使用されてもよい。各セクタについて、当該セクタのLFSRは、各ホップ期間Tにおいて更新され、LFSRの内容は、当該ホップ期間Tにおける当該セクタのPN符号の新たな値を含む。セクタsのLFSRにおけるB個の最下位のビット(LSBs)に対応する2進数は、PN(T)と表され得るが、ここでB=log(N)である。セクタsのFH関数
Figure 0004933593
は、
Figure 0004933593
と定義され得る。
実施を簡単にするため、異なるセクタのPN符号は、IS−95システム及びIS−2000システムに使用されるものと類似した、共通のPN符号の異なる時間シフトとなるように定義されてもよい。この場合、各セクタは、一意の時間シフトを割当てられ、当該セクタのPN符号は、割当てられた時間シフトによって識別することができる。共通のPN符号はPN(T)と表されてもよく、セクタsに割当てられた時間シフトはΔTと表されてもよく、また、セクタsのLFSRにおける2進数は、PN(T+ΔT)と表され得る。セクタsのFH関数
Figure 0004933593
は、
Figure 0004933593
と定義され得る。各セクタは、そのPN符号を、従って、そのFH関数
Figure 0004933593
を特定するために、その時間シフトΔTを知らせることができる。このデザインは、3つ以上のセクタとのソフトハンドオフを容易にサポートすることができる。
FH関数の上記のデザインは、ソフトハンドオフのためにFH関数を修正する、上述した第1のスキームに有利に使用され得る。第1のスキームの第1の実施形態の場合、ソフトハンドオフに使用されるFH関数fsho(r,T)は、セクタに割当てられる時間シフトに対して一意な時間シフトΔTshoで定義されてもよい。ユーザが複数のセクタとのソフトハンドオフを開始する場合、FH関数fsho(r,T)の一意の時間シフトΔTshoは、これら複数のセクタの他のユーザ全てに知らされ得る。サービングセクタのFH関数がFH関数fsho(r,T)として使用される、第1のスキームの第2の実施形態の場合、サービングセクタの一意の時間シフトは、他の1つ(又は複数の)セクタの他のユーザに知らされる。双方の実施形態の場合、他のユーザは、知らされた時間シフトに基づいてFH関数fsho(r,T)を確認することができ、それらのFH関数を然るべく修正することができる。
上記のデザインはまた、ソフトハンドオフに予め定義されたFH関数を使用する、上述した第2のスキームのFH関数を得るために使用され得る。特定の時間シフト(例えば、ΔTsho=0)がFH関数fsho(r,T)に使用され、一意の時間シフトΔTが各セクタに割当てられるが、ここでΔT≠ΔTshoである。ソフトハンドオフのためのR個のトラヒックチャネルは、時間シフトΔTshoで以下の様に定義されてもよく、
Figure 0004933593
ここでrは、FH関数fsho(r,T)で定義されるトラヒックチャネルのインデックスであり、r={1,…,R}である。セクタsのFH関数
Figure 0004933593
は、
Figure 0004933593
と定義され得るが、ここでkは、セクタsのFH関数
Figure 0004933593
で定義されるトラヒックチャネルのインデックスであり、k={1,…,K}且つK=N−Rであり、vは、セクタsによってソフトハンドオフ・ユーザに割当てられるトラヒックチャネルのインデックスである。方程式(11)では、(PN(T+ΔT)+k) mod Nが、(PN(T+ΔTsho)+r) mod Nと等しい場合、トラヒックチャネルrとの衝突が発生する。この場合、(PN(T+ΔT)+v) mod Nによって示されるサブバンドは、トラヒックチャネルkに使用される。方程式(11)は、上述した修正技術を有効に使用して、各セクタsのFH関数
Figure 0004933593
を得る。方程式(11)はまた、各セクタsのFH関数
Figure 0004933593
が方程式(9)に示されるように得られ、次に方程式(4)に示されるように修正されて、セクタsに使用される修正された方程式を得る、方程式(4)、(9)及び(10)の結合と見てもよい。上述したように、ソフトハンドオフ中ではないユーザは、それらのセクタによって割当てられ、FH関数
Figure 0004933593
で定義されるトラヒックチャネルを使用する。ソフトハンドオフ中のユーザは、FH関数fsho(r,T)で定義されるトラヒックチャネルを使用する。
ソフトハンドオフに使用され得るFH関数を得るための例示的なデザインが上述されてきた。一般に、上述したソフトハンドオフのための制約は、他の方法で定義され得る多数のFH関数によって満たされ得る。
(3.マルチセルシステム)
簡単にするため、上記の説明の一部においては、干渉を管理するための技術が2つのセクタについて特に述べられてきた。マルチセルシステムでは、多くのセルが存在することがあり、各セルは複数(例えば、3つ)のセクタに分割され得る。ソフトハンドオフは種々の方法でサポートされ得る。
一実施形態において、各セクタは、その隣接するセクタの各々と、異なる共有のFH関数を有する。セクタの各組の共有されるFH関数は、当該セクタの組とソフトハンドオフ中のユーザに使用される。セクタの組とソフトハンドオフ中の各ユーザについて、当該セクタの組の共有のFH関数と割当てられたトラヒックチャネルとは、ソフトハンドオフ・ユーザに知らされる。異なるセクタのFH関数が異なる時間シフトで定義される、上述したデザインの場合、FH関数fsho(r,T)の一意の時間シフトは、ユーザがソフトハンドオフを開始する度に知らされてもよい。
別の実施形態では、1つの共有のFH関数が、システムの全てのセクタのソフトハンドオフに使用される。この実施形態は、例えば、FH関数fsho(r,T)が予め定義される、上述した第2のスキームと関連して有利に使用され得る。FH関数fsho(r,T)は、全てのユーザにアプリオリに知られていてもよく、ユーザがソフトハンドオフを開始する度に知らされる必要はないであろう。ソフトハンドオフ・ユーザは、割当てられたトラヒックチャネルrを知らされる必要があるのみである。この実施形態の場合、セクタs及びsとソフトハンドオフ中のユーザは、セクタs及びsとソフトハンドオフ中の別のユーザと同一のトラヒックチャネルを使用し得る。この場合、それらのデータ送信は、互いに干渉するであろう。しかし、2つの異なる組のセクタとソフトハンドオフ中の2人のユーザは、互いに小さな干渉しか起こさないだろう。このシナリオは、隣接するセクタに使用されるトラヒックチャネルを各セクタに通知する(例えば、システムコントローラ130を介した)ネットワークシグナリングによって、回避されるか、最小限にされ得る。
(4.ソフトハンドオフの利点)
本明細書に記載される技術は、フォワードリンクとリバースリンクとの双方に種々の利点を提供することができる。これらの利点の一部は、以下に列挙される。
リバースリンクでは、複数のセクタとソフトハンドオフ中のユーザからのデータ送信は、これらのセクタの各々によって受信され、処理される。ソフトハンドオフ・ユーザが得られる利点は、当該ユーザが、
1.ソフトハンドオフ・ダイバーシティ利得の恩恵を受け、
2.複数のセクタの他のユーザからの干渉を観測せず、
3.複数のセクタの他のユーザに干渉を起こさないということである。
第1の利点(即ち、ダイバーシティ利得)は、CDMAシステムと同様である。第2及び第3の利点は、本明細書に記載される技術を使用することで、ソフトハンドオフへの干渉/ソフトハンドオフからの干渉が回避され得るので、OFDMAシステムに特有である。セクタの端(edge)にいるユーザは、それらの基地局と通信するのに大きな送信電力を必要とし、通常、不相応な(disproportionate)量のセクタ間の干渉を引き起こす。従って、この干渉を除去することは、全てのユーザに大きな利益をもたらし得る。
フォワードリンクでは、ソフトハンドオフは、種々のデザインによってサポートされ得る。1つのデザインでは、(一般に「1x」システムと称される)IS−2000を実施するCDMAシステムにおけるように、複数のセクタは、データをソフトハンドオフ・ユーザに同時に送信する。このデザインの場合、フォワードリンクでの利点は、リバースリンクでの利点と類似する。別のデザインでは、セクタのうちの1つ(最良のセクタ)のみがデータをユーザに任意の時に送信する。最良のセクタは、ユーザによって最も強く受信されるセクタであり得る。このデザインは、(一般に「1xEV−DO」システムと称される)IS−856を実施するCDMAシステムで使用される。このデザインの場合、ソフトハンドオフ・ユーザが得られる利点は、
1.複数のセクタのユーザからの干渉を観測せず、
2.複数のセクタの他のユーザに干渉を起こさない
ことである。
(5.ブロードキャストサービス)
ブロードキャストは、指定されたブロードキャストエリアのユーザ全てへのデータの送信であるが、当該エリアは、単独のセクタ又は複数のセクタであってよい。ブロードキャストサービスは、2つのタイプ、即ち、
1.セクタ特有のブロードキャスト−単独のセクタ内のユーザへのデータのブロードキャストと、
2.局地的なブロードキャスト−2以上のセクタ(例えば、幾つかの隣接するセクタ)で構成される領域内のユーザへのデータのブロードキャストと
に分類され得る。ブロードキャスト送信は、ブロードキャストエリア内に位置する全てのユーザに受信されることを意図されているので、ブロードキャストデータレートは標準的には、ブロードキャストエリアの最悪の場合のユーザのチャネル状態によって判定される。CDMAシステムの場合、最悪の場合のユーザは通常、セクタの端に位置し、低いキャリア対総干渉及び雑音比(C/I)を有するが、干渉及び雑音電力は通常、他のセクタからの干渉によって左右される。
本明細書に記載された技術は、OFDMAシステムにおけるブロードキャストサービスをサポートするのに有利に使用され得る。局地的なブロードキャストサービスの場合、他のセクタからの干渉は、本明細書に記載される技術を用いて除去することができる。FH関数fbc(b,T)は、ブロードキャストサービスについて定義されてもよい。同一のFH関数fbc(b,T)は、領域内の全てのセクタによる局地的なブロードキャストサービスに使用され得る。各セクタは、ブロードキャストデータを、FH関数fbc(b,T)で定義されるブロードキャストチャネルbで送信する。1つのスキームでは、領域の各セクタのFH関数
Figure 0004933593
は、FH関数fbc(b,T)に直交するように修正されてもよい。別のスキームでは、FH関数fbc(b,T)は、ブロードキャスト領域の全てのセクタのFH関数
Figure 0004933593
に直交するように予め定義される。いずれにしても、ブロードキャストチャネルの干渉は回避され、より高いデータレートがブロードキャストチャネルに使用され得る。同一のブロードキャストストリームは、領域の全てのセクタによってブロードキャストチャネルで送信されるので、種々の送信ダイバーシティ技術(例えば、時間的に変化するフェーズオフセット)が一定の有害な干渉を回避するために使用されてもよい。FH関数fbc(b,T)とブロードキャストチャネルbは、領域のユーザにアプリオリに知られていてもよい。ブロードキャストサービスをサポートするために付加的なシグナリングは必要とはされないであろう。
セクタ特有のブロードキャストサービスの場合、各セクタは、そのブロードキャストチャネル上の干渉を回避することができる。例えば、ブロードキャストチャネルbとFH関数fbc(b,T)は、他のセクタに知らされてもよい。これらのセクタの各々のFH関数
Figure 0004933593
は、FH関数fbc(b,T)と直交するように修正され得る。あるいは、ブロードキャストチャネル上の干渉を回避するために何の試みがなされなくてもよい。この場合、各セクタは、ブロードキャストデータをそのブロードキャストチャネルで送信するが、これは他のセクタからの干渉を受ける(experiences)。
(6.システム)
図6Aは、OFDMAシステム100の基地局110xの一実施形態のブロック図を示す。簡単にするため、基地局110の送信機部分のみが図6Aに示されている。また、簡単にするため、1つのトラヒックチャネルと1つのブロードキャストチャネルのみのデータ送信が以下に述べられている。
基地局110x内で、エンコーダ/変調器614は、トラヒックデータとブロードキャストデータとをデータソース612から受け取り、制御データと他のデータとをコントローラ630から受け取る。トラヒックデータは、特定の端末へのトラヒックチャネルkでの送信に指定される。ブロードキャストデータは、基地局110xの受信可能領域下の全ての端末へのブロードキャストチャネルbでの送信に指定される。制御データは、FH情報を含む。FH情報は、FH関数fbc(b,T)、ブロードキャストチャネルbのID、基地局110xのFH関数
Figure 0004933593
を修正するのに使用される情報(例えば、FH関数fsho(r,T)と、基地局110とソフトハンドオフ中の各ユーザに割当てられるトラヒックチャネルr及びvのID)等を含み得る。エンコーダ/変調器614は、受け取ったデータをフォーマットし、符号化し、インタリーブし、変調して、変調シンボル(又は単に、「データシンボル」)を提供する。各変調シンボルは、当該変調シンボルに使用される変調スキームの信号コンステレーションにおける特定の点の複素数値である。
スイッチ616は、データシンボルを受け取り、これらのシンボルを適当なサブバンドに多重化する。各ホップ期間Tにおいてトラヒックチャネルkに使用すべき特定のサブバンドは、トラヒックチャネルのFHシーケンスによって判定される。このFHシーケンスは、FH情報によって示されるように、FH関数への修正が必要であるか否かに応じて、FH関数
Figure 0004933593
又は、修正されたFH関数
Figure 0004933593
を用いて、FHプロセッサ640によって生成される。各ホップ期間Tにおいてブロードキャストチャネルbに使用すべき特定のサブバンドは、ブロードキャストチャネルのFHシーケンスによって判定される。このFHシーケンスは、FH関数fbc(b,T)を用いてFHプロセッサ640によって生成される。
スイッチ616は、トラヒックチャネルk及びブロードキャストチャネルbの適当なサブバンドにデータシンボルを提供する。トラヒックチャネルkは、トラヒックチャネルのFHシーケンスによって判定された擬似ランダムな方法で、サブバンドからサブバンドへ動的にホップする(例えば、図2及び3に示されるように)。同様に、ブロードキャストチャネルbは、ブロードキャストチャネルのFHシーケンスによって判定された擬似ランダムな方法で、サブバンドからサブバンドへ動的にホップする。スイッチ616はまた、パイロットシンボルをパイロットサブバンドで提供し、パイロット送信又はデータ送信に使用されない各サブバンドにゼロの信号値を提供する。OFDMシンボル期間毎に、スイッチ616は、N個のサブバンドに対してN個の出力シンボル(データシンボル、パイロットシンボル、及びゼロから成る)を提供する。
高速逆フーリエ変換(IFFT)ユニット618は、OFDMシンボル期間毎に、N個のシンボルを受け取る。IFFTユニット618は、N個のシンボルをN点逆FFTを使用して時間ドメインに変換して、N個の時間ドメインのサンプルを含む、1つの「変換された」シンボルを得る。サイクリックプレフィックス生成器620は、変換されたシンボル各々の一部を繰り返して、N+C個のサンプルを含む1つのOFDMシンボルを形成するが、ここでCは、繰り返されているサンプルの数である。繰り返される部分は、サイクリックプレフィックスとしばしば称され、周波数選択的なフェージングによって引き起こされるシンボル間の干渉に対処するのに使用される。OFDMシンボル期間は、1つのOFDMシンボルの期間に対応するが、これはN+C個のサンプル期間である。サイクリックプレフィックス生成器620は、OFDMシンボルのストリームを提供する。送信機ユニット(TMTR)622は、OFDMシンボルストリームを処理して、変調された信号を得るが、これはアンテナ624から端末に送信される。
図6Bは、OFDMAシステム100の端末120xの一実施形態のブロック図を示す。簡単にするため、端末120xの受信機部分のみが図6Bに示されている。
基地局110xによって送信された、変調された信号は、アンテナ652で受信され、受信された信号は、受信機ユニット(RCVR)654に提供され、処理されて、サンプルが提供される。1OFDMシンボル期間のサンプルの組は、1つの受信されたOFDMシンボルを表す。サイクリックプレフィックス除去ユニット656は、各OFDMシンボルに付加されたサイクリックプレフィックスを除去して、受信された変換されたシンボルを得る。FFTユニット658は、受信された変換されたシンボルの各々を、N点FFTを使用して周波数ドメインに変換して、N個のサブバンドについてのN個の受信されたシンボルを得る。
スイッチ660は、OFDMシンボル期間毎にN個の受信されたシンボルを獲得し、トラヒックチャネルk及びブロードキャストチャネルbについて受信されたデータシンボルを復調器/デコーダ662に提供する。トラヒックチャネルkは、サブバンドからサブバンドへ動的にホップするので、スイッチ660は、基地局110xのスイッチ616と一致して動作して、適当なサブバンドからの受信されたデータシンボルをトラヒックチャネルに提供する。スイッチ660に提供され、トラヒックチャネルkについてスイッチ660によって使用されるFHシーケンスは、基地局110xでスイッチ616に使用されるものと同一である。このFHシーケンスは、基地局110xから受信されるFH情報によって示されるように、FH関数に対する修正が必要であるか否かに応じて、FH関数
Figure 0004933593
又は、修正されたFH関数
Figure 0004933593
に基づいてFHプロセッサ680によって生成される。FHプロセッサ680はまた、ブロードキャストチャネルbのFHシーケンスをスイッチ660に提供するが、これはこのFHシーケンスを用いて、ブロードキャストチャネルbの適当なサブバンドから、受信されたデータシンボルを得る。端末120xのFHシーケンスと基地局110xのFHシーケンスとは同期化される。
復調器/デコーダ662は、トラヒックチャネルkについての受信されたデータシンボルを復調し、逆インタリーブし、復号して、復号されたトラヒックデータを提供するが、これは記憶のためにデータシンク664に提供されてもよい。復調器/デコーダ662はまた、ブロードキャストチャネルbについての受信されたデータシンボルを復調し、逆インタリーブし、復号して、復号されたブロードキャストデータを提供する。一般に、端末120x内のユニットによる処理は、基地局110xの対応するユニットによって実行される処理に対して相補的である。
コントローラ630及び670は、それぞれ基地局110x及び端末120xにおける動作を指示する。メモリユニット632及び672は、それぞれコントローラ630及び670によって使用されるデータ及びプログラムコードにストレージを提供する。コントローラ630は、端末120xへのデータ送信に使用するFH関数及びトラヒックチャネル、ブロードキャストに使用するFH関数及びブロードキャストチャネルなどを判定する。適切なFH情報は、端末120xに知らされる。コントローラ670は、FH情報を受け取り、基地局110xからブロードキャストデータ及びトラヒックデータを受信するのに使用される適当なFHシーケンスを生成するようにFHプロセッサ680に指示する。メモリユニット632及び672はまた、FH関数及び/又はFHシーケンスを記憶するのに使用される。
明確にするために、6A及び6Bは、それぞれフォワードリンクで送信されるデータ送信の送信及び受信を示す。同様の処理は、リバースリンクでのデータ送信について実行され得る。
本明細書に記載される技術は、他の無線周波数ホッピング通信システムだけでなく、周波数ホッピングOFDMAシステムにも使用され得る。例えば、これらの技術は、離散マルチトーン(discrete multi-tone)(DMT)といった、他のマルチキャリア変調技術を採用するシステムに使用されてもよい。
本明細書に記載される技術は、ソフトハンドオフ、ブロードキャストサービス、及び、干渉の管理が性能を改善することができる他のタイプの通信に使用され得る。例えば、これらの技術は、セクタの端に位置する不利な条件の(disadvantaged)ユーザのC/Iを改善するために使用されてもよい。このユーザは、近くのセクタからの過度の干渉を受けるかもしれず、要求されるデータレートを達成できないかもしれない。近くのセクタのFH関数は、このユーザに干渉を殆どもたらさないか、全くもたらさないように一時的に修正され得る。この不利な条件のユーザのトラヒックチャネルは、「保護されたトラヒックチャネル」と称されてもよい。他のセクタのユーザのFH関数は、保護されたトラヒックチャネルとの衝突を回避又は最小限にするため、修正され得る。例えば、他のユーザは、保護されたトラヒックチャネルとの衝突がある度に、一時的に送信を停止するか、他のサブバンドで送信してもよい。一旦、この不利な条件のユーザにサービスが提供されると(served)、これらの近くのセクタの修正されていないFH関数は使用され得る。
本明細書に記載される技術は、種々の手段で実施され得る。例えば、これらの技術は、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらの組合せで実施されてもよい。ハードウェアでの実施の場合、これらの技術の処理ユニット(例えば、コントローラ630及び670、FHプロセッサ640及び680など)は、1以上の特定用途向け集積回路(ASICs)、デジタル信号プロセッサ(DSPs)、デジタル信号処理デバイス(DSPDs)、プログラマブルロジックデバイス(PLDs)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGAs)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、本明細書に記載される機能を実行するようにデザインされた他の電子ユニットにおいて、又は、これらの組合せにおいて実施され得る。
ソフトウェアでの実施の場合、本明細書に記載される技術は、本明細書に記載される機能を実行するモジュール(例えば、プロシージャ、関数など)で実施され得る。ソフトウェアコードは、メモリユニット(例えば、図6A及び6Bのメモリユニット632及び672)に記憶され、プロセッサ(例えば、コントローラ630及び670)によって実行されてもよい。メモリユニットは、プロセッサ内に実装されても、プロセッサの外部に実装されてもよいが、プロセッサの外部に実装される場合、メモリユニットは、当技術分野で公知であるように、種々の手段を介してプロセッサに通信可能に結合されることができる。
本明細書には、参考のため、及び、特定のセクションの位置を確認するために見出しが含まれている。これらの見出しは、その下部に記載される内容の範囲を限定することを意図されておらず、これらの内容は、明細書全体を通して他のセクションに適用し得る。
開示された実施形態の先の記載は、如何なる当業者も本発明を製造又は使用することができるように提供されている。これらの実施形態に対する種々の修正は、当業者には容易に明白となるであろうし、本明細書に定義される一般的な原理は、本発明の精神又は範囲から逸脱することなく、他の実施形態に適用され得る。従って、本発明は、本明細書に示された実施形態に限定されることを意図されたものではなく、本明細書に開示された原理及び新規な特徴と矛盾しない最も広い範囲に一致すべきものである。

Claims (4)

  1. 無線周波数ホッピング(FH)通信システムにおいて干渉を管理する方法であって、
    第1の基地局から第1のトラヒックチャネル上の第1の送信を受信すること、そこでは、前記第1のトラヒックチャネルは前記第1の基地局と関連付けられた第1のFH関数で定義される、
    前記第1の基地局及び第2の基地局から第2のトラヒックチャネル上の第2の送信を受信すること、そこでは前記第2のトラヒックチャネルは第2のFH関数で定義される、そこでは第3のFH関数は前記第2の基地局と関連付けられる、そこでは前記第2のFH関数は前記第1および第3のFH関数の両方に対して直交する又は低い相関関係を有する、そこでは前記第1のFH関数は前記第3のFH関数に対して擬似ランダムである、
    前記第2のFH関数で定義される第3のトラヒックチャネルの識別子を獲得すること、そこでは前記第3のトラヒックチャネルは前記第1のトラヒックチャネルと関連付けられる、そこでは前記第2のFH関数は前記第3のトラヒックチャネルの識別子に基づいてさらに修正される、前記修正された第2のFH関数は
    Figure 0004933593
    として与えられ、そこでは、
    rは前記第1のトラヒックチャネルの識別子である、
    kは前記第2のトラヒックチャネルの識別子である、
    vは前記第3のトラヒックチャネルの識別子である、
    Tはシステム時間を示す、
    (r,T)は前記第1のFH関数であり、時間Tにおいてトラヒックチャネルrに使用するための特定のサブバンドを示す、
    (k,T)は前記第2のFH関数である、そして、
    (v,T)は前記修正された第2のFH関数である、
    を備える方法
  2. 前記第2の送信はブロードキャストデータを含む請求項1の方法
  3. 無線周波数ホッピング(FH)通信システムにおける装置であって、
    第1の基地局から第1のトラヒックチャネル上の第1の送信を受信するための手段、そこでは、前記第1のトラヒックチャネルは前記第1の基地局と関連付けられた第1のFH関数で定義される、
    前記第1の基地局及び第2の基地局から第2のトラヒックチャネル上の第2の送信を受信するための手段、そこでは前記第2のトラヒックチャネルは第2のFH関数で定義される、そこでは第3のFH関数は前記第2の基地局と関連付けられる、そこでは前記第2のFH関数は前記第1および第3のFH関数の両方に対して直交する又は低い相関関係を有する、そこでは前記第1のFH関数は前記第3のFH関数に対して擬似ランダムである、
    前記第2のFH関数で定義される第3のトラヒックチャネルの識別子を獲得するための手段、そこでは前記第3のトラヒックチャネルは前記第1のトラヒックチャネルと関連付けられる、そこでは前記第2のFH関数は前記第3のトラヒックチャネルの識別子に基づいてさらに修正される、前記修正された第2のFH関数は
    Figure 0004933593
    として与えられ、そこでは、
    rは前記第1のトラヒックチャネルの識別子である、
    kは前記第2のトラヒックチャネルの識別子である、
    vは前記第3のトラヒックチャネルの識別子である、
    Tはシステム時間を示す、
    (r,T)は前記第1のFH関数であり、時間Tにおいてトラヒックチャネルrに使用するための特定のサブバンドを示す、
    (k,T)は前記第2のFH関数である、そして、
    (v,T)は前記修正された第2のFH関数である、
    を備える装置
  4. 前記第2の送信はブロードキャストデータを含む請求項3の装置
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