JP2000278734A - 移動通信用移動端末及び移動通信用基地局、並びに拡散符号割当方法 - Google Patents

移動通信用移動端末及び移動通信用基地局、並びに拡散符号割当方法

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JP2000278734A
JP2000278734A JP7657499A JP7657499A JP2000278734A JP 2000278734 A JP2000278734 A JP 2000278734A JP 7657499 A JP7657499 A JP 7657499A JP 7657499 A JP7657499 A JP 7657499A JP 2000278734 A JP2000278734 A JP 2000278734A
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Hiromitsu Yamagishi
寛光 山岸
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】隣接セル領域に移動端末が存在する時、最大容
量時でも干渉を少なくし、通話チャネル切替時、通信の
途切れを防止し、通信チャネル容量を実質的に低下させ
ないチャネル割当を行う。 【解決手段】CDMA方式であって、移動端末が基地局
の領域外に移動する場合は、ソフトハンドオーバー処理
に移行し、移動端末が基地局の領域内の遠距離にある場
合は、隣接する基地局で割り当てられない拡散符号群か
ら通信チャネルを割り当て、移動端末が基地局の領域内
の近距離にある場合は、基地局共通の拡散符号群から通
信チャネルを割り当て、移動端末に拡散符号を通知する
領域別チャネル割当部を有する基地局チャネル管理部を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号分割多元接続
方式に基づく移動通信方式の技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動通信方式として、符号分割多
元接続(以下、CDMAと称す:Code Divis
ion Multiple Access)方式が新し
く知られており、携帯電話でも一方式として新たに採用
されるようになってきている。CDMA方式は、各ユー
ザーに対し、同一周波数のキャリアを使用して、同一時
間に並列的に送受信できる方式であり、スペクトラム拡
散(以下、SSと称す:Spread Spectru
m)通信技術を活用している。SS通信では、送信側に
て信号を特殊な拡散符号で拡散(電力密度が低く、帯域
幅の広い電波に変調化する)して送信し、受信側にて同
一の拡散符号で復調することにより元の信号が復元でき
る。この場合、異なる符号で拡散された信号は、電力の
低い雑音に見えるため、妨害とならず、所望の信号だけ
が分離できることになる。
【0003】移動通信として、よく知られる自動車電話
や携帯電話は、セルラー方式というサービスエリアをセ
ル(小さな区域)に分割して、基地局を配置する方式を
採用している。セルはゾーンとも呼ばれるが、セル内に
は、複数の移動端末が存在し、基地局は、それらと通信
サービスを実施する。セルは電波の届く範囲で区切る
が、余裕をもって隣接基地局との重複領域がある。これ
は、移動端末が次の隣接セルに移動した場合、スムーズ
に安定してハンドオーバーができるためである。セルの
モデルとして、通常使用されるのは、オーバーラップ領
域が少なく、かつ隣接セル数が少ない正六角形セルであ
る。図4に従来のチャネル割当てのセル単位での配置を
示す。ここで示される数字は、拡散符号に、仮に割り振
った連続識別番号を表す。このように従来技術では、セ
ル間で同一の通信チャネル群を割り振る。
【0004】次に、図3に示す従来の基地局及び移動端
末の構成例にて動作を説明する。基地局101は、自局
の送受信RF信号を送信受信する送受信アンテナ111
と、自局の各送信データを情報変調して、さらに拡散変
調し、送受信アンテナ111に送信電力を供給するとと
もに、各移動端末からの受信電波を送受信アンテナ11
1から受信し、逆拡散復調及び情報復調する送受信部1
12と、各移動端末に対する通信チャネルを割当て、管
理し、拡散符号を送受信部112に指示するとともに、
制御データ及び送受信データの送受信を行うチャネル管
理部113と、通信用の各送受信データを処理するデー
タリンク処理部114と、重複領域に存在する移動端末
に関する隣接基地局とのネットワーク調整を実施するネ
ットワーク管理部115とで概略構成される。
【0005】一方、移動端末102は、自端末の送受信
RF信号を送信受信する送受信アンテナ121と、自端
末の各送信データを情報変調して、さらに拡散変調し、
送受信アンテナ121に送信電力を供給するとともに、
基地局101からの受信電波を送受信アンテナ121か
ら受信し、逆拡散復調及び情報復調する送受信部122
と、通信チャネルに関する制御データの送受信に基づい
て、通信チャネルに拡散符号を設定するチャネル管理部
123と、通信用の各送受信データを処理するデータリ
ンク処理部124とで概略構成される。
【0006】チャネルの割当てに関しては、基地局10
1では、チャネル管理部113が担当し、移動端末10
2では、チャネル管理部123が担当する。チャネルの
割当てについて、以下に詳細な手順を記述する。
【0007】CDMA方式で、セルラーシステムを組ん
だ場合、電源ON後、最初に移動端末102は、待ち受
け状態に入る。通常、セルラーシステムでは、移動端末
102がどこにいても着呼ができるように位置登録を行
う。CDMA方式の場合、基地局101から移動端末1
02へのダウンリンクでは、通信チャネルの他にページ
ングチャネルが数チャネルあり、まず、基地局101か
ら定期的に放送している位置情報信号を、このチャネル
で受信する。この時、同期は、スライディング相関器ま
たは、マッチドフィルタによって同期をとる。前回登録
された位置登録エリアと一致していれば、位置登録は必
要なくなり、前回登録された位置登録エリアと変化して
いれば、空き線信号を基地局101から受信して、基地
局101へのアクセスチャネルが空いていることを確認
して、位置登録信号をアクセスチャネルで送信する。そ
の後、基地局101のホームメモリ上に登録されると、
基地局101から位置登録受付信号を受信して、位置登
録が完了し、再び待ち受け状態になる。発呼の場合、空
き線信号を基地局101から受信して、基地局101へ
のアクセスチャネルが空いていることを確認して、発呼
信号を送信する。基地局101では、通信チャネルの中
から空き通信チャネルを割当て、チャネル指定信号を送
信する。着呼の場合、ホームメモリ上に登録されてい
る、呼び出す移動端末102の位置登録エリアを調べ
て、位置登録エリアの各基地局101からの一斉呼び出
しにより、着呼信号が放送される。着呼信号を受信した
移動端末102は、着呼応答信号を応答する。それを受
信した基地局101の中から、一番受信レベルの高い基
地局101が選択されて、この基地局101で、通信チ
ャネルの中から空き通信チャネルを割当て、チャネル指
定信号を送信する。このように発呼信号や着呼応答信号
によって、移動端末102側の通信要求の意志を伝え
て、通信チャネルを割当てるので、デマンドアサインと
呼ばれる。
【0008】従来、デマンドアサインは、限られた有効
な拡散符号の資源を最大限に利用することを考え、図4
の例のように隣接基地局で、同じ拡散符号を割当ててい
た。ここで図4で示される数字は、拡散符号に仮に割り
振った連続識別番号を表す。この場合、できるだけ隣接
セル間で、共通の拡散符号がとられないよう基地局間
で、柔軟に調整して割当てる等の工夫をして、小容量時
には、干渉問題が起こらないようにしている。
【0009】最大容量について言及すると、例えば、I
S−95方式を例にとると、1.23MHzの帯域幅あ
たりのチャネル数は、60程度に限られる。より広帯域
のW−CDMAの5MHzでは、その4倍のチャネル数
に限られることになる。
【0010】干渉が起こる場合は、セルの重複領域に限
られるため、従来では、干渉が起きた時点で、他の基地
局へのハンドオーバー(または、ハンドオフとも呼ぶ)
が実施される。干渉が発生したことを認識するため、基
地局では、受信電波の搬送波/干渉比(以下、C/Iと
称す:Carrier−to−Interferenc
e)を検出して、ある一定値以下になったら、ハンドオ
ーバーを実施する。現基地局から隣接基地局に端末のチ
ャネルを通知し、隣接基地局からこのチャネルを使用し
て送受信を開始する。これを両方の基地局で、同時に通
信を行うので、サイトダイバシティ運用と呼ぶ。CDM
A用の受信機には、RAKE受信機と呼ぶ受信機を使い
マルチパスで、位相のずれた信号をそれぞれ位相補正
し、合成して、通信品質を高める技術を採用しており、
通常のマルチパスに役立つだけでなく、このサイトダイ
バシティ運用にも役だっている。これにより、ハンドオ
ーバーが、瞬断なく、安定して、基地局が切り替わるの
で、ソフトハンドオーバーと呼んでいる。従来の方式
で、このハンドオーバーでは、通信チャネルの切り替え
を実施せず、基地局間で、同一のチャネルを使用してい
ることが特徴となっている。
【0011】CDMA方式では、基地局に近い移動端末
の信号が、遠い移動端末の信号を覆い、遠近問題が生じ
るため、送信電力制御(以下、TPCと称す)により、
移動端末が、どの距離でも基地局での受信電力が、すべ
て等しくなるように移動端末の送信側の電力を制御す
る。閉ループ電力制御の場合、基地局から移動端末への
ダウンリンク通信データには、一例として、800回/
秒の頻度で、電力の上げ下げのための送信電力制御ビッ
トが付与され、移動端末の送信電力がこれにより制御さ
れる。基地局の送受信部では、受信電力が規定値より小
さくなると、移動端末の送信電力は増やす方に制御さ
れ、その逆なら、減らす方に制御される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術には以下に掲げる問題点があった。第1の問題点は、
小容量時にはそれほど問題にならなかった干渉が、容量
が増えていくと隣接基地局間で、同一の拡散符号がとら
れることになり、特に隣接セルに近い場合、干渉にな
る。その理由は、隣接セル領域では、特に基地局からの
距離が等しい位置の場合、同じチャネルが割当てられて
いると、完全に基地局からの送信信号が干渉する為であ
る。
【0013】第2の問題点は、通信品質が悪く、途中で
通信が途切れる場合が多いことである。その理由は、容
量が増えて、干渉が発生して、初めて、チャネル割当を
実施するために、品質が悪化した状態で、通信が途切れ
る可能性が高いからである。
【0014】第3の問題点は、通信チャネル容量が実質
的に低下することである。その理由は、干渉領域を考慮
せずに同一チャネルを割当てるので、干渉が発生してし
まい、通信チャネル容量が低下するからである。
【0015】第4の問題点は、ソフトハンドオーバーが
できない可能性があるということである。その理由は、
ハンドオーバー時、2つの基地局で同一のチャネルを使
用するので、もし、新しく引き継ぐ基地局で、すでにそ
のチャネルが使用されていると、引き継ぎができないこ
とになるからである。通常干渉が出る場合は、引き継ぐ
基地局で、そのチャネルが使用されて干渉となることが
多いからである。
【0016】第5の問題点は、干渉に即座に対応できな
いことである。その理由は、移動端末が移動して隣接セ
ル領域に入った場合に、干渉があっても適応的にチャネ
ルが切り替わらないためである。
【0017】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、以下の目的を達成
する技術を提供する点にある。
【0018】本発明の第1の目的は、最大容量時でも干
渉が発生しやすい隣接セル領域に、移動端末が存在して
も干渉を少なくすることにある。
【0019】本発明の第2の目的は、通信品質を改善
し、通信の途切れを未然に防止することにある。
【0020】本発明の第3の目的は、通信チャネル容量
を実質的に低下させないチャネル割当を実施することに
ある。
【0021】本発明の第4の目的は、ハンドオーバーが
必ずできるようにすることにある。
【0022】本発明の第5の目的は、移動端末が移動し
て隣接セル領域に入っても、その前から適応的に確実に
干渉が発生しないチャネルに切り替えられることにあ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、移動通信用システムにおける移動通信用基地局
から通信チャネルを割当てられる移動通信用移動端末で
あって、前記移動通信用基地局からの受信電力を所定時
間平均して、この所定時間平均された受信電力の平均値
に基づき前記移動通信用基地局からの距離を判定する領
域判定部と、該領域判定部で判定された前記移動通信用
基地局と前記移動通信用移動端末との距離情報を送信デ
ータの一部として付け加える領域送信部を有する端末チ
ャネル管理部とを備えたことを特徴とする移動通信用移
動端末に存する。請求項2記載の本発明の要旨は、前記
領域判定部は、予め設定され、前記領域判定部に記憶さ
れた第1領域判定しきい値と前記平均値とを比較し、前
記平均値が前記第1領域判定しきい値未満/以下の場
合、前記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地局の
領域外にあると判定し、前記平均値が前記第1領域判定
しきい値以上の/を越える場合、前記移動通信用基地局
は前記移動通信用基地局の領域内にあると判定し、さら
に、前記移動通信用移動端末が前記領域内にある場合、
予め前記第1領域判定しきい値より大きい値で設定さ
れ、前記領域判定部に記憶された第1遠近判定しきい値
と前記平均値とを比較し、前記平均値が前記第1遠近判
定しきい値未満/以下の場合、前記移動通信用移動端末
は前記領域内の遠距離にあると判定し、前記平均値が前
記第1遠近判定しきい値以上の/を超える場合に前記移
動通信用移動端末は前記領域内の近距離にあると判定す
ることを特徴とする請求項1記載の移動通信用移動端末
に存する。請求項3記載の本発明の要旨は、前記領域判
定部は、前記移動通信用基地局から定期的に指定され、
送信制御のために送信パワーの上げ下げを指示する上下
ビットで最終的に調整された送信電力値を所定時間平均
して、この所定時間平均された送信電力値の平均値と、
予め設定され、前記領域判定部に記憶された第2領域判
定しきい値とを比較し、前記平均値が第2領域判定しき
い値以上の/を越える場合、前記移動通信用移動端末は
前記移動通信用基地局の領域外にあると判定し、前記平
均値が前記第2領域判定しきい値未満/以下の場合、前
記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地局の領域内
にあると判定し、さらに、前記移動通信用移動端末が前
記領域内にある場合、予め前記第2領域判定しきい値よ
り小さい値で設定され、前記領域判定部に記憶された第
2遠近判定しきい値と前記平均値とを比較し、前記平均
値が前記第2遠近判定しきい値以上の/を越える場合、
前記移動通信用移動端末は前記領域内の遠距離にあると
判定し、前記平均値が前記第2遠近判定しきい値未満/
以下の場合、前記移動通信用移動端末は前記領域内の近
距離にあると判定することを特徴とする請求項1記載の
移動通信用移動端末に存する。請求項4記載の本発明の
要旨は、前記端末チャネル管理部は、端末2チャネルハ
ンドオーバー処理部を備え、該端末2チャネルハンドオ
ーバー処理部は、前記通信チャネルの受信データに挿入
されたチャネル制御情報を検出し、前記移動通信用基地
局の領域内でのハンドオーバーの場合、前記ハンドオー
バー前の旧通信チャネルと前記ハンドオーバー後の新通
信チャネルとの2つの通信チャネルで並列に送受信でき
るように切り替え、この2つの通信チャネルを受信確認
して、所定時間後に2つの前記通信チャネルが備える送
信チャネルを、前記新通信チャネルの送信チャネルのみ
に切り替え、更に、所定時間後に2つの前記通信チャネ
ルが備える受信チャネルを前記新通信チャネルの受信チ
ャネルのみに切り替えることを特徴とする請求項1乃至
3のいずれかに記載の移動通信用移動端末に存する。請
求項5記載の本発明の要旨は、前記端末2チャネルハン
ドオーバー処理部は、前記通信チャネルの受信データに
挿入された前記チャネル制御情報を検出し、前記移動通
信用基地局間でのハンドオーバーの場合、前記通信チャ
ネルを前記ハンドオーバー前の旧通信チャネルと前記ハ
ンドオーバー後の新通信チャネルとの2つの通信チャネ
ルで並列に送受信できるように切り替え、この2つの前
記通信チャネルを受信確認して、2つの前記通信チャネ
ルの前記平均受信電力を比較し、前記ハンドオーバー後
の前記平均受信電力が前記ハンドオーバー前の前記平均
受信電力を越えたら、前記移動通信用基地局にハンドオ
ーバー終了情報を前記ハンドオーバー前の前記通信チャ
ネルの送信データに挿入して送信し、所定時間後に、2
つの前記通信チャネルが備える送信チャネルを前記新通
信チャネルの送信チャネルのみに切り替え、更に、所定
時間後に2つの前記通信チャネルが備える受信チャネル
を前記新通信チャネルの受信チャネルのみに切り替える
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の移
動通信用移動端末に存する。請求項6記載の本発明の要
旨は、前記移動通信用システムは、CDMA方式である
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の移
動通信用移動端末に存する。請求項7記載の本発明の要
旨は、CDMA方式の移動通信用システムにおける移動
通信用移動端末に通信チャネルを割当てる移動通信用基
地局であって、前記移動通信用移動端末から前記通信チ
ャネルの受信データの一部として定期的に受信する領域
判定情報に基づき、前記移動通信用移動端末が前記移動
通信用基地局の領域外に移動する場合、ハンドオーバー
処理に移行し、前記移動通信用移動端末が前記移動通信
用基地局の領域内の遠距離にある場合、隣接する移動通
信用基地局で割当てられない拡散符号群から前記通信チ
ャネルを割当て、前記移動通信用移動端末が前記領域内
の近距離にある場合は、各々の前記移動通信用基地局共
通の前記拡散符号群から前記通信チャネルを割当て、送
受信部に拡散符号を通知する領域別チャネル割当部を有
する基地局チャネル管理部を備えたことを特徴とする移
動通信用基地局に存する。請求項8記載の本発明の要旨
は、前記基地局チャネル管理部は、前記移動通信用移動
端末の移動に伴って、各々の前記移動通信用移動端末毎
に前記領域判定情報の変化を検出し、前記領域内で前記
領域判定情報の変化があった場合、この移動通信用移動
端末に対して新しく空き通信チャネルを割当てるチャネ
ル制御情報を前記通信チャネルの送信データに挿入して
送信し、前記移動通信用移動端末に対する前記移動通信
用基地局からの前記通信チャネルを前記領域判定情報の
変化前の旧通信チャネルと変化後の新通信チャネルとの
2つの通信チャネルで並列に送受信できるよう切り替
え、2つの前記通信チャネルを受信確認し、所定時間後
に、2つの前記通信チャネルが備える送信チャネルを前
記新通信チャネルの送信チャネルのみに切り替え、更
に、所定時間後に2つの前記通信チャネルの備える受信
チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみに切
り替える処理を行う基地局2チャネルハンドオーバー処
理部を備えたことを特徴とする請求項7記載の移動通信
用基地局に存する。請求項9記載の本発明の要旨は、前
記基地局2チャネルハンドオーバー処理部は、前記領域
判定情報が前記領域内から前記領域外に切り替わった場
合は、引継する隣接した移動通信用基地局にチャネル割
当の要求を送信して、チャネルを割当て、前記移動通信
用移動端末に、新しいこの通信チャネルを割当てるため
のチャネル制御情報を前記通信チャネルの送信データの
一部に挿入して送信し、前記移動通信用移動端末に対す
る前記移動通信用基地局の前記通信チャネルを前記領域
判定情報の変化前の旧通信チャネルと変化後の新通信チ
ャネルとの2つの通信チャネルで並列に送受信できるよ
う切り替え、前記通信チャネルの受信データに挿入され
た前記移動通信用移動端末からのハンドオーバー終了情
報を受信し、所定時間後に、2つの前記通信チャネルが
備える送信チャネルを前記新通信チャネルの送信チャネ
ルのみに切り替え、更に、所定時間後に2つの前記通信
チャネルが備える受信チャネルを前記新通信チャネルの
受信チャネルのみに切り替えることを特徴とする請求項
7又は8記載の移動通信用基地局に存する。請求項10
記載の本発明の要旨は、CDMA方式の移動通信用シス
テムにおける移動通信用移動端末に通信チャネルを割当
てる移動通信用基地局からの拡散符号割当方法であっ
て、前記移動通信用基地局は、前記通信チャネルを割当
てる場合、前記移動通信用移動端末から前記移動通信用
基地局へ前記通信チャネルの受信データの一部として定
期的に受信する領域判定情報に基づき、前記移動通信用
移動端末が前記移動通信用基地局の領域外に移動すると
きハンドオーバー処理を行い、前記移動通信用移動端末
が前記移動通信用基地局の領域内の遠距離にあるとき、
隣接する移動通信用基地局で、割当てられない拡散符号
群から前記通信チャネルを割当て、前記移動通信用移動
端末が前記領域内の近距離にあるとき、各々の前記移動
通信用基地局共通の拡散符号群から前記通信チャネルを
割当て、前記移動通信用移動端末の送受信部に拡散符号
を通知することを特徴とする拡散符号割当方法に存す
る。請求項11記載の本発明の要旨は、前記移動通信用
移動端末に備えられた領域判定部は、前記移動通信用基
地局からの受信電力を所定時間平均し、この所定時間平
均された平均値と、予め設定され、前記領域判定部に記
憶された第1領域判定しきい値とを比較し、前記平均値
が第1領域判定しきい値未満/以下の場合、前記移動通
信用移動端末は前記移動通信用基地局の領域外にあると
判定し、前記平均値が前記第1領域判定しきい値以上の
/を越える場合、前記移動通信用移動端末は前記移動通
信用基地局の領域内にあると判定し、さらに、前記移動
通信用移動端末が前記領域内にある場合、予め前記第1
領域判定しきい値より大きい値で設定され、前記領域判
定部に記憶された第1遠近判定しきい値と前記平均値と
を比較し、前記平均値が前記第1遠近判定しきい値未満
/以下の場合、前記移動通信用移動端末は、前記領域内
の遠距離にあると判定し、前記平均値が前記第1遠近判
定しきい値以上の/を越える場合、前記移動通信用移動
端末は、前記領域内の近距離にあると判定し、前記移動
通信用移動端末の端末チャネル管理部に備えられた領域
送信部は、これらの判定結果に基づく領域判定情報を前
記通信チャネルの送信データの一部とし、前記移動通信
用基地局に送信することを特徴とする請求項10記載の
拡散符号割当方法に存する。請求項12記載の本発明の
要旨は、前記移動通信用移動端末に備えられた領域判定
部は、前記移動通信用基地局から定期的に指定され、送
信制御のために送信パワーの上げ下げを指示する上下ビ
ットにより最終的に調整された送信電力値を所定時間平
均し、この所定時間平均された平均値と予め設定され、
前記領域判定部に記憶された第2領域判定しきい値とを
比較し、前記平均値が前記第2領域判定しきい値以上の
/を越える場合、前記移動通信用移動端末は前記移動通
信用基地局の領域外にあると判定し、前記平均値が前記
第2領域判定しきい値未満/以下の場合、前記移動通信
用移動端末は前記移動通信用基地局の領域内にあると判
定し、さらに前記移動通信用移動端末が前記領域内にあ
る場合、予め第2領域判定しきい値より小さい値で設定
され、前記領域判定部で記憶された第2遠近判定しきい
値と前記平均値とを比較し、前記平均値が前記第2遠近
判定しきい値以上の/を越える場合、前記移動通信用移
動端末は前記移動通信用基地局の領域内の遠距離にある
と判定し、前記平均値が前記第2遠近判定しきい値未満
/以下の場合、前記移動通信用移動端末は前記領域内の
近距離にあると判定し、前記移動通信用移動端末の端末
チャネル管理部に備えられた領域送信部は、これら判定
結果に基づく領域判定情報を前記通信チャネルの送信デ
ータの一部として付与し、前記移動通信用基地局に送信
することを特徴とする請求項10記載の拡散符号割当方
法に存する。請求項13記載の本発明の要旨は、前記移
動通信用基地局の基地局チャネル管理部に備えられた基
地局2チャネルハンドオーバー処理部は、前記移動通信
用移動端末の移動に伴って、各々の前記移動通信用移動
端末毎に前記領域判定情報の変化を検出し、前記領域判
定情報が前記領域内で変化があった場合、この移動通信
用移動端末に対して新しく空き通信チャネルを割当てる
チャネル制御情報を前記通信チャネルの送信データに挿
入して送信し、前記移動通信用移動端末に対する前記移
動通信用基地局の前記通信チャネルを、前記領域判定情
報の変化前の旧通信チャネルと変化後の新通信チャネル
との2つの通信チャネルで並列に送受信できるよう切り
替え、この2つの通信チャネルを受信確認し、所定時間
後に、2つの前記通信チャネルが備える送信チャネルを
前記新通信チャネルの送信チャネルのみに切り替え、さ
らに所定時間後に、2つの前記通信チャネルが備える受
信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみに
切り替える処理を行うことを特徴とする請求項10乃至
12のいずれかに記載の拡散符号割当方法に存する。請
求項14記載の本発明の要旨は、前記基地局2チャネル
ハンドオーバー処理部は、前記移動通信用移動端末が前
記領域内から前記移動通信用基地局の領域外に切り替わ
った場合は、引継する隣接した移動通信用基地局にチャ
ネル割当て要求を送信して、チャネルを割当て、前記移
動通信用移動端末に、この新しい通信チャネルを割当て
るためのチャネル制御情報を、前記通信チャネルの送信
データの一部に挿入して送信し、前記移動通信用移動端
末に対する前記移動通信用基地局の前記通信チャネル
を、前記領域内から前記領域外に切り替わる前の旧通信
チャネルと切り替わった後の新通信チャネルとの2つの
通信チャネルで並列に送受信できるよう切り替え、前記
通信チャネルの受信データに挿入された前記移動通用端
末からのハンドオーバー終了情報を受信し、所定時間後
に、2つの前記通信チャネルが備える送信チャネルを前
記新通信チャネルの送信チャネルのみに切り替え、さら
に所定時間後に、2つの前記通信チャネルが備える受信
チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみに切
り替えることを特徴とする請求項10乃至13のいずれ
かに記載の拡散符号割当方法に存する。請求項15記載
の本発明の要旨は、前記移動通信用移動端末に備えられ
た端末2チャネルハンドオーバー処理部は、前記通信チ
ャネルの受信データに挿入された前記チャネル制御情報
を検出し、前記移動通信用基地局内のハンドオーバーの
場合、前記通信チャネルを、前記ハンドオーバー前の旧
通信チャネルと前記ハンドオーバー後の新通信チャネル
との2つの通信チャネルで並列に送受信できるように切
り替え、この2つの通信チャネルを受信確認し、所定時
間後に、2つの前記通信チャネルに備えられた送信チャ
ネルを前記新通信チャネルの送信チャネルのみに切り替
え、さらに所定時間後に、前記通信チャネルに備えられ
た受信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルの
みに切り替えるような処理を行い、前記移動通信用基地
局間のハンドオーバーの場合、前記通信チャネルをこの
ハンドオーバー前の旧通信チャネルとこのハンドオーバ
ー後の新通信チャネルとの2つの通信チャネルで並列に
送受信できるように切り替え、この2つの通信チャネル
を受信確認し、2つの前記通信チャネルの平均受信電力
を比較し、前記新通信チャネルの平均受信電力が、前記
旧通信チャネルの平均受信電力を越えたら、前記移動通
信用基地局にハンドオーバー終了情報を旧通信チャネル
の送信データに挿入して送信し、所定時間後に、2つの
前記通信チャネルに備えられた送信チャネルを前記新通
信チャネルの送信チャネルのみに切り替え、さらに所定
時間後に、2つの前記通信チャネルに備えられた受信チ
ャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみに切り
替えることを特徴とする請求項10乃至14のいずれか
に記載の拡散符号割当方法に存する。請求項16記載の
本発明の要旨は、請求項10乃至15のいずれかに記載
の拡散符号割当方法を実行可能なプログラムが記録され
た記憶媒体に存する。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態を図面に基づ
いて詳細に説明する。 (実施の形態1)図1に、本実施の形態1に係る移動通
信用基地局(以下、基地局と称す)1及び移動通信用移
動端末(以下、移動端末と称す)の概略構成を示し、基
地局1は、送受信アンテナ11と送受信部12と基地局
チャネル管理部13とデータリンク処理部14とネット
ワーク管理部15とで概略構成され、移動端末2は、送
受信アンテナ21と送受信部22と端末チャネル管理部
23とデータリンク処理部24と領域判定部25とで概
略構成される。
【0025】基地局1に備えられた送受信アンテナ11
は、自局の送受信RF信号を送信受信し、送受信部12
は、自局の各送信データを情報変調して、さらに拡散変
調し、送受信アンテナ11に送信電力を供給するととも
に、各移動端末2からの受信電波を送受信アンテナ11
から受信し、逆拡散復調及び情報復調し、基地局チャネ
ル管理部13は、各々の移動端末2に対する通信チャネ
ルを割当て、管理し、拡散符号を送受信部12に指示す
るとともに制御データ及び送受信データの送受信を行
い、データリンク処理部14は、通信用各送受信データ
を処理し、ネットワーク管理部15は、重複領域に存在
する移動端末2に関する隣接基地局とのネットワーク調
整を実施する。基地局チャネル管理部13は領域別チャ
ネル割当部31と基地局2チャネルハンドオーバー処理
部33とを備える。
【0026】一方、移動端末2に備えられた送受信アン
テナ21は、自端末の送受信RF信号を送信受信し、送
受信部22は、自端末の各送信データを情報変調して、
さらに拡散変調し、送受信アンテナ21に送信電力を供
給するとともに、基地局1からの受信電波を送受信アン
テナ21から受信し、逆拡散復調及び情報復調し、端末
チャネル管理部23は、通信チャネルに関する制御デー
タの送受信に基づいて、通信チャネルに拡散符号を設定
するとともに領域判定部25の結果を通信チャネルにて
送信し、データリンク処理部24は、通信用各送受信デ
ータを処理し、領域判定部25は、移動端末2の位置す
る領域を基地局1の領域外、領域内の遠距離、領域内の
近距離の3種で判定する。端末チャネル管理部23は、
領域送信部41と端末2チャネルハンドオーバー処理部
43とを備える。
【0027】図2に、正六角形セルのモデルで、基地局
における通信チャネルの割当ての実施例を示す。この図
2の中での数字は、拡散符号に仮に割り振った連続識別
番号を表す。ある六角形セルの周りに遠距離領域用通信
チャネルの種類を自セル以外の正三角形方向のセル(図
示せず)と逆三角形方向のセル(図示せず)に自セルで
割当てられない2種類の通信チャネル群を採用する配置
構成をとる例である。
【0028】符号分割多元接続(CDMA)方式におい
て、通信チャネルを割当てる場合、図1に示すように、
基地局1において、移動端末2から通信チャネル中の受
信データの一部として定期的に受信する領域判定情報を
元に、基地局チャネル管理部13は、移動端末2が基地
局1の領域外の場合、ハンドオーバー処理に移行し、領
域別チャネル割当部31は、領域内の遠距離の場合、隣
接基地局で、割当てられない拡散符号群から通信チャネ
ルを割当て、領域内の近距離の場合は、各基地局共通の
拡散符号群から通信チャネルを割当て、送受信部12に
拡散符号を通知する。
【0029】移動端末2の領域判定部25において、基
地局1からの受信電力の強弱を判定するため、予め第1
領域判定しきい値を第1遠近判定しきい値より小さく設
定して記憶し、基地局1からの受信電力を所定時間平均
して、その平均値が、第1領域判定しきい値未満/以下
の場合、基地局1の領域外と判定し、第1領域判定しき
い値以上の/を越える場合、領域内と判定し、さらに領
域内の場合、第1遠近判定しきい値未満/以下の場合、
領域内の遠距離と判定し、第1遠近判定しきい値以上の
/を越える場合、領域内の近距離と判定し、領域送信部
41は、これらの判定結果に基づく領域判定情報を通信
チャネル中の送信データの一部として付与する。
【0030】移動に伴って、基地局チャネル管理部13
に備えられた基地局2チャネルハンドオーバー処理部3
3は、各々の移動端末毎に領域判定情報が前回と変化し
たかどうかを検出し、領域内で、変化があった場合、そ
の移動端末2に対して新しく空き通信チャネルを割当て
るようなチャネル制御情報を現在の通信チャネルの送信
データに挿入して送信し、当該移動端末に対する基地局
の送受信通信チャネルを旧通信チャネルと新通信チャネ
ルとの2つの通信チャネルで並列に送受信できるよう切
り替え、この2つの通信チャネルの受信確認後、所定時
間後に、送信チャネルを新通信チャネルのみに切り替
え、さらに所定時間後に受信チャネルを新通信チャネル
のみに切り替える処理を行い、領域内から領域外に切り
替わった場合は、引継する隣接基地局にチャネル割当て
要求を出し、チャネル割当て後、移動端末2にその新し
いチャネルを割当てるためのチャネル制御情報を、現在
の通信チャネルの送信データの一部に挿入して送信し、
当該移動端末に対する基地局が送受信する通信チャネル
を旧通信チャネルと新通信チャネルとの2つの通信チャ
ネルで並列に送受信できるよう切り替え、通信チャネル
の中の受信データに挿入された移動端末2からのハンド
オーバー終了情報を受信したら、所定時間後に、送信チ
ャネルを新通信チャネルのみに切り替え、さらに所定時
間後に受信チャネルを新通信チャネルのみに切り替える
処理を行う。
【0031】一方、移動端末2において、端末2チャネ
ルハンドオーバー処理部43は、通信チャネルの中の受
信データに挿入されたチャネル制御情報を検出し、基地
局内ハンドオーバーの場合、通信チャネルを旧通信チャ
ネルと新通信チャネルの2つの通信チャネルで並列に送
受信できるように切り替え、この2チャネルの受信確認
後、所定時間後に、送信チャネルを新通信チャネルのみ
に切り替え、さらに所定時間後に受信チャネルを新通信
チャネルのみに切り替える処理を行い、基地局間ハンド
オーバーの場合、通信チャネルを旧通信チャネルと新通
信チャネルとの2つの通信チャネルで並列に送受信でき
るように切り替え、この2つの通信チャネルの受信確認
後、この2つの通信チャネルの平均受信電力を比較し、
新しい通信チャネルの平均受信電力が旧通信チャネルの
平均受信電力を越えたら、基地局1にハンドオーバー終
了情報を旧通信チャネルの送信データに挿入して送信
し、所定時間後に、送信チャネルを新通信チャネルのみ
に切り替え、さらに所定時間後に受信チャネルを新通信
チャネルのみに切り替える処理を行う。
【0032】実施の形態1に係る移動通信用移動端末及
び移動通信用基地局、並びに拡散符号割当方法は上記の
如く構成されているので、以下に掲げる効果を奏する。
通信チャネルが変更される場合、過渡的に2つの通信チ
ャネル運用で、データが送受信されるので、スムーズに
切断なしで変更される。また、端末が移動しても、適応
的に干渉の発生すると予想される領域には、干渉が起こ
らない通信チャネルを確実に割当てるため、干渉が発生
しなくなり、通信品質を改善し、通信の途切れを防止す
るとともにチャネル容量が低下せず、ハンドオーバーも
必ずできるようになる。
【0033】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
係る移動通信用移動端末に関する拡散符号割当方法を、
図1を用いて説明する。移動端末2の領域判定部25に
おいて、基地局1への送信電力値の強弱を判定するため
に、予め第2領域判定しきい値を第2遠近判定しきい値
より大きく設定して記憶する。基地局1から定期的に指
定される送信制御のための、送信パワーの上げ下げを指
示する上下ビットで最終的に調整された送信電力値を所
定時間平均して、その平均値が、第2領域判定しきい値
以上の/を越える場合、基地局1の領域外と判定し、第
2領域判定しきい値未満/以下の場合、領域内と判定
し、さらに領域内の場合、第2遠近判定しきい値以上の
/を越える場合、領域内の遠距離と判定し、第2遠近判
定しきい値未満/以下の場合、領域内の近距離と判定す
る。領域送信部41は、これらの判定結果に基づく領域
判定情報を通信チャネル中の送信データの一部として付
与する。また、その他の構成要素の内容、機能は、実施
の形態1と同様なので省略する。
【0034】実施の形態2に係る移動通信用移動端末は
上記の如く構成されているので、実施の形態1の奏する
効果の他に以下に掲げる効果を奏する。領域判定を、移
動端末から基地局へ送信電力制御された送信電力の平均
値を用いることで、より適切な領域判定がなされ、干渉
の起こるケースが少なくなる。
【0035】なお、本実施の形態においては、本発明は
それに限定されず、本発明を適用する上で好適な移動通
信方式の技術に適用することができる。また、上記構成
部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。なお、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているの
で、以下に掲げる効果を奏する。第1の効果は、最大容
量でも干渉が発生しないことである。その理由は、干渉
が起こる可能性のない領域で、隣接セルと同じ通信チャ
ネル群を割当て、干渉が起こる可能性のある遠距離の領
域で、隣接セルと確実に異なる通信チャネル群を割当て
るからである。
【0037】第2の効果は、通信品質がよく、途中で通
信が途切れないことである。その理由は、容量が増え
て、干渉が発生する前に干渉が発生しないような通信チ
ャネルに切り替えるからである。
【0038】第3の効果は、通信チャネル容量が実質的
に低下しないことである。その理由は、干渉しない領域
を考慮して同一チャネルを割当てるからである。
【0039】第4の効果は、ソフトハンドオーバーが確
実にできるということである。その理由は、ハンドオー
バー時、2つの基地局で同一のチャネルを使用せずに、
新たに空いたチャネルを割当てられるからである。
【0040】第5の効果は、移動に対して、適応的に対
応できることである。その理由は、3段階に分けて、チ
ャネルを領域別に切り替えるためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る移動通信用移動端
末及び移動通信用基地局のブロック図である。
【図2】図1のチャネル割当てのセル単位での配置例で
ある。
【図3】従来の移動通信用基地局及び移動通信用移動端
末の一例を示すブロック図である。
【図4】図3のチャネル割当てのセル単位での配置例で
ある。
【符号の説明】
1 移動通信用基地局(基地局) 2 移動通信用移動端末(移動端末) 11 送受信アンテナ 12 送受信部 13 基地局チャネル管理部 14 データリンク処理部 15 ネットワーク管理部 21 送受信アンテナ 22 送受信部 23 端末チャネル管理部 24 データリンク処理部 25 領域判定部 31 領域別チャネル割当部 33 基地局2チャネルハンドオーバー処理部 41 領域送信部 43 端末2チャネルハンドオーバー処理部 101 移動通信用基地局(基地局) 102 移動端末 111 送受信アンテナ 112 送受信部 113 チャネル管理部 114 データリンク処理部 115 ネットワーク管理部 121 送受信アンテナ 122 送受信部 123 チャネル管理部 124 データリンク処理部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動通信用システムにおける移動通信用
    基地局から通信チャネルを割当てられる移動通信用移動
    端末であって、 前記移動通信用基地局からの受信電力を所定時間平均し
    て、この所定時間平均された受信電力の平均値に基づき
    前記移動通信用基地局からの距離を判定する領域判定部
    と、 該領域判定部で判定された前記移動通信用基地局と前記
    移動通信用移動端末との距離情報を送信データの一部と
    して付け加える領域送信部を有する端末チャネル管理部
    とを備えたことを特徴とする移動通信用移動端末。
  2. 【請求項2】 前記領域判定部は、予め設定され、前記
    領域判定部に記憶された第1領域判定しきい値と前記平
    均値とを比較し、 前記平均値が前記第1領域判定しきい値未満/以下の場
    合、前記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地局の
    領域外にあると判定し、 前記平均値が前記第1領域判定しきい値以上の/を越え
    る場合、前記移動通信用基地局は前記移動通信用基地局
    の領域内にあると判定し、 さらに、前記移動通信用移動端末が前記領域内にある場
    合、予め前記第1領域判定しきい値より大きい値で設定
    され、前記領域判定部に記憶された第1遠近判定しきい
    値と前記平均値とを比較し、 前記平均値が前記第1遠近判定しきい値未満/以下の場
    合、前記移動通信用移動端末は前記領域内の遠距離にあ
    ると判定し、 前記平均値が前記第1遠近判定しきい値以上の/を超え
    る場合に前記移動通信用移動端末は前記領域内の近距離
    にあると判定することを特徴とする請求項1記載の移動
    通信用移動端末。
  3. 【請求項3】 前記領域判定部は、前記移動通信用基地
    局から定期的に指定され、送信制御のために送信パワー
    の上げ下げを指示する上下ビットで最終的に調整された
    送信電力値を所定時間平均して、この所定時間平均され
    た送信電力値の平均値と、予め設定され、前記領域判定
    部に記憶された第2領域判定しきい値とを比較し、 前記平均値が第2領域判定しきい値以上の/を越える場
    合、前記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地局の
    領域外にあると判定し、 前記平均値が前記第2領域判定しきい値未満/以下の場
    合、前記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地局の
    領域内にあると判定し、 さらに、前記移動通信用移動端末が前記領域内にある場
    合、予め前記第2領域判定しきい値より小さい値で設定
    され、前記領域判定部に記憶された第2遠近判定しきい
    値と前記平均値とを比較し、 前記平均値が前記第2遠近判定しきい値以上の/を越え
    る場合、前記移動通信用移動端末は前記領域内の遠距離
    にあると判定し、 前記平均値が前記第2遠近判定しきい値未満/以下の場
    合、前記移動通信用移動端末は前記領域内の近距離にあ
    ると判定することを特徴とする請求項1記載の移動通信
    用移動端末。
  4. 【請求項4】 前記端末チャネル管理部は、端末2チャ
    ネルハンドオーバー処理部を備え、 該端末2チャネルハンドオーバー処理部は、前記通信チ
    ャネルの受信データに挿入されたチャネル制御情報を検
    出し、 前記移動通信用基地局の領域内でのハンドオーバーの場
    合、前記ハンドオーバー前の旧通信チャネルと前記ハン
    ドオーバー後の新通信チャネルとの2つの通信チャネル
    で並列に送受信できるように切り替え、 この2つの通信チャネルを受信確認して、所定時間後に
    2つの前記通信チャネルが備える送信チャネルを、前記
    新通信チャネルの送信チャネルのみに切り替え、 更に、所定時間後に2つの前記通信チャネルが備える受
    信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみに
    切り替えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    に記載の移動通信用移動端末。
  5. 【請求項5】 前記端末2チャネルハンドオーバー処理
    部は、前記通信チャネルの受信データに挿入された前記
    チャネル制御情報を検出し、 前記移動通信用基地局間でのハンドオーバーの場合、前
    記通信チャネルを前記ハンドオーバー前の旧通信チャネ
    ルと前記ハンドオーバー後の新通信チャネルとの2つの
    通信チャネルで並列に送受信できるように切り替え、 この2つの前記通信チャネルを受信確認して、2つの前
    記通信チャネルの前記平均受信電力を比較し、 前記ハンドオーバー後の前記平均受信電力が前記ハンド
    オーバー前の前記平均受信電力を越えたら、前記移動通
    信用基地局にハンドオーバー終了情報を前記ハンドオー
    バー前の前記通信チャネルの送信データに挿入して送信
    し、 所定時間後に、2つの前記通信チャネルが備える送信チ
    ャネルを前記新通信チャネルの送信チャネルのみに切り
    替え、 更に、所定時間後に2つの前記通信チャネルが備える受
    信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみに
    切り替えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    に記載の移動通信用移動端末。
  6. 【請求項6】 前記移動通信用システムは、CDMA方
    式であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載の移動通信用移動端末。
  7. 【請求項7】 CDMA方式の移動通信用システムにお
    ける移動通信用移動端末に通信チャネルを割当てる移動
    通信用基地局であって、 前記移動通信用移動端末から前記通信チャネルの受信デ
    ータの一部として定期的に受信する領域判定情報に基づ
    き、前記移動通信用移動端末が前記移動通信用基地局の
    領域外に移動する場合、ハンドオーバー処理に移行し、
    前記移動通信用移動端末が前記移動通信用基地局の領域
    内の遠距離にある場合、隣接する移動通信用基地局で割
    当てられない拡散符号群から前記通信チャネルを割当
    て、前記移動通信用移動端末が前記領域内の近距離にあ
    る場合は、各々の前記移動通信用基地局共通の前記拡散
    符号群から前記通信チャネルを割当て、送受信部に拡散
    符号を通知する領域別チャネル割当部を有する基地局チ
    ャネル管理部を備えたことを特徴とする移動通信用基地
    局。
  8. 【請求項8】 前記基地局チャネル管理部は、前記移動
    通信用移動端末の移動に伴って、各々の前記移動通信用
    移動端末毎に前記領域判定情報の変化を検出し、前記領
    域内で前記領域判定情報の変化があった場合、この移動
    通信用移動端末に対して新しく空き通信チャネルを割当
    てるチャネル制御情報を前記通信チャネルの送信データ
    に挿入して送信し、前記移動通信用移動端末に対する前
    記移動通信用基地局からの前記通信チャネルを前記領域
    判定情報の変化前の旧通信チャネルと変化後の新通信チ
    ャネルとの2つの通信チャネルで並列に送受信できるよ
    う切り替え、2つの前記通信チャネルを受信確認し、所
    定時間後に、2つの前記通信チャネルが備える送信チャ
    ネルを前記新通信チャネルの送信チャネルのみに切り替
    え、更に、所定時間後に2つの前記通信チャネルの備え
    る受信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルの
    みに切り替える処理を行う基地局2チャネルハンドオー
    バー処理部を備えたことを特徴とする請求項7記載の移
    動通信用基地局。
  9. 【請求項9】 前記基地局2チャネルハンドオーバー処
    理部は、前記領域判定情報が前記領域内から前記領域外
    に切り替わった場合は、引継する隣接した移動通信用基
    地局にチャネル割当の要求を送信して、チャネルを割当
    て、 前記移動通信用移動端末に、新しいこの通信チャネルを
    割当てるためのチャネル制御情報を前記通信チャネルの
    送信データの一部に挿入して送信し、 前記移動通信用移動端末に対する前記移動通信用基地局
    の前記通信チャネルを前記領域判定情報の変化前の旧通
    信チャネルと変化後の新通信チャネルとの2つの通信チ
    ャネルで並列に送受信できるよう切り替え、 前記通信チャネルの受信データに挿入された前記移動通
    信用移動端末からのハンドオーバー終了情報を受信し、 所定時間後に、2つの前記通信チャネルが備える送信チ
    ャネルを前記新通信チャネルの送信チャネルのみに切り
    替え、 更に、所定時間後に2つの前記通信チャネルが備える受
    信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみに
    切り替えることを特徴とする請求項7又は8記載の移動
    通信用基地局。
  10. 【請求項10】 CDMA方式の移動通信用システムに
    おける移動通信用移動端末に通信チャネルを割当てる移
    動通信用基地局からの拡散符号割当方法であって、 前記移動通信用基地局は、前記通信チャネルを割当てる
    場合、前記移動通信用移動端末から前記移動通信用基地
    局へ前記通信チャネルの受信データの一部として定期的
    に受信する領域判定情報に基づき、前記移動通信用移動
    端末が前記移動通信用基地局の領域外に移動するときハ
    ンドオーバー処理を行い、 前記移動通信用移動端末が前記移動通信用基地局の領域
    内の遠距離にあるとき、隣接する移動通信用基地局で、
    割当てられない拡散符号群から前記通信チャネルを割当
    て、 前記移動通信用移動端末が前記領域内の近距離にあると
    き、各々の前記移動通信用基地局共通の拡散符号群から
    前記通信チャネルを割当て、 前記移動通信用移動端末の送受信部に拡散符号を通知す
    ることを特徴とする拡散符号割当方法。
  11. 【請求項11】 前記移動通信用移動端末に備えられた
    領域判定部は、前記移動通信用基地局からの受信電力を
    所定時間平均し、 この所定時間平均された平均値と、予め設定され、前記
    領域判定部に記憶された第1領域判定しきい値とを比較
    し、 前記平均値が第1領域判定しきい値未満/以下の場合、
    前記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地局の領域
    外にあると判定し、 前記平均値が前記第1領域判定しきい値以上の/を越え
    る場合、前記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地
    局の領域内にあると判定し、 さらに、前記移動通信用移動端末が前記領域内にある場
    合、予め前記第1領域判定しきい値より大きい値で設定
    され、前記領域判定部に記憶された第1遠近判定しきい
    値と前記平均値とを比較し、 前記平均値が前記第1遠近判定しきい値未満/以下の場
    合、前記移動通信用移動端末は、前記領域内の遠距離に
    あると判定し、 前記平均値が前記第1遠近判定しきい値以上の/を越え
    る場合、前記移動通信用移動端末は、前記領域内の近距
    離にあると判定し、 前記移動通信用移動端末の端末チャネル管理部に備えら
    れた領域送信部は、これらの判定結果に基づく領域判定
    情報を前記通信チャネルの送信データの一部とし、前記
    移動通信用基地局に送信することを特徴とする請求項1
    0記載の拡散符号割当方法。
  12. 【請求項12】 前記移動通信用移動端末に備えられた
    領域判定部は、前記移動通信用基地局から定期的に指定
    され、送信制御のために送信パワーの上げ下げを指示す
    る上下ビットにより最終的に調整された送信電力値を所
    定時間平均し、 この所定時間平均された平均値と予め設定され、前記領
    域判定部に記憶された第2領域判定しきい値とを比較
    し、 前記平均値が前記第2領域判定しきい値以上の/を越え
    る場合、前記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地
    局の領域外にあると判定し、 前記平均値が前記第2領域判定しきい値未満/以下の場
    合、前記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地局の
    領域内にあると判定し、 さらに前記移動通信用移動端末が前記領域内にある場
    合、予め第2領域判定しきい値より小さい値で設定さ
    れ、前記領域判定部で記憶された第2遠近判定しきい値
    と前記平均値とを比較し、 前記平均値が前記第2遠近判定しきい値以上の/を越え
    る場合、前記移動通信用移動端末は前記移動通信用基地
    局の領域内の遠距離にあると判定し、 前記平均値が前記第2遠近判定しきい値未満/以下の場
    合、前記移動通信用移動端末は前記領域内の近距離にあ
    ると判定し、 前記移動通信用移動端末の端末チャネル管理部に備えら
    れた領域送信部は、これら判定結果に基づく領域判定情
    報を前記通信チャネルの送信データの一部として付与
    し、前記移動通信用基地局に送信することを特徴とする
    請求項10記載の拡散符号割当方法。
  13. 【請求項13】 前記移動通信用基地局の基地局チャネ
    ル管理部に備えられた基地局2チャネルハンドオーバー
    処理部は、前記移動通信用移動端末の移動に伴って、各
    々の前記移動通信用移動端末毎に前記領域判定情報の変
    化を検出し、 前記領域判定情報が前記領域内で変化があった場合、こ
    の移動通信用移動端末に対して新しく空き通信チャネル
    を割当てるチャネル制御情報を前記通信チャネルの送信
    データに挿入して送信し、 前記移動通信用移動端末に対する前記移動通信用基地局
    の前記通信チャネルを、前記領域判定情報の変化前の旧
    通信チャネルと変化後の新通信チャネルとの2つの通信
    チャネルで並列に送受信できるよう切り替え、 この2つの通信チャネルを受信確認し、所定時間後に、
    2つの前記通信チャネルが備える送信チャネルを前記新
    通信チャネルの送信チャネルのみに切り替え、 さらに所定時間後に、2つの前記通信チャネルが備える
    受信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみ
    に切り替える処理を行うことを特徴とする請求項10乃
    至12のいずれかに記載の拡散符号割当方法。
  14. 【請求項14】 前記基地局2チャネルハンドオーバー
    処理部は、前記移動通信用移動端末が前記領域内から前
    記移動通信用基地局の領域外に切り替わった場合は、引
    継する隣接した移動通信用基地局にチャネル割当て要求
    を送信して、チャネルを割当て、 前記移動通信用移動端末に、この新しい通信チャネルを
    割当てるためのチャネル制御情報を、前記通信チャネル
    の送信データの一部に挿入して送信し、 前記移動通信用移動端末に対する前記移動通信用基地局
    の前記通信チャネルを、前記領域内から前記領域外に切
    り替わる前の旧通信チャネルと切り替わった後の新通信
    チャネルとの2つの通信チャネルで並列に送受信できる
    よう切り替え、 前記通信チャネルの受信データに挿入された前記移動通
    用端末からのハンドオーバー終了情報を受信し、 所定時間後に、2つの前記通信チャネルが備える送信チ
    ャネルを前記新通信チャネルの送信チャネルのみに切り
    替え、 さらに所定時間後に、2つの前記通信チャネルが備える
    受信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみ
    に切り替えることを特徴とする請求項10乃至13のい
    ずれかに記載の拡散符号割当方法。
  15. 【請求項15】 前記移動通信用移動端末に備えられた
    端末2チャネルハンドオーバー処理部は、前記通信チャ
    ネルの受信データに挿入された前記チャネル制御情報を
    検出し、 前記移動通信用基地局内のハンドオーバーの場合、前記
    通信チャネルを、前記ハンドオーバー前の旧通信チャネ
    ルと前記ハンドオーバー後の新通信チャネルとの2つの
    通信チャネルで並列に送受信できるように切り替え、 この2つの通信チャネルを受信確認し、所定時間後に、
    2つの前記通信チャネルに備えられた送信チャネルを前
    記新通信チャネルの送信チャネルのみに切り替え、 さらに所定時間後に、前記通信チャネルに備えられた受
    信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネルのみに
    切り替えるような処理を行い、 前記移動通信用基地局間のハンドオーバーの場合、前記
    通信チャネルをこのハンドオーバー前の旧通信チャネル
    とこのハンドオーバー後の新通信チャネルとの2つの通
    信チャネルで並列に送受信できるように切り替え、 この2つの通信チャネルを受信確認し、2つの前記通信
    チャネルの平均受信電力を比較し、前記新通信チャネル
    の平均受信電力が、前記旧通信チャネルの平均受信電力
    を越えたら、前記移動通信用基地局にハンドオーバー終
    了情報を旧通信チャネルの送信データに挿入して送信
    し、 所定時間後に、2つの前記通信チャネルに備えられた送
    信チャネルを前記新通信チャネルの送信チャネルのみに
    切り替え、 さらに所定時間後に、2つの前記通信チャネルに備えら
    れた受信チャネルを前記新通信チャネルの受信チャネル
    のみに切り替えることを特徴とする請求項10乃至14
    のいずれかに記載の拡散符号割当方法。
  16. 【請求項16】 請求項10乃至15のいずれかに記載
    の拡散符号割当方法を実行可能なプログラムが記録され
    た記憶媒体。
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