JP4933394B2 - ノズル - Google Patents

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本発明は、例えば、冷却剤を用いた加工物を搬送用容器に載せ置いて作業した後、この搬送用容器内に残った冷却剤を回収するにあたって用いられる、少なくとも、吸引を行うためのノズルであって、特に、ノズル内に残留した液体の垂れを防止するための技術に関するものである。
液垂れ防止を目的とした従来のノズルには、例えば、ノズルの胴部内側に、変形及び復元の可能な弾性部材で弁体を保持し、必要な場合にのみ、吸引口を開放するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−214803号公報
しかしながら、従来のノズルは、弁体の動作に応じて吸引口を開閉することで気密性を確保しているため、弁体が胴部内で引っ掛かる等して、依然、動作不良を起こす可能性を残している。即ち、従来のノズルも、液体の吸引及び排出という本来の機能を安定して行うことに関して、依然、改善の余地がある。
また、従来のノズルは、部品点数が多いため、コストの面において改善の余地がある。
本発明の解決すべき課題は、従来のノズルには、気密性の確保に可動部材を用いているため、ノズル内に残留した液体の垂れを防止することは勿論、少なくとも液体の吸引という本来の機能を損なう可能性があることと、コストの面で改善の余地があることであり、
本発明の目的とするところは、コストの抑制を図りつつ、動作不良のない、新規なノズルを提供することにある。
本発明は、筒状の胴部を有し少なくともその一端から液体を吸引するノズルであって、 前記胴部の一端に、開口部を形成すると共に、当該胴部との相互間に、ノズル内に残留した液体の逆流を阻止するための環状の凹部を形成する折り返し部を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る折り返し部は、ノズルの胴部と一体に形成することも可能であるが、ノズルの胴部の内側に固定される外周フランジを有するスリーブ部材とすることで、胴部とは別体に構成することも可能である。
本発明によれば、その折り返し部が、胴部の一端にて、開口部を形成するため、少なくとも液体の吸引動作を確保することができる。しかも、この折り返し部は、胴部との相互間に、ノズル内に残留した液体の逆流を阻止するための環状の凹部を形成するため、ノズル内に残留した液体の逆流を阻止するにあたり、可動部材を設ける必要がない。
従って、本発明によれば、コストの抑制を図りつつ、動作不良のない、新規な吸引ノズルを提供することができる。なお、本発明のノズルは、吸引のみではなく、排出ノズル、又は、吸引及び排出の両機能が要求されるノズルとしても利用することができる。
また、本発明によれば、その折り返し部を胴部と別体に構成し、ノズルの胴部の内側に固定される外周フランジを有するスリーブ部材とすることも可能であり、この場合、既存のノズルを胴部として流用することで、更なるコストの抑制を図ることができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な形態を詳細に説明する。
図1(a),(b)はそれぞれ、本発明に従う吸引ノズル1を示す正面図及び底面図である。
吸引ノズル1は、円筒状の胴部2を有し、その一端2aから液体を吸引する。吸引ノズル1は、例えば、切削加工に代表される機械加工の際に用いられた液状の冷却剤(潤滑剤)を回収するにあたって用いられる。
胴部2の他端2bは、図示せぬ吸引パイプを連結するための連結部である。吸引ノズル1は、図示のように、その他端2bを上向きにして吸引パイプを連結することで、その一端2aを下向きした状態で固定される。
図2(a),(b)はそれぞれ、胴部2の一端2a側を示す要部断面図と、この一端2aを一部断面で示す要部斜視図である。
胴部2の一端2aには、吸引側(連結部2b側)に内側に折り返して開口部Aを形成すると共に、当該胴部2の内周面fとの相互間に、ノズル1に残留した冷却剤の逆流を阻止するための環状の凹部Cを形成する折り返し部3を備える。
折り返し部3は、胴部2と一体に形成することも可能であるが、本形態においては、胴部2と別部材として構成する。
折り返し部3は、円筒形状をなしてその内側に開口部Aを形成するスリーブ部材3aと、このスリーブ部材3aの外周に、その周方向全周に亘って一体に形成された環状の外周フランジ3bとからなる。
環状の外周フランジ3bは、その全周に亘って胴部2の内周面fに気密状態を保持しつつ固定される。これにより、冷却剤は、図2の符号d1に示すように、開口部Aを通して吸引することができる。また、吸引終了後、胴部2の内周面fに付着していた冷却剤が、その自重により落下しても、図2の矢印d2に示すように、その冷却剤を環状の凹部Cが受けるので、バネ等により付勢された弁体を用いることなく、ノズル1内に残留した液の垂れを防止することができる。
即ち、本発明によれば、その折り返し部3が、胴部2の一端2aにて、その他端2b側に向かって内側に折り返されることで開口部Aを形成するため、図2の矢印d1に示すように、冷却剤の吸引動作を確保することができる。しかも、この折り返し部3は、図2の矢印d2に示すように、胴部3の内周面fとの相互間に、ノズル1内に残留した冷却剤の逆流を阻止するための環状の凹部Cを形成するため、ノズル1内に残留した冷却剤の逆流を阻止するにあたり、可動部材を設ける必要がない。
従って、本発明によれば、コストの抑制を図りつつ、動作不良のない、新規な吸引ノズルを提供することができる。
また、本形態の如く、その折り返し部3を胴部2と別体に構成し、胴部2の内周面fに固定される外周フランジ2bを有するスリーブ部材2aとすることも可能であり、この場合、既存のノズルを胴部1として流用することで、更なるコストの抑制を図ることができる。
上述したところは、本発明の好適な形態を例示するものであるが、当業者によれば、特許請求の範囲内において、種々の変更を加えることができる。例えば、本形態に係るノズル1は、その胴部2の外径を同一のものとしているが、その一端2aを先端に向かって先細りの形状とすることも可能である。
本発明に係るノズルは、切削加工等の機械加工に際して用いられた冷却剤(潤滑剤)を回収する場合以外にも、医薬分野等、液体の吸引を作業工程に有する分野であれば、様々な分野に適用することができる。
(a),(b)はそれぞれ、本発明に従う吸引ノズルを示す正面図及び底面図である。 (a),(b)はそれぞれ、同ノズルに係る胴部の一端側を示す要部断面図と、この一端を一部断面で示す要部斜視図である。
符号の説明
1 吸引ノズル(ノズル)
2 ノズル胴部
2a 胴部一端
2b 胴部他端
3 折り返し部
3a スリーブ部材
3b 環状の外周フランジ
A 開口部
C 環状の凹部
f 胴部内周面

Claims (2)

  1. 筒状の胴部を有し少なくともその一端から液体を吸引するノズルであって、
    前記胴部の一端に、開口部を形成すると共に、当該胴部との相互間に、ノズル内に残留した液体の逆流を阻止するための環状の凹部を形成する折り返し部を備えることを特徴とするノズル。
  2. 請求項1において、前記折り返し部は、胴部の内側に固定される外周フランジを有するスリーブ部材であることを特徴とするノズル。
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