JP4932336B2 - スキャナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光学素子を動かす光学系駆動装置が適用された車載用レーダ装置に用いられる投光用スキャナ装置に関わり、特に車載用測距装置等に設けられるレーザ光をスキャンするスキャナ装置に関するものである。
近年、走行中の車両の前方をスキャンして障害物の存在をドライバに警告する光線スキャン方式の車載レーダ装置が実用化されている。光線スキャン方式の場合、スキャンする光線の方向を高い精度で制御する必要がある。例えば、下記特許文献1には、光線の方向を決定する可動鏡の方向の検出装置部分にレンズや反射鏡といった複雑な光路を用いず、安価で方向検出精度の高い位置検出装置を実現するために、LED光源、スリット(透光路を有する遮光体)、光学位置検出素子(PSD)を用いて受光光量の光量重心と光帯の面積重心が一致するような位置検出手段が開示されている。
特開平8−313302号公報
しかしながら、車載のような温度変化が激しい状況で使用する場合、高い精度を保つためには、温度変化による装置への影響を無視することができない。上記特許文献1では、温度変化による特性変化が大きいLED光量を用いているにも関わらず、温度変化よるLEDの特性変化、及びそれによる位置検出精度への影響と補償方法については記載されていない。
したがって本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、温度変化よるLED光量の変化及びそれによる位置検出精度への影響を補償し、更に温度変化に伴うアクチュエータの電磁力の変化を補正する車載用レーダ装置に用いられる投光用のスキャナ装置を提供することである。
すなわち請求項1に記載の発明は、光線を所定の範囲に渡り走査し、当該走査光の反射光を受光して障害物を検知する車載用レーダ装置で用いられる投光用スキャナ装置であって、電流により上記光線を発生する第1の光源と、上記第1の光源が発生した光線の方向を変えるための光学素子と、電流により発光する第2の光源と、その第2の光源の光を所定の形状にする光学要素と、その光学要素を通過する光の位置を検出する光位置検出素子により構成され、上記光学素子の位置を検出する光学素子位置検出手段と、位置を指示する信号に基づいて、電磁力により上記光学素子を移動させる光学素子駆動手段と、上記光学素子位置検出手段が設置された環境の温度を検出する温度検出手段と、上記温度検出手段で上記第2の光源の温度を検出し、その検出された温度に基づいて、上記第2の光源に供給する電流を制御する電流制御手段と、上記温度検出手段により検出した温度に応じて上記電磁力が変化する現象を補正する補正手段と、を具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記光学素子駆動手段は、上記光学素子を上記光学素子の光軸と垂直な2次元方向に移動することが可能であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1若しくは2に記載の発明に於いて、上記光学素子位置検出手段は、上記光学要素を上記光学素子と共に移動するように配置し、上記光位置検出素子を固定して配置したことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1若しくは2に記載の発明に於いて、上記光学素子位置検出手段は、上記光位置検出素子を上記光学素子と共に移動するように配置し、上記光学要素を固定して配置したことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記電流制御手段は、所定時間毎に上記第2の光源に供給する電流を制御することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記電流制御手段は、上記第2の光源の動作可能な温度範囲に於いて、上記第2の光源に供給する電流が所定範囲に収まるように制御することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記電流制御手段は、上記第2の光源をパルス幅変調駆動方式で制御することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記電流制御手段は、上記第2の光源の光度を所定の範囲に収めるように、上記第2の光源に供給する電流を制御することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の発明に於いて、上記光学素子はレンズであることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか1項に記載の発明に於いて、上記光学要素はスリット若しくは絞りであることを特徴とする。
本発明によれば、温度変化よるLED光量の変化及びそれによる位置検出精度への影響を補償し、更に温度変化に伴うアクチュエータの電磁力の変化を補正する車載用レーダに用いられる投光用のスキャナ装置を提供することができる。
そして、本発明によれば、LED光源の光量変化によるS/Nの悪化を改善することができ、温度によるLED光源の順方向許容順余裕を確保できる。また、LED光源の温度変化によるダイナミックレンジの縮小を改善できる。更には、光学素子駆動手段(以下、アクチュエータと表記する)のループゲインの温度特性を補正することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
初めに、本発明の車載用レーダに用いられる投光用スキャナ装置に搭載される発光ダイオードについて説明する。
発光ダイオード(LED)光源は、温度特性を有する素子であり、例えば、図3に示されるように、温度が上昇すると相対光度は低下する。また、光学位置検出素子(PSD)は、光量変化により受光位置の検出精度の悪化がないように、差信号/和信号にて算出される。
しかしながら、PSDが受光した光量に応じて光電流が出力されることを考えると、光量が低下すると全光電流も減少し、ノイズ成分に対する信号成分が減少することになるので、S/Nが劣化する。その結果、検出精度が劣化する。また、PSDの暗電流は、温度上昇に伴い増加する。この暗電流より、温度が上昇すると信号成分に対するノイズ成分が増加し、S/Nが劣化する。その結果、検出精度が悪化する。とりわけ、車載用レーダ装置のような高温状況下での信頼性が必要な装置では、高温時の光量変化は、上述した理由により大きな問題となる。
一般に、温度が上昇すると、LEDに流すことができる許容順電流が減少する。LEDの使用温度範囲のうち、最大温度にて許容順電流を超えずに、なるべく適切な光量となるようにLEDの電流値を設定した場合、図4に示されるように、その温度以下の範囲では低減定格に余裕があるにもかかわらず適切な光量を設定していないことになる。逆に、常温にて適切な光量となるようにLEDの電流値を設定した場合には、温度が上昇したときに、その電流値では許容順電流値を超えてLEDの破損を招く危険性がある。
温度が上昇すると、アクチュエータコイルの抵抗率が上がる。これにより、アクチュエータのループゲインが低下し、振動等の外乱に対する抑圧力(ループゲイン)が低下してしまう。
一方、温度が低下すると、相対光度は上昇する。PSDより発生した光電流は、その後段のプリアンプによって電流/電圧(I/V)変換される。したがって、光量が最大の時でも、プリアンプのDレンジ内に収まる必要がある。これは、LEDの光量が低温時にプリアンプのダイナミックレンジ(Dレンジ)に収まるようにすると、通常使用する温度及びそれ以上の環境温度では光量が低い状態で動作することになる。すなわち、Dレンジを有効に確保できないことを意味する。
そのため、本発明では、温度に応じてLEDに流れる電流及びループゲイン定数を登録したテーブルを用意し、そのテーブルに従ってLEDに流れる電流を、温度により適切に切り替えるようにする。これにより、温度が上昇し相対光度が低下する場合に対しては、LEDの電流を大きくして光量低下を補正し、S/N劣化を防ぐことができる。また、温度が上昇し、一定温度を超えると、LEDに流すことができる順電流の許容順電流が減少する(図4参照)。この場合、LEDの電流を切り替えることにより、許容順電流を超えない値に設定することが可能となる。
一方、温度が低下し相対光度が上昇する場合に対しては、光量上昇を補正するようにLEDの電流を小さい値に切り替えて光量上昇を補正する。これにより、各温度にてDレンジ範囲を広くすることができる。また、温度変化に応じて、アクチュエータのゲイン設定を変えることにより、ループゲインを一定にし、性能を保つことができる。
次に、本発明の一実施形態を用いた車載用レーダ装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に於ける投光用スキャナ装置を含む車載用レーダ装置の全体構成を示すブロック図である。
図1に於いて、メインコントローラ(ECU)11は、このレーダ装置の全体の制御動作を司るものであり、対象物検出手段としての機能を有している。このECU11には、スキャナ装置のコントロール部12と、第1の光源であるレーザダイオード(LD)13と、受光部検出回路14と、温度センサ15とが接続されている。
電流制御手段、補正手段の機能を有する上記コントロール部12は、ECU11からの指令によって、位置検出のための各部を制御するようになっている。すなわち、コントロール部12には、位置検出系を構成するLED制御部20と、駆動部21と、位置検出回路22が接続されている。
上記LED駆動部20は、コントロール部12からの指令によって第2の光源である発光ダイオード(LED)25の点灯制御を行うためのものである。また、上記駆動部21は、後述するレンズ群30及びスリット部材26を図示矢印A方向に移動させるためのドライバ(レンズ駆動手段)である。更に、位置検出回路22は、光学位置検出素子(PSD)27で受光された光の位置を検出して、電流を電圧に変換するものである。尚、上記LED25、スリット26a、PSD27は、レンズ位置検出手段を構成している。
上記スリット部材26は、例えばその略中央部に、LED25により発光された光を制限するためのスリット26aを有している。そして、このスリット26aを通過したLED25の光が、PSD27上に到達する。
LD13は、ECU11の制御によってレンズ群30を介してレーザ光を装置外部へ照射する発光素子である。レンズ群30は、コリメータレンズ31、32、投光レンズ33等の複数のレンズにより構成される。投光レンズ33は、電磁力によって駆動するアクチュエータ34によって、スリット部材26と共に光軸に対して垂直方向(例えば、図示矢印A方向)に移動可能に設けられているもので、駆動部21を介してコントロール部12によって制御されている。上記アクチュエータ34により移動される投光レンズ33により、透過したLD13からの光は、該投光レンズ33によって適切なプロファイル形状と出射ビーム角度を持って図示矢印B内のある特定の範囲に照射される。
受光素子41は、集光レンズである受光レンズ40を介して入射される光を受光(検出)して光電流に変換する受光手段である。この変換された光電流は、受光部検出回路14にて電圧に変換された後、ECU11に入力される。
また、温度センサ15は、レンズ位置検出手段を構成するLED制御部20が設置された環境の温度を検出(測定)するための温度検出手段である。
次に、このような構成に於ける車載用レーダ装置の測距原理及びスキャナの動作について説明する。
本発明であるスキャナ装置を用いた車載用レーダ装置が図示されない車両に載置された状態に於いて、LD13から発光されたレーザ光(LD光)は、レンズ群30内のコリメータレンズ31、32を透過する。そして、コリメータレンズ31、32を透過したLD光は、アクチュエータ34によって光軸に対して垂直方向に移動可能な投光レンズ33によって、適切なプロファイル形状と出射ビーム角度をもって発光する。ここで、本レーダ装置の前方に対象物38が存在している場合は、投光レンズ33を透過した投光光線35は、対象物38で反射されて反射光線39となる。
反射光線39は、受光レンズ40によって集光される。集光された反射光線39は、受光素子41にて検出されて光電流に変換される。この光電流は、受光部検出回路14にて電圧に変換され、その情報がECU11に入力される。
ここで、ECU11は、発光と受光の時間差により、対象物38がレーダ装置の前方に存在するか否かを判断し、存在する場合は本装置と対象物38まで距離を測定する。
ECU11は、コントロール部12にシリアル通信でコマンドやデータを送受信する。コマンドの内容は、レンズの動作、異常処理、温度情報取得等である。ここで、異常処理とは、アクチュエータ34に流れる電流が規定値を越えた時、電源投入時の初期処理が正常に終了しない時、アクチュエータ34が目標制定時間内に制定しない時等に行われる処理であり、コントロール部12からECU11へその情報が送信される。
コントロール部12のドライバ駆動出力(図示せず)は、駆動部21を介してアクチュエータ34を駆動する。このアクチュエータ34と連動して投光レンズ33が図示矢印A方向に移動し、所望の方位(角度B内)にLD光を照射することができる。
次に、スキャナ装置の位置検出について説明する。
図2は、図1に示される車載用レーダに用いられる投光用スキャナ装置の回路構成を示した図である。
コントロール部12は、演算処理ICであるデジタル信号プロセッサ(DSP)50を中心に構成されている。DSP50内部には、シリアル通信ポート51、メモリ52、A/D変換部53、I/O(GPIO)ポート55、ドライバ駆動出力(パルス幅変調(PWM;pulse width modulation)出力)部56の機能ブロックを有している。また、コントロール部12内には、タイマ用のクロック部57を有している。
DSP50は、シリアル通信ポート51を介してECU11と通信する。ECU11は、LED制御部20の温度を測定する温度センサ15に接続されている。そして、この温度センサ15で得られた温度情報が、ECU11よりDSP50へ送信される。
DSP50は、汎用I/O端子であるGPIO端子55を有するもので、そのうちの3端子にP64(以下、(P)64と記す)、b1651 (以下、(b1)651 と記す)、b2652 (以下、(b2)652 と記す)が割り当てられている。
端子(P)64には、ロジック素子のアンド回路(AND)711 、712 が接続されていると共に、トランジスタ(Tr)73、抵抗(R1)76を介してLED25が接続されている。この端子(P)64のH/Lの切り替えにより、トランジスタ73がオン/オフされる。
抵抗76は、LED25の電流制限抵抗である。トランジスタ73がオンのとき、抵抗76の抵抗値に反比例した電流I1が流れ、LED25が点灯する。これにより、LED25のオン/オフを切り替えることができ、点灯/消灯、若しくはパルス点灯する。
また、端子(b1)651 、端子(b2)652 は、それぞれ上記アンド回路(AND)711 、712 に接続されている。端子(P)64がハイ“H”の状態、且つ端子(b1)651 が“H”のときに、アンド回路711 の出力が“H”になる。このとき、トランジスタ74がオンされて、電流制限抵抗(R2)77に反比例した電流I2が流れる。端子(b2)652 も同様にして、トランジスタ75と共に、電流制限抵抗(R3)78に流れる電流I3を制御することができる。これにより、LED25には、電流制限抵抗(R1)76、(R2)77、(R3)78に反比例した電流を組み合わせ、重畳させて流すことができる。こうして、LED25が発光する。
発光したLED光は、スリット26aを介し、位置検出素子であるPSD27に到達する。スリット部材26は、アクチュエータ34と連動して動作する機構となっている。そして、このスリット部材に形成されたスリット26aの位置により、PSD27の一部に光が受光される。このPSD27では、該PSD27の両端の端子から、その受光面の位置に依存した比率に応じて、光電流が出力される。光電流は、電流電圧変換アンプであるAmp81及び82によって電圧に変換される。
その後、Amp81及び82の出力は、和信号回路83及び差信号回路84に入力される。そして、和信号回路83により和信号が出力されると共に、差信号回路84により差信号が出力される。上記和信号及び差信号は、それぞれDSP50のA/D変換部53内のA/D端子62及び61に入力されて、A/D変換される。
上記A/D変換部53で変換され、DSP50にて演算処理された結果は、ドライバ駆動出力(PWM出力)部56のPWM1端子68、PWM2端子69から出力される。PWM1端子68、PWM2端子69の出力は、PWMモータドライバ91を介して、アクチュエータ34に伝達される。これにより、位置情報に合致した位置にスリット26aを移動させるよう制御される。
次に、上述した制限抵抗(R1)76、(R2)77、(R3)78の設定方法について説明する。
図3は、LED25の温度に対する相対光度変化を示したグラフである。図3に於いて、25℃のときの光度を1とした場合、温度が低下するとLED25の光量は増加し、温度が上昇するとLED25の光量は減少する特性を有していることがわかる。
図4は、LED25の温度に対する順電流低減定格特性を示したグラフである。図4に於いて、温度が上昇すると順電流低減定格電流は減少することがわかる。
図5は、温度に対する端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 の切り替え表を示した図である。
図5に於いて、温度に対する順電流定格は、図4のグラフを数値化したものであり、相対光度は図3のグラフを数値化したものである。また、光度レンジは、25℃の場合の相対光度1に対して、温度変化により相対光度が増減した場合に、何倍すれば相対光度が1になるかを表した数値である。例えば、100℃の時の相対光度は0.5であるので、相対光度を1にするためには2倍の光量が必要となる。よって、光度レンジは2となる。
必要電流値は、相対光度から算出される光度1になるために必要な電流値である。例えば、25℃の場合に、光度1になるために必要な電流値は22mAであるので、100℃の場合に必要な電流値は、
22mA*光度レンジ=22mA*2=44mA
となる。尚、この電流値22mAは、各々の製品に於いて、基準となる温度、LED25とPSD27との位置関係によって最適化された値である。
図6は、上記端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 の真理値表と重み付けの対応を示した図である。尚、端子(P)64が0(“L”)の場合は、LED25が消灯している状態であるので、ここでは図示を省略している。
この場合、24系列等でラインナップされている抵抗系列を加味して、順電流許容順電流を超えないように、光度が1若しくはなるべく1になるような組み合わせを探すようにする。その結果が、図5の狙いのレンジに示されている。尚、このときに切り替える温度も設定する。光度計算値は、相対光度と狙いのレンジとの積である。
また、設計電流値は、狙いのレンジのときのLEDの電流値であり、上記と同時に順電流許容順を超えないように求められる。つまり、LED25の動作可能な温度範囲に於いて、該LED25に供給される電流が所定範囲に収まるように電流値が制御される。必要な光量は、製品各々の機械的な位置関係によって決定される。いま、25℃のときの最適な光量を得られる抵抗値が求められれば、その状態が相対光度1とされ、算出された抵抗比率で端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 の重み付けされた抵抗(R1)76、(R2)77、(R3)78が算出されるようにすればよい。
ところで、アクチュエータ34は、温度により抵抗率が変化する。それによって、図7のグラフに示されるように、温度が変化すると、上述したループゲインが変化する。したがって、このループゲインに対する補正(電磁力が変化する現象を補正)を行うため、DSP50内部に補正係数を持たせて、所定の切り替え温度にて計数を乗算するようにする。
すなわち、図7に於いて、補正する前のループゲインは、図中黒三角印で表されるように、温度に対して著しく変化している。そして、図中黒丸印をLED25の光量切り替えポイントとし、図中×印で表される補正値を、上記切り替えポイント毎に補正前のループゲインに掛ける。すると、補正後のループゲインの変化は、黒菱形印で表されるように、略1dBの範囲内となる。
図8及び図9は、上述したLED25及びアクチュエータ34の温度切り替えについてまとめたもので、図8はLED光量とループゲインの補正パラメータ数値との対応を示した図、図9はLEDの光度とループゲインの補正パラメータとの特性を示したグラフである。
次に、図10のフローチャートを参照して、温度切り替えのタイミングについて説明する。
図10は、本実施形態に於けるスキャナ装置の温度切り替え動作を説明するためのフローチャートである。
本シーケンスが開始されると、先ず、ステップS1にて、5分毎、10分毎等の一定時間待機され、続くステップS2にて上記一定時間毎に、ECU11により温度情報が取り込まれる。ECU11では、温度センサ15で測定された温度により、例えば、図8に示されような“極低温”、“低温”、“常温”、“高温”、“極高温”のような5つのカテゴリに温度が分類される。そして、ステップS3に於いて、切り替え温度が切り替えられている場合(分類されたカテゴリと温度取得前のカテゴリが異なれば)は、ステップS4に移行して、新しい温度情報(分類されたカテゴリ情報)がDSP50に発信される。一方、ステップS3に於いて、カテゴリが同じ(切り替え温度が切り替えられていない)場合は、上記ステップS1へ移行して、一定時間待機する動作に戻る。
尚、上記ステップS3に於ける比較は、カテゴリとしてではなく温度それ自体を情報として扱ってもよい。また、処理時間に余裕があれば、毎回温度情報がDSP50に発信されることで、動作が確実にされるようにしてもよい。
DSP50では、情報が受信されると、次にステップS5にて、予めメモリ52に登録されていたLED25の切り替えテーブル、つまり温度カテゴリによる端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 の組み合わせとアクチュエータ34のゲイン切り替えテーブルが参照される。そして、ステップS6にて、端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 からは、組み合わせに一致したH/Lの信号が出力される。次いで、ステップS7にて、LED制御用のトランジスタ73〜75が制御されて、所定の電流値が出力される。また、ステップS8では、アクチュエータ34のゲイン係数が、上記切り替えテーブルに合わせて切り替えられる。
このように、本実施形態によれば、温度変化よるLEDの特性変化に応じて電流値を補正するようにして、それによる位置検出精度への影響を抑えることができる。
尚、上述した実施形態では、一定時間毎に温度情報を取得するとしていたが、これに限られるものではなく、例えば、車両のイグニッションキーと連動させ、発車直後は情報取得頻度を上げるようにしてもよい。また、速度計と連動させて、停止状態ではその頻度を上げてもよいし、速度変化に伴ってその頻度を変えるようにしてもよい。或いは、周知のカーナビゲーションシステムと連動させ、地理情報によってその頻度を変えるようにしてもよい。更には、距離計、時計、ブレーキ、アクセル、ワイパー、ウインカー等の動作をトリガにして、温度取得を実施するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 の3BitでLED制御部20の回路を構成したが、より詳細な光量の切り替えが必要な場合は、Bit数を替えて回路を構成してもよい。例えば、図11に示されるように、端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 、…、端子(bn)65n と、アンド回路711 、712 、…、71n のように、nBitで回路を構成してもよい。
更に、端子(P)64にて統括的にオン/オフ可能な構成としたが、図12に示されるように、アンド回路711 、712 を除去して、各々の端子にてオン/オフ制御するような構成としてもよい。
また、上述した実施形態では、LED25の電流オン/オフ用トランジスタ73〜75を用いていたが、アンド回路の電流ドライブ能力が十分な場合は、図13に示されるように、トランジスタを除去してもよい。或いは、アンド回路ではなく、別の論理回路を用いてもよい。
そして、上述した実施形態では、位置検出素子にPSD27を用いていたが、これに限られるものではなく、分割フォトダイオード、若しくはフォトダイオードを複数個配列する等の位置検出素子を利用してもよい。
また、A/D変換部53内のA/D端子62及び61に入力した和信号が、温度変化による重み付けを考慮しても一定光量以下の場合は、LED25の劣化と判定して、ECU11にその情報を返すようにしてもよい。
上記実施形態では、PWMモータドライバ91を利用してアクチュエータ34を駆動していたが、例えばリニアモータドライバを利用してアクチュエータを駆動するようにしてもよい。
尚、上述した実施形態では、温度情報をカテゴリに分類していた。しかしながら、温度センサ15の温度測定場所とLED制御部20で温度差がある場合は、その温度差に基づくテーブルを用意して補正するようにしてもよい。このようにすれば、唯一の温度センサにて、複数の場所の温度を管理することが可能となる。また、温度情報をECU11より受信していたが、図14に示されるように、DSP50に温度センサ15を接続して温度情報を得てもよい。この場合、ECU11には、温度センサ15の他に、DSP50と、他の対象91及び92が接続されている。尚、x1 〜x3 は、予め定められた補正温度を表している。
更に、上述した実施形態では、位置検出素子(PSD)27を1つ用いて1次元を例に挙げたが、これに限られるものではなく、1つ以上の位置検出素子を設けてn次元にしてもよい。このとき、LED25のオン/オフタイミングが同じならば、端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 に並列に回路を増設すればよい。構造上、1つのLEDでよい場合は、スリット26aより後段を並列に増設してもよい。
また、1次元のPSDでなく、図15乃至図17に示されるような、2次元PSDのような2次元位置検出素子を用いてもよい。
図15は、x方向及びy方向それぞれに2つのLEDを設けた2次元位置検出素子の構成例を示した図である。図15(a)に於いて、x方向用のLED251 と、PSD252 と、スリット26a1 が形成されたスリット部材261 が用意されている。同様に、図15(b)に於いて、y方向用のLED252 と、PSD272 と、スリット26a2 が形成されたスリット部材262 が用意されている。
図16は、LEDを1つとして、スリット部材とPSDを、それぞれ2つ設けた例を示している。
図17は、LED251 及び252 と、電流制限抵抗761 、771 、781 及び762 、772 、782 と、LEDの電流オン/オフ用トランジスタ731 、741 、751 及び732 、742 、752 を、それぞれ2系統設けた例を示している。
上述した実施形態では、電流制限抵抗(R1)76、(R2)77、(R3)78は、規定の算出方法より算出された抵抗値であるが、図18に示されるように、半固定抵抗93、94、95に替えて、製品毎に調整できるようにしてもよい。そして、上述した実施形態に於いて、調整値は、調整時に直接書き込んでもよいし、外部メモリ等と接続できるようにして、別途持たせるようにしてもよい。或いは、バーコードシール等にして、シリアル番号と一緒に管理するようにしてもよい。また、仕向け地、用途別に設定されたスキャナパターン、初期設定等、補正する前のデータと一緒に必要時に書き込めるようにしてもよい。
尚、上述した実施形態では、スリット部材26がアクチュエータ34に連動するように構成されていたが、これに限られるものではない。
例えば、図19に示されるように、LED25及びスリット部材26がアクチュエータ34に連動して、図示矢印C方向に一体的に移動可能な構成にしてもよい。このようにすることによって、均一な光量を受光することができる。
或いは、図20に示されるように、PSD27がアクチュエータ34に連動して、図示矢印D方向に移動可能な構成にしてもよい。
更に、上述した実施形態では位置検出回路22内に和信号回路83を設けていたが、LED25の温度切り替えにより適切な光量が見込める場合や、要求精度を満たせる場合は、図21に示されるように、位置検出回路22から和信号回路83を除去した構成にしてもよい。
また、位置検出回路22内に設けていた和信号回路83、差信号回路84に代えて、図22に示されるように、DSP50′内に和信号回路97及び差信号回路98の機能を持たせて、DSP50内部で演算するようにしてもよい。
尚、上述した実施形態では、LED25の光量調整を、I/Oポート55とアンド回路711 、712 にて実現していたが、図23に示されるように、トランジスタ73にPWM端子70を接続してパルス幅変調(PWM)出力にて実施してもよい。この場合、調整は、無限階調にすることができる。
更に、上述した実施形態では、DSP50は演算処理を行い、ECU11との通信を持つようになっていたが、1つのマイクロコンピュータ(ECU)11若しくはDSP50にて処理をするような機構にしてもよいし、或いは分担する機能を入れ替えてもよい。
本発明の一実施形態に於けるスキャナ装置を含む車載用レーダ装置の全体構成を示すブロック図である。 図1に示される車載用レーダ装置に用いられる投光用スキャナ装置の回路構成を示した図である。 LED25の温度に対する相対光度変化を示したグラフである。 LED25の温度に対する順電流低減定格特性を示したグラフである。 温度に対する端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 の切り替え表を示した図である。 端子(P)64、端子(b1)651 、端子(b2)652 の真理値表と重み付けの対応を示した図である。 温度ループゲイン補正について説明する図である。 LED25及びアクチュエータ34の温度切り替えについてまとめたもので、LED光量とゲインの補正パラメータ数値を示した図である。 LED25及びアクチュエータ34の温度切り替えについてまとめたもので、LED光量とゲインの補正パラメータ特性を示したグラフである。 本実施形態に於けるスキャナ装置の温度切り替え動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、LED制御部20の変形例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、LED制御部20の他の変形例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、LED制御部20の更なる変形例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、DSP50に温度センサ15を接続して温度情報を得る例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、x方向及びy方向それぞれに2つのLEDを設けた2次元位置検出素子の構成例を示したもので、(a)はx方向のLEDを設けた2次元位置検出素子の構成例を示した図、(b)はy方向のLEDを設けた2次元位置検出素子の構成例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、LEDを1つとして、スリット部材とPSDを、それぞれ2つ設けた例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、LEDと、電流制限抵抗と、LEDの電流オン/オフ用トランジスタを、それぞれ2系統設けた例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、電流制限抵抗を半固定抵抗に代えて構成した例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、LED及びスリット部材をアクチュエータに連動して一体的に移動可能な構成にした例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、PSDをアクチュエータに連動して移動可能な構成にした例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、位置検出回路22から和信号回路83を除去した構成例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、位置検出回路22内に設けていた和信号回路83、差信号回路84に代えて、DSP50′内に和信号回路97及び差信号回路98の機能を持たせて構成した例を示した図である。 本発明の一実施形態の変形例の構成を示すもので、LED25の光量調整を、パルス幅変調(PWM)出力にて構成した例を示した図である。
符号の説明
11…メインコントローラ(ECU)、12…コントロール部、13…レーザダイオード(LD)、14…受光部検出回路、15…温度センサ、20…LED制御部、21…駆動部、22…位置検出回路、25…発光ダイオード(LED)、26…スリット部材、26a…スリット、27…光学位置検出素子(PSD)、30…レンズ群、33…投光レンズ、34…アクチュエータ、40…受光レンズ、41…受光素子、50…デジタル信号プロセッサ(DSP)、51…シリアル通信ポート、52…メモリ、53…A/D変換部、55…I/O(GPIO)ポート、56…ドライバ駆動出力部(パルス幅変調(PWM出力部)。

Claims (10)

  1. 光線を所定の範囲に渡り走査し、当該走査光の反射光を受光して障害物を検知する車載用レーダ装置で用いられる投光用スキャナ装置であって、
    電流により上記光線を発生する第1の光源と、
    上記第1の光源が発生した光線の方向を変えるための光学素子と、
    電流により発光する第2の光源と、その第2の光源の光を所定の形状にする光学要素と、その光学要素を通過する光の位置を検出する光位置検出素子により構成され、上記光学素子の位置を検出する光学素子位置検出手段と、
    位置を指示する信号に基づいて、電磁力により上記光学素子を移動させる光学素子駆動手段と、
    上記光学素子位置検出手段が設置された環境の温度を検出する温度検出手段と、
    上記温度検出手段で上記第2の光源の温度を検出し、その検出された温度に基づいて、上記第2の光源に供給する電流を制御する電流制御手段と、
    上記温度検出手段により検出した温度に応じて上記電磁力が変化する現象を補正する補正手段と、
    を具備することを特徴とするスキャナ装置。
  2. 上記光学素子駆動手段は、上記光学素子を上記光学素子の光軸と垂直な2次元方向に移動することが可能であることを特徴とする請求項1に記載のスキャナ装置。
  3. 上記光学素子位置検出手段は、上記光学要素を上記光学素子と共に移動するように配置し、上記光位置検出素子を固定して配置したことを特徴とする請求項1若しくは2に記載のスキャナ装置。
  4. 上記光学素子位置検出手段は、上記光位置検出素子を上記光学素子と共に移動するように配置し、上記光学要素を固定して配置したことを特徴とする請求項1若しくは2に記載のスキャナ装置。
  5. 上記電流制御手段は、所定時間毎に上記第2の光源に供給する電流を制御することを特徴とする請求項1に記載のスキャナ装置。
  6. 上記電流制御手段は、上記第2の光源の動作可能な温度範囲に於いて、上記第2の光源に供給する電流が所定範囲に収まるように制御することを特徴とする請求項1に記載のスキャナ装置。
  7. 上記電流制御手段は、上記第2の光源をパルス幅変調駆動方式で制御することを特徴とする請求項1に記載のスキャナ装置。
  8. 上記電流制御手段は、上記第2の光源の光度を所定の範囲に収めるように、上記第2の光源に供給する電流を制御することを特徴とする請求項1に記載のスキャナ装置。
  9. 上記光学素子はレンズであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のスキャナ装置。
  10. 上記光学要素はスリット若しくは絞りであることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のスキャナ装置。
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