JP4931947B2 - ジュニアシート用補助具 - Google Patents

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Description

本発明は、ジュニアシート用補助具に関するものである。
小さな子供を自動車に搭乗させる場合には、チャイルドシートの使用が義務付けられている。このチャイルドシートには、バケットシート状の大型のものから着座位置を高くするだけの図4に示すような台型のものまで各種多様なものが存在する。また、この台型のチャイルドシートは通称ジュニアシート称されている。当該ジュニアシートに関する文献としては特許文献1乃至4に示すものがある。
実公昭62−28528号公報 実公平6−9887号公報 特開2001−18696号公報 特開2001−180345号公報
上記ジュニアシートは、主として乳児期を脱して体格が少し大きくなった幼児または学童によく用いられる。しかし、特に幼児の場合には活動が活発であり、ジュニアシートに座っていられずにシートベルトの下からすり抜けて出てしまうことがある。
本発明は、このようなベルト下からのすり抜けを防止する手段の提供を課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る第1の手段は以下の構成を有する。すなわち、ジュニアシートに装着する補助具であって、
小児の股間部に配置されるように形成された股間当接部と、当該股間当接部の下端に設けたジュニアシートに対する固定手段および上方に設けた車載されているシートベルトとの係合手段を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る第2の手段は、上記第1の手段に加えて以下の構成を有するものである。すなわち、前記固定手段および係合手段が前記股間当接部と一体を成すベルトによって形成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る第3の手段は、上記第2の手段に加えて以下の構成を有するものである。すなわち、前記係合手段が前記ベルトによって環状に形成された挿通孔であることを特徴とする。
本発明に係るジュニアシート用補助具は、搭乗者の身体を車載されたシートベルトによって拘束する際に、当該シートベルトを挿通させる等の簡単な方法によって股間当接部と係合することにより、搭乗者の前方への移動を防ぐことができるものである。本発明に係るジュニアシート用補助具は、車載されたシートベルトとの係合方法が簡単であり構造も単純なものである。したがって、落ち着きのない子供に用いる場合であっても、素早く装着でき、素早く装着を解除することができるという効果を有している。
また、本発明に係るジュニアシート用補助具は、固定手段および係合手段を含め全体を一本のベルトによって形成することができる。したがって、既成のジュニアシートに対して着脱可能に取り付けることが出来るジュニアシート用補助具を、安価に形成することができるという効果を有している。
本発明に係るジュニアシート用補助具の外観斜視図である。 本発明に係るジュニアシート用補助具を装着したジュニアシートの外観斜視図である。 本発明に係るジュニアシート用補助具の使用状態を表した説明図である。 従来一般のジュニアシートの外観斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態に関しその一例を図面を用いて説明する。
図1(a)は、本発明に係るジュニアシート用補助具(以下「補助具」という)の一例を表した外観斜視図であり、1は当該補助具を表している。また、図1(b)は、補助具1が使用される際の状態を表したイメージ図である。以下、当該補助具1の構造について説明する。
補助具1は、台型のチャイルドシートとして形成されたジュニアシートに対する装着に適しており、主な構成として当該ジュニアシートに対する固定手段2、車載されているシートベルトとの係合手段3、ジュニアシートに座った小児の股間部を保持する股間当接部4を有している。また、当該補助具1は、固定手段2に取り付けられたバックル5、6を除き、1本のベルトによって形成されている。
固定手段2は、合成繊維によって平織された幅約2乃至4cm、全長約120cm程度のベルト7によって形成されたものである。当該ベルト7の両端には、雄雌一対で構成され互いに着脱可能に結合することができる合成樹脂製のバックル5、6が取り付けられている(図1(b)参照)。当該バックル5、6の一方または双方には、ベルト7の全長を可変するための調節機構が設けられている。固定手段2として用いるベルト7の全長は、前記バックル5、6の調節機構を使用して、装着するジュニアシートの着座面における全周長と同程度の長さに調節される。
ベルト7の略中央には、当該ベルト7と連続するベルトの一部を折り返して重ね合わせ、当該重ね合わせた部分を互いに結合することによって形成した股間当接部4が設けられている。すなわち、当該股間当接部4は、ベルトの略中間部を重ね合わせて形成したものであるので、ベルト7の側面から突出するように設けられている(図1(a)参照)。
当該股間当接部4の下方に位置するベルト7との境界部分には、縫い糸によって強固に縫製された結合部8が設けられている。
また、当該股間当接部4の上方に位置する折り返し部は、互いに結合せずに環状部として形成されている。当該環状部が車載されているシートベルトを挿通させる係合手段3となっている。
上記補助具1は、図4に示したようなジュニアシートXに対して装着されるものである。図2は当該ジュニアシートXに補助具1を装着した場合を表した説明図である。
補助具1は、ジュニアシートXの着座面Yの略中央において、前後方向に亘る全周を周回するように装着したベルト7によって取り付けられるようになっている。この際、ベルト7はジュニアシートXの外周(全周)に対して密着するように、バックルに設けられている調節機構によってベルト7の長さが調節される。また、同時に股間当接部4が着座する小児の股間位置に配置されるように位置が調整される。
図3は、上記補助具1を装着したジュニアシートXの使用例として、補助具1を装着したジュニアシートXを自動車の後部座席Zに搭載した例であり、ジュニアシートXに小児Cを着座させ、これを車載されている3点式のシートベルトSによって拘束した状態を表している。
シートベルトSによって小児Cを拘束する際、シートベルトSに設けられている取付金具K1を補助具1の股間当接部4上方に形成した環状部(係合部3)内を挿通させた後に、車体側固定具K2に固定する。
シートベルトSを補助具1の係合部3内に挿通させると、シートベルトSの張力によって股間当接部4が持ち上げられる。この際、股間当接部4の下端はジュニアシートX側に固定されているので、当該股間当接部4の可動範囲が制限されることになる。
そして、股間当接部4が着座している小児Cの股間部に当接することで小児Cの前方への移動を防ぐことができ、これにより小児CによるシートベルトSのすり抜け行為を防止できるようになっている。
また、本実施の形態では、係合部3をシートベルトSを挿通させる環状部として形成したものであるから、シートベルトSとの係合、離脱を極めて簡単に行うことができるようになっている。すなわち、小児CをシートベルトSによって拘束する場合には、環状部にシートベルトSを通すだけでよく、当該拘束を解除するには環状部からシートベルトSを抜くだけという極めて操作が簡単なものとなっている。
なお、上記した補助具は、一例としてジュニアシートXに対する固定手段を、チャイルドシートの外周に装着するベルトによって構成したものである。しかし、他の例として、ジュニアシートXの着座面に取付金具等を設け当該取付金具に股間当接部の下端を直接的に取り付けるよう構成しても差し支えがないものである。
また、上記した補助具は、一例として固定手段と股間当接部をベルトによって一体的に形成したものであるが、これらを個々に形成し、金具等を用いて互いに連結させて使用するように構成しても差し支えが無いものである。
さらに、上記した補助具は股間当接部を化学繊維を用いた平織布によるベルトによって構成したものであるが、前述した機能を有するものであれば、軟質の合成樹脂体による一体成形品によって構成しても差し支えがないものである。
本発明は、自動車に搭載するジュニアシートに利用可能である。

補助具
2 固定手段
3 係合手段
4 股間当接部

Claims (1)

  1. 小児の股間部に配置されるように形成された股間当接部と、前記股間当接部の下端に設けたジュニアシートに対する固定手段と、前記股間当接部の上方に設けた車載されているシートベルトとの係合手段と、を備え、
    前記固定手段および係合手段が前記股間当接部と一体を成すベルトによって形成されており、
    前記係合手段が前記ベルトによって環状に形成された挿通孔であり、
    前記固定手段は、前記ベルトを前記ジュニアシートの前後方向に亘る全周を周回するように装着して取り付けられるようになされていることを特徴とするジュニアシート用補助具。
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