JP4930715B2 - 照明装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、照明装置の製造方法および照明装置に関し、特に、正面方向の輝度をさらに高めることができるとともに、エレクトロルミネッセンス素子の長寿命化を図ることができる、照明装置の製造方法およびその方法により製造された照明装置に関する。
従来、薄型化・軽量化の観点から、照明装置には、エレクトロルミネッセンス素子(EL素子)を用いることが検討されている。一般的なEL素子は、一方の側の面が光出射面をなす透明基材層と、この透明基材層の他方の側の面に設けられる第1電極と、この第1電極の他方の側の面に設けられる発光層と、発光層の他方の側の面に設けられる第2電極とを備えて構成されている。このようなEL素子では、光出射面における正面方向の輝度をさらに高めるために様々な改良がなされている。例えば、特許文献1には、透明基材フィルムの表面に四角錐状の突起または窪み(出光方向変換部)が複数形成されたレンズシートを、EL素子の透明基材層の光出射面に配置する技術が開示されている。
国際公開WO2004/017106号公報
ここで、EL素子の光出射面にレンズシートを設置する場合には、以下の手順により行うことがある。すなわち、まず、EL素子の光出射面に光硬化性組成物からなる接着剤を塗布し、次いで、この接着剤の上に別体のレンズシートを配置し、次いで、外部から紫外線等を照射して光硬化性組成物を硬化させることにより、EL素子の光出射面にレンズシートを貼り付ける手順である。
しかしながら、EL素子の発光層の材料として特に有機材料を用いた場合には、外部からの光照射により当該有機材料が劣化し、EL素子、ひいては照明装置の長寿命化を図ることができないという問題があった。
本発明の目的は、正面方向の輝度をさらに高めることができるとともに、エレクトロルミネッセンス素子の長寿命化を図ることができる、照明装置の製造方法、およびその照明装置を提供することである。
本発明は、光を出射する光出射面を有するエレクトロルミネッセンス素子と、このエレクトロルミネッセンス素子の光出射側に設けられ、光硬化性組成物を硬化させてなる接着層と、前記接着層の光出射側に設けられるとともに、その少なくとも一方の主面に、前記エレクトロルミネッセンス素子から出射する光の方向を変換する出光方向変換部が形成されたレンズシートと、をこの順に備える照明装置の、製造方法であって、前記エレクトロルミネッセンス素子(光出射面)の光出射側に前記光硬化性組成物を配置する光硬化性組成物配置ステップと、前記光硬化性組成物の光出射側に前記レンズシートを配置するレンズシート配置ステップと、前記エレクトロルミネッセンス素子からの光の出射により前記光硬化性組成物を硬化させて前記接着層を形成する接着層形成ステップと、を備える。ここで、エレクトロルミネッセンス素子には、いわゆる有機EL素子に加えて、無機EL素子、および発光ダイオード(LED)が含まれる。
前記レンズシートの態様としては、例えば、(1)一方の主面に微細凹凸構造が形成され、この微細凹凸構造が光出射側となるように配置された態様、(2)一方の主面に微細凹凸構造が形成され、この微細凹凸構造がEL素子の光出射面に対向するように配置された態様、および(3)両方の主面に微細凹凸構造が形成された態様等を挙げることができる。
また、EL素子の光出射側に光硬化性組成物およびレンズシートをこの順に設置する手順としては、例えば、(1)EL素子の光出射面に光硬化性組成物を設けた後に、その組成物の上にレンズシートを配置する態様、(2)レンズシートの主面に光硬化性組成物を設けた光硬化性組成物付きレンズシートを準備し、その光硬化性組成物付きレンズシートをEL素子の光出射面に配置する態様、(3)レンズシートとEL素子とを対向させた状態で配置しておき、これらの間に光硬化性組成物を注入する態様
などを挙げることができる。
本発明によれば、EL素子自身からの光の出射(発光)によって光硬化性組成物を硬化させて、EL素子の光出射面にレンズシートを設置するため、EL素子を構成する発光材料の劣化が生じず、EL素子および照明装置の長寿命化を図ることができる。
また、EL素子自身の発光によって前記光硬化性組成物を硬化させて、レンズシートとEL素子とを接着するため、EL素子が正しく発光するか否かの確認(検品)の際に、前記硬化ステップも合わせて実施することができ、正面方向の輝度が向上した照明装置をより一層簡便に製造できる。さらに、EL素子の発光に伴って発熱が生じ得るため、この場合には、当該熱によって光硬化性組成物の硬化も進み、照明装置の生産性向上にも寄与できる。
本発明は、透明基材層と、第1電極と、発光層と、第2電極とをこの順に有し、前記透明基材層における前記第1電極とは反対側の面が光を出射する光出射面となるエレクトロルミネッセンス素子と、前記エレクトロルミネッセンス素子を構成する前記透明基材層の光出射側に設けられ、光硬化性組成物を硬化させてなる接着層と、前記接着層の光出射側に設けられるとともに、その少なくとも一方の主面に、前記エレクトロルミネッセンス素子から出射する光の方向を変換する出光方向変換部が形成されたレンズシートと、をこの順に備える照明装置の、製造方法であって、前記透明基材層における前記光出射面とは反対側の面に第1電極を設けるステップと、前記第1電極における前記透明基材層とは反対側の面に発光層を設けるステップと、前記発光層における前記第1電極とは反対側の面に第2電極を設けるステップと、前記透明基材層の光出射側(光出射面)に前記光硬化性組成物を配置する光硬化性組成物配置ステップと、前記光硬化性組成物の光出射側に前記レンズシートを配置するレンズシート配置ステップと、前記エレクトロルミネッセンス素子からの光の出射により前記光硬化性組成物を硬化させて前記接着層を形成する接着層形成ステップと、を備える。
本発明では、例えば、予めEL素子を製造した後に、その光出射面にレンズシートを設置する態様や、光硬化性組成物を介して透明基材層の光出射面上にレンズシートを配置した部材を用意し、その部材を用いて、EL素子を製造するステップと硬化ステップとをともに実施する態様等とすることができる。
本発明によれば、前記発明と同様に、EL素子自身の発光によって光硬化性組成物を硬化させて、EL素子の光出射面にレンズシートを設置するため、EL素子を構成する発光材料の劣化が生じず、EL素子および照明装置の長寿命化を図ることができる。また、EL素子自身の発光によって前記光硬化性組成物を硬化させて、レンズシートとEL素子とを接着するため、EL素子が正しく発光するか否かの確認(検品)の際に、前記硬化ステップも合わせて実施することができ、正面方向の輝度が向上した照明装置をより一層簡便に製造できる。さらに、EL素子の発光に伴って発熱が生じ得るため、この場合には、当該熱によって光硬化性組成物の硬化も進むことにより、照明装置の生産性向上にも寄与できる。
ここで、前記照明装置の製造方法において、前記硬化ステップの前に、前記レンズシートの光出射側の面の少なくとも一部、好ましくは全面に、前記EL素子からの光を反射する光反射部を設ける光反射部形成ステップをさらに備えることが好ましい。この際、前記光反射部としては、金属製シートとすることができる。このような構成によれば、EL素子からの出射光を光反射部で反射させて光硬化性組成物側に戻すことができるため、光硬化性組成物の硬化を促進でき、照明装置の生産性を向上できる。また、ラジカル重合タイプの光硬化性組成物を用いる場合には、酸素阻害にによる、接着力の低下や硬化現象が無くなる等の問題が生じる可能性があるため、窒素等の不活性ガス中で接着処理を行うこととしてもよい。
以上の照明装置の製造方法において、前記レンズシートの一方の主面に前記光硬化性組成物を介して剥離シートを設ける剥離シート設置ステップと、前記光硬化性組成物を前記レンズシート側に残した状態で前記剥離シートを前記レンズシートから剥離する剥離ステップとを、前記レンズシート配置ステップの前に、さらに備える構成としてもよい。このような構成によれば、光硬化性組成物を挟んで剥離シートとレンズシートとを当接配置した部材を用意しておき、光源の光出射面に設置する前に剥離シートを剥がすだけで、比較的簡単な手順で照明装置を製造できる。
本発明によれば、EL素子自身からの光出射によって光硬化性組成物を硬化させて、EL素子の光出射面にレンズシートを設置するため、EL素子を構成する発光材料の劣化が生じず、EL素子および照明装置の長寿命化を図ることができる。また、EL素子自身の発光によって前記光硬化性組成物を硬化させて、レンズシートとEL素子とを接着するため、EL素子が正しく発光するか否かの確認(検品)の際に硬化ステップも合わせて実施でき、正面方向の輝度が向上した照明装置をより一層簡便に製造できる。さらに、EL素子の発光に伴って発熱が生じ得るため、この場合には、当該熱によって光硬化性組成物の硬化も進み、照明装置の生産性向上にも寄与できる。
以下、本発明の製造方法により得られた照明装置について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の製造方法により得られた照明装置の構成を模式的に示す断面図である。図1に示すように、照明装置1は、光を射出する光出射面12Bを有する有機EL素子10と、有機EL素子10の光出射面12Bの光出射側に設けられる接着層30と、接着層30の光出射側に設けられるレンズシート20とを備えている。
有機EL素子10は、透明基材層12と、透明基材層12における光出射面12Bとは反対側の面12Aに設けられる第1電極としての透明電極14と、透明電極14における透明基材層と12は反対側の面に設けられる発光層16と、発光層16における透明電極14とは反対側の面に設けられる第2電極として裏面電極18とを備えている。
透明基材層12は、フィルム状、シート状、または板状に形成される部材であり、その外形は例えば矩形状である。透明基材層12は、例えば、ガラスや透明樹脂材料により構成されている。透明樹脂材料を用いた透明基材層12では、厚み0.1mmとした際に、全光線透過率が90%以上となることが好ましい。前記透明樹脂材料には、必要に応じて各種の添加剤を添加したものを用いてもよい。なお、本実施形態の透明基材層12はガラス製である。
透明基材層12の光出射面12Bに光硬化性組成物からなる接着層30を設けるにあたり、透明基材層12の表面を界面活性剤(ヘキサメチレンジシラザン(HMDS)等)等により処理して、透明基材層12と光硬化性組成物の硬化物との密着性を高めてもよい。
透明樹脂材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテンなどの鎖状ポリオレフィン樹脂;ポリスチレンなどの芳香族ビニル樹脂;ノルボルネン重合体、ビニル脂環式炭化水素重合体、モノ環状オレフィン重合体、環状ジオレフィン重合体などの脂環式オレフィン樹脂;ポリカーボネート、ポリエチレンフタレート、ポリブチレンフタレート、液晶ポリエステルなどのポリエステル樹脂;ポリメチルメタクリレートなどのアクリル樹脂;アクリロニトリルスチレン樹脂、アクリロニトリルスチレンブタジエン樹脂などのアクリロニトリル樹脂;ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンエーテルなどのポリエーテル樹脂;ポリエーテルエーテルケトンなどのケトン樹脂などを挙げることができる。これらの中でも、可視光の吸収が少なく、かつ吸水性が低いという理由から脂環式オレフィン樹脂が好ましい。
透明電極14は、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、酸化亜鉛(ZnO)などにより構成されている。裏面電極18は、例えばアルミニウムや、マグネシウム銀合金等の蒸着膜などにより構成されている。これらの透明電極14と裏面電極18との間では、電圧を印加できるように構成されている。
発光層16には、従来一般的に用いられる各種の有機材料や無機材料を用いることができ、例えば、特開2002−164170号公報や、特開2006−135101号公報、特開2006−40856号公報等に示す材料を用いることができる。例えば、発光層16には、青色発光材料(ビス(2−メチル−8−キノリノラト)−4−フェニルフェノラト−アルミニウム錯体(BAlq)、ベンゾオキサゾール亜鉛錯体(Zn(box))、4,4−ビス(ジフェニルビニレン)−ビフェニル(ADS082)等)、黄色発光材料(ビス(8−キノラト)亜鉛錯体(Znq)など)、緑色発光材料(ビス(ベンゾキノリノラト)ベリリウム錯体(Bebq)、トリス(8−キノリノラト)アルミニウム錯体(Alq)等)、赤色発光材料(4−(ジシアノメチレン)−2−t−ブチル−6−(1,1,7,7−テトラメチルジュロリジル−9−エニル)−4H−ピラン(DCJTB)等のDCM系、ルブレン等の多環芳香環系など)や、ホール輸送材料(N,N’−ジ(1−ナフチル)−N,N’−ジフェニルベンジジン(NPD)、トリフェニルジアミン誘導体(TPD)、4,4’,4”−トリス(N−(3−メチルフェニル)N−フェニルアミノ)トリフェニルアミン(m−MTDATA)、N,N’−ジ(ナフタレン−1−イル)−N,N’−ジフェニル−ベンジジン(NPB)など)、電子輸送材料(Alq,オキサジアゾール誘導体(PBD,BND)、1,2,4−トリアゾール誘導体(TAZ)など)等を用いることができる。
有機EL素子10は、白色光を発する素子であることが好ましく、この際、500nm以下の波長範囲、特に400nm〜500nmの波長範囲において、発光スペクトルのピークを有することが好ましい。
図2は、レンズシート20を模式的に示す斜視図である。図2に示すように、レンズシート20は、出光方向変換部としての凹凸構造が21が一方の主面に形成されたシート状(フィルム状、板状を含む)の部材である。図1に示すように、本実施形態では、レンズシート20は、その凹凸構造21が光出射側となるような向きでEL素子10の光出射側に配置されている。
凹凸構造21は、凹状または凸状の錐体21Aが複数並んで構成されている。錐体21Aは、有機EL素子10から出射し接着層30を透過した光の方向を変換する機能(例えば、レンズシート20の厚み方向に平行な方向に近づく方向に変換する機能)を有する。錐体21Aとしては、例えば、三角錐や四角錐等の角錐状や、角錐台状、円錐状、円錐台状等を挙げることができる。これらの中でも、錐体21Aとしては、正面方向の輝度を向上できるとともに、成形が容易である点から、四角錐であることが好ましい。なお、本実施形態の錐体21Aは正四角錐である。また、凹凸構造21は、欠け等を防止する観点からは凹状とすることができ、塵埃等の異物を簡単に除去できる観点からは凸状とすることができる。また、錐体21Aの表面は、鏡面状としてもよいし、微細な凹凸を有する粗面としてもよい。
錐体21Aが四角錐である場合には、その四角錐の底面は正方形や長方形とすることができる。底面が長方形である場合には、短辺の長さをaとし、長辺の長さをbとした際に、a≦b≦5aの関係を満たすことが好ましく、a≦b≦1.5aの関係を満たすことがより好ましい。一辺の長さaは、0.1μm〜500μmとすることができ、好ましくは0.1μm〜100μmであり、より好ましくは0.1μm〜50μmであり、モアレの発生を防止できる観点から、さらに好ましくは0.1μm〜50μmである。
ここで、錐体21Aの頂角は、20度〜140度であることが好ましく、30度〜120度であることがより好ましい。また、錐体21Aを構成する底面部の幅寸法の長さは、1μm〜100μmとすることができ、10μm〜80μmであることが好ましく、20μm〜50μmであることがより好ましい。このような寸法とすることで、正面方向の輝度を高めることができる。ここで、錐体を構成する底面部の幅寸法の長さとは、錐体が円錐状である場合には、円形の底面部の直径を示し、錐体が楕円錐状である場合には、楕円形の底面部の長径と短径の平均値を示す。また、錐体が角錐状である場合には、多角形状の底面部を構成する一辺の長さの平均値を示す。
凹凸構造20は、略同一形状の錐体21Aを複数含んでなる構成としてもよいし、形状の異なる複数種類の錐体21Aを複数含んでなる構成としてもよい。また、複数の錐体21Aは、正格子状に配置してもよいし、千鳥格子状に配置してもよいし、ランダムに配置してもよい。ただし、より高輝度にできる点で、正格子状または千鳥格子状に配置することが好ましい。さらに、隣り合う錐体21Aは、隣接するように配置してもよいし、離間して配置してもよい。
図1に戻って、接着層30は、光硬化性組成物を硬化させた硬化物により構成されている。光硬化性組成物としては、有機EL素子10の500nm以下の波長範囲における発光スペクトルのピークの波長で感光するものを用いることが好ましい。例えば、440nmに発光スペクトルのピークを有する有機EL素子10を用いた場合には、光硬化性組成物としては、440nm±50nmの波長範囲で特に感光するものが好ましい。このような光硬化性組成物を用いることにより、有機EL素子10とレンズシート20を比較的短時間で接着でき、照明装置1を効率よく製造できる。
ここで、前記光硬化性組成物は、例えば、α線、β線、γ線、X線、および電子線等の電離放射線、紫外線、並びに可視光線等のエネルギー線の照射によって、未硬化状態の光硬化性組成物の分子鎖の成長や架橋反応が誘起されて硬化する性質を有する組成物である。この光硬化性樹脂組成物は、主成分としての光硬化性材料と、光重合性開始剤とを含むものである。また、光硬化性樹脂組成物は、必要に応じて、光増感剤や重合促進剤、安定剤、フィラー、熱重合を併用する場合には熱重合開始剤等の添加剤を含有するものであってもよい。
光硬化性材料としては、光硬化性オリゴマー、および光硬化性モノマーを挙げることができる。光硬化性オリゴマーとしては、例えば、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリブタジエンアクリレート、およびシリコーンアクリレート等のアクリレート、エポキシ、ビニルエーテル、並びにポリエン・チオール等を挙げることができる。光硬化性モノマーとしては、単官能アクリレート、および多官能アクリレートを挙げることができる。
光重合性開始剤としては、ベンゾフェノン系、アセトフェノン系、ベンゾイン系、およびチオキサントン系等を挙げることができる。
次に、本発明に係る照明装置の製造方法について説明する。
図3は、本実施形態に係る製造方法により照明装置1を製造する手順を説明するための模式図である。図3(A)に示すように、まず、有機EL素子10を作製する。具体的には、まず、ガラス製の透明基材層12における光出射面12Bとは反対側の面12AにITO等により透明電極14を形成し、次いで、透明電極14の上に、発光層16、裏面電極18をこの順に真空蒸着等により成膜する。このようにして有機EL素子10を作製する。
また、有機EL素子10の作製とは別に、透明基材層12の光出射面12Bにレンズシート20を設置するためのレンズシート部材40を作製する。レンズシート部材40は、レンズシート20と、レンズシート20における凹凸構造21が形成された面とは反対側の平坦面20Aに設けられる光硬化性組成物42と、光硬化性組成物42の上に設けられる剥離シート44と、レンズシート20における凹凸構造21の上に設けられる金属製シート46とを備えている。
まず、レンズシート20を作製する。レンズシート20は、各種の方法により作製できる。その方法としては、例えば、(1)凹凸部が形成された金型を用いて、透明樹脂を射出成形や射出圧縮成形などにより加熱溶融成形を行う方法、(2)凹凸部が形成されたダイを用いて溶融押出成形を行う方法、(3)凹凸部が形成された金型に紫外線硬化樹脂を塗布した後、紫外線照射して該樹脂を硬化させ、パターンを転写するいわゆる2P法、(4)樹脂製シート(フィルム、板も含む)をガラス転移点(Tg)以上の温度まで加熱し、その状態で凹凸部が形成された金型を押し当て、その後、前記Tgよりも低い温度で樹脂シートから金型を外すいわゆるナノインプリント法、等を挙げることができる。これらの中でも、成形が容易である点で(4)のナノインプリント法を好適に利用できる。
凹凸部が形成された金型は、以下のようにして作製できる。例えば、まず、金属製の平板を用意し、この平板の表面にめっき層を設ける。次いで、めっき層の上を切削工具を用いて切削加工することにより作製できる。ここで、凹凸部を複数の四角錐体により構成する場合には、例えば、前記平板の一辺に沿った第1方向に所定ピッチで切削加工した後、この第1方向に交差する第2方向に所定ピッチで切削加工することにより形成できる。
次に、作製したレンズシート20の平坦面20Aに未硬化状態の光硬化性組成物42を設け、次いで、光硬化性組成物42の上に剥離シート44を設け、また、凹凸構造21の上に金属製シート46を設ける。このようにして、レンズシート部材40を作製する。なお、レンズシート部材40は、剥離シート44の上に光硬化性組成物42を設けた部材を用意し、この部材とレンズシート20とを当接させて作製してもよい。
次に、図3(B)に示すように、レンズシート部材40において、光硬化性組成物42から剥離シート44を剥離する(剥離ステップ)。剥離シート44を剥離する際に、レンズシート20から光硬化性組成物42が垂れないように、光硬化性組成物42は、ある程度高い粘性を有することが好ましい。このような粘性を確保するために、レンズシート20から剥離シート44を剥離する前に光硬化性組成物42を半硬化させておくことが好ましい。
次に、有機EL素子10の透明基材層12の光出射面12Bを、例えばヘキサメチレンジシラザン(HMDS)等により表面処理する。これにより、透明基材層12と光硬化性組成物42の硬化物との密着性を向上できる。
次に、図3(C)に示すように、表面処理された光出射面12Bにプリズムシート20に設けられた光硬化性組成物42を当接させる(光硬化性組成物配置ステップ,レンズシート配置ステップ)。
次に、図3(D)に示すように、透明電極14と裏面電極18との間に電圧を印加して発光層16を発光させる。これにより、発光層16で発せられた光Lは、透明基材層12の光出射面12Bから出射して光硬化性組成物42に達し、また、その一部の光L1は、金属製シート46で反射して、再度、光硬化性組成物42に達する。この際、光硬化性組成物42が硬化するに十分な量の照射エネルギーを付与する。これにより、硬化性組成物42は、有機EL素子10からの直接光Lまたは前記反射光L2に感応して硬化した硬化物となる。このようにして光硬化性組成物42を硬化させて接着層30を形成する(接着層形成ステップ)。
最後に、図3(E)に示すように、金属製シート46を剥離して(離型ステップ)、照明装置1を作製する。
本実施の形態によれば、以下のような効果がある。
(1)透明基材層12の光出射側に、複数の四角錐状の錐体21Aからなる凹凸構造21が形成されたレンズシート20を配置したので、この凹凸構造21により発光層16からの光を集光させることができて、光取出効率を高めることができる。このため、正面方向の輝度がより一層高いエレクトロルミネッセンス素子を提供できる。従って、このように高輝度な素子を用いることにより、より高輝度な照明装置を提供できる。
(2)凹凸構造21を、四角錐状の錐体21Aを複数備えて構成したので、他の形状に比べて光取出効率をより一層高めることができる。
(3)有機EL素子10自身からの光の出射により光硬化性組成物42を硬化させる構成としたので、有機EL素子10が正しく発光するか否かの確認(検品)の際に、硬化ステップも合わせて実施することができ、正面方向の輝度が向上した照明装置をより一層簡便に製造できる。
(4)発光層16自身からの光出射によって光硬化性組成物42を硬化させるため、外部から光を照射する場合のように、有機材料からなる発光層16の劣化が生じず、有機EL素子10および照明装置1の長寿命化を図ることができる。
(5)有機EL素子10からの光出射に伴って発熱が生じ、この熱によって光硬化性組成物42の硬化が進むことにより、照明装置1の生産性向上にも寄与できる。
(6)金属製シート46を用いることにより、有機EL素子10から出射した光を金属製シート46で反射させて光硬化性組成物42の側に戻すことができるため、光硬化性組成物42の硬化を促進できる。このため、照明装置1の生産性をさらに向上できる。
(7)光硬化性組成物42を挟んで剥離シート44とレンズシート20とを当接配置したレンズシート部材40を用意し、光硬化性組成物42をレンズシート20側に残した状態で剥離シート44を剥離するようにしたので、光出射面12Bに設置する前に剥離シート44を剥がすだけで、比較的簡単に照明装置1を製造できる。
(8)有機EL素子10を作製するとともに、その光出射面12Bにレンズシート20を配置する構成としたので、それぞれの部材10,20を異なる場所で製造する場合にも容易に対応できる。
なお、本発明は、前記実施形態には限定されない。
前記実施形態では、有機EL素子10を予め製造した後に、その光出射面12Bにレンズシート20を接着する手順としたが、例えば、有機EL素子10の製造の際、すなわち、光出射面12B上にレンズシート20が接着された透明基材層12を用いて有機EL素子10を作製し、最後に有機EL素子10を発光させて接着層を形成する手順としてもよい。
また、前記実施形態では、レンズシート20から剥離シート44を剥がして光硬化性組成物42を露出させる構成としたが、特に剥離シート44を設けなくてもよい。例えば、EL素子10の光出射面12Bに光硬化性組成物42を設けた後に、その光硬化性組成物42の上にレンズシート20を配置する態様や、レンズシート20とEL素子10とを対向させた状態で、これらの部材10,20間に光硬化性組成物42を注入する態様などを挙げることができる。要するに、レンズシート20と透明機材層12との間に光硬化性組成物42が設けられれば、その手順は限定されない。
前記実施形態では、EL素子を有機EL素子としたが、無機EL素子、LEDとしてもよい。
また、例えば、前記実施形態では、透明基材層12と透明電極14とを直接積層したが、発光効率を高める観点から、部材12,14の間に、例えばSiOをスパッタリングすること等により成膜してなるガスバリヤ層を積層してもよい。
次に、本発明について、図3を参考にしながら、実施例および比較例を用いてさらに詳細に説明する。
<実施例1>
(1)レンズシート部材の作製
まず、50mm×50mmのステンレス鋼SUS430製の矩形板材を用意し、その全面に、厚さ100μmのニッケル−リン無電解めっきを施した。次いで、頂角90度の単結晶ダイヤモンドチップ(コンツールファインツーリング社製)が取り付けられたバイトを、微細加工用の工作機械(ナノグルーバ AMG71P、不二越社製)に用いて、ニッケル−リン無電解めっき面に対して、板材の短辺方向に沿って、幅20μm、高さ10μm、ピッチ20μm、頂角90度の断面二等辺三角形状の線状部を複数切削加工した。次いで、板材の長辺方向に沿って、前記同様のピッチで線状部を複数切削加工した。これにより、矩形板材の表面に、凸状の四角錐が正格子状に複数並んだ凹凸構造を有する金属スタンパを作製した。
次に、ナノインプリント装置(例えば、ホットエンボス装置「EVG520HE」、EVG社製)を用いて、脂環式オレフィン樹脂からなる透明樹脂シート(日本ゼオン社製、「ゼオノアフィルム」)を、当該樹脂のガラス転移点(160度)以上の温度である190度に加熱してから前記金型の凹凸面を押し当て、その後、当該樹脂のガラス転移点以下の温度である150度まで冷却してから前記金型を外す。これにより、複数の四角錐体からなる凹凸構造が一方の面に形成されたレンズシートを作製した。得られた透明基材層には、底面部が20μm×20μmの正方形である四角錐が複数形成されていた。この四角錐は、その頂角が90度であり、その高さが10μmであった。
次に、レンズシート20の凹凸構造21の上にアルミニウム製シート46を設けた。また、レンズシート20の平坦面20Aを上向きにした状態で、平坦面20Aの上に光硬化性組成物(共立化学社製、「XLV90」)を塗布した。以上のようにしてレンズシート部材を作成した。なお、本実施例では、離型シートは設けなかった。
(2)白色有機EL素子の作製
まず、透過性を有するガラス製の基板(透明基材層)の上に、ITOを蒸着して陽極(第1電極)を形成した。次に、この陽極の上にNPBを蒸着して正孔輸送層(発光層)を形成した。この正孔輸送層の上に青色発光材料であるADS082を蒸着して青色発光層(発光層)を形成した。この青色発光層の上に赤色発光材料であるDCJTBを蒸着して赤色発光層(発光層)を形成した。この赤色発光層の上にAlqを蒸着して緑色発光層(発光層)および電子輸送層を形成した。この電子輸送層の上にてLiFを蒸着してバッファー層を形成した後、アルミニウムを蒸着して陰極(第2電極)を形成した。以上のようにして、白色有機EL素子を作製した。
(3)照明装置の製造
次に、得られた白色有機EL素子のガラス製の基板の表面(光出射面)の上に、光硬化性組成物が当接するように前記レンズシート部材を配置した。次に、白色有機EL素子を3000cd/mで2分間発光させて、光硬化性組成物を硬化させて接着層30とすることにより、レンズシート20を有機EL素子10に接着した。最後に、レンズシート20からアルミニウム製シート46を剥がして、有機EL素子10の光出射面12Bにレンズシート20を備えた照明装置1を製造した。
<実施例2>
本実施例では、アルミニウム製シートを用いなかった点と、白色有機EL素子の発光を3000cd/mで3分間とした点以外は、実施例1と同様にして照明装置を得た。
<実施例3>
本実施例では、レンズシートに用いた透明樹脂シートを、脂環式オレフィン樹脂からなる透明樹脂シートの代わりにPETフィルムを用いた点と、光硬化性組成物として共立化学社製、「ワールドロック8120T」を用いた点と、色有機EL素子の発光を3000cd/mで4分間とした点以外は、実施例2と同様にして照明装置を得た。
<比較例>
本比較例では、白色有機EL素子の発光で光硬化性組成物を硬化させる代わりに、外部の露光装置(ウシオ電機社製、「ユニキュアシステム」)を用いて光硬化性組成物を硬化させた以外は、実施例1と同様とした。
以上のようにして製造された各照明装置について、出光変換部が所望の形状に形成されていることを光学顕微鏡にて確認した後、分光光度計を用いて輝度効率を求めたところ、実施例1〜3は、その視感効率が17.1(lm/W)であった。また、比較例1は、その視感効率が13.7(lm/W)であった。このため、各実施例1〜3は、比較例1に比べて効率が約20%が向上していることが分かった。
本発明の製造方法により得られた照明装置の構成を模式的に示す断面図である。 前記照明装置を構成するレンズシートを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る製造方法により照明装置を製造する手順を説明するための模式図である。
符号の説明
1 照明装置
10 有機EL素子(エレクトロルミネッセンス素子)
12 透明基材層
12A 面
12B 光出射面
14 透明電極(第1電極)
16 発光層
18 裏面電極(第2電極)
20 レンズシート
20A 平坦面
21 凹凸構造(出光方向変換部)
21A 錐体
30 接着層
40 レンズシート部材
42 光硬化性組成物(光硬化物)
44 剥離シート
46 金属製シート

Claims (2)

  1. 光を出射する光出射面を有するエレクトロルミネッセンス素子と、
    このエレクトロルミネッセンス素子の光出射側に設けられ、光硬化性組成物を硬化させてなる接着層と、
    前記接着層の光出射側に設けられるとともに、その少なくとも一方の主面に、前記エレクトロルミネッセンス素子から出射する光の方向を変換する出光方向変換部が形成されたレンズシートと、をこの順に備える照明装置の、製造方法であって、
    前記エレクトロルミネッセンス素子の光出射側に前記光硬化性組成物を配置する光硬化性組成物配置ステップと、
    前記光硬化性組成物の光出射側に前記レンズシートおよび金属シートを配置するレンズシート配置ステップと、
    前記エレクトロルミネッセンス素子からの光の出射により前記光硬化性組成物を硬化させて前記接着層を形成する接着層形成ステップと、
    金属シートを剥離する剥離ステップと、を備える照明装置の製造方法。
  2. 透明基材層と、第1電極と、発光層と、第2電極とをこの順に有し、前記透明基材層における前記第1電極とは反対側の面が光を出射する光出射面となるエレクトロルミネッセンス素子と、前記エレクトロルミネッセンス素子を構成する前記透明基材層の光出射側に設けられ、
    光硬化性組成物を硬化させてなる接着層と、
    前記接着層の光出射側に設けられるとともに、その少なくとも一方の主面に、前記エレクトロルミネッセンス素子から出射する光の方向を変換する出光方向変換部が形成されたレンズシートと、をこの順に備える照明装置の、製造方法であって、
    前記透明基材層における前記光出射面とは反対側の面に第1電極を設けるステップと、
    前記第1電極における前記透明基材層とは反対側の面に発光層を設けるステップと、
    前記発光層における前記第1電極とは反対側の面に第2電極を設けるステップと、
    前記透明基材層の光出射側に前記光硬化性組成物を配置する光硬化性組成物配置ステップと、
    前記光硬化性組成物の光出射側に前記レンズシートおよび金属シートを配置するレンズシート配置ステップと、
    前記エレクトロルミネッセンス素子からの光の出射により前記光硬化性組成物を硬化させて前記接着層を形成する接着層形成ステップと、
    金属シートを剥離する剥離ステップと、を備える照明装置の製造方法。
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