JP4930218B2 - 電圧形インバータの制御装置 - Google Patents

電圧形インバータの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4930218B2
JP4930218B2 JP2007167320A JP2007167320A JP4930218B2 JP 4930218 B2 JP4930218 B2 JP 4930218B2 JP 2007167320 A JP2007167320 A JP 2007167320A JP 2007167320 A JP2007167320 A JP 2007167320A JP 4930218 B2 JP4930218 B2 JP 4930218B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
value
command value
output
inverter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007167320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009011017A (ja
Inventor
以久也 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP2007167320A priority Critical patent/JP4930218B2/ja
Publication of JP2009011017A publication Critical patent/JP2009011017A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4930218B2 publication Critical patent/JP4930218B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

本発明は、電圧形インバータの制御装置に関し、例えば、半導体スイッチング素子のオン・オフにより所望の大きさ及び周波数の交流電圧を出力する電圧形インバータによって交流電動機を駆動する場合に、インバータの出力電圧に含まれる誤差や歪を補償するための制御装置に関するものである。
通常の電圧形インバータは、上下アームを構成する半導体スイッチング素子を交互に導通させて所望の大きさ及び周波数の交流電圧を発生している。しかし、周知のようにスイッチング素子にはターンオフ時の動作遅れがあり、これによって上下アームが同時にオンすることによるアーム短絡を防ぐために、スイッチングパターンに短絡防止期間(デッドタイム)を設けている。
しかし、このデッドタイムに起因して、電圧形インバータの出力電圧は出力電圧指令に対して誤差を持つことになり、これによる出力電圧の歪が電動機駆動時のトルクリプルの原因となっている。
上述したデッドタイムに起因する出力電圧の歪を補償するための従来技術として、特許文献1に記載されているように、インバータの出力電圧指令値及び出力電流に基づいて出力電圧歪を推定し、この推定値に基づいて出力電圧指令値に加える補償信号の振幅(補償量)を調節する方法が知られている。
以下、この従来技術を、図8を参照しつつ説明する。
図8において、101は電圧指令値に比例した電圧を出力する電圧形パルス幅変調(PWM)インバータであり、102はインバータ101によって駆動される交流電動機である。
前記インバータ101において、破線で示したブロック101aは、前述したデッドタイムによる出力電圧歪Δvが、電流検出手段110により検出された出力電流iの極性に応じて発生することをモデル化したものである。
また、103は、回転磁界座標系における電動機102の磁束軸方向のd軸電圧指令値v 、これに直交するq軸電圧指令値v 及び位相基準信号θ(=ωt)が入力されて固定子座標系の出力電圧指令値vを出力する座標変換手段、109は出力電圧指令値vと後述する補償手段105からの補償信号Δvとを加算する加算手段、106は出力電流iを回転磁界座標系のd軸電流i及びq軸電流iに変換する座標変換手段、107はd軸電圧指令値v 、q軸電圧指令値v 、d軸電流i及びq軸電流iに基づいて電圧歪成分(補償残留成分)を推定する歪成分推定手段、108は推定した電圧歪成分と出力電流iとに基づいて補償量を調節する補償量調節手段、108aは電圧歪成分の極性反転手段、108bは出力電流iの極性に応じて切替信号を出力する極性検出手段、108cは前記切替信号により選択された歪成分推定手段107の出力またはその反転出力を積分する積分手段、105は出力電流iの極性に応じた補償信号Δvを前記加算手段109に出力する補償手段である。
上記構成において、出力電圧歪Δvは、各軸の電圧指令値v ,v からインバータ101の出力電圧までの経路において、歪成分が作用するモデルによって推定することができ、歪成分推定手段107は、d軸電圧指令値v 、q軸電圧指令値v 、d軸電流i及びq軸電流iを用いて外乱オブザーバの原理に従い電圧歪成分を推定する。そして、この電圧歪成分が零に近付くように、補償量調節手段108により補償手段105からの補償信号Δvを制御し、これを加算手段109にて元の出力電圧指令値vに加算して出力電圧歪Δvの最小化を図っている。
すなわち、上記補償信号Δvを元の出力電圧指令値vに加算して出力電圧歪Δvをフィードフォワード制御することにより、出力電圧vにΔvが含まれるのを抑制して出力電圧歪を補償している。この補償信号の振幅(補償量)は、電圧歪成分の振幅に一致する場合に最も補償効果が大きく、それより過大または過小でも補償残留成分が発生するので、この従来技術では、補償量調節手段108によって補償量の過不足を判別し、その判別結果により補償手段105を介して補償量を最適値に制御している。
しかるに、上記従来技術では、外乱オブザーバとしての歪成分推定手段107により推定した電圧歪成分には、電動機102の逆起電力(速度起電力)も含まれるため、推定した歪成分をそのまま用いて出力電圧指令値を補償することができない。このため、補償量調節手段108及び補償手段105を用いて補償量を調整する必要がある。
これらの補償量調節手段108及び補償手段105では、電圧歪成分の波形に基づいて、積分やその積分値の差演算等を行って過補償または不足補償を判別し、その判別結果に応じて補償量を決定するという複雑な処理を行っており、これらが回路構成の複雑化や演算負荷の増大を招いていた。
上記の点に鑑み、出願人は、特願2007−6587として、上記問題点を解決可能な電圧形インバータの制御装置(第1の先願発明という)を既に出願している。
図9は、この先願発明の構成を示すブロック図であり、1は所望の大きさ及び周波数の交流電圧を出力する電圧形PWMインバータ、2はインバータ1の各相の出力端子に接続された誘導電動機、3は誘導電動機2に対する一次角周波数指令ω を設定する周波数設定器、4は一次角周波数指令ω を積分して位相基準信号θ を出力する積分手段、5は回転磁界座標系のd軸電圧指令値v1d 及びq軸電圧指令値v1q を位相基準信号θ に基づいて固定子座標系の各相電圧指令値v ,v ,v に変換する座標変換手段である。
また、6はインバータ1の出力電流i,i,iを検出する電流検出手段、7は固定子座標系の出力電流i,i,iを位相基準信号θ に基づいて回転磁界座標系のd軸電流i1d及びq軸電流i1qに変換する座標変換手段、8は一次角周波数指令ω からq軸電圧指令値v1q を出力するV/f変換手段、9はq軸電圧指令値v1q 及びq軸電流i1qから外乱電圧vdisを推定して出力する第1の推定手段としての高速外乱推定オブザーバ、10はq軸電圧指令値v1q 及びq軸電流i1qから逆起電力成分vemfを推定して出力する第2の推定手段としての低速外乱推定オブザーバ、11はd軸電流i1d、一次角周波数指令ω 及び漏れインダクタンスLσを用いてリアクタンスによる電圧降下成分(d軸干渉成分)vcmpを演算する第3の推定手段としてのd軸干渉成分演算手段、12はd軸電流指令値i1d 及びd軸電流i1dを入力としてd軸電圧指令値v1d を出力する電流制御手段、13は前記逆起電力成分vemfからd軸干渉成分vcmpを減算する減算手段、14は前記外乱電圧vdisから減算手段13の出力を減算した値を補償電圧vとして出力する減算手段、15は元のq軸電圧指令値v1q と前記補償電圧vとを加算して補正後のq軸電圧指令値v1q を出力する加算手段である。
次に、図9の動作を説明する。この第1の先願発明における制御方法には、周知のV/f一定制御が用いられる。
まず、周波数設定手段3により設定された一次角周波数指令ω は、V/f変換手段8に入力され、一次角周波数指令ω に対応する一次電圧指令値(出力電圧指令値)が出力される。ここで、電圧指令値のd軸成分は誘導電動機2が発生するトルクには直接影響しないため、V/f変換手段8からは、一次角周波数指令ω に対応するq軸電圧指令値v1q が一次電圧指令値として出力される。
以下、q軸電圧指令値v1q を一次電圧指令値v1q 、q軸電圧v1qを一次電圧v1q、q軸電流iを一次電流iともいう。
一次電圧指令値v1q は座標変換手段5に入力され、積分手段4からの位相基準信号θ を用いた座標変換により正弦波の出力電圧指令値v ,v ,v が生成される。これらの電圧指令値v ,v ,v をインバータ1の内部で搬送波信号と比較して得たPWM信号に従ってインバータ1の半導体スイッチング素子をオン・オフ動作させることにより、出力電圧v,v,vが制御されて誘導電動機2に供給されることになる。
一方、インバータ1のデッドタイムに起因する出力電圧歪は、回転磁界座標系において高速外乱推定オブザーバ9により推定した外乱電圧vdisにより補償される。
ここで、数式1により与えられる回転磁界座標系で表現された誘導電動機の電圧方程式より、誘導電動機2の一次電流i1qと一次電圧v1qとの関係を求めると、数式2となる。
Figure 0004930218
Figure 0004930218
これらの数式において、φ2d,φ2q:d軸電動機磁束及びq軸電動機磁束,v1d,i1d:誘導電動機の一次側のd軸電圧及びd軸電流,v1q,i1q:誘導電動機の一次側のq軸電圧及びq軸電流,ω:一次角周波数,ω:回転角周波数(電気角速度),R:一次抵抗値,R:二次抵抗値,Lσ:漏れインダクタンス,L:励磁インダクタンス,p:微分演算子である。
数式2において、右辺第2項はd軸干渉成分、第4項は逆起電力成分となる。なお、右辺第3項は、低速において影響がないためゼロと考える。
インバータ1のデッドタイムによる誤差電圧及び上記d軸干渉成分や逆起電力成分の和を外乱電圧vdisと定義すると、数式2から数式3を得ることができる。
Figure 0004930218
ここで、外乱電圧vdisを外乱オブザーバにより推定することを考える。すなわち、数式3に示した一次電流i1qと一次電圧v1qとの関係に基づき、誘導電動機2に印加されているインバータ1の出力電圧(=(R+R+pLσ)i1q)を一次電流i1qから推定する。
そして、高速外乱推定オブザーバ9では、次の数式4に示す如く、推定した出力電圧(=(R+R+pLσ)i1q)と一次電圧指令値v1q との差分をとり、時定数Tのローパスフィルタを通してゲインKを乗じ、外乱電圧推定値^vdisとして出力する。なお、数式4において、記号「^」を付した値は何れも推定値である。
Figure 0004930218
ここで、デッドタイムによる外乱成分は、一次出力周波数をf(=ω/2π)とした場合、その6倍の周波数の交流リプル成分がq軸上に現れる。従って、数式4における時定数Tは、出力周波数の6倍より十分速い時間で外乱電圧を推定するとし、例えば数式5に示す範囲に設定する。
Figure 0004930218
また、前述したように、外乱電圧推定値^vdisには、デッドタイムによる誤差電圧の他に誘導電動機2の逆起電力成分やd軸干渉成分が含まれることになり、中高速領域において逆起電力成分も補償されてしまい、V/f制御などのオープンループ制御時に電圧が過大となり安定性に問題がある。
よって、低速外乱推定オブザーバ10により、数式2における右辺第4項の逆起電力成分vemfを演算すると共に、d軸干渉成分演算手段11により右辺第2項のd軸干渉成分vcmp(=ωσ1d)を演算し、これらを減算手段13,14に図示の符号で入力することにより高速外乱推定オブザーバ9の出力である外乱電圧推定値^vdisを補償して補償電圧vを生成する。
低速外乱推定オブザーバ10は、数式4と同様の構造を持ち、時定数をTとした数式6に示す推定逆起電力^vemfを出力する外乱推定オブザーバを構成する。
Figure 0004930218
ここで、逆起電力vemfは数式2より回転角周波数ωに依存し、その変化は、デッドタイムによる外乱成分に対して非常に遅い。従って、数式6における時定数Tは、デッドタイムによる外乱成分を無視できる程度に遅くすれば逆起電力vemfの推定が可能であり、例えば数式7に示す範囲に設定する。
Figure 0004930218
低速外乱推定オブザーバ10から出力される推定逆起電力^vemfには、数式2の右辺第2項のd軸干渉成分vcmpも含まれるが、vcmpまで推定して外乱成分として補償すると中高速領域で安定性が劣化するため、これを数式8に示すように一次角周波数ω、d軸電流i1d及び漏れインダクタンスLσを用いて算出して前向きに補償する。
Figure 0004930218
上記のように計算されたd軸干渉成分vcmpは、減算手段13により推定逆起電力^vemfから減算することにより補償される。減算手段13の出力は次段の減算手段14に入力されて外乱電圧推定値^vdisを補償し、その結果を補償電圧vとして出力する。
補償電圧vは加算手段15において一次電圧指令値v1q に加えられるので、結果的には、外乱電圧から逆起電力相当量を除いたデッドタイムによる誤差電圧のみを電圧歪成分として推定し、一次電圧指令値v1q を補償するシステムを構成することができる。これにより、インバータ1の出力電圧歪を常に最小化することができる。
しかしながら、第1の先願発明では、時定数の早い高速外乱推定オブザーバ9と時定数の遅い低速外乱推定オブザーバ10とを組み合わせて構成されており、これらの二つのオブザーバ9,10の時定数を最適に設定しなければ、逆に電圧歪み成分が増加してしまうおそれがある。時定数の調整には経験的な知識が必要であるため、煩雑化するという問題がある。
また、第1の先願発明は単純なV/f一定制御を対象としており、ベクトル制御や、電流指令値から前向きに電圧指令値を演算してトルクを制御するような方式に適用することは困難である。
このような観点から、出願人は特願2007−135385として、別の先願に係る制御装置(第2の先願発明という)を既に出願している。
図10は第2の先願発明の構成を示すブロック図である。この先願発明では、d軸電流指令値i 及びq軸電流指令値i から、数式9に示す誘導電動機2の電圧方程式に従ってd軸電圧指令値vd0 及びq軸電圧指令値vq0 が演算される。ここで、d軸電圧指令値vd0 及びq軸電圧指令値vq0 を、便宜的に第2の出力電圧指令値という。
なお、この数式9は、d軸,q軸電流指令値i ,i を用いてd軸,q軸電圧指令値vd0 ,vq0 を演算する以外は、前述した数式1と同様である。
Figure 0004930218
但し、数式9において、φ2d,φ2q:二次磁束、R,R:一次,二次抵抗、Lσ:漏れインダクタンス、L:相互インダクタンス(何れもT型等価回路より換算した値)、ω:電気角周波数、ω:機械角周波数、p:微分演算子である。なお、上記パラメータは、検出値(実際値)であっても推定値であっても構わない。
図10では、一例として、数式9におけるφ2q=0とした構成を示している。また、図10における干渉項とは±ωσによる成分、逆起電力とはωφ2dによる成分であり、21〜27は加減算手段である。
一方、d軸,q軸電流指令値i ,i とd軸,q軸電流検出値i,iとの偏差がそれぞれ加減算手段31,32により求められ、その偏差が電流調節手段30に入力されている。電流調節手段30では、上記各電流偏差をなくすように調節動作が行われ、その出力が加減算手段26,27において第2の出力電圧指令値vd0 ,vq0 にそれぞれ加算される。
更に、加減算手段26,27の出力に、後述する電圧歪み推定手段20により演算された電圧補正値Δv,Δvをそれぞれ加えて補正を行い、d軸電圧指令値v 及びq軸電圧指令値v を求める。なお、電圧指令値v ,v は、図9における電圧指令値v1d ,v1q と実質的に同じものである。
これらの電圧指令値v ,v を座標変換手段5により静止座標系に変換し、角周波数ωに応じた出力電圧指令値を求める。以降は、電圧形PWMインバータ1内のPWM発生手段により、インバータ1のパルスパターンを計算し、そのパターンに応じて半導体スイッチング素子をオン・オフすることにより、所望の出力電圧を誘導電動機2に供給する。
また、電流検出手段6は電動機2に流れる電流を検出し、座標変換手段7により回転座標系に変換してi,iを求める。なお、電流検出値i,iは、図9における電流検出値i1d,i1qと実質的に同じものである。
これらの電流検出値i,iを電圧歪み推定手段20に入力し、推定手段20ではインバータ1の出力電圧を推定すると共に、その電圧推定値と電圧指令値とから電圧歪み成分を推定し、更に電圧補正値Δv,Δvを演算する。
図11は電圧歪み推定手段20の構成図であり、20aは下記の数式10を演算する演算ブロック、20dは数式13を演算する演算ブロック、20b,20cは加減算手段である。
この電圧歪み推定手段20では、まず、回転座標上のd軸,q軸電流検出値i,iから出力電圧推定値^v,^vを数式10により計算する。数式10において、τは電動機二次時定数(=R/L)である。
Figure 0004930218
数式10において、q軸側の出力電圧推定値^vは第1の先願発明における数式2の右辺第1項と同じであるが、ここではd軸側についても出力電圧推定値^vを演算する。なお、電動機2の抵抗値R,R及びインダクタンス値Lσ,Lは、前述した電圧指令値の演算に用いたものと同じ値を使用する。
一方、逆起電力成分とd軸,q軸に互いに干渉する成分を除くd軸,q軸電圧指令値vdn ,vqn は、数式11により演算され、これらの電圧指令値が電圧歪み推定手段20に入力される。ここで、d軸電圧指令値vdn ,q軸電圧指令値vqn を、便宜的に第1の出力電圧指令値(基準電圧指令値)という。
Figure 0004930218
数式10と数式11とは、電圧歪みがない状態では全く同様になり、電圧歪みが存在すると電圧歪みによって電流検出値i,iと電流指令値i ,i との間に誤差が生じる。
d軸,q軸のそれぞれにつき数式11と数式10との差分をとって電圧歪み成分推定値^vdrip,^vqripとすると、これらは数式12によって表される。
Figure 0004930218
数式12により求めた電圧歪み成分推定値^vdrip,^vqripにローパスフィルタ(1/(1+sτ))及びゲインKを介し、外乱オブザーバとしてd軸,q軸電圧補正値Δv,Δvを数式13により求める。
Figure 0004930218
上記のように、第2の先願発明では、数式13により求めた電圧補正値Δv,Δvを用いて出力電圧指令値v ,v を補正することにより、デッドタイム等に起因する電圧歪み成分を補償してトルクリプルを低減している。
特許第3536114号公報(段落[0007]〜[0012]、図1等)
図10に示した第2の先願発明では、図11の電圧歪み推定手段20が、数式11により電流指令値i ,i から演算される基準電圧指令値vdn ,vqn と、数式10により電流検出値i,iから演算される出力電圧推定値^v,^vとのそれぞれの偏差(すなわち、数式12に示した電圧歪み成分推定値^vdrip,^vqrip)をゼロにするように調節するため、見方を変えれば簡単な電流調節手段と同様の動作を行っている。
これは、数式12における抵抗値やインダクタンス値を変化しない定数とみなせば、電流指令値と電流検出値との偏差に定数(ゲイン)と一次遅れフィルタを介する電流制御を行っているとみなせるからである。
従って、数式13におけるフィルタの時定数やゲインKの設計には、系に応じた最適な設計が必要となり、運転条件や制御系の遅れ時間などの影響により、特性が影響を受ける。
更に、図10に示した如く電流調節手段30が存在する場合には、電圧歪み推定手段20、加減算手段23,25等からなる出力電圧指令値補正手段の周波数特性と電流調節手段30の周波数特性とが接近すると互いに干渉し、電圧歪み成分に対する所望の低減効果が得られない恐れがある。
そこで、本発明の解決課題は、電流調節手段との干渉がなく、ゲイン等の複雑な設計を不要にして出力電圧歪み成分を低減するようにした高精度な制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、半導体スイッチング素子のオン・オフにより所望の大きさ及び周波数の交流電圧を出力する電圧形インバータの制御装置であって、前記インバータの出力電流指令値から演算した出力電圧指令値を、電圧補正値により補正して前記インバータに与えるようにした制御装置において、
前記インバータの出力電流検出値から前記インバータの出力電圧を推定する手段と、
前記電圧補正値により補正した出力電圧指令値から基準電圧指令値を演算する手段と、
前記基準電圧指令値と前記インバータの出力電圧推定値との差から電圧歪み成分を推定する手段と、
この電圧歪み成分推定値から前記電圧補正値を求める手段と、を備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1において、前記電圧補正値により補正した出力電圧指令値と負荷の逆起電力成分及びリアクタンスによる電圧降下成分とを用いて前記基準電圧指令値を演算すると共に、負荷の抵抗値及びインダクタンス値を用いて前記出力電圧推定値を演算するものである。
また、請求項3に係る発明は、請求項1において、前記電圧補正値により補正した出力電圧指令値を前記基準電圧指令値とし、負荷の抵抗値,インダクタンス値,逆起電力成分及びリアクタンスによる電圧降下成分を用いて前記出力電圧推定値を演算するものである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜3の何れか1項において、前記インバータの出力電流指令値と前記電流検出値との偏差を零にするように動作する電流調節手段を備え、前記電圧補正値による補正前の出力電圧指令値が、前記電流調節手段の出力を含むものである。
図10の先願発明が、出力電圧の歪み成分を推定するための基準電圧指令値を電流指令値から演算していたのに対し、請求項1に記載した発明では、出力電圧指令値を電圧補正値にて補正することにより基準電圧指令値を演算し、この基準電圧指令値と、出力電流検出値から推定した出力電圧推定値との差から電圧歪み成分を推定し、更に、この電圧歪み成分に基づいて前記電圧補正値を求めることとした。
上記構成により、本発明によれば、図10の先願発明のように、出力電圧の歪み成分を推定して電圧補正値を求めるに当たってゲインの最適設計を不要とし、また、電流調節手段との干渉を生じずに出力電圧の歪み成分を補償し、電動機を負荷とした場合のトルクリプルや回転むらを改善して高効率かつ高精度な制御装置を提供することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、電流調節手段を有する制御装置においても、同様に干渉せずに電圧歪み成分を低減させることが可能である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、本発明の特徴は、図10の先願発明では電圧歪み成分の推定に用いる基準電圧指令値vdn ,vqn を電流指令値i ,i から演算していたのに対し、本発明では、電圧歪み推定手段から出力される電圧補正値Δv,Δvにより元の出力電圧指令値v ,v を補正して基準電圧指令値vdn ,vqn を求め、これに基づいて出力電圧の歪み成分を推定する点である。
図1は、本発明の第1実施形態を示すブロック図であり、請求項1に係る発明に相当する。
図1において、d軸電圧指令値vd0 及びq軸電圧指令値vq0 は、前述した数式9により、d軸電流指令値i 及びq軸電流指令値i を用いて演算される。
図1では、一例として数式9におけるφ2q=0とした構成を示しており、制御を簡単化するために、このように数式9を簡略化した場合でも本発明は適用可能である。
また、図1では誘導電動機の電圧方程式に基づいて演算しているが、同期電動機を対象とする場合には電圧方程式を変更すれば適用可能である。なお、一般的に速度制御やトルク制御などの制御対象に基づいて電流指令値の演算手段は多数存在するが、本発明は特に電流指令値の演算方法を要旨とするものではなく、何らかの方法でd軸電流指令値i 及びq軸電流指令値i が与えられれば良い。
演算されたd軸電圧指令値vd0 及びq軸電圧指令値vq0 に、後述する電圧歪み推定手段40により演算された電圧補正値Δv,Δvを加減算手段23,25にてそれぞれ加えて補正することにより、d軸電圧指令値v 及びq軸電圧指令値v を求める。
これらの電圧指令値v ,v を座標変換手段5により静止座標系に変換し、角周波数ωに応じた出力電圧指令値を求める。以降は、電圧形PWMインバータ1内のPWM発生手段により、インバータ1のパルスパターンを計算し、そのパターンに応じて半導体スイッチング素子をオン・オフすることにより、所望の出力電圧を誘導電動機2に供給する。
電流検出手段6は電動機2に流れる電流を検出し、座標変換手段7により回転座標系に変換してi,iを求める。
これらの電流検出値i,iを電圧歪み推定手段40に入力し、推定手段40ではインバータ1の出力電圧を推定すると共に、その電圧推定値と電圧指令値及び電流指令値から電圧歪み成分を推定して電圧補正値Δv,Δvを演算する。
次に、請求項2に相当する電圧歪み推定手段40の構成を説明する。
図2は電圧歪み推定手段40の構成図であり、41,42,44〜46は加減算手段、43,47はローパスフィルタ、48は演算ブロックである。演算ブロック48は、前述した数式10により、回転座標上の電流検出値i,iから出力電圧推定値^v,^vを演算する。
一方、電圧歪み成分から求めた電圧補正値をΔv,Δvとすると、図1の構成により、出力電圧指令値v ,v は数式14によって表される。
Figure 0004930218
図2に示す電圧歪み推定手段40には出力電圧指令値v ,v 及び電流指令値i ,i が入力され、加減算手段41,44,45を介し、d軸,q軸に互いに干渉する干渉成分としてのリアクタンスによる電圧降下成分とq軸の逆起電力成分とを用いて、基準電圧指令値vdn ,vqn を数式15のように求める。
Figure 0004930218
数式15における基準電圧指令値vdn の右辺第二項と基準電圧指令値vqn の右辺第二項とがリアクタンスによる電圧降下成分であり、基準電圧指令値vqn の右辺第三項が逆起電力成分である。なお、周波数が低い領域では、ω,ωが小さいので、数式15から明らかなようにリアクタンスによる電圧降下成分及び逆起電力成分が微小となる。従って、基準電圧指令値vdn ,vqn を出力電圧指令値v ,v として演算してもよい。
前述した数式12と同様に、以下の数式16に示す如く、d軸,q軸のそれぞれにつき数式15と数式10との差分をとって電圧歪み成分推定値^vdrip,^vqripを求める。
図2における加減算手段42,46は、この数式16を演算するためのものである。
Figure 0004930218
数式16に時定数τのローパスフィルタ43,47を通して、数式17のように電圧補正値Δv,Δvを求める。
Figure 0004930218
図1に示した如く、数式17により演算した電圧補正値Δv,Δvを用いて数式14により出力電圧指令値v ,v を更新(補正)する。
なお、本発明をソフトウェアにて構成する場合には、演算周期毎に数式17により電圧補正値Δv,Δvを演算し、1演算周期後に数式14により出力電圧指令値v ,v を補正する構成となる。このような場合には、ローパスフィルタが存在しないと代数ループとなり安定性が損なわれるため、ローパスフィルタ43,47は必須である。
ここで、上記の説明では、リアクタンスによる電圧降下成分(ωσに関わる項)を求めるためにd軸電流指令値i 及びq軸電流指令値i を用いているが、d軸電流検出値i及びq軸電流検出値iを用いても良い。
次に、図3は、請求項3に相当する電圧歪み推定手段40の構成図である。
図2においては、出力電圧指令値v ,v に負荷のリアクタンスによる電圧降下成分及び逆起電力成分を加減算して基準電圧指令値vdn ,vqn を求めているが、数式18に示すように、出力電圧指令値v ,v を基準電圧指令値vdn ,vqn とし、また、数式19に示すように、前記数式10による演算結果に負荷のリアクタンスによる電圧降下成分及び逆起電力成分を加減算して出力電圧推定値^v,^vを求め、これらの数式18,19を用いて前記数式16により電圧歪み成分推定値^vdrip,^vqripを求めても良い。
Figure 0004930218
Figure 0004930218
図3は、上記数式18,19を演算し、更に数式16により求めた電圧歪み成分推定値^vdrip,^vqripから数式17によって電圧補正値Δv,Δvを求めるための構成を示しており、符号49は数式19を実行する演算ブロックである。
なお、数式19では、リアクタンスによる電圧降下成分(ωσに関わる項)の演算にd軸電流検出値i及びq軸電流検出値iを用いているが、d軸電流指令値i 及びq軸電流指令値i を用いても良い。
以上説明した第1実施形態によれば、図10の先願発明において必要であったゲインKの最適な設計が不要になると共に、電流調節手段との干渉もなく、電圧歪み成分の低減効果を損なう恐れもない。
次いで、図4は本発明の第2実施形態を示すブロック図であり、請求項4に相当している。
本実施形態は、電流調節手段を備えた制御装置に関するもので、図1の実施形態に対して電流調節手段60及び加減算手段51〜54が付加されている。なお、図4における電圧歪み推定手段40の構成は、第1実施形態と同様に、図2または図3の何れでも良い。
以下に、この第2実施形態により、図10で述べたような電流調節手段との干渉をなくすことができる理由を説明する。
前述したように、図10における電圧歪み推定手段20は、電流調節手段30の出力に加えられる電圧補正値Δv,Δvを、究極的には電流指令値i ,i と電流検出値i,iとから演算している。従って、電圧歪み推定手段20が、電流調節手段30と並列に調節手段を構成することになり、電流調節手段30の周波数特性及び電圧歪み推定手段20の周波数特性が互いに影響して干渉するおそれがある。
しかし、図4に示した本発明の第2実施形態では、電圧歪み推定手段40が、出力電圧指令値vd0 ,vq0 から電流検出値i,iまでの間で閉ループとなっているため、電流調節手段60とは独立していると見なすことができる。
すなわち、電流指令値i ,i から電流検出値i,iまでの電流調節手段60の閉ループの内側に電圧歪み推定手段40の閉ループが存在することになり、前記ローパスフィルタ43,47の時定数τを電流調節手段60の時定数よりも短い値に設定すれば、電流調節手段60の応答遅れに対して干渉せずに補助的に補償することができる。
本実施形態における設計パラメータはローパスフィルタ43,47の時定数τのみであり、上述した如く時定数τを電流調節手段60の時定数よりも短く設定すれば、電圧歪み成分を効果的に補正することが可能である。
図5は、本発明の上記第2実施形態を適用した場合のシミュレーション波形であり、左側がインバータ1の出力電流波形、右側が出力電流の高調波解析結果を示す周波数スペクトラムである。
比較のため、図10の先願発明によるシミュレーション波形を図6に、電流調節手段のみを備えて電圧歪み推定手段を有しない場合のシミュレーション波形を図7に、それぞれ示してある。
シミュレーションの条件としては、PWM制御のスイッチング周期を100[μs]、デッドタイムを5[μs]とし、電流調節手段の時定数を1[ms]、第2実施形態における前記ローパスフィルタ43,47の時定数τを0.1[ms]とした。
図5と図7とを比較すると、図7の出力電流波形には定期的に段が存在し、正弦波に歪みが含まれた波形になっている。また、高調波解析結果を見ると、図7では比較的高い周波数まで様々な周波数を含んだ歪みが顕著に発生している。
一方、図5の第2実施形態では、電流調節手段の特性は図7と同様であるにも関わらず、波形は良好な正弦波であり、高調波解析でも比較的高い周波数の歪みまで良好に低減できている。従って、本実施形態によれば、電流調節手段で追従できない歪み成分を効果的に除去して良好に制御を行っていることが分かる。
また、図6の先願発明によれば、図7に比べて出力電流波形の歪み成分は減少しているが、高調波解析結果からは未だ改善の余地があることが分かる。
以上のように、本発明によれば、出力電圧歪みを効果的に低減して良好な制御が行えることが確認された。
なお、上記の各実施形態では電圧形PWMインバータ1により誘導電動機2を駆動する場合を対象としたが、本発明は、同期電動機等の他の電動機の駆動システムにも適用可能である。
本発明の第1実施形態を示すブロック図である。 図1における電圧歪み推定手段の構成図である。 図1における電圧歪み推定手段の他の構成図である。 本発明の第2実施形態を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態の効果を説明するためのシミュレーション波形である。 図10の先願発明によるシミュレーション波形である。 電流調節手段のみで電圧歪み推定手段を有しない場合のシミュレーション波形である。 特許文献1に記載された従来技術を示すブロック図である。 第1の先願発明を示すブロック図である。 第2の先願発明を示すブロック図である。 図10における電圧歪み推定手段の構成図である。
符号の説明
1:電圧形PWMインバータ
2:誘導電動機
5,7:座標変換手段
6:電流検出手段
21〜25,41,42,44〜46,51〜54:加減算手段
40:電圧歪み推定手段
43,47:ローパスフィルタ
48,49:演算ブロック
60:電流調節手段

Claims (4)

  1. 半導体スイッチング素子のオン・オフにより所望の大きさ及び周波数の交流電圧を出力する電圧形インバータの制御装置であって、前記インバータの出力電流指令値から演算した出力電圧指令値を、電圧補正値により補正して前記インバータに与えるようにした制御装置において、
    前記インバータの出力電流検出値から前記インバータの出力電圧を推定する手段と、
    前記電圧補正値により補正した出力電圧指令値から基準電圧指令値を演算する手段と、
    前記基準電圧指令値と前記インバータの出力電圧推定値との差から電圧歪み成分を推定する手段と、
    この電圧歪み成分推定値から前記電圧補正値を求める手段と、
    を備えたことを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
  2. 請求項1に記載した電圧形インバータの制御装置において、
    前記電圧補正値により補正した出力電圧指令値と負荷の逆起電力成分及びリアクタンスによる電圧降下成分とを用いて前記基準電圧指令値を演算すると共に、負荷の抵抗値及びインダクタンス値を用いて前記出力電圧推定値を演算することを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
  3. 請求項1に記載した電圧形インバータの制御装置において、
    前記電圧補正値により補正した出力電圧指令値を前記基準電圧指令値とし、負荷の抵抗値,インダクタンス値,逆起電力成分及びリアクタンスによる電圧降下成分を用いて前記出力電圧推定値を演算することを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載した電圧形インバータの制御装置において、
    前記インバータの出力電流指令値と前記電流検出値との偏差を零にするように動作する電流調節手段を備え、
    前記電圧補正値による補正前の出力電圧指令値が、前記電流調節手段の出力を含むことを特徴とする電圧形インバータの制御装置。
JP2007167320A 2007-06-26 2007-06-26 電圧形インバータの制御装置 Active JP4930218B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007167320A JP4930218B2 (ja) 2007-06-26 2007-06-26 電圧形インバータの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007167320A JP4930218B2 (ja) 2007-06-26 2007-06-26 電圧形インバータの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009011017A JP2009011017A (ja) 2009-01-15
JP4930218B2 true JP4930218B2 (ja) 2012-05-16

Family

ID=40325538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007167320A Active JP4930218B2 (ja) 2007-06-26 2007-06-26 電圧形インバータの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4930218B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5131467B2 (ja) * 2008-04-02 2013-01-30 富士電機株式会社 電力変換器の制御装置
JP5731920B2 (ja) * 2011-07-20 2015-06-10 株式会社日立製作所 交流電源装置とその制御装置
JP6361178B2 (ja) * 2014-03-07 2018-07-25 株式会社ジェイテクト モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP6343979B2 (ja) * 2014-03-12 2018-06-20 日産自動車株式会社 電動機の制御装置
JP6519149B2 (ja) * 2014-11-14 2019-05-29 日産自動車株式会社 モータ制御装置
JP6512018B2 (ja) * 2015-07-29 2019-05-15 株式会社デンソー モータの制御装置
JP6503277B2 (ja) * 2015-10-13 2019-04-17 東洋電機製造株式会社 制御器および交流電動機駆動装置
JP7354649B2 (ja) 2019-07-26 2023-10-03 株式会社アイシン 周辺監視装置
JP7346991B2 (ja) * 2019-08-09 2023-09-20 富士電機株式会社 電圧形インバータの制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3372436B2 (ja) * 1996-11-28 2003-02-04 オークマ株式会社 インバータの制御装置
JP2001352764A (ja) * 2000-06-09 2001-12-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバータ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009011017A (ja) 2009-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4930218B2 (ja) 電圧形インバータの制御装置
JP4881635B2 (ja) 永久磁石モータのベクトル制御装置
KR102285041B1 (ko) 인버터 제어 장치 및 모터 구동 시스템
JP4889329B2 (ja) 電圧形インバータの制御装置
JPH1127999A (ja) 誘導電動機の誘導起電力推定方法、速度推定方法、軸ずれ補正方法及び誘導電動機制御装置
JP4895120B2 (ja) 電圧形インバータの制御装置
JP2013179753A (ja) 電動モータの制御装置
WO2016125559A1 (ja) モータ制御装置
WO2014167667A1 (ja) 回転機制御装置
JP2011151916A (ja) 交流回転機の制御装置
JP5412820B2 (ja) 交流電動機の制御装置及び制御方法
CN112204869B (zh) 电力转换装置
JP2006204054A (ja) モータ制御装置及びこれを有するモータ駆動システム
JP2006197712A (ja) 同期電動機の駆動システム及び同期電動機の駆動方法
WO2020217764A1 (ja) 電力変換装置およびそれを備えた電動車両システム
JP2000037098A (ja) 速度センサレスベクトル制御を用いた電力変換装置
JP2016059245A (ja) 回転機の制御装置
JP4937766B2 (ja) 電圧型インバータの制御装置
JP2019221105A (ja) モータ駆動装置
JP5744151B2 (ja) 電動機の駆動装置および電動機の駆動方法
JP2007143276A (ja) Dcブラシレスモータのロータ角度推定方法及びdcブラシレスモータの制御装置
JP2015173546A (ja) 電動機の制御装置
JP7152132B2 (ja) モータの制御方法、及び、モータ制御装置
JP4653640B2 (ja) Dcブラシレスモータのロータ角度推定方法及びdcブラシレスモータの制御装置
JP7163641B2 (ja) 同期電動機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100118

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110422

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120117

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120118

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120130

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4930218

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250