JP4930105B2 - テストプラグ試験装置 - Google Patents
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Description
また、テストプラグは、挿入するテストターミナルの極数に合わせて、2,4,8またはそれ以上の極を有する。本発明では、テストプラグ試験装置の極数を、利用する最大極数にしておき、それよりも少ない極数のテストプラグが挿入された場合、その極数を自動的に判断して、その極数のみを対象に試験を遂行する。かかる構成により、様々な極数を有するテストプラグに対応でき、より汎用性を高めることができる。
図7は、テストプラグ14の当接部32間を試験する具体的接続を示した回路図である。ここでは、テストプラグ14として形状の異なる2つのメーカ(メーカ1またはメーカ2)のテストプラグ14を対象とし、それぞれに対応して設けられた挿入口110に挿入して試験を行う。テストプラグ14が挿入口110に挿入されると、自動的にまたはプラグ切換スイッチ112を通じて意図的に選択されたテストプラグ14側にリレーQ1を切り換える。
全接点開放試験では、まず、一次接点側の当接部32を短絡し、同様に二次接点側の当接部32を短絡して、一次接点側と二次接点側との絶縁を確認する。かかる一度の試験で、一次接点側の当接部32と二次接点側の当接部32のあらゆる組み合わせの絶縁が確認される。次に、一次接点側および二次接点側のそれぞれの当接部32間で絶縁を試験する。このような試験のうち1つの項目でも条件を満たさないとテストプラグ14は不良と判断される。一次接点側および二次接点側ではそれぞれ4つの当接部32が存在するので、その短絡を漏れなく試験するにはそれぞれ6回の短絡試験処理を要する。従って、処理回数は合計13回となる。本実施形態のテストプラグ試験装置100では、1回の処理に0.06secしか要さないので、処理間でリレー切換処理があるにしても2sec以内には試験が完了する。人手を介して慎重に試験した場合、試験完了まで2secより数十倍の時間を要することは言うまでもない。
一次接点全短絡試験では、まず、短絡されている一次接点側を1つの当接部32、例えば(黒)を中心にして(赤)、(白)、(緑)との導通を試験し(処理数3回)、二次側では、それぞれの当接部32間で絶縁を試験する(処理数6回)。また、一次接点側と二次接点側との絶縁は、一次側の任意の当接部32、例えば(黒)と、二次側の各当接部32それぞれと試験することで確認できる(処理数4回)。従って、処理回数は全接点開放試験同様合計13回となり、やはり、2sec以内には試験が完了する。
一次二次接点短絡試験では、まず、それぞれ短絡されている一次接点側当接部32と2次側当接部32との4つの組合せでそれぞれ短絡試験し(処理数4回)、続いて一次側当接部32間の全ての組合せで絶縁を試験する(処理数6回)。二次側間および一次側と二次側との絶縁は、一次側当接部32間の絶縁により網羅される。従って、処理回数は合計10回となり、2sec以内に試験が完了する。
自己診断試験では、テストプラグ試験装置100が上述した全接点開放試験、一次接点全短絡試験、一次二次接点短絡試験を遂行する前に、テストプラグ試験装置100自体が正常動作していることを確認する。テストプラグ14の当接部32に当接する測定端子160からの内部配線が断線または短絡していた場合、テストプラグ試験装置100自体が正常に動作しない。
図14は、テストプラグ試験装置100の具体的な動作を示したフローチャートである。テストプラグ試験装置100の制御部は、まず、初期化処理として自己診断試験を遂行し(S300)、そして、診断結果が導出され(S302)、そのテストプラグ試験装置100が「良」と判断されると、試験待機状態に移行し、「不良」と判断された場合、安全のためテストプラグ試験装置100内のリレーが開放され(S304)、結果表示部122の「装置異常」のLEDが点灯する(S306)。作業者は、かかる「装置異常」のLEDにより装置自体の異常を把握でき、テストプラグ14の試験前に問題箇所を取り除く。
110 挿入口
112 プラグ切換スイッチ
120 モード切換スイッチ
122 結果表示部
150 挿入検知部
Claims (4)
- 一次接点および二次接点を有する複数のプラグ端子が並置されたCTまたはPT用テストプラグの電気的試験を遂行するテストプラグ試験装置であって、
形状の異なる複数種類のテストプラグをそれぞれ挿入可能な複数の挿入口と、
被試験回路であるテストプラグを排他的に選択させるプラグ切換スイッチと、
少なくとも、各プラグ端子の接点が他の全ての接点に対して絶縁されていることを確認する全接点開放試験、全プラグ端子の一次接点間のみ短絡されていることを確認する一次接点全短絡試験、各プラグ端子の一次接点と二次接点とが短絡されていることを確認する一次二次接点短絡試験の中から試験モードを選択させるモード切換スイッチと、
前記選択された試験モードで前記選択されたテストプラグを試験した結果を表示する結果表示部と、
前記挿入口に挿入されたテストプラグの極数を検知する極数検知部とを備え、
前記極数検知部が検知した極数に基づいて前記電気的試験が遂行されることを特徴とする、テストプラグ試験装置。 - テストプラグ試験装置自体が正常に動作することを確認する自己診断試験が事前になされることを特徴とする、請求項1に記載のテストプラグ試験装置。
- テストプラグが前記挿入口の適切な位置まで挿入されていることを検知する挿入検知部をさらに備え、
前記挿入検知部がテストプラグの挿入を検知しない間、電気的試験が開始されないことを特徴とする、請求項1または2に記載のテストプラグ試験装置。 - 前記電気的試験では、端子間抵抗が1Ω以下であるときに短絡していると判断することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のテストプラグ試験装置。
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