JP4928871B2 - 枚葉印刷機の渡し胴 - Google Patents

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本発明は、枚葉紙の搬送方向始端を把持するグリッパを備え、該グリッパにて把持して搬送される枚葉紙の左右両端を接当支持するための紙支持部を左右にそれぞれ備えた枚葉印刷機の渡し胴に関する。
上記のようにグリッパにて把持されて搬送される枚葉紙の印刷面とは反対側の裏面をできる限り渡し胴に接触させないで搬送することによって、枚葉紙に傷を付けることを回避することができるものが提案されている。これは、渡し胴を左右方向外側ほど大径となる筒状で円錐形状をした径の大きさが大小2種類となる案内リングの4個から構成し、小径の案内リングを左右方向中心部にそれらの小径の先端部を付き合わせた状態で配置し、これら小径の左右の案内リングの外側の大径の基端部それぞれに対して大径の案内リングのそれぞれを、それの小径の先端部が外嵌するとともにスライド自在に配置し、それら4個の案内リングにエアを噴出させるための多数のエア流出孔を備えさせて、エア流出孔からエアを噴出させることによって、グリッパにて把持されて搬送される枚葉紙が案内リングの表面に接触することがないようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特許第2935683号公報(図2〜図4参照)
前記特許文献1によれば、大小2種類となる4個の案内リングを備えさせるだけでなく、案内リングにエアを供給するためのエア供給装置を備えさせることは、渡し胴だけでなく、印刷機全体が大型で複雑なものになる不都合があった。
又、エア流出孔の一部が、印刷機の使用に伴って浮遊する紙粉等により目詰まりしてしまい、良好にエアを噴出させることができない。このため、枚葉紙の一部が案内リングの表面に面接触してしまい、枚葉紙を傷付けることがあるため、エア流出孔やエア供給装置などに対する清掃作業を含めた頻繁なメンテナンスが必要になり、面倒なものになっていた。
本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、簡素な構成で長期間に渡って良好に枚葉紙を搬送することができる枚葉印刷機の渡し胴を提供することを課題とする。
本発明の枚葉印刷機の渡し胴は、枚葉紙の搬送方向始端を把持するグリッパを備え、該グリッパにて把持して搬送される枚葉紙の左右両端を接当支持するための紙支持部を左右にそれぞれ備えた枚葉印刷機の渡し胴であって、前記両紙支持部が、渡し胴の両端から左右方向中心部に向かって回転中心部側に位置する傾斜姿勢で取り付けられ、渡し胴の周方向に間隔を隔てて設けられた多数の線材を備え、該線材を位置保持可能な保持部を備え、さらに、前記各線材は、渡し胴の両端に掛け渡すことができる長さを有する一本のものから構成され、前記保持部にて前記線材の中間部を保持していることを特徴としている。
グリッパにて把持して搬送される枚葉紙の左右両端は、渡し胴の周方向に間隔を隔てて設けられた多数の傾斜姿勢の線材にて線接触又は点接触しながら搬送案内される。
前記保持部が、前記線材を挿通させるための貫通孔を備えてもよい。
前記保持部を、渡し胴の周方向に備えた多数の線材の全てを保持可能な部材から構成してもよい。
前記線材の傾斜角度を変更する傾斜角度変更手段を備えてもよい。
前記線材として、それの断面形状が円形又は楕円形あるいは長円形に構成されたコイルバネを用いてもよい。前記コイルバネを用いることによって、枚葉紙が湾曲した状態でコイルバネに接触するようなことが発生しても、連続して枚葉紙に接触する部分がない。
紙支持部が、渡し胴の両端から左右方向中心部に向かって回転中心部側に位置する傾斜姿勢で取り付けられ、渡し胴の周方向に間隔を隔てて設けられた多数の線材から構成することによって、搬送される枚葉紙の左右両端を線材にて線接触又は点接触しながらスムーズに搬送案内することができる。又、エア流出孔の一部が目詰まりしてしまうようなことがないから、頻繁な清掃作業等のメンテナンスを不要にしながらも、簡素な構成で長期間に渡って良好に枚葉紙を搬送することができる枚葉印刷機の渡し胴を提供することができる。
前記各線材を、渡し胴の両端に掛け渡すことができる長さを有する一本のものから構成し、前記保持部にて該線材の中間部を保持させる場合には、両側に線材をそれぞれ備えさせる場合に比べて、部品点数の削減化を図ることができる。
前記保持部が、前記線材を挿通させるための貫通孔を備えている場合には、線材を保持部に括り付けて保持させる場合に比べて、組み付け作業を迅速に行うことができる。
前記保持部を、渡し胴の周方向に備えた多数の線材の全てを保持可能な部材から構成している場合には、各線材に対して保持部を備えさせている場合に比べて、保持部を固定する作業を迅速に行うことができる。
前記線材の傾斜角度を変更する傾斜角度変更手段を備えている場合には、枚葉紙の幅寸法に応じて線材の傾斜角度を傾斜角度変更手段にて変更することによって、筒状で円錐状の案内リングをスライドさせる場合に比べて、操作の容易化及び装置の小型化を図ることができながらも、枚葉紙の左右幅寸法に対応させることができる商品価値の高いものにすることができる。
前記線材として、それの断面形状が円形又は楕円形あるいは長円形に構成されたコイルバネを用いることによって、矩形状の場合に比べて、更に枚葉紙との接触部分が少なくなり、好ましい。又、前記コイルバネを用いることによって、枚葉紙が湾曲した状態でコイルバネに接触するようなことが発生しても、連続して枚葉紙に接触する部分がなく、その分枚葉紙の表面を傷付けることをより一層回避することができる利点がある。
図4に、枚葉印刷機を示し、この枚葉印刷機は、紙積み台からフィーダ装置や用紙分離装置等により一枚ずつ枚葉紙1を送り出すための給紙部2と、この給紙部2からの枚葉紙1に4色の印刷を行うために直列に配置した4台の印刷部3,4,5,6と、該印刷部3,4,5,6にて印刷された枚葉紙1を排紙するための排紙部7とを備えている。ここでは、4色の印刷部3,4,5,6のものを示しているが、1色、2色、3色あるいは5色以上の印刷が行えるものであってもよい。又、前記排紙部7は、後述するグリッパを備えるチェーン搬送装置にて構成しているが、この排紙部7のない枚葉印刷機であってもよいし、又、枚葉印刷機を構成する各部の具体的な構成は図に示されるものに限定されるものではない。
前記各印刷部3又は4又は5又は6は、版フィルム(図示せず)を外周面に巻き付けて回転する版胴3A又は4A又は5A又は6Aと、版胴3A又は4A又は5A又は6A上の版フィルムに図示していないインキローラにて供給されたインキが移されるブランケット胴3B又は4B又は5B又は6Bと、該ブランケット胴3B又は4B又は5B又は6Bとの間に枚葉紙1を挟んでブランケット胴3B又は4B又は5B又は6B上の画像を枚葉紙1に転写して印刷を行うための圧胴3C又は4C又は5C又は6Cとを備え、枚葉紙搬送方向始端部に位置する印刷部3の圧胴3Cの枚葉紙搬送方向上流側に給紙部2のフィーダ装置からの枚葉紙1を受け取るための給紙胴3Dを備え、残りの3つの前記印刷部4又は5又は6の圧胴4C又は5C又は6Cの枚葉紙搬送方向上流側に圧胴3Cの枚葉紙搬送方向上流側に位置する印刷部3又は4又は5からの枚葉紙1を受け取るための渡し胴4D又は5D又は6Dを備えている。尚、前記給紙胴3Dも前記渡し胴4D又は5D又は6Dと同一構成であるため、以下において、1つの渡し胴4Dのみ説明する。
図1及び図2に示すように、前記渡し胴4Dは、枚葉紙1の搬送方向始端を把持するグリッパ8を周方向2箇所に備え、前記2つのグリッパ8よりそれぞれの枚葉紙搬送方向直後方箇所に、該グリッパ8にて把持して搬送される枚葉紙1の左右両端を接当支持するための紙支持部9を左右にそれぞれ振り分けて配設している。ここでは、グリッパ8を周方向2箇所に備えたものを示しているが、周方向1箇所又は3箇所以上備えさせて実施することもできる。
前記グリッパ8は、左右方向に長い横長状のホルダー10に間隔をおいて固定された多数の爪台11と、前記ホルダー10に貫通支持された回転軸12に一体回転自在に取り付けられ、前記爪台11の上端に位置した枚葉紙1を挟持するように図示していないバネにて爪台11側へ回転付勢された多数(爪台11と同数)の爪13(図1では11個を示しているが、何個であってもよい)とを備えている。
図1及び図2に示すように、前記紙支持部9は、固定フレームF(左右方向一方のみ図示し、他方は省略している)に回転自在に支持された渡し胴4Dの両端に配設された左右一対の回転部材14,14の外周縁から左右方向中心部に向かって回転中心部側に位置する傾斜姿勢で取り付けられ、渡し胴4Dの周方向に間隔を隔てて設けられた多数の線材であるコイルバネ15と、前記コイルバネ15の傾斜角度を変更する傾斜角度変更手段16とを備えて、前記グリッパ8にて枚葉紙1の搬送方向始端を把持して渡し胴4Dの周方向に搬送しているときに、渡し胴4Dの内部に入り込む枚葉紙1の左右両端を接当支持することができるようにしている。そして、枚葉紙1の左右幅寸法に応じて傾斜角度変更手段16にてコイルバネ15の傾斜角度を変更することができるようになっている。図2では、前記コイルバネ15を各グリッパ8に対して10本備えさせているが、本数は何本であってもよい。
前記各コイルバネ15は、渡し胴4Dの両端に掛け渡すことができる長さを有する一本のものから構成され、このコイルバネ15の両端が、前記回転部材14,14の外周縁に取り付けられ、前記渡し胴4Dの回転軸17の外側に位置し、前記回転部材14,14に固定された回転筒体18の左右方向2箇所に備えられた保持部19,19にて前記コイルバネ15の中間部が保持されている。前記左右一対の保持部19,19を単一の部材から構成してもよい。
前記各保持部19は、図2に示すように、前記コイルバネ15を挿通させるための貫通孔20がコイルバネ15の数と同数又はそれ以上に形成された円弧状の支持部材21からなり、コイルバネ15の一端が取り付けられた回転部材14,14の外周縁の取付部よりも回転部材14の回転中心側に前記貫通孔20が位置するように支持部材21を配置することによって、該取付部と該貫通孔20との間でコイルバネ15が傾斜姿勢となるようにしている。前記貫通孔20には、コイルバネ15との摺接抵抗を低減してコイルバネ15の磨耗を抑制するための円環状でゴム又は合成樹脂などでなるグロメット23を備えているが、省略してもよい。
前記のように、コイルバネ15を用い、しかもコイルバネ15として、それの断面形状が円形(楕円形あるいは長円形でもよい)に構成されたコイルバネを用いることによって、図3に示すように、枚葉紙1が湾曲した状態でコイルバネ15に接触するようなことが発生しても、コイルバネ15の隣り合うコイル同士間に発生する隙間(ピッチ)Pの存在とその断面が円形であることから、接触する部分が点接触となり、枚葉紙1の表面を傷付けることを回避することができる利点がある。尚、図3は、枚葉紙1とコイルバネ15との点接触をわかりやすく示すために描いたものであるため、実際のコイルバネ15とは異なるものである。そして、具体的なコイルバネ15としては、線径0.5mm、平均径2.5mm、巻数1231巻き、バネ定数0.003kgf/mm、自由長620mmのものを用い、最大取付長さ759mm、最小取付長さ712mmであるとき、コイル同士間に発生するピッチPは、単純計算すると、最大取付長さ時は、(759−620)mm/1231巻き=0.11mmとなり、最小取付長さ時は、(712−620)mm/1231巻き=0.07mmとなっている。このように、線径寸法よりもピッチPの寸法の方が小さな値となる関係になっている(図3ではそのような図には示していない)ことが、枚葉紙1が挟み込まれるといったトラブル回避を行う上において好ましいが、本発明はこれらの数値関係及び数値に限定されるものではない。
また、隣り合う巻線部間に発生する隙間(ピッチ)の寸法をコイルバネの線径寸法よりも小さく設定しておけば、枚葉紙の左右両端が隙間(ピッチ)に入り込むことが極めて少ない。しかも、螺旋状に巻かれたコイルバネであることから、前記隙間(ピッチ)の形成方向が枚葉紙の搬送方向に沿っていないため、枚葉紙の左右両端が隙間(ピッチ)に入り込むことが更に少なくなる。
前記保持部19を構成する支持部材21の下側部分が、前記回転筒体18の円周方向2箇所に軸方向に沿って形成されたフラット面18Aに載置支持されている。前記フラット面18Aの枚葉紙1の搬送方向中央部に回転部材14,14間の距離よりも少し短い寸法に設定された軸方向に長い棒状のガイド部材22が左右両端のそれぞれでボルト28により固定されている。前記ガイド部材22に対して移動自在に直方体状の可動部材24が外嵌され、この可動部材24に前記支持部材21の下側部分が一対のボルト25,25により連結されている。前記可動部材24は、前記一対のボルト25,25間に位置する固定ボルト26によりガイド部材22に対して移動不能な固定状態と移動可能なフリー状態とに切り替えることができるようになっている。従って、ガイド部材22の表面に当て付けて締め付けられた状態の固定ボルト26を緩めることによって、可動部材24を渡し胴4Dの回転軸方向にスライド自在に構成している。図1に示すように、可動部材24,24を移動させることによって、長さ及び左右幅L2が共に最小となる枚葉紙1A及び長さ及び左右幅L1が共に最大となる枚葉紙1Bに応じて、コイルバネ15の傾斜角度を変更することができる傾斜角度変更手段16を構成している。大きな枚葉紙1になるほど外側へ可動部材24,24を移動させて角度(コイルバネ15の左右の固定側取付部を結ぶ水平線に対して下方に傾斜するコイルバネ15とがなす角度)が大きくなるように調整することになる。図1では、左右両側のそれぞれに2点鎖線にて3箇所変更した位置を示し、一番内側に位置する保持部19と一番外側に位置する保持部19との間が調整幅となる。図1では、無段階に保持部19の左右の位置を変更できるようにしているが、複数箇所に螺子止め等により段階的に変更することができる構成であってもよい。又、左右両側の可動部材24,24を一方の可動部材24を操作するだけで、他方の可動部材も同時に移動操作することができるように、両可動部材24,24を接近又は離間移動できるように連結してもよい。そして、コイルバネ15の傾斜角度を変更した後は、前記固定ボルト26を締め付けることによって、その位置で可動部材24,24を固定することができるようになっている。前記ボルト25,25の先端とフラット面18Aとの間に、コイルバネ27,27を備えさせて、可動部材24をガタツキなくスムーズにスライドさせることができるようにしている。
前記保持部19を、渡し胴4Dの周方向に備えた10本のコイルバネ15の全てを保持可能な左右一対の支持部材21,21から構成することによって、全てのコイルバネ15の左右方向での位置を、それら左右一対の支持部材21,21をそれぞれスライドさせることで、10本のコイルバネ15の傾斜角度を一挙に変更することができるようにしたが、10本のコイルバネ15の一部のみを保持するように構成して実施してもよい。
前記線材としてコイルバネ15を用いたが、ピアノ線やワイヤーあるいは布製又は樹脂製の紐などの可撓性を有するものの他、場合によっては、一直線状のロッドであってもよい。前記ロッドにて紙支持部19を構成した場合には、可動部材24のスライドに伴って回転部材14の取付部と可動部材24の取付部との間の距離が変更になる場合において、ロッドの余剰長さ部分を吸収できるスペースを渡し胴4D内に確保しなければならないことになるが、可撓性を有する材料で構成した線材の場合には、線材が曲がることで変更される長さを吸収することができる。図1のように1本のコイルバネ15を支持部材21,21の貫通孔20,20に移動自在に挿通させている構成にすることによって、支持部材21,21をスライドさせた場合でも、コイルバネ15の弾性力と支持部材21,21の移動に伴って変化するコイルバネ15の位置を許容できる構成である貫通孔20とから、回転部材14,14の取付部と支持部材21,21との間に発生する距離の変化を良好に吸収することができるようになっている。
前記可動部材24,24を左右方向に位置変更することによって、コイルバネ15の傾斜角度を変更することができる構成に代えて、可動部材24,24を回転筒体18に固定した場合(位置変更不能状態にした場合)を、図5に示している。又、図5では、1本のコイルバネ15を設けているが、左右両側にコイルバネをそれぞれ設けて実施することもできる。この場合には、支持部材21,21の下側を前記可動部材24,24にそれぞれ連結し、それら支持部材21,21の上側にそれぞれコイルバネ(図示せず)の一端を連結することになる。貫通孔のある支持部材の場合には、貫通孔にコイルバネの先端を通して括り付ける構成であってもよい。図5に示す説明しなかった構成は、図1と同一であるため、図1と同一の符号を付すとともに説明を省略する。他に、図1の傾斜姿勢の部分をコイルバネにて構成し、水平部分をロッド又はピアノ線あるいはワイヤー等から構成してもよい。又、図1において、左右両側の傾斜姿勢の部分のコイルバネのバネ定数を水平部分のコイルバネのバネ定数よりも大きく設定したり、小さく設定することによって、図3で示したピッチPを自由に変更することができる。
又、前記1本のコイルバネ15に代えて、2本のコイルバネ(ピアノ線やワイヤーなどの可撓性を有する線材であってもよい)29,29を左右両側に振り分けて設けた場合を、図6に示している。尚、前記コイルバネ29,29の他、ピアノ線やワイヤー等であってもよい。これら左右のコイルバネ29,29の場合には、支持部材30,30の下側を前記可動部材24,24にそれぞれ連結し、それら支持部材30,30の上側にコイルバネ29,29の一端を連結している。貫通孔のある支持部材の場合には、貫通孔にコイルバネ29,29の先端を通して括り付ける構成であってもよい。図6に示す説明しなかった構成は、図1と同一であるため、図1と同一の符号を付すとともに説明を省略する。他に、線材の一部のみをコイルバネとし、他の部分をロッド又はピアノ線あるいはワイヤー等で構成してもよい。例えば、図1の傾斜姿勢の部分をコイルバネにて構成し、水平部分をロッド又はピアノ線あるいはワイヤー等から構成してもよい。又、図1において、左右両側の傾斜姿勢の部分のコイルバネのバネ定数を水平部分のコイルバネのバネ定数よりも大きく設定したり、小さく設定することによって、図3で示したピッチPを自由に変更することができる。
渡し胴の正面図である。 渡し胴の縦断側面図である。 傾斜姿勢のコイルバネに折れ曲がった枚葉紙が接触している状態を示す説明図である。 枚葉印刷機の概略全体側面図である。 可動部材が固定された渡し胴の縦断側面図である。 別の線材を取り付けた渡し胴の縦断側面図である。
符号の説明
1,1A,1B…枚葉紙、2…給紙部、3,4,5,6…印刷部、3A,4A,5A,6A…版胴、3B,4B,5B,6B…ブランケット胴、3C,4C,5C,6C…圧胴、3D…給紙胴、4D,5D,6D…渡し胴、7…排紙部、8…グリッパ、9…紙支持部、10…ホルダー、11…爪台、12…回転軸、13…爪、14…回転部材、15…コイルバネ、16…傾斜角度変更手段、17…回転軸、18…回転筒体、18A…フラット面、19…保持部、20…貫通孔、21…支持部材、22…ガイド部材、23…グロメット、24…可動部材、25,26,28…ボルト、29…コイルバネ、30…支持部材、F…固定フレーム

Claims (5)

  1. 枚葉紙の搬送方向始端を把持するグリッパを備え、該グリッパにて把持して搬送される枚葉紙の左右両端を接当支持するための紙支持部を左右にそれぞれ備えた枚葉印刷機の渡し胴であって、前記両紙支持部が、渡し胴の両端から左右方向中心部に向かって回転中心部側に位置する傾斜姿勢で取り付けられ、渡し胴の周方向に間隔を隔てて設けられた多数の線材を備え、該線材を位置保持可能な保持部を備え、さらに、前記各線材は、渡し胴の両端に掛け渡すことができる長さを有する一本のものから構成され、前記保持部にて前記線材の中間部を保持していることを特徴とする枚葉印刷機の渡し胴。
  2. 前記保持部が、前記線材を挿通させるための貫通孔を備えている請求項記載の枚葉印刷機の渡し胴。
  3. 前記保持部が、渡し胴の周方向に備えた多数の線材の全てを保持可能な部材から構成している請求項1又は2記載の枚葉印刷機の渡し胴。
  4. 前記線材の傾斜角度を変更する傾斜角度変更手段を備えている請求項1〜のいずれかに記載の枚葉印刷機の渡し胴。
  5. 前記線材として、それの断面形状が円形又は楕円形あるいは長円形に構成されたコイルバネを用いてなる請求項1〜のいずれかに記載の枚葉印刷機の渡し胴。
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