JP2008132781A - 枚葉紙をフィードするための渡しドラム - Google Patents

Abstract

【課題】枚葉紙をフィードするための渡しドラムにおいて、回転式のドラムボディが設けられており、該ドラムボディに、先行する枚葉紙縁部で枚葉紙を保持するためにグリッパシステムが設けられており、円筒シェル状の剛性な少なくとも２つの支持エレメントが設けられており、該支持エレメントが、ドラムボディに対して相対的に調整可能であるようにすることである。
【解決手段】支持エレメント（４９〜５２）が、ドラムボディ（４１）に対してシフト可能に配置されているようにした。
【選択図】図２

Description

本発明は、請求項１の上位概念部、つまり、枚葉紙をフィードするための渡しドラムにおいて、回転式のドラムボディが設けられており、該ドラムボディに、先行する枚葉紙縁部で枚葉紙を保持するためにグリッパシステムが設けられており、円筒シェル状の剛性な少なくとも２つの支持エレメントが設けられており、該支持エレメントが、ドラムボディに対して相対的に調整可能である形式のものに関する。

枚葉紙をフィードするための渡しドラムは、回転可能に支承されたドラムボディから成っていて、このドラムボディには先行する枚葉紙縁部で枚葉紙を保持するための、機械的またはニューマチック式の少なくとも１つのグリッパシステムが配置されている。グリッパシステムは、複数の個別グリッパから成っていて、これらの個別グリッパは、グリッパ閉鎖線に沿って、ドラムボディの回転軸線に対して平行に配置されている。ドラムボディの回転時には、グリッパ閉鎖線により胴の周面の形をした回転輪郭がもたらされる。グリッパシステムのグリッパは、グリッパに隣り合ったドラムまたは胴と協働する。渡しドラムの回転輪郭の内側には自由空間が存在している。これらの自由空間に隣り合ったドラムまたは胴のグリッパが、枚葉紙の受渡しまたは譲渡の際に進入することができる。渡しドラムは閉鎖された回転輪郭または開放した回転輪郭で形成されていてよい。閉鎖された回転輪郭は、剛性な円筒シェル形の少なくとも１つの支持エレメントによってもたらされる。この支持エレメントにフィード中に枚葉紙が載置される。支持エレメントに載置されている枚葉紙の面が重ね印刷を有している場合には、支持エレメントにおける載置面はインキ反発性に処理されていてよい。開放された回転輪郭の場合には、枚葉紙はフィード中に前方の枚葉紙縁部でのみに保持され、その他は自由に案内される。この事例では、ドラムボディはプロフィルにおいて、枚葉紙の自由端部がドラムボディと、このドラムボディに取り付けられた付設部材とに衝突しない程度に引っ込んでいる。

輪転印刷機の場合には、渡しドラムの回転輪郭の効果的な直径は、版胴の直径からもたらされる。単径型の機械においては、版胴の各回転で、ちょうど一枚の枚葉紙が一面で印刷される。当該版胴の何倍もの直径を有する渡しドラムが使用される枚葉紙印刷機が公知である。二倍径の圧胴を備える機械においては、隣り合う印刷装置の圧胴の間に、２倍の大きさの直径を有する渡しドラムが装入される。

ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９９１２７０９号明細書には、旋回可能な２つのドラムキャップを有する渡しドラムが示されている。厚紙を搬送するために、ドラムキャップを内側に旋回させる。これにより自由空間がもたらされ、この自由空間内で曲げ剛性的な厚紙に、印刷されたまたはラッカ塗装された面を傷付けないように力をかけないようにしておくことができる。旋回するために、ドラムキャップはグリッパシステム付近に旋回可能に支承されていて、作業シリンダと連結されている。旋回ジオメトリにより、可能な自由空間は制限されているので、枚葉紙と構成部材との衝突は完全に排除することはできない。

欧州特許出願公開第１０１０５２６号明細書から２倍の大きさの直径を有する渡しドラムが公知である。この渡しドラムにおいては各周面セグメンに旋回可能な２つの支持プレートが設けられている。これらの支持プレートはそれぞれグリッパシステム付近に旋回可能に保持されている。内側に旋回した状態では、支持プレートは重畳している。外側に旋回すると、支持プレートは円筒壁状の支持面を形成する。この場合、シームが形成される。このシームの凹凸が印刷品質に影響を与える恐れがある。

ドイツ連邦共和国特許出願公開第１０３５５０４５号明細書記載のバリオドラムは、旋回可能でリバーシブルに変形可能な周壁セグメントを有している。これらの周壁セグメントは、それぞれグリッパシステム付近で旋回支承部に保持されている。周壁セグメントは、弾性的な材料から成っているので、速度の変化時には形状安定性は低下している。形状安定的な周壁セグメントは、枚葉紙のための均一なフィード条件を補償しない。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第１９９１２７０９号明細書 欧州特許出願公開第１０１０５２６号明細書 ドイツ連邦共和国特許出願公開第１０３５５０４５号明細書

従って、本発明の課題は、冒頭で述べた形式の枚葉紙をフィードするための渡しドラムにおいて、回転式のドラムボディが設けられており、該ドラムボディに、先行する枚葉紙縁部で枚葉紙を保持するためにグリッパシステムが設けられており、円筒シェル状の剛性な少なくとも２つの支持エレメントが設けられており、該支持エレメントが、ドラムボディに対して相対的に調整可能である形式のものを改良して、渡しドラムが、印刷技術による機械の運転形式への適合を可能にし、この場合、支持エレメントが、枚葉紙に不都合な影響を与えることを回避するように調整可能であるようにすることである。

この課題を解決するために本発明の構成では、支持エレメントが、ドラムボディに対してシフト可能に配置されているようにした。有利な構成は従属請求項によりもたらされる。

本発明によれば、渡しドラムのドラムボディに支持エレメントがシフト可能および／または旋回可能に配置されている。ドラムの回転輪郭の周辺からドラム内部へ、支持エレメントがシフトおよび／または旋回する場合には、回転方向で見て前方および後方の支持エレメントの縁部は同じ距離長さを進む。これにより支持エレメントが引っ込んだ状態では、枚葉紙を衝突から解放して案内するために十分な自由空間がもたらされる。特に、自由空間はドラムの回転方向で見て、それぞれグリッパシステムの手前にもたらされる。外側に円筒状に湾曲した支持エレメントは、内側でドラムボディのジオメトリに適合することができ、その結果、引っ込んだ状態において、最大の自由空間がもたらされる。直径方向の２つのグリッパシステムを有するドラムボディにおいて、ドラム半部にはそれぞれ２つの支持エレメントが設けられていてよい。この構成では、１つのドラム半部の第１の支持エレメントを、グリッパシステムに続いてジョイント式にドラムボディに保持されていてよく、第２の支持エレメントはドラムボディに対してシフト可能であってよい。この場合、第２の支持エレメントのシフトおよび／または旋回時には第１の支持エレメントは連行される。

支持エレメントは、電気的、ニューマチック式またはハイドロリック式の駆動装置と連結することができる。特に、複数の支持エレメントを同時にシフトさせるためにレバー伝動装置を設けることができる。渡しドラムの周辺機器およびドラムボディの終端位置の他に、支持エレメントを中間位置に位置固定することができる。支持エレメントの位置は、持続的にフィード条件、特に渡しドラムの回転速度および枚葉紙の曲げ剛性に適合することができる。列型に配置された同様の印刷装置を備えた印刷機においては、反転装置の後方で、印刷装置と印刷装置との間にそれぞれ１つの渡しドラムを設けることができる。この渡しドラムにおいては、支持エレメントの位置は反転運転のスイッチオンもしくはスイッチオフで自動的に調整される。反転領域においては、支持エレメントは外方で回転輪郭の近くに調整されていて、枚葉紙の片面だけの印刷時には、支持エレメントは内方でドラムボディに調整されている。

本発明に係る枚葉紙をフィードするための渡しドラムは、回転式のドラムボディが設けられており、該ドラムボディに、先行する枚葉紙縁部で枚葉紙を保持するためにグリッパシステムが設けられており、円筒シェル状の剛性な少なくとも２つの支持エレメントが設けられており、該支持エレメントが、ドラムボディに対して相対的に調整可能である形式のものにおいて、支持エレメントが、ドラムボディに対してシフト可能に配置されていることを特徴とする。

本発明に係る渡しドラムは、有利には、直径方向で２つのグリッパシステムを備えたドラムボディにおいて、第１の支持エレメントが、それぞれグリッパシステムに続いてドラムボディに配置されており、前記第１の支持エレメントが、それぞれ少なくとも１つの連行部を介して、シフト可能な第２の支持エレメントに連結されている。

本発明に係る渡しドラムは、有利には、支持エレメントが、ニューマチック式またはハイドロリック式の駆動装置と連結されている。

本発明に係る渡しドラムは、有利には、支持エレメントが、同時にシフト可能である。

本発明に係る渡しドラムは、有利には、支持エレメントを同時にシフトさせるために、レバー伝動装置が設けられている。

本発明に係る渡しドラムは、有利には、支持エレメントが、それぞれグリッパシステムの回転輪郭の近くの位置から、ドラムボディの近くの進入した位置にシフト可能である。

本発明に係る渡しドラムは、有利には、進入した位置において、ドラムの回転方向で見て、グリッパシステムの手前にそれぞれ自由空間が形成されている。

以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。

図１には列型の枚葉紙印刷機の３つの印刷装置１〜３が示されている。これらの印刷装置１〜３は、枚葉紙進行方向４で見て、反転装置５の後方に位置している。つまり印刷装置１〜３内で、枚葉紙６は、表面における重ね印刷７〜１０に対して付加的に裏面に別の重ね印刷１１〜１３を獲得する。各印刷装置１〜３は、版胴１４〜１６と、中間胴１７〜１９と、圧胴２０〜２２とを有している。これらの圧胴２０〜２２の間で枚葉紙を搬送するために渡しドラム２３，２４が設けられている。反転装置５は、ストレイジドラム２５と反転ドラム２６とから成っている。胴１４〜１９とドラム２０〜２６とは、個別駆動装置、または１つまたは複数の歯車伝動装置と同期的に矢印２７の方向で駆動されている。印刷機を通っての枚葉紙搬送は、グリッパシステム２８〜４０で行われる。これらのグリッパシステム２８〜４０は、圧胴２０〜２２とドラム２３〜２６と一緒に回転する。各グリッパシステム２８〜４０は、複数の個別グリッパから成っている。これらの個別グリッパは、それぞれ枚葉紙６を前方の縁部で保持して、一直線に沿って胴２０〜２２もしくはドラム２３〜２６の回転軸線に対して平行に方向付けられている。

図２〜図７には、渡しドラム２３，２４が輪郭と側面図とにおいて示されている。各渡しドラム２３，２４は、ドラムボディ４１から成っていて、このドラムボディ４１は、ジャーナル４２，４３で枚葉紙印刷機の側方壁に支承されている。ドラムボディ４１には、直径方向でグリッパシステム３３，３４もしくは３７，３８が配置されている。グリッパシステム３３，３４もしくは３７，３８は、それぞれ複数のグリッパ軸に旋回可能に配置されたグリッパフィンガ４４，４５から成っている。これらのグリッパフィンガ４４，４５は、ドラムボディ４１に設けられたグリッパ支持部４６，４７と協働する。これらのグリッパ支持部４６，４７は、渡しドラム２３，２４の回転時に、直径ｄ１を有する円筒壁状の回転輪郭４８に位置している。ドラムボディ４１には直径方向で支持シェル体４９〜５２が保持されている。これらの支持シェル体４９〜５２は、円筒壁状の外側輪郭を有している。支持シェル体４９，５０は旋回可能に支承部４９．１，５０．１に保持されている。これらの支承部４９．１，５０．１は、半径方向および周面方向２７でそれぞれグリッパシステム３３，３４のグリッパ軸の近くに位置している。支持シェル体５１，５２は、レバー伝動装置における被駆動部材としてドラムボディ４１に結合されている。レバー伝動装置は、駆動部材としてスライダ５３を有していて、アングルレバー５４〜５７を中間部材として有している。アングルレバー５４〜５７は、ドラムボディ４１に設けられている旋回支承部５８〜６１に保持されている。アングルレバー５４〜５７の端部は、スライダ５３もしくは支持シェル体５１，５２のステー７０〜７３のジョイント６２〜６５もしくは６６〜６９に取り付けられている。スライダ５３は、ピストン７５のピストンロッド７４と結合している。ピストン７５は、シフト可能に作業シリンダ７６内に配置されていて、この作業シリンダ７６を２つの作業室７７，７８に分けている。これらの作業室７７，７８から、管路７９，８０が切換弁８１に向かっていて、この切換弁８１は圧縮空気製造器８２と結合している。この圧縮空気製造器８２と切換弁８１とが、枚葉紙印刷機の制御装置８３と結合している。

図２および図３に示してあるように、ピストン７５は、作業シリンダ７６の右側の終端位置に位置している。ピストンロッド７４と、スライダ５３と、アングルレバー５４〜５７とを介して、支持シェル５１，５２は半径方向外側で直径ｄ１に調整される。支持シェル体４９〜５２のこの位置で、枚葉紙印刷機は反転運転に調節されている、つまり両面印刷された枚葉紙６が渡しドラム２３，２４でフィードされる。重ね印刷１１〜１３がフィード時に損なわれないように、支持シェル体４９〜５２はインキ反発性のコーティング部８４〜８７を有している。

枚葉紙印刷機を、反転運転から枚葉紙の片面だけの印刷に切り換えると、支持シェル体４９〜５２も図６および図７に示した個所に移動する。この場合、弁８１は、図３、図５および図７に示した個所に移動する。圧縮空気製造器８２が始動した場合には、作業室７８は圧力下にあり、これによって、ピストン７５と、ピストンロッド７４と、スライダ５３とが、ドラムボディ４１において軸線方向８８で左側に向かって運動する。スライダ５３の軸線方向の運動により、アングルレバー５４〜５７は支承部５８〜６１を中心にして矢印８９〜９２の方向で旋回する。支持シェル体４９〜５２は、半径方向内側で運動し、図４および図５に示した中間位置と、図６および図７に示した終端位置とに達する。支持シェル体５１，５２の内側への運動時には、支持シェル体４９，５０は連行される。この場合、支持シェル４９，５０は、支承部４９．１，５０．１を中心に矢印９３，９４の方向で旋回運動を行う。第２の終端位置では、支持シェル５１，５２は、ドラムボディ４１の外側輪郭の直ぐ近くに位置している。回転輪郭４８に対して、ドラムボディ４１の回転方向２７に抗して拡幅していく自由空間９５，９６が形成される。この自由空間９５，９６では、片面印刷された枚葉紙６が、構成部材に衝突することなくフィード時に留まることができる。

図６および図７には、回転軸線９７の方向で見て、支持シェル体５１，５２の外側の第１の終端位置が破線で示されている。プロフィルで見て、支持シェル体５１，５２は、内側の第２の終端位置への運動時にシフト９８．１，９８．２，９９．１，９９．２を行う。これらのシフト９８．１，９８．２，９９．１，９９．２は同時に行われ、各点で同じ量と同じ方向とを有している。

図８の変化実施例においては、支持シェル体１００を半径方向で調整するために、平行クランク機構が設けられている。この場合、支持シェル体１００は、平行の旋回アーム１０１，１０２と、ドラムボディ１０７に設けられているジョイント１０３〜１０６とによって保持されている。外側から内側への半径方向での調整時には、支持シェル１００は旋回運動１０８を、ジョイント１０４，１０６を中心にして行う。

図９によれば、支持シェル体１００は平行クランク機構によって調整される。この平行クランク機構のはさみ状に配置された部材１０９〜１１６は同じ長さであり、ジョイント１１７〜１２４と四辺形リンクで結合されている。それぞれ相対するジョイント１１８，１２０；１２２，１２４において、四辺形リンクが、支持シェル体１００もしくはドラムボディ１０７と結合している。外側から内側への半径方向の調整時に、支持シェル体１００がドラムボディ１０７の方向で純然たるシフト１２５を行う。

図１０には、ドラムボディ１０７に対する、支持シェル体１００のテレスコープ式の直線案内が示されている。支持シェル体１００には、枚葉紙案内平面１２６に対して垂直に伸縮ロッド１２７，１２８が取り付けられている。これらの伸縮ロッド１２７，１２８はドラムボディ１０７に設けられたガイドスリーブ１２９，１３０と協働する。外側から内側への半径方向の調整時に、ボディ１０７の方向で支持シェル体１００の純然たるシフト１３１が行われる。この場合、伸縮ロッド１２，１２８はガイドスリーブ１２９，１３０に進入する。

図１１の装置においては、支持シェル体１００に、枚葉紙案内平面１２６に対して平行に、スライドブロック１３４，１３５のためのガイド１３２，１３３が配置されている。スライドブロック１３４，１３５において、旋回アーム１３８，１３９がジョイント１３６，１３７に取り付けられている。旋回アーム１３８，１３９のそれぞれ別の端部は、ドラムボディ１０７に設けられているジョイント１４０，１４１に取り付けられている。外側から内側への半径方向の調整時には、支持シェル体１００のために、ドラムボディ１０７の方向で純然たるシフト１４２が行われる。この場合、スライドブロック１３４，１３５は、ガイド１３２，１３３において矢印１４３，１４４の方向で外側にシフトする。

反転装置の後にある枚葉紙印刷機の印刷装置を示した図である。 外側に調整された支持エレメントを備えた渡しドラムを示した図である。 外側に調整された支持エレメントを備えた渡しドラムを示した図である。 中間位置にある支持エレメントを備えた渡しドラムを示した図である。 中間位置にある支持エレメントを備えた渡しドラムを示した図である。 内側に調整された支持エレメントを備えた渡しドラムを示した図である。 内側に調整された支持エレメントを備えた渡しドラムを示した図である。 平行クランク機構において、旋回アームに取り付けられた支持エレメントを示した図である。 平行ガイドに取り付けられた支持エレメントを示した図である。 伸縮体に取り付けられた支持エレメントを示した図である。 スライドガイドにおいてスライド部材を備えた、旋回アームに案内された支持エレメントを示した図である。

符号の説明

１〜３ 印刷装置、 ４ 枚葉紙進行方向、 ５ 反転装置、 ６ 枚葉紙、 ７〜１３ 重ね印刷、 １４〜１６ 版胴、 １７〜１９ 中間胴、 ２０〜２２ 圧胴、 ２３，２４ 渡しドラム、 ２５ ストレイジドラム、 ２６ 反転ドラム、 ２７ 矢印、 ２８〜４０ グリッパシステム、 ４１ ドラムボディ、 ４２，４３ ジャーナル、 ４４，４５ グリッパフィンガ、 ４６，４７ グリッパ支持部、 ４８ 回転輪郭、 ４９〜５２ 支持シェル、 ５３ スライダ、 ５４〜５７ アングルレバー、 ５８〜６１ 旋回支承部、 ６２〜６９ ジョイント、 ７０〜７３ ステー、 ７４ ピストンロッド、 ７５ ピストン、 ７６ 作業シリンダ、 ７７，７８ 作業室、 ７９，８０ 管路、 ８１ 切換弁、 ８２ 圧縮空気製造器、 ８３ 制御装置、 ８４〜８７ コーティング部、 ８８ 方向、 ８９〜９４ 矢印、 ９５，９６ 自由空間、 １００ 支持シェル体、 １０１，１０２ 旋回アーム、 １０３〜１０６ ジョイント、 １０７ ドラムボディ、 １０８ 旋回運動、 １０９〜１１６ 部材、 １１７〜１２４ ジョイント、 １２５ シフト、 １２６ 枚葉紙案内平面、 １２７，１２８ 伸縮ロッド、 １２９，１３０ ガイドスリーブ、 １３１ シフト、 １３２，１３３ ガイド、 １３４，１３５ スライドブロック、 １３６，１３７ ジョイント、 １３８，１３９ 旋回アーム、 １４０，１４１ ジョイント、 １４２ シフト、 １４３，１４４ 矢印

Claims (7)

1. 枚葉紙をフィードするための渡しドラムにおいて、
   回転式のドラムボディが設けられており、
   該ドラムボディに、先行する枚葉紙縁部で枚葉紙を保持するためにグリッパシステムが設けられており、
   円筒シェル状の剛性な少なくとも２つの支持エレメントが設けられており、該支持エレメントが、ドラムボディに対して相対的に調整可能である形式のものにおいて、
   支持エレメント（４９〜５２，１００）が、ドラムボディ（４１，１０７）に対してシフト可能に配置されていることを特徴とする、枚葉紙をフィードするための渡しドラム。
2. 直径方向で２つのグリッパシステム（３３，３４）を備えたドラムボディ（４１）において、第１の支持エレメント（４９，５０）が、それぞれグリッパシステム（３３，３４）に続いてドラムボディ（４１）に配置されており、
   前記第１の支持エレメント（４９，５０）が、それぞれ少なくとも１つの連行部を介して、シフト可能な第２の支持エレメント（５１，５２）に連結されている、請求項１記載の渡しドラム。
3. 支持エレメント（５１，５２）が、ニューマチック式またはハイドロリック式の駆動装置と連結されている、請求項１記載の渡しドラム。
4. 支持エレメント（４９〜５２，１００）が、同時にシフト可能である、請求項１記載の渡しドラム。
5. 支持エレメント（４９〜５２，１００）を同時にシフトさせるために、レバー伝動装置（５３〜６９，１０１〜１０６，１０９〜１２４，１３２〜１４１）が設けられている、請求項４記載の渡しドラム。
6. 支持エレメント（４９〜５２，１００）が、それぞれグリッパシステム（３３，３４）の回転輪郭（４８）の近くの位置から、ドラムボディ（４７，１０７）の近くの進入した位置にシフト可能である、請求項１記載の渡しドラム。
7. 進入した位置において、ドラム（２３，２４）の回転方向（２７）で見て、グリッパシステム（３３，３４）の手前にそれぞれ自由空間（９５，９６）が形成されている、請求項６記載の渡しドラム。

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