JP4928289B2 - ディスク保持体 - Google Patents

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Description

本発明は、コンパクトディスク(CD)およびデジタルバーサタイルディスク(DVD)を収容保管するためのディスクケースに装備されるディスク保持体に関し、特に、ディスクに余計な力をかけずにCDでもDVDでも簡単に保持係合でき、且つ、中心に加えられる押圧力により確実に保持が外れる略花弁型の係合羽根体を装備したディスク保持体に関する。
コンパクトディスク(以下CD)やデジタルバーサタイルディスク(以下DVD)等は登場以来爆発的に普及しており、それに伴いそれぞれのディスクを収容保管するケースも様々な形状のものが開発され製造されている。しかし、CDを保持するための保持体は、CDが回転しないように保持しなければならない暗黙の制約があり、さらにDVDにおいては、ディスクが記録層や接着層等の多層構造となっており、DVDを保持した際に回転できる程度の弱い保持力でないとディスクが破損する虞があるため、DVDを保持するための保持体はDVDが自由に回転はしないが、回転可能な程度の保持力にしなければならなかった。そのため、CDを保持する機構とDVDを保持する機構は異なり、それぞれのケース毎の保持機構を開発しなければならなかった。
これに対し、出願人はCD及びDVDを保持し、さらに2枚組みのディスクケースを実現することができる機構を備えたディスクケースを開発し特許出願(特開2004−189277号)をしている。このディスクケースの保持体は、中心に円筒体を設けて、この円筒体に沿って渦巻状に形成される円弧状係合片と、円弧状係合片と同様に渦巻状に形成され、トレイと接合する円弧状接続部と、円筒体周囲に設けられた孔とかなる構造の保持体を開発した。
この発明に係る保持体は、従来の保持体とは異なり、ディスクトレイから垂直に立ち上がり、ディスクと嵌合していたために、従来ディスクトレイとディスクの中心の嵌合孔に係る負担が大きく、ディスクを破損してしまう原因になっていた問題を解決するもので、ディスクトレイおよびディスクに負荷をかけないような構造となっている。
しかしながら、この保持体は形状が複雑で成形が難しく、成形時の金型が複雑な構造となって割高となってしまっていた。また、金型により製造する際に、金型自体に過度の負荷がかかり、形状の複雑さから金型が破損する原因ともなっていた。製品強度を増すと、金型強度が落ち、逆に金型強度を増すと、製品が肉薄となり強度が落ちる
そこで、上記問題を解決するための簡単な構造で有効に保持できるディスク保持体の開発が待たれていた。
上記の問題を解決するために本発明のディスク保持体は、ディスクの中央孔と係合しディスクを収納保持するためのディスク保持体の形状を、ベース部と、ベース部から立ち上がり中央孔の上部に形成された略花弁型の複数の係合羽根体により、ディスクを花弁の外縁で係合保持させることができるディスク保持体を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明に係るディスク保持体は、コンパクトディスク(CD)やデジタルバーサタイルディスク(DVD)をディスクケース内に収納保持するためにトレイの中心に装備されるディスク保持体において、中心に中央孔が穿孔されたベース部と、前記中央孔の周縁から中心に向かって水平に伸延した5つの突片と、前記突片から垂直に立ち上げて羽根体と接合している10本の接続片と、前記接続片に接合支持される5枚の羽根体が中心で接合する花弁型の係合羽根体と、からなる構造である。
また、前記ディスク保持体は、中央孔の周縁に設けられる5つの突片と、前記突片から垂直に立ち上げて羽根体と接合している10本の接続片と、5枚の係合羽根体とからなる構造でもある。また、前記係合羽根体は、係合羽根体の底面とベース部によりディスクを挟持できるように、接続している接続片間の外縁を外側に膨らませる形状であり、各羽根体が傾斜するように配置された構造でもある。さらに、前記ディスク保持体は、中心を押圧する事により花弁の外縁に係合保持されていたディスクが外れる構造である。
本発明のディスク保持体は上記詳述したような構成であるので以下のような効果を奏する、
1.ディスク保持体が、ディスクの中心孔と係合しディスクを収納保持するためのディスク保持体の形状を、ベース部と、ベース部から立ち上がり、中央孔の上部に形成された略花弁型の複数の係合羽根体にしたことにより、金型の形状を簡略化することが可能であり、また、DVDとCDのディスクの種類に囚われることなくディスクを確実に係合保持することが可能である。
2.また、花弁型の係合羽根体の数を調整することにより、梅の花や四葉のクローバ等のデザインの保持体を提供することができる。
3.羽根体を外側に膨らませて、傾斜させる構造としたために、確実にディスクを保持することができるディスク保持体を提供することができる。
4.中央を押圧することにより確実に外れる構造である。
以下に本発明に係るディスクケースを図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。図1(a)はディスク保持体の平面図、図1(b)はディスク保持体の中央孔を示す平面図である。図2はディスク保持体の係合羽根体の拡大図であり、図3は図1(a)のA−A’断面図であり、図4は図1(a)のB−B’断面図である。
本発明のディスク保持体10は、ベース部20と、複数の突片30と、複数の接続片40と、複数の係合羽根体50とからなる。
ベース部20は、中心に略円形の中央孔22が穿孔されており、この実施例では、図1(b)で示すような丸みを帯びた略五角形状に形成している。この実施例では略五角形状としたが、羽根体の数により四角形や六角形等の形状にすることも考えられる。
突片30は、中央孔22の周縁に中央孔の中心方向に水平に突接して形成される複数の突起であり、図3に示すようにベース部の厚さの略1/3の厚さに設定されており、突片30の先端には接続片40が一体的に成形されて立設されている。この実施例では、図1(b)に示すように中心孔の周縁に5つの突片30を形成している。また、実施例では半円形の突片であるが、形状に限定はなく、台形等の形状としてもよい。
接続片40は、突片30の先端に、突片30に垂直に立設し一体的に成形されている。この実施例では、一つの突片30に対し、2つの接続片40が立設しているが、数に限定はない。しかしながら、ディスクを係合羽根体50に安定的に係合させる構造としては、突片一つにつき接続片を2つ立設させる構造が望ましい。また、接続片40は、下端が突片30と接続しており、上部が係合羽根体50と接続している。この実施例では、羽根体50と確実に接続するために、接続片40は、下部が突片30から少し突出して接続するようにしている。一つの突片30に立設している2つの接続片40は、それぞれ隣接する係合羽根体50と接続する構造を取っている。
係合羽根体50は、略花弁形状であり、この実施例では5枚の係合羽根体50からなり、それぞれ1枚の羽根体を2つの接続片40により隣り合う2つの突片30に跨るように接続して形成されている。例えば羽根体50aは接続片40a、40bにより突片30aと30bによって支持されている。一枚の羽根体50は、一端で接続片40と接続しており、中央孔の略中心に位置する他端で他の4つの羽根体と接続している。この実施例では、係合羽根体50を5枚配置して全体で一つの花模様を構成するように形成されている。係合羽根体50の形状を変形させることで、様々な花模様を作り出すことも可能である。また、係合羽根体50の数を適宜変えることで、四葉のクローバの形状を作り出したりすることもできる。
さらに、この実施例の係合羽根体50は、隣り合う突片(例えば30aと30b)に跨って接続されており、ベース部と全く並行ではなく、傾斜を持たせるようにして設置されている。係合羽根体に傾斜を持たせることにより、傾斜の最下点で羽根体の周縁が収納されるディスクの端面に当接するように形成されている。傾斜を設けることで、ディスクを嵌合させる際に、羽根体を平坦に形成した時よりも、ディスク保持体とディスクの接触が少ないので互いにかかる力を分散させる効果がある。つまり、平坦で構成した場合、係合羽根体はディスクの中央孔に押されて、水平方向のだけの力によりディスク保持体に力がかかる。そこで、傾斜を持たせ羽根体を独立させた構造であるため、各羽根体同士が接触せずに、ディスク保持体にかかる力を軽減することができる。また、傾斜する羽根体の最下点でディスクを確実に保持できる効果もある。
図1(a)、図1(b)は本件発明のディスク保持体を上面から見た平面図である。平面図からわかるように、この実施例のディスク保持体の中央孔は、丸みを帯びた正五角形状となっている。突片は正五角形の一辺の中心に一つずつ形成されており、一つの突片の両端の2箇所には、接続片が一つずつ形成され垂直に立設されている。羽根体は、隣り合う突片に跨るように配置しており、二つの突片によって支持されている。また、若干傾斜させて接続片と接続する構成としており、羽根体の傾斜の最下部とベースの表面との間にディスクを挟んで保持する構造である。さらに、羽根体は中心部分で他の羽根体と接合している構成である。羽根体同士は中心部のみで接続しており、他の箇所では接続していないためディスクを取り出す為に中心部を押圧することにより、羽根体と接続片との弾性力により、中心部分が陥没して係合羽根体の周縁が持ち上がり、これにより、係合しているディスクを簡単に取り出すことが可能となる。
この実施例では、図面で示すようにディスク保持体の全体で、梅の花の形状を形成しているが、羽根体の枚数を変更することによって、四葉のクローバ形状や他の形状を作り出すことが出来る。その際には中央孔及び突片の形状を変更する必要がある。
従来から使用されているディスク保持体は、ディスクの中央孔を内周縁から外側方向に圧迫して保持していたが、本件発明では内周縁から中心に向かって圧迫させて保持する構造ではないため、ディスクの中央孔にかかる力が働かない効果がある。また、金型成形も従来のディスク保持体よりも簡単な構造とすることができるため、金型の耐久度を上げることが可能となる。
また、本件発明のディスク保持体は、係合羽根体とベース部により上下で挟み込み、且つ水平方向の軽度の力によりCD及びDVDどちらのディスクを係合させることが可能となる構成でもある。
ディスク保持体の平面図 ディスク保持体の中央孔を示す平面図 ディスクケースのディスク保持体の平面図 図3のA−A断面図 図3のB−B断面図
符号の説明
10 ディスク保持体
20 ベース基部
22 中央孔
30,30a,30b 突片
40,40a,40b 接続片
50,50a 羽根体

Claims (3)

  1. コンパクトディスク(CD)やデジタルバーサタイルディスク(DVD)をディスクケース内に収納保持するためにトレイの中心に装備されるディスク保持体において、中心に中央孔が穿孔されたベース部と、前記中央孔の周縁から中心に向かって水平に伸延した5つの突片と、前記突片から垂直に立ち上げて羽根体と接合している10本の接続片と、前記接続片に接合支持される5枚の羽根体が中心で接合する花弁型の係合羽根体と、からなることを特徴とするディスク保持体
  2. 前記係合羽根体は、係合羽根体の底面とベース部によりディスクを挟持できるように、接続している接続片間の外縁を外側に膨らませる形状であり、各羽根体が傾斜するように配置されたことを特徴とする請求項1記載のディスク保持体
  3. 前記ディスク保持体は、中心を押圧する事により花弁の外縁に係合保持されていたディスクが外れる構造であることを特徴とする請求項1記載のディスク保持体
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