JP4927276B2 - 植生用ロ−ル巻芝の製造装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は圃場等で育成された芝生を使用に備えてロ−ル巻にするための植生用ロ−ル巻芝の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来圃場等で育成された芝生は方形の所定規格に切り出されて植え込みに供されていた。最近では長尺の帯状に切り出されて植え込み施工方法が試みられつつある。従来、長尺の帯状に切り出すために提案されている移植用芝生の切り取り装置としては、回転式芝切り取り装置(実開平6−17413号)、すなわち、長円状に巻回された切り取り刃(ノコ刃)が、進行方向に対して左右(直角)方向に回転し、該ノコ刃フレ−ムの下部にて、芝の下面及び側部を切断して、芝を地面より剥離させて切り取る装置が提案されている。また、芝剥ぎ取り刃を前後に振動させながら切り進むことによって、芝を帯状に剥ぎ取る装置も実用化されている。これらの装置の難点を解決するものとして、本発明者も先に特願2001−281336で芝生剥ぎ取り装置を提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
圃場等で育成された芝生を長尺の帯状に切り出すことは、先に提案した特願2001−281336の芝生剥ぎ取り装置で効率よく可能となったが、しかし、帯状芝を使用に備えて好ましいロ−ル巻にするための植生用ロ−ル巻芝の製造方法と装置については、適当なものがみられない。そこで、剥ぎ取り厚が薄くても水洗に耐え、しかも保管時に芝生の傷みが少なく、グランド等に植え込み施工がし易く、雑菌の持ち込みがなく、芝生の成長が良好な植生用ロ−ル巻芝の製造装置について検討した。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を検討した結果、牽引又は自走可能な台車に対してその前方から順に芝生を切断幅方向に縦切りする切断刃と、芝生の剥ぎ取り深さに配置された略水平方向の剥ぎ取り刃とを組付けた帯状芝の芝生剥ぎ取り装置(2)と、剥ぎ取った帯状芝に対して復帰バネを有する叩き棒を組み付けた加振土落し装置(3)と、帯状芝上方の散水ノズルと下方の噴水ノズル及び回転ブラシを組付けた水洗装置(4)と、その後方へ巻き取り装置(5)とを順次台車の後方に向けて設けたことを特徴とする植生用ロ−ル巻芝の製造装置としたこの装置により育成された植生用芝を根の部分から長尺シ−ト状に剥ぎ取り又はシ−ト部分から剥離し、これをロ−ル巻にする一貫した植生用ロ−ル巻芝の製造方法に適用できる。育成土壌又は少なくとも下方にシ−トを配した育成土壌によって育成された植生用芝を根の部分から剥ぎ取り又はシ−ト部分から剥離し、これ付着土を除去し、水洗後又は水洗を経ることなくロ−ル巻にすることができる。この植生用ロ−ル巻芝の製造装置において、芝張り施工時の使用勝手を考慮すると、芝の剥ぎ取り幅が1m幅又は50cm幅のもの2列を一度に剥ぎ取るのが好ましい。このように剥ぎ取ると、芝張り作業が設計し易くかつ、能率が上がることとなる。
【0005】
芝のロ−ル巻には芯材として紙管、竹又は合成樹脂中空管や棒材を用いたり、あるいは紐材を芯材として用い、ロ−ル巻芝の幅方向に張った紐材の両端部を長めのものとして、芝のロ−ル巻が所定径になると、紐の両端部を芝の外周を締める締結紐として使用してもよい。
【0006】
芝のロ−ル巻には、先に特許された特許第2783756号、同第2997447号で提案した、芝が適度に成育している圃場又は圃場に存在する芝根上へネットを展開し、該ネットの存在下に芝根が該ネットに絡むまで育成してから、該ネットの下面側で根切りするものが水洗時等における強度があって好適である。
【0007】
施工場所への栽培土の持ち込みが禁じられている場合や軽量化のためには、水洗前又は水洗を経ることなく加振又はブラッシングにより土落しを行うのが好ましい。加振は帯状芝を振るわせて土を落下させることであり、加振手段としては振動子、バイブレ−タ、反復叩き棒等が採用できる。好ましい加振土落し装置は、剥ぎ取られた帯状芝が通過可能な矩形の通過開口部を有する加振フレ−ムを、本体フレ−ムに対して上方でクランク軸構造として軸支して、加振フレ−ムの復帰バネを有する叩き棒を上下動させて帯状芝の土を落とす構造の装置にするとよい
【0008】
芝の保管を長期化させたり、施工場所への雑菌の持ち込みを無くするとか、或いは芝の健全化を目的として、水洗時又は水洗後に殺菌処理するとよい。水洗装置は、チエンコンベア上に載って移動する帯状芝の下方からランナ−に向けての噴水ノズルが複数本設けられ、その後方へ殺菌剤噴霧装置を設けた装置である。殺菌処理のための殺菌剤としては、塩酸クロルヘキシジン、イルガサンDP−300、塩化ベンゼトニウム、クロルデン、アルコ−ル系薬剤や、月桃精油に含まれる成分中、シトロネラ−ル、カルボン、ゲラニオ−ル、チモ−ルには抗菌作用性が、また、d−カンファ−には防虫作用性が、チョウジ油に含まれる成分中、オイゲノ−ルは抗菌作用性が、そして、ヒバ油に含まれる成分中、ヒノキチオ−ルやツヨプセンには抗菌作用性があり、これら4種類の精油を合わせた殺菌剤も好適である。更に、エチレンガス、オゾンガス、酸化エチレンガス、塩素ガス等を数ppm含有した水の使用も殺菌作用がある。
【0009】
更に、芝の保管時や育生時の保湿を目的としてロ−ル巻前に保水剤を付与させるとよい。保水剤としては、特開平3−86803号公報に吸水性樹脂製剤が記載されており、このような吸水性樹脂製剤は、播くかランナ−に塗布処理するかをし、次いで水を散布して保水させるとよい。吸水性樹脂には、デンプン系、セルロ−ス系、合成ポリマ−系の3種が考えられ、その用途に応じて選択される。例えば、合成ポリマ−系では、ポリアクリル酸塩系、ポリビニルアルコ−ル系、ポリアクリルアミド系、ポリオキシエチレン系等がある。特開平7−99832号公報には、カルボキシメチルセルロ−スと、銅塩、アルミニウム塩、鉄塩等の水溶性多価金属塩とにより硬化してなる構造のものが、また、特開平9−74897号公報には、加熱が不要な、アルギン酸ソ−ダ、カルボキシメチルセルロ−ス、ペリチンのうちの一種以上の水性ゲル形成原料からなる植物栽培用培地(給水性材料)が記載されているがこれも使用できる。土壌改良剤として、溶性リン肥、ケイ酸肥、リグノセルロ−ス・フミン酸、ニトロフミン酸等を加えることもできる。更に、植物活性剤として、ぶどう糖、ビタミン類、ホルモン剤等を加えてもよい。これらはランナ−部分へ物質によっては粉末のまま又は液状にして散布し保持させる。
【0010】
本発明の植生用ロ−ル巻芝の製造装置は牽引又は自走可能な台車へ水洗装置とその後方へ巻き取り装置とを設けた構造である。牽引は圃場で使用されているトラクタ−等の作業機によることができる。
【0011】
牽引又は自走可能な台車前方へ芝生を切断幅方向に縦切りする切断刃と、芝生の剥ぎ取り深さに配置された略水平方向の剥ぎ取り刃とを組付け、その後方へ水洗装置とその後方へ巻き取り装置とを設けた植生用ロ−ル巻芝の製造装置としたのである。走行させながら、剥ぎ取り、水洗、巻き取りを同一の装置で行うことができるのである。
【0012】
このような植生用ロ−ル巻芝の製造装置において、水洗装置の前方へ加振土落し装置又はブラッシング土落し装置を設けると、水洗前に土壌を取り除くことができて、水の節約と、土落しの効率が良くなる。加振土落し装置は復帰バネを有する叩き棒をクランク、カム、シリンダ、ソレノイド等で往復動させながら帯状に切り出された芝の上面又は底面を叩くか又は揺する構造である。ブラッシング土落し装置は多数の金属線又は合成樹脂線条を有するブラシの接触研磨により帯状に切り出された芝の底面から土壌を除去するのである。
【0013】
水洗装置は多数のノズルから落下又は噴射される水滴が帯状に切り出された芝の上方から下方へ、又は帯状芝のランナ−に向けて下方から上方へ射出される構造である。洗浄水は再使用のために循環系を構成したラインによって再供給されるようにしてもよい。
【0014】
洗浄水中には前述した殺菌剤を含有させてもよいし、水洗装置後方へ殺菌剤噴霧装置を設けてもよい。その後方には保水剤又は肥料、その他成長促進剤等の添加装置を設け、更に後方へ巻き取り装置を設置している。巻き取り装置は、装置の本体フレ−ムの両側面に設けた軸受に対し、中空軸が保持されて両側から挟持されて帯状芝の巻取りをし、中空軸は一方の軸受側で回転駆動源へ連結され、他方の軸受はヒンジによって回動可能な扉構造としてロ−ル巻芝の取出しを容易にしている
【0015】
【発明の実施の形態】
以下本発明を図面に基づいて更に詳細に説明する。図1は本発明の植生用ロ−ル巻芝の製造装置による処理方法の流れ図、図2は本発明の植生用ロ−ル巻芝の製造装置の側面図である。これらの図から明らかなように、芝生の育生場には、圃場で育生される圃場育生芝や、シ−ト上で育生されるシ−ト上育生芝等がある。圃場育生芝にも圃場へ直接種芝が撒かれて育生されるものや、先に説明した特許第2783756号、同第2997447号で提案した、芝が適度に成育している圃場又は圃場に存在する芝根上へネットを展開し、該ネットの存在下に芝根が該ネットに絡むまで育成してから、該ネットの下面側で根切りするもの等、種々の芝がある。
【0016】
圃場育生芝はランナ−部分で剥ぎ取られる。また、シ−ト上育生芝はシ−トを剥がしながら、又は細幅のシ−トと共に巻き取られる。剥ぎ取られた帯状芝はランナ−に付着した土壌を物理的振動で落とすか、水洗によって土壌を落としてロ−ル状に巻き取られる。また、必要に応じて土壌が付着したまま巻き取られるものもある。更に、ロ−ル巻製品とする前に、殺菌剤処理を施したり、保水剤、更には肥料を加えることもある。
【0017】
図2に例示した本発明の植生用ロ−ル巻芝の製造装置は、既存のトラクタ−等の牽引装置1によって牽引走行させながら、剥ぎ取り、水洗、巻き取りを同一の装置で行うことができるのである。この装置は、剥ぎ取り装置2と、加振土落し装置3と、その後方へ水洗装置4とその後方へ巻き取り装置5とを設けている。剥ぎ取り装置2はフレ−ム6の下方に芝生を切断幅方向に縦切りする左右の切断刃7と、芝生の剥ぎ取り深さに配置された略水平方向の剥ぎ取り刃8が組付けられている。切断刃7は剥ぎ取り刃8よりも進行方向前方(図面右方向)に配置している。剥ぎ取り刃8の前方に芝生の上方を転動するロ−ラ9を設けている。切断刃7が剥ぎ取り幅を縦方向に切断しながら、その後方でロ−ラ9が芝生を上方から転動押圧しつつ、剥ぎ取り刃8の先端が剥ぎ取り幅内を進行してロ−ラ9との間で芝生を剥離していくのである。芝の剥ぎ取り幅が1m幅又は50cm幅とすると、設計時と施工時の取り扱いが容易となる。
【0018】
剥ぎ取り装置2の詳細は図3,図4に示すところで、ロ−ラ9はフレ−ム6に対して上下調整可能に保持させている。ロ−ラ取付軸19をフレ−ム6に対して上下動可能とするために、ロ−ラ取付軸19の軸受けを上部がネジ構造の昇降ロッド20に取付け、昇降ロッド20上方のハンドル21を回転させることによって、ロ−ラ9をフレ−ム6に対して上下調整できるようにしている。これによって芝生の上部を転動するロ−ラ9と地中を進む剥ぎ取り刃8との間隔が相対的に変わり、芝生の剥ぎ取り厚を変えることができるようにしている。
【0019】
剥ぎ取り刃8は地中を進行方向する際に前後に進退往復動させるために、剥ぎ取り刃8の基部に保持ロッド22を有しており、この保持ロッド22に復帰バネ23を外挿している。保持ロッド22の端部は保持軸24に設けられた回転カム25に接触させている。回転カム25の保持軸24はスプロケット26,27,28及びそれらに張架されたチェン29,30,31を介して円形切断刃7の保持軸32と連繋している。切断刃7が切断時に回転すると、回転カム25が回転して、それと接している保持ロッド22が進退し,それに取り付けられた剥ぎ取り刃8が進退しながら地中の芝生のランナ−を土壌から剥がしつつ進行方向するのである。
【0020】
芝生の切断幅を変更したい場合は、両側に設けた切断刃7,7の取り付け間隔を変えるとか、複数に分割されている剥ぎ取り刃8の全幅を変更することによって可能である。
【0021】
剥ぎ取られた帯状芝10は加振土落し装置3によって土落しがなされる。加振土落し装置3は復帰バネを有する叩き棒11を図示しないクランク、カム、シリンダ、ソレノイド等で往復動させながら帯状に切り出された芝の上面又は底面を軽く叩く(又は揺する)構造である。この叩き棒11の後方へ加圧空気の噴気ノズル12を設けて土落しの完全を期している。
【0022】
加振土落し装置3の構造は、図5にみられるように、剥ぎ取られた帯状芝10が通過することのできるよう矩形の通過開口部39を有する加振フレ−ム40を本体フレ−ム6に対して上方でクランク軸構造として軸支し、駆動源のスプロケット41とクランク軸に設けたスプロケット42間をチエン43で連結して回転させることにより、加振フレ−ム40を上下動させて帯状芝10の土を落とす構造を例示することができる。
【0023】
加振土落し装置3の後方へ水洗装置4があり、多数の散水ノズル13から水が下方の帯状芝10に向けて散水される。散水ノズル13には水タンク14から水が供給され、また、落下した水は下方の水溜め槽15から上澄み水が水タンク14に回収して再使用される。
【0024】
水洗装置4の構造は図6に要部を例示するように、チエンコンベア44上に載って移動する帯状芝10の下方からランナ−に向けて噴水ノズル45が複数本設けられており、更に、回転ブラシ46も土落しの作用をするよう駆動源に回転可能に連結されている。帯状芝10の上方からも水が落下するとなお良い土落とし作用が得られる。
【0025】
散水ノズル13の後方には殺菌剤供給槽16があり、その下方のノズルから殺菌剤含有水が落下し、帯状芝10に含浸される。更にその後方へロ−ル巻前に保水剤を付与させる保水剤槽17があり、粉体又は吸水後のゲルが供給される。
【0026】
巻き取り装置5は軸受に対し、駆動源により回転する軸18があり、それに紙管を外挿固定して帯状芝を巻き取る構造である。ロ−ル巻された帯状芝10は紙管ごと抜き取られてロ−ル巻製品となる。
【0027】
巻き取り装置5の構造例は図7及び図8にみられるように、装置の本体フレ−ム6の両側面に設けた軸受47a,47bに対し、中空軸48が保持されて両側から挟持されて帯状芝10の巻取りをする。中空軸48は一方の軸受47a側で回転駆動源へチェン49で連結されており、また、もう一方の軸受47aはヒンジ50によって、回動可能な扉構造としており、ロ−ル巻芝の取出しができるようにしている。
【0028】
ロ−ル巻された帯状芝(ロ−ル巻芝)10の運搬例としては、図9にみられるように、一方の軸受47a側を開扉してロ−ル巻芝の中空軸48に対し、作業機51に設けた差込ロッド52を挿入して持ち上げ、更にこの作業機51によってトラック等の運搬車53の荷台へ多数個載せた後、保管場所又は施工場所へ輸送する。保管場所では長尺のロ−ル巻芝を解きながら使用するのである。
【0029】
【発明の効果】
本発明の植生用ロ−ル巻芝の製造装置によって、剥ぎ取り厚が薄くても水洗に耐え、しかも保管時に芝生の傷みが少なく、グランド等に植え込み施工がし易く、雑菌の持ち込みがなく、芝生の成長が良好な植生用ロ−ル巻芝の製造装置の提供を可能にした。本発明の装置によって得られたロ−ル巻芝は、長大な施工場所を簡易に施工できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植生用ロ−ル巻芝の製造装置による処理方法の流れ図である。
【図2】本発明の植生用ロ−ル巻芝の製造装置の側面図である。
【図3】剥ぎ取り装置の側面図である。
【図4】剥ぎ取り装置の平面図である。
【図5】加振土落し装置の一例を示す斜視図である。
【図6】水洗装置の要部側面図である。
【図7】巻き取り装置の側面図である。
【図8】巻き取り装置の平面図である。
【図9】ロ−ル巻芝の運搬作業例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 牽引装置
2 剥ぎ取り装置
3 加振土落し装置
4 水洗装置
5 巻き取り装置
6 フレ−ム
7 切断刃
8 剥ぎ取り刃
9 ロ−ラ
10 帯状芝
11 叩き棒
12 噴気ノズル
13 散水ノズル
14 水タンク
15 水溜め槽
16 殺菌剤供給槽
17 保水剤槽
18 軸

Claims (4)

  1. 牽引又は自走可能な台車に対してその前方から順に芝生を切断幅方向に縦切りする切断刃と、芝生の剥ぎ取り深さに配置された略水平方向の剥ぎ取り刃とを組付けた帯状芝の芝生剥ぎ取り装置(2)と、剥ぎ取った帯状芝に対して復帰バネを有する叩き棒を組み付けた加振土落し装置(3)と帯状芝上方の散水ノズルと下方の噴水ノズル及び回転ブラシを組付けた水洗装置(4)と、その後方へ巻き取り装置(5)とを順次台車の後方に向けて設けたことを特徴とする植生用ロ−ル巻芝の製造装置。
  2. 加振土落し装置(3)は、剥ぎ取られた帯状芝が通過可能な矩形の通過開口部を有する加振フレ−ムを、本体フレ−ムに対して上方でクランク軸構造として軸支して、加振フレ−ムの復帰バネを有する叩き棒を上下動させて帯状芝の土を落とす構造である請求項1記載の植生用ロ−ル巻芝の製造装置。
  3. 水洗装置(4)は、チエンコンベア上に載って移動する帯状芝の下方からランナ−に向けての噴水ノズルが複数本設けられ、その後方へ殺菌剤噴霧装置を設けた請求項1に記載の植生用ロ−ル巻芝の製造装置。
  4. 巻き取り装置(5)は、装置の本体フレ−ムの両側面に設けた軸受に対し、中空軸が保持されて両側から挟持されて帯状芝の巻取りをし、中空軸は一方の軸受側で回転駆動源へ連結され、他方の軸受はヒンジによって回動可能な扉構造である請求項1に記載の植生用ロ−ル巻芝の製造装置。
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