JP4926589B2 - 画像合成装置、画像合成方法、およびプログラム - Google Patents

画像合成装置、画像合成方法、およびプログラム Download PDF

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本発明は、合成対象の画像と、ユーザがシートに付加した情報とを合成する画像合成装置、画像合成方法、およびプログラムに関する。
近年、デジタルカメラやカラースキャナなどの写真画像入力装置、カラープリンタなどの画像出力装置の普及と高性能化とに伴い、デジタル写真画像のさまざまな使われ方が提案されている。
単に写真を撮影し、そのまま記録用紙に印刷するだけではなく、さまざまな加工、編集をして、写真画像を利用することが多い。たとえば、写真画像に、メッセージを描き込んで手紙として送り、また、タイトルやイラストを描き込んでアルバムに貼るという作業が行われている。
このように、画像入力装置から入力した写真画像に、メッセージやイラストを手書きで追加する手段として、いくつかの方法が提案されている。
たとえば、入力した写真画像を液晶パネルなどの表示装置に表示し、表示装置に設けられているタッチパネル入力装置によって、手書き画像を入力し、写真画像と手書き画像とを合成する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、入力された写真画像とは別に紙に書いた手書き原稿を、読取装置が読み取り、写真画像と合成する方法が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
特開昭63−040933号公報 特開平09−139832号公報
しかし、写真画像に対して、たとえば被写体として映っている人物以外の背景部分を選んで位置を合わせ、メッセージやイラストを描こうとする場合、従来提案されている方法では、次の問題がある。
タッチパネル方式では、写真画像を見ながら、その上に、手書き文字、イラストを直接描くことができるが、表示装置やタッチパネル入力機構を設ける必要があるので、ハードウエアコストが高くなるという問題がある。
また、手書き入力の画像解像度は、表示装置やタッチパネルの分解能によって規定されるので、表現力に制約が出るという問題がある。
原稿読取方式では、手軽で簡単に手書き原稿を作成することができ、筆記用具の種類によってはさまざまな表現ができるという利点がある。しかし、この方式では、写真画像と別の原稿シートに手書き原稿とを描くので、写真画像に対してどのような位置関係で手書き原稿が重なるかを、原稿作成時に正確に確認することができないという問題がある。
また、手書き原稿領域に染料インクによって淡色(ドロップアウトカラー)で画像を下地印刷する場合、手書き原稿に使用するペンの種類によって、下地印刷の染料インクと混ざり、滲みが生じ、汚れる。この結果、ユーザが意図した色とは違った色になり、また、合成結果に印刷した下地画像が映り込まれることがある。
さらに、ペンの種類だけでなく、記録媒体の種類によっても、上記と同様の問題が発生する。
本発明は、シートに印刷されている合成対象の画像にユーザにより付加された情報を適切に抽出して、合成対象の画像と合成することができる画像合成装置、画像合成方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像合成装置は、メモリに記憶されている合成対象の画像を、印刷装置にシートへ印刷させる印刷制御手段と、上記印刷制御手段により上記合成対象の画像が印刷されたシートを読取装置が読み取ることで得られた読取画像を取得する取得手段と、上記取得手段により取得された読取画像に基づき、上記シートに印刷されている合成対象の画像にユーザにより付加された情報を、当該読取画像から抽出する抽出手段と、上記抽出手段により抽出された情報と、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像とを合成する合成手段とを有し、上記印刷制御手段は、上記合成対象の画像がネガ傾向の画像であるときに、当該合成対象の画像のネガポジ反転を行って、ネガポジ反転された当該合成対象の画像を、印刷装置に上記シートへ印刷させることを特徴とする。
また、本発明の画像合成装置は、メモリに記憶されている合成対象の画像を、印刷装置に、シートにおける一部の領域へ印刷させる印刷制御手段と、上記印刷制御手段により上記合成対象の画像が印刷されたシートを読取装置が読み取ることで得られた、複数の画素で構成される読取画像を取得する取得手段と、上記取得手段により取得された読取画像に基づき、上記シートに印刷されている合成対象の画像にユーザにより付加された情報を、当該読取画像から抽出する抽出手段と、上記抽出手段により抽出された情報と、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像とを合成する合成手段とを有し、上記抽出手段は、上記取得手段により取得された読取画像から、上記シートにおける上記合成対象の画像を含む上記一部の領域に対応する画像を切り出し、切り出された当該画像に含まれる複数の画素のそれぞれの画像データと、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像に含まれる複数の画素のそれぞれの画像データであって、当該読取画像から切り出された当該画像に含まれる当該複数の画素のそれぞれに対応する画素の画像データとの比較結果に基づき、当該読取画像に含まれる当該複数の画素のそれぞれがユーザにより付加された情報であるか判定することによって、当該読取画像からユーザにより付加された情報を抽出することを特徴とする。
本発明によれば、シートに印刷されている合成対象の画像にユーザにより付加された情報を適切に抽出して、合成対象の画像と合成することができるという効果を奏する。
本発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本発明の実施例1である画像合成装置1の構成を示すブロック図である。
マイクロプロセッサ形態のCPU2は、内部バス3を介して接続されているROM形態のプログラムメモリ4に格納されている制御プログラムと、RAM形態のデータメモリ5の内容とに従って動作する。
CPU2は、読取制御部6を通じて、読取機構7を動作させ、読取機構7内に設けられている不図示のイメージセンサによって読み取った原稿画像データを、データメモリ5中の読取バッファメモリ8に格納する。
読取バッファメモリ8に格納された原稿画像データは、データ変換部9によって読み出され、印字記録データに変換された後に、データメモリ5中の印字バッファメモリ10に格納される。CPU2は、記録制御部11を通じて、印字記録機構12を動作させるとともに、印字バッファメモリ10に格納されている印字記録データを読み出し、印字記録機構12に送り、記録媒体へ印字記録することによって、コピー動作を実現する。
データメモリ5には、画像メモリ13が設けられ、読取機構7が読み取った原稿画像データの他に、各種の画像データを一時的に記憶し、編集することができる。画像メモリ13に記憶されている画像データは、データ変換部9によって読み出され、印字記録データに変換し、印字記録動作を行うことによって、コピー動作以外にも、写真画像その他の印刷を行うことができる。
なお、データメモリ5上の読取バッファメモリ8、印字バッファメモリ10、画像メモリ13は、CPU2の管理によって、動作モードやユーザ設定など動作状況に応じて、各メモリの容量配分を動的に変更し、割り付けて動作することができる。
また、データ変換部9は、画像解析、サムネイル作成、サムネイル補正、出力画像補正等の画像処理も行う。
画像合成装置1には、LED、LCDなどの表示部14と、各種キーなどの操作部15とを具備する操作パネル16が設けられ、オペレータによる各種入力操作や動作状況の表示などを実行することができる。
メモリカード制御部17は、データ記憶媒体であるメモリカード18へのアクセスを制御し、メモリカード18に記憶されている画像データなどを読み書きする。これによって、メモリカード18に記憶されている写真画像データを読み出し、画像メモリ13に格納し、印字記録データに変換し、印字記録する。
インタフェース制御部19は、インタフェース20による通信を制御し、外部に接続されている外部装置21との間で、データを送受信する。外部装置21として、パーソナルコンピュータを接続し、コンピュータ上で動作するプリンタドライバによって作成された印字記録データを受信し、印字記録する。また、この他にも、デジタルカメラ等の機器を接続し、写真画像データを読み出し、画像メモリ13に格納し、印字記録データに変換して印字記録する。
通信制御部22は、MODEM(変復調装置)や、NCU(網制御装置)等によって構成され、アナログの通信回線23に接続され、通信制御、通信回線に対する発呼と着呼等の回線制御を行う。
図2は、実施例1における手書き原稿シート24の構成を示す図である。
手書き原稿シート24の最上部には、各種設定領域25が設けられ、この各種設定領域25に記載されているマークシート枠をユーザが塗りつぶすことによって、合成結果印刷に関する設定を選択することができる。
各種設定領域25内に、用紙サイズ選択マークシート枠26が配置され、この用紙サイズ選択マークシート枠26のいずれかを、ユーザが塗りつぶすことによって、合成結果を印刷する記録媒体の用紙サイズが選択される。
手書き原稿シート24において、各種設定領域25の下には、手書き原稿領域28が設けられ、ユーザは、手書き原稿領域28に、手書き原稿29を任意の筆記具で描くことができる。また、後述の図3のS102で、ユーザが選択した写真画像が、参照画像27として、手書き原稿領域28に印刷されている。
図3は、実施例1において、手書き原稿シート24を印刷する際に、画像合成装置1のCPU2による処理内容を示すフローチャートである。
図3に示すフローチャートは、操作パネル16に表示されているメニューにおいて、ユーザが「手書き原稿シート印刷」を選択した場合に実行される処理である。
画像合成装置1は、S101では、メモリカード18内の写真画像データファイルを読み込み、表示部14に表示し、操作部15のキー操作を監視し、写真画像が選択されたかどうかをチェックする(S102)。
写真画像が選択された場合、S103で、選択された写真画像を、メモリカード18から読み出し、画像メモリ13に格納し、S104で、後述の図5に示すフローチャートで説明する参照画像作成処理によって参照画像27を作成する。
次に、CPU2は、S105では、S104で作成した参照画像27と、予めプログラムメモリ4に記憶されている各種設定領域印刷用のデータとを組み合わせて、手書き原稿シート24の印刷データを作成する。さらに、S106で、作成した印刷データに基づいて、印字記録機構12を制御することによって、手書き原稿シート24を印刷する。
図4は、実施例1において、記入済みの手書き原稿シート24を読み込み、写真画像と手書き原稿29とを合成して印刷する際における画像合成装置1の処理内容を示すフローチャートである。
図4に示す処理は、操作パネル16に表示されているメニューにおいて、ユーザが、「手書き原稿シートを読込・合成印刷」を選択した場合に実行される処理である。画像合成装置1は、S201で、読取機構7を制御し、手書き原稿シート24を読み取り、手書き原稿シート画像データ(原稿シートを読み取った画像データ)とする。
次に、読み取った手書き原稿シート画像データから、各種設定領域25部分を切出し、マークシート枠26の塗りつぶし状態を解析することによって、用紙サイズの選択情報を取得する(S202)。次に、画像合成装置1は、S203では、S201で読み取った手書き原稿シート画像データから、手書き原稿領域28の画像を切り出し、手書き原稿画像データとする。
さらに、CPU2は、S204では、後述の図6のフローチャートで説明する原稿抽出処理によって、手書き原稿画像データから手書き原稿29を抽出する。
さらに、S205では、図3に示す手書き原稿シート印刷処理のS102で、ユーザが選択した写真画像と同一の写真画像を、メモリカード18から読み出し、先のS204で抽出した手書き原稿29と合成し、合成画像データとする。
すなわち、S204で、手書き原稿部分であると判断された画素を、手書き原稿画像データの画素データとしてとり、背景部分であると判断された画素を、写真画像の画素データとしてとる。
次に、画像合成装置1は、S206では、先のS202で取得した用紙サイズ選択情報に基づいて、合成画像データの拡大または縮小処理を行い、印字記録機構12を制御することによって、合成画像を、出力用紙に印刷する(S207)。
図5は、参照画像作成ステップ(図3のS104)の詳細処理内容を示すフローチャートである。
参照画像作成処理では、S301〜S303の処理を、画像メモリ13に格納されている写真画像の全ての画素について繰り返す。
CPU2は、S301では、写真画像の各画素の輝度データ(Rorg、Gorg、Borg)を取得する。S302では、所定のデータ変換を行い、印刷に使用するインク色に合わせたシアンC、マゼンタM、イエローYの色プレーンに変換し、印刷画素濃度データ(Corg、Morg、Yorg)を得る。ここで、Corg、Morg、Yorgは、それぞれ0〜255までの値をとる濃度データである。
次に、S303では、以下の式(1)によって、階調変換を行い、参照画像印刷画素濃度データ(Cref、Mref、Yref)を得る。
Figure 0004926589
以上の処理を、写真画像の全画素データについて繰り返すことによって、印刷の濃度が(Cmax、Mmax、Ymax)に制限された参照画像27が生成される。
図6は、原稿抽出ステップ(図4に示すS204)の詳細処理内容を示すフローチャートである。
原稿抽出処理では、画像メモリ13に格納されている手書き原稿画像データの全ての画素について、S401〜S404を繰り返す。
CPU2は、S401では、手書き原稿画像データの各画素の輝度データ(Rscan、Gscan、Bscan)を取得する。S402では、各画素各プレーンの輝度が所定しきい値(Rth、Gth、Bth)以上であるか否かを調べる。すなわち、以下の式(2)の不等号が全て成り立つか否かを調べる。
Figure 0004926589
上記式(2)の全てが成立する場合、手書き原稿画像データの着目画素の輝度が所定レベル以上(すなわち紙面上での濃度が所定レベル以下)であるので、CPU2は、S403へ進み、着目画素は背景部分であると判定する。一方、式(2)のいずれかが不成立の場合、紙面上での濃度が所定レベル以上であるので、CPU2は、S404へ進み、着目画素は手書き原稿部分であると判定する。
なお、Rth、Gth、Bthの各定数について、参照画像作成処理で作成した参照画像27の最大濃度データを印字記録機構12で印字し、これを読取機構7が読み取った場合の輝度データ値が、Rth、Gth、Bthの輝度を下回らないように設定する。
図7は、実施例1における合成結果出力例を示す図である。
図7から明らかなように、写真画像30と、手書き原稿領域28に描き込まれた手書き原稿29とを重ね合わせるように合成し、用紙サイズ選択マークシート26で選択されたサイズに合うように拡大・縮小し、記録媒体31に、この合成結果が出力される。
このように構成することによって、ユーザは、手書き原稿シート24の手書き原稿領域28に手書き原稿29を描き込むときに、手書き原稿領域28内に印刷された参照画像27に重ねて描くことができる。したがって、重ね合わせ合成したときの位置関係を把握しながら、手書き原稿29を描くことができる。
本発明の第2の実施例は、参照画像27を印刷する場合、特定の色プレーン(ここではシアン)のみを使用する実施例である。
実施例2において、手書き原稿シート24の構成、手書き原稿シート24を印刷する際の処理内容、手書き原稿シート24を読み込んで合成印刷する際の処理内容は、実施例1で説明した図2、図3、図4と同等である。実施例2は、図3のS104の参照画像作成ステップから呼び出される詳細処理内容だけが、実施例1と異なる。
図8は、実施例2における参照画像作成ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。
CPU2は、S501では、写真画像の各画素の輝度データ(Rorg、Gorg、Borg)を取得する。S502では、RGB各プレーンの輝度から、次の式(3)によって、グレースケール輝度データLorgを得る。
Lorg=(Rorg+Gorg+Borg)/3 …… 式(3)
なお、上記の式(3)では、単純にRGB各プレーン輝度データの平均をグレースケール輝度データLorgとしているが、各プレーンごとに、異なる係数を掛けて平均をとるようにしてもよい。
次に、S503では、所定のデータ変換を行い、印刷画素濃度データDorgを得る。ここで、Dorgは、それぞれ、0〜255までの値をとる濃度データである。
次に、S504において、以下の式(4)によって階調変換を行い、参照画像印刷画素濃度データ(Cref、Mref、Yref)を得る。
Figure 0004926589
以上の処理を、写真画像の全画素データについて繰り返すことによって、シアンのみを使用し、シアンインクの印刷の濃度がCmaxに制限された参照画像27が生成される。
実施例2における原稿抽出ステップの詳細処理内容は、実施例1の原稿抽出処理内容(図6)と同じである。ただし、実施例2では、参照画像印刷にシアンインクのみを使用し、シアンのみで印刷した画像を読み取った画像は、主にRチャネルに影響する。したがって、実施例2では、上記式(2)において、Gth、Bthを、Rthに対して、より大きい値を設定することができる。
このように構成することによって、参照画像27の印刷で使用する色プレーン以外のしきい値をより大きく設定することができるので、濃度の薄い筆記具を用いた場合でも、より正確に手書き原稿29を抽出することができる。
なお、実施例2は、参照画像27の印刷で、シアンのみを使用するが、他の色を使用するようにしてもよく、この場合であっても有効である。
さらに、手書き原稿シート24の印刷に際して、参照画像27の印刷で使用する色を選択するステップを設けるようにしてもよい。このようにすることによって、ユーザは、使用する筆記具の色を考慮して、参照画像27の印刷で使用する色を選択することができ、また、手書き原稿29を、より正確に抽出することができる。
本発明の実施例3は、参照画像27の印刷に際して、元となる写真画像に輪郭抽出処理を加える実施例である。
実施例3において、手書き原稿シート24の構成、手書き原稿シート24を印刷する際の処理内容、手書き原稿シート24を読み込んで合成印刷する際の処理内容は、実施例1または実施例2で説明した内容と同等である。実施例3は、参照画像作成ステップの詳細処理内容だけが、実施例1、実施例2とは異なる。
図9は、実施例3における参照画像作成ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。
実施例3における参照画像作成処理は、実施例2において、参照画像作成処理の前に、輪郭抽出処理(S601)を加えている点だけが異なる。図9におけるS602〜S605の処理は、実施例2における参照画像作成処理のS501〜S504(図8)と同等である。
図10は、実施例3において作成される参照画像27の例を示す図である。
図10(a)は、元となる写真画像データを示す図であり、図10(b)は、実施例2で説明した参照画像作成処理によって作成された参照画像27の例である。このように、元となる写真画像を、そのまま濃度を落として印刷すると、階調性が低下し、元の画像が判読し難くなる。
そこで、実施例3では、図10(c)に示すように、元となる写真画像データに輪郭抽出処理を行った後に、図10(d)に示すような参照画像27を生成する。
つまり、図10(c)は、元となる写真画像データに輪郭抽出処理したデータを示す図であり、図10(d)は、濃度が落とされた参照画像27に、輪郭強調された参照画像27aを示す図である。
このように、輪郭抽出した後に、濃度を落とした画像を生成することによって、参照画像27の位置判読性を高めることができる。
本発明の実施例4は、参照画像27を印刷する際に、参照画像データを保存し、原稿抽出処理では、保存してある参照画像27と手書き原稿画像データとの差分を取ることによって、手書き原稿29を抽出する実施例である。
なお、実施例4において、手書き原稿シート24の構成、手書き原稿シート24を印刷する際の処理内容、手書き原稿シート24を読み込んで合成印刷する際の処理内容は、実施例1における図2、図3、図4に示す処理内容と同等である。実施例4は、参照画像作成ステップ(図3に示すS104)の詳細処理内容と、原稿抽出ステップ(図4に示すS204)の詳細処理内容とが、実施例1とは異なる。
図11は、実施例4における参照画像作成ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。
CPU2は、S701では、写真画像の各画素の輝度データ(Rorg、Gorg、Borg)を取得する。S702では、所定のデータ変換を行い、印刷に使用するインク色に合わせたシアンC、マゼンタM、イエローYの色プレーンに変換し、参照画像印刷画素濃度データ(Cref、Mref、Yref)を得る。
ここで、Cref、Mref、Yrefは、それぞれ0〜255までの値をとる濃度データである。これを、参照画像印刷画素濃度データとして使用し、また、S703で画像メモリ13に記憶する。
図12は、実施例4における原稿抽出ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。
CPU2は、S801では、手書き原稿画像データの各画素の輝度データ(Rscan、Gscan、Bscan)を取得する。S802では、参照画像作成時と同様のデータ変換を行い、C、M、Yのプレーンに変換し、参照画像印刷画素濃度データ(Cscan、Mscan、Yscan)を得る。S803では、画像メモリ13に保存されている参照画像データと比較し、以下の式(5)が全て成り立つか否かを調べる。
Figure 0004926589
上記式(5)の全てが成立する場合、手書き原稿画像データの着目画素と、参照画像27の着目画素との濃度レベル差が、所定レベル以内であるので、CPU2は、着目画素は背景部分であると判定する(S804)。一方、式(5)のいずれかが不成立である場合、手書き原稿画像データと、参照画像27との濃度差が、所定レベル以上であるので、CPU2は、着目画素は手書き原稿部分であると判定する(S805)。
このように構成することによって、参照画像27の濃度を落とすことなく処理できるので、手書き原稿29を書き込む際の参照画像27の視認性を上げることができる。
なお、実施例4は、参照画像27を印刷するときに、その印刷データを保存し、原稿抽出時に保存してある参照画像27との差分を取る。しかし、参照画像27データを保存せずに、原稿抽出時に、参照画像27作成時と同等の処理を再度実行して、画像データを生成し、この画像データと手書き原稿画像データとの差分を比較するようにしてもよい。このようにしても、上記と同様の効果を奏する。
本発明の実施例5は、写真画像と手書き原稿29とを重ねて合成する重ね合成モードと、写真画像と手書き原稿29とを並べてレイアウトして合成する並べ合成モードとを有する実施例である。
図13は、実施例5において、合成結果出力例を示す図である。
図13(a)は、重ね合成モードの合成結果出力例を示す図である。図13(a)から明らかなように、写真画像30と、手書き原稿領域28に描き込まれた手書き原稿29とを重ね合わせるように合成し、用紙サイズ選択マークシート26で選択したサイズに合うように拡大・縮小し、この結果を記録媒体31に出力する。
また、図13(b)は、並べ合成モードの合成結果出力例を示す図である。写真画像30と、手書き原稿領域28に描き込まれた手書き原稿29とを、図13(b)に示すように、突き合わせるように並べて合成する。そして、各種設定領域25の用紙サイズ選択マークシート26で選択したサイズに合うように、拡大・縮小して、記録媒体31に、この結果を出力する。
図14は、実施例5において、手書き原稿シート24を印刷する際に、画像合成装置1のCPU2が処理する内容を示すフローチャートである。
CPU2は、S901では、メモリカード18内の写真画像データファイルを読み込んで、表示部14に表示し、操作部15のキー操作を監視し、写真画像が選択されたかどうかをチェックする(S902)。写真画像が選択されると、S903へ進み、重ね合成モードと並べ合成モードとのどちらを使用するかを、選択画面に表示し、操作部15のキー操作によって、いずれかのモードが選択されるのを待つ。
S904で、重ね合成モードが選択されると、CPU2は、S905へ進み、選択された写真画像をメモリカード18から読み出し、画像メモリ13に格納し、S906で、参照画像27を作成する。
なお、S906における参照画像作成処理は、実施例1〜実施例4のいずれかにおける参照画像作成処理と同じでもよい。
次に、CPU2は、S907では、S906で作成した参照画像27と、予めプログラムメモリ4に記憶されている各種設定領域印刷用のデータとを組み合わせて、手書き原稿シート24の印刷データを作成する。さらに、S908では、作成した印刷データを元に、印字記録機構12を制御することによって、手書き原稿シート24を印刷する。
一方、S904で、並べ合成モードが選択されると、CPU2は、S907へ進み、手書き原稿シート24の印刷データを作成する。このときに、手書き原稿シート24の手書き原稿領域28内には、参照画像27は印刷されない。さらに、CPU2は、S908へ進み、作成した印刷データを元に、印字記録機構12を制御することによって、手書き原稿シート24を印刷する。
このように構成することによって、ユーザが重ね合成モードを選択した場合についてのみ、手書き原稿領域28内に参照画像27を印刷することができる。
なお、実施例5は、ユーザが並べ合成モードを選択した場合、手書き原稿シート24に参照画像27を印刷しない。しかし、並べ合成モード時に、手書き原稿シート24の手書き原稿領域28の外側に、参照画像27を印刷することによって、並べ合成モード時にも、写真画像の位置や向きを確認できるようにするようにしてもよい。この場合、重ね合成モード時と並べ合成モード時とにおいて、参照画像27の作成処理を異ならせ、これによって、それぞれの場合に、参照画像27の視認性を最適にすることができる。
実施例1〜実施例5は、写真画像データを入力する画像入力手段として、メモリカード18を使用する実施例である。
本発明の実施例6は、原稿を読み取る読取手段と同一の読取手段を用いて、写真画像データを入力する実施例である。また、通信回線23またはインタフェース20を介して、外部の機器から、写真画像データを取得するようにしてもよい。
本発明の実施例7は、参照画像を印刷する場合、元となる写真画像に、必要に応じてネガポジ反転処理を行う実施例である。
実施例7において、手書き原稿シートの構成、手書き原稿シートを印刷する際の処理内容、手書き原稿シートを読み込んで合成印刷する際の処理内容は、実施例1または実施例2における内容と同等である。
実施例7は、参照画像作成ステップの詳細処理内容だけが、実施例1、実施例2とは異なる。
図15は、実施例7において、参照画像作成ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。
実施例7における参照画像作成処理は、実施例2において、参照画像作成処理の前に、ヒストグラム処理(S1001)とネガ傾向判定処理(S1002)とネガポジ反転処理(S1003)とを加えた点だけが異なる。
また、図15に示すS1004〜S1007の処理は、実施例2における参照画像作成処理のS501〜S504(図8)と同等である。
図16は、実施例7において作成される参照画像の例を示す図である。
図16(a)は、元となる写真画像データを示す図である。図16(a)は、ネガ傾向の写真画像(濃度が高い画素の比率が高い写真画像)であり、たとえば夜景の写真のようにネガ傾向である。
図16(b)は、図16(a)の画像に、実施例2で説明した参照画像作成処理を行った参照画像の例である。このように、元となる写真画像について、そのまま濃度を落として印刷すると、図16(a)に示す元の画像のようなネガ傾向の写真画像データでは、濃度は落とされたものの、印刷される領域が多くなる。
印刷される領域が多いと、元となる写真画像によっては、たとえば人物像よりも背景部分が強調され、元の画像を判読することが困難になることがある。
また、参照画像に重ねて手書きすると、ユーザが手書きした手書き原稿の色が、参照画像の色に影響されるので、参照画像の塗りつぶし部分が多く、好ましくない。
また、参照画像部分の印刷領域が多いことは、手書き描画領域から手書き原稿を抽出する抽出処理の精度の点でも、好ましくない。
そこで、実施例7では、図16(c)に示すように、ヒストグラム処理(S1001)によって、参照画像データがネガ傾向の特徴を示すことが、ネガ傾向判定処理(S1002)で判定されたときにのみ、ネガポジ反転処理処理(S1003)を行う。
図16(d)は、図16(c)のネガポジ反転された参照画像について、その濃度を落とした参照画像を示す図である。
ただし、図15に示すネガポジ判定処理(S1002)において、参照画像がポジ傾向の画像データであると判定されると、図15に示すネガポジ判定処理(S1003)を行わない。
このように、ヒストグラム処理とネガポジ判定処理とを実行した後に、ネガ傾向の写真画像に対してのみ、濃度を落とした画像を生成することによって、参照画像は、常にポジ傾向の画像になる。この結果、参照画像と手書き原稿との位置判読性と、手書き原稿の色再現性と、手書き原稿の抽出処理との精度を高めることができる。
図17は、本発明の実施例8の概要を示す図である。
実施例8は、原稿読取方式において、参照画像として下地印刷した画像またはマーカを、除去しながら、手書き文字/イラスト合成を実行する実施例である。
また、実施例8は、手書き文字に輪郭線を付ける設定、閉領域を塗りつぶす設定であれば、その輪郭線や閉領域塗りつぶしの色を変える実施例である。
実施例8は、参照画像として下地印刷した画像を除去しながら合成画像を得る際、手書き原稿領域画像を使用する画素には、「1」を付与し、写真画像を使用する画素には、「0」を付与するマスクデータ34を生成する。そして、マスクデータ34を参照しながら、手書き原稿32と写真画像33とを合成処理し、合成印刷結果35を得る。また、マスクデータを生成する際に、手書き原稿シートで指示された画像処理を考慮する。
次に、実施例8において、上記合成印刷結果を得るまでの処理を説明する。
図18は、実施例8の全体の動作を示すフローチャートである。
原稿読取方式による合成印刷処理は、3つのステップに大別される。すなわち、手書き原稿シートを作成するステップ(S1101)と、手書き原稿シートを記入するステップ(S1102)と、手書き原稿シートを解析印刷するステップ(S1103)とである。
まず、手書き原稿シートを作成する。
図19は、CPU2が手書き原稿シートを作成する手順を示すフローチャートである。
S1201で、合成したい写真画像データを選択する。カードインタフェースに接続されているメモリカードに記憶されている任意の画像データの中から、操作部と表示部とを介して、対象とされる写真画像デーが指定され、決定される。
S1201で、写真画像データを指定することによって、上記写真画像データの格納先を、手書き原稿シートに、バーコード等の識別情報として印刷することができる。写真画像データの格納先が手書き原稿シートに盛り込まれることによって、後に上記手書き原稿シートを解析するときに、写真画像データを自動的に選択することができる。
次に、手書き原稿領域28に印刷するためにS1202では、S1201で選択された写真画像データから、参照画像として下地印刷を行うためのグレースケール画像を生成する。
後に説明する参照画像除去処理において、その処理効果が最適に得られるように、階調変換を行い、しかも、一定画素ごとに間引きすることによって、グレースケール画像を生成する。たとえば、マスクデータを生成するために、この領域に2値化処理し、この閾値がt(0<t<255)であったとする。この場合、t+1〜255の輝度値に階調変換し、また、p(>1)ピクセル毎に、データを間引くことによって、参照画像用のグレースケール画像を生成する。
次に、S1203で、定型レイアウトを作成する。上記「定型レイアウト」は、手書き原稿シートのレイアウトである。このレイアウトは、図2に示す手書き原稿シートであってもよく、手書き原稿領域と参照画像用のグレースケール画像とを、両サイズが互いにほぼ同一とし、互いに隣接した位置に並べて配置するようにしてもよい。
続けて、定型レイアウトの種類に応じて、必要があれば、S1203では、S1201で選択された写真画像データを、作成した定型レイアウトの任意のエリアにレイアウトする。たとえば、S1203で、画像メモリ13に展開された定型レイアウトの指定のデータ領域に、S1201で指定された写真画像データを上書きする。
なお、写真画像データ選択のタイミングについては特に規定しないので、たとえば、S1201の処理が省略された仕様であれば、S1204の写真画像データをレイアウトに含める処理を省略するようにしてもよい。
次に、S1205で、手書き原稿シートを印刷する。
下地印刷するために参照画像を生成するときに、間引き処理と階調変換処理とを実行するが、どちらか一方のみを実行するようにしてもよい。
上記のように、S1201〜S1205の動作に従って、文字/イラストの合成をユーザが指示するための手書き原稿シートを、MFPが印刷する。
また、印刷制御命令を指示するユーザインタフェースについては特に規定しない。たとえば、実施例8では、印刷指示するユーザインタフェースを、手書き原稿シートで提供するが、MFPのキー入力によって提供するようにしてもよい。さらに、必ずしもMFP装置内で、印刷指示を発行する必要はなく、たとえば、USBインタフェースで接続されているデジタルカメラ等から、印刷指示命令を発行するようにしてもよい。
また、手書き原稿シートには、合成する写真画像と、この写真画像から生成された下地画像とを、手書き原稿領域に印刷するようにしてもよい。
ユーザは、これらの印刷画像から、どこに手書きすれば、どのような位置関係で合成結果が生じるかを容易に推測することができるので、合成結果における手書き原稿の位置関係を考慮しながら、手書きする。
図19に示す動作に従って処理し、手書き原稿シートを作成する。
続いて、記入済み手書き原稿シートを、MFPが解析処理し、解析した内容に従って合成印刷を行う処理について説明する。
図20は、手書き原稿シート解析から合成印刷までの一連の処理手順を説明する全体フローチャートである。
まず、S1301で、手書き原稿シートを読み取る。手書き原稿シートの詳細な読み取り動作については、本発明では特に規定しない。しかし、たとえば、マークシート解析に必要十分な解像度によって、任意の読み取り画像メモリに格納するために、RGB各8bitのカラーデータとして読み取ってもよい。
次に、S1302で、手書き原稿シートを解析する。実施例では、読み取った画像が、手書き原稿シートであるか否かの判別方法については、特に規定しない。しかし、たとえば、手書き原稿シートの固有の予め決まった特徴点(特徴画素)が、上記画像メモリに記憶されている画像に基づいて、検出できるか否かに応じて、読み取った画像が手書き原稿シートであったか否かを判別するようにしてもよい。
また、印刷指示エリアが解析される。実施例において、印刷指示エリアの解析方法については、特に規定しない。しかし、たとえば、実施例8では、印刷指示エリアには、マークシート方式が採用されているので、予め決められている座標のマークエリアに、一定以上の濃度の画素が検出された数量に基づいて、マークの塗りつぶしを判別する。この解析結果が、手書き原稿シートではないか、または、シートの記入方法が間違っていると判断されると(S1303)、S1314へ進み、ユーザにエラー通知し、終了する。全てが正しかった場合は、次の正常ステップS1304へ進む。
次に、S1304で、大まかな手書き原稿領域を抽出する。S1302で行った手書き原稿シート解析では、マークシート方式を利用しているが、これらマークの位置から相対的に4つの+マーク(不図示)を完全に含む大まかな手書き原稿領域を抽出する。そして、S1305で抽出された大まかな手書き原稿領域から、実際に有効な手書き原稿領域を再抽出し、その有効領域内を解析し、この有効領域内の画素について、マスクデータを生成する。
S1305の大まかな手書き原稿領域から有効な手書き原稿領域を再抽出する場合、次のように再抽出する。つまり、2値化を行って全ての上記+マークを検出した後に、検出された各+マーク位置に基づいて、手書き原稿領域枠の内側になるように、有効な手書き原稿領域を相対的に再抽出する。
ここで、+マークを検出するために2値化した画像をみると、この領域に、参照画像として下地印刷されている画像は、画素間引き画像であるので、孤立点画素として残っている。一方、ユーザが手書きした文字・図形等は、連続する画素の塊として残っている。この2値画像に対し、メディアンフィルタリング等、孤立点除去フィルタ処理を実施することによって、下地として印刷した画像を除去することができ、しかも、ユーザの手書き原稿が残っている2値画像を得ることができる。そして、このフィルタリング処理後の2値画像(黒画素=1、白画素=0)を、マスクデータとする。
S1309で、ユーザの手書き原稿と写真画像とを合成した画像を生成する。その際、S1305で生成したマスクデータを参照しながら、マスクデータが1である位置に、手書き原稿領域画像の画素を使用し、マスクデータが0である位置に、写真画像の画素を使用するので、これによって、合成画像が生成される。
ここまでの処理で、マスクデータには、孤立点除去フィルタ処理を施しているので、手書き原稿領域に参照画像を下地印刷した影響は、全く存在しない。しかし、合成に利用する手書き原稿に対応する画像そのものには、依然、参照画像として下地印刷した画像が残っている。
そこで、S1309で合成画像を生成する前に、S1306で、マスクデータを参照しながら、手書き原稿以外の画素であると判断される画素の全てを白で塗りつぶす。ここで、塗りつぶす色として白を指定したが、手書き原稿シート上に色選択の項目を追加することによって、塗りつぶす色を変更するようにしてもよく、操作部15上で色指示を行うことによって、別の色で塗りつぶすようにしてもよい。
このように、手書き原稿領域を、手書き原稿画素以外の画素で塗りつぶすことによって、合成に利用する手書き原稿の画像から、参照画像として下地印刷された画像を除去することができる。
また、実施例8では、太い輪郭線付加+閉領域塗りつぶしモードが選択されているので、S1312へ進む。そして、マスクデータにモーフォルジ処理を実行することによって、マスクデータを膨張させる。さらに、そのマスクデータにフラッドフィル処理を実施することによって、黒画素の閉領域画素を黒画素に置き換えたマスクデータを生成することができる。
この結果、S1309で合成された画像には、S1306で塗りつぶした色の輪郭線が付加され、かつ、閉領域がその色で塗りつぶされる。そして、最終的に、S1310では、S1309で合成された合成画像を印刷し、処理を終了する。
ちなみに、手書き原稿シートに、細い輪郭線付加モードが選択されていると、S1308で、マスクデータにモーフォルジ処理を実行することによって、マスクデータを膨張させ、合成画像に輪郭線を付加することができる。
単純合成が選択されていれば、S1305で生成されたマスクデータには一切、処理を加えず、マスクデータを参照することによって、合成画像を生成し、それを印刷することができる。
上記のように処理することによって、手書き原稿領域に、写真画像を下地印刷する場合、従来の染料インクによる淡色印刷(ドロップアウトカラー印刷)を用いずに、顔料インクによる下地印刷を実行することができる。これによって、手書きするために使用するペンの種類に制限を設けず、かつ、下地印刷の影響を受けない、きれいな合成印刷結果を得ることができる。
実施例9は、合成画像を印刷する印刷メディアが、CD、DVD等のディスクである場合の実施例である。
図21は、実施例9において、印刷メディアがCDやDVDである場合における手書き原稿シートであるCD/DVD用手書き原稿シート24aの例を示す図である。
図22は、実施例9におけるCD/DVD用手書き原稿シート24aの例を示す図である。
合成画像に対する「効果処理設定」と、手書き原稿に付加する輪郭線や閉領域塗りつぶしのための「色設定」との項目が、CD/DVD用手書き原稿シート24aには存在するが、これら2つの機能以外の機能を設けるようにしてもよい。
また、CD/DVD用手書き原稿シート24aの手書き原稿領域には、CD/DVDの印刷領域を示すマーカが下地印刷されている。もちろん、実施例8で説明したように、CD/DVDの印刷領域を示すマーカは、間引き画像として印刷されている。また、手書き原稿領域解析時の2値化閾値がt(0<t<255)であれば、ここで生成される下地印刷用のCD/DVDの印刷領域マーカ画像の輝度値は、t+1(<255)よりも大きい値である。
ユーザは、これらのCD/DVD用手書き原稿シート24aを見たときに、どこに手書きすれば、きちんとCD/DVDレーベル上に手書き原稿を印刷できるかを容易に認識することができる。
また、実施例8で説明した処理を実行すれば、図22に示すような合成印刷結果を得ることができる。なお、図22に示す結果は、図21に示すCD/DVD用手書き原稿シート設定(つまり、手書き原稿に太い輪郭線付加+閉領域を白色で塗りつぶす設定)によって実行したものである。したがって、手書き原稿の周囲に太い輪郭線が付加された場合、また、“00”や“ロ”等の閉領域は塗りつぶされている。
図23は、星型カード用手書き原稿シート24bを示す図である。
図24は、星型カードを示す図である。
星型のカードを作りたい場合、図23に示す星型カード用手書き原稿シート24bを使用する。そして、上記と同様な処理を行った後に、四角形の印刷メディアへ、合成画像を印刷した後に、そのカードを、印刷結果通りに、はさみ等を用いて切り取ると、図24に示す星型カードを簡単に作成することができる。
上記のように、異型の印刷メディアについて、手書きするために使用するペンの種類に制限を設けなくても、きれいな合成印刷結果を得ることができ、また、下地印刷の影響を受けずに、きれいな合成印刷結果を得ることができる。
また、実施例1〜実施例5は、手書き原稿領域28に描き込まれた手書き原稿を、写真画像30と合成するが、手書き原稿領域28に描き込まれた図形を元に、異なる画像処理を加えるようにしてもよい。たとえば、描き込まれた図形によって囲まれた領域を、トリミング枠として、写真画像30のトリミング処理を行うようにしてもよい。
また、実施例1〜実施例5、実施例7は、写真画像30と手書き原稿29とを合成した結果を、印字記録機構12で記録媒体に印刷記録するが、合成した結果を、操作パネル16の表示部14に表示するようにしてもよい。このようにしても、本発明の効果と同様の効果を奏する。また、合成した結果を、メモリカード18等の記憶媒体に書き込み、保存する場合、または、通信回線23またはインタフェース20を介して、他の機器に画像データを転送する場合にも、本発明の効果と同様の効果を奏する。
つまり、上記実施例によれば、紙に手書き原稿を描く時点で、合成する写真画像に対してどのような位置関係で合成されるのかを確認しながら描くことができる。
また、上記実施例によれば、上記原稿読取方式の手書き原稿領域において、参照画像と手書き原稿との位置関係の視認性を損なうことなく、参照画像が手書き原稿へ及ぼす影響を少なくすることができる。
そして、上記実施例によれば、ドロップアウトカラーを用いなくても、参照画像として下地印刷された画像を除去することができる。
さらに、上記実施例によれば、手書き原稿に使用する記録媒体の制限を少なくすることができる。
また、上記実施例によれば、印刷メディアの形状を示すマーカを下地印刷することによって、印刷メディア形状に合わせた容易な位置合わせをユーザに提供することができる。
本発明の実施例1である画像合成装置1の構成を示すブロック図である。 実施例1における手書き原稿シート24の構成を示す図である。 実施例1において、手書き原稿シート24を印刷する際に、画像合成装置1のCPU2による処理内容を示すフローチャートである。 実施例1において、記入済みの手書き原稿シート24を読み込み、写真画像と手書き原稿29とを合成して印刷する際における画像合成装置1の処理内容を示すフローチャートである。 参照画像作成ステップ(図3のS104)の詳細処理内容を示すフローチャートである。 原稿抽出ステップ(図4に示すS204)の詳細処理内容を示すフローチャートである。 実施例1における合成結果出力例を示す図である。 実施例2における参照画像作成ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。 実施例3における参照画像作成ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。 実施例3において作成される参照画像27の例を示す図である。 実施例4における参照画像作成ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。 実施例4における原稿抽出ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。 実施例5において、合成結果出力例を示す図である。 実施例5において、手書き原稿シート24を印刷する際に、画像合成装置1のCPU2が処理する内容を示すフローチャートである。 実施例7において、参照画像作成ステップの詳細処理内容を示すフローチャートである。 実施例7において作成される参照画像の例を示す図である。 本発明の実施例8の概要を示す図である。 実施例8の全体の動作を示すフローチャートである。 CPU2が手書き原稿シートを作成する手順を示すフローチャートである。 手書き原稿シート解析から合成印刷までの一連の処理手順を説明する全体フローチャートである。 実施例9において、印刷メディアがCDやDVDである場合における手書き原稿シートであるCD/DVD用手書き原稿シート24aの例を示す図である。 実施例9におけるCD/DVD用手書き原稿シート24aの例を示す図である。 星型カード用手書き原稿シート24bを示す図である。 星型カードを示す図である。
符号の説明
1…画像合成装置、
2…CPU、
4…プログラムメモリ、
5…データメモリ、
6…読取制御部、
7…読取機構、
8…読取バッファメモリ、
9…データ変換部、
11…記録制御部、
12…印字記録機構、
13…画像メモリ、
14…表示部、
15…操作部、
16…操作パネル、
17…メモリカード制御部、
18…メモリカード、
21…外部装置、
24、24a、24b…手書き原稿シート、
25…各種設定領域、
26…用紙サイズ選択マークシート枠、
27…参照画像、
28…手書き原稿領域、
29、32…手書き原稿、
30、33…写真画像、
34…マスクデータ、
35…合成印刷結果。

Claims (11)

  1. メモリに記憶されている合成対象の画像を、印刷装置にシートへ印刷させる印刷制御手段と;
    上記印刷制御手段により上記合成対象の画像が印刷されたシートを読取装置が読み取ることで得られた読取画像を取得する取得手段と;
    上記取得手段により取得された読取画像に基づき、上記シートに印刷されている合成対象の画像にユーザにより付加された情報を、当該読取画像から抽出する抽出手段と;
    上記抽出手段により抽出された情報と、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像とを合成する合成手段と;
    を有し、
    上記印刷制御手段は、上記合成対象の画像がネガ傾向の画像であるときに、当該合成対象の画像のネガポジ反転を行って、ネガポジ反転された当該合成対象の画像を、印刷装置に上記シートへ印刷させることを特徴とする画像合成装置。
  2. 請求項1において、
    上記印刷制御手段は、さらに上記合成対象の画像が所定レベル以下の濃度で上記シートに印刷されるように、当該合成対象の画像を印刷させることを特徴とする画像合成装置。
  3. 請求項2において、
    上記抽出手段は、上記取得手段により取得された読取画像のうちの、輝度が所定レベルを超える部分を抽出することを特徴とする画像合成装置。
  4. 請求項2または3において、
    上記印刷制御手段は、上記合成対象の画像がネガ傾向の画像であるときに、当該合成対象の画像のネガポジ反転を行った後に、ネガポジ反転された当該合成対象の画像を、所定レベル以下の濃度で上記シートに印刷されるように変換することによって、当該合成対象の画像を印刷させることを特徴とする画像合成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    上記印刷制御手段は、上記合成対象の画像がポジ傾向の画像であるときには、当該合成対象の画像のネガポジ反転を行わずに、当該合成対象の画像を印刷装置に印刷させることを特徴とする画像合成装置。
  6. メモリに記憶されている合成対象の画像を、印刷装置にシートへ印刷させる印刷制御工程と;
    上記印刷制御工程において上記合成対象の画像が印刷されたシートを読取装置が読み取ることで得られた読取画像を取得する取得工程と;
    上記取得工程において取得された読取画像に基づき、上記シートに印刷されている合成対象の画像にユーザにより付加された情報を、当該読取画像から抽出する抽出工程と;
    上記抽出工程において抽出された情報と、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像とを合成する合成工程と:
    を有し、
    上記印刷制御工程では、上記合成対象の画像がネガ傾向の画像であるときに、当該合成対象の画像のネガポジ反転を行って、ネガポジ反転された当該合成対象の画像を、印刷装置に上記シートへ印刷させることを特徴とする画像合成方法。
  7. 請求項6に記載の画像合成方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. メモリに記憶されている合成対象の画像を、印刷装置に、シートにおける一部の領域へ印刷させる印刷制御手段と;
    上記印刷制御手段により上記合成対象の画像が印刷されたシートを読取装置が読み取ることで得られた、複数の画素で構成される読取画像を取得する取得手段と;
    上記取得手段により取得された読取画像に基づき、上記シートに印刷されている合成対象の画像にユーザにより付加された情報を、当該読取画像から抽出する抽出手段と;
    上記抽出手段により抽出された情報と、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像とを合成する合成手段と:
    を有し、
    上記抽出手段は、上記取得手段により取得された読取画像から、上記シートにおける上記合成対象の画像を含む上記一部の領域に対応する画像を切り出し、切り出された当該画像に含まれる複数の画素のそれぞれの画像データと、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像に含まれる複数の画素のそれぞれの画像データであって、当該読取画像から切り出された当該画像に含まれる当該複数の画素のそれぞれに対応する画素の画像データとの比較結果に基づき、当該読取画像に含まれる当該複数の画素のそれぞれがユーザにより付加された情報であるか判定することによって、当該読取画像からユーザにより付加された情報を抽出することを特徴とする画像合成装置。
  9. 請求項8において、
    上記抽出手段は、上記読取画像に含まれる画素に対応する、複数の色成分のそれぞれのレベルと、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像に含まれる画素であって、当該読取画像の当該画素に対応する画素の、複数の色成分のそれぞれのレベルとの比較結果に基づき、当該読取画像からユーザにより付加された情報を抽出することを特徴とする画像合成装置。
  10. メモリに記憶されている合成対象の画像を、印刷装置に、シートにおける一部の領域へ印刷させる印刷制御工程と;
    上記印刷制御工程において上記合成対象の画像が印刷されたシートを読取装置が読み取ることで得られた、複数の画素で構成される読取画像を取得する取得工程と;
    上記取得工程において取得された読取画像に基づき、上記シートに印刷されている合成対象の画像にユーザにより付加された情報を、当該読取画像から抽出する抽出工程と;
    上記抽出工程において抽出された情報と、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像とを合成する合成工程と:
    を有し、
    上記抽出工程では、上記取得工程において取得された読取画像から、上記シートにおける上記合成対象の画像を含む上記一部の領域に対応する画像を切り出し、切り出された当該画像に含まれる複数の画素のそれぞれの画像データと、上記メモリに記憶されている上記合成対象の画像に含まれる複数の画素のそれぞれの画像データであって、当該読取画像から切り出された当該画像に含まれる当該複数の画素のそれぞれに対応する画素の画像データとの比較結果に基づき、当該読取画像に含まれる当該複数の画素のそれぞれがユーザにより付加された情報であるか判定することによって、当該読取画像からユーザにより付加された情報を抽出することを特徴とする画像合成方法。
  11. 請求項10に記載の画像合成方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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