JP4925952B2 - 鉄道車両用側引き戸装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両、主に通勤電車の乗客出入口を開閉する側引き戸装置に関するもので、詳しくは吊り下げ方式の側引き戸装置において、車体側に設けられたレールに沿って走行する戸車を備えた戸吊り金(戸吊り金具ともいう)に対し、側引き戸の位置を上下方向だけでなく厚み方向(枕木方向)にも調整可能にする機構を備えた装置に関する。
鉄道車両用側引き戸装置は、たとえば本発明の実施例を示す図1を参照して説明すると、両開きの側引き戸装置の場合、両側の側引き戸2が乗客出入口Aの両側方に設けられた戸袋3内に移動して開放されるとともに、両側の戸袋3から出入口A側へ移動して突き合わせられ閉鎖される。車体側の出入口Aの上方には、一組の上側のレール4が両側の戸袋3内から出入口Aの上方の前後方向に向けて配設され、各側引き戸2の前後方向に距離をあけて取り付けられた戸吊り金具5の戸車6がレール4上に載置され、レール4に対し戸車6を介して側引き戸2を吊り下げた状態で開閉される。なお、図1の側引き戸装置では、車体に対するレール4の取付位置が上下方向および厚み(枕木)方向において調整可能に構成されている。
ところで、鉄道車両の場合、側引き戸が配備される車体は、前後方向に所定の距離をあけて配置される乗客出入口やその両側方の戸袋を含め、あらかじめ製作されている。また、レールについても、あらかじめ車体側に設置されている。そして、各側引き戸を出入口から車体内に嵌め込んだ状態で、各側引き戸をそれらの前後の戸吊り金具の戸車を出入口上方のレール上に載置し、車体内に組み込んでいる。このため、車体の製作上の誤差や乗客が乗り込んだ際や重量機器の床面下への取付などによる車体の変形などを考慮すると、側引き戸の組み込み時にレールに対し側引き戸の上下方向および厚み方向における位置の調整作業が必要になる。特に、乗客出入口の開放時に側引き戸が戸袋内へ移動して開放されるときに、側引き戸2と戸袋入口の柱状枠3bとの隙間(図2(a)参照)に乗客の指が挟まれるおそれがあることから、両者の隙間の調整作業には熟練を要し、手間がかかっている。
また図(a)に示すように側引き戸2は車内の乗客に押されても外れないように、上方のレール4に戸吊り金具5を介して吊り下げられる一方、床面(靴ずり)37側にもレール14を設置しこの下側レール14に側引き戸2の下端部の凹状溝2bを嵌め込んでいる。しかし、たとえば側引き戸下端の凹状溝2bの、下側レール14に対する引っ掛かりが浅いと、側引き戸下端側が下側レール14から外れやすくなる。また、側引き戸2の下端と下側レール14が敷設される床面(靴ずり)37との間に、数mmの隙間が空くように調整する必要がある。そこで、従来から、たとえば側引き戸上端の前後に取り付けられる戸吊り金具の取付位置を、それぞれ上下方向において調整可能にした側引き戸装置が知られている。
この種の側引き戸装置に関する先行技術として、戸車車軸をリーマボルトとし、これを戸吊り金に設けたリーマ孔に嵌合させ、ハードロックナットで締め付けて固定し、戸車と戸吊り金との間にスペーサを介在させ、上記ハードロックナットでの締め付け力により、上記スペーサの一端面を転り軸受のインナーレースの端面に圧接させた構造の装置が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
側引き戸装置に関する他の先行技術として、上下横骨および左右縦骨からなる骨枠体の車内外両面に表面板を装着して引き戸を形成し、この引き戸の上端に、吊り戸車が軸支される戸吊り金を備えた車両用の吊り下げ式引き戸において、前記戸吊り金を、前記骨枠体の上横骨とほぼ同一長さの横長板状に形成するとともに、この上横骨と一体に形成した構造の装置が提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特開2001−27071号公報 実開平6−45040号公報
しかしながら、上記した従来の側引き戸装置では、次のような点で改良すべき余地がある。すなわち、
・側引き戸の上下方向における位置の変更は、上側レールの固定用ネジを緩めて、側引き戸に対する上側レールの位置を同レールの長孔により相対的に上下方向で調整することになる。この間、側引き戸を自重で下降しないように支えておくか、あるいは一旦側引き戸を取り外すかしなければならず、上下方向の調整作業に数名の作業者を要する。また、上側レールに対する側引き戸の上下方向の位置を調整した状態で、いったん緩めた固定用ネジを締め付ける必要があり、またその間は側引き戸の位置をしっかりと支持しておかなければならないので、作業に手間がかかる。
・側引き戸の厚み方向(枕木方向)における位置の調整は、上側レールの取付面と同レールとの隙間に薄板状のライナーを挿入したり・取り出したりして行われる。したがって、調整作業に熟練を要し、また側引き戸を自重で下降しないように支えておくか、あるいは一旦側引き戸を取り外すかしなければならず、時間がかかる。
・戸吊り金に対する側引き戸の相対的な上下方向あるいは厚み方向の調整機構を装備する場合、側引き戸や戸吊り金と車体との間にはスペース的に余裕がないので、戸吊り金に組み込むことが望まれる。また、可能な限り側引き戸やその周辺部品(戸吊り金以外)の加工が及ばないようにする必要がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、側引き戸を上方のレールに吊り下げた状態で、つまり側引き戸を作業者が支持せずに、しかも簡単な操作で側引き戸を戸吊り金に対し上下方向および厚み方向に移動させて正確かつ確実に調整でき、調整時間を大幅に短縮できる鉄道車両用側引き戸装置を提供することを解決すべき課題としている。
上記の課題を解決するために本発明にかかる鉄道車両用側引き戸装置は、鉄道車両の乗客出入口の上方に設けられたレール上に走行可能に載置される戸車と前記レールを挟むように下方に支持される補助車とをそれぞれ回転可能に軸支した少なくとも2つの戸吊り金具を、側引き戸の前後方向に距離をあけてそれぞれ側引き戸の上端に対し上下方向および厚み方向に位置調整可能に設けた吊り下げ方式の鉄道車両用側引き戸装置であって、前記側引き戸の上端部に取付ボルトを介して一体に固定される取付部材の上面上に、前記戸吊り金具を厚み方向に摺動自在に配置し、前記各戸吊り金具に対応する位置で前記取付部材の上端から上向きに立設した固定板の両側部に設けたネジ孔に押しネジをそれぞれ螺合させ、前記各戸吊り金具に直接または同戸吊り金具に一体に設けた当て板に前記押しネジの先端を当接させるとともに、前記各固定板の両側部を貫通させた引きネジをそれぞれ前記戸吊り金具に直接または前記当て板に螺合させ、前記各戸吊り金具と前記取付部材との間に前記側引き戸の昇降機構を介在させ、前記戸吊り金具を前記取付ボルトにより前記昇降機構とともに前記取付部材に一体に連結可能に構成するとともに、前記昇降機構が、各戸吊り金具の下方に配置され、左右逆ネジの(ターンバックル式)スクリューシャフトの両側ネジ部にそれぞれ螺合し、前記スクリューシャフトの一方への回転により相互に接近あるいは離間する一対の移動テーパブロックと、前記戸吊り金具の下面両側に固設され、前記各移動テーパブロックのテーパ面に摺動自在に接触するテーパ面を有する一対の固定テーパブロックとを備え、前記スクリューシャフトの一方への回転により前記取付部材に対し前記戸吊り金具が上昇または下降するように構成したことを特徴とする。
本発明にかかる鉄道車両用側引き戸装置は、上記の構成を有するから、下記のような優れた効果がある。
本発明(請求項1)にかかる側引き戸装置によれば、戸吊り金具に対し側引き戸はその上端に固定される取付部材を介して取付ネジにより一体に吊設されているから、取付ネジを緩めた状態でつまり取付ネジを完全に取り外さないで、側引き戸の相対位置の調整を行えば、作業者が作業中に側引き戸を支持する(抱える)必要がないか、あるいは一旦側引き戸を取り外す必要がないため、作業者の負担が小さく、作業人員を減らせ、作業が容易になる。また、昇降機構は戸吊り金具との間に設け、厚み方向の調整用ネジ(押しネジと引きネジ)は取付部材上に立設した固定板に横向け(枕木方向)に配置したので、側引き戸および戸吊り金具から位置調整用の部材が張り出さず、したがって側引き戸やその周辺部材に対する加工が不要である。さらに、厚み方向における側引き戸の調整は押しネジあるいは引きネジを緩めた状態で、他方のネジを回転させることにより戸吊り金具は側引き戸に対し相対的に移動する。そして、取付ネジを締め付けて固定する。さらに緩めた方のネジを締め付けることにより、調整済みの状態でしっかりと固定できる。この間、調整作業に要する時間は5分程度で、従来に比べ大幅に短縮される。
また、本発明(請求項1)にかかる側引き戸装置によれば、ターンバックル式の前記スクリューシャフトの中央部を一方向に回転させることにより、相対向する両側の移動テーパブロックが相互に離間または接近し、固定テーパブロックを介して戸吊り金具を側引き戸に対し押し上げるか下降させるかする。これにより、側引き戸は戸吊り金具に対する上下方向の位置が調整される。また、各戸吊り金具は所定の幅を持ち、これに対応して下面側に所定距離をあけて配置された両側の固定テーパブロックが同時に上下方向に平行に昇降されるので、左右の各戸吊り金具は側引き戸に対しほぼ鉛直方向に正確に昇降される。なお、この間の調整作業に要する時間は通常3分程度で、従来に比べ大幅に短縮される。
以下に、本発明の側引き戸装置にかかる実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は通勤電車の乗客出入口と両側の戸袋周辺の一例を示す、室内側から閉鎖された状態の側引き戸を見た正面図で、乗客出入口の上方を一部切り欠いて表している。図2(a)は図1のa−a線矢視図、図2(b)は図1のb−b線断面図である。
これら本発明の実施形態に係る図面に示すように、側引き戸装置1は一対の側引き戸2・2と各側引き戸2を収納する戸袋3・3を備え、両側の戸袋3は乗客出入口Aの両側方に設けられている。各側引き戸2は図2(a)に示すように下部が内方(室内側)へやや屈曲しており、各戸袋3内は図2(b)に示すように外表面側に上下方向に延びる柱状のフレーム3aが長手方向に間隔をあけて固設されている。乗客出入口Aの上方には、略「J」形上側レール4が各戸袋3内の端部付近にわたって設置されている。なお、本実施形態では、側引き戸2は下部が室内側へ屈曲しているが、真っ直ぐになっている場合もある。また、複数台編成の車両では、車両によって側引き戸2の下部が屈曲した戸と下部が真っ直ぐな戸とがあり、両タイプが混在する場合がある。
上側レール4は、本例では図2(a)に示すように側構体31の空間部B内で前後方向に延びるフレーム32にボルト33で固定されている。ボルト33が貫通する上側レール4に設けられた孔4bは縦長の孔で、ボルト33を緩めて上側レール4の上下方向の取付位置を調整できる。ボルト33はフレーム32内に配置されるネジ座34のネジ孔34aに螺合され、締め付けて固定するが、フレーム32と上側レール4との間には略U字状のライナー35が介装され、ライナー35の厚みを変更することで、上側レール4の枕木方向の位置も調整できる。上側レール4の中間部から上部にわたりドアエンジン36が装着されており、側引き戸2はドアエンジン36によって開閉される。各側引き戸2の上端には、図1に示すように前後方向に間隔をあけて両側に戸吊り金具5がそれぞれ取り付けられている。戸吊り金具5は、ドアエンジン36の取り付けのため、中央と端部とでは、後述する垂直板部5aの形状が異なっている。つまり、端部側の各側引き戸2は垂直板部5aが正面から見て長方形で、戸車6の内側に上方に延びる連結金具43が固定用ボルト43aで取り付けられている。
本例では空圧式のドアエンジン36が用いられ、直接にドアエンジン36本体としてのピストンシリンダ36aを介してピストンロッド44で両側の側引き戸2を開閉する方式である。この構造は公知であるから詳細な図面と説明は省略するが、ピストンシリンダ36aの一端面から突出するピストンロッド44の一端が図1の左端の戸吊り金具5の連結金具43に固定されており、このピストンロッド44の一端部寄りに連結された上側ラック45が図1の右方向へ延設されている。一方、右端の戸吊り金具5の連結金具43に下側ラック46の一端が連結され、この下側ラック46の他端は左方向に上側ラック45と平行に延び、上下のラック45・46間にピニオン49が両ラック45・46に相噛合させて回転可能に設けられている。側引き戸2が閉鎖された図1の状態で、ピストンシリンダ36a内のピストン44aの右側に加圧空気が導入され、ピストンロッド44がピストンシリンダ36aの左端から徐々に押し出されると、左側の側引き戸2が左方へ移動する。ピストンロッド44とともに上側のラック45が左方へ移動するのに伴って、ピニオン49が反時計方向に回転することにより、下側ラック46が右方へ移動するので、右側の側引き戸2は同時に右方へ移動して開放される。
右側戸吊り金具5の連結金具43の上端には、戸閉鎖検知スイッチ47の操作棒48が左方へ突設されており、この操作棒48で操作可能な戸閉鎖検知スイッチ47がドアエンジン36の右側に設けられている。側引き戸2の開放状態で、ピストンシリンダ36a内のピストン44aの左側に加圧空気が導入され、ピストンロッド44がピストンシリンダ36a内に引き込まれると、左側の側引き戸2が右方へ移動する。ピストンロッド44とともに上側のラック45が左方へ移動するのに伴って、ピニオン49が時計方向に回転することにより、下側ラック46が左方へ移動するので、右側の側引き戸2は同時に左方へ移動して閉鎖される。両側の側引き戸2が突き合わされ、閉鎖されると、操作棒48が戸閉鎖検知スイッチ47を押し込むので、側引き戸2の閉鎖が検知される。ここで、ピストンシリンダ36a内への加圧空気の導入が中止される。
また、乗客出入口Aの下方の靴ずり37(床面39の張出延長部)上には、下側レール14が図2(b)に示すように両側の戸袋3・3内の入口近傍にわたって長手方向に敷設されている。下側レール14には、図2(a)に示すように側引き戸2の下端の凹状溝2bが被さるように嵌った状態で開閉される。側引き戸2の下端は、通常、靴ずり37面から5mm程度上方に位置するように調整される。符号38は台枠側はりで、靴ずり37と床面39との間に下側レール14に平行に溝40が設けられ、この溝40の適所に水抜き部40aが設けられ、この水抜き部40aは水抜き管41に接続されている。側引き戸2の厚みは25mm前後で、戸袋3の入口の柱状枠3b・3bと側引き戸2との隙間は、通常、それぞれ3〜5mm前後に調整される。
図3(a)は本発明の実施例にかかる側引き戸の一方(右側)の戸吊り金具を示す正面図、図3(b)は同側面図、図3(c)は同平面図である。図4(a)は図3(a)のa−a断面図、図4(b)は図3(b)のc−c断面図、図4(d)は図3(a)のd−d断面図である。
図3または図4に示すように、側引き戸2の上端部において内外両側壁2c・2cで挟まれた上部空間部に、凹状の上部枠体2aが内外両側壁2c・2cに跨って一体に接合されている。戸吊り金具5は水平な取付板5bを下端に一体に備え、この取付板5bを含めて側方より見て略L形をなす垂直板部5aを備えている。垂直板部5aは正面から見て略五角形で、前後(長手)方向の中間位置より右寄りの上部に、大径の戸車6が支軸6aにより回転可能に支持されている。この戸車6は、上側レール4の下端走行面4a上に走行可能に載置される。また、垂直板部5aの前後方向のほぼ中間位置の下部に、玉軸受けからなる小径の補助ローラ7が回転可能に支持されている。この補助ローラ7は、4箇所の隅角部に縦向きの長孔7bが穿設されたローラ受け金7aに回転可能に装着されており、この外側に配置され隅角部の小孔7dが穿設された受け金取付板7cを介し、各小孔7dを貫通する止めネジ8をローラ受け金7aの長孔7bを貫通させ、垂直板部5aのネジ孔5cに螺合させて締め付けることにより、上下方向で位置調整可能に支持されている。なお、補助ローラ7は上側レール4の下端走行面4aの下側に接触させ、戸車6が外れないように案内させる。
取付板5bの下面で両側部には、直角三角形状のテーパブロック9が直角部を両側外方に向け且つテーパ面9aを下向きにしてそれぞれ固定されている。また、図4(a)のように厚み方向に延びた長孔5dが取付板5bおよび固定テーパブロック9に一連に穿設され、さらに前記上部枠体2aに穿設された小孔(図示せず)を貫通する長尺の取付ボルト10によりネジ座11と一体に固定される。ネジ座11は上部枠体2aの下面側に配置され、上部枠体2aの両側部に穿設された貫通孔(図示せず)を貫通させた取付ボルト10のネジ部10aをネジ座11のネジ孔11aに螺合して締め付けることで一体に固定されている。本例では、上部枠体2a内の固定テーパブロック9およびネジ座11が取付部材(請求項1)を構成する。
上部枠体2a内には、一対の五角形の移動テーパブロック12を各テーパ面12aを上向きにして対峙させ、それぞれ移動自在に嵌挿している。各移動テーパブロック12の相対向する内端面の中心軸部にネジ孔12bが長手方向に穿設されている。ネジ孔12bのネジの向きは相互に逆方向で、左右の雄ネジ13aの方向を逆向きにしたスクリューシャフト13のネジ部13aがそれぞれネジ孔12bに螺合されている。スクリューシャフト13の中央位置には、ナット部13bが一体に形成されている。また、両側の移動テーパブロック12のテーパ面12aは、対応する各固定テーパブロック9のテーパ面9aに摺動自在に接触させている。この状態で、スクリューシャフト13を一方向に回転させることにより、両側の移動テーパブロック12は相互に対向する方向に離間したり、接近したりする。本例では、スクリューシャフト13を上向きに回転し、移動テーパブロック12を相互に離間させることにより、両側の固定テーパブロック9が押し上げられ、戸吊り金具5は上昇、いいかえれば側引き戸2は戸吊り金具5に対し下降する。一方、スクリューシャフト13を下向きに回転し、移動テーパブロック12を相互に接近させることにより、戸吊り金具5は下降、いいかえれば側引き戸2は戸吊り金具5に対し上昇する。
しかも、一定距離をあけて平行にかつ同時に押し上げられるかあるいは引き下げられる一対のテーパブロック9・9(12・12)を介し、側引き戸2は戸吊り金具5に対して鉛直方向(上下方向)に昇降する。また、戸吊り金具5は側引き戸2の上端部両側に取り付けられているが、スクリューシャフト13を回転させる方向と回転数とを左右で一致させることにより、側引き戸2は上側レール4に対し正確に鉛直方向に任意の量だけ昇降する。あるいは、左右のスクリューシャフト13の回転数を左右で異ならせることにより、側引き戸2の姿勢を傾斜させることもできる。なお、本実施例では、テーパブロック9・12およびターンバックル式スクリューシャフト13などが側引き戸2の昇降機構を構成する。
続いて、枕木(厚み)方向の調整機構について図3または図4に基づいて説明する。
両側に突出板部を設けた長方形状の固定板15が、各戸吊り金具5の両側の固定テーパブロック9・9に跨って複数の固定ネジ15aで固定され、立設されている。固定板15の両側の垂直板部15bに対応する位置で、戸吊り金具5の垂直板部5aの下部両側方において取付板5b上に長方形状の当て板16がそれぞれ立設されている。また、固定板15の両側の垂直板部15bには貫通孔15cとネジ孔15dがそれぞれ一対ずつ並べて穿設され、各当て板16の外側寄りにネジ孔16aが穿設されている。そして、外側の貫通孔15cを貫通させた引きネジ17がネジ孔16aに螺合され、引きネジ17を時計方向に回転させると、戸吊り金具5が正面側(手前)へ移動する。一方、内側のネジ孔15dに螺合させた押しネジ18の先端を当て板16に当接し、引きネジ17を反時計方向へ回転させて緩めた状態で押しネジ18を時計方向に回転すると、戸吊り金具5が押されて、背面側へ移動する。引きネジ17あるいは押しネジ18を特定方向に回転させて戸吊り金具5の厚み方向の位置を調整後、他方のネジ18または17を特定方向に回転させて緊締することで、しっかりと位置決めされる。最終的に、上下方向および枕木(厚み)方向の位置決め調整が終了した後、取付ボルト10を強固に締め付けることにより、側引き戸2の位置決め調整後の姿勢が長期間維持される。
以上のようにして、本発明の実施例にかかる側引き戸装置1が構成されるが、この側引き戸装置1について厚み方向および上下方向の調整作業を図5および図6に基づいて説明する。
図5の中段(図5(b))が戸車6と側引き戸2の中心軸線が一致した状態(中立位置)を示す平面図と側面図、上段(図5(a))が戸車6に対し側引き戸2を室内側へ移動させた状態を示す平面図と側面図、下段(図5(c))が戸車6に対し側引き戸2を室外側へ移動させた状態を示す平面図と側面図である。
まず、中段に示す中立位置において、両側の取付ボルト10を緩める。そして、この状態から戸車6に対し側引き戸2を室内側へ移動させるには、引きネジ17を緩める。ここで、押しネジ18を時計方向に回転させることにより、押しネジ18が固定板15に対して前進し、当て板16を介して戸吊り金具5が室外側へ押され、移動する(図5の上段)。一方、引きネジ17を緩める前に、押しネジ18を反時計方向に回転させ、固定板15および当て板16に対して後退させ、引きネジ17を時計方向に回転させると、当て板16を介して戸吊り金具5が室内側へ引っ張られ、移動する(図5の下段)。いずれの場合にも、スケールを用いて戸吊り金具5の移動量を計測する。なお、続いて、側引き戸2の他方の戸吊り金具5についても同様に厚み方向の位置を調整する。また、厚み方向の位置が決まった状態で、両側の取付ボルト10を締め付ければ、位置決め状態がしっかりと保持される。
図6の中段(図6(b))が戸車6に対する側引き戸2の上下方向における中立状態(中立位置)を示す正面図、上段(図6(a))が戸車6に対し側引き戸2を下降させた状態を示す正面図、下段(図6(c))が戸車6に対し側引き戸2を上昇させた状態を示す正面図である。
まず、中段に示す中立位置において両側の取付ボルト10を緩めた状態で、ターンバックル式スクリューシャフト13の中央のナット部13bを上向きに回転させることにより、両側の移動テーパブロック12が開放方向へ移動し、固定テーパブロック9を介して戸吊り金具5を押し上げるので、側引き戸2は戸車6に対し相対的に下降する(図6上段)。一方、スクリューシャフト13の中央のナット部13bを下向きに回転させることにより、両側の移動テーパブロック12が閉鎖方向へ移動し、固定テーパブロック9を介して戸吊り金具5が下降するので、側引き戸2は戸車6に対し相対的に上昇する(図6上段)。いずれの場合にも、スケールを用いて戸吊り金具5の移動量を計測する。なお、続いて、側引き戸2の他方の戸吊り金具5についても同様に上下方向の位置を調整する。このようにして、厚み方向および上下方向の位置の調整作業が終了すれば、取付ボルト10を締め付けて固定することで、全ての作業が終了する。
図7(a)は本発明の他の実施例にかかる側引き戸装置を示す正面図、図7(b)は一方の噛み合い部を拡大して示す正面図、図7(c)は噛み合い部を開放した状態を拡大して示す正面図である。図8(a)は戸車6に対し側引き戸2を下降させた状態を示す正面図、図8(b)は一方の噛み合い部を拡大して示す正面図である。
本例の側引き戸装置1’が上記実施例の側引き戸装置1と相違するところは、上下方向を調整するための昇降機構であって下記の点である。すなわち、側引き戸2の上部枠体2a内に一体に接合される取付部材21が横長で角柱体状のネジ座からなる。取付部材21上の両側に、戸吊り金具5’を挟むように一対の支持体22が配置され、各支持体22の中央部を貫通する孔22a内に取付ボルト10が挿入され、同取付ボルト10の支持体22から下方へ突出するネジ部10aが取付部材21のネジ孔21aに螺合され、各支持体22は取付部材21上の両側に固定されている。各支持体22の内側壁には、上下方向に連続する鋸刃状の歯からなるラック22bが形成されている。このラック22bに対応する鋸刃状の歯からなるラック24bを外側面に備えた係止部材24が、戸吊り金具5’の両側に下向きに一体に延設されている。
各係止部材24の下部には逆U字形の開口24aが設けられており、当て板25を貫通させた横向きの締結ボルト23を開口24aを通して外方へ突出させている。各支持体22の内側壁(ラック)22bには、ネジ孔22cが貫通孔22aに臨ませて穿設されており、締結ボルト23のネジ部23aがネジ孔22cに螺合され、ラック22bにラック24bを噛合させた状態で支持体22に対し係止部材24が一体に連結されている。この構造により、戸吊り金具5’は側引き戸2の上端部両側に取り付けられる。また、戸吊り金具5’の下端に一体に形成された取付座26の貫通孔26aに、上下調整用ボルト27が下向きに挿入されている。この調整用ボルト27は取付座26から下方に突出し、取付部材21に設けられた小径ネジ孔21bに螺合されている。その他の構成については、上記実施例と共通するので、共通する部材は同一の符号を用いて図示し、説明を省略する。
以上のようにして、本発明の実施例にかかる側引き戸装置1’の昇降機構が構成されるが、この側引き戸装置1’について上下方向の調整作業を図7および図8に基づいて説明する。
両側の取付ボルト10を緩めた状態で、左右の締結ボルト23をそれぞれ緩める。この結果、取付部材21上で支持体22が係止部材24から離間し、ラック22とラック24間が開放され噛み合い状態が解消される。この状態で、上下調整用ボルト27を緩めると、図8のように側引き戸2の自重で戸吊り金具5’に対し側引き戸2が上下調整用ボルト27の回転数に応じて下降する。一方、上下調整用ボルト27を逆に締め込むと、戸吊り金具5’に対し側引き戸2が自重に抗して上下調整用ボルト27の回転数に応じて引き上げられる。ただし、本例の場合、ラック22/24のピッチは1mmであるので、1mm単位で調整される。また、上下調整用ボルト27の回転回数に基づいて正確に調整できる。調整終了後は、左右の締結ボルト23をそれぞれ締め付けてラック22とラック24とを噛合させたのち、取付ボルト10を締め付けて取付部材21上の支持体22を固定すればよい。
上記に本発明の側引き戸装置について2つの実施例を挙げて説明したが、次のように実施することができる。
・側引き戸2は2枚の戸を突き合わせて開閉するタイプに限らず、1枚の戸からなる場合にも同様に適用できる。
・1枚の側引き戸2に2つの戸吊り金具5を取り付けた構造が一般的であるが、戸吊り金具5は3つ以上取り付ける場合にも同様に適用できる。
・ドアエンジン36については上記実施例のほかにも、例えばラックとピニオンを組み合わせてアームを回転させる方式がある。
図1は通勤電車の車体の側構体における乗客出入口と戸袋のフレーム構造の一例を示す正面図で、 図2(a)は図1のa−a線矢視図、図2(b)は図1のb−b線断面図、図2(c)は図1のc−c線断面図である。 図3(a)は本発明の実施例にかかる側引き戸の一方(右側)の戸吊り金具を示す正面図、図3(b)は同側面図、図3(c)は同平面図である。 図4(a)は図3(a)のa−a断面図、図4(b)は図3(b)のc−c断面図、図4(d)は図3(a)のd−d断面図である。 図5(a)が戸車6に対し側引き戸2を室内側へ移動させた状態を示す平面図と側面図、図5(b)が戸車6と側引き戸2の中心軸線が一致した状態(中立位置)を示す平面図と側面図、図5(c)が戸車6に対し側引き戸2を室外側へ移動させた状態を示す平面図と側面図である。 図6(a)が戸車6に対し側引き戸2を下降させた状態を示す正面図、図6(b)が戸車6に対する側引き戸2の上下方向における中立状態(中立位置)を示す正面図、図6(c)が戸車6に対し側引き戸2を上昇させた状態を示す正面図である。 図7(a)は本発明の他の実施例にかかる側引き戸装置を示す正面図、図7(b)は一方の噛み合い部を拡大して示す正面図、図7(c)は噛み合い部を開放した状態を拡大して示す正面図である。 図8(a)は図7に示す戸車6に対し側引き戸2を下降させた状態を示す正面図、図8(b)は一方の噛み合い部を拡大して示す正面図である。
符号の説明
1・1’側引き戸装置
2 側引き戸
2a上部枠体
2b側引き戸2の下端の凹状溝
3 戸袋
4 上側レール
5・5’戸吊り金具
5a垂直板部
5b取付板
6 戸車
6a支軸
7 補助ローラ
8 止めネジ
9 固定テーパブロック
9aテーパ面
10 取付ボルト
11 ネジ座
12 移動テーパブロック
12aテーパ面
12bネジ孔
13 スクリューシャフト
13aネジ部
13bスクリューシャフト13のナット部
14 下側レール
15 固定板
15a固定ネジ
15b垂直板部
16 当て板
17 引きネジ
18 押しネジ
21 取付部材
22 支持体
22b・24bラック
23 締結ボルト
24 係止部材
25 当て板
26 取付座
27 上下調整用ボルト
31 側構体
32 フレーム
33 ボルト
34 ネジ座
34aネジ孔
35 ライナー
36 ドアエンジン
36aピストンシリンダ
37 靴ずり
38 台枠側はり
39 床面
40 溝
40a水抜き部
41 水抜き管
43 連結金具
44 ピストンロッド
44aピストン
45 上側ラック
46 下側ラック
47 戸閉鎖検知スイッチ
48 操作棒
49 ピニオン
A 乗客出入口
B 側構体の空間部

Claims (1)

  1. 鉄道車両の乗客出入口の上方に設けられたレール上に走行可能に載置される戸車と前記レールを挟むように下方に支持される補助車とをそれぞれ回転可能に軸支した少なくとも2つの戸吊り金具を、側引き戸の前後方向に距離をあけてそれぞれ側引き戸の上端に対し上下方向および厚み方向に位置調整可能に設けた吊り下げ方式の鉄道車両用側引き戸装置であって、
    前記側引き戸の上端部に取付ボルトを介して一体に固定される取付部材の上面上に、前記戸吊り金具を厚み方向に摺動自在に配置し、前記各戸吊り金具に対応する位置で前記取付部材の上端から上向きに立設した固定板の両側部に設けたネジ孔に押しネジをそれぞれ螺合させ、前記各戸吊り金具に直接または同戸吊り金具に一体に設けた当て板に前記押しネジの先端を当接させるとともに、前記各固定板の両側部を貫通させた引きネジをそれぞれ前記戸吊り金具に直接または前記当て板に螺合させ、
    前記各戸吊り金具と前記取付部材との間に前記側引き戸の昇降機構を介在させ、前記戸吊り金具を前記取付ボルトにより前記昇降機構とともに前記取付部材に一体に連結可能に構成するとともに、
    前記昇降機構が、各戸吊り金具の下方に配置され、左右逆ネジのスクリューシャフトの両側ネジ部にそれぞれ螺合し、前記スクリューシャフトの一方への回転により相互に接近あるいは離間する一対の移動テーパブロックと、前記戸吊り金具の下面両側に固設され、前記各移動テーパブロックのテーパ面に摺動自在に接触するテーパ面を有する一対の固定テーパブロックとを備え、前記スクリューシャフトの一方への回転により前記取付部材に対し前記戸吊り金具が上昇または下降するように構成していることを特徴とする鉄道車両用側引き戸装置。
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