JP4925381B2 - タンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋 - Google Patents

タンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋 Download PDF

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本発明は、タンパーエビデント特性を備えた樹脂製容器蓋に関する。
合成樹脂やガラス等から形成することができる飲料等の容器に適用される容器蓋として、タンパーエビデント特性を備えた樹脂製容器蓋が実用に供されている。このような樹脂製容器蓋として、特許文献1には、瓶口(容器口部)にねじ込むようにしたねじ蓋と、その下方に位置したリング体(タンパーエビデントバンド)とからなり、リング体は、円周方向に沿って複数個のブリッジ部を介してねじ蓋の下端に連接されているピルファープルーフキャップが記載されている。
このような容器蓋は、容器口部の外周面に雄螺条とこの雄螺条の下方に位置する容器突部が形成されている容器に適用され、容器蓋を容器口部に被嵌して閉の方向に回転させて、容器口部の雄螺条に容器蓋の雌螺条を螺合させ容器の容器口部を封止する。
容器蓋は閉の方向への回転に従って容器口部に対して下降し、容器蓋のタンパーエビデントバンドに形成されている係止手段(突起)は容器口部の係止突部(フランジ)を弾性的に乗り越えてこれに係止する。
逆に、容器蓋を開の方向に回転させると、容器口部の雄螺条に対する容器蓋の雌螺条の螺合が解除され、容器蓋が上昇することにより開栓することができる。
この際、タンパーエビデントバンドは係止手段が容器口部の係止突部に係止されているため上昇が阻止され、これに起因して周方向弱化ライン(ブリッジ部)に相当な応力が生成されて周方向弱化ラインが破断され、タンパーエビデントバンドを容器口部に残して容器口部から容器蓋を離脱させることができる。
特開平5−276368号公報
しかしながら、特許文献1の容器蓋は、容器蓋前成形体から突起が付いたタンパーエビデントバンドを成形する場合、離型時の抵抗や容器口部に装着する際のタンパーエビデント性を確保し適度な剛性を得るため、タンパーエビデントバンドを肉厚にする等の工夫が必要であった。
一方、タンパーエビデントバンドを薄肉にしてこれにアンダーカットを設けた場合は、アンダーカット上面に金型を抜くためのテーパーを付ける必要があり、そのために容器蓋の開栓時においてタンパーエビデントバンドのすっぽ抜け等の不具合が生じる可能性があった。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる課題は、タンパーエビデントバンドで容器口部に充分強固に固定できることに加えて、容器の容器口部に容器蓋を装着した状態において容器蓋の外観が損なわれることなく、そしてまたタンパーエビデント特性が毀損されることのないタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋を提供することである。
また、本発明の他の課題は、タンパーエビデントバンドを薄肉にして容器蓋の樹脂の使用量を軽減した軽量のタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋を提供することである。
さらに、本発明の他の課題は、容器蓋の開栓時においてタンパーエビデントバンドのすっぽ抜け等の不具合が生じることがないタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋を提供することである。
本発明のタンパーエビデント特性を備えた樹脂製容器蓋は、タンパーエビデントバンドで容器蓋を容器口部に充分強固に固定でき、容器口部に容器蓋を装着した状態において容器蓋の外観が損なわれることなく、そしてまたタンパーエビデント特性が毀損されることのない。
また、タンパーエビデントバンドを薄肉にして容器蓋の樹脂の使用量を軽減した軽量の容器蓋であり、容器蓋の開栓時においてタンパーエビデントバンドのすっぽ抜け等の不具合が生じることがない。
(1)本発明のタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋は、
天面壁と該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁とを有し、
該スカート壁下方には周方向に延びる周方向弱化ラインが設けられており、
該スカート壁は、該周方向弱化ラインよりも上方の主部と下方のタンパーエビデントバンドとに区画されており、
該スカート壁の該主部の内周面には容器口部の雄螺条と螺合する雌螺条が設けられており、
該タンパーエビデントバンドの内周面には該容器口部の雄螺条の下方に設けられている係止突部に係止する係止手段が設けられているタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋であって、
前記係止手段は、
加熱したパンチを前記タンパーエビデントバンドの外側に当接させて該タンパーエビデントバンドの上下方向中間部を内方に押し込み変形させて形成した係止突起であり、
該係止突起の下面は、軸方向上方に向かって径方向内方に傾斜角θ1をなして延び、該係止突起の上面は、軸方向下方に向かって径方向内方に傾斜角θ2をなして延び、該傾斜角θ1<該傾斜角θ2であることを特徴とする。
(2)本発明のタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋は、前記(1)において、前記係止突起は、周方向に連続して環状に形成されていることを特徴とする。
(3)本発明のタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋は、前記(1)において、前記係止突起は、周方向に不連続的に複数個形成されていることを特徴とする。
以下、本発明に従って構成されたタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋の実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態の容器蓋の左半断面図である。図2は、図1の容器蓋を容器口部に装着した状態を示す断面図であり、左側が断面を示し右側は外観図である。図3は、図2の係止手段の部分を拡大した状態を示す拡大断面図である。
図1乃至3に示すように、容器蓋10は、円板形状の天面壁12と、この天面壁12の周縁から垂下する略円筒状スカート壁18とを有している。そして、天面壁12の内面側の下面には、周方向に延びる環状のインナーリング22、及び、その半径方向外方に幾分離れた位置にアウターリング24が、共に下方に垂下して形成されている。
また、スカート壁18の下部には、周方向弱化ライン13が形成されており、スカート壁18は周方向弱化ライン13よりも上方の主部14と、下方のタンパーエビデントバンド16とに区画されている。スカート壁18の主部14は、その内周面には雌螺条17が形成されており、外周面には、開栓時の指の滑りを防止するためのローレット目26が形成されている。
タンパーエビデントバンド16は、その外径がスカート壁18の外径よりも小径の、周方向に連続して延在する薄肉の壁で構成されており、その内周面には、容器口部70の雄螺条76の下方に設けられている係止突部74に係止する係止手段19が、周方向に連続して環状に形成されている。
係止手段19は、容器口部70の下方において、周方向外方に突状に形成されている係止突部74に係止するように、タンパーエビデントバンド16の一部をその外周面から半径方向内方に向かって環状に変形させて形成されている。
前記係止手段19は、例えば、加熱したパンチ50(図7参照)を前記タンパーエビデントバンド16の外側に当接させてタンパーエビデントバンド16の一部を内方に押し込み変形させた係止突起9として形成することができる。パンチ50には、ヒータなどのパンチ加熱手段52を内蔵し、タンパーエビデントバンド16を制御した所定温度で熱変形させている。
容器蓋10が適用される容器としては、ガラス或いは適宜の合成樹脂等から成形することができる一般の容器が挙げられ、このような容器としては、容器口部70は略円筒形状のものであり、その外周面には軸線方向に間隔をおいて二段の雄螺条76と、係止手段19を係止させる係止突部74とが形成されている。
なお、容器蓋10を構成する素材といしては、ポリプロピレン又はポリエチレンの如き適宜の合成樹脂が挙げられる。
図3は、係止手段19の拡大断面図である。図3に示すように、タンパーエビデントバンド16の内周面に形成されている係止手段19は、下面の傾斜角θ1は緩く、上面の傾斜角θ2は急峻に形成されていることが望ましい。すなわち、傾斜角θ1、θ2は、それぞれ容器蓋10の軸方向とのなす角であるが、傾斜角θ1は小さく(好ましくは30〜40度)、傾斜角θ2は出来る限り90度に近い角度で形成されていることが望ましい。
傾斜角θ1、θ2をこのような角度に設定することにより、θ1は容器蓋10を容器口部70に装着する際に、係止突部74を乗り越え易くするとともに、θ2は容器蓋10を容器口部70から開栓する際に一旦係止突部74を乗り越えて嵌合された容器蓋10を、容器口部70から抜けにくくすることができる。
図4は、本発明の容器蓋の実施形態の変形例を示す左半断面図である。変形例の容器蓋においては、係止突起9が周方向に不連続的に複数個形成されており、不連続に形成された係止突起9が容器口部の係止突部74に係止するようになっている。
また、変形例の容器蓋においては、係止突起9が全周にわたって環状に形成されておらず、不連続に形成されているので、容器口部への装着時において、タンパーエビデントバンドの変形を容易にし、装着作業を効率良くする。
次に、本発明の実施形態の容器蓋に設けられた係止手段の製造方法について、図5〜図10を用いて詳しく説明する。図5は、図1の容器蓋に係止手段を形成する前の状態を示す容器蓋前成形体の左半断面図である。図6は、容器蓋前成形体に係止手段を形成するためパンチをタンパーエビデントバンドの外側に当接させる状態を示す容器蓋前成形体の一部断面図である。図7は、パンチをタンパーエビデントバンドの外側に当接しタンパーエビデントバンドの一部を内方に押し込み変形させて係止手段を形成した状態を示す容器蓋前成形体の一部断面図である。図8は、図1の容器蓋に周方向弱化ラインを形成する前の状態を示す容器蓋前成形体の一部断面図である。図9は、スカート壁の外周面から切断刃を作用せしめ、周方向弱化ラインを形成した状態を示す容器蓋前成形体の一部断面図である。
樹脂成形後の金型から取り出された容器蓋前成形体10aは、図5に示すように下方に薄肉のタンパーエビデントバンド16を有しており、このタンパーエビデントバンド16の一部を内方に変形させることにより係止手段19(係止突起9)を形成する。
すなわち、図6に示すように、タンパーエビデントバンド16に形成される係止突起9に対応する位置に凹部56が設けられたダイ55を、容器蓋前成形体10aの内部に嵌合させ、タンパーエビデントバンド16の下端を裾押さえ部材58で押さえ、パンチ加熱手段52により加熱されたパンチ50をタンパーエビデントバンド16の外側に当接させる。
そして、図7に示すように、パンチ50をタンパーエビデントバンド16の外側から、タンパーエビデントバンド16の一部を半径方向内方に押し込み変形させて、パンチ50と凹部56との間で係止突起9を形成する。
このとき、容器蓋前成形体10aを嵌合したダイ55を、軸57中心に回転させることで、タンパーエビデントバンド16の周方向に連続して環状に係止突起9を形成することができる。
その他、係止突起9を形成する方法としては、次の方法もある。
例えば、容器蓋前成形体10aを嵌合したダイ55を円弧状のパンチ50の先端に当接させながら、ダイ55を回転(自転)させるとともに円弧状のパンチ50に沿って回転(公転)させる方法、また、これとは逆に、容器蓋前成形体10aを嵌合したダイ55を静止させておき、回転体状のパンチをタンパーエビデントバンド16の外側周囲に沿って回転させながら当接させる方法などがある。
次に、容器蓋前成形体10aのスカート壁18下方に、周方向に周方向弱化ライン13を設ける。すなわち、図8に示すように、周方向弱化ライン13の形成により、スカート壁18は、周方向弱化ライン13よりも上方の主部14と下方のタンパーエビデントバンド16とに区画される(図1参照)。
周方向弱化ライン13の形成は、図9に示すように、スカート壁18の外周面から切断刃53をスカート壁18下方において、半径方向内方に押し込んでタンパーエビデントバンド16の一部に切り込みを入れるようにする。
このとき、容器蓋前成形体10aを嵌合したダイ55を、軸57中心に回転させることで、タンパーエビデントバンド16の上方全周に周方向弱化ライン13を形成することができる。
なお、切断刃53を半径方向において、前後させることで、ミシン目状に切り込みを入れた周方向弱化ライン13を形成させることもできる。
その他、周方向弱化ライン13を形成する方法としては、次の方法もある。
例えば、容器蓋前成形体10aを嵌合したダイ55を円弧状の切断刃53の先端に当接させながら、ダイ55を回転(自転)させるとともに円弧状の切断刃53に沿って回転(公転)させる方法などがある。なお、この場合において、刃が形成された部分を凸状とし形成されていない部分を凹状とすることで、ミシン目状の切り込みが効率よく形成できる。
図10は、容器蓋に変形例の係止手段を形成した状態を示す容器蓋の一部断面図である。すなわち、図10の係止突起9は、容器蓋の周方向に連続した環状ではなく、周方向に不連続的に複数個形成されている。このような不連続的に形成された複数個の係止突起9を、容器口部70の雄螺条76の下方に設けられている係止突部74に係止することによって、容器口部70を容器蓋10によって封止することができる(図2参照)。
次に、本実施形態の容器蓋の容器口部への装着(閉栓)及び取り外し(開栓)について説明する。
まず、内容物が充填された容器の容器口部70に容器蓋10を装着する際には、容器蓋10を容器の容器口部70に被嵌し、容器蓋10を閉の回転方向、すなわち図1において上方から見て時計方向に回転させる。このようにすると、容器口部70の雄螺条76にスカート壁18の内周面に設けられている雌螺条17と螺合し、容器蓋10は回転に応じて容器口部70に沿って下降する。
そして、容器蓋10のスカート壁18におけるタンパーエビデントバンド16の内周面に形成されている係止手段19が、容器口部70の外周面に形成されている係止突部74を弾性的に乗り越えて、係止突部74の下方に係止せしめられる。
この際、係止手段19の傾斜角θ1が緩く形成されているので、容易に係止突部74を乗り越えられる。
一方、係止手段19の傾斜角θ1とは反対側の傾斜角θ2は、90度に近い(軸方向に対し直角に近い)角度に形成されているので、一旦係止突部74を乗り越えて嵌合された容器蓋10は、容器口部70から抜けにくくなる。
なお、本発明の容器蓋10においては、薄肉のタンパーエビデントバンド16が周方向に連続して延びているが故に、容器蓋10を容器の容器口部70に装着する際にタンパーエビデントバンド16の変形が容易に行われ、係止突部74を容易に乗り越えられる。従って、容器蓋10を容器口部へ装着するにあたって、容器蓋10の外観が損なわれることがなく、タンパーエビデント特性が毀損されることもない。
一方、容器の容器口部70から容器蓋10を取り外すには、容器蓋10を開の回転方向、すなわち図1において上方からみて反時計方向に回転させて、容器蓋10の雌螺条17と容器口部70の雄螺条76との螺合を漸次解除する。
このようにすると、容器蓋10のスカート壁18は上昇せんとするが、スカート壁18のタンパーエビデントバンド16は、その内周面に形成されている係止手段19が容器口部70の係止突部74の下方に係合せしめられている故に上昇が阻止され、従ってスカート壁18に形成されている周方向弱化ライン13に相当な応力が生成されて周方向弱化ライン13が破断される。
これによってタンパーエビデントバンド16がスカート壁18の主部14から完全に分離され、タンパーエビデントバンド16は容器口部70から離脱することなく容器口部70に残留する。
一方、タンパーエビデントバンド16を切り離した容器蓋10の主部14は容器口部70に沿って上昇せしめられ、容器口部70から離脱せしめられる。これによって容器口部70が露呈する。
本発明のタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋は、タンパーエビデントバンドで容器口部に充分強固に固定できることに加えて、容器の容器口部に容器蓋を装着した状態において容器蓋の外観が損なわれることなく、そしてまたタンパーエビデント特性が毀損されることのないタンパーエビデント特性を有し、
タンパーエビデントバンドを薄肉にして容器蓋の樹脂の使用量を軽減した軽量の容器蓋であり、容器蓋の開栓時においてタンパーエビデントバンドのすっぽ抜け等の不具合が生じることがなく、産業上の利用可能性が高い。
本発明の一実施形態の容器蓋の左半断面図である。 図1の容器蓋を容器口部に装着した状態を示す左半断面図である。 図2の係止手段の拡大断面図である。 本発明の他の実施形態の容器蓋の左半断面図である。 図1の容器蓋に係止手段を形成する前の状態を示す容器蓋前成形体の左半断面図である。 容器蓋に係止手段を形成するためパンチをタンパーエビデントバンドの外側に当接させる状態を示す容器蓋前成形体の一部断面図である。 パンチをタンパーエビデントバンドの外側に当接しタンパーエビデントバンドの一部を内方に押し込み変形させて係止手段を形成した状態を示す容器蓋前成形体の一部断面図である。 図1の容器蓋に周方向弱化ラインを形成する前の状態を示す容器蓋前成形体の一部断面図である。 スカート壁の外周面から切断刃を作用せしめ、周方向弱化ラインを形成した状態を示す容器蓋の一部断面図である。 容器蓋に変形例の係止手段を形成した状態を示す容器蓋の一部断面図である。
符号の説明
10:容器蓋
10a:容器蓋前成形体
12:天面壁
14:主部
16:タンパーエビデントバンド
17:雌螺条
18:スカート壁
19(9):係止手段(係止突起)
13:周方向弱化ライン
22:インナーリング
24:アウターリング
26:ローレット目
50:パンチ
52:パンチ加熱手段
53:切断刃
55:ダイ
56:凹部
57:軸
58:裾押さえ部材
70:容器口部
74:係止突部
76:雄螺条

Claims (3)

  1. 天面壁と該天面壁の周縁から垂下する筒状スカート壁とを有し、
    該スカート壁下方には周方向に延びる周方向弱化ラインが設けられており、
    該スカート壁は、該周方向弱化ラインよりも上方の主部と下方のタンパーエビデントバンドとに区画されており、
    該スカート壁の該主部の内周面には容器口部の雄螺条と螺合する雌螺条が設けられており、
    該タンパーエビデントバンドの内周面には該容器口部の雄螺条の下方に設けられている係止突部に係止する係止手段が設けられているタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋であって、
    前記係止手段は、
    加熱したパンチを前記タンパーエビデントバンドの外側に当接させて該タンパーエビデントバンドの上下方向中間部を内方に押し込み変形させて形成した係止突起であり、
    該係止突起の下面は、軸方向上方に向かって径方向内方に傾斜角θ1をなして延び、該係止突起の上面は、軸方向下方に向かって径方向内方に傾斜角θ2をなして延び、該傾斜角θ1<該傾斜角θ2であることを特徴とするタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋。
  2. 前記係止突起は、周方向に連続して環状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋。
  3. 前記係止突起は、周方向に不連続的に複数個形成されていることを特徴とする請求項1に記載のタンパーエビデント特性を有する樹脂製容器蓋。
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