JP4924180B2 - 精算待ち時間提供方法、精算待ち時間提供システム、精算待ち時間提供プログラムおよびプログラム記録媒体。 - Google Patents

精算待ち時間提供方法、精算待ち時間提供システム、精算待ち時間提供プログラムおよびプログラム記録媒体。 Download PDF

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本発明は、精算待ち時間提供方法、精算待ち時間提供システム、精算待ち時間提供プログラムおよびプログラム記録媒体に関し、特に、コンビニエンスストアなどのような複数台の有人精算機を備えた店舗において、現時点での精算待ち時間が最短となると想定される有人精算機の情報を購買者に提供可能とする精算待ち時間提供方法、精算待ち時間提供システム、精算待ち時間提供プログラムおよびプログラム記録媒体に関する。
現状では、有人精算機が複数台設置されている店舗(スーパマーケットやコンビニエンスストアや量販店など)内で、商品を購入して精算をしようとする購買者は、複数台設置されている有人精算機の中から、最も待ち時間が少ないと予想される特定の有人精算機を購買者自身の判断にて選択して、待ち行列に並んで精算を待ち合わせるようにしている。
しかし、待ち行列が生じて精算待ちが発生する状態にあっては、購買者自身の判断が、現時点での各有人精算機における精算速度に基づいて行われているものではないので、各有人精算機において精算に要する時間がそれぞれで異なってしまい、精算をしようとする購買者ごとに、実際に精算開始に至るまでの時間について均等性がなく、購買者に平等なサービスを提供することができないという問題点があった。
このため、特許文献1の特開平7−210598号公報「買物客誘導装置」では、各有人精算機ごとに購買者が待ち行列を作る代わりに、すべての有人精算機に共通のゲート機構を設置し、該ゲート機構の前に購買者は待ち行列を作って順番に並ぶこととし、各有人精算機に空きが生じる都度、前記ゲート機構に空きが生じた有人精算機の識別情報が表示されるとともに、前記ゲート機構が開放されて、先頭の購買者を該当する有人精算機へ誘導する仕組みが提案されている。
しかし、前記特許文献1においては、有人精算機に空きの状態が発生してから、次の購買者が当該有人精算機まで移動して精算を開始するまでの間無駄な空白時間が発生してしまい、購買者が精算待ちのために待ち行列を作らざるを得ないような混雑時における精算業務の仕組みとして、顧客の満足度(CS)を満たすものとはなっていない。
特開平7−210598号公報(第3−4頁)
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、精算をしようとする購買者に対して、複数台設置されている有人精算機の選択に必要な情報として、現時点において精算に要する時間が最短と想定される有人精算機の識別情報を提供することにより、購買者の待ち時間を最短にすると同時に、各購買者に対して精算開始までの待ち時間の均等化を図ることを可能とすることを、その目的としている。
前述の課題を解決するため、本発明による精算待ち時間提供方法、精算待ち時間提供システム、精算待ち時間提供プログラムおよびプログラム記録媒体は、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)コンピュータが、店舗で購入しようとする商品の購入代金の精算を複数の有人精算機のいずれかで行おうとする購買者の購買者端末に対して、精算に要する待ち時間に関する情報を提供する精算待ち時間提供方法であって、前記購買者端末は、精算を行う購買者が所持する第1の購買者端末と、精算に向かおうとしている購買者が所持する第2の購買者端末とを含み、前記コンピュータは、前記有人精算機の精算を待ち合わせる精算前の位置に配置された第1のセンサ、前記有人精算機における精算直後の位置に配置された第2のセンサ、及び前記購買者端末とネットワークを介して接続され、前記有人精算機の精算を待ち合わせる精算前の位置に配置された第1のセンサと、前記有人精算機における精算直後の位置に配置された第2のセンサとが、前記第1の購買者端末が通過したことを検知する検知ステップと、前記第1の購買者端末が前記第1のセンサを通過してから前記第2のセンサを通過するまでに要した時間を、前記有人精算機における精算に要する待ち時間として、各有人精算機ごとに算出する算出ステップと、各有人精算機ごとに算出した前記精算に要する待ち時間のうち、現時点で、最短の待ち時間の有人精算機を検出して、前記第2の購買者端末に対して、最短の待ち時間と想定される有人精算機として通知する通知ステップと、前記第2の購買者端末が前記第1のセンサを通過してから、前記第2のセンサを通過する前に再度前記第1のセンサを通過した場合、最短の待ち時間と想定された前記有人精算機にかかる情報を取り消す旨の情報を、前記第2の購買者端末に対して送信する取消ステップとを有することを特徴とする精算待ち時間提供方法。
(2)前記コンピュータは、前記通知ステップにおいて各有人精算機ごとに算出した前記精算に要する待ち時間のうち、最短の待ち時間の有人精算機を検出する際に、あらかじめ定めた時間遡った時間から現時点までの各精算件数分について有人精算機ごとに平準化した平均待ち時間を用いることを特徴とする(1)に記載の精算待ち時間提供方法。
(3)前記購買者端末を識別可能な個体情報が、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサにより読み取り可能な形式で、各前記購買者端末に保持されていることを特徴とする(1)ないし(2)のいずれかに記載の精算待ち時間提供方法。
(4)前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは、前記購買者端末があらかじめ設定したセンサ域を通過したことを検知する有線センサからなっていることを特徴とする(1)ないし(3)のいずれかに記載の精算待ち時間提供方法。
(5)制御管理端末が、店舗で購入しようとする商品の購入代金の精算を複数の有人精算機のいずれかで行おうとする購買者の購買者端末に対して、精算に要する待ち時間に関する情報を提供する精算待ち時間提供システムであって、前記購買者端末は、精算を行う購買者が所持する第1の購買者端末と、精算に向かおうとしている購買者が所持する第2の購買者端末とを含み、前記制御管理端末は、前記有人精算機の精算を待ち合わせる精算前の位置に配置された第1のセンサ、前記有人精算機における精算直後の位置に配置された第2のセンサ、及び前記購買者端末とネットワークを介して接続されるとともに、前記第1のセンサと、前記第2のセンサとが、前記第1の購買者端末が通過したことを検知する検知手段と、前記第1の購買者端末が前記第1のセンサを通過してから前記第2のセンサを通過するまでに要した時間を、前記有人精算機における精算に要する待ち時間として、各有人精算機ごとに算出する算出手段と、各有人精算機ごとに算出した前記精算に要する待ち時間のうち、現時点で、最短の待ち時間の有人精算機を検出して、前記第2の購買者端末に対して、最短の待ち時間と想定される有人精算機として通知する通知手段と、前記第2の購買者端末が前記第1のセンサを通過してから、前記第2のセンサを通過する前に再度前記第1のセンサを通過した場合、最短の待ち時間と想定された前記有人精算機にかかる情報を取り消す旨の情報を、前記第2の購買者端末に対して送信する取消手段とを有することを特徴とする精算待ち時間提供システム。
(6)(1)ないし(4)のいずれかに記載の精算待ち時間提供方法を、コンピュータに実行させるための精算待ち時間提供プログラム。
(7)(6)に記載の精算待ち時間提供プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。


本発明の精算待ち時間提供方法、精算待ち時間提供システム、精算待ち時間提供プログラムおよびプログラム記録媒体によれば、以下のような効果を得ることができる。
購買者は、精算をしようとする際に、精算開始に要する時間が最短と想定される有人精算機に関する情報を受け取ることができ、かつ、精算に要する時間が最短と想定される有人精算機に関する情報を、各購買者に対して均等に提供することができる。
また、店舗側にとっても、購買者への均等なサービスの提供を行うことによって、CS(顧客満足度)の向上につながり、より多くの購買者数へと増加させるインセンティブを与えることができるという効果も得られる。
以下、本発明による精算待ち時間提供方法、精算待ち時間提供システム、精算待ち時間提供プログラムおよびプログラム記録媒体の好適な実施例について添付図を参照して説明する。なお、以下の説明においては、本発明による精算待ち時間提供方法を適用した精算待ち時間提供システムについて説明するが、かかる精算待ち時間提供方法をコンピュータにより実行可能な精算待ち時間提供プログラムとして実施するようにしても良いし、あるいは、精算待ち時間提供プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録するようにしても良いことは言うまでもない。
(本発明の特徴)
本発明の実施例の説明に先立って、本発明の特徴についてまず説明する。本発明は、店舗に設置された精算待ち時間提供システムとして、店舗内で商品を購買しようとしている購買者が所持する購入者端末に搭載した個体識別ICチップによって、各購買者の移動時間、位置特定情報を取得することにより、店舗内に複数台設置して稼働中の有人精算機それぞれについて現時点における各精算処理に要している時間情報を測定して、現時点において精算処理開始に要する時間が最短と想定される有人精算機を選択することを可能とするとともに、購買者端末に搭載した前記個体識別ICチップによって、精算を実施しようとする購買者の購入者端末を判別し、該購買者の購入者端末に対して、精算処理開始に要する時間が最短と想定される有人精算機の識別情報を提供することを可能とするものであり、而して、各購買者の精算に要する待ち時間を最短にすると同時に、各購買者の精算に要する待ち時間の均等化を図ることを可能とする点に、その特徴を有している。
(実施例の構成)
図1は、本発明による精算待ち時間提供システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。図1の精算待ち時間提供システムにおいては、各購買者が所持する購買者端末10、11、…、1Nと、店舗内の要所に複数設置されているセンサ端末20、21、…、2Mと、店舗内に複数台設置されている有人精算機30、31、…3Lと、本精算待ち時間提供システムの制御を行う制御管理端末40とから構成されている。これらの購買者端末10、11、…、1N、センサ端末20、21、…、2M、有人精算機30、31、…3Lおよび制御管理端末40は、イントラネットワーク100を介して、相互に接続され、通信可能な状態にされている。
各購買者が所持する購買者端末10、11、…、1Nには、各購入者のそれぞれの購入者端末の識別が可能な個体識別ICチップがセンサ端末20、21、…、2Mによって検知可能な形式で搭載されており、さらに、制御管理端末40からの有人精算機識別情報(精算待ち時間が最短になると想定される有人精算機を識別する番号情報)を受信(無線)して、表示する受信・表示部が備えられており、各購買者端末10、11、…、1Nは、個体識別情報と受信・表示機能とを少なくとも有する情報処理装置として形成されている。
センサ端末20、21、…、2Mは、センサ域とする有線上を移動する購買者端末10、11、…、1Nを検知する有線センサを備え、センサ有線上を通過した購買者端末10、11、…、1Nの通過情報を、制御管理端末40に対して送信する機能を備えている情報処理装置である。
有人精算機30、31、…3Lは、従来の精算処理機能に加えて、さらに、有人精算機30、31、…3Lへの入口側(精算前の位置)のセンサ域A、有人精算機30、31、…3Lからの出口側(精算直後の位置)のセンサ域B、のそれぞれの有線上を移動する購買者端末10、11、…、1Nを検知する2本の有線センサを備え、各センサ有線上を通過した購買者端末10、11、…、1Nの通過情報を、制御管理端末40に対して送信する機能を備えている情報処理装置である。
制御管理端末40は、イントラネットワーク100を介した通信機能を備えるとともに、各種の演算機能を備えた情報処理装置である。つまり、制御管理端末40は、センサ端末20、21、…、2Mと有人精算機30、31、…3Lとから送信されてくる購買者端末10、11、…、1Nのセンサ有線上の通過情報を受信する機能を備えている。また、制御管理端末40は、センサ端末20、21、…、2Mおよび有人精算機30、31、…3Lの各センサ間の購買者端末10、11、…、1Nの通過所要時間を計算する機能を備えるとともに、購買者端末10、11、…、1Nの位置・状態情報を、通過情報送信元となるセンサ端末20、21、…、2Mや有人精算機30、31、…3Lの設置位置情報に基づいて、特定する機能の他に、さらに、有人精算機30、31、…3Lごとの購買者端末10、11、…、1Nの通過時間を計算し、各有人精算機30、31、…3Lのうち、現時点で精算開始に要する時間が最短と想定される有人精算機3i(0≦i≦L)を特定する機能も備えている。
さらに、制御管理端末40は、購買者端末10、11、…、1Nの現在の位置情報から精算開始に要する時間が最短となると想定される有人精算機3iの番号情報を特定センサ通過時の購買者端末10、11、…、1Nに対して、イントラネットワーク100を介して送信(無線)する機能も備えている。
(実施例の動作の説明)
次に、図1に示す精算待ち時間提供システムの動作の一例について、購買者端末10を所持した購買者が来店して商品の購入代金を精算するまでの精算待ち時間提供システムの動作について詳細に説明する。まず、購買者は、購買者端末10を所持しながら店舗に入店する。この際、センサ端末20のセンサ域αであるセンサ有線を通過することとなり、センサ端末20は、購買者端末10の通過情報(つまり、購買者端末10の個体識別ICチップの個体識別情報(購買者端末10の特定情報)、通過時刻、および、送信元を示すセンサ端末20の識別情報)を制御管理端末40に対して送信する。
制御管理端末40は、購買者端末10の通過情報を受信する。センサ端末20からの購買者端末10の通過情報を受信した制御管理端末40は、センサ端末20からの通過情報から購買者端末10を所持した購買者が店舗内で商品の購入状態に入ったものと判別する。購買者端末10を所持した当該購買者が、商品の購入を行うために店舗内を移動すると、店舗内の要所に設置されているセンサ端末例えばセンサ端末2Mのセンサ域γのセンサ有線上を通過する。センサ端末2Mは、購買者端末10の通過情報(つまり、購買者端末10の個体識別ICチップの個体識別情報、通過時刻、および、送信元を示すセンサ端末2Mの識別情報)を制御管理端末40に対して送信する。
制御管理端末40は、購買者端末10の通過情報を受信する。センサ端末2Mからの購買者端末10の通過情報を受信した制御管理端末40は、センサ端末2Mからの通過情報から購買者端末10を所持した購買者の現在位置を認識することができる。
しかる後、購買者端末10を所持した当該購買者が、店舗内の商品の購入を行って、購入代金の精算を行おうとする場合、購買者端末10が各有人精算機30、31、…3Lの手前側に設置されているセンサ端末21のセンサ域βであるセンサ有線上を通過する。センサ端末21は、購買者端末10の通過情報(つまり、購買者端末10の個体識別ICチップの個体識別情報、通過時刻、および、送信元を示すセンサ端末21の識別情報)を制御管理端末40に対して送信する。
制御管理端末40は、購買者端末10の通過情報を受信する。センサ端末21からの購買者端末10の通過情報を受信した制御管理端末40は、センサ端末21からの通過情報から購買者端末10を所持した購買者が購入商品に関する精算に向かおうとしているものと判別する。ここで、制御管理端末40は、複数台の有人精算機30、31、…3Lのうち、精算をしようとする購買者の精算待ち時間が現時点で最短になると想定される有人精算機例えば有人精算機30を求めて、購買者端末10に対して、精算開始に要する時間が最短と想定される有人精算機30の識別情報を送信する。
購買者端末10は、制御管理端末40からの精算待ち時間が最短と想定される有人精算機30の識別情報を受信して、表示部に表示する。購買者端末10を所持した購買者は、購買者端末10の表示部に表示されている有人精算機30の識別情報を参照して、有人精算機30に移動する。
購買者端末10を所持した購買者が、有人精算機30の待ち行列に並ぶために、購買者端末10が、有人精算機30のセンサ域Aであるセンサ有線上を通過する。有人精算機30は、購買者端末10の通過情報(つまり、購買者端末10の個体識別ICチップの個体識別情報、通過時刻、および、送信元を示す有人精算機30とセンサ域Aとの識別情報)を制御管理端末40に対して送信する。
制御管理端末40は、購買者端末10の通過情報を受信する。有人精算機30からの購買者端末10の通過情報を受信した制御管理端末40は、有人精算機30からの通過情報から、センサ域Aを通過したことに基づいて、購買者端末10を所持した購買者が有人精算機30の精算用の待ち行列に並んだものと判別する。
購買者端末10を所持した購買者が、有人精算機30の精算を完了して移動するとき、購買者端末10が、有人精算機30のセンサ域Bであるセンサ有線上を通過する。有人精算機30は、購買者端末10の通過情報(つまり、購買者端末10の個体識別ICチップの個体識別情報、通過時刻、および、送信元を示す有人精算機30とセンサ域Bとの識別情報)を制御管理端末40に対して送信する。
制御管理端末40は、購買者端末10の通過情報を受信する。有人精算機30からの購買者端末10の通過情報を受信した制御管理端末40は、有人精算機30からの通過情報から、センサ域Bを通過したことに基づいて、購買者端末10を所持した購買者が有人精算機30における精算が完了したことを判別する。
制御管理端末40は、購買者端末10を所持した購買者が購入した商品の代金の精算に関して、有人精算機30のセンサ域Aであるセンサ有線上を通過してからセンサ域Bであるセンサ有線上を通過するまでに要した時間を算出して、有人精算機30の現時点における精算に要する時間として蓄積する。蓄積した精算に要した時間は、その時点で、精算に向かおうとしている購買者の購買者端末に対して最短の待ち時間と想定される有人精算機を通知する際に、有人精算機30における精算に要する待ち時間として利用される。
ここで、センサ域Bの代わりに、センサ域Cとして、有人精算機30の直前の位置(つまり、代金の精算を開始しようとして、購買者が購入商品を精算担当者に正に引き渡そうとしている位置)を検知する有線センサを、有人精算機30に備えるようにして、有人精算機30のセンサ域Aであるセンサ有線上を通過してからセンサ域Cであるセンサ有線上を通過するまでに要した時間を、精算に要した純粋な待ち時間として算出するようにしても良い。
また、有人精算機30における精算に要する待ち時間として利用する際に、つまり、有人精算機30の現時点における精算に要する時間または精算に要する待ち時間として蓄積して、現時点で、精算に向かおうとしている購買者の購買者端末に対して最短の待ち時間と想定される有人精算機を通知する際に、現時点からあらかじめ定めた時間だけ遡った時刻までの間に行った精算件数についての平均待ち時間を算出して、個々の精算待ち時間のばらつきに関する平準化を図るようにしても良い。
なお、有人精算機30における精算を行う前に、つまり、購買者端末10が有人精算機30のセンサ域B上を通過する前に、購買者端末10を所持した購買者が、センサ端末21を再度通過した場合、センサ端末21は、購買者端末10の通過情報(つまり、購買者端末10の個体識別ICチップの個体識別情報、通過時刻、および、送信元を示すセンサ端末21の識別情報)を制御管理端末40に対して送信する。
制御管理端末40は、購買者端末10の通過情報を受信する。センサ端末21からの購買者端末10の通過情報を受信した制御管理端末40は、センサ端末21からの通過情報から、購買者端末10を所持した購買者が、精算前に、商品の購買を再開したものと判別する。
かくのごとき購買再開が発生した場合には、制御管理端末40は、購買者端末10に対して既に送信済みとなっていた、精算開始に要する時間が最短と想定される有人精算機30の識別情報を取り消す旨の情報を、購買者端末10に対して送信する。購買者端末10は、制御管理端末40からの、有人精算機31の識別番号の取り消し情報を受信し、その旨を表示部に表示するとともに、今まで表示していた有人精算機30の識別情報を消去する。
(本実施例の効果の説明)
以上に説明したように、本実施例によれば、購買者は、精算を行おうとする時点で、精算開始に要する時間が最短と想定される有人精算機に関する情報を受け取ることができ、かつ、精算に要する時間が最短と想定される有人精算機に関する情報は、各購買者にとって、均等に受け取ることができる。
また、店舗側にとっても、購買者への均等なサービス提供を行うことによって、CS(顧客満足度)の向上につながり、より多くの購買者数へと増加させるインセンティブを与えることができるという効果も得られる。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
本発明による精算待ち時間提供システムのシステム構成の一例を示すシステム構成図である。
符号の説明
10,11,…,1N 購買者端末
20,21,…,2M センサ端末
30,31,…,3L 有人精算機
40 制御管理端末
100 イントラネットワーク

Claims (7)

  1. コンピュータが、店舗で購入しようとする商品の購入代金の精算を複数の有人精算機のいずれかで行おうとする購買者の購買者端末に対して、精算に要する待ち時間に関する情報を提供する精算待ち時間提供方法であって、
    前記購買者端末は、精算を行う購買者が所持する第1の購買者端末と、精算に向かおうとしている購買者が所持する第2の購買者端末とを含み、
    前記コンピュータは、前記有人精算機の精算を待ち合わせる精算前の位置に配置された第1のセンサ、前記有人精算機における精算直後の位置に配置された第2のセンサ、及び前記購買者端末とネットワークを介して接続され、
    前記有人精算機の精算を待ち合わせる精算前の位置に配置された第1のセンサと、前記有人精算機における精算直後の位置に配置された第2のセンサとが、前記第1の購買者端末が通過したことを検知する検知ステップと
    前記第1の購買者端末が前記第1のセンサを通過してから前記第2のセンサを通過するまでに要した時間を、前記有人精算機における精算に要する待ち時間として、各有人精算機ごとに算出する算出ステップと、
    各有人精算機ごとに算出した前記精算に要する待ち時間のうち、現時点で、最短の待ち時間の有人精算機を検出して、前記第2の購買者端末に対して、最短の待ち時間と想定される有人精算機として通知する通知ステップと、
    前記第2の購買者端末が前記第1のセンサを通過してから、前記第2のセンサを通過する前に再度前記第1のセンサを通過した場合、最短の待ち時間と想定された前記有人精算機にかかる情報を取り消す旨の情報を、前記第2の購買者端末に対して送信する取消ステップと
    を有することを特徴とする精算待ち時間提供方法。
  2. 前記コンピュータは、前記通知ステップにおいて各有人精算機ごとに算出した前記精算に要する待ち時間のうち、最短の待ち時間の有人精算機を検出する際に、あらかじめ定めた時間遡った時間から現時点までの各精算件数分について有人精算機ごとに平準化した平均待ち時間を用いることを特徴とする請求項に記載の精算待ち時間提供方法。
  3. 前記購買者端末を識別可能な個体情報が、前記第1のセンサ及び前記第2のセンサにより読み取り可能な形式で、各前記購買者端末に保持されていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の精算待ち時間提供方法。
  4. 前記第1のセンサ及び前記第2のセンサは、前記購買者端末があらかじめ設定したセンサ域を通過したことを検知する有線センサからなっていることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の精算待ち時間提供方法。
  5. 制御管理端末が、店舗で購入しようとする商品の購入代金の精算を複数の有人精算機のいずれかで行おうとする購買者の購買者端末に対して、精算に要する待ち時間に関する情報を提供する精算待ち時間提供システムであって、
    前記購買者端末は、精算を行う購買者が所持する第1の購買者端末と、精算に向かおうとしている購買者が所持する第2の購買者端末とを含み、
    前記制御管理端末は、前記有人精算機の精算を待ち合わせる精算前の位置に配置された第1のセンサ、前記有人精算機における精算直後の位置に配置された第2のセンサ、及び前記購買者端末とネットワークを介して接続されるとともに、
    前記第1のセンサと、前記第2のセンサとが、前記第1の購買者端末が通過したことを検知する検知手段と、
    前記第1の購買者端末が前記第1のセンサを通過してから前記第2のセンサを通過するまでに要した時間を、前記有人精算機における精算に要する待ち時間として、各有人精算機ごとに算出する算出手段と、
    各有人精算機ごとに算出した前記精算に要する待ち時間のうち、現時点で、最短の待ち時間の有人精算機を検出して、前記第2の購買者端末に対して、最短の待ち時間と想定される有人精算機として通知する通知手段と、
    前記第2の購買者端末が前記第1のセンサを通過してから、前記第2のセンサを通過する前に再度前記第1のセンサを通過した場合、最短の待ち時間と想定された前記有人精算機にかかる情報を取り消す旨の情報を、前記第2の購買者端末に対して送信する取消手段と
    を有することを特徴とする精算待ち時間提供システム。
  6. 請求項1ないしのいずれかに記載の精算待ち時間提供方法を、コンピュータに実行させるための精算待ち時間提供プログラム。
  7. 請求項に記載の精算待ち時間提供プログラムを、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録していることを特徴とするプログラム記録媒体。
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