JP4924108B2 - 液晶パネル固定構造及び液晶テレビジョン - Google Patents

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Description

本発明は、液晶パネル固定構造及び液晶テレビジョンに関する。
従来、液晶テレビジョンは、図16のような構造が採用されていた。図16に示すように、従来の液晶テレビジョンでは、背面および上下左右側面を金属製のシールド板3で覆われた液晶モジュール2が、各々金属板の折り曲げ成型により作成される上パネルホルダ5と下パネルホルダ6および左右のシャーシブラケット7,8を使用してフロントキャビネット1にネジ止めされ、その背面からフロントキャビネット1に合わさるようにリアキャビネット4を取り付けられる構造であった。
このような構造により、画面に映像を表示する液晶モジュール2は、フロントキャビネット1の略矩形の開口から画面を外部に露見させていた。液晶モジュール2には、液晶パネルやこの液晶パネルに背面から光を照射するバックライト、液晶パネルを駆動する駆動回路等が含まれている。また、シールド板3の背面には、PCBホルダーなどの板金が固定され、このPCBホルダー上に電源回路、音声処理回路、映像処理回路、入出力回路などの各回路が搭載された回路基板が固定される。これらの回路が液晶テレビジョン全体を制御する。
図17は上パネルホルダと下パネルホルダの斜視図である。上パネルホルダと下パネルホルダは同一形状であるため、上下共に図17のパネルホルダが使用される。上パネルホルダ5と下パネルホルダ6は、共に断面略L字型に折り曲げ成型されており、L字の一方の面において左右端近傍と略中央から切り起されて略垂直に外方に延出され、各々の切り起し面に孔が設けられたヒレ部と、L字の他方の面の略中央に複数設けられたシールド板用孔と、液晶モジュール2の幅の1/3〜1/4に相当する間隔を空けてL字の他方の面の略中央を挟んで左右対称にそれぞれ設けられたネジ孔と、を備える。
上パネルホルダ5は、ヒレ部が上面側となるようにL字の開放側をシールド板3の上側面から背面にかけての角を覆うように合わせられ、シールド板用孔を通してシールド板3の背面上端に固定される。また、フロントキャビネット1には、ヒレ部の孔の位置に合わせてネジボスが設けられており、上パネルホルダ5はヒレ部の孔を通したネジによってネジボスに固定される。
下パネルホルダ6は、ヒレ部が下面側となるようにL字の開放側をシールド板3の下側面から背面にかけての角を覆うように合わせられ、シールド板用孔を通してシールド板3の背面下端に固定される。また、フロントキャビネット1には、ヒレ部の孔の位置に合わせてネジボスが設けられており、下パネルホルダ6はヒレ部の孔を通したネジによってネジボスに固定される。
さらに、上パネルホルダ5の上面および下パネルホルダ6の下面の左右端は、下方に向かって折り曲げ成型されている。この折り曲げ面はシールド板3の左右側面に略接触しており、上パネルホルダ5および下パネルホルダ6は折り曲げ面の孔を通してシールド板3の左右側面にネジ止めされる。
このように液晶モジュール2の背面を覆うシールド板3に対して固定された上パネルホルダ5と下パネルホルダ6に、左右のシャーシブラケット7,8が取り付けられる。シャーシブラケット7,8は、上パネルホルダ5に固定される上橋脚部と、下パネルホルダ6に固定される下橋脚部と、両橋脚を接続する橋梁部とを備える。シャーシブラケット7,8は、上下に長い板金を前後左右断面において略コ字型となるように成型するとともに上部と下部のコ字の端部を外方に略垂直に屈曲させてハット状に形成して両橋脚部とし、ハット状に形成されない中央部左右側面の前方略半分を切り取ることによりこの中央部をシールドパネルから所定距離後方にオフセットさせて橋梁部とする。このようにシャーシブラケット7,8は上パネルホルダ5と下パネルホルダ6との間をブリッジ状に接続している。
即ち、従来においては、上下のパネルホルダ5,6と左右のシャーシブラケット7,8が組み合わされて、ギリシャ数字の2を上下方向に縮めた形状のフレームを構成し、このフレームで液晶モジュール2をフロントキャビネット1に対して支持固定する液晶パネル固定構造が採用されていた。
表示パネルを筺体に対して支持する構造として、特許文献1記載の技術が知られている。この技術は、携帯電話等の表示パネルを枠状のパネルホルダによって筺体内部に保持するものである。
特開2003−316275号公報
前述した従来の液晶テレビジョンおよび液晶パネル固定構造においては、上パネルホルダや下パネルホルダが液晶モジュール2(シールド板3)の上端や下端を全体的に覆っていたため、液晶モジュール2の排熱効率を低下させていた。また、使用される板金の量が多く、コストアップが避けられなかった。
本発明は、前記課題に鑑みてなされたもので、液晶モジュール2の上端や下端での排熱効率を向上させると共に、使用される板金の量を減らしてコストダウンすることが可能な液晶テレビジョンおよび液晶パネル固定構造の提供を目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の液晶パネル固定構造では、画面に映像を表示する液晶パネルと、該液晶パネルを前面側から覆いつつ略矩形の開口から前記液晶パネルの画面を外部に露見させるフロントキャビネットと、前記液晶パネルの背面および上下左右側面を覆う金属製のシールド板と、断面略L字型に成型されて、前記液晶パネルの上側面から背面にかけての角を覆うように前記シールド板の背面上端に固定され、L字の上側面から上方に延出された第一のヒレ部が前記フロントキャビネットに固定される金属板の上パネルホルダと、断面略L字型に成型されて、前記液晶パネルの下側面から背面にかけての角を覆うように前記シールド板の背面下端に固定され、L字の下側面から下方に延出された第二のヒレ部が前記フロントキャビネットに固定される金属製の下パネルホルダと、下端が前記下パネルホルダに固定されると共に、上端が前記上パネルホルダに固定され、前記上パネルホルダと前記下パネルホルダの間をブリッジ状に接続する架橋部材と、前記フロントキャビネットに後方から合わさって前記液晶パネルと前記シールド板と前記上パネルホルダと前記下パネルホルダと前記架橋部材とを内部に収容するキャビネットを構成するリアキャビネットと、を備え、前記架橋部材に対して前記下パネルホルダと前記上パネルホルダとが固定され、これら3部材によって前記液晶パネルが前記フロントキャビネットに対して固定される液晶パネル固定構造において、前記上パネルホルダのL字の上側面から前記シールド板に向かうように切り起されてL字の上側面と平行となるように前方に折り曲げられる第一の切り起しと、前記下パネルホルダのL字の下側面から前記シールド板に向かうように切り起されてL字の下側面と平行となるように前方に折り曲げられる第二の切り起しと、シールド板の前記液晶パネルの上側面を覆う部位の前端から上方に折り曲げられ、さらに所定長さ上の位置で後方に折り返される第一の折り返し部と、シールド板の前記液晶パネルの下側面を覆う部位の前端から下方に折り曲げられ、さらに所定長さ下の位置で後方に折り返される第二の折り返し部と、上パネルホルダのL字の背面側下端の右端からクランク状の折り曲げ加工で段差が形成されてから下に向けて延出された第一の延出面と、上パネルホルダのL字の背面側下端の左端からクランク状の折り曲げ加工で段差が形成されてから下に向けて延出された第二の延出面と、下パネルホルダのL字の背面側上端の右端からクランク状の折り曲げ加工で段差が形成されてから上に向けて延出された第三の延出面と、下パネルホルダのL字の背面側上端の左端からクランク状の折り曲げ加工で段差が形成されてから上に向けて延出された第四の延出面と、を備え、前記上パネルホルダと前記下パネルホルダは左右の幅が前記液晶パネルの左右幅よりも短く形成され、前記第一のヒレ部と前記上パネルホルダのL字の上側面との間の角を潰すように絞り加工が施され、前記第二のヒレ部と前記下パネルホルダのL字の下側面との間の角を潰すように絞り加工が施され、前記段差は、段差の両端を含んで内を連続して面状に窪ませる絞り加工が施され、前記第一の切り起しが前記第一の折り返し部の後端部を挾持して前記シールド板に対して前記上パネルホルダを位置決めし、前記第二の切り起しが前記第二の折り返し部の後端部を挾持して前記シールド板に対して前記下パネルホルダを位置決めし、前記第一〜第四の延出面が前記シールド板の背面に固定され、前記上パネルホルダのL字の上側面が前記第一の折り返し部の上側面に固定され、前記下パネルホルダのL字の下側面が前記第二の折り返し部の下側面に固定される構成としてある。
また、前記目的を達成するために、請求項1に記載の液晶テレビジョンでは、画面に映像を表示する液晶パネルと該液晶パネルを背面から照射するバックライトと該液晶パネルを駆動する駆動回路とがモジュール化された液晶モジュールと、該液晶モジュールを前面側から覆いつつ略矩形の開口から前記液晶モジュールの画面を外部に露見させるフロントキャビネットと、前記液晶モジュールの背面および上下左右側面を覆う金属製のシールド板と、断面略L字型に成型されて、前記液晶モジュールの上側面から背面にかけての角を覆うように前記シールド板の背面上端に固定され、L字の上側面から上方に延出された第一のヒレ部が前記フロントキャビネットに固定される金属板の上パネルホルダと、断面略L字型に成型されて、前記液晶モジュールの下側面から背面にかけての角を覆うように前記シールド板の背面下端に固定され、L字の下側面から下方に延出された第二のヒレ部が前記フロントキャビネットに固定される金属製の下パネルホルダと、下端が前記下パネルホルダに固定されると共に、上端が前記上パネルホルダに固定され、前記上パネルホルダと前記下パネルホルダの間をブリッジ状に接続するシャーシブラケットと、前記フロントキャビネットに後方から合わさって前記液晶モジュールと前記シールド板と前記上パネルホルダと前記下パネルホルダと前記シャーシブラケットとを内部に収容するキャビネットを構成するリアキャビネットと、を備え、前記シャーシブラケットに対して前記下パネルホルダと前記上パネルホルダとが固定され、これら3部材によって前記液晶モジュールが前記フロントキャビネットに対して固定される液晶テレビジョンにおいて、前記上パネルホルダのL字の上側面には左右方向略中央を対称線として左右対称な位置にそれぞれ前記シールド板に向かうように切り起されてL字の上側面と平行となるように前方に折り曲げられる一対の第一の切り起しと、前記下パネルホルダのL字の下側面には左右方向略中央を対称線として左右対称な位置にそれぞれ前記シールド板に向かうように切り起されてL字の下側面と平行となるように前方に折り曲げられる一対の第二の切り起しと、シールド板の前記液晶モジュールの上側面を覆う部位の前端から上方に折り曲げられ、さらに所定長さ上の位置で後方に折り返されて前記液晶モジュールの背面と略一致する位置が端部となる第一の折り返し部と、シールド板の前記液晶モジュールの下側面を覆う部位の前端から下方に折り曲げられ、さらに所定長さ下の位置で後方に折り返されて前記液晶モジュールの背面と略一致する位置が端部となる第二の折り返し部と、上パネルホルダのL字の背面側下端の右端からクランク状の折り曲げ加工で前記シールド板に近づくように段差が形成されてから下に向けて延出された第一の延出面と、上パネルホルダのL字の背面側下端の左端からクランク状の折り曲げ加工で前記シールド板に近づくように段差が形成されてから下に向けて延出された第二の延出面と、下パネルホルダのL字の背面側上端の右端からクランク状の折り曲げ加工で前記シールド板に近づくように段差が形成されてから上に向けて延出された第三の延出面と、下パネルホルダのL字の背面側上端の左端からクランク状の折り曲げ加工で前記シールド板に近づくように段差が形成されてから上に向けて延出された第四の延出面と、を備え、前記上パネルホルダと前記下パネルホルダは左右の幅が前記液晶モジュールの左右幅の1/2〜1/3であり、前記第一のヒレ部と前記上パネルホルダのL字の上側面との間の角を潰すように絞り加工が施され、前記第二のヒレ部と前記下パネルホルダのL字の下側面との間の角を潰すように絞り加工が施され、前記段差には、L字の背面側から延出面まで段差内を連続して面状に窪ませる絞り加工が施され、前記第一の切り起しが前記第一の折り返し部の後端部を挾持して前記シールド板に対して前記上パネルホルダを位置決めし、前記第二の切り起しが前記第二の折り返し部の後端部を挾持して前記シールド板に対して前記下パネルホルダを位置決めし、前記第一〜第四の延出面が前記シールド板の背面にネジ固定され、前記上パネルホルダのL字の上側面が前記第一の折り返し部の上側面にネジ固定され、前記下パネルホルダのL字の下側面が前記第二の折り返し部の下側面にネジ固定される構成としてある。
以上説明したように本発明によれば、液晶モジュール2の上端や下端での排熱効率を向上させると共に、使用される板金の量を減らしてコストダウンすることが可能な液晶テレビジョンおよび液晶パネル固定構造および液晶テレビジョンを提供できる。
以下、下記の順序に従って本発明の実施形態を説明する。
(1)液晶テレビジョンの概略構成:
(2)パネル固定構造:
(3)まとめ:
(1)液晶テレビジョンの概略構成:
以下、図1〜図14を参照して本発明の実施形態について説明する。まず、液晶テレビジョンの概略構成について図1〜図4を参照して説明する。図1は液晶テレビジョンの分解斜視図、図2はシャーシブラケットの斜視図、図3はシャーシブラケットの背面図、図4はシャーシブラケットの左側面図、である。
液晶テレビジョン100は、背面および上下左右側面を金属製のシールド板13で覆われた液晶モジュール12が、各々金属板の折り曲げ成型により作成される上パネルホルダ15と下パネルホルダ16および左右のシャーシブラケット17,18を使用してフロントキャビネット11にネジ止めされ、その背面からフロントキャビネット11に合わさるようにリアキャビネット14を取り付けられてキャビネットを構成している。このキャビネットには、少なくとも、上パネルホルダ15、下パネルホルダ16、左右のシャーシブラケット17,18、液晶モジュール12、シールド板13、後述の回路基板、を内部に収容する。
画面に映像を表示する液晶モジュール12は、前面側からフロントキャビネット11に覆われつつフロントキャビネット11の略矩形の開口から画面を外部に露見させている。液晶モジュール12には、液晶パネルやこの液晶パネルに背面から光を照射するバックライト、液晶パネルを駆動する駆動回路等がモジュール化されたものである。また、シールド板13の背面には、PCBホルダーなどの板金が固定され、このPCBホルダー上に電源回路、音声処理回路、映像処理回路、インバータ回路、入出力回路などの各回路が搭載された回路基板が固定される。これらの回路が液晶テレビジョン全体を制御する。
上パネルホルダ15と下パネルホルダ16は、断面略L字状であり、上パネルホルダ15が液晶モジュール12の上側面から背面にかけての角を、下パネルホルダ16が下側面から背面にかけての角を、それぞれ覆うように取り付けられる。その際、上パネルホルダ15と下パネルホルダ16は、シールド板13およびフロントキャビネット11にネジ止めされており、液晶モジュール12をフロントキャビネット11に対して固定することになる。
上パネルホルダ15と下パネルホルダ16には、左右のシャーシブラケット17,18が取り付けられる。シャーシブラケット17は、上パネルホルダ15に固定される上橋脚部17aと、下パネルホルダ16に固定される下橋脚部17bと、上橋脚部17aを下橋脚部17bに接続する橋梁部17cを備える。シャーシブラケット18は、上パネルホルダ15に固定される上橋脚部18aと、下パネルホルダ16に固定される下橋脚部18bと、上橋脚部18aを下橋脚部18bに接続する橋梁部18cを備える。
シャーシブラケット17,18は、上下に長い板金を前後左右断面において略コ字型となるように成型されるとともに、上部と下部のコ字の端部を外方に略垂直に屈曲させてハット状に形成して橋脚部とし、ハット状に形成されない中央部左右側面をコ字の形状は残しつつ前端部から所定長さを切り取ることにより、この中央部とシールド板13との間に空間が形成されるようにして橋梁部とする。
即ち、従来と同様に、上下のパネルホルダ15,16と左右のシャーシブラケット(架橋部材)17,18が組み合わされて、ギリシャ数字の2を上下方向に縮めた形状のフレームを構成し、このフレームで液晶モジュール12をフロントキャビネット11に対して支持固定する。但し、以下に記載するように、上下のパネルホルダ15,16の左右長さが従来よりも短くされており、液晶モジュールの左右幅よりも大幅に短くなっている。これに伴ってパネルホルダ15,16の形状を変更し、各種補強を行う。
(2)パネル固定構造:
以下、図5〜図15を参照して液晶パネルをフロントキャビネットに対して固定する液晶パネル固定構造について説明する。図5は液晶テレビジョンのリアキャビネットを取り外した状態の背面図、図6は液晶テレビジョンのリアキャビネットを取り外した状態の要部を示した部分斜視図、図7はフロントキャビネットに液晶モジュールとシールドパネルを載置した状態の背面図、図8は上パネルホルダの斜視図、図9は上パネルホルダの背面図、図10は上パネルホルダの平面図、図11は上パネルホルダの右側面図、図12は下パネルホルダの斜視図、図13は下パネルホルダの背面図、図14は下パネルホルダの底面図、図15は下パネルホルダの左側面図、である。
上パネルホルダ15は、幅が液晶モジュール12の幅の1/2〜1/3となる板金を断面略L字型に折り曲げて成型されている。そして、L字の一方の面15aにおいて略中央の端部から略垂直に外方に折り曲げて延出され、延出された面に孔15mが設けられたヒレ部15cと、面15aに左右に所定距離を開けて形成された孔15k,15lと、面15aにおいてL字の屈曲部分近くに左右に並べて複数形成された放熱孔15jと、L字の他方の面15bを液晶モジュール12の背面に近づけるようにオフセットさせるために形成された段差15h,15iと、段差により形成されてその面上に孔15n,15oが設けられた延出面15d,15eと、を備える。
上パネルホルダ15は、面15aが上面側となるようにL字の開放側をシールド板13の上側面から背面にかけての角を覆うように合わせられ、孔15k,15lを通してシールド板13にネジ固定されている。シールド板13には孔15k、15lに対応する位置にネジ孔が設けられている。また、フロントキャビネット11には、ヒレ部の孔15mの位置に合わせてネジボス11aが設けられており、上パネルホルダ15は孔15mを通したネジによってネジボス11aに固定されている。
下パネルホルダ16も、幅が液晶モジュール12の幅の1/2〜1/3となる板金を断面略L字型に折り曲げて成型されている。そして、L字の一方の面16aにおいて略中央の端部から略垂直に外方に折り曲げて延出され、延出された面に孔16mが設けられたヒレ部16cと、面16aの左右に所定距離を開けて形成された孔16k,16lと、面16aにおいてL字の屈曲部分近くに左右に並べて複数形成された放熱孔16jと、L字の他方の面16bを液晶モジュール12の背面に近づけるようにオフセットさせるために形成された段差16h,16iと、段差により形成されてその面上に孔16n,16oが設けられた延出面16d,16eと、を備える。
下パネルホルダ16は、面16aが下面側となるようにL字の開放側をシールド板13の下側面から背面にかけての角を覆うように合わせられ、孔16k,16lを通してシールド板13にネジ固定されている。シールド板13には孔16k,16lに対応する位置にネジ孔が設けられている。また、フロントキャビネット11には、ヒレ部の孔16mの位置に合わせてネジボス11bが設けられており、下パネルホルダ16は孔16mを通したネジによってネジボス11bに固定されている。
ヒレ部15c(第一のヒレ部)には、面15aとの間の角を潰すように絞り加工が施され、同様にヒレ部16c(第二のヒレ部)にも、面16aとの間の角を潰すように絞り加工が施され、ヒレ部15cとヒレ部16cの折り曲げられた部位を補強している。
上パネルホルダ15の背面側の面15bは、下方を開口したコ字状となるように下端の左端および右端のそれぞれから下に向けて延出された延出面15d,15eを有し、この延出面15dの根元には段差15hが、延出面15eの根元には段差15iが設けられている。これら段差15h,15iは、延出面15d(第一の延出面),15e(第二の延出面)が面15bよりも液晶モジュール12の背面に近づくようにするものであり、延出面15d,15eの根元を鈍角(90°より大きな角度)でクランク状に2度折り曲げ加工することで形成される。さらにこの段差15h,15iは、これら段差に隣接する面15bと延出面15dを含んで連続して面状に窪ませる凹み加工15xと、面15bと延出面15eの両端を含んで連続して面状に窪ませる凹み加工15yと、が施されることにより補強されている。
同様に、下パネルホルダ16の背面側の面16bは、上方を開口したコ字状となるように上端の左端および右端のそれぞれから上に向けて延出された延出面16d,16eを有し、この延出面16dの根元には段差16hが、延出面16eの根元には段差16iが設けられている。これら段差16h,16iは、延出面16d(第三の延出面),16e(第四の延出面)が面16bよりも液晶モジュール12の背面に近づくようにするものであり、延出面16d,16eの根元を鈍角(90°より大きな角度)でクランク状に2度折り曲げ加工することで形成される。さらにこの段差16h,16iは、これら段差に隣接する面16bと延出面16dを含んで連続する面状の凹み加工16xと、面16bと延出面16eの両端を含んで連続する凹み加工16yと、が施されることにより補強されている。
これら延出面においては、延出面15dには孔15nが、延出面15eには孔15oが、延出面16dには孔16nが、延出面16eには孔16oが、それぞれ形成されている。そして、シールド板13には、これらの孔15n,15o,16n,16oの位置に合わせて鉤状の切り起し13c,13d,13e,13fが形成される。これら切り起しは、シールド板13から切り起されるとともに、所定高さでシールド板13の背面と平行な面と成るように折り曲げられて鉤状に形成される。この平行な面にネジ孔13g,13h,13i,13jが形成されている。これらのネジ孔には、各孔15n,15o,16n,16oに通されたネジがそれぞれネジ止めされる。これにより、上パネルホルダ15とシールド板13が、下パネルホルダ16とシールド板13がそれぞれ固定される。
シールド板13には、液晶モジュール12の上側面を覆う部位の前端から上方に折り曲げられ、さらに所定長さ上の位置で後方に折り返される折り返し部13aが形成される。また液晶モジュール12の下側面でも同様に、下側面の前端から下方に折り曲げられ、さらに所定長さ下の位置で後方に折り返されて折り返し部13bが形成される。これら折り返し部は前後方向において、液晶モジュール12の背面と略一致する位置が端部となる。 上パネルホルダの面15aおよび下パネルホルダの面16aには、シールド板13に面する側に向かって、左右方向略中央を対称線として左右対称になる2つの切り起しがそれぞれ形成される。これら上パネルホルダの一対の切り起し15f,15gは面15aと、下パネルホルダの一対の切り起し16f,16gは面16aと、それぞれ切り起しの根元からシールド板13の厚みと略一致する高さで略平行となるように前方に折り曲げられて鉤状にされる。
上下のパネルホルダ15,16がシールド板13に取り付けられる際には、切り起し15f,15gが切り起しの隙間に折り返し部13aの後端部を挾持することにより切り起し15f,15gが上パネルホルダ15の位置決めとして機能し、切り起し16f,16gがきり起しの隙間に折り返し部13bの後端部を挾持することにより切り起し16f,16gが下パネルホルダ16の位置決めとして機能する。
そして、切り起し15f,15gと折り返し部13aが係合した状態で上パネルホルダ15と折り返し部13aとがネジ固定される。このネジ固定は、上パネルホルダ15の上側面に形成された孔15k,15lを挿通したネジが、折り返し部13aに形成されたネジ孔にネジ止めされることでなされる。同様に、切り起し16f,16gと折り返し部13bが係合した状態で下パネルホルダ16と折り返し部13bとがネジ固定される。ネジ固定は、下パネルホルダ16の下側面の左右の端部に形成された孔16k,16lを挿通したネジが、折り返し部13bに形成されたネジ孔にネジ止めされることでなされる。
上パネルホルダの面15aにはL字の角近くに板金を貫通する放熱孔15jが設けられ、下パネルホルダの面16aにはL字の角近くに板金を貫通する放熱孔16jが設けられ、シールド板13ひいては液晶モジュール12から発生する熱がパネルホルダ15,16の内側に篭らないようにしている。この放熱孔15j,16jは、丸孔とされ、L字の角近くに左右に並べて複数形成される。丸孔として形成することにより、パネルホルダ15,16の強度低下を最小限に抑えつつ、放熱を行える構造とすることができる。
さらに、上パネルホルダの面15bには、シャーシブラケット17,18をネジ固定するためのネジ孔15p,15q,15r,15sが設けられ、下パネルホルダ16の面16bにもシャーシブラケット17,18をネジ固定するためのネジ孔16p,16q,16r,16sが形成される。さらにこれらネジ孔と上下に並べて背面側に突出する突起15t,15u,15v,15wが上パネルホルダの面15bに、突起16t,16u,16v,16wが下パネルホルダの面16bに、それぞれ形成されている。
同時に、シャーシブラケット17の上橋脚部17aと下橋脚部17bでハット状に広がるヒレ状の部位にはネジを挿通する孔17d,17e,17f,17gが形成され、これらの孔と上下に並べて孔17h,17i,17j,17kも形成される。また、シャーシブラケット18の上橋脚部18aと下橋脚部18bでハット状に広がるヒレ状の部位にはネジを挿通する孔18d,18e,18f,18gが形成され、これらの孔と上下に並べて孔18h,18i,18j,18kも形成される。
従って、これらシャーシブラケット17,18をパネルホルダに取りつけ固定する際は、孔17h,17i,17j,17k,18h,18i,18j,18kに順に突起15u,15t,15w,15v,16u,16t,16w,16vが挿入されるようにシャーシブラケット17,18を載置し、孔17dを挿通してネジ孔15qに、孔17eを挿通してネジ孔15pに、孔17fを挿通してネジ孔16qに、孔17gを挿通してネジ孔16pに、孔18dを挿通してネジ孔15sに、孔18eを挿通してネジ孔15rに、孔18fを挿通してネジ孔16sに、孔18gを挿通してネジ孔16rに、それぞれネジ固定される。
(3)まとめ:
つまり、上パネルホルダ15と下パネルホルダ16の左右の幅を液晶モジュール12の左右幅の1/2〜1/3とし、ヒレ部15cと面15aとの間の角を潰すように絞り加工を施し、ヒレ部16cと面16aとの間の角を潰すように絞り加工を施し、延出面15d,15eと面15bとの間の段差15h,15iに面15bから延出面15d,15eまで段差内を連続して面状に凹まされる絞り加工を施し、延出面16d,16eと面16bとの間の段差16h,16iに面16bから延出面16d,16eまで段差内を連続して面状に凹まされる絞り加工を施し、切り起し15k,15gが折り返し部13aの後端部を挾持して上パネルホルダ15を位置決めし、切り起し16k,16lが折り返し部13bの後端部を挾持して下パネルホルダ16を位置決めされるようにする。これにより、液晶モジュールの上端や下端での排熱効率を向上させると共に、使用される板金の量を減らしてコストダウンすることが可能な液晶テレビジョンおよび液晶パネル固定構造が提供可能となる。
なお、本発明は前記実施例に限られるものでないことは言うまでもない。当業者であれば言うまでもないことであるが、
・前記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって前記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・前記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が前記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
液晶テレビジョンの分解斜視図である。 右シャーシブラケット(左シャーシブラケット)を斜め上から見て示した斜視図である。(括弧内の符号は左シャーシブラケットの符号である。) 右シャーシブラケット(左シャーシブラケット)の背面図である。(括弧内の符号は左シャーシブラケットの符号である。) 右シャーシブラケット(左シャーシブラケット)の左側面図である。(括弧内の符号は左シャーシブラケットの符号である。) 液晶テレビジョンのリアキャビネットを外した背面図である。 液晶テレビジョンのリアキャビネットを外して斜め上から見た斜視図である。 フロントキャビネットに液晶モジュールとシールドパネルを載置した状態の背面図である。 上パネルホルダを斜め上から見て示した斜視図である。 上パネルホルダの背面図である。 上パネルホルダの平面図である。 上パネルホルダの右側面図である。 下パネルホルダを斜め下から見て示した斜視図である。 下パネルホルダの背面図である。 下パネルホルダの底面図である。 下パネルホルダの左側面図である。 従来の液晶テレビジョンの分解斜視図である。 従来のパネルホルダの斜視図である。
符号の説明
11…フロントキャビネット、11a…ネジボス、11b…ネジボス、12…液晶モジュール、13…シールド板、13a…折り返し部、13b…折り返し部、13g…ネジ孔、13h…ネジ孔、13i…ネジ孔、13j…ネジ孔、14…リアキャビネット、15…上パネルホルダ、15a…面、15b…面、15c…ヒレ部、15d…延出面、15e…延出面、15j…放熱孔、15k,15l,15m,15n,15o…孔、15p,15q,15r,15s…ネジ孔、15t,15u,15v,15w…突起、15x,15y…凹み加工、16…下パネルホルダ、16a…面、16b…面、16c…ヒレ部、16d…延出面、16e…延出面、16j…放熱孔、16k,16l,16m,16n,16o…孔、16p,16q,16r,16s…ネジ孔、16t,16u,16v,16w…突起、16x,16y…凹み加工、17…シャーシブラケット、17a…上橋脚部、17b…下橋脚部、17c…橋梁部、17d,17e,17f,17g,17h,17i,17j,17k…孔、18…シャーシブラケット、18a…上橋脚部、18b…下橋脚部、18c…橋梁部、18d,18e,18f,18g,18h,18i,18j,18k…孔、100…液晶テレビジョン、1…フロントキャビネット、2…液晶モジュール、3…シールド板、4…リアキャビネット、5…上パネルホルダ、6…下パネルホルダ、7…シャーシブラケット、8…シャーシブラケット

Claims (2)

  1. 画面に映像を表示する液晶パネルと該液晶パネルを背面から照射するバックライトと該液晶パネルを駆動する駆動回路とがモジュール化された液晶モジュールと、
    該液晶モジュールを前面側から覆いつつ略矩形の開口から前記液晶モジュールの画面を外部に露見させるフロントキャビネットと、
    前記液晶モジュールの背面および上下左右側面を覆う金属製のシールド板と、
    断面略L字型に成型されて、前記液晶モジュールの上側面から背面にかけての角を覆うように前記シールド板の背面上端に固定され、L字の上側面から上方に延出された第一のヒレ部が前記フロントキャビネットに固定される金属板の上パネルホルダと、
    断面略L字型に成型されて、前記液晶モジュールの下側面から背面にかけての角を覆うように前記シールド板の背面下端に固定され、L字の下側面から下方に延出された第二のヒレ部が前記フロントキャビネットに固定される金属製の下パネルホルダと、
    下端が前記下パネルホルダに固定されると共に、上端が前記上パネルホルダに固定され、前記上パネルホルダと前記下パネルホルダの間をブリッジ状に接続するシャーシブラケットと、
    前記フロントキャビネットに後方から合わさって前記液晶モジュールと前記シールド板と前記上パネルホルダと前記下パネルホルダと前記シャーシブラケットとを内部に収容するキャビネットを構成するリアキャビネットと、
    を備え、
    前記シャーシブラケットに対して前記下パネルホルダと前記上パネルホルダとが固定され、これら3部材によって前記液晶モジュールが前記フロントキャビネットに対して固定される液晶テレビジョンにおいて、
    前記上パネルホルダのL字の上側面には左右方向略中央を対称線として左右対称な位置にそれぞれ前記シールド板に向かうように切り起されてL字の上側面と平行となるように前方に折り曲げられる一対の第一の切り起しと、
    前記下パネルホルダのL字の下側面には左右方向略中央を対称線として左右対称な位置にそれぞれ前記シールド板に向かうように切り起されてL字の下側面と平行となるように前方に折り曲げられる一対の第二の切り起しと、
    シールド板の前記液晶モジュールの上側面を覆う部位の前端から上方に折り曲げられ、さらに所定長さ上の位置で後方に折り返されて前記液晶モジュールの背面と略一致する位置が端部となる第一の折り返し部と、
    シールド板の前記液晶モジュールの下側面を覆う部位の前端から下方に折り曲げられ、さらに所定長さ下の位置で後方に折り返されて前記液晶モジュールの背面と略一致する位置が端部となる第二の折り返し部と、
    上パネルホルダのL字の背面側下端の右端からクランク状の折り曲げ加工で前記シールド板に近づくように段差が形成されてから下に向けて延出された第一の延出面と、
    上パネルホルダのL字の背面側下端の左端からクランク状の折り曲げ加工で前記シールド板に近づくように段差が形成されてから下に向けて延出された第二の延出面と、
    下パネルホルダのL字の背面側上端の右端からクランク状の折り曲げ加工で前記シールド板に近づくように段差が形成されてから上に向けて延出された第三の延出面と、
    下パネルホルダのL字の背面側上端の左端からクランク状の折り曲げ加工で前記シールド板に近づくように段差が形成されてから上に向けて延出された第四の延出面と、
    を備え、
    前記上パネルホルダと前記下パネルホルダは左右の幅が前記液晶モジュールの左右幅の1/2〜1/3であり、
    前記第一のヒレ部と前記上パネルホルダのL字の上側面との間の角を潰すように絞り加工が施され、
    前記第二のヒレ部と前記下パネルホルダのL字の下側面との間の角を潰すように絞り加工が施され、
    前記段差には、L字の背面側から延出面まで段差内を連続して面状に窪ませる絞り加工が施され、
    前記第一の切り起しが前記第一の折り返し部の後端部を挾持して前記シールド板に対して前記上パネルホルダを位置決めし、
    前記第二の切り起しが前記第二の折り返し部の後端部を挾持して前記シールド板に対して前記下パネルホルダを位置決めし、
    前記第一〜第四の延出面が前記シールド板の背面にネジ固定され、前記上パネルホルダのL字の上側面が前記第一の折り返し部の上側面にネジ固定され、前記下パネルホルダのL字の下側面が前記第二の折り返し部の下側面にネジ固定される
    ことを特徴とする液晶テレビジョン。
  2. 画面に映像を表示する液晶パネルと、
    該液晶パネルを前面側から覆いつつ略矩形の開口から前記液晶パネルの画面を外部に露見させるフロントキャビネットと、
    前記液晶パネルの背面および上下左右側面を覆う金属製のシールド板と、
    断面略L字型に成型されて、前記液晶パネルの上側面から背面にかけての角を覆うように前記シールド板の背面上端に固定され、L字の上側面から上方に延出された第一のヒレ部が前記フロントキャビネットに固定される金属板の上パネルホルダと、
    断面略L字型に成型されて、前記液晶パネルの下側面から背面にかけての角を覆うように前記シールド板の背面下端に固定され、L字の下側面から下方に延出された第二のヒレ部が前記フロントキャビネットに固定される金属製の下パネルホルダと、
    下端が前記下パネルホルダに固定されると共に、上端が前記上パネルホルダに固定され、前記上パネルホルダと前記下パネルホルダの間をブリッジ状に接続する架橋部材と、
    前記フロントキャビネットに後方から合わさって前記液晶パネルと前記シールド板と前記上パネルホルダと前記下パネルホルダと前記架橋部材とを内部に収容するキャビネットを構成するリアキャビネットと、
    を備え、
    前記架橋部材に対して前記下パネルホルダと前記上パネルホルダとが固定され、これら3部材によって前記液晶パネルが前記フロントキャビネットに対して固定される液晶パネル固定構造において、
    前記上パネルホルダのL字の上側面から前記シールド板に向かうように切り起されてL字の上側面と平行となるように前方に折り曲げられる第一の切り起しと、
    前記下パネルホルダのL字の下側面から前記シールド板に向かうように切り起されてL字の下側面と平行となるように前方に折り曲げられる第二の切り起しと、
    シールド板の前記液晶パネルの上側面を覆う部位の前端から上方に折り曲げられ、さらに所定長さ上の位置で後方に折り返される第一の折り返し部と、
    シールド板の前記液晶パネルの下側面を覆う部位の前端から下方に折り曲げられ、さらに所定長さ下の位置で後方に折り返される第二の折り返し部と、
    上パネルホルダのL字の背面側下端の右端からクランク状の折り曲げ加工で段差が形成されてから下に向けて延出された第一の延出面と、
    上パネルホルダのL字の背面側下端の左端からクランク状の折り曲げ加工で段差が形成されてから下に向けて延出された第二の延出面と、
    下パネルホルダのL字の背面側上端の右端からクランク状の折り曲げ加工で段差が形成されてから上に向けて延出された第三の延出面と、
    下パネルホルダのL字の背面側上端の左端からクランク状の折り曲げ加工で段差が形成されてから上に向けて延出された第四の延出面と、
    を備え、
    前記上パネルホルダと前記下パネルホルダは左右の幅が前記液晶パネルの左右幅よりも短く形成され、
    前記第一のヒレ部と前記上パネルホルダのL字の上側面との間の角を潰すように絞り加工が施され、
    前記第二のヒレ部と前記下パネルホルダのL字の下側面との間の角を潰すように絞り加工が施され、
    前記段差は、段差の両端を含んで内を連続して面状に窪ませる絞り加工が施され、
    前記第一の切り起しが前記第一の折り返し部の後端部を挾持して前記シールド板に対して前記上パネルホルダを位置決めし、
    前記第二の切り起しが前記第二の折り返し部の後端部を挾持して前記シールド板に対して前記下パネルホルダを位置決めし、
    前記第一〜第四の延出面が前記シールド板の背面に固定され、前記上パネルホルダのL字の上側面が前記第一の折り返し部の上側面に固定され、前記下パネルホルダのL字の下側面が前記第二の折り返し部の下側面に固定されることを特徴とする液晶パネル固定構造。
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