JP4923861B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

本発明は、室内空間の空調を行う空気調和装置に関し、特に、輻射部材を備えた空気調和装置に関するものである。
従来より、室内空間に配置された室内機から温調された空気を吹き出して、その空気を対流させることにより、室内空間の空調を行う空気調和装置が知られている。このような空気調和装置において、対流させた空気が室内空間に存在する在室者に直接当たってしまう場合が考えられる。そして、仮に在室者に直接空気が当たった場合には、在室者が不快感(ドラフト感)を感じてしまい、該在室者の室内空間における快適性が損なわれるという問題がある。この問題を解決する従来技術として、上述したような温調された空気の吹き出しによる空調に加えて、輻射パネルを利用した輻射による空調を行う空気調和装置がある(特許文献1参照)。
この特許文献1の空気調和装置は、冷媒を循環させて冷凍サイクルを行う冷媒回路を備えている。該冷媒回路は、圧縮機、四路切換弁、室内熱交換器、膨張弁、及び室外熱交換器が冷媒配管で接続された閉回路を構成している。又、特許文献1の空気調和装置は、室外機と室内機とを備えたセパレートタイプの空気調和装置であり、該室外機には、上記圧縮機、上記四路切換弁、上記膨張弁、上記室外熱交換器が設置され、該室内機には、室内熱交換器が備えられている。さらに、上記室外熱交換器及び上記室内熱交換器の近傍には、それぞれ送風ファンが設けられている。
より具体的に、上記室内機(100)は、図5に示すように、ケーシング(101)を備え、そのケーシング(101)の前面には前面パネル(102)が取り付けられている。この前面パネル(102)の下方には室内空間の空気を取り込むための吸込口(103)が、上方にはケーシング(101)内で処理された空気を室内空間へ送るための吹出口(104)が、それぞれ設けられている。又、上記吸込口(103)と上記吹出口(104)とはケーシング(101)内部に設けられた空気通路(106)で接続されている。さらに、上記吸込口(103)の近傍には上記室内熱交換器(熱交換器)(107)が設置され、上記吹出口(104)の近傍には送風ファン(108)及び風向調整板(109)が設置されている。そして、上記吸込口(103)と上記吹出口(104)との間には、上記空気通路(106)側と上記前面パネル(102)の外側における室内空間側とに跨って、輻射パネル(輻射部材)(110)が設けられている。
以上の構成において、この室内機(100)では、送風ファン(108)の起動により、ケーシング(101)下方の吸込口(103)から室内空間の空気が吸い込まれる。この吸い込まれた空気は上記室内熱交換器(107)を通過する際に、該室内熱交換器(107)内の冷媒と熱交換して温度が調整される。この温度が調整された空気は、該室内熱交換器(107)の背面側に設けられた空気通路(106)内のスペース(111)に流入する。このスペース(111)では、温度が調整された空気が、該スペース(111)を構成する壁面(111a)に衝突し、その空気の流れが水平方向から垂直上向き方向に向けられる。そして、このスペース(111)により、垂直上向き方向に向けられた空気が空気通路(106)に面した輻射パネル(110)の面に沿って流れることにより、該輻射パネル(110)と接触して、空気と輻射パネル(110)との間で熱交換が行われる。その後、上記輻射パネル(110)と熱交換した空気は、送風ファン(108)に吸い込まれるとともに、ケーシング(101)上方の吹出口(104)から風向調整板(109)に沿って室内空間へ吹き出される。一方、空気との熱交換により所期の温度となった輻射パネル(110)は、室内空間の在室者との間で輻射による熱交換が行われる。
このように、特許文献1の空気調和装置では、輻射パネル(110)による空調と吹き出された空気による空調とを併用することで、空気による空調の負担を軽減している。その結果、室内機(100)から吹き出される空気の風量が少なくなり、在室者のドラフト感を低減している。
特開2005−156093公報
ところで、特許文献1の空気調和装置では、上述したように、室内熱交換器(107)の背面側に空気の流れ方向を変更するためのスペース(111)が設けられている。しかしながら、このスペース(111)が必要なために、室内熱交換器(107)を通過した直後の空気を輻射パネル(110)に接触させることができない。このことから、上記室内熱交換器(107)を通過した空気の熱を輻射パネル(110)に効率良く伝えるには問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、温調された空気を接触させて温度を調整する輻射部材を備えた空気調和装置において、温調された空気と輻射部材とを効率良く熱交換させることにより、輻射による空調能力を向上させることである。
第1の発明は、ケーシング(20)と、該ケーシング(20)に室内空間に面して設けられた吸込口(24b)及び吹出口(24a,24c)と、該吸込口(24b)及び該吹出口(24a,24c)を該ケーシング(20)の内側で接続する空気通路(23)と、該空気通路(23)内に設置されるとともに冷媒回路(10)に接続された熱交換器(13)とを備えた空気調和装置を前提としている。
そして、上記空気調和装置(1)において、上記熱交換器(13)で温調された空気の冷温熱を蓄えて輻射する輻射部材(30)と、上記輻射部材(30)を上記熱交換器(13)の背面近傍における空気通路(23)の第1位置と上記ケーシング(20)の外側における室内空間の第2位置との間で移動させる駆動機構(32)とを有し、上記輻射部材(30)は、上記第1位置で上記熱交換器(13)で温調された空気から蓄えた冷温熱を、上記第2位置で室内空間へ輻射することを特徴としている。
第1の発明では、上記輻射部材(30)が、上記熱交換器(13)の背面近傍における空気通路(23)側(第1位置)に配置されることにより、該輻射部材(30)と上記熱交換器(13)とを接近させることができる。つまり、上記熱交換器(13)で温調された空気が、すぐに上記輻射部材(30)に接触することを可能にしている。これにより、上記熱交換器(13)で温調された空気が上記輻射部材(30)に到達するまでの間の熱ロスを低く抑えることができる。以上より、上記熱交換器(13)で温調された空気の熱を効率よく輻射部材(30)に伝えることができる。
さらに、第1の発明では、上記駆動機構(32)により、空気の熱が効率よく伝えられた上記輻射部材(30)の位置を、空気通路(23)側から室内空間側へ移動することができる。これにより、上記輻射部材(30)が室内空間に面することになるので、室内空間の在室者に対して輻射による空調を行うことができる。
第2の発明は、第1の発明において、上記輻射部材(30)が、上記第1位置と第2位置とを通る周回軌道上に配置されたエンドレスの輻射シート(30)により形成される一方、上記駆動機構(32)が輻射シート(30)の周回軌道に沿って該輻射シート(30)に接触するように配置された複数のローラ(31a,31b,31c,31d)と、該複数のローラ(31a,31b,31c,31d)を回転させて上記輻射シート(30)を移動させる駆動手段(35)とを備えたことを特徴としている。
第2の発明では、上記輻射シート(30)を空気通路(23)側と室内空間側とに跨って配置することができる。これにより、上記輻射シート(30)は、空気通路(23)側で上記熱交換器(13)により温調された空気との熱交換を行いつつ、室内空間側で室内空間の在室者に輻射による空調を行うことができる。そして、上記駆動手段(35)によって輻射シート(30)を周回させることにより、空気通路(23)側にある輻射シート(30)を室内空間側へ移動させるとともに、室内空間側にある輻射シート(30)を空気通路(23)側へ同時に移動させることができるので、輻射による空調を連続して行うことができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、上記輻射部材(30)が、蓄熱材(30)で形成され、上記蓄熱材(30)の片面又は両面に、該蓄熱材(30)より高い熱伝導率を有する材料が取り付けられていることを特徴としている。
第3の発明では、上記輻射部材(30)が蓄熱材(30)で形成されることにより、上記空気通路(23)において、上記熱交換器(13)で温調された空気との熱交換によって伝えられた熱を、蓄熱材(30)の内部に蓄えることができる。
さらに、第3の発明では、上記蓄熱材(30)の片面又は両面に、該蓄熱材(30)より高い熱伝導率を有する材料を取り付けることにより、例えば、上記蓄熱材(30)において、上記熱交換器(13)で温調された空気と接触する接触面(片面)に上記材料を取り付ければ、上記熱交換器(13)で温調された空気との接触で得られた熱を蓄熱材(30)に効率良く伝えることができる。又、上記材料を室内空間へ輻射を行う輻射面(片面)に取り付ければ、蓄熱材(30)の熱を効率良く輻射面に伝えることができる。又、上記接触面と上記輻射面との両方(両面)に取り付ければ、上記熱交換器(13)で温調された空気との接触で得られた熱を蓄熱材(30)に効率良く伝えることができると同時に、蓄熱材(30)の熱を効率良く輻射面に伝えることができる。
第4の発明は、第1から第3の発明の何れか1つにおいて、上記冷媒回路(10)の循環方向が可逆に構成され、上記輻射部材(30)の下方に、冷房運転時のドレン水を受けるドレンパン(33)が設けられていることを特徴としている。ここで、上記空気調和装置の冷媒回路(10)における冷媒循環方向が可逆に構成されていることから、該空気調和装置は冷房又は暖房運転が可能な空気調和装置である。
第4の発明では、上記空気調和装置の冷房運転により、空気通路(23)側で冷却された輻射部材(30)が、室内空間側に移動した場合に、該輻射部材(30)の表面に生じるドレン水を、上記ドレンパン(33)に集めることができる。ここで、ドレン水とは、室内空間における高湿で該輻射部材(30)より温度の高い空気と、該輻射部材(30)とが接触することにより、その空気中の水分が、その接触面上で結露したものである。
本発明によれば、上記輻射部材(30)が、空気通路(23)側において、熱交換器(13)で温調された空気と効率良く熱交換を行うことができるので、該輻射部材(30)の温度と、室内空間における在室者の温度との温度差を大きくすることができる。これにより、該輻射部材(30)の輻射能力を高めることができる。そして、この輻射能力の高い輻射部材(30)を、上記駆動機構(32)により、空気通路(23)側から室内空間へ移動することによって、在室者に対する輻射による空調能力を向上させることができる。
また、第2の発明によれば、上記輻射部材(30)がエンドレスの輻射シート(30)で形成される一方、空気通路(23)側と室内空間側とに跨って配置されるとともに、該輻射シート(30)を周回させることにより、室内空間側において、運転中は常に在室者へ輻射を行うことができる。これにより、在室者に対する輻射による空調能力を向上させることができる。
また、第3の発明によれば、昼間電力より安価な夜間電力を利用して、上記輻射部材(30)に熱を蓄え、その蓄えた熱を昼間に利用することにより、在室者に対する輻射による空調を低コストで行うことができる。
また、上記第4の発明によれば、上記ドレンパン(33)により、ドレン水を集めて所定の場所へ排水することができる。これにより、ドレン水が上記空気調和装置(1)から室内空間へ滴下しなくなるので、ドレン水による室内空間における壁の汚れや、カビの発生を防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
−空気調和装置の構成−
本実施形態に係る空気調和装置(1)は、室内空間の暖房運転或いは冷房運転を切換可能に構成されたヒートポンプ式の空気調和装置であるとともに、室内機(2)と室外機(3)とが個別に設けられたセパレートタイプの空気調和装置である。そして、上記室内機(2)は室内空間に、上記室外機(3)は屋外に設置される一方、上記室内機(2)と上記室外機(3)とが第1連絡配管(4)及び第2連絡配管(5)で接続されて、図1に示すような冷媒回路(10)が構成されている。
上記冷媒回路(10)は、圧縮機(11)、四路切換弁(12)、室内熱交換器(熱交換器)(13)、膨張弁(14)、及び室外熱交換器(15)が順に冷媒配管で接続された閉回路で構成されている。そして、この冷媒回路(10)に封入された冷媒が、該冷媒回路(10)を循環して冷凍サイクルを行うことにより、上記空気調和装置(1)における暖房運転或いは冷房運転が行われる。
又、上記空気調和装置(1)には、暖房運転或いは冷房運転の制御を行うためのコントローラ(50)も備えられている(図2(A)参照)。上記コントローラ(50)の前面には操作パネルが設けられている。
〈室外機〉
上記室外機(3)は、図1に示すように、圧縮機(11)、四路切換弁(12)、膨張弁(14)、及び室外熱交換器(15)を主な構成要素としている。
上記圧縮機(11)には、図示しないが、電気配線を介してインバータが接続されている。上記インバータは、圧縮機(11)に電流を供給するとともに、その電流の周波数を変化することが可能に構成されている。つまり、上記圧縮機(11)の容量は、インバータにより自在に変更することが可能である。又、上記圧縮機(11)には、冷媒を吸入するための冷媒吸入口と、冷媒を吐出するための冷媒吐出口が設けられている。
上記四路切換弁(12)は、第1から第4のポート(12a,12b,12c,12d)が設けられており、該四路切換弁(12)の切換動作により、第1状態から第2状態、或いは第2状態から第1状態へ変更可能に構成されている。ここで、第1状態とは、第1ポート(12a)と第3ポート(12c)とが連通すると同時に第2ポート(12b)と第4ポート(12d)とが連通する状態であり、第2状態とは、第1ポート(12a)と第4ポート(12d)とが連通すると同時に第2ポート(12b)と第3ポート(12c)とが連通する状態である。又、上記四路切換弁(12)の第1ポート(12a)には上記圧縮機(11)の冷媒吐出口が、上記第2ポート(12b)には上記圧縮機(11)の冷媒吸入口が、上記第3ポート(12c)には、上記室内機(2)の室内熱交換器(13)が、上記第4ポート(12d)には、上記室外熱交換器(15)がそれぞれ接続されている。
上記室外熱交換器(15)は、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器で構成されており、図示していないが、該室外熱交換器(15)は、伝熱管が複数パスに配列されており、該伝熱管と直交して多数のアルミフィンが設置されている。又、上記室外熱交換器(15)の近傍には、図示していないが、室外ファンが設けられている。
上記膨張弁(14)は、開度が調節可能な電子膨張弁(14)であり、その開度は適宜、上記コントローラ(50)からの電気信号によって変更可能に構成されている。
〈室内機〉
次に、本発明の特徴である室内機(2)について、図2及び図3を参照しながら説明する。なお、図2(A)は室内機(2)の正面図、図2(B)は上面図、図2(C)は左側面図を示している。また、図3(A)は図2(B)のI−Iの縦断面図を示し、図3(B)は図2(A)のII−IIの横断面図を示し、図3(C)は後述する輻射シート(30)と4本のロール(31a,31b,31c,31d)との配置を表す斜視図を示している。
上記室内機(2)は、室内空間の床面に配置されて、該室内空間へ温風或いは冷風を吹き出すように構成された床置型の室内機である。
上記室内機(2)は、図2に示すように、略直方体形状のケーシング(20)を備えており、上記室内機(2)の内部には、図3(A)の縦断面図に示すように、空気通路(23)が形成されている。
上記空気通路(23)には、1つの吸込口(24b)と2つの吹出口(24a,24c)とが設けられており、該吸込口(24b)はケーシング(20)内の中央に、該吹出口(24a,24c)はケーシング(20)内の上部と下部とにそれぞれ配置されている。
上記空気通路(23)の吸込口(24b)の近傍には室内熱交換器(13)が、上方の吹出口(24a)の近傍には第1送風ファン(16a)が、下方の吹出口(24c)の近傍には第2送風ファン(16b)が、それぞれ設置されている。ここで、上記室内熱交換器(13)は、上記室外熱交換器(15)と同様に、クロスフィン式のフィン・アンド・チューブ型熱交換器で構成され、上記第1、第2送風ファン(16a,16b)は、それぞれクロスフローファンで構成されている。
又、上記第1送風ファン(16a)と上方の吹出口(24a)との間には、該第1送風ファン(16a)から吹き出された空気の風向を調節するための第1水平フラップ(22a)が、上記第2送風ファン(16b)と下方の吹出口(24c)との間には、該第2送風ファン(16b)から吹き出された空気の風向を調節するための第2水平フラップ(22b)がそれぞれ設けられている。この第1,第2水平フラップ(22a,22b)は、図示していないが、支軸が設けられ、該支軸を介して上記ケーシング(20)に取り付けられている。そして、この支軸が回転することにより、この第1,第2水平フラップ(22a,22b)は傾動可能に構成されている。
一方、上記ケーシング(20)の前方には、図2に示すように、前面パネル(21)が取り付けられている。この前面パネル(21)には、吸込口(24b)や吹出口(24a,24c)となる矩形状の開口部(24a,24b,24c)が、上部、中央部及び下部にそれぞれ設けられている。又、中央部の開口部(24b)の上下端部(24d)には格子状のグリル(25)が形成されている。そして、その中央部の開口部(24b)には、輻射シート(輻射部材)(30)が配置されている。
上記輻射シート(30)はエンドレスのシートであり、空気通路(23)側の第1位置と室内空間側の第2位置とを通る周回軌道上に配置されている。図3(B)に示すように、ケーシング(20)の内部に設置された4本のロール(31a,31b,31c,31d)に巻き付けられて保持されている。具体的には、図3(C)に示すように、第1ロール(31a)がケーシング(20)の正面からみて右手前に、第2ロール(31b)が左手前に、第3ロール(31c)が左奥に、第4ロール(31d)が右奥に、それぞれ配置されている。ここで、第1、第2ロール(31a,31b)は、コの字状の支軸と円筒上の回転ロールとを備え、コの字状の支軸の垂直部分が、円筒上の回転ロールの中空部に配置されている。そして、この支軸を中心に上記回転ロールが回転する。
一方、第3、第4ロール(31c,31d)は、直線状の支軸と円筒上の回転ロールとを備え、その支軸が、円筒上の回転ロールの中空部に配置され、第1、第2ロール(31a,31b)とは違い、両者は固定されている。又、支軸の下端は、上記駆動装置(駆動機構)(32)に備えられた駆動モータ(駆動手段)(35)に取り付けられ、該支軸は自転可能に構成されている。
そして、上記駆動装置(32)によって、第3、第4ロール(31c,31d)の支軸を回転させることにより、それぞれの回転ロールが自転し、上記輻射シート(30)が周回するように構成されている。又、上記輻射シート(30)の下方には、ドレンパン(33)が設けられている。
〈コントローラ〉
上記コントローラ(50)は、図2(A)に示すように、上記室内機(2)の本体の右上に取り付けられている。上記コントローラ(50)の操作パネルには、運転スイッチ、冷暖切換スイッチ、及び輻射シート駆動スイッチ等が設けられており、室内空間の温度状況に合わせた運転操作が行えるように構成されている。
−空気調和装置の運転動作−
次に、本実施形態に係る空気調和装置(1)の運転動作について説明する。
〈暖房運転〉
上記空気調和装置(1)の暖房運転では、図1における上記四路切換弁(12)が第1状態に切り換わり、上記冷媒回路(10)の冷媒が、図1の実線の矢印が示す方向に循環することにより、蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。
具体的には、上記室内機(2)のコントローラ(50)において、暖房運転が選択されるとともに、運転スイッチがONされると、上記圧縮機(11)が起動して、該圧縮機(11)の冷媒吐出口から高圧ガス冷媒が吐出される。吐出された高圧ガス冷媒は、第1連絡配管(4)を通過して、上記室内機(2)の室内熱交換器(13)へ流入する。該室内熱交換器(13)に流入した高圧ガス冷媒は、該高圧ガス冷媒より温度の低い室内空間に放熱を行いながら凝縮して高圧液冷媒となる。高圧液冷媒となった冷媒は、室内熱交換器(13)を流出するとともに、第2連絡配管(5)を通過して膨張弁(14)に流入する。該膨張弁(14)に流入した高圧液冷媒は、減圧されて低圧液冷媒となり、室外熱交換器(15)に流入する。該室外熱交換器(15)に流入した低圧液冷媒は、該低圧液冷媒より温度の高い屋外から吸熱を行いながら蒸発して低圧ガス冷媒となる。低圧ガス冷媒となった冷媒は室外熱交換器(15)を流出し、四路切換弁(12)を通過して、上記圧縮機(11)の冷媒吸入口へ吸入される。そして、上記圧縮機(11)にて再び圧縮され、高圧ガス冷媒となって圧縮機(11)から吐出される。
上記暖房運転時は、冷媒が以上のように冷媒回路(10)内を循環することにより、室内熱交換器(13)が凝縮器として機能する。
次に、室内機(2)における暖房時の運転動作について、図3(A)を参照しながら説明する。ここで、実線の矢印は空気の流れを示し、波線の矢印は輻射シート(30)の輻射方向を模式的に示している。
上記室内機(2)の第1及び第2送風ファン(16a,16b)が起動すると、室内空気が、吸込口(24b)よりケーシング(20)内へ吸い込まれる。そして、ケーシング(20)内に吸い込まれた空気は、室内熱交換器(13)を通過する際に、室内熱交換器(13)の伝熱管内を通過する高温高圧冷媒から熱を吸熱して暖められる。この暖められた空気が、上記熱交換器(13)の背面近傍に配置された輻射シート(30)に接触する。この空気の接触により、該輻射シート(30)は部分的に加熱されて、表面温度が上昇する。一方、上記輻射シート(30)に接触して熱を奪われた空気は、該輻射シート(30)との接触により、空気の流れ方向が二分される。一方の空気は、空気通路(23)の上方にある第1送風ファン(16a)に吸い込まれた後に、第1吹出口(24a)近傍に設置された第1水平フラップ(22a)に沿って流れ、室内空間に吹き出される。又、他方の空気は、空気通路(23)の下方にある第2送風ファン(16b)に吸い込まれた後に、第2吹出口(24c)近傍に設置された第2水平フラップ(22b)に沿って流れ、室内空間に吹き出される。
一方、部分的に加熱され、その表面温度が高温となった輻射シート(30)は、上記コントローラ(50)からの指令を受けた上記駆動装置(32)によって所定の軌道上を周回することにより、その高温部分が、上記ケーシング(20)前方に移動する。そして、前方に移動した高温部分から、該輻射シート(30)より温度の低い室内空間の在室者に向かって熱輻射が行われる。
〈冷房運転〉
上記空気調和装置(1)の冷房運転では、上記四路切換弁(12)が第2状態に切り換わり、上記冷媒回路(10)の冷媒が、図1における破線の矢印が示す方向に循環することにより、蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。
具体的には、上記室内機(2)のコントローラ(50)において、冷房運転が選択されるとともに、運転スイッチがONされると、上記圧縮機(11)が起動して、該圧縮機(11)の冷媒吐出口から高圧ガス冷媒が吐出される。吐出された高圧ガス冷媒は室外熱交換器(15)へ流入する。該室外熱交換器(15)に流入した高圧ガス冷媒は、該高圧ガス冷媒より温度の低い屋外に放熱を行いながら凝縮して高圧液冷媒となる。高圧液冷媒となった冷媒は、室外熱交換器(15)を流出するとともに、膨張弁(14)に流入する。該膨張弁(14)に流入した高圧液冷媒は、減圧されて低圧液冷媒となり、第2連絡配管(5)を通過して室内熱交換器(13)に流入する。該室内熱交換器(13)に流入した低圧液冷媒は、該低圧液冷媒より温度の高い室内空気から吸熱を行いながら蒸発して低圧ガス冷媒となり、室内空気を冷却する。低圧ガス冷媒となった冷媒は室内熱交換器(13)を流出し、四路切換弁(12)を通過して、上記圧縮機(11)の冷媒吸入口へ吸入される。そして、上記圧縮機(11)にて再び圧縮され、高圧ガス冷媒となって圧縮機(11)から吐出される。
上記冷房運転時は、冷媒が以上のように冷媒回路(10)内を循環することにより、室内熱交換器(13)が蒸発器として機能する。
次に、室内機(2)における冷房時の運転動作は暖房時の運転動作とほぼ同様である。冷房時と暖房時との運転動作の違いは、上記輻射シート(30)が、上記室内熱交換器(13)から送られる冷風により冷却されることである。これにより、その冷却された輻射シート(30)によって、室内空間の該輻射シート(30)より高い温度の在室者に冷輻射を行うことができる。尚、冷輻射を行う際に、輻射シート(30)に室内空間における高湿な空気が接触することにより、その接触面においてドレン水が発生する。このドレン水は、該輻射シート(30)の下方に設置されたドレンパン(33)で受けられる。そして、図示していないが、室内機(2)の外へ排出される。
−実施形態の効果−
本実施形態によれば、上記輻射シート(30)が、空気通路(23)側と室内空間側とに跨って配置されるとともに、上記空気通路(23)側にある輻射シート(30)が上記室内熱交換器(13)の背面に接近して配置されている。これにより、空気調和装置(1)の暖房運転において、上記室内熱交換器(13)から送られる温風が上記輻射シート(30)に到達するまでの間の熱ロスによる温度低下を低く抑えることができる。したがって、温風の温度低下を低く抑えることにより、温風の熱を効率よく空気通路(23)側の輻射シート(30)に伝えて、そのシートの温度をより高くすることができる。そして、この空気通路(23)側の輻射シート(30)が、駆動装置(32)により室内空間側へ周回することによって、在室者に対する輻射による空調を行うことができる。
又、上記輻射シート(30)は、エンドレスのシートで形成されているので、上記駆動装置(32)によって輻射シート(30)を周回させることにより、空気通路(23)側にある輻射シート(30)を室内空間側へ、室内空間側にある輻射シート(30)を空気通路(23)側へ同時に移動させることができる。これにより、常に上記輻射シート(30)は室内空間側に存在するので、常時、輻射による空調を行うことができる。
さらに、図5に示す従来の室内機(100)のように、輻射パネル(110)と吸込口とが同一面上に配置されるとともに、該輻射パネル(110)が、室内機(100)の室内熱交換器(107)で温調された空気と接触することにより、温度を調整するように構成されている場合には、上記スペース(111)を設けて、室内熱交換器(107)で温調された空気の流れ方向を輻射パネル(110)の方へ向けなければならない。そして、仮に、この室内機(100)を2方向吹きに構成しようと思えば、該輻射パネル(110)に接触した後の空気を分流するための空間が必要となり、室内機(100)のサイズが大きくなってしまう。
しかしながら、本実施形態では、上記室内熱交換器(13)の背面側に周回可能な輻射シート(30)を配置できるとともに、その輻射シート(30)を、空気を分流するための分流板として利用することができる。これにより、図3(A)に示すように、室内機のサイズがコンパクトな2方向吹きの室内機(2)を提供することができる。
−実施形態の変形例1−
本実施形態の変形例1では、上記実施形態で示したように、4本のロール(31a,31b,31c,31d)の端部はケーシング(20)又は駆動装置(32)に固定するのではなく、図4(A)に示すように、室内機(2)の前方に向かって可動するように構成されている。これにより、4本のロール(31a,31b,31c,31d)に保持されている輻射シート(30)も室内機(2)の前方に可動するので、該室内機(2)における吸込口(24b)の面積を広くすることができる。ここで、上記輻射シート(30)はメッシュ状のシートに形成されている。これにより、上記室内熱交換器(13)を通過した直後の空気は、上記輻射シート(30)を通過して、吹出口(24a,24c)に向かうことが可能である。このことから、上記室内熱交換器(13)の背面側と上記輻射シート(30)の間の距離が狭くなっても、上記室内熱交換器(13)を通過した直後の空気が閉塞気味になることはない。
又、図示しないが、第3ロール(31c)と第4ロール(31d)とが固定された状態で、第1ロール(31a)と第2ロール(31b)とが室内機(2)の前方に向かって移動するように構成してもよい。ここで、第1ロール(31a)及び第2ロール(31b)が前方に移動した時には張っている輻射シート(30)が、第1ロール(31a)及び第2ロール(31b)が前方から後方へ移動した時には、該輻射シート(30)がたるんでしまうことが考えられるので、上記輻射シート(30)の近傍に、4本のロール(31a,31b,31c,31d)とは別にテンションロールを設けるとよい。そして、このテンションロールが、第1ロール(31a)及び第2ロール(31b)の移動に併せて、移動することにより、上記輻射シート(30)がたるまないようにするとよい。
−実施形態の変形例2−
本実施形態の変形例2では、図4(B)に示すように、平面パネル(34)を第1ロール(31a)と第2ロール(31b)との間に配置する。これにより、上記室内熱交換器(13)を通過した直後の空気の熱を、上記輻射シート(30)を熱媒体として周回させることにより、上記平面パネル(34)に伝えることができる。又、そして、上記平面パネル(34)を蓄熱材で形成することにより、伝えられた熱を上記平面パネル(34)に蓄えることができる。
《その他の実施形態》
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
本実施形態における空気調和装置(1)は、暖房と冷房とを切り替えて行うように構成している。しかしながら、この空気調和装置(1)は、暖房専用の空気調和装置であってもよい。この場合、図1に示す冷媒回路(10)は、四路切換弁(12)がない構成となり、冷媒の循環方向は、図1の実線で示す矢印の方向のみとなる。この形態においても、暖房運転時において、上述した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
又、本実施形態における室内機(2)は、床置型の室内機であったが、壁掛型や天吊型であってもよい。
又、本実施形態では、輻射シート(30)は必ずしもエンドレスのシートである必要はない。さらに、本実施形態では、輻射シート(30)を用いた例について説明したが、輻射シート(30)の代わりに輻射パネルを用い、該パネルが第1位置と第2位置とで移動するようにしてもよい。その場合、例えば、2枚のパネルを用い、そのうちの一枚が第1位置にある時に、他の一枚が第2位置にあるようにし、第1位置のパネルと第2位置のパネルを交互に入れ替えると、輻射による空調を連続して行える。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。
以上説明したように、本発明は、輻射部材を備えた空気調和装置について有用である。
本実施形態に係る空気調和装置における冷媒回路図である。 (A)は実施形態に係る空気調和装置における室内機の正面図であり、(B)はその室内機の上面図であり、(C)はその室内機の左側面図である。 (A)は図2(B)のI−I断面図であり、(B)は図2(A)のII−II断面図であり、(C)は輻射シートと複数のロールとの位置関係を示す斜視図である。 (A)は本実施形態の変形例1に係る空気調和装置における室内機の縦断面図であり、(B)は本実施形態の変形例2に係る空気調和装置における室内機の横断面図である。 従来技術に係る空気調和装置における室内機の縦断面図である。
1 空気調和装置
2 室内機
10 冷媒回路
13 室内熱交換器(熱交換器)
16a 第1送風ファン
16b 第2送風ファン
20 ケーシング
21 前面パネル
30 輻射シート(輻射部材)
31a 第1ロール
31b 第2ロール
31c 第3ロール
31d 第4ロール
32 駆動装置(駆動機構)
33 ドレンパン
35 駆動モータ(駆動手段)
50 コントローラ

Claims (4)

  1. ケーシング(20)と、該ケーシング(20)に室内空間に面して設けられた吸込口(24b)及び吹出口(24a,24c)と、該吸込口(24b)及び該吹出口(24a,24c)を該ケーシング(20)の内側で接続する空気通路(23)と、該空気通路(23)内に設置されるとともに冷媒回路(10)に接続された熱交換器(13)とを備えた空気調和装置であって、
    上記熱交換器(13)で温調された空気の冷温熱を蓄えて輻射する輻射部材(30)と、
    上記輻射部材(30)を上記熱交換器(13)の背面近傍における空気通路(23)の第1位置と上記ケーシング(20)の外側における室内空間の第2位置との間で移動させる駆動機構(32)とを有し、
    上記輻射部材(30)は、上記第1位置で上記熱交換器(13)で温調された空気から蓄えた冷温熱を、上記第2位置で室内空間へ輻射することを特徴とする空気調和装置。
  2. 請求項1において、
    上記輻射部材(30)が、上記第1位置と第2位置とを通る周回軌道上に配置されたエンドレスの輻射シート(30)により形成される一方、
    上記駆動機構(32)が輻射シート(30)の周回軌道に沿って該輻射シート(30)に接触するように配置された複数のローラ(31a,31b,31c,31d)と、該複数のローラ(31a,31b,31c,31d)を回転させて上記輻射シート(30)を移動させる駆動手段(35)とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
  3. 請求項1又は2において、
    上記輻射部材(30)が、蓄熱材(30)で形成され、
    上記蓄熱材(30)の片面又は両面に、該蓄熱材(30)より高い熱伝導率を有する材料が取り付けられていることを特徴とする空気調和装置。
  4. 請求項1から3の何れか1つにおいて、
    上記冷媒回路(10)の循環方向が可逆に構成され、
    上記輻射部材(30)の下方に、冷房運転時のドレン水を受けるドレンパン(33)が設けられていることを特徴とする空気調和装置。
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