JP4923861B2 - 空気調和装置 - Google Patents
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Description
本実施形態に係る空気調和装置(1)は、室内空間の暖房運転或いは冷房運転を切換可能に構成されたヒートポンプ式の空気調和装置であるとともに、室内機(2)と室外機(3)とが個別に設けられたセパレートタイプの空気調和装置である。そして、上記室内機(2)は室内空間に、上記室外機(3)は屋外に設置される一方、上記室内機(2)と上記室外機(3)とが第1連絡配管(4)及び第2連絡配管(5)で接続されて、図1に示すような冷媒回路(10)が構成されている。
上記室外機(3)は、図1に示すように、圧縮機(11)、四路切換弁(12)、膨張弁(14)、及び室外熱交換器(15)を主な構成要素としている。
次に、本発明の特徴である室内機(2)について、図2及び図3を参照しながら説明する。なお、図2(A)は室内機(2)の正面図、図2(B)は上面図、図2(C)は左側面図を示している。また、図3(A)は図2(B)のI−Iの縦断面図を示し、図3(B)は図2(A)のII−IIの横断面図を示し、図3(C)は後述する輻射シート(30)と4本のロール(31a,31b,31c,31d)との配置を表す斜視図を示している。
一方、第3、第4ロール(31c,31d)は、直線状の支軸と円筒上の回転ロールとを備え、その支軸が、円筒上の回転ロールの中空部に配置され、第1、第2ロール(31a,31b)とは違い、両者は固定されている。又、支軸の下端は、上記駆動装置(駆動機構)(32)に備えられた駆動モータ(駆動手段)(35)に取り付けられ、該支軸は自転可能に構成されている。
上記コントローラ(50)は、図2(A)に示すように、上記室内機(2)の本体の右上に取り付けられている。上記コントローラ(50)の操作パネルには、運転スイッチ、冷暖切換スイッチ、及び輻射シート駆動スイッチ等が設けられており、室内空間の温度状況に合わせた運転操作が行えるように構成されている。
次に、本実施形態に係る空気調和装置(1)の運転動作について説明する。
上記空気調和装置(1)の暖房運転では、図1における上記四路切換弁(12)が第1状態に切り換わり、上記冷媒回路(10)の冷媒が、図1の実線の矢印が示す方向に循環することにより、蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。
上記空気調和装置(1)の冷房運転では、上記四路切換弁(12)が第2状態に切り換わり、上記冷媒回路(10)の冷媒が、図1における破線の矢印が示す方向に循環することにより、蒸気圧縮式の冷凍サイクルが行われる。
本実施形態によれば、上記輻射シート(30)が、空気通路(23)側と室内空間側とに跨って配置されるとともに、上記空気通路(23)側にある輻射シート(30)が上記室内熱交換器(13)の背面に接近して配置されている。これにより、空気調和装置(1)の暖房運転において、上記室内熱交換器(13)から送られる温風が上記輻射シート(30)に到達するまでの間の熱ロスによる温度低下を低く抑えることができる。したがって、温風の温度低下を低く抑えることにより、温風の熱を効率よく空気通路(23)側の輻射シート(30)に伝えて、そのシートの温度をより高くすることができる。そして、この空気通路(23)側の輻射シート(30)が、駆動装置(32)により室内空間側へ周回することによって、在室者に対する輻射による空調を行うことができる。
本実施形態の変形例1では、上記実施形態で示したように、4本のロール(31a,31b,31c,31d)の端部はケーシング(20)又は駆動装置(32)に固定するのではなく、図4(A)に示すように、室内機(2)の前方に向かって可動するように構成されている。これにより、4本のロール(31a,31b,31c,31d)に保持されている輻射シート(30)も室内機(2)の前方に可動するので、該室内機(2)における吸込口(24b)の面積を広くすることができる。ここで、上記輻射シート(30)はメッシュ状のシートに形成されている。これにより、上記室内熱交換器(13)を通過した直後の空気は、上記輻射シート(30)を通過して、吹出口(24a,24c)に向かうことが可能である。このことから、上記室内熱交換器(13)の背面側と上記輻射シート(30)の間の距離が狭くなっても、上記室内熱交換器(13)を通過した直後の空気が閉塞気味になることはない。
本実施形態の変形例2では、図4(B)に示すように、平面パネル(34)を第1ロール(31a)と第2ロール(31b)との間に配置する。これにより、上記室内熱交換器(13)を通過した直後の空気の熱を、上記輻射シート(30)を熱媒体として周回させることにより、上記平面パネル(34)に伝えることができる。又、そして、上記平面パネル(34)を蓄熱材で形成することにより、伝えられた熱を上記平面パネル(34)に蓄えることができる。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
2 室内機
10 冷媒回路
13 室内熱交換器(熱交換器)
16a 第1送風ファン
16b 第2送風ファン
20 ケーシング
21 前面パネル
30 輻射シート(輻射部材)
31a 第1ロール
31b 第2ロール
31c 第3ロール
31d 第4ロール
32 駆動装置(駆動機構)
33 ドレンパン
35 駆動モータ(駆動手段)
50 コントローラ
Claims (4)
- ケーシング(20)と、該ケーシング(20)に室内空間に面して設けられた吸込口(24b)及び吹出口(24a,24c)と、該吸込口(24b)及び該吹出口(24a,24c)を該ケーシング(20)の内側で接続する空気通路(23)と、該空気通路(23)内に設置されるとともに冷媒回路(10)に接続された熱交換器(13)とを備えた空気調和装置であって、
上記熱交換器(13)で温調された空気の冷温熱を蓄えて輻射する輻射部材(30)と、
上記輻射部材(30)を上記熱交換器(13)の背面近傍における空気通路(23)の第1位置と上記ケーシング(20)の外側における室内空間の第2位置との間で移動させる駆動機構(32)とを有し、
上記輻射部材(30)は、上記第1位置で上記熱交換器(13)で温調された空気から蓄えた冷温熱を、上記第2位置で室内空間へ輻射することを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1において、
上記輻射部材(30)が、上記第1位置と第2位置とを通る周回軌道上に配置されたエンドレスの輻射シート(30)により形成される一方、
上記駆動機構(32)が、輻射シート(30)の周回軌道に沿って該輻射シート(30)に接触するように配置された複数のローラ(31a,31b,31c,31d)と、該複数のローラ(31a,31b,31c,31d)を回転させて上記輻射シート(30)を移動させる駆動手段(35)とを備えたことを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1又は2において、
上記輻射部材(30)が、蓄熱材(30)で形成され、
上記蓄熱材(30)の片面又は両面に、該蓄熱材(30)より高い熱伝導率を有する材料が取り付けられていることを特徴とする空気調和装置。 - 請求項1から3の何れか1つにおいて、
上記冷媒回路(10)の循環方向が可逆に構成され、
上記輻射部材(30)の下方に、冷房運転時のドレン水を受けるドレンパン(33)が設けられていることを特徴とする空気調和装置。
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