JP4922697B2 - 植物育苗用資材及びその利用 - Google Patents

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Description

本発明は、植物育苗用資材及びその利用に関する。
植物苗の品質向上や農作業の改善に役立つため、これまでに様様な植物育苗用資材が発明され、いくつかの文献に記載されている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特公昭62−22571号公報 特公平7−102037号公報 特開平2−312522号公報 特開2002−300812号公報
このような状況下において、植物育苗用資材であって、植物を育苗するために使用できる資材に係る選択肢を広げ、また植物苗の品質向上や農作業の改善に役立つために、従来から知られた植物育苗用資材とは異なる植物育苗用資材の開発が望まれていた。
本発明者らは、かかる状況のもと鋭意検討した結果、特定の原料からなる植物育苗用資材であり、該資材中の水溶性フェノール含量と含水率とを特定範囲値になるように調製されてなる植物育苗用資材が植物苗の品質向上や農作業の改善のために有効であることを見出し、本発明に至った。
即ち、本発明は、
1.木質系堆肥を含有する植物育苗用資材であり、該資材絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量が10μmol以下かつ含水率が65fw%以下であることを特徴とする植物育苗用資材(以下、本発明資材と記すことがある。);
2.木質系堆肥が、絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量が10μmol以下であるバーク堆肥またはチップ堆肥であることを特徴とする前項1記載の植物育苗用資材;
3.木質系堆肥が、木質系堆肥塊を解砕することにより、当該木質系堆肥塊に含まれる繊維が切断されてなる木質系堆肥であることを特徴とする前項1〜2記載の植物育苗用資材;
4.充填率70%以上を示す流動性を有することを特徴とする前項1〜3記載の植物育苗用資材。ここで「充填率」とは、200穴(26mm角×43mm高)野菜育苗用トレイに、自動床土入機を使用して植物育苗用資材を充填した際の各トレイ穴の容量に対する充填された植物育苗用資材の容量の体積割合(%)に基づいて算出される任意の20個のトレイ穴における平均体積割合(%)を意味する。;
5.木質系堆肥が、充填率70%以上を示す流動性を有する木質系堆肥であることを特徴とする前項1〜4記載の植物育苗用資材。ここで「充填率」とは、200穴(26mm角×43mm高)野菜育苗用トレイに、自動床土入機を使用して木質系堆肥を充填した際の各トレイ穴の容量に対する充填された木質系堆肥の容量の体積割合(%)に基づいて算出される任意の20個のトレイ穴における平均体積割合(%)を意味する。;
6.木質系堆肥に含まれる繊維の平均長が1mm〜10mmであることを特徴とする前項1〜5記載の植物育苗用資材;
7.ピートモス、パーライト、バーミキュライト、ゼオライト、焼成赤玉土、鹿沼土、軽石、日向土、ココピート、炭、鉱滓、パルプ繊維、ロックウール、おがくず、水ゴケ、天然土壌、天然砂及び発泡樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の原料を含有することを特徴とする前項1〜6記載の植物育苗用資材;
8.ピートモス、パーライト及びバーミキュライトからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の原料を含有することを特徴とする前項1〜6記載の植物育苗用資材;
9.木質系堆肥以外の肥料成分を含有することを特徴とする前項1〜8記載の植物育苗用資材(以下、第2の本発明資材と記すことがある。);
10.木質系堆肥以外の肥料成分が、植物育苗用資材1Lに対して窒素1mg〜0.5gとなる窒素要素の量を含有してなる肥料成分であることを特徴とする前項9記載の植物育苗用資材;
11.木質系堆肥以外の肥料成分が、植物育苗用資材1Lに対して窒素1mg〜0.5g、リン酸1mg〜2g及びカリウム1mg〜1gを含有してなる肥料成分であることを特徴とする前項9又は10記載の植物育苗用資材;
12.植物苗を前項1〜11記載の植物育苗用資材を用いて栽培することを特徴とする植物の育苗方法;
13.植物種子を前項1〜11記載の植物育苗用資材を用いて生育させてなることを特徴とする植物苗;
等を提供するものである。
本発明によれば、植物育苗用資材であって、植物を育苗するために使用できる資材に係る選択肢を広げ、また植物苗の品質向上や農作業の改善に役立つために、従来から知られた植物育苗用資材とは異なる植物育苗用資材及びその利用を提供可能とする。
本発明資材は、水溶性フェノール含量を低くかつ含水量が制御されているため、植物の生育に悪影響を与えることなく、特に種子播種用の培土として使用時には植物種子の発芽や幼苗の成長等を妨げること無く、植物苗の品質向上に大いに役立つものである。また本発明資材のうち好ましい態様では、流動性が高く、プラスチック製トレイを使用した野菜等の育苗等のような少量ずつ容器に充填して使用する際や他の植物育苗用資材と混合する際も塊にならず篩いを容易に通過する等の利点を有し、農作業の改善に大いに役立つものである。
本発明資材を利用できる植物としては、例えば、レタス、ゴボウ、ヒマワリ等のキク科作物、ネギ、タマネギ、ニラ等のユリ科作物、カンラン、ハクサイ、ダイコン等のアブラナ科作物、ナス、トマト、台木ナス、ピーマン、シシトウガラシ、トウガラシ等のナス科作物、イチゴ等のバラ科作物、ニンジン、セロリ、パセリ等のセリ科作物、ホウレンソウ等のアカザ科作物、キュウリ、メロン、カボチャ、スイカ、ユウガオ、トウガン等のウリ科作物、スイートコーン等のイネ科作物等の野菜、ユーストマ、パンジー、ベゴニア等の花、ギニアグラス、ローズグラス等の牧草、イネ、オオムギ、トウモロコシ等の穀物、ユーカリ等の樹木、ダイズ、エンドウ等の豆科作物、ソバ等のタデ科作物、食用ヒエ等のイネ科作物の食用および工芸作物等を挙げることができる。
本発明資材は、木質系堆肥を含有する植物育苗用資材であり、該資材絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量が10μmol以下かつ含水率が65fw%以下であることを特徴(以下、本特徴と記すことがある。)とする。
本発明資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量が10μmol以下かつ含水率が65fw%以下である。
本発明資材又は木質系堆肥中の水溶性フェノール含量の測定方法としては、例えば、Folin−Denis法等の通常の測定方法等をあげることができる。
本発明資材中の含水率の測定方法としては、例えば、以下の方法が挙げられる。
任意容量の耐熱容器を準備しその重量を測定する(重量aとする)。次に任意量(例えば、50g)の本発明資材を耐熱容器に充填し、重量を測定する(重量bとする)。その後、耐熱容器に充填した本発明資材を105℃の乾燥オーブンで一昼夜乾燥し、重量を測定する(重量cとする)。この場合、本発明資材中の含水率は次の計算式で求められる。
培地含水率(fw%)=(重量b−重量c)÷(重量b−重量a)×100
本発明資材は、充填率70%以上を示す流動性を有することが好ましい。ここで「充填率」とは、200穴(26mm角×43mm高)野菜育苗用トレイに、自動床土入機を使用して植物育苗用資材を充填した際の各トレイ穴の容量に対する充填された植物育苗用資材の容量の体積割合(%)に基づいて算出される任意の20個のトレイ穴における平均体積割合(%)を意味する。
このような充填率を有する本発明資材は、後述のように、例えば、木質系堆肥塊に含まれる繊維が切断されてなる木質系堆肥を用いて調製すればよい。
本発明資材に含有される木質系堆肥としては、例えば、バーク堆肥またはチップ堆肥等を挙げることができる。バーク堆肥としては、例えば、製材業及び木材チップ業より大量に発生する樹皮を堆積し醗酵させた有機質土壌改良材(より具体的には、日本バーク堆肥協会品質管理基準によれば、有機物(乾物)70%以上、炭素率(C/N比)35以下、CEC(乾物)70me/100g以上、pH5.5〜7.5、全窒素(乾物)1.2%以上、全リン酸P(乾物)0.5%以上、全カリウムKO(乾物)0.3%以上等のものを代表的なものとして挙げることができる。)等を挙げることができる。チップ堆肥としては、例えば、木材を材木に加工する過程で発生するオガクズやカンナクズ等の木材クズ、又は、木材から製紙用原料となるチップを生産する過程で発生する木材細片、又は、街路樹等の剪定クズを堆積し醗酵させた有機質土壌改良材等を挙げることができる。これら木質系堆肥は、本発明資材の木質系堆肥以外の原料との組み合わせにおいて本発明資材が有する上記特徴(即ち、本特徴)を満たす限り如何なるものであってもよい。好ましい木質系堆肥としては、例えば、絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量が10μmol以下である木質系堆肥等を挙げることができる。
当該木質系堆肥は、例えば、市販の木質系堆肥塊を解砕することにより、当該木質系堆肥塊に含まれる繊維が切断されてなる木質系堆肥であることが好ましい。具体的には例えば、市販の木質系堆肥塊(例えば、2,000L)を、商品名「大脇式ミキサーEG−6型」大脇工業(株)製(例えば、容量3000L)等の培土混合器に充填し、これを羽根回転速度約1〜20rpm程度で約1〜15分間程度、好ましくは約8〜12rpm程度で約5〜7分間程度解砕した後、当該バーク堆肥に含まれる繊維が切断されてなる木質系堆肥を当該培土混合器の排出口より排出することにより、調製してもよい。
また当該木質系堆肥は、例えば、充填率70%以上を示す流動性を有する木質系堆肥であることが好ましい。ここで「充填率」とは、200穴(26mm角×43mm高)野菜育苗用トレイに、自動床土入機を使用して木質系堆肥を充填した際の各トレイ穴の容量に対する充填された木質系堆肥の容量の体積割合(%)に基づいて算出される任意の20個のトレイ穴における平均体積割合(%)を意味する。
このような木質系堆肥は、上記のように、木質系堆肥塊に含まれる繊維が切断されてなる木質系堆肥であり、当該充填率を満たすものを選択して用いればよい。
木質系堆肥に含まれる繊維の平均長は、例えば、1mm〜10mmであることが好ましく、さらに2mm〜9mmであることがより好ましい。ここで「繊維の平均長」は、例えば、光学顕微鏡とマイクロスケールとを使用して測定すればよい。これは任意量の木質系堆肥を、光学顕微鏡下でマイクロスケールと共に写真撮影し、写真画面上で50〜100本程度のバーク堆肥の繊維長をマイクロスケールとの相対長さで測定しその平均を算出方法である。ここで「木質系堆肥の繊維長」とは、木質系堆肥繊維の端から端までの最短距離を指している。すなわち木質系堆肥の繊維が曲線状になっていても、繊維末端から末端までの距離を表している。
このような木質系堆肥は、上記のように、木質系堆肥に含まれる繊維が切断されてなる木質系堆肥であり、当該繊維の平均長を満たすようなものを選択して用いればよい。
本発明資材に含まれる木質系堆肥以外の原料としては、例えば、ピートモス、パーライト、バーミキュライト、ゼオライト、焼成赤玉土、鹿沼土、軽石、日向土、ココピート、炭、鉱滓、パルプ繊維、ロックウール、おがくず、水ゴケ、天然土壌、天然砂又は発泡樹脂等をあげることができる。これら原料は、1種からなるものでもよく、また複数種からなるものであってもよい。これら原料は、例えば、市販のものを利用すればよく、本発明資材に含まれる木質系堆肥との組み合わせにおいて本発明資材が有する上記特徴(即ち、本特徴)を満たす限り如何なるものであってもよい。
本発明資材に含まれる木質系堆肥と、前記の木質系堆肥以外の原料との混合割合としては、例えば、体積割合が99:1〜1:99を挙げることができるが、本発明資材が有する上記特徴(即ち、本特徴)を満たす限り如何なるものであってもよい。
本発明資材は、木質系堆肥と、前記の木質系堆肥以外の原料との他に、さらに木質系堆肥以外の肥料成分を含有してもよい。
当該肥料成分としては、例えば、窒素肥料としては硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸ソーダ、硝酸石灰、尿素、腐食酸アンモニア肥料、イソブチルアルデヒド加工尿素、アセトアルデヒド加工尿素、ホルムアルデヒド加工尿素、リン酸グアニル尿素、燐酸肥料としては過リン酸石灰、重過リン酸石灰、熔成リン肥、腐植酸リン、重焼リン、苦土過リン酸、カリウム肥料としては硫酸カリウム、塩化カリウム、硫酸カリ苦土、腐食酸カリ、珪酸カリウム等が挙げられる。これ以外に普通化成肥料、高度化成肥料、魚カス、肉カス、骨粉、グアノ、ナタネ油カス、ダイズ油カス、綿実油カス、等の有機質肥料、被覆窒素肥料、被覆複合肥料、等の被覆肥料等を挙げることができる。好ましくは、例えば、普通化成肥料、高度化成肥料、被覆複合肥料等が挙げられる。
当該肥料成分が、植物育苗用資材1Lに対して窒素1mg〜0.5gを含有してなる肥料成分であることが好ましい。
さらに当該肥料成分が、植物育苗用資材1Lに対して窒素で1mg〜0.5g、リン酸1mg〜2g、及びカリウム1mg〜1gを含有してなる肥料成分であることがより好ましい。
さらに本発明資材には、必要に応じて、農薬や植物生長調節剤、pH調整剤、界面活性剤等の農業化学品等を添加してもよい。
本発明は、植物苗を本明細書[0005]段落における項番1〜11記載の植物育苗用資材を用いて栽培することを特徴とする植物の育苗方法を含む。
用いられる栽培方法は、農園芸分野における通常の方法であればよく、栽培される植物に応じた如何なるものであってもよい。
また本発明は、植物種子を本明細書[0005]段落における項番1〜11記載の植物育苗用資材を用いて生育させてなることを特徴とする植物苗を含む。
用いられる生育方法は、農園芸分野における通常の方法であればよく、栽培される植物に応じた如何なるものであってもよい。
以下、本発明を製造例、試験例等の実施例により、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
製造例1
バーク堆肥塊(商品名「まるいちバーク」伊予木材(株)製)を培土混合器(商品名「大脇式ミキサーEG−6型」大脇工業(株)製、容量3,000L)に2,000L充填し、これを羽根回転速度12rpmで5分間解砕した後、当該バーク堆肥に含まれる繊維が切断されてなるバーク堆肥(絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量:9.1μmol、含水率:65fw%以下、繊維の平均長:5.6mm)を当該培土混合器の排出口より排出した。
このようにして得られたバーク堆肥1000Lを前記培土混合器に再び充填し、さらにピートモス(商品名「Berger」:含水率40fw%)、パーライト(商品名「ネニサンソ1号」三井金属鉱業(株)製:含水率2fw%)、バーミキュライト(商品名「昭和バーミキュライト規格2」昭和バーミキュライト(株)製:含水率1fw%)を各々500L添加し、これらの原料を均一になるまで混合した後、当該混合物(即ち、本発明資材)を当該培土混合器の排出口より排出した。
このようにして得られた本発明資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は4.7μmolでありかつその含水率が65fw%以下であった。
製造例2
製造例1で得られた本発明資材に、バーク堆肥以外の肥料成分として「スミカエース」(住友化学(株)製、組成:窒素18.0%、燐酸:10.0%、加里:14.0%)を、当該資材1Lに対して窒素基準で200mgとなる窒素要素の量を含有するように添加混合することにより、第2の本発明資材(尚、表1の中では「本発明(1)」と記す。)を製造した。
このようにして得られた第2の本発明資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は9.1μmolでありかつその含水率が65fw%以下であった。
比較製造例1
製造例1で用いられたバーク堆肥に代えて、原料、熟成期間、熟成方法を変更して調製された3種のバーク堆肥を用いて、絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は20.8μmol、25.3μmol、36.2μmolでありかつその含水率が65fw%以下である比較資材を製造例1に記載された方法と同様な方法に準じて得た。得られた比較資材に、バーク堆肥以外の肥料成分として「スミカエース」(住友化学(株)製、組成:窒素18.0%、燐酸:10.0%、加里:14.0%)を、当該資材1Lに対して窒素で200mgとなる窒素要素の量を含有するように添加混合することにより、第2の本発明資材に対応する比較資材を製造した。
このようにして得られた比較資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は10.8μmol(尚、表1の中では「比較資材(1)」と記す。)、13.2μmol(尚、表1の中では「比較資材(2)」と記す。)、18.8μmol(尚、表1の中では「比較資材(3)」と記す。)でありかつその含水率が65fw%以下であった。
試験例1 (トマト栽培試験)
製造例2及び比較製造例1で製造された植物育苗用資材を1/5000aポットに充填し、これに供試植物としてトマト種子を播種した。そして播種後25日を経過した時点で、トマト苗の地上長(cm)を測定した。得られた測定値(10ポット反復)に基づきその平均値を算出した。その結果を表1に示した。
Figure 0004922697

表1から明らかにように、比較資材の場合にはトマト苗の地上部の生育が抑制されたが、本発明の場合にはそのような生育抑制現象は全く認められなかった。
製造例3
バーク堆肥塊(商品名「まるいちバーク」伊予木材(株)製)を培土混合器(商品名「大脇式ミキサーEG−6型」大脇工業(株)製、容量3,000L)に2,000L充填し、これを羽根回転速度12rpmで5分間解砕した後、当該バーク堆肥に含まれる繊維が切断されてなるバーク堆肥(絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量:9.7μmol、含水率:65fw%以下、繊維の平均長:5.2mm)を当該培土混合器の排出口より排出した。
このようにして得られたバーク堆肥1000Lを前記培土混合器に再び充填し、さらにピートモス(商品名「Berger」:含水率40fw%)950L、パーライト(商品名「ネニサンソ1号」三井金属鉱業(株)製:含水率2fw%)50L添加し、これらの原料を均一になるまで混合した後、当該混合物(即ち、本発明資材)を当該培土混合器の排出口より排出した。
このようにして得られた本発明資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は9.3μmolでありかつその含水率が65fw%以下であった。
製造例4
製造例3で得られた本発明資材に、バーク堆肥以外の肥料成分として硫酸アンモニウム、過リン酸石灰、硫酸カリウムを用いて、当該資材1Lに対して窒素200mg、リン酸500mg、カリウム500mgとなるように添加混合し第2の本発明資材(尚、表2の中では「本発明(2)」と記す。)を製造した。
このようにして得られた第2の本発明資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は9.3μmolでありかつその含水率が65fw%以下であった。
比較製造例2
製造例3で用いられたバーク堆肥に代えて、原料、熟成期間、熟成方法を変更して調製された2種のバーク堆肥を用いて、絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は18.2μmol、21.0μmolでありかつその含水率が65fw%以下である比較資材を製造例3に記載された方法と同様な方法に準じて得た。得られた比較資材に、バーク堆肥以外の肥料成分として硫酸アンモニウム、過リン酸石灰、硫酸カリウムを用いて、当該資材1Lに対して窒素200mg、リン酸500mg、カリウム500mgを含有するように添加混合することにより、第2の本発明資材に対応する比較資材を製造した。
このようにして得られた比較資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は15.1μmol(尚、表2の中では「比較資材(4)」と記す。)、19.9μmol(尚、表2の中では「比較資材(5)」と記す。)でありかつその含水率が65fw%以下であった。
試験例2 (メロン栽培試験)
製造例4及び比較製造例2で製造された植物育苗用資材を55穴プラスチック連結トレイに充填し、これに供試植物としてメロン種子を播種した。そして播種後30日を経過した時点で、メロン苗の地上長(cm)を測定した。得られた測定値(10ポット反復)に基づきその平均値を算出した。その結果を表2に示した。
Figure 0004922697

表2から明らかにように、比較資材の場合にはメロン苗の地上部の生育が抑制されたが、本発明の場合にはそのような生育抑制現象は全く認められなかった。
製造例5
チップ堆肥塊(商品名「フォレストコンポ」山陽チップ工業(株)製)を培土混合器(商品名「大脇式ミキサーEG−6型」大脇工業(株)製、容量3,000L)に2,000L充填し、これを羽根回転速度12rpmで5分間解砕した後、当該チップ堆肥に含まれる繊維が切断されてなるチップ堆肥(絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量:5.3μmol、含水率:65fw%、繊維の平均長:6.3mm)を当該培土混合器の排出口より排出した。
このようにして得られたチップ堆肥1000Lを前記培土混合器に再び充填し、さらにピートモス(商品名「Berger」:含水率40fw%)500L、バーミキュライト(商品名「昭和バーミキュライト規格2」昭和バーミキュライト(株)製:含水率1fw%)400Lを添加し、これらの原料を均一になるまで混合した後、当該混合物(即ち、本発明資材)を当該培土混合器の排出口より排出した。
このようにして本発明資材を得た。当該資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は2.8μmolでありかつその含水率が65fw%以下であった。
製造例6
製造例5で得られた本発明資材に、チップ堆肥以外の肥料成分として硫酸アンモニウム、過リン酸石灰、硫酸カリウムを用いて、当該資材1Lに対して窒素200mg、リン酸500mg、カリウム500mgとなるように添加混合し第2の本発明資材(尚、表3の中では「本発明(3)」と記す。)を製造した。
このようにして得られた第2の本発明資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は2.7μmolでありかつその含水率が65%以下であった。
比較製造例3
製造例5で用いられたチップ堆肥に代えて、原料、熟成期間、熟成方法を変更して調製された2種のチップ堆肥を用いて、絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は18.8μmol、24.2μmolでありかつその含水率が65fw%以下である比較資材を製造例5に記載された方法と同様な方法に準じて得た。得られた比較資材に、チップ堆肥以外の肥料成分として硫酸アンモニウム、過リン酸石灰、硫酸カリウムを用いて、当該資材1Lに対して窒素200mg、リン酸500mg、カリウム500mgとなるように添加混合することにより、第2の本発明資材に対応する比較資材を製造した。
このようにして得られた比較資材の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は、14.4μmol(尚、表3の中では「比較資材(6)」と記す。)、20.7μmol(尚、表3の中では「比較資材(7)」と記す。)でありかつその含水率が65fw%以下であった。
試験例3 (メロン栽培試験)
製造例6および比較製造例3で製造された植物育苗用資材を9cmポリポットに充填し、これに供試植物として128穴プラスチック連結トレイで育苗したメロン苗(播種後25日)を移植した。そして移植後15日を経過した時点で、メロン苗の地上長(cm)を測定した。得られた測定値(10ポット反復)に基づきその平均値を算出した。その結果を表3に示した。
Figure 0004922697

表3から明らかなように、比較資材の場合にはメロン苗の地上部の生育が抑制されたが、本発明の場合にはそのような生育抑制現象は全く認められなかった。
製造例7及び比較製造例4
バーク堆肥塊(商品名「まるいちバーク」伊予木材(株)製)に水を適宜添加することにより、含水率が55fw%から5%毎に90fw%までのバーク堆肥塊を用意した。用意されたバーク堆肥塊を培土混合器(商品名「大脇式ミキサーEG−6型」大脇工業(株)製、容量3000L)に2,000L充填し、これを羽根回転速度12rpmで5分間解砕した後、当該バーク堆肥に含まれる繊維が切断されてなるバーク堆肥(絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量:4.7μmol、含水率:55、60、65、70、75、80、85、90fw%、繊維の平均長:4.9mm)を当該培土混合器の排出口より排出した。
このようにして得られたバーク堆肥(第1成分)1000Lを前記培土混合器に再び充填し、さらにピートモス(商品名「Berger」:含水率40fw%)、パーライト(商品名「ネニサンソ1号」三井金属鉱業(株)製:含水率2fw%)、バーミキュライト(商品名「昭和バーミキュライト規格2」昭和バーミキュライト(株)製:含水率1fw%)を各々500L添加し、これらの原料を均一になるまで混合した後、当該混合物(即ち、本発明資材及び比較資材)を当該培土混合器の排出口より排出した。
このようにして得られた混合物のうち、使用されたバーク堆肥の含水率が55、60、65、70、75fw%の場合において得られた混合物(即ち、本発明資材)の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は9.1μmolでありかつその含水率が41fw%(尚、表4の中では「本発明(4)」と記す。)、46fw%(尚、表4の中では「本発明(5)」と記す。)、51fw%(尚、表4の中では「本発明(6)」と記す。)、55fw%(尚、表4の中では「本発明(7)」と記す。)、61fw%(尚、表4の中では「本発明(8)」と記す。)であった。一方、使用されたバーク堆肥の含水率が80、85、90fw%の場合において得られた混合物(即ち、比較資材)の絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量は9.1μmolでありかつその含水率が67fw%(尚、表4の中では「比較資材(7)」と記す。)、73fw%(尚、表4の中では「比較資材(8)」と記す。)、79fw%(尚、表4の中では「比較資材(9)」と記す。)であった。
試験例4 (充填率の測定)
製造例7及び比較製造例3で製造された植物育苗用資材を、自動床土入機(商品名「コンマ床土入機 SF−T33」コンマ製作所(株)製)を使用して、72穴(35mm角×43mm高)、128穴(32mm角×43mm高)、200穴(26mm角×43mm高)野菜育苗用トレイ(商品名「ユープラグトレイ」日泉ポリテック(株)製)に充填した。その後、各トレイにおける任意の20個のトレイ穴について、各トレイ穴の容量に対する充填された植物育苗用資材の容量の体積割合(%)を測定した。次いで測定された各々の体積割合(%)に基づいて任意の20個のトレイ穴における平均体積割合(%)(即ち、充填率)を算出した。その結果を表4に示した。
Figure 0004922697

表4から明らかにように、比較資材の場合には試験に使用されたいずれの野菜育苗用トレイにおいても90%以上の充填率を得ることができなかったが、本発明の場合には試験に使用されたいずれの野菜育苗用トレイにおいても90%以上の充填率を得ることができた。
参考例1 (バーク堆肥の充填率の測定)
バーク堆肥塊(商品名「まるいちバーク」伊予木材(株)製)を培土混合器(商品名「大脇式ミキサーEG−6型」大脇工業(株)製、容量3,000L)に2,000L充填し、これを羽根回転速度12rpmで5分間解砕した後、当該バーク堆肥に含まれる繊維が切断されてなるバーク堆肥(絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量:4.7μmol、含水率:65fw%以下、繊維の平均長:4.9mm)を当該培土混合器の排出口より排出した。
このようにして製造されたバーク堆肥を、自動床土入機(商品名「コンマ床土入機 SF−T33」コンマ製作所(株)製)を使用して、72穴(35mm角×43mm高)、128穴(32mm角×43mm高)、200穴(26mm角×43mm高)野菜育苗用トレイ(商品名「ユープラグトレイ」日泉ポリテック(株)製)に充填した。その後、各トレイにおける任意の20個のトレイ穴について、各トレイ穴の容量に対する充填されたバーク堆肥の容量の体積割合(%)を測定した。次いで測定された各々の体積割合(%)に基づいて任意の20個のトレイ穴における平均体積割合(%)(即ち、充填率)を算出した。その結果を表5(参考例の欄)に示した。
尚、参考比較例として、前記バーク堆肥塊を培土混合器に充填した後、解砕工程を行わずにそのまま当該培土混合器の排出口より排出して得られたバーク堆肥について、上記と同じ方法で各トレイにおける充填率を調査した。その結果を表5(比較参考例の欄)に示した。
Figure 0004922697

参考比較例では、バーク堆肥塊や長い繊維が野菜育苗用トレイ上でブリッジを組んでしまい、このために低い充填率であった。これに対して参考例では、バーク堆肥塊は解砕工程により、塊がほぐれ繊維長が短くなり、このためにバーク堆肥の流動性が向上し、高い充填率となることが明らかとなった。
またバーク堆肥に代えてチップ堆肥を用いて同様の試験を行えば、バーク堆肥を用いた試験の結果と同等の結果が得られる。
本発明によれば、植物育苗用資材であって、植物を育苗するために使用できる資材に係る選択肢を広げ、また植物苗の品質向上や農作業の改善に役立つために、従来から知られた植物育苗用資材とは異なる植物育苗用資材及びその利用を提供可能とする。
図1は、本発明資材を55穴プラスチック連結トレイに充填し、これに供試植物としてメロン種子を播種した後30日を経過した時点で、栽培されたメロン苗の生育状態を示した写真である。

Claims (12)

  1. 木質系堆肥塊を解砕することにより、当該木質系堆肥塊に含まれる繊維が切断されてなる木質系堆肥を含有する植物育苗用資材であり、該資材絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量が10μmol以下かつ含水率が65fw%以下であることを特徴とする植物育苗用資材。
  2. 木質系堆肥が、絶乾重量1g当りの水溶性フェノール含量が10μmol以下であるバーク堆肥またはチップ堆肥であることを特徴とする請求項1記載の植物育苗用資材。
  3. 充填率70%以上を示す流動性を有することを特徴とする請求項1または2記載の植物育苗用資材。ここで「充填率」とは、200穴(26mm角×43mm高)野菜育苗用トレイに、自動床土入機を使用して植物育苗用資材を充填した際の各トレイ穴の容量に対する充填された植物育苗用資材の容量の体積割合(%)に基づいて算出される任意の20個のトレイ穴における平均体積割合(%)を意味する。
  4. 木質系堆肥が、充填率70%以上を示す流動性を有する木質系堆肥であることを特徴とする請求項1〜3記載の植物育苗用資材。ここで「充填率」とは、200穴(26mm角×43mm高)野菜育苗用トレイに、自動床土入機を使用して木質系堆肥を充填した際の各トレイ穴の容量に対する充填された木質系堆肥の容量の体積割合(%)に基づいて算出される任意の20個のトレイ穴における平均体積割合(%)を意味する。
  5. 木質系堆肥に含まれる繊維の平均長が1mm〜10mmであることを特徴とする請求項1〜4記載の植物育苗用資材。
  6. ピートモス、パーライト、バーミキュライト、ゼオライト、焼成赤玉土、鹿沼土、軽石、日向土、ココピート、炭、鉱滓、パルプ繊維、ロックウール、おがくず、水ゴケ、天然土壌、天然砂及び発泡樹脂からなる群から選ばれる少なくとも1種以上の原料を含有することを特徴とする請求項1〜5記載の植物育苗用資材。
  7. ピートモス、パーライト及びバーミキュライトからなる群から選ばれる少なくとも1種以上の原料を含有することを特徴とする請求項1〜6記載の植物育苗用資材。
  8. 木質系堆肥以外の肥料成分を含有することを特徴とする請求項1〜7記載の植物育苗用資材。
  9. 木質系堆肥以外の肥料成分が、植物育苗用資材1Lに対して窒素1mg〜0.5gとなる窒素要素の量を含有してなる肥料成分であることを特徴とする請求項8記載の植物育苗用
    資材。
  10. 木質系堆肥以外の肥料成分が、植物育苗用資材1Lに対して窒素1mg〜0.5g、リン酸1mg〜2g及びカリウム1mg〜1gを含有してなる肥料成分であることを特徴とする請求項8又は9記載の植物育苗用資材。
  11. 植物苗を請求項1〜10記載の植物育苗用資材を用いて栽培することを特徴とする植物の育苗方法。
  12. 植物種子を請求項1〜10記載の植物育苗用資材を用いて生育させてなることを特徴とする植物苗。
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