JP4921460B2 - 無線伝送システム並びにそれに用いられる無線局及び方法 - Google Patents
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Description
図51は、凸型の位相冗長性を持たせたシンボル波形を用いる場合における2つの到来信号A及びBの位相関係を示す概略図である。図51において、位相差αを180度とすると、到来信号間に遅延が生じる場合でも位相が凸状に遷移するので、有効区間内で打ち消し合って受信波が消失する区間(図51のb点)があっても、打ち消し合わずに受信波が残存する区間(図51のa点及びc点)がある。この到来信号A及びBを遅延検波と低域通過フィルタとの組み合わせによって処理することで、有効な検波出力を得ることができる、よって、結果的にパスダイバーシチ効果を得て伝送特性が改善される。
図59は、4相PSK−VP方式(以下、QPSK−VP方式)の2波ライスモデルにおける、2波の到来時間差に対する実際のビット誤り率特性を示す図である。横軸は到来時間差をシンボル長Tで規格化した値を示し、縦軸はビット誤り率を示している。なお、伝送路はEb/No=25dBの2波ライスフェージング環境である。図59より、到来時間差が0.3シンボル長から0.7シンボル長の範囲でパスダイバーシチ効果による積極的な改善が行われて、1E−5以下の良好なビット誤り率になる。つまり、パスダイバーシチによる積極的な改善効果が得られる遅延分解能は0.3シンボル長程度、遅延上限は0.7シンボル長程度である。
なお、複数の無線局送の送受信部は、それぞれ、複局同時送信要求パケットに対する他の無線局が送信した応答パケットを最大有効ブランチ数よりも多く受信すれば、応答パケットを送信しないようにしてもよい。
図1Aは、本発明の第1の実施形態に係る無線伝送システムの構成の一例を示す図である。図1Aにおいて、無線伝送システムは、無線局である管理局1〜3と、無線局である端末局10−1〜10−n、20−1〜20−n、及び30−1〜30−nとを備える。図1Bは、図1Aに示す各管理局と各端末局との位置関係を示す図である。
また、管理局1においても、宛先局までパケットを伝送するために多段中継が必要か否かを判断できない場合、管理局1は、とりあえずパケット識別子「1」のブロードキャストパケットを送信すればよい。そして、宛先局がそのブロードキャストパケットを正常に受信した場合に、その旨を通知する応答パケットを送信すればよい。また、管理局1は、その応答パケットを直接受信するか、管理局2又は3からの応答パケットを受信した旨の通知を受けた場合に、管理局2又は3に対してパケットの中継を中止するように通知してもよい。
シンボル波形・遅延量決定部36は、後述する応答区間の終了時刻までに通知された周辺局情報を元に、自局が送信したブロードキャストパケットの中継送信が可能な管理局のID及び数を認識する。中継送信が可能な管理局数が複数の場合、すなわち、複局同時送信可能な管理局が存在する場合、シンボル波形・遅延量決定部36は、複局同時送信可能な管理局の数に応じて、各管理局に割り当てるシンボル波形及び遅延量を決定する。そして、シンボル波形・遅延量決定部36は、決定したシンボル波形及び遅延量を記録テーブル37に記録すると共に、決定したシンボル波形及び遅延量を宛先アドレスと共に送信パケット処理部40に渡す。また、シンボル波形・遅延量決定部36は、通知パケットを受け取ると、自局及び他局に割り当てられたシンボル波形及び遅延量を抽出して記録テーブル37に記録する。
図12において、第k−Mシンボルにおける到来信号Aの位相は、位相遷移a1のように変化し、到来信号Bの位相は、位相遷移a1の起点に対して位相差αだけシフトした位相値を起点に位相遷移b1のように変化する。そして、第kシンボルにおいて、到来信号Aの位相は第k−Mシンボルの位相遷移a1の起点より差動符号化による位相Δθkだけシフトした位相値を起点に位相遷移a2のように変化し、到来信号Bの位相は位相遷移a2の起点に対して位相差αだけシフトした位相値を起点に位相遷移b2のように変化する。よって、第k−Mシンボルの位相遷移a1及びb1と第kシンボルの位相遷移a2及びb2との関係は、差動符号化による位相Δθkだけシフトしたものとなる。従って、第kシンボルを第k−Mシンボルで遅延検波すれば、差動符号化による位相Δθkが得られるので、データを復調できる。
今、図13に示すように、到来信号Aの信号レベルを1、到来信号Bの信号レベルをρとし、到来信号間の位相差がαであるとする。
同様に、第kシンボルでは、到来信号AのベクトルS2Aは、ベクトルS1Aに対してΔθkだけ位相が異なり(ここでは、検波対象とするシンボル間の位相差Δθkがπとなる場合を示している)、到来信号BのベクトルS2Bは、ベクトルS2Aに対してαだけ位相が異なる。到来信号Aは、ベクトルS2Aを起点に時間と共にΦA m(t)に応じて位相が変化し、任意の時刻tにおいてベクトルS2A'であるとする。到来信号Bは、ベクトルS2Bを起点に時間と共にΦB m(t)に応じて位相が変化し、ある時刻tにおいてベクトルS2B'であるとする。このとき、時刻tにおける受信波ベクトルはVkとなる。
図14から、任意の時刻tにおける受信波ベクトルVk-M(t)とVk(t)とは、第k−M及び第kシンボルにおける信号点をそれぞれSk-M及びSkとすると、下記式(12)で表される。
図15は、伝搬路の遅延分散性が無視できる場合に受信局で受信された到来信号A及びBの位相関係を示した模式図である。図15の(a)〜(d)は、それぞれα=0度、90度、180度及び270度の場合における到来信号A及びBのシンボル波形の位相関係を示す。図15の縦軸は、図12における第kシンボルの位相を、到来信号Aの位相遷移a2の起点を0度として0〜360度の範囲で示したもので、上記式(3)及び式(4)においてφMAX=720度とした場合である。また、到来信号Aと到来信号Bとの位相が逆相になる逆相点を×印で示し、同相になる同相点を○印で示している。
ここでは、説明を容易にするために、図17に示すような2つの無線局A及びBからの到来信号が各々2波となる2波到来モデルで考える。まず、送信信号Aの直接波と遅延波とが受信される場合、及び送信信号Bの直接波と遅延波とが受信される場合をそれぞれ考察し、その後に全ての4つの到来波が受信される状況を考察する。
従って、第kシンボルと第k−Mシンボルとで遅延検波を行う際に、正しい検波極性が得られてかつ正しい復調データが得られる有効区間は、第kシンボルにおける領域(ii)又は第k−Mシンボルにおける領域(ii)'である。その前後の領域(i)、(iii)、(i)'及び(iii)'は、隣接シンボルの異なるデータ信号が混入するためにシンボル間干渉が生じ、必ずしも正しい復調データが得られない領域である。
図21Aは、送信信号Aの直接波と遅延波との位相遷移をベクトルで表した模式図である。ここでは、図18Aにおける有効区間(ii)又は(ii)'についてのみ考える。図21Aは、送信データを表し、検波対象となるMシンボルだけ離れた2つのシンボル間の位相差Δθkがπとなる場合を一例として示しており、第k−Mシンボルの信号点をS1Aと、第kシンボルの信号点をS2Aとする。
同様に、第kシンボルについて、直接波のベクトルS2AはベクトルS1Aに対してΔθkだけ異なり、遅延波のベクトルS2AdはベクトルS2Aに対してβAだけ位相が異なる。そして、直接波はベクトルS2Aを起点に時間と共にΦA m(t)に応じて位相が変化し、任意の時刻tにおいてベクトルS2A’で表される。遅延波は、ベクトルS2Adを起点に時間と共に、ΦA m(t-τ)に応じて位相が変化し、ある時刻tにおいてベクトルS2Ad’で表される。このとき、時刻tにおける受信波ベクトルはVA kとなる。
同様に第kシンボルについて、直接波のベクトルS2BはベクトルS1Bに対してΔθkだけ異なり、遅延波のベクトルS 2Bd はベクトルS2Bに対してβBだけ位相が異なる。そして、直接波はベクトルS2Bを起点に時間と共にΦB m(t)に応じて位相が変化し、任意の時刻tにおいてベクトルS2B'で表される。遅延波は、ベクトルS2Bdを起点に時間と共に、ΦB m(t-τ)に応じて位相が変化し、ある時刻tにおいてベクトルS2Bd'で表される。このとき、時刻tにおける受信波ベクトルはVB kとなる。このように、送信信号Bの直接波と遅延波について、第k−Mシンボルと第kシンボルとは、それぞれシンボル内で同じように位相が遷移するので、2つの受信波ベクトルVB kとVB k-Mとの位相関係も任意の時刻tにおいて常にΔθkとなる。
この場合、異なるシンボル波形を用いることで増加させた最大有効ブランチ数は4つで、シンボル波形と到来タイミングの組は、W1T1、W1T2、W2T1、及びW2T2の4種類の中から選ばれる必要がある。つまり、同時送信する無線局の数が最大有効ブランチ数(この場合は4つ)以下の場合、各無線局はこれら4つの組の中から互いに異なる組を用いて送信を行う必要がある。また、同時送信する無線局の数が最大有効ブランチ数を超える場合でも、これら4つの組以外の組み合わせを作らず、各無線局のうち4つの無線局は4つの組の中から互いに異なる組を用いて送信を行い、残りの無線局はこれら4つの組のいずれかを選んで送信を行う必要がある。
まず、管理局1が送信するチャネル情報パケットは、管理局2及び3によって受信される。管理局2及び3は、管理局1に応答パケットを送信する。管理局1は、応答パケットを受信すると、管理局1が送信元管理局となるブロードキャストパケットを管理局2及び3が複局同時送信する際に、管理局2及び3が使用するシンボル波形及び遅延量を決定する。そして、管理局1は、決定したシンボル波形及び遅延量を、通知パケットを用いて管理局2及び3に通知する。このように、チャネル情報パケットは、複局同時送信を要求するためのパケットと言える。
管理局1は、既存周辺管理局探索モード時、パケットの受信を所定時間待って、中継送信が可能な管理局(周辺管理局)が存在するか否かを判断する。管理局1は、パケットの受信を所定時間待つための待機タイマーをリセットし(ステップS31)、受信状態で待機する(ステップS32)。そして、所定時間が経過するまでの間にパケットを受信すると(ステップS33及びS34)、管理局1は、受信したパケットを復調する(ステップS35)。具体的には、アンテナ31で受信されかつRF部32で周波数変換された受信ベースバンド信号が、復調部33で復調されて復調データとなる。
一方、ステップS34において、所定時間が経過した場合、処理は図26のステップS51に進む。
管理局1において、シンボル波形・遅延量決定部36は、応答パケットの送信回数をゼロにし(ステップS51)、既存周辺管理局数が応答パケット送信回数よりも多いか否かを判断する(ステップS52)。既存管理局数が応答送信回数よりも少ない場合、シンボル波形・遅延量決定部36は、チャネル情報パケットを生成するよう、送信パケット処理部40に指示する。送信パケット処理部40は、チャネル情報パケットを生成して変調部21に渡す。変調部21は、チャネル情報パケットから変調信号を生成し、RF部32及びアンテナ31を介して送信する(ステップS53)。
一方、ステップS52において、既存周辺管理局数が応答パケット送信回数よりも多い場合、管理局1は、図27に示すステップS81の動作に進む。
管理局1は、待機タイマーをリセットし(ステップS81)、チャネル情報パケットの待ち時間が経過するまで(ステップS94、No)、パケットの受信を待つ(ステップS82)。パケットを受信すると(ステップS83、Yes)、復調部33がパケットを復調し(ステップS84)、パケット判定部34が復調データにCRCチェックを施す。パケットを正常に受信できた場合(ステップS83)、パケット判定部34は、パケットのパケット識別子を参照し、受信したパケットがチャネル情報パケットであるか否かを判断する(ステップS86)。受信したパケットがチャネル情報パケットでない場合、管理局1は再び待機状態に戻る(ステップS82)。
図28のステップS88において、シンボル波形・遅延量決定部36は、受け取った送信元管理局IDが既に保存している周辺管理局IDと一致しているか否かを判断し、送信元管理局IDが一致しない場合にはステップS82に戻り、一致する場合には送信パケット処理部40に応答パケットを生成するよう指示する。その他、図28におけるステップS81〜S94の動作は、図27と同一の符号を付したステップと同様であるため、説明を省略する。チャネル情報パケットの待ち時間が経過しても、既にIDを保存した周辺管理局からのチャネル情報パケットを受信できなかった場合(ステップS94、Yes)、シンボル波形・遅延量決定部36は、保存している後発周辺管理局数を1つ減らす(ステップS101)。そして、管理局1は、図26に示すステップS67の動作に戻る。以上、図25〜図28のフローチャートを用いて、管理局1の動作について説明したが、管理局2及び3も管理局1と同様に動作する。
まず、シンボル波形・遅延量決定部36は、復調部33によって復調されかつパケット判定部34によって正常に受信できたと判断されたパケットが、通知パケットであるか否かを判断する(ステップS111〜S113)。受信したパケットが通知パケットである場合、シンボル波形・遅延量決定部36は、パケットからシンボル波形及び遅延量を抽出して記録テーブル37に記録する(ステップS114、S115)。なお、図29において、管理局2の動作について説明したが、管理局1及び3も同様に動作する。
管理局1において、復調部33は、アンテナ31によって受信されかつRF部32から出力される受信ベースバンド信号を復調し、復調データとする(ステップS131)。パケット判定部34は、復調データにCRCチェックを施し、パケットを正常に受信できたか否かを判断する(ステップS132)。パケットを正常に復調することができない場合、管理局1は処理を終了する。一方、パケットを正常に復調することができた場合、パケット判定部34は、受信したパケットのパケット識別子を参照し、中継不要なパケットであるか否かを判断する(ステップS133)。
次に、管理局1の通信エリアE1内に、無線伝送システムを構築できる管理局2が新たに発生した場合、管理局2は、共通チャネルを所定期間観測し、図25に示す手順に従って既存周辺管理局を探索する(図31B、図32B)。所定期間は、例えば、ネゴ区間の1周期時間以上である。その後、管理局2は、管理局1が送信したチャネル情報パケットを受信すると(図31B:B−11)、図27に示す手順に従い、チャネル情報パケットを正常に受信できたことを周囲に通知するための応答パケットを生成して所定の応答区間に送信する(図31B:B−12)。
まず、管理局3は、共通チャネルを所定期間観測し、図25に示す手順に従って、既存周辺管理局を探索する。その後、管理局2及び3は、管理局1から送信されてきたチャネル情報パケットを受信する(図31C:C−11)。管理局3は、図27に示す手順に従い、管理局1が送信したチャネル情報パケットに対する応答パケットを生成する。なお、この区間において、管理局2も応答パケットを作成する。応答区間において、管理局2及び3は、ランダムなタイミングで応答パケットを送信する(図31C:C−12)。図32Cは、同様にしてさらに、管理局4及び5が発生した場合を示している。なお、管理局4及び5の通信エリアは、E4及びE5で表している。
上記第1の実施形態では、各管理局は、他の管理局から応答パケットを受信するたびに、シンボル波形・遅延量通知パケットを毎回送信するものとして説明した。ここで、シンボル波形及び遅延量の送信は、新たに管理局が発生する際や、既存の管理局が消失する際にのみ行われてもよい。本変形例において、各管理局は、新たに管理局が発生する際や、既存の管理局が消失する際にのみシンボル波形・遅延量通知パケットを生成する。なお、管理局1〜5の構成は、第1の実施形態と同様であるため、図5を援用する。
本第2の実施形態に係る無線伝送システムは、管理局がパケットを送信した後、他の管理局がパケットを中継送信する際に、送信元局である管理局も再度同じパケットを送信する点で、上記第1の実施形態と相違する。
第2の実施形態に係る管理局1〜4の動作が第1の実施形態と異なるのは、図26に示すフローチャートにおけるステップS63の動作である。第2の実施形態に係る管理局1〜3は、ステップS63において、中継可能局数が1つ以上であるか否かを判断する。そして、中継可能局数が1つ以上である場合、ステップS64以降の動作に進み、シンボル波形及び遅延量を含む通知パケットを生成して送信する。それ以外の動作は、第1の実施形態と同様であるため、図26〜図30を援用する。
管理局1及び2は、図38Aに示す記録テーブルを参照して、他局がパケットを中継送信する際にパケットに与えるべきシンボル波形及び遅延量を決定する。例えば、管理局1がパケットの送信元管理局である場合、管理局2は、管理局1から受信したパケットを中継送信する際に、シンボル波形W1で、基準タイミングT0に対してτだけ遅延させたタイミングT2で送信する。
第3の実施形態に係る無線伝送システムは、中継伝送時に複局同時送信が可能な場合の送信元管理局が中継送信するパケットに与える遅延量を、予め基準タイミングT0から適度にずらした値に決めている点で、第2の実施形態と相違する。それ以外の、無線伝送システム及び管理局の構成、システム間におけるチャネル情報のネゴシエーションの手順は、第1及び第2の実施形態と同様である。
上記第1の実施形態において、チャネル情報パケットに対する応答パケットを受信するのは、チャネル情報パケットの送信元の管理局のみであった。これに対し、第4の実施形態では、チャネル情報パケットの送信元以外の管理局も、他の管理局が送信した応答パケットを受信する。それ以外の無線伝送システムの構成及び管理局のブロック構成、システム間のチャネル情報のネゴシエーション手順は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。
次に、図32Bの状態から図32Cの状態にシステム構成が移行した場合、新たにシステムを構築する管理局3は、管理局1から送信されてきたチャネル情報パケットを受信すると、応答パケットを生成し、ランダムなタイミングで送信する(図43C:C−11)。また、この応答区間において、管理局2も応答パケットを生成し、ランダムなタイミングで送信する。管理局4、5も同様に動作する。
(1)システムに残存する管理局数が、パスダイバーシチ効果に寄与し得るシンボル波形で増倍された有効なブランチの最大数(以下、最大許容数と略す)以上の場合
システムから消失した管理局と同一のシンボル波形と遅延量との組み合わせが割り当てられた管理局が存在する場合、各管理局に割り当てたシンボル波形及び遅延量を変更しない。
システムから消失した管理局と同一のシンボル波形と遅延量との組み合わせが割り当てられた管理局が存在しない場合、システムに残存する管理局のうち、同一のシンボル波形と遅延量との組み合わせが割り当てられた複数の管理局が存在する。従って、同一の組み合わせが割り当てられた管理局のうち、管理局IDが大きい管理局に割り当てるシンボル波形及び遅延量を、システムから消失した管理局に割り当てられていたシンボル波形及び遅延量に変更する。
システムに残存する管理局のうち、同一のシンボル波形と遅延量との組み合わせが割り当てられた複数の管理局が存在する場合、同一の組み合わせが割り当てられた複数の管理局のうち、例えば管理局IDが大きい管理局に割り当てるシンボル波形と遅延量との組み合わせを、システムから消失した管理局に割り当てられていたシンボル波形と遅延量との組み合わせに変更する。
システムに残存する管理局のうち、同一のシンボル波形と遅延量との組み合わせが割り当てられている管理局が存在しない場合、各管理局に割り当てたシンボル波形及び遅延量を変更しない。
(3)システムに残存する管理局数が、最大許容数以上の場合
システムに残存する管理局のうち、複局同時送信能力を持ちながらそれまで複局同時送信に参加していなかった管理局の中で、例えば最も管理局IDの大きい管理局に割り当てるシンボル波形と遅延量との組み合わせを、減少した管理局のうち最も管理局IDの大きい管理局に割り当てられていたシンボル波形と遅延量との組み合わせに変更する。
10−1、10−n、20−1、20−n、30−1、30−n 端末局
17−1〜17−6 無線局
21 変調部
22 読み出し制御部
23 波形記憶部
24、1808、1809 D/A変換器
31 アンテナ
32 RF部
33 復調部
34 パケット判定部
35 自局パケット処理部
36 シンボル波形・遅延量決定部
37 記録テーブル
38 送信タイミング制御部
40 送信パケット処理部
42 テーブル格納部
700 伝送信号生成回路
701 差動符号化回路
702 波形発生回路
703、1801 発振器
704 直交変調器
901、1601 遅延器
902、903 レベル調整器
904、905 空中線
1602、1603 乗算器
1604、1605 移相器
1606、1607、1810、1811 低域通過フィルタ
1802 L分周器
1803、1804 カウンタ
1805、1806 シフトレジスタ
Claims (36)
- 複数の無線局と、無線局間に形成されるマルチパス伝送路とによってパスダイバーシチのためのシステムを構成し、データを無線によって複局同時送信することができる無線伝送システムであって、
前記複数の無線局は、
自局又は他局が送信する複局同時送信を要求する複局同時送信要求パケットに対する応答パケットを受信し、当該応答パケットの受信から得られる周辺局情報に基づいて、複局同時送信される送信信号に用いられるシンボル波形と基準タイミングからの遅延量とを組とする複数の組み合わせを決定する少なくとも1つの無線局と、
前記少なくとも1つの無線局で決定された前記複数の組み合わせ用いて複局同時送信される送信信号を受信する宛先の無線局とを含む、無線伝送システム。 - 前記少なくとも1つの無線局は、前記シンボル波形が同一かつ前記遅延量が異なる2つ以上の組み合わせについて、相互の遅延量の差を所定の遅延分解能以上に設定し、遅延量の最大値と最小値との差を所定の遅延上限以下に設定する、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記所定の遅延分解能及び前記所定の遅延上限は、それぞれ、前記宛先の無線局が複数の遅延波をパスダイバーシチ受信することができる値である、請求項2に記載の無線伝送システム。
- 前記複数の無線局は、各々の通信エリア内に存在する少なくとも1つの端末局を管理する機能を持つ複数の管理局を含み、
前記複数の管理局は、それぞれ、通信に先立って通信可能な状態を確立するためのネゴシエーションパケットとして、前記複局同時送信要求パケット及び前記応答パケットを送受信する送受信部を備え、
前記少なくとも1つの無線局は、複局同時送信する管理局に対してデータを送信する送信元の管理局であり、前記応答パケットを受信することで複局同時送信可能な管理局を認識し、当該認識した管理局によって送信信号が複局同時送信される際に用いられる前記組み合わせを、当該認識した管理局の数に応じて決定するシンボル波形・遅延量決定部を備える、請求項1に記載の無線伝送システム。 - 前記複数の無線局は、各々の通信エリア内に存在する少なくとも1つの端末局を管理する機能を持つ複数の管理局を含み、
前記複数の管理局は、それぞれ、通信に先立って通信可能な状態を確立するためのネゴシエーションパケットとして、前記複局同時送信要求パケット及び前記応答パケットを送受信する送受信部を備え、
前記少なくとも1つの無線局は、前記ネゴシエーションパケットに基づいて複局同時送信可能となった管理局であり、前記応答パケットの受信によって認識される複局同時送信可能な管理局の数に応じて自局が送信信号を複局同時送信する際に用いる前記組み合わせを決定するシンボル波形・遅延量決定部を備える、請求項1に記載の無線伝送システム。 - 前記無線伝送システムは、送信元の無線局からの送信信号を、他の無線局に中継させて前記宛先の無線局に伝送するシステムであり、
前記複数の無線局は、それぞれ、
複局同時送信すべき送信信号があれば前記複局同時送信要求パケットを他の無線局に送信し、前記複局同時送信要求パケットを受信すれば前記応答パケットを送信する送信部と、
前記応答パケットを受信する受信部と、
前記応答パケットを受信することで複局同時送信が可能な中継局を決定し、当該決定した中継局によって送信信号が複局同時送信される際に用いられる前記組み合わせを、当該決定した中継局の数に応じて決定するシンボル波形・遅延量決定部とを含む、請求項1に記載の無線伝送システム。 - 前記複数の無線局の各送信部は、自局が前記送信元の無線局である場合、前記中継局のいずれかから前記宛先の無線局から前記応答パケットを受信した旨の通知を受信するか、又は前記宛先の無線局から前記応答パケットを直接受信した場合、中継伝送を取りやめることを前記中継局に通知する、請求項6に記載の無線伝送システム。
- 前記複数の無線局は、それぞれ、前記送信元の無線局からの前記複局同時送信要求パケットの受信に応じて、自局が前記送信元の無線局から送信される送信信号を中継することができるか否かを判断する中継可否判断部をさらに含み、
前記複数の無線局の各送信部は、前記応答パケットに前記中継可否判断部の判断結果を含めて送信する、請求項6に記載の無線伝送システム。 - 前記複数の無線局は、それぞれ、前記送信元の無線局からの前記複局同時送信要求パケットの受信に応じて、自局が前記送信元の無線局から送信される送信信号を中継することができるか否かを判断する中継可否判断部をさらに含み、
前記複数の無線局の各送信部は、前記中継可否判断部によって中継送信可能であると判断された場合に、前記応答パケットを送信する、請求項6に記載の無線伝送システム。 - 前記複数の無線局の送受信部は、それぞれ、前記複局同時送信要求パケットに対する前記他の無線局が送信した前記応答パケットを最大有効ブランチ数よりも多く受信すれば、前記応答パケットを送信しない、請求項6に記載の無線伝送システム。
- 前記複局同時送信要求パケットは、前記複数の無線局が使用する通信チャネルに関するチャネル情報パケットである、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記複局同時送信要求パケットは、複局同時送信の可否に関わらず送信される送信要求パケットRTS(Request To Send)であり、
前記応答パケットは、前記送信要求パケットRTSに対する応答パケットCTS(Clear To Send)である、請求項1に記載の無線伝送システム。 - 前記複局同時送信要求パケットは、前記複局同時送信すべき送信信号の全部又は一部である、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、複局同時送信可能な無線局の数に応じて、前記複数の組み合わせを決定する、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、複局同時送信可能な無線局に対して、前記複数の組み合わせの少なくとも1つを通知する、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記送信元の無線局は、前記複数の組み合わせの内、自局に割り当てられている組み合わせに基づいて前記送信信号を再送信する、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記複数の組み合わせの内、前記送信信号を複局同時送信可能な無線局に送信する送信元の無線局に対して前記送信信号を再送信する際に割り当てるべき組み合わせは、前記送信元の無線局によって決定され、
前記送信元の無線局は、自局以外の複局同時送信が可能な無線局の組み合わせを所定の組とし、前記送信信号を割り当てられた組み合わせに基づいて再送信する、請求項16に記載の無線伝送システム。 - 前記少なくとも1つの無線局は、前記応答パケットを受信した順に前記複数の組み合わせを決定する、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、複局同時送信が可能な無線局の数を最大有効ブランチ数以下に決定する、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、複局同時送信が可能な無線局の数が最大有効ブランチ数よりも多い場合、前記複数の組み合わせの数を最大有効ブランチ数以下に決定する、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 複局同時送信する無線局は、
前記少なくとも1つの無線局によって決定された前記複数の組み合わせを記録するための記録テーブルを格納する格納部を含み、
前記記録テーブルを参照して、自局に割り当てられている組み合わせに応じて、前記複局同時送信すべき送信信号を送信する、請求項1に記載の無線伝送システム。 - 前記記録テーブルには、自局に割り当てられた組み合わせのみが記録されている、請求項21に記載の無線伝送システム。
- 前記記録テーブルには、複局同時送信する全ての無線局に割り当てられた組み合わせが記録されている、請求項21に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、所定のシンボル数だけ離れた任意の2つのシンボルのシンボル波形が、送信信号にかかわらず同一であり、かつ、当該任意の2つのシンボルの位相差が、送信信号に基づいて決定される前記送信信号を生成する、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、前記所定のシンボル数を1として、前記送信信号を生成する、請求項24に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、前記位相差に、2πを2の累乗の数で均等に分割した角度のいずれかを用いる、請求項24に記載の無線伝送システム。
- 前記宛先の無線局は、遅延検波によって前記検波信号を得る、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、1シンボル期間において、位相が時間方向に増加し、かつ位相の時間変化の2次微係数が常時ゼロではない位相遷移を有する第1シンボル波形と、位相が時間方向に減少し、かつ位相の時間変化の2次微係数が常時ゼロではない位相遷移を有する第2シンボル波形とを、少なくとも前記シンボル波形の所定の数の候補に含む、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、1シンボル期間の所定点までは位相の時間変化量が減少し、かつ当該所定点以降は位相の時間変化量が増加する位相遷移を有する、第1シンボル波形及び第2シンボル波形を、少なくとも前記シンボル波形の所定の数の候補に含む、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、1シンボル期間の所定点までは位相の時間変化量が増加し、かつ当該所定点以降は位相の時間変化量が減少する位相遷移を有する、第1シンボル波形及び第2シンボル波形とを、少なくとも前記シンボル波形の所定の数の候補に含む、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、1シンボル期間の全てで位相の時間変化量が減少する位相遷移を有する第1シンボル波形及び第2シンボル波形を、少なくとも前記シンボル波形の所定の数の候補に含む、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、1シンボル期間において、位相が時間方向に増加した後減少に転じ、かつ位相の時間変化の2次微係数が常時ゼロではない位相遷移を有する第1シンボル波形と、位相が時間方向に減少した後増加に転じ、かつ位相の時間変化の2次微係数が常時ゼロではない位相遷移を有する第2シンボル波形とを、少なくとも前記シンボル波形の所定の数の候補に含む、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、1シンボル期間の所定点までは位相の時間変化量が減少し、かつ当該所定点以降は位相の時間変化量が増加する位相遷移を有する、第1シンボル波形及び第2シンボル波形を、少なくとも前記シンボル波形の所定の数の候補に含む、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 前記少なくとも1つの無線局は、前記所定点を1シンボル期間の中心点とし、中心点以前の位相と中心点以後の位相とが対称的に変化する位相遷移を有する、第1シンボル波形及び第2シンボル波形を、少なくとも前記シンボル波形の所定の数の候補に含む、請求項1に記載の無線伝送システム。
- 複数の無線局と、無線局間に形成されるマルチパス伝送路とによってパスダイバーシチのためのシステムを構成し、データを無線によって複局同時送信することができる無線伝送システムに用いられる無線局であって、
自局又は他局が送信する複局同時送信を要求する複局同時送信要求パケットに対する応答パケットを受信する応答パケット受信部と、
複局同時送信される送信信号に用いられるシンボル波形と基準タイミングからの遅延量とを組とする複数の組み合わせを、前記応答パケット受信部における前記応答パケットの受信に応じて、同じ前記シンボル波形の組同士の各遅延量の差が所定の遅延分解能以上になり、かつ、複数の前記遅延量の内の最大値と最小値との差が所定の遅延上限以下になるように、決定するシンボル波形・遅延量決定部とを備える、無線局。 - 複数の無線局と、無線局間に形成されるマルチパス伝送路とによってパスダイバーシチのためのシステムを構成し、データを無線によって複局同時送信することができる無線伝送システムに用いられる無線局が行う方法であって、
自局又は他局が送信する複局同時送信を要求する複局同時送信要求パケットに対する応答パケットを受信する応答パケット受信ステップと、
複局同時送信される送信信号に用いられるシンボル波形と基準タイミングからの遅延量とを組とする複数の組み合わせを、前記応答パケット受信ステップにおける前記応答パケットの受信に応じて、同じ前記シンボル波形の組同士の各遅延量の差が所定の遅延分解能以上になり、かつ、複数の前記遅延量の内の最大値と最小値との差が所定の遅延上限以下になるように、決定するステップとを備える、方法。
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