JP2004328749A - モバイルアドホックネットワーク環境でのデータパケットの再転送のための装置及び方法 - Google Patents

モバイルアドホックネットワーク環境でのデータパケットの再転送のための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 データパケットの再転送のための装置及び方法を提供する。
【解決手段】 モバイルアドホックネットワーク環境で、周期的にブロードキャストされる第1パケットを受信する段階と、前記第1パケットからアプリケーションプログラムにより発生したデータを含む第2パケットに関するパケット転送情報を抽出する段階と、前記パケット転送情報から前記第2パケットの損失如何を判断する段階と、前記第2パケットが損失されたと判断された場合、前記第2パケットの再転送を要請する要請パケットをブロードキャストする段階と、を含むパケット再転送要請方法。これにより、パケット衝突の影響を最小化し、ブロードキャストパケットを効率的かつ安定的に伝達させることによって信頼性及びブロードキャスト効率性を同時に得られる。
【選択図】 図14

Description

本発明はモバイルアドホックネットワークに係り、より詳細にはブロードキャスティング方法により転送されるパケット(以下、‘ブロードキャストパケット’という)の損失を緩和するための損失されたデータパケットの再転送のための方法及び装置に関する。
モバイルアドホックネットワークは移動性を持つ端末(以下、‘ノード’という)間の連結を無線リンクを利用してインフラストラクチャーに基づかずに確保するネットワークである。
ところで、モバイルアドホックネットワークを構成するそれぞれのノードは互いに独立的に移動するために、モバイルアドホックネットワークを制御するか、ノード間に情報を共有しようとする時には中央集中的な方式よりは分散方式を利用する必要がある。
前記のような分散方式を利用してモバイルアドホックネットワークを構成する全体ノードを制御するためには、全体ノードに関する制御情報を含むパケットをブロードキャスティング方法により転送するメカニズムが必須に要請される。
この時、モバイルアドホックネットワークには、インフラストラクチャーに基づいた無線LANのアクセスポイントのような中央集中的な制御装置がないために、一つ以上のノードからパケットが同時にブロードキャストされる可能性が高い。しかし、このような場合に無線リンクの特性上、伝播領域が重なる両ノードが同時にブロードキャストパケットを転送すれば前記ブロードキャストパケット間にパケット衝突が発生する恐れがある。すなわち、複数のノードから同時に転送した重要な制御情報がブロードキャストの伝達経路が重なって発生するパケット衝突により消滅する可能性が大きくなってブロードキャストパケットの転送信頼性(以下、‘信頼性’という)問題が発生する。
したがって、前記のような信頼性を保障するために、モバイルアドホックネットワークシステムでは‘フラッディング(Flooding)’というブロードキャストメカニズムがある。
フラッディングメカニズムでは、最初にパケットを生成するソースノードが隣接する他のノードに前記生成されたパケットをブロードキャストし、前記隣接するそれぞれのノードは受信したパケットを1回だけブロードキャストする。このような過程はモバイルアドホックネットワークで到達可能なあらゆるノードが前記パケットを受信するまで続く。
図1では、前記のようなフラッディングメカニズムを示しているが、前記図1を利用してより具体的に説明する。
送信ノードが隣接ノードにパケットをブロードキャストすれば、前記隣接ノードは自分が受信したブロードキャストパケットを自分の隣接ノードに転送する。したがって、一つのノードが同じパケットを複数回受信して帯域幅を多く消費し、これに伴いブロードキャスト効率性が大きく低下してしまう。
前記図1に図示するように、例えば、ノード3がソースノードとなってパケットをブロードキャストした後、これを受信したノード1とノード4は1ホップ内にある自分の隣接ノードに前記パケットをブロードキャストする。この時、ノード2、ノード6、ノード7は前記ノード1から前記パケットを受信し、ノード5、ノード6は前記ノード4から前記パケットを受信する。それから、前記ノード2、前記ノード5、前記ノード6、前記ノード7は再び隣接ノードにパケットをブロードキャストするが、この時、ブロードキャストされる伝播領域が大部分重なるようになって多くのパケット損失が発生してしまう。
しかし、前記フラッディングメカニズムは、一つのノードをして同じパケットを複数回受信させることによって、単一パケット損失は他の余分のパケットにより補完され、前記信頼性が保障される。
一方、前記フラッディングメカニズムは、余分のパケットが帯域幅を消費しながら複数回転送されるために、ブロードキャスト効率性を低下させる。
したがって、モバイルアドホックネットワークでの前記ブロードキャスト効率性を改善させるために、余分のパケット数を最小化するためのいろいろな方法が提案された。
このような方法のうち一つとして、あらゆるノードがブロードキャストパケットを再びブロードキャストすることではなく、隣接ノードのうち一部ノードだけ受信したブロードキャストパケットを再びブロードキャストする方法がある。
モバイルアドホックネットワークでは、インフラストラクチャーなしにモバイルノードが無線リンクで連結されているために、ネットワークを構成するノードの移動性によって随時ネットワークトポロジーが変わる。したがって、モバイルアドホックネットワークに属するノードは隣接ノードの状態及び全体ネットワークのトポロジーを把握するために自分のアドレス情報及び確認された隣接ノードに関する情報を含んでいるハローパケット(Hello packet)を周期的に交換する。
すなわち、ブロードキャストパケット送信子は前記ハローパケットにより収集された隣接ノードに関する情報に基づいて隣接ノードのうち一部ノードを中継子として選択できるが、このようなメカニズムの代表的なものとしてAHBP(Add Hoc Broadcast Protocol)がある。前記AHBPは2ホップ内に隣接するノードに関する情報を持っている任意のノードが1ホップ内にあるノードのうち任意のノードを中継子として選定し、前記任意のノードが転送したブロードキャストパケットを前記選定された中継子だけをして再びブロードキャストさせるプロトコルである。
図2には、前記AHBPの動作方法を具体的に示している。
すなわち、前記図2では、余分のパケット数を最小化することによって帯域幅を効率的に使用するために一部ノードでのみパケットをブロードキャストする方法を使用する。
例えば、ノード3をソースノードといえば、ノード1及びノード4は前記ノード3により中継子として選択され、ノード6は前記ノード1または前記ノード4により中継子として選択されてパケットをブロードキャストする。
しかし、このような方法により余分のパケット数を最小化させることは、単一パケット損失に対する信頼性を低下させ、特に前記中継子がパケットを損失する場合にはさらに問題になる。
また、モバイルアドホックネットワークを構成するノードは無線リンク環境で自在に移動して他のノードと独立的にデータを送受信するようになって図3に図示するように複数のノードが同時にブロードキャストパケットを送信する可能性が大きい。このようになればパケット伝達経路が重なり、前記図3に図示するように経路が重なる度にパケット衝突が発生して信頼性が大きく減少してしまう。
したがって、モバイルアドホックネットワーク環境で一つ以上のノードがブロードキャストパケットを転送する場合、ブロードキャストパケット伝達経路が重なることにより発生するパケット衝突の影響を最小化し、ブロードキャストパケットを効率的かつ安定的に伝達することによって信頼性及びブロードキャスト効率性を確保するためのメカニズムが必要となってきている。
本発明は前記問題点を鑑みてなされたものであり、本発明はブロードキャストパケットを受信する受信子がパケット損失を感知し、パケットを送信したソースノードまたは中継子に損失されたパケットの再転送を要請する方法を提供するところに目的がある。
本発明の目的は以上言及した目的に限定されず、言及されていないさらに他の目的は下の記載から当業者に明確に理解される。
前記目的を達成するために、モバイルアドホックネットワーク環境で、周期的にブロードキャストされる第1パケットを受信する段階と、前記第1パケットからアプリケーションプログラムにより発生したデータを含む第2パケットに関するパケット転送情報を抽出する段階と、前記パケット転送情報から前記第2パケットの損失如何を判断する段階と、前記第2パケットが損失されたと判断された場合、前記第2パケットの再転送を要請する要請パケットをブロードキャストする段階と、を含む。
望ましくは、前記第1パケットは前記無線ネットワークに属するそれぞれのノードに関するルーティング情報を含む。
望ましくは、前記第2パケットの損失如何を判断する段階は、前記抽出したパケット転送情報が前記第2パケットに関する最も最近に受信されたパケット転送情報と同一でない場合に前記第2パケットの損失が発生したと判断する段階を含む。
望ましくは、前記要請パケットは前記第1パケットと同じパケット構造を含む。
望ましくは、前記パケット転送情報は前記第1パケット内のパケットに関する情報を示す領域に含まれる。
望ましくは、前記要請パケットをブロードキャストする段階は、前記要請パケット内にパケット損失如何を示すパケット損失識別情報及び損失されたパケットに関する情報を設定してブロードキャストする段階を含む。
望ましくは、前記損失されたパケットに関する情報は、損失されたパケットに関するパケット転送情報及び前記損失されたパケットを転送したノードの識別情報を含む。
前記目的を達成するために、モバイルアドホックネットワーク環境で、本発明の実施によるパケット再転送のための装置は、アプリケーションプログラムにより発生したデータを含むデータパケットに関するパケット転送情報と、前記データパケットの損失如何を示すパケット損失識別情報と、損失されたデータパケットに関する情報とを含む無線パケットを送受信する送受信モジュールと、前記送受信モジュールから前記無線パケットを伝達されて、前記パケット損失識別情報に対応するイベントを発生させるか、ブロードキャスト方式で転送するパケットを生成して前記送受信モジュールに伝達するパケット処理モジュールと、前記パケット転送情報と隣接ノードに関するルーティング情報とを保存する保存モジュールと、所定のアプリケーションプログラムと前記パケット処理モジュール間にデータ伝達を行うか、前記イベントに対応するイベント処理を行う制御モジュールと、を含む。
望ましくは、前記無線パケットは周期的にブロードキャストされるパケットである。
望ましくは、前記イベント処理は、前記パケット損失識別情報がパケットが損失されていないことを示す場合に、前記パケット転送情報を利用して損失されたデータパケットの再転送如何を決定するイベント処理を含む。
望ましくは、前記イベント処理は、前記パケット損失識別情報がパケットが損失されたことを示す場合に、前記損失されたデータパケットに関する情報を利用して損失されたデータパケットの再転送如何を決定するイベント処理を含む。
望ましくは、前記損失されたデータパケットに関する情報は、損失されたデータパケットに関するパケット転送情報及び前記損失されたデータパケットを転送したノードの識別情報を含む。
その他の実施例の具体的な事項は詳細な説明及び図面に含まれている。本発明の利点及び特徴、そしてそれらを達成する方法は添付される図面と共に詳細に後述される実施例を参照すれば明確になる。しかし、本発明は以下開示される実施例に限定されるものではなく他の多様な形態に具現され、単に本実施例は本発明の開示を完全にし、本発明が属する技術分野で当業者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求請求の範囲により定義されるだけである。明細書全体にわたって同じ参照符号は同じ構成要素を示す。
本発明の実施によってモバイルアドホックネットワーク環境でブロードキャストパケットを送受信する場合、パケット衝突の影響を最小化し、ブロードキャストパケットを効率的かつ安定的に伝達させることによって信頼性及びブロードキャスト効率性を同時に得られる。
以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施例を詳細に説明する。一方、本発明への理解を容易にするために最初にパケットを生成してブロードキャストするノードを‘ソースノード’とし、前記パケットを受信するノードを‘受信子’とし、前記受信子のうち受信したパケットを再びブロードキャストするノードを‘中継子’とする。
また、本発明の実施において、パケット損失感知及びパケット再転送要請を行うための情報として‘RBS(Relayer Broadcast Sequence number)’という値を定義するが、前記RBS値はブロードキャストパケットに含まれた所定のフィールド値と設定できる。
前記RBS値はソースノードまたは中継子がブロードキャストパケットを転送したり中継する度に変わるが、本発明への理解を容易にするためにここではブロードキャストパケットがソースノードまたは中継子を経由する度に1ずつ増加すると仮定する。
図4は、本発明の実施によってパケット損失を感知し、パケット再転送を要請する概略的なメカニズムを説明する例示図である。この時、前記図4で示したメカニズムは本発明の核心を明確に理解するための一つの例であって、本発明の内容が前記図4で示したメカニズムに限定されるものではない。
前記図4ではノード1を受信子と、ノード2及びノード3を中継子と仮定し、ブロードキャストパケット及びハローパケットの送受信によるパケット損失感知及びパケット再転送要請過程を説明している。この時、前記ハローパケットは、モバイルアドホックネットワークを構成しているそれぞれのノードが周期的にブロードキャストするパケットであって、前記ハローパケットには自分のルーティング情報及び1ホップ内にある他のノードのルーティング情報を含んでいる。また、前記ハローパケットもブロードキャストパケットの1種類と見なしうるが、本発明に関する説明においては、アプリケーションデータを含んでブロードキャスティング方法により転送されるパケットをブロードキャストパケットといい、前記ハローパケットと区別する。
ノード1がノード2からRBS値が2と設定されたブロードキャストパケットを受信した後(S410)、所定時間が過ぎた後、ノード3からRBS値が3と設定されたハローパケットを受信する(S415)。この時、前記ノード1は前記ノード3からRBS値が3と設定されたブロードキャストパケットを既に正常に受信したと仮定する。
それから、前記ノード1は前記ノード2からRBS値が3と設定されたブロードキャストパケットと、前記ノード3からRBS値が4と設定されたブロードキャストパケットとを同時に受信する(S420、S425)。この時、衝突によりパケットが損失される。
一方、前記ノード2及び前記ノード3はパケット損失が発生したことを知らず、それぞれハローパケットをブロードキャストする。すなわち、前記ノード2は既にRBS値が3と設定されたブロードキャストパケットを転送したために、RBS値が3と設定されたハローパケットをブロードキャストし(S430)、前記ノード3は既にRBS値が4と設定されたブロードキャストパケットを転送したために、RBS値が4と設定されたハローパケットをブロードキャストする(S435)。このようにハローパケットに含まれたRBS値は該当ノードが最近に転送したブロードキャストパケットのRBS値を示す。一方、前記ノード1はパケットが損失されたことを知らず、前記ノード2及び前記ノード3からそれぞれハローパケットを受信する。
前記ノード1は前記ノード2に対してRBS値が2と設定されたブロードキャストパケットを受信した後、RBS値が3と設定されたハローパケットを受信するので、RBS値が3と設定されたブロードキャストパケットを受信できなかったということを感知する。また、前記ノード3に対してもRBS値が3と設定されたブロードキャストパケットを受信した後、RBS値が4と設定されたハローパケットを受信するのでRBS値が4と設定されたブロードキャストパケットを受信できなかったことを感知する。したがって、前記ノード1は、ハローパケットをブロードキャストしながら前記ノード2及び前記ノード3に対してパケット再転送を要請する(S440、S445)。この時、パケット再転送を要請するかどうかは、ハローパケット内に所定のフィールドをパケット再転送要請のための情報フィールドと定義し、前記情報フィールドに設定された値により判断する。本発明に関する説明では前記フィールドを‘NACK’と称する。また、パケット再転送要請は図4で図示するように2以上のノードに対して可能であるために、本発明ではハローパケット内にパケット再転送を要請されるそれぞれのノードに関する情報及び再転送対象となるパケット情報を含む所定のフィールドを設定する。
前記ノード2及びノード3は前記ノード1からハローパケットを受信した後、前記ノード1が再転送を要請したパケットをそれぞれ再びブロードキャストする(S450、S455)。
図5は、本発明の実施によってデータパケットの再転送を要請するメカニズムを説明するためのモバイルアドホックネットワークトポロジーを示す例示図である。
前記図5ではノード3をソースノードとし、ノード1、ノード4、ノード6を中継子とし、ノード2、ノード5、ノード7、ノード8、ノード9を受信子とする。この時、いかなるノードを中継子とするかは前述したAHBPによって決定される。
本発明の実施によって、ソースノードに該当するノード3で生成されたアプリケーションデータをブロードキャストする場合には、RBS値に該当する情報を前記図5で図示したようにブロードキャストパケット内の所定フィールドに設定する必要がある。この時、前記ブロードキャストパケットはそれぞれのノード間にデータ通信を可能にする通信プロトコルに従うデータパケットでもあるが、ここではIP(Internet Protocol)パケットを例として説明する。
図6は、本発明の実施によるブロードキャストパケットのフォーマットを示す例示図であって、IPパケットの構造を例としている。
前記IPパケットはパケットに関する情報を含むIPヘッダ領域及びペイロードに該当するデータ領域を含んでいるが、前記IPヘッダ領域とデータ領域間にはその他の情報を含んでいるIPオプション領域がある。本発明の実施によるRBS値に関する情報は前記IPヘッダ領域またはIPオプション領域に設定できる。以下、IPヘッダ領域は前記IPオプション領域を含むこととする。
図7は、本発明の実施によって前記図5で図示したネットワークトポロジーを構成するノード間にハローパケットを送受信するメカニズムを説明する例示図である。
ハローパケットは前述したように周期的にブロードキャストされるパケットであって、ソースノードまたは中継子はブロードキャストパケットを転送した後、転送されたパケットに含まれたRBS値をハローパケットに設定してブロードキャストする。また、中継子または受信子はパケット損失を感知する場合、ハローパケットはACK情報を設定してブロードキャストによりパケット再転送を要請する。前記のようなハローパケットの機能を行うために図8で図示したようなハローパケットの構造を持つことができる。
前記図8に図示されたハローパケットは‘タイプ’フィールド、‘フラッグ’フィールド、‘隣接ノード数’フィールド、‘RBS情報’フィールド、‘NACK地図’フィールド、‘隣接ノード情報’フィールドを含む。
前記‘タイプ’フィールドはパケットの種類がハローパケットを示す情報を含む。
前記‘フラッグ’フィールドは前記ハローパケットを送信するノードがパケットを損失したことを示す情報を含む。例えば、前記‘フラッグ’フィールドのうち特定ビットをNACKフィールドと設定した後、前記NACKフィールドが0と設定されればパケットを損失しなかった(以下、‘NACKフィールドがディセーブルされた’という)ということを示し、前記NACKフィールドが1と設定されればパケットを損失した(以下、‘NACKフィールドがイネーブルされた’という)ということを示す方法でパケット損失如何を示すことが分かる。
前記‘隣接ノード数’フィールドは前記ハローパケットを送信するノードから1ホップ内にあるノードの数を示す。
前記‘RBS情報’フィールドには、前記ハローパケットを送信するノードが最も最近にソースノードまたは中継子から受信したブロードキャストパケットのRBS値が設定される。
前記‘隣接ノード情報’フィールドは、パケット再転送を要請されるノードの識別情報を示す‘隣接ノード識別子’情報と、前記‘隣接ノード識別子’に該当するノードに再転送を要請するパケットに関する情報を示す‘RBS_requested’情報とを含む。
前記‘NACK地図’フィールドは前記‘隣接ノード識別子’情報または‘RBS_requested’情報を示すポインター情報を含む。この時、前記‘隣接ノード情報’フィールドに2以上の‘隣接ノード識別子’情報がある場合にはそれぞれの‘隣接ノード識別子’情報を示す2以上のポインター情報を含む。
一方、本発明の実施のためのハローパケットの構造は前記図8に図示された構造に限定することではなく、これと類似した機能をするフィールドを持つハローパケットの構造を含む。
図9は、本発明の実施による隣接ノード情報テーブルを示す例示図である。
前記隣接ノード情報テーブルは、隣接ノードから受信するブロードキャストパケットまたはハローパケットに含まれたRBS情報を保存し、パケット損失によるパケット再転送要請時に利用される。したがって、モバイルアドホックネットワークに属するあらゆるノードは随時前記隣接ノード情報テーブルを更新する。
前記隣接ノード情報テーブルにある‘ノード’フィールドは隣接ノードの識別子情報を含む。前記図9では、本発明の説明を容易にするために‘3番ノード’、‘5番ノード’、‘6番ノード’として隣接ノードを表している。また、‘リンク状態’フィールドは本発明が適用される無線リンクの状態を表すが、それぞれのノード間に両方向通信が可能な無線環境を‘sym’と表現し、本発明は‘sym’状態でのみ適用されるものとする。また、‘隣接ノードの最新RBS’フィールドは該当ノードから最も最近に受信したブロードキャストパケットのRBS値に関する情報を含み、‘Try_flag’は該当ノードにパケット再転送を要請した回数を示し、‘NACKs’フィールドは損失されたパケットのRBS値に関する情報を含む。この時、前記‘Try_flag’情報の場合にパケット再転送要請回数を一定の回数に制限できる。多すぎるパケット再転送要請はネットワークに多くの負荷をかける恐れがあるからである。
一方、本発明の実施のための隣接ノード情報テーブルは前記図9に図示された構造に限定されるものではなく、これと類似した機能をするフィールドを持つテーブル構造を含む。
図10は、本発明の実施によってブロードキャストパケットを送信する過程を示す一実施例のフローチャートであって、さらに具体的にはソースノードでパケットを生成してブロードキャストする過程を示している。
まず、ソースノードにあるアプリケーションプログラムが動作して隣接ノードにブロードキャストするデータが発生すれば、前記ソースノードでデータ送受信を担当するモジュールは前記データを前記アプリケーションプログラムから受信する(S1000)。この時、前記モジュールはハードウェアやソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの結合により具現される。
それから、ソースノード自分が持っているRBS値を1ほど増加させ(S1010)、隣接ノードのうち中継子が存在するかどうかを検査する(S1020)。この時、中継子の存否はAHBPによる中継子選定アルゴリズムを利用して決定できる。もし、前記アルゴリズムによって中継子が選定された場合には(S1020で「はい」)、前記図6で図示したようなブロードキャストパケットのヘッダ領域に前記選定された中継子リストを設定し(S1030)、前記ヘッダ領域にソースノード自分のRBS値を設定する(S1040)。もし、前記アルゴリズムによって中継子が選定されていない場合には(S1020で「いいえ」)、前記S1030段階を経ずにブロードキャストするパケットのヘッダ領域にソースノード自分のRBS値を設定する(S1040)。
一方、前記ブロードキャストパケットのヘッダ領域にRBS値が設定されれば、前記ソースノードは前記パケットをブロードキャストし(S1050)、周期的にブロードキャストするハローパケットに最近にブロードキャストしたパケットに含まれたRBS値を設定してブロードキャストする(S1060)。
図11は、本発明の実施によって受信したハローパケットを処理する過程を示す一実施例のフローチャートである。
ソースノードまたは中継子が隣接ノードからイネーブルされたNACK情報を含むハローパケットを受信し(S1100)、前記ハローパケットの‘隣接ノード識別子’が自分を示さない場合には前記受信したハローパケットを廃棄する。
しかし、もし前記ハローパケットの‘隣接ノード識別子’が自分を示す場合に(S1120で「はい」)、前記ハローパケットの‘RBS_requested’が自分が最近にブロードキャストしたパケットのRBS値と同一であれば(S1130で「はい」)、前記ハローパケットを受信したソースノードまたは中継子は前記RBS値に該当するブロードキャストパケットを再びブロードキャストする(S1130、S1140)。
図12は、本発明の実施によって受信したブロードキャストパケットを処理する過程を示すす一実施例のフローチャートである。
任意のノード(以下、図12に関する説明では‘受信ノード’という)がブロードキャストパケットを受信すれば(S1200)、前記受信ノードは前記図9で図示した‘隣接ノード情報テーブル’にある‘ノード’フィールドの情報及び‘隣接ノードの最新RBS’フィールドの情報を更新する(S1210)。
それから、前記受信ノードは前記受信したパケットに含まれた中継子リストに自分のアドレスがあるかどうかを検査する(S1220)。もし自分のアドレスがない場合には(S1220で「いいえ」)、前記受信したブロードキャストパケットを再び隣接ノードにブロードキャストする必要がないので、前記受信ノードは前記受信したブロードキャストパケットに含まれたデータ情報を自分のアプリケーションプログラムに伝達する(S1280)。
一方、前記受信したパケットに含まれた中継子リストに自分のアドレスがある場合には(S1220で「はい」)、前記受信ノードは前記受信したブロードキャストパケットを再び隣接ノードにブロードキャストする必要がある。したがって、前記図10で図示した過程を経る。すなわち、自分が持っているRBS値を1ほど増加させ(S1230)、隣接ノードのうち中継子が存在するかどうかを検査する(S1240)。この時、中継子の存否はAHBPによる中継子選定アルゴリズムを利用して決定できる。もし、前記アルゴリズムによって中継子が選定された場合には(S1240で「はい」)、前記図6で図示したようなブロードキャストパケットのヘッダ領域に前記選定された中継子リストを設定し(S1250)、前記ヘッダ領域に自分のRBS値を設定する(S1260)。もし、前記アルゴリズムによって中継子が選定されていない場合には(S1240で「いいえ」)、前記受信ノードは前記S1250段階を経ずにブロードキャストするパケットのヘッダ領域に自分のRBS値を設定する(S1260)。
一方、前記ブロードキャストパケットのヘッダ領域にRBS値が設定されれば前記受信ノードは前記パケットをブロードキャストし(S1270)、前記受信したブロードキャストパケットに含まれたデータ情報を自分のアプリケーションプログラムに伝達する(S1280)。
また、前記受信ノードは周期的にブロードキャストするハローパケットに最近にブロードキャストしたパケットに含まれたRBS値を設定してブロードキャストする。
図13は、本発明の実施によってパケット再転送を要請する過程を示す一実施例のフローチャートであって、受信子がパケット再転送を要請する過程を例をあげて説明している。
受信子が隣接ノードからハローパケットを受信すれば(S1300)、前記受信子は前記受信したハローパケットにあるRBS値と、前記受信子が管理する‘隣接ノード情報テーブル’にある‘隣接ノードの最新RBS’フィールドの値とを比較する(S1310)。
この時、前記受信したハローパケットにあるRBS値が前記‘隣接ノードの最新RBS’フィールドの値より大きい場合には(S1310で「はい」)、前記受信子は前記受信したハローパケットにあるRBS値に該当するブロードキャストパケットを受信していないことになる。したがって、このような場合パケット損失が発生したと判断して前記損失されたパケットに対して再転送を要請する(S1320)。この時、前記要請は、前記図8で図示したハローパケットの‘フラッグ’フィールドにあるNACK情報をイネーブルさせ、‘隣接ノード情報’フィールドの‘隣接ノード識別子’情報及び‘RBS_requested’情報を設定した後、受信子が前記ハローパケットをブロードキャストすることによってなされる。
図14は、本発明の実施によってパケット再転送のための装置の内部ブロック図を示す例示図である。
前記図14では、無線リンクを通じてデータを送受信するための送受信モジュール1440と、パケット再転送を判別するための送受信パケット情報及びその他のルーティング情報を保存するための保存モジュール1410と、前記送受信モジュール1440からパケットを伝達されてパケットの種類及びパケットに含まれた情報を抽出するパケット分析モジュール1420と、送信するパケットを生成して前記送受信モジュール1440に伝達するパケット生成モジュール1430と前記保存モジュール1410、前記パケット分析モジュール1420、前記パケット生成モジュール1430の動作を制御し、アプリケーションプログラム1450とデータを送受信する制御モジュール1400を図示している。この時、前記パケット分析モジュール1420と前記パケット生成モジュール1430は単一のモジュールとして動作でき、このような場合には‘パケット処理モジュール’という。
この時、前記‘モジュール’はソフトウェアで構成されたり、FPGA(Field Programmable Gate Array)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)などのハードウェア的な要素で構成される。
以下では前記モジュールを搭載したノードがパケットを受信する場合とパケットを送信する場合とに分けて説明する。前記ノードが送受信モジュール1440を通じてパケットを受信すれば、パケット分析モジュール1420では前記受信したパケットがハローパケットであるか、またはブロードキャストパケットであるかを検査する。もし、ハローパケットである場合には、制御モジュール1400では前記図11及び図13で図示した方法によって既にブロードキャストしたパケットを再びブロードキャストしたり、他のノードに対してパケット再転送を要請する。そして、もし、ブロードキャストパケットである場合には、前記図12で図示した方法によって前記受信したブロードキャストパケットを隣接ノードに再びブロードキャストする。この時、前記図9で図示した‘隣接ノード情報テーブル’は前記保存モジュール1410に保存される。一方、前記ノードが送受信モジュール1440を通じてパケットを送信する過程は前記図10で図示している。この時、ブロードキャストパケットを送信する場合には、前記制御モジュール1400がアプリケーション1450からアプリケーションデータを伝達されて動作し始め、ハローパケットを送信する場合には制御モジュール1400が前記保存モジュール1410に保存された情報を利用して周期的に前記パケット生成モジュール1430をしてハローパケットを生成してブロードキャストせしめる。
一方、前記ノードが前記送受信モジュール1440を通じてパケットを受信して、前記受信されたパケットに含まれたパケット損失識別情報をアクセス(access)する時に、ソフトウェア的にはソフトウェア設計(software-design)によって、前記パケット損失識別情報に対応するメッセージ(message)、函数(function)、返還値(return-value)、プロケーザル(procedure)、チャイルド-プロセッサー(child-processor)などが発生できるが、このようなことを‘イベント(event)’という。また、前記発生されたイベント(event)によって気設定された動作が遂行されることができるが、このような動作を‘イベント処理(event-handling)’という。
一方、有線または無線ネットワークをシミュレーションする時に広く使われる‘Network Simulator 2’を利用して本発明のアルゴリズムをシミュレーションしたが、以下で説明する。この時、‘フラッディング’アルゴリズム、‘AHBP’アルゴリズムと比較するために本発明によるアルゴリズムを‘改善されたAHBP’と表す。
そして、シミュレーションのためのパラメータとして、パケット転送距離は250m、ネットワーク類型はIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11(2Mbps)標準規格に従うようにした。また、シナリオパラメータとして、空間サイズは500*500(m)、シミュレーション時間は100秒、データパケットサイズは64バイトペイノード、モビリティモデルは‘Random Waypoint’、パケット転送率(packet delivery rate、以下‘PDR’という)は6.4bpsとした。
フラッディングは最も信頼性の高いブロードキャスト転送方式であり、AHBPは最もブロードキャスト効率性の高いブロードキャスト転送方式であるといえる。
本発明に関するシミュレーションではPDRを利用して信頼性を測定し、再転送されるパケット数をカウントして帯域幅が消費されることを利用してブロードキャスト効率性を測定した。
シミュレーション結果は、本発明が帯域幅消費を増加させなくてもフラッディング方法によるものと類似したほどに信頼性を改善させたことを示す。
また、前記シミュレーションでは単一のソースノードを持つシナリオと多数のソースノードを持つシナリオとに分けてテストした。単一のソースノードを持つシナリオでは一つのノードでブロードキャストパケットを生成して転送し、多数のソースノードを持つシナリオでは一つ以上のソースノードで同時にブロードキャストパケットを生成して転送する。
以下、(1)PDR、(2)帯域幅消費に関するシミュレーション結果を具体的に説明する。
(1)PDR
図15では、単一のソースノードに対するPDRを、図16では多数のソースノードに対するPDRを測定した結果を示している。
前記図15で図示されたように単一のソースノードを持つシナリオではフラッディング、AHBPアルゴリズム、改善されたAHBPアルゴリズムはほぼ類似した性能を示す。しかし、多数のソースノードを持つシナリオではAHBPアルゴリズムの場合にPDRが20%以下に減少するが、これは中継子でのパケット損失を検査しないからである。しかし、改善されたAHBPアルゴリズムの場合には前記図16で図示されたようにフラッディングアルゴリズムとほとんど類似したPDRを示す。
(2)帯域幅消費
図17では単一のソースノードに対する再転送されるパケット数を、図18では多数のソースノードに対する再転送されるパケット数を測定した結果を示している。
フラッディングアルゴリズムを利用した場合に、前記図17で図示するように単一のソースノードを持つシナリオでは再転送されるパケット数が線形的に増加し、前記図18で図示するように多数のソースノードを持つシナリオでは指数関数的に増加する。
しかし、AHBPアルゴリズムを利用した場合に、前記図17で図示するように単一のソースノードを持つシナリオでは再転送されるパケット数はほぼ100個以下に維持され、前記図18で図示するように多数のソースノードを持つシナリオでは400個以下に維持される。
一方、改善されたAHBPアルゴリズムを利用すれば、前記AHBPアルゴリズムを利用したものと類似した結果を得られる。
結局、前記図16及び図18で図示されたように、本発明による改善されたAHBPアルゴリズムを利用すれば多数のソースノードを持つシナリオで帯域幅消費を低く維持しながら信頼性を改善させる。
以上説明した本発明は、本発明が属する技術分野で当業者ならば本発明の技術的思想を離脱しない範囲内でいろいろな置換、変形及び変更が可能なので前述した実施例及び添付された図面に限定されるものではない。
本発明はデータパケットの再転送のための方法及び装置に適用できる。
モバイルアドホックネットワークにおいて、従来の技術によるフラッディングメカニズムを示す例示図である。 モバイルアドホックネットワークにおいて、パケット転送の効率性を得るための従来のブロードキャストメカニズムを示す例示図である。 図1において、パケット衝突が発生するメカニズムを示す例示図である。 本発明の実施によってパケット損失を感知し、パケット再転送を要請する概略的なメカニズムを説明する例示図である。 本発明の実施によってデータパケットの再転送を要請するメカニズムを説明するためのモバイルアドホックネットワークトポロジーを示す例示図である。 本発明の実施によるブロードキャストパケットのフォーマットを示す例示図である。 本発明の実施によって図5で示したネットワークトポロジーを構成するノード間にハローパケットを送受信するメカニズムを説明する例示図である。 本発明の実施によるハローパケットのフォーマットを示す例示図である。 本発明の実施による隣接ノード情報テーブルを示す例示図である。 本発明の実施によってブロードキャストパケットを送信する過程を示す一実施例のフローチャートである。 本発明の実施によって受信したハローパケットを処理する過程を示す一実施例のフローチャートである。 本発明の実施によって受信したブロードキャストパケットを処理する過程を示す一実施例のフローチャートである。 本発明の実施によってパケット再転送を要請する過程を示す一実施例のフローチャートである。 本発明の実施によってパケット再転送を要請するための装置の内部を示すブロック図である。 本発明に関するシミュレーション結果による単一のソースノードに対するPDRを測定した結果を示すグラフである。 本発明に関するシミュレーション結果による多数のソースノードに対するPDRを測定した結果を示すグラフである。 本発明に関するシミュレーション結果による単一のソースノードに対する再転送パケット数を測定した結果を示すグラフである。 本発明に関するシミュレーション結果による多数のソースノードに対する再転送パケット数を測定した結果を示すグラフである。
符号の説明
1400 制御モジュール
1410 保存モジュール
1420 パケット分析モジュール
1430 パケット生成モジュール
1440 送受信モジュール
1450 アプリケーションプログラム

Claims (12)

  1. モバイルアドホックネットワーク環境で、
    周期的にブロードキャストされる第1パケットを受信する段階と、
    前記第1パケットからアプリケーションプログラムにより発生したデータを含む第2パケットに関するパケット転送情報を抽出する段階と、
    前記パケット転送情報から前記第2パケットの損失如何を判断する段階と、
    前記第2パケットが損失されたと判断された場合、前記第2パケットの再転送を要請する要請パケットをブロードキャストする段階と、を含むパケット再転送要請方法。
  2. 前記第1パケットは前記無線ネットワークに属するそれぞれのノードに関するルーティング情報を含むパケットである請求項1に記載のパケット再転送要請方法。
  3. 前記第2パケットの損失如何を判断する段階は、前記抽出したパケット転送情報が前記第2パケットに関する最も最近に受信されたパケット転送情報と同一でない場合に前記第2パケットの損失が発生したと判断する段階を含む請求項1に記載のパケット再転送要請方法。
  4. 前記要請パケットは前記第1パケットと同じパケット構造を含む請求項1に記載のパケット再転送要請方法。
  5. 前記パケット転送情報は前記第1パケット内のパケットに関する情報を示す領域に含まれる請求項1に記載のパケット再転送要請方法。
  6. 前記要請パケットをブロードキャストする段階は、前記要請パケット内にパケット損失如何を示すパケット損失識別情報及び損失されたパケットに関する情報を設定してブロードキャストする段階を含む請求項1に記載のパケット再転送要請方法。
  7. 前記損失されたパケットに関する情報は、損失されたパケットに関するパケット転送情報及び前記損失されたパケットを転送したノードの識別情報を含む請求項6に記載のパケット再転送要請方法。
  8. モバイルアドホックネットワーク環境で、
    アプリケーションプログラムにより発生したデータを含むデータパケットに関するパケット転送情報と、前記データパケットの損失如何を示すパケット損失識別情報と、損失されたデータパケットに関する情報とを含む無線パケットを送受信する送受信モジュールと、
    前記送受信モジュールから前記無線パケットを伝達されて、前記パケット損失識別情報に対応するイベントを発生させるか、ブロードキャスト方式で転送するパケットを生成して前記送受信モジュールに伝達するパケット処理モジュールと、
    前記パケット転送情報と隣接ノードに関するルーティング情報とを保存する保存モジュールと、
    所定のアプリケーションプログラムと前記パケット処理モジュール間にデータ伝達を行うか、前記イベントに対応するイベント処理を行う制御モジュールと、を含むパケット再転送のための装置。
  9. 前記無線パケットは周期的にブロードキャストされるパケットである請求項8に記載のパケット再転送のための装置。
  10. 前記イベント処理は、前記パケット損失識別情報がパケットが損失されていないことを示す場合に、前記パケット転送情報を利用して損失されたデータパケットの再転送如何を決定するイベント処理を含む請求項8に記載のパケット再転送のための装置。
  11. 前記イベント処理は、前記パケット損失識別情報がパケットが損失されたことを示す場合に、前記損失されたデータパケットに関する情報を利用して損失されたデータパケットの再転送如何を決定するイベント処理を含む請求項8に記載のパケット再転送のための装置。
  12. 前記損失されたデータパケットに関する情報は、損失されたデータパケットに関するパケット転送情報及び前記損失されたデータパケットを転送したノードの識別情報を含む請求項11に記載のパケット再転送のための装置。

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