JP4626669B2 - 送信装置、通信システム、送信方法及びプログラム - Google Patents

送信装置、通信システム、送信方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、送信装置、通信システム、送信方法及びプログラムに関する。
従来、例えばワイヤレスUSBに採用されているMB−OFDM方式のように、10m程度の距離をターゲットとした近距離通信システムが提案されている。
特開2005−253102号公報
しかしながら、MB−OFDM方式では、10m程度の通信距離で通信を行うためにマルチキャリア方式を採用している。このため、送受信のための回路が複雑化し、回路サイズが大型化するとともに、消費電力が増大するという問題が生じている。また、アナログ回路の設計上、送信および受信側において、DCカットや周波数特性の歪などの不要な成分が含まれる場合があり、無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域での劣化分を補償する必要が生じる。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、回路規模を縮小するとともに、受信側でのSNR(Signal to Noise power Ratio)を最大化することが可能な、新規かつ改良された送信装置、通信システム、送信方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数に対してマッチドフィルタの関係にある伝達関数を用いて送信信号を生成する波形生成部と、前記波形生成部により生成された送信信号を送信する送信部と、を備える送信装置が提供される。
また、前記波形生成部の前段に設けられ、送信データに対してπ/2シフトBPSK変調処理を施す変調処理部を更に備えるものであってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、送信データを時間軸方向に拡散し、Barker符号や短周期の相補系符号(Complementary Code)およびM系列(Maximal-Length Sequences)などのショートコード拡散系列を用いず、長周期のM系列で構成されるロングコード拡散系列のみで拡散する拡散部と、無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数に対してマッチドフィルタの関係にある伝達関数を用いて、前記拡散部で拡散されたデータから送信波形を生成する波形生成部と、前記波形生成部により生成された送信波形を送信する送信部と、を備える送信装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、送信データを符号化する符号化部であって、差動符号化と位相基準信号(パイロット信号)を含まない非差動符号化、すなわち通常の同期検波用信号、を切り換え可能な符号化部と、無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数に対してマッチドフィルタの関係にある伝達関数を用いて、前記符号化で符号化されたデータから送信波形を生成する波形生成部と、前記波形生成部により生成された送信波形を送信する送信部と、を備える送信装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、送信データをリードソロモン符号化するリードソロモン符号化器と、送信データを畳み込み符号化する畳み込み符号化器と、送信データを時間軸方向に拡散する拡散器と、前記リードソロモン符号化器による符号化のオン/オフ、前記畳み込み符号化器による符号化のオン/オフ、又は前記拡散器による拡散率を制御することで、送信データの送信レートを制御するレート制御部と、を備える送信装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、送信データを畳み込み符号化する第1の畳み込み符号化器と、前記第1の畳み込み符号化器と並列に接続された第2の畳み込み符号化器と、送信データを前記第1の畳み込み符号化器と前記第2の畳み込み符号化器に交互に入力させるセレクタと、送信データの送信レートに応じて、前記第1の畳み込み符号化器と前記第2の畳み込み符号化器のいずれか一方をオフにする制御部と、を備える送信装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数に対してマッチドフィルタの関係にある伝達関数を用いて送信信号を生成する波形生成部と、前記波形生成部により生成された送信波形を送信する送信部と、を有する送信装置と、無線チャネルを介して前記送信装置と通信可能に接続され、無線チャネルから受信信号のAD変換部に至るまでの前記アナログ領域を含む受信装置と、を備える通信システムが提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数に対してマッチドフィルタの関係にある伝達関数を用いて送信信号を生成するステップと、前記波形生成部により生成された送信信号を送信するステップと、を備える送信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数に対してマッチドフィルタの関係にある伝達関数を用いて送信信号を生成する手段、前記波形生成部により生成された送信信号を送信する手段、としてコンピュータを機能させるプログラムが提供される。
本発明によれば、回路規模を縮小するとともに、受信側でのSNRを最大化することが可能な送信装置、通信システム、送信方法及びプログラムを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態にかかる無線送信装置100の構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施形態の無線送信装置100は、MAC(Media Access Control)10、CRC(Cyclic Redundancy Check)12、リードソロモン符号化器(Reed-solomon encoder)14、畳み込み(ビタビ)符号化器(Convolutional encoder)16、差動符号化器(Differencial Encoder)18、スプレッダー(Spreader;拡散器)20、スクランブラー(Scrambler)22、Pi/2シフトBPSKマッパー(Pi/2 Shift BPSK Mapper)24、ベースバンド波形生成器(Baseband waveform Generator)26、RF回路28、バンドパスフィルタ(BPF)30、アンテナ32を備える。無線通信装置100は、シングルキャリア方式によりデータを送信するもので、マルチキャリア方式のMB−OFDM方式に対して、装置を極めて簡素に構成することができる。なお、図1に示す各ブロックは、ハードウェア(回路)によって構成されることができるが、演算処理部(CPU)とこれを機能させるソフトウエア(プログラム)によって構成される場合、そのプログラムは、無線通信装置100が備えるメモリ等の記録媒体に格納されることができる。
図2は、本実施形態で用いる送信パケットのフレーム構成(Frame format)を示す模式図である。図21に示すように、送信パケットは、プリアンブル(Preamble)、シンク(Sync)、PHYヘッダー(PHY Header)、ペイロード(Payload)から構成されている。
最初に、図1の無線送信装置100の構成について説明する。MAC10より送信された送信データは、CRC12へ入力されて巡回冗長検査が行われる。CRC12からの出力は、リードソロモン符号化器14、および畳み込み符号化器16に順次に入力され、これらの符号化器より符号化が行われる。リードソロモン符号化器14、畳み込み符号化器16は、データレートに応じて符号化を実行するか否かを決定する。後で詳細に説明するように、図26に定められたデータレートに従って、それぞれの符号化器のOn/Offが決定される。これにより、符号化器14,16のOn/Offに応じてレート制御を行うことができる。
符号化されたデータは、差動符号化器18において差動符号化され、その後に、スプレッダー20において拡散される。後で詳細に説明するが、差動符号化器18は、差動符号化と非差動符号化を適宜に選択して行うことができる。
差動符号化器18の出力は、スプレッダー20に送られる。本実施形態にかかる無線送信装置100では、スプレッダー20は、単純に入力されたシンボルをプロセスゲイン(Process gain)GSFの値分だけ、複製する処理を行う。
スプレッダー20で拡散されたデータは、スクランブラー(Scrambler)22においてスクランブリングされる。スクランブラー22では、LFSR(Linear Feedback Shift Register)によって生成されたPseudo Random系列を用いてスクランブリングを行う。本実施形態の無線送信装置100では、図2に示されるフレームフォーマットのうち、プリアンブル(Preamble)、PHYヘッダー(PHY Header)、PSDUにおいて、異なるRandom seedを用いている。
スクランブラー22でスクランブルされたデータは、pi/2シフトBPSKマッパー24へ入力される。pi/2シフトBPSKマッパー24では、入力信号のサンプル毎に90[deg]づつ回転角が異なるRotatorを乗算し、バイナリ(binary)系列から複素数信号への拡張を行う。
pi/2シフトBPSKマッパー24の出力は、ベースバンド波形生成器26へ入力される。ベースバンド波形生成器26は、図3に示すベースバンド波形をインパルス応答にもつフィルタで構成されている。ベースバンド波形成形器26で生成されたベースバンド信号SBB(t)は、RF回路28へ入力され、RF回路28のRFモジュールによって中心周波数Fcへアップコンバージョンされる。
次に、図1の無線送信装置100の各機能ブロックについて詳細に説明する。
[ベースバンド波形生成器]
(1)式および(2)式は、本システムにおけるRF送信信号STX(t)の数学的な構成(mathematical framework)を示す式である。(1)式において、STX(t)は、RF回路28の出力を示している。(1)式において、Fcは中心周波数、Re(x)は複素数の実部(real part)を求める演算を示している。
また、(1)式において、SBB(t)は、ベースバンド波形生成器26の出力である送信ベースバンド系列を示している。図4は、送信ベースバンド系列SBB(t)を示す特性図である。図4において、実線はSBB(t)の実部、破線は虚部を示している。また、図4において、グラフの横軸は、1/(8Rs)をサンプル間隔とするサンプル番号を示す。本実施形態では、虚部のシンボル列は実数の列よりも1/2シンボルほど遅延している。このため、送信信号の複素包絡線には、実部のシンボルと虚部のシンボルが交互に現れることになる。本システムでは、実部のシンボルと虚部のシンボル間隔をチップ(chip)間隔と定義している。このため、1/Rs = 2 *1/Rcの関係が成り立つ。
(2)式において、SBW(t)は、送信ベースバンド波形を示している。図3に示す送信ベースバンド波形SBW(t)は、入力“1”に対するインパルス応答である。また、(2)式において、SPI(t)は、pi/2シフトBPSKマッパー24の出力であり、PI/2 shift D-BPSKに変調された複素数信号である。また、Nchipは、送信チップ(chip)数を示している。
Figure 0004626669
図3に示すように、ベースバンド波形生成器26で用いられる送信ベースバンド波形SBW(t)は、離散値として定義される。図3において、波形の1周期は8 sampleで表現されおり、横軸は正規化されたサンプル番号を示している。また、波形の周期はシンボルレートの逆数である1/Rsとなっている。図5は、図3における振幅値(Amplitude Value)を示す模式図である。
従って、ベースバンド波形生成器26から出力されるベースバンド系列SBB(t)は、入力信号SPI(t)と1対1で対応するテンプレート波形となる。通常の波形成形フィルタを用いた場合、FIR(Finite Impulse Response)フィルタのように、入力信号の複数点から1つの出力信号が構成されるため、入力信号と出力信号は1対1には対応しない。本実施形態では、テンプレート波形を用いるため、ベースバンド波形生成器26の入力信号SPI(t)に対して出力SBB(t)が1対1で対応し、ベースバンド波形生成器26を簡素に構成することができ、且つ、計算量が低減されるため、処理速度を大幅に高めることが可能となる。また、送信ベースバンド波形SBW(t)は離散値として定義されるため、送信信号のためのローパスフィルタ(LPF)を設けることなく、送信信号のスペクトラムを定めることが可能である。更に、送信波形が離散値であるため、高帯域のローパスフィルタを設ける必要がなく、回路構成を簡素にすることができる。
そして、本実施形態にかかる無線通信装置では、ベースバンド波形生成器26を上記のように構成し、受信系においてSNRが最大となるような送信波形を送信する。図6は、ベースバンド波形生成器26により受信系のSNRを最大化する原理を示す模式図である。図6は、本実施形態にかかる無線送信装置100が無線伝搬路(Propagation Channel)40を介して無線受信装置200と接続された様子を示している。無線伝搬路40を介して送信された信号は、無線受信装置200のアンテナ(RxAntenna)202で受信され、バンドパスフィルタ(RxBPF)204、RF回路(RxRF)206、A/Dコンバータ(Quantizier)208へ順次に送られる。
図6において、ベースバンド波形生成器26の後段から受信装置200のA/Dコンバータ208の手前までの領域は、アナログ信号が伝播するアナログ領域である。アナログ領域では、回路の設計上、一般に信号の制御が難しく、信号に歪が生じてしまう場合がある。本実施形態では、アナログ領域とマッチドフィルタの関係にある送信側のベースバンド波形生成器26を用いることで、アナログ領域を通過して受信される信号のSNRを最大化することが可能となる。この結果、無線受信装置200のA/Dコンバータ(Quantizier)50に入力される信号のEVM(Error Vector Magnitude)を向上させることが可能である。
具体的な手法を説明すると、図6において、H0(f)は、ベースバンド波形生成器26の送信波形の周波数応答(伝達関数)を示している。また、H1(f)は、無線送信装置100のRF回路28(TxRF)から、バンドパスフィルタ30、アンテナ32、無線伝搬路40、無線受信装置200のアンテナ202、バンドパスフィルタ204、及びRF回路206に至るアナログ領域の周波数応答(伝達関数)を示している。ここで、受信装置200のA/Dコンバータ(Quantizier)48に入力される信号のSNR(Signal to Noise power Ratio)を最大にするためには、H0(f)とH1(f)がマッチドフィルタ(Matched filter)の関係(すなわち、最適フィルタの関係)にあることが望ましい。従って、H0とH1の間には以下の(3)式の関係が成立する。
Figure 0004626669
(3)式において、Tdはサンプリングの遅延時間を示している。このように、本実施形態では、無線送信装置100から無線受信装置200に至るアナログ部分の周波数応答に対して、ベースバンド波形生成器26の周波数応答がマッチドフィルタの関係となるようにベースバンド波形生成器26を構成する。H1(f)の値は、アナログ回路領域の設計によって定まるため、無線送信装置100のベースバンド波形生成器26のH0(f)をH1(f)の値に適合させることで、受信後のSNRを最大化することが可能となる。更に、図6に示すように、無線チャネル状態、製品の個体差等のパラメータをベースバンド波形生成器26へフィードバックし、これらのパラメータの変動によるH1(f)の変動を考慮してH0(f)を動的に変化させるようにしても良い。
以上のような構成によれば、無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ部における周波数特性に図7に示すような周波数特性の歪が生じた場合においても、ベースバンド波形生成器26でSNRが最大化するようにH0(f)の値を設定することができる。従って、図7で示されるような要因によって生じる受信信号の劣化を最小限に抑えることが可能となる。
[Pi/2シフトBPSKマッパー]
図8は、Pi(=π)/2シフトBPSKマッパー24の構成を示す模式図である。Pi/2シフトBPSKマッパー24は、入力されたバイナリ(binary)系列(0または1)を複素(complex)系列(1,−1,j,−j)として出力する機能を有する。
図9は、Pi/2シフトBPSKマッパー24によるPi/2シフトBPSK変調の様子を示す模式図である。また、図10は、Pi/2シフトBPSKマッパー24の入出力の関係を示す模式図である。図10において、nはチップ番号を示している。図9及び図10に示すように、Pi/2シフトBPSK変調では、BPSK modulationの変調軸が1chip毎に90[deg]づつ回転する。ここで、変調軸の回転周期は4[chip]である。図10に示すように、n mod 4で、Pi/2シフトBPSKマッパー24のRotator(1, j, -1, -j)が回転する。
Pi/2シフトBPSKマッパー24への入力信号であるSSC(tn)は、時刻tn = n*Tcにおける、スクランブラー22のバイナリ(binary)出力を示している。ここで、図10において、出力SPI(x)に含まれる関数(2* SSC(tn)-1)は、2進数(0,1)から実数(-1,1)への変換を示している。出力系列であるSPI(x)は、2進数から実数に変換された後、Rotator (1, j, -1, -j)を乗算する処理が行われている。
Pi/2シフトBPSKマッパー24によるPI/2 shift
BPSK変調では、チップごとに変調軸が90degずつ回転しており、変調軸もIとQが交互に用いられることになる。このような構成によれば、Pi/2シフトBPSKマッパー24の出力は実軸上または虚軸上の値となり、実軸上の値と虚軸上の値が交互に現れる。このため、図4に示すように、ベースバンド波形生成器26の出力である送信ベースバンド系列SBB(t)において、実部Real (SBB(t))、虚部Imag (SBB(t))の双方に増幅率=0となる区間を生成することが可能となる。通常のQPSK及びBPSKでは、マッパーの出力が実軸上、虚軸上に交互に存在することはないため、図4に示すような送信ベースバンド系列SBB(t)を送信することはできない。従って、本実施形態によれば、受信時にIチャネルおよびQチャネルにおける符号間干渉を低減でき、無線受信装置200における受信EVMが良好となる。
[スクランブラー]
図11は、スクランブラー22の構成を示す模式図である。スクランブラー22は、スプレッダー20で拡散された信号SSP(t)を乱数を使用してランダム系列に変換し、Pi/2シフトBPSKマッパー24への入力信号SSC(t)を生成する。
図12は、スクランブラー22での演算における真理値表を示す模式図である。スクランブラー22では、原則として、スプレッダー20で拡散された信号SSP(t)と、LFSR(Linear Feedback
Shift Register)より生成された信号CSC(t)との非排他的論理和(Inverted XOR)を求めている。
図13は、スクランブラー22における入力信号x,yを示す模式図である。図1
3に示すように、本実施形態では、送信パケットのプリアンブル、シンク、PHYヘッダー、PSDU(PLCP Service Data Unit)において初期値が異なるスクランブルシーケンス(Scramble系列)CPR(t), CSY(t), CHE(t), CPA(t)を用いている。図13に示すように、プリアンブルおよびシンクにおいては、スクランブリングされる入力データxを1に固定しているため、スクランブルシーケンスCPR(t)およびCSY(t)がそのまま出力されることとなる。一方、PHYヘッダー、PSDUについては、信号SSP(t)と信号CHE(t), CPA(t)との非排他的論理和がスクランブラー22から出力される。
・スクランブル・シーケンス・ジェネレータ
スクランブル・シーケンス・ジェネレータ(Scramble sequence generator)は、スクランブラー22に入力されるスクランブルシーケンスCPR(t), CSY(t), CHE(t), CPA(t)を生成する。図14は、スクランブル・シーケンス・ジェネレータとしてのLFSR23の構成を示す模式図である。また、(4)式はLFSR23によるスクランブルシーケンスの生成多項式を示している。スクランブルシーケンスは、218のビット列から構成される。また、図15は、LFSR23のスクランブリング・シード(Scrambling Seed)とスクランブルシーケンスCPR(t), CSY(t), CHE(t), CPA(t)の関係を示す。スクランブル・シーケンス・ジェネレータでは、パケットのプリアンブル、シンク、PHYヘッダー、PSDUの各部分の先頭において、レジスタの値が、スクランブリング・シード(Scrambling Seed [17:0])によって初期化される。そして、ランダム系列のスクランブルシーケンスが、スクランブリング・シードを種としてLFSR23により生成される。図15に示すように、プリアンブル、ヘッダー、ペイロードのそれぞれにおいて、スクランブリング・シードの値は異なる値に設定されている。このため、プリアンブル、ヘッダー、ペイロードのそれぞれにおいて、218のビット列から構成されるスクランブルシーケンスの所望の位置からスクランブルシーケンスを生成することが可能である。
Figure 0004626669
パケットのシンク(Sync)は、フレーム同期用の128[chip]のword部分である。本実施形態では、パケットのプリアンブル、シンク、PHYヘッダー、PSDUについては、LFSRにより生成されたスクランブルシーケンスCPR(t), CHE(t), CPA(t)を用いる。一方、図15に示すように、シンク(Sync)については、スクランブルシーケンスCSY(t)をLFSRから生成せず、無線送信装置100が備えるROM等のメモリに格納された系列を使うこととしている。
図16は、シンク部におけるスクランブリングシーケンスCSY(t)を示す模式図であって、パケット同期用のワードCSY(t)を示している。CSY(t)は128[chip]で構成されており、0番目のIndexから送信される。上述したように、パケット中のシンク(Sync)では、スクランブリング系列は用いられず、図16に示すCSY(t)がそのままスクランブラーから出力される。
このように、パケットのプリアンブルをランダム系列の部分と既知のシンクに分けることで、ランダム系列の部分で任意の信号を送ることが可能となり、任意の情報成分を付加することが可能となる。
[スプレッダー]
図17は、スプレッダー20の構成を示す模式図である。また、図18は、スプレッダー20での演算における入出力関係を示す模式図である。本実施形態では、スプレッダー20のインナー拡散符号を1に設定することで、インナー拡散系列を行わず、アウター拡散符号、すなわちロングコードのみで拡散を行っている。これにより、インナー拡散符号の処理を省略できるため、回路規模を削減することができる。スプレッダー20は、図26に示すデータレート(すなわち、拡散率GSF)に応じて、入力信号の複製(コピー)を行っている。例えば、図26に示すように、データレートが32Mbpsの場合は、GSF=8であるため、図18に示すように入力データa(0 or 1)は複製されて8個のデータaが出力される。従って、スプレッダー20の入力と出力では、プロセスゲイン(Process Gain)のGSFだけシンボルレート(Symbol Rate)が異なる。
[差動符号化器]
図19は、差動符号化器18の構成を示す模式図である。また、図20及び図21は、差動符号化器の真理値表を示す模式図である。図19に示すように、本実施形態では、信号TDIの値に応じて動作するトグルスイッチ18aにより、差動符号(Differential Encode mode)と非差動符号(Through mode)を切り換え可能な構成としている。
図19に示すように、差動符号化器18は、差動符号化を行うためのZ−1とfDI(x,y)を備えている。トグルスイッチ18aは、TDI=1のとき端子18bに接続される。これにより、差動符号化器18からは、差動符号化が行われた信号SDI(t)が出力される。また、トグルスイッチ18aは、TDI=0のとき端子18cに接続される。これにより、差動符号化が行われていない信号SDI(t)が出力される。
図20は、差動符号化時(TDI=1)の真理値表を示す図である。図20に示すように、差動符号化時における演算はEXORの否定(Not)である。また、図21は、非差動符号化時の真理値表を示す図である。非差動符号化時には、差動符号化器18への入力がそのまま出力される。このとき、非差動符号化は位相基準信号(パイロット信号)を含まないことを特徴としている。
差動符号化を行った場合、対周波数特性が向上するとともに、受信装置側で復調を容易に行うことが可能となる。また、差動符号化を行わない場合、受信装置側で同期検波を行うことで、差動符号化を行う場合に比べて理論上SNRが3dB向上する。本実施形態にかかる差動符号化器18の構成によれば、通信状況に応じて差動符号化、非差動符号化を切り換えることが可能となる。また、製品の仕様、無線通信システムの規格等に応じて、差動符号化、非差動符号化を切り換えることも可能となる。更に、無線チャネル状況、使用条件等に応じて差動符号化、非差動符号化を動的に切り換えるようにしても良い。
[リードソロモン符号化器]
リードソロモン符号化器14は、ペイロードの外符号として、図22に示すパラメータのリードソロモン符号を使用する。ここで、PHYヘッダーから伝送レートを読取り、リードソロモンをオフにすることで、高速での読み出しが可能となる。このため、復号遅延を短縮することができ、回路規模の増加を抑えることが可能となる。
[畳み込み符号化器]
畳み込み符号化器16は、ペイロードの内符号およびPHYヘッダーの符号化に、図23に示すパラメータの畳み込み符号を使用する。
図24は、本実施形態にかかる畳み込み符号化器16の構成を示す模式図である。図24に示すように、畳み込み符号化器16は、2つのビタビ符号化器16a,16bを並列に動作させてインターリーブする構成としている。
図24の構成では、畳み込み符号化器16への入力D0,D1,D2,D3,D4,D5・・・は、入力毎に、セレクタ16cによりビタビ符号化器16a、ビタビ符号化器16bのそれぞれに交互に入力される。そして、各ビタビ符号化器16a,16bのそれぞれで符号化を行い、各符号化器16a,16bの出力はセレクタ16dにより交互に出力される。
また、図25は、セレクタ16c,16dの操作により、一方のビタビ符号化器16aのみを動作させた場合を示している。
2つのビタビ符号化器16a,16bは、データレートに応じて動作する。データレートが所定値以上の場合は、図24に示すように、2つのビタビ符号化器16a,16bを動作させてインターリーブする。これにより、符号化器を構成する回路の動作速度に対してデータレートが大きい場合であっても、回路の動作速度を必要以上に高くすることなくレートに応じた符号化を行うことが可能となる。従って、データレートが高い場合であっても回路の動作速度を低減させることが可能となり、回路の実装を容易に行うことが可能となる。受信系についても同様の構成にすることで、実装を容易に行うことが可能である。また、図24に示すように、畳み込み符号化器16に入力されたデータD0〜D5は、図25の場合と比べると、時間軸方向により拡散されるため、高いインターリーブ効果を得ることができる。
一方、データレートが所定値よりも小さい場合は、図25に示すように、一方のビタビ符号化器16aのみを動作させてインターリーブする。これにより、データレートに応じた速度でビタビ符号化器16aを動作させることができ、処理を簡略化することができる。データレートに応じたビタビ符号化器16a,16bの動作は、MAC10により制御される。
[データレート制御について]
図26は、本実施形態で用いるデータレート(Data Rate)と、データレートを制御するパラメータを示す模式図である。図26に示すように、本実施形態では、レートR(560Mbps)、レートS(522Mbps)、レートA(261Mbps)、レートB(130Mbps)、レートC(65Mbps)、レートD(32Mbps)、PHYヘッダー(16Mbps)の7種類のデータレートを用いる。そして、パケットの誤り率(PER)等から得られるチャネルの状況等に応じてレート制御(Rate control)を行う構成としている。例えば、パケット誤り率が高い場合は、レートを下げる制御を行う。そして、本実施形態では、レート制御を行う際に、下記のパラメータの操作を行う。
・プロセスゲイン(Spreading factor) GSF(GSF=1, 2, 4, 8, 16)
・畳み込み符号化器16(Convolutional code) (k=3) のオン/オフ
・リードソロモン符号化器14(Read-solomon code) (240, 224) のオン/オフ
このように、本実施形態では、スプレッダー22の拡散率GSFと、符号化器14,16のオン/オフによりデータレートを制御することが可能であり、データレート制御を簡素な構成で実現できる。上記パラメータによるレート制御は、MAC10により行われる。MAC10は、パケット誤り率に基づいて各パラメータを制御し、送信データレートを制御する。なお、本実施形態で用いる拡散率GSFは、符号化利得を含まないものとして定義されることができる。
また、図26では、データレート(Data Rate)と、図24及び図25で説明した畳み込み符号化器16の数とを対応付けて示している。図26に示すように、データレートがレートR、レートSの場合は、畳み込み符号化器16がオフとなるため、2つのビタビ符号化器16a,16bの双方がオフとされる。データレートがレートAの場合は、2つのビタビ符号化器16a,16bがオンとなり、図24で説明したように、2つのビタビ符号化器16a,16bにより符号化が行われる。また、データレートがレートB以下の場合は、一方のビタビ符号化器16aのみがオンとなり、図25で説明したように、1つのビタビ符号化器16aにより符号化が行われる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明の一実施形態にかかる無線送信装置の構成を示す模式図である。 本実施形態で用いる送信パケットのフレーム構成を示す模式図である。 ベースバンド波形生成器におけるベースバンド波形を示す模式図である。 送信ベースバンド系列SBB(t)を示す特性図である。 図3における振幅値を示す模式図である。 ベースバンド波形生成器により受信系のSNRを最大化する原理を示す模式図である。 送受信で生じるDCカットや周波数歪の例を示す模式図である。 Pi/2シフトBPSKマッパーの構成を示す模式図である。 Pi/2シフトBPSKマッパーによるPi/2シフトBPSK変調の様子を示す模式図である。 Pi/2シフトBPSKマッパーの入出力の関係を示す模式図である。 スクランブラーの構成を示す模式図である。 スクランブラーでの演算における真理値表を示す模式図である。 スクランブラーにおける入力信号x,yを示す模式図である。 スクランブル・シーケンス・ジェネレータとしてのLFSRの構成を示す模式図である。 LFSRのスクランブリング・シード(Scrambling Seed)とスクランブルシーケンスCPR(t),CSY(t), CHE(t), CPA(t)の関係を示す模式図である。 シンク部におけるスクランブリングシーケンスCSY(t)を示す模式図である。 スプレッダーの構成を示す模式図である。 スプレッダーでの演算における入出力関係を示す模式図である。 差動符号化器の構成を示す模式図である。 差動符号化時(TDI=1)の真理値表を示す図である。 非差動符号化時の真理値表を示す図である。 リードソロモン符号化器のリードソロモン符号を示す模式図である。 畳み込み符号化器の畳み込み符号を示す模式図である。 畳み込み符号化器の構成を示す模式図である。 一方のビタビ符号化器のみを動作させた場合を示す模式図である。 データレート(Data Rate)と、データレートを制御するパラメータを示す模式図である。
符号の説明
100 無線通信装置
10 MAC
14 リードソロモン符号化器
18 差動符号化器
20 スプレッダー
24 Pi/2シフトBPSKマッパー
26 ベースバンド波形生成器
28 RF回路
30 バンドパスフィルタ
32 アンテナ

Claims (7)

  1. 無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数の複素共役に対し所定の時間遅延を導入することで求められる伝達関数を用いて送信信号を生成する波形生成部と、
    前記波形生成部により生成された送信信号を送信する送信部と、
    を備える、送信装置。
  2. 前記波形生成部の前段に設けられ、送信データに対してπ/2シフトBPSK変調処理を施す変調処理部を更に備える、請求項1に記載の送信装置。
  3. 送信データを時間軸方向に拡散し、ショートコード拡散系列を用いず、ロングコード拡散系列のみで拡散する拡散部と、
    無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数の複素共役に対し所定の時間遅延を導入することで求められる伝達関数を用いて、前記拡散部で拡散されたデータから送信波形を生成する波形生成部と、
    前記波形生成部により生成された送信波形を送信する送信部と、
    を備える送信装置。
  4. 送信データを符号化する符号化部であって、差動符号化と位相基準信号を含まない非差動符号化を切り換え可能な符号化部と、
    無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数の複素共役に対し所定の時間遅延を導入することで求められる伝達関数を用いて、前記符号化で符号化されたデータから送信波形を生成する波形生成部と、
    前記波形生成部により生成された送信波形を送信する送信部と、
    を備える送信装置。
  5. 無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数の複素共役に対し所定の時間遅延を導入することで求められる伝達関数を用いて送信信号を生成する波形生成部と、前記波形生成部により生成された送信波形を送信する送信部と、を有する送信装置と、
    無線チャネルを介して前記送信装置と通信可能に接続され、無線チャネルから受信信号のAD変換部に至るまでの前記アナログ領域を含む受信装置と、
    を備える通信システム。
  6. 無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数の複素共役に対し所定の時間遅延を導入することで求められる伝達関数を用いて送信信号を生成するステップと、
    前記波形生成部により生成された送信信号を送信するステップと、
    を備える、送信方法。
  7. 無線チャネルを介して連なる送信側及び受信側のアナログ領域の伝達関数の複素共役に対し所定の時間遅延を導入することで求められる伝達関数を用いて送信信号を生成する手段、
    前記波形生成部により生成された送信信号を送信する手段、
    としてコンピュータを機能させるプログラム。
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