JP4920924B2 - 薬剤自動調剤システム - Google Patents
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Description
患者に投与する薬剤を自動的に調剤する薬剤自動調剤システムであって、
調剤に関する指示内容のデータを入力する入力手段と、
シリンジを識別して保持するシリンジ保持手段と、
少なくとも1つの製剤容器を識別して保持する容器保持手段と、
前記容器保持手段に保持された製剤容器の重量を測定する測定手段と、
前記容器保持手段に保持された第1の製剤容器から、前記入力手段によって入力されたデータにより特定される量の製剤を吸引し、前記容器保持手段に保持された第2の製剤容器に注入することで、前記患者に投与する薬剤を調剤する調剤手段と、
前記第2の製剤容器から、前記入力手段によって入力されたデータにより特定される量の前記薬剤を前記シリンジ保持手段に保持されたシリンジ内に吸引する吸引手段と、
前記入力手段により入力された前記調剤に関する指示内容である、患者氏名と、製剤名と、薬剤名と、指示濃度と、指示量と、を含むデータと、前記測定手段により測定される前記第2の製剤容器の重量に基づいて算出される、該第2の製剤容器内の前記薬剤の残量と、を履歴として記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
図1は、本実施形態の自動調剤システム1の構成を示すシステムブロック図である。図1において、10はCPUであり、本自動調剤システムの動作全体を制御するものである。20は入力ユニットであり、例えばキーボード、マウス等のポインティングデバイスやタッチパネル等である。この入力ユニットから調剤に関する指示内容のデータを入力することができるが、他の薬剤オーダーシステムなどで間接的に入力されたデータをホストコンピュータなどを介して自動的に本システムに呼び込むこともできる。30はROMであり、本発明による自動調剤システムに関するプログラムや各種制御パラメータ等を格納している。40はRAMであり、自動調剤動作を実行する際に、CPU10がROM30から必要なプログラムやパラメータを取り出し、そのデータを一時的にRAM40に格納する。
本実施形態による自動調剤システムの調剤動作の具体例について、図2乃至図4を用いて説明する。
図2は具体例1に係る自動調剤の工程を示すフローチャートである。具体例1は、例えばビタミンB1・B6・B12配合剤(アンプル入り複合ビタミン剤:液体製剤)を空シリンジに10ml採取する場合である。なお、図2のフローチャートにおいて、ステップの横に「A」と記した動作はシリンジ保持ユニットで、「B」と記した動作は容器保持ユニットで、「C」と記した動作はラべリングユニットでそれぞれ実行されることを示している。また、CPU10がRAM40に展開されたプログラムに従ってシリンジ保持ユニット70、容器保持ユニット80及びラベリングユニット90に命令を出し、各ユニット70乃至90はその命令に従って各ステップの動作を実行するものである。
図3は具体例2に係る自動調剤の工程を示すフローチャートである。具体例2は、例えば塩酸ミトキサントロン(バイアル容器入り抗がん剤:液体製剤)に20mlの5%ぶどう糖液(希釈液、プラボトル入り)を加え、混和後10mlをシリンジに採取する場合である。なお、図3のフローチャートにおいて、ステップの横に「A」と記した動作はシリンジ保持ユニットで、「B」と記した動作は容器保持ユニットで、「C」と記した動作はラべリングユニットでそれぞれ実行されることを示している。また、CPU10がRAM40に展開されたプログラムに従ってシリンジ保持ユニット70、容器保持ユニット80及びラベリングユニット90に命令を出し、各ユニット70乃至90はその命令に従って各ステップの動作を実行するものである。
図4は具体例3に係る自動調剤の工程を示すフローチャートである。具体例3は、例えばフロモキセフナトリウム(バイアル容器入り抗生剤:凍結乾燥製剤)に10mlの溶解用生理食塩水(プレフィルドシリンジ入り)を加え、溶解後5mlをシリンジに取り分ける場合である。なお、図3のフローチャートにおいて、ステップの横に「A」と記した動作はシリンジ保持ユニットで、「B」と記した動作は容器保持ユニットで、「C」と記した動作はラべリングユニットでそれぞれ実行されることを示している。また、CPU10がRAM40に展開されたプログラムに従ってシリンジ保持ユニット70、容器保持ユニット80及びラベリングユニット90に命令を出し、各ユニット70乃至90はその命令に従って各ステップの動作を実行するものである。
なお、各ステップの確認工程やセンサにおいて異常が生じたり感知した場合には自動停止するので、誤って状態で稼動し続けることない。
Claims (6)
- 患者に投与する薬剤を自動的に調剤する薬剤自動調剤システムであって、
調剤に関する指示内容のデータを入力する入力手段と、
シリンジを識別して保持するシリンジ保持手段と、
少なくとも1つの製剤容器を識別して保持する容器保持手段と、
前記容器保持手段に保持された製剤容器の重量を測定する測定手段と、
前記容器保持手段に保持された第1の製剤容器から、前記入力手段によって入力されたデータにより特定される量の製剤を吸引し、前記容器保持手段に保持された第2の製剤容器に注入することで、前記患者に投与する薬剤を調剤する調剤手段と、
前記第2の製剤容器から、前記入力手段によって入力されたデータにより特定される量の前記薬剤を前記シリンジ保持手段に保持されたシリンジ内に吸引する吸引手段と、
前記入力手段により入力された前記調剤に関する指示内容である、患者氏名と、製剤名と、薬剤名と、指示濃度と、指示量と、を含むデータと、前記測定手段により測定される前記第2の製剤容器の重量に基づいて算出される、該第2の製剤容器内の前記薬剤の残量と、を履歴として記録する記録手段と
を備えることを特徴とする薬剤自動調剤システム。 - 前記調剤に関する指示内容のデータには、更に、調剤担当者、監査担当者、調剤装置が含まれることを特徴とする請求項1に記載の薬剤自動調剤システム。
- 前記シリンジ保持手段は、読み取り手段を有し、前記シリンジに取り付けられているICタグ或いはバーコードデータを読み取ることにより前記シリンジを識別して保持することを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤自動調剤システム。
- 前記容器保持手段は、読み取り手段を有し、前記製剤容器に取り付けられているICタグ或いはバーコードデータを読み取ることにより前記製剤容器を識別して保持することを特徴とする請求項1又は2に記載の薬剤自動調剤システム。
- 前記容器保持手段は、前記第2の製剤容器を排出することを特徴とする請求項1に記載の薬剤自動調剤システム。
- 前記容器保持手段は、前記第2の製剤容器内の前記薬剤の残量を含む管理データを前記第2の製剤容器に付与する管理データ付与手段を更に備えることを特徴とする請求項5に記載の薬剤自動調剤システム。
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