JP4918774B2 - コンデンサ及びその製造方法 - Google Patents

コンデンサ及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンデンサに関し、特にコンデンサ素子より導出された複数の内部端子と外部端子との接続構造及びその接続方法に関する。
従来、コンデンサとしては、電解コンデンサ、電気2重層コンデンサなどがあり、小形・薄型化されたコンデンサとしては、金属フィルムとこの両面にラミネートした合成樹脂フィルムとからなる複合フィルム(以下ラミネートフィルムと称す)からなる外装体でコンデンサ素子を覆うとともに、外装体の周縁部を熱融着して密封し、かつコンデンサ素子より導出された複数の内部端子と接続した外部端子の一部を外装体の熱融着部で挟持して外部に取り出したコンデンサが実用化されるようになってきた。
このコンデンサにおいて、コンデンサ素子より導出された複数の内部端子と外部端子とを冷間圧接にて接続することが知られている(特許文献1)。
特願平11−228913号公報
ところで、コンデンサ素子より導出された複数の内部端子と外部端子とを冷間圧接にて接続する際には、図4の(a)に示すように、冷間圧接用の基台13’に、集束された内部端子6’及び外部端子8’が載置され、冷間圧接チップ10’を矢印方向に移動して加圧することで、内部端子6’及び外部端子8’がそれぞれ圧接接続される。
この冷間圧接チップ10’は、外周が傾斜面となる台形状の突起からなり、図4の(b)に示すように、このチップ10’の加圧時に、先端面12’によって、矢印X’方向、Y’方向などの周囲に加圧部分のアルミニウムが塑性変形によって流動するため、接続部14’と外部端子8’の長手方向の側面との距離t1が短い場合には、前記矢印X’方向、Y’方向に流動したアルミニウムによって、内部端子6’又は外部端子8’の長手方向の側面における接続部14’近傍に亀裂17が生じ、これにより接続部14’の信頼性が低下してしまうため、内部端子6’及び外部端子8’の幅方向の距離を長くしなければならず、コンデンサの小形化を困難にしている。
そこで、本発明は、小形化されたコンデンサであっても、コンデンサ素子より導出された複数の内部端子と外部端子との信頼性の高い冷間圧接による接続構造を備えたコンデンサを提供することを目的としている。
そこで、上記の課題を解決した本発明のコンデンサの製造方法は、
コンデンサ素子より導出された複数の内部端子を集束して外部端子と冷間圧接により接続し、該コンデンサ素子を外装体にて密封するコンデンサの製造方法であって、
前記集束された内部端子に外部端子を重ね合わせ、冷間圧接チップの側面により、前記内部端子と外部端子の一部を積層方向にせん断させるとともに、前記冷間圧接チップの先端面にて前記内部端子と外部端子を接続することを特徴としている。
これによると、冷間圧接チップの側面により、内部端子と外部端子の一部を積層方向にせん断させることで、冷間圧接時に前記冷間圧接チップによる内部端子及び外部端子の塑性変形量を低減するとともに、該塑性変形による流動を抑制して該内部端子及び外部端子のそれぞれを接続できるため、信頼性の高い接続部を形成することができる。
また、前記内部端子と外部端子のせん断部を、該内部端子又は外部端子の長手方向における側面近傍に形成することを特徴としている。
これによると、内部端子又は外部端子の幅方向への内部端子及び外部端子の塑性変形による流動を抑制できるため、距離が短く塑性変形による流動の吸収が少ない、接続部と内部端子又は外部端子の側面との間に亀裂が生じることがなく、信頼性の高い接続部を形成することができる。
また、前記内部端子と外部端子のせん断部を、該内部端子又は外部端子の長手方向における側面と略並行に形成することを特徴としている。これによると内部端子又は外部端子の長手方向の側面と略並行にせん断することで、圧接による内部端子及び外部端子の塑性変形による流動を前記側面に対して均等に押さえることができ、信頼性の高い接続部を形成することができる。
また、前記冷間圧接チップの先端面を複数にて接続することを特徴とする。これによると、複数の接続部を形成することで、回転方向への機械的ストレスに強い接続部を形成できる。
また、前記冷間圧接チップの側面の一部を、内部端子面に対して略直角とすることを特徴としている。これによると、確実に内部端子及び外部端子の一部を積層方向にせん断させることができる。
また、本発明のコンデンサは、
コンデンサ素子より導出された複数の内部端子を集束して外部端子に冷間圧接により接続し、該コンデンサ素子が外装体によって密封されたコンデンサであって、
前記集束された内部端子と外部端子の接続部近傍が積層方向にせん断されていることを特徴としている。
これによると、内部端子と外部端子の接続部近傍が積層方向にせん断されているため、冷間圧接時の内部端子及び外部端子の塑性変形による流動が抑制されるとともに該塑性変形量が低減され、信頼性の高い接続部を形成することができる。
また、前記内部端子と外部端子のせん断部が内部端子又は外部端子の長手方向に形成されたことを特徴としている。これによると、内部端子又は外部端子の幅方向への内部端子及び外部端子の塑性変形による流動を抑制できるため、距離が短く塑性変形による流動の吸収が少ない接続部と内部端子又は外部端子の側面との間に亀裂が生じることがなく、信頼性の高い接続部を形成することができる。
また、前記接続部が、複数であることを特徴としている。これによると、複数の接続部を形成することで、回転方向への機械的ストレスに強い接続部を形成できる。
本発明によれば、小形化されたコンデンサであっても、コンデンサ素子より導出された複数の内部端子と外部端子との信頼性の高い冷間圧接による接続構造を備えたコンデンサを実現できる。
本発明に係るコンデンサを実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例における電解コンデンサを示す分解斜視図であり、図2は、電解コンデンサの製造工程を示す側断面図であり、図3は、電解コンデンサの内部端子と外部端子との接続工程及び接続部を示す図である。
図1の符号1は、本発明の適用された電解コンデンサであり、この電解コンデンサ1は、コンデンサ素子2と陰極端子及び陽極端子とラミネートフィルム4とを有している。コンデンサ素子2は、陽極箔及び陰極箔で構成される電極箔5が、セパレータを挟んで交互に積層されて形成されており、陽極箔及び陰極箔の各々に設けられた内部端子6と外装体の外方に引き出される外部端子3が接続された陽極端子及び陰極端子がコンデンサ素子より導出されている。陽極箔は、アルミニウムなどの金属箔にエッチング層及び酸化皮膜層が形成され、陰極箔は、アルミニウムなどの金属箔にエッチング層と必要に応じて酸化皮膜層が形成されている。
この内部端子6は、アルミニウムからなる帯状部材をステッチ、冷間圧接、超音波溶接、レーザ溶接、摩擦攪拌溶接などの手段により陽極箔及び陰極箔にそれぞれ接続されたものや、陽極箔及び陰極箔の一部を突出させて内部端子とすることもできる。本実施例では、陽極箔の内部端子6は、冷間圧接にて接続されたアルミニウムからなる帯状部材を用い、陰極箔の内部端子6は、陰極箔の一部を突出させたものを用いている。
図1に示すように、コンデンサ素子2の内部端子6は、陽極箔から突出された内部端子6と陰極箔から突出された内部端子6とが各々束ねられており、各々の内部端子6の先端部には、外部端子3が接続されるようになっている。この2つの外部端子3は、中間部がポリプロピレンなどの絶縁樹脂層7で囲繞され、この絶縁樹脂層7によって2つの外部端子3が互いに連結されている。以下、本実施例において、内部端子6に接続される外部端子3の端部を内端部8、他方側を先端部9と称する。
このコンデンサ素子2は、ラミネートフィルム4で密封状に外装されるようになっている。コンデンサ素子2を外装する際には、1枚のラミネートフィルム4がコンデンサ素子2を挟み込むように折り曲げられ、ラミネートフィルム4のエンボス部にコンデンサ素子が収納されるとともに、重ねられたラミネートフィルム4の外周部を熱融着させるようになっている。
更に詳述すると、ラミネートフィルム4は、耐熱性樹脂やアルミ箔や熱融着性樹脂によって複数の層が形成されており、外側の層には耐熱性樹脂が配置され、中心の層にはアルミ箔が配置され、内側の層には熱融着性樹脂の層が配置されている。本実施例では、外側の層にはナイロンを用い、中心の層にはアルミ箔が配置され、内側の層には、ポリプロピレンが配置されている。そして、ラミネートフィルム4を折り曲げ、一部に外部端子3の中間部に設けられた絶縁樹脂層7を挟むように熱融着性樹脂の層同士を当接させて重ね、この重ねた部位に熱を加えると、熱融着性樹脂同士が融けて熱融着され、コンデンサ素子2をラミネートフィルム4の内部に密封できるようになっている。
次に、電解コンデンサ1の製造工程について詳述すると、先ず図2(a)に示すように、電極箔5を積層させ、各々の電極箔5に取り付けられた内部端子6を重ね合わせる。このとき重ね合わせた内部端子6は、積層された電極箔5の上面側か下面側のいずれか一方側と面一になるように束ねられる。尚、本実施例では、積層された電極箔5の下面側と面一になるように内部端子6を寄せて束ねている。
図2(b)に示すように、外部端子3の内端部8を束ねられた内部端子6に下方側から当接させ、この当接部を冷間圧接によって上下方向から押圧して内部端子6と外部端子3の内端部8を接続固定する。そして、図2(c)に示すように、内部端子6及び外部端子の内部端8における圧接部位よりも先端側を切断し、内部端子6の先端部及び外部端子3の内端部8が、L字形状になるように折り曲げる。このとき外部端子3の先端部9は、積層された電極箔5の下面側と面一になる。
次に、図2(d)に示すように、コンデンサ素子2をラミネートフィルム4で挟み込むように覆い、外部端子3の先端部9を、ラミネートフィルム4から突出させて配置する。そして、ラミネートフィルム4の重ねられた部位の所定範囲Dを上下方向から熱を加えならながら押圧して熱融着させる。
なお、図2(d)に示すように、コンデンサ素子2の内部端子6と外部端子3とをL字状に折り曲げて接続したので、電解コンデンサ1の所定寸法Lが短くなるように形成でき、電解コンデンサ1の小形化が図れるようになっている。
更に図2(d)に示すように、外部端子3の先端部9が、積層された電極箔5の下面側と面一になっていることで、この電解コンデンサ1の下面を電子部品の基板に当接させたときに、外部端子3の先端部9が基板上の配線に接続し易くなる。そのため電子部品における電解コンデンサ1が占める容積を小さくできるので、電解コンデンサ1が搭載される電子部品の小型化が可能になる。
ここで、図2(b)に示す、内部端子と外部端子との冷間圧接による接続工程を説明する。図3(a)に示すように、基台13上に、束ねられた内部端子6とその上に当接して外部端子3の内端部8が配置される。この冷間圧接チップ10は、先端が突起形状をなし、先端面12とこの先端面12から所定角度外側に傾斜する3つの傾斜面11’と、前記先端面12から内部端子6の面に対して略直角となる1つのせん断面11とからなる突起が、冷間圧接チップ10の中心から線対称に2つ形成されている。この冷間圧接チップ10は、そのせん断面11が、内部端子6及び外部端子の内端部8の長手方向における側面近傍に、該長手方向の側面と略並行になるように配置され、矢印のとおり、内部端子6及び外部端子の内端部8に向かって移動して加圧し、該内部端子6と外部端子の内端部8が接続される。
図3(b)に示すように、この冷間圧接チップ10を加圧する際には、チップ10のせん断面11によって、内部端子6及び外部端子の内端部8を積層方向にせん断されてせん断部16が形成されるとともに、チップ10の傾斜面11’によって、矢印Y方向へ圧接されて塑性変形により流動した内部端子6及び外部端子の内端部8の逃げ部15が形成され、チップ10の先端面12にて内部端子6及び外部端子の内端部8との接続部14が形成される。
図3(c)は、図3(b)のA−A断面図であり、冷間圧接チップ10の先端面12により、内部端子6と外部端子の内端部8が圧接されて接続部14が形成され、該チップ10のせん断面11によって、内部端子6及び外部端子の内端部8の積層方向へのせん断部16が形成されている。
このように、冷間圧接チップ10によって、内部端子6と外部端子の内端部8のせん断部16を内部端子6又は外部端子8の長手方向における側面近傍に、該長手方向の側面と略並行に形成することで、図3(b)に示すように、矢印X方向への圧接された内部端子6及び外部端子8の塑性変形による流動を防ぐとともに該塑性変形量を低減し、チップ10の傾斜面11’によって、圧接された内部端子8及び外部端子の塑性変形による流動の吸収量が大きい矢印Y方向に案内させながら内部端子6及び外部端子の内部端8が接続されるため、接続部14と、内部端子6又は外部端子の内部端8の長手方向の側面との距離t2が短く、圧接された内部端子6及び外部端子の内端部8の塑性変形による流動を吸収する領域が狭い場合であっても、前記接続部14の近傍に亀裂17が生じることがなく、内部端子6と外部端子8とを確実に接続できる。
なお、この冷間圧接チップ10によって冷間圧接接続する際に、内部端子6及び外部端子の内端部8のせん断部16の近傍を別途固定治具(図示せず)にて固定した状態で冷間圧接することで、冷間圧接チップ10のせん断面11による内部端子6及び外部端子の内端部8のせん断を効率よく行うことができる。
なお、この冷間圧接チップの2つの先端面12によって内部端子と外部端子の接続部を2箇所以上形成することで、回転方向への機械的ストレスに強い接続部を形成できるが、先端面12を1つにしてもよい。
また、内部端子又は外部端子の長手方向の側面と略並行にせん断することで、圧接による内部端子及び外部端子の塑性変形による流動を前記側面に対して均等に押さえることができ、信頼性の高い接続部を形成することができる。
また、コンデンサ素子として、陽極箔と陰極箔をセパレータを介して積層したコンデンサ素子を例示したが、これに限らず陽極箔と陰極箔をセパレータを介して巻回するコンデンサ素子を用いてもよい。また、コンデンサ素子より導出された陰極端子及び陽極端子は、それぞれ外部端子の先端部をコンデンサ素子側に配置して内部タブと接続し、その後L字状に折り曲げたものを例示したが、これに限らず、外部端子の先端部を、コンデンサ外方に配置して内部タブと接続したものを用いても良い。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、実施例では、外装体としてラミネートフィルムを用いたものを示したが、本発明はこれに限らず、アルミニウムなどの金属や絶縁樹脂などからなる外装ケースにコンデンサ素子を収納しても良い。
また、実施例では、コンデンサとして電解コンデンサを例示して説明してきたが、これに限らず、電気2重層コンデンサ、電気化学キャパシタなどの各種素子より導出された複数の内部端子と外部端子との接続に適用でき、更には、電池にも適用できる。
本発明の実施例における電解コンデンサを示す分解斜視図である。 本発明の実施例の電解コンデンサの製造工程を示す側断面図である。 本発明の実施例の電解コンデンサにおける内部端子と外部端子の接続工程及び接続部を示す。 従来の電解コンデンサの内部端子と外部端子の接続工程及び接続部を示す。
符号の説明
1 電解コンデンサ
2 コンデンサ素子
3 外部端子
4 ラミネートフィルム
5 電極箔
6 内部端子
7 絶縁樹脂層
8 内端部
9 先端部
10 冷間圧接用チップ
11 せん断面
12 先端面
13 基台
14 せん断部
15 逃げ部
16 接続部
17 亀裂

Claims (8)

  1. コンデンサ素子より導出された複数の内部端子を集束して外部端子と冷間圧接により接続し、該コンデンサ素子を外装体にて密封するコンデンサの製造方法であって、
    前記集束された内部端子に外部端子を重ね合わせ、冷間圧接チップの側面により、前記内部端子と外部端子の一部を積層方向にせん断させるとともに、前記冷間圧接チップの先端面にて前記内部端子と外部端子を接続し、
    前記冷間圧接チップは、先端が突起形状をなし、先端面と前記先端面から所定角度外側に傾斜する3つの傾斜面と、前記先端面から内部端子の面に対して略直角となる1つのせん断面とからなる突起が、冷間圧接チップの中心から線対称に2つ形成されており、
    前記冷間圧接チップを加圧する際には、前記冷間圧接チップのせん断面によって、前記内部端子及び外部端子の内端部を積層方向にせん断されてせん断部が形成されるとともに、前記冷間圧接チップの傾斜面によって、圧接されて塑性変形により流動した前記内部端子及び外部端子の内端部の逃げ部が形成されるコンデンサの製造方法。
  2. 前記内部端子と外部端子のせん断部を、該内部端子又は外部端子の長手方向における側面近傍に形成する請求項1に記載のコンデンサの製造方法。
  3. 前記内部端子と外部端子のせん断部を、該内部端子又は外部端子の長手方向における側面と略並行に形成する請求項1又は2に記載のコンデンサの製造方法。
  4. 前記冷間圧接チップの先端面を複数にて接続する請求項1ないし3に記載のコンデンサ。
  5. 前記冷間圧接チップの側面の一部を、内部端子面に対して略直角とした請求項1ないし4いずれかに記載のコンデンサの製造方法。
  6. コンデンサ素子より導出された複数の内部端子を集束して外部端子に冷間圧接により接続し、該コンデンサ素子が外装体によって密封されたコンデンサであって、
    前記集束された内部端子に外部端子を重ね合わせ、冷間圧接チップの側面により、前記内部端子と外部端子の一部を積層方向にせん断させるとともに、前記冷間圧接チップの先端面にて前記内部端子と外部端子を接続し、
    前記冷間圧接チップは、先端が突起形状をなし、先端面と前記先端面から所定角度外側に傾斜する3つの傾斜面と、前記先端面から内部端子の面に対して略直角となる1つのせん断面とからなる突起が、冷間圧接チップの中心から線対称に2つ形成されており、
    前記冷間圧接チップを加圧する際には、前記冷間圧接チップのせん断面によって、前記内部端子及び外部端子の内端部を積層方向にせん断されてせん断部が形成されるとともに、前記冷間圧接チップの傾斜面によって、圧接されて塑性変形により流動した前記内部端子及び外部端子の内端部の逃げ部が形成されるコンデンサ。
  7. 前記内部端子と外部端子のせん断部が、内部端子又は外部端子の長手方向における側面近傍に形成された請求項6に記載のコンデンサ。
  8. 前記接続部が、複数である請求項6又は7に記載のコンデンサ。
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