JP4917435B2 - アルケニル化ヒドロキシル化芳香族化合物、クロマン化合物、およびそれらのアシル化誘導体の製造方法 - Google Patents
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Description
一態様において、本発明は、少なくとも1個のヒドロキシ基を有することを特徴とする芳香族化合物(ArOH)を式IIIおよび/またはIVで示される化合物により有機溶媒中でアルケニル化する方法に関する。
式中、X1、X2、X3、およびX4は、互いに独立して、線状C1〜6−アルキル、水素、またはヒドロキシであり、
R2は、ヒドロキシ、アセチルオキシ、ベンゾイルオキシ、またはハロゲンであり、
nは、0〜3の整数であり、そして
この反応は、触媒としてのインジウム塩の存在下で行われる(方法1−1)。
式中、X1、X2、X3、およびX4は、互いに独立して、線状C1〜6−アルキル、水素、またはヒドロキシであり、
R2は、ヒドロキシ、アセチルオキシ、ベンゾイルオキシ、またはハロゲンであり、
nは、0〜3の整数であり、そして
この反応は、触媒としてのインジウム塩の存在下で行われる(方法1−2)。
a)(工程a)式II
b)(工程b)式I
により行われ、
式中、X1、X2、X3、およびX4は、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、または線状C1〜6−アルキルであり、R2は、ヒドロキシ、アセチルオキシ、ベンゾイルオキシ、またはハロゲンであり、nは、0〜3の整数であり、そして工程aおよびbの少なくとも一方は、触媒としてのインジウム塩の存在下で行われる。以下では、この方法を方法2と称する。
式中、X1、X2、X3、およびX4は、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、または線状C1〜6−アルキルであり(ただし、置換基X1、X2、X3、およびX4の少なくとも1つは、ヒドロキシである)、アシル化剤が使用され、反応が、触媒としてのインジウム塩の存在下で行われることを特徴とする(以下では方法3と記す)。
好適なアシル化剤については、以下でさらに考察する。
工程1、2、および/または3で触媒として使用されるインジウム塩は、好適にはインジウム(III)塩である。好ましくは、それは、ハロゲン化インジウム(III)(たとえば、三塩化インジウム[InCl3]、三臭化インジウム[InBr3]、または三ヨウ化インジウム[InI3])、インジウムトリス(トリフルオロメタンスルホネート)(=トリフル酸インジウム(III))[In(SO3CF3)3;In(OTf)3]、インジウムトリス[ビス(トリフルオロメタンスルホンアミド)][In(NTf2)3]、および三酢酸インジウム[In(OAc)3]からなる群から選択される。より好ましいのは、In(OTf)3またはInCl3である。
出発物質TMHQAcは、たとえば、欧州特許出願公開第1239045明細書に記載されているように2,3,5−トリメチルヒドロキノンジアセテートの選択的加水分解により、取得可能である。2,3,5−トリメチルヒドロキノンジアセテートは、たとえば、欧州特許出願公開第0850910号明細書、欧州特許出願公開第0916642号明細書、欧州特許出願公開第0952137号明細書、または欧州特許出願公開第1028103号明細書に記載されているように無水酢酸または他のアセチル化剤の存在下におけるケトイソホロンの酸触媒転位により、調製可能である。
方法1および方法2の工程aにより取得可能な化合物は、少なくとも1個のヒドロキシ基を有することを特徴とするアルケニル化芳香族化合物である。この生成物が式Iで示される構造を有する場合、それを閉環反応によりさらに反応させて式VIIで示される化合物に変換することが可能である。これは、触媒の活性、その量、およびさらなる反応条件に依存する。すなわち、大量の触媒、高活性の触媒、および/または高い反応温度を利用すれば、反応を最終生成物(式VIIで示される化合物)まで進行させることが可能であり(方法1、方法2の工程aおよびb)、その逆であれば、反応は、式Iで示される中間体を単離しうる程度に十分に緩速である(方法1、方法2の工程aだけが行われる)。
この閉環反応は、少なくとも1個のヒドロキシ基を有することを特徴とする芳香族化合物(ArOH)(とくに、式IIで示されるフェノール)と式IIIおよび/またはIVで示される化合物との反応に対して先に記載したのと実質的に同一の反応条件下で同一の触媒を用いて行うことが可能である。したがって、式Iで示される化合物および場合によりその1種以上の二重結合異性体が工程aにより生成される場合、工程bを実現するには、工程aの反応時間を単に延長するだけで十分である(すなわち、反応時間を約30分間〜約240分間延長する)。他の選択肢としてまたはそれと同時に、触媒の量および/または反応温度を増加させることが可能である。
本発明のさらに他の態様によれば、式VIIで示される化合物(すなわち、トコフェロール、たとえば、α−トコフェロールもしくはγ−トコフェロール、またはDE−OS2160103の5頁の第3および第4パラグラフに記載されている任意の他のトコール誘導体)ならびに先に定義したように少なくとも1個のヒドロキシ基を有することを特徴とする芳香族化合物(ArOH)は、インジウム塩の存在下においてアシル化剤で処理することにより、そのエステル(たとえばそのアセテート)に変換することが可能である。
好ましいのは、2−フィチル−3,5,6−トリメチルヒドロキノンまたは3−フィチル−2,5,6−トリメチルヒドロキノン1−アルカノエート(いずれも、n=3のときの式Iaで表される)
式中、R1は、水素、アセチル、プロピオニル、ピバロイル、HO2C−CH2−CH2−CO、ニコチノイル、またはパルミチルであり、
R2は、ヒドロキシ、アセチルオキシ、ベンゾイルオキシ、またはハロゲンであり、そしてnは3であり、
さらに反応は、触媒としてのインジウム塩の存在下で行われる。以下では、この方法を方法1Aと称する。
式中、R1、R2、およびnは、方法1Aに対して記載したのと同一の意味および優先度を有し、そして
反応は、触媒としてのインジウム塩の存在下で行われる。
この態様において、本発明は、α−トコフェロールまたはそのアルカノエートの製造方法に関し、この方法は、
a)(工程a)2,3,5−トリメチルヒドロキノンまたは2,3,6−トリメチルヒドロキノン1−アルカノエート(いずれも、式IIaで表される)
式中、R1、R2、およびnは、方法1Aに対して記載したのと同一の意味および優先度を有し、
b)(工程b)2−フィチル−3,5,6−トリメチルヒドロキノンまたは3−フィチル−2,5,6−トリメチルヒドロキノン1−アルカノエートおよび場合によりそれらの1種以上の異性体(いずれも、工程aにより取得可能である)を有機溶媒中で閉環処理に付してα−トコフェロールまたはそのアルカノエートを生成させることと、
により行われ、
ただし、工程aおよびbの少なくとも一方は、触媒としてのインジウム塩の存在下で行われる。以下では、この方法を方法2Aと称する。
この態様において、本発明は、α−トコフェリルアルカノエート(式VIIIで表される)
二相溶媒系中で行う場合、α−トコフェロールのアシル化(方法3A)およびTMHQまたはTMHQAと式IIIaおよび/またはIVaで表される化合物との反応(方法1Aまたは方法2Aの工程a)に対して、In(OTf)3がなかでもとくに好ましい。TMHQまたはTMHQAと式IIIaおよび/またはIVaで表される化合物との反応(方法1Aまたは方法2Aの工程a)を単一相溶媒系中で行う場合、InCl3が最も好ましい触媒である。
自明なことであろうが、本発明に係るこの方法で反応物としてTMHQを使用すると、PTMHQが得られ、一方、TMHQA、特定的にはTMHQAcを使用すると、対応するPTMHQA/PTMHQAcが得られるであろう。
自明なことであろうが、本発明に係る方法で反応物としてPTMHQまたはその異性体を使用すると、α−トコフェロールが調製され、一方、PTMHQAまたはその異性体を使用すると、対応するα−トコフェリルアルカノエートが得られるであろう。
本発明のさらに他の態様によれば、インジウム塩の存在下においてアシル化剤で処理することにより、α−トコフェロールをそのアルカノエート(たとえば、そのアセテート)に変換することが可能である。
本発明のさらに他の態様によれば、DE−OS2160103(5頁の第3パラグラフ)に規定されているおよび本発明に係る方法により得られるα−トコフェロール、β−トコフェロール、γ−トコフェロール、およびδ−トコフェロールは、アシル化剤で処理することにより、それらのアルカノエート(たとえば、それらのアセテート)に変換する可能性がある。
方法1、2、3、3A、または4のうちの1つにより得られるα−トコフェロールまたはそのアルカノエートは、当業者に公知の任意の方法により、たとえば、米国特許第6,162,474号明細書、米国特許公開第2001/0009679号明細書、米国特許第6,180,130号明細書、米国特許第6,426,078号明細書、米国特許第6,030,645号明細書、米国特許第6,150,086号明細書、米国特許第6,146,825号明細書、米国特許第6,001,554号明細書、米国特許第5,938,990号明細書、米国特許第6,530,684号明細書、米国特許第6,536,940号明細書、米国特許公開第2004/0053372号明細書、米国特許第5,668,183号明細書、米国特許第5,891,907号明細書、米国特許第5,350,773号明細書、米国特許第6,020,003号明細書、米国特許第6,329,423号明細書、国際公開第96/32949号パンフレット、米国特許第5,234,695号明細書、国際公開第00/27362号パンフレット、EP0664116、米国特許公開第2002/0127303号明細書、米国特許第5,478,569号明細書、米国特許第5,925,381号明細書、米国特許第6,651,898号明細書、米国特許第6,358,301号明細書、米国特許第6,444,227号明細書、国際公開第96/01103号パンフレット、および国際公開第98/15195号パンフレットの各明細書に開示されている方法により、さらに製剤化することが可能である。
本発明はまた、本発明に係る方法である方法1、1−1、1−2、1A、1A−1、2、2A、3、および3Aにおける先に指定したインジウム塩の使用に関する。特定的には、本発明は、有機溶媒中での少なくとも1個のヒドロキシ基を有することを特徴とする芳香族化合物のフリーデル・クラフツアルキル化反応における触媒としてのインジウム塩の使用と、さらには有機溶媒中でクロマン環化合物を生成させる閉環反応における触媒としてのインジウム塩の使用と、に関する。
PTMQ:フィチルトリメチルキノン:
DHTC:3,4−デヒドロ−α−トコフェロール
実施例1〜3:InCl3触媒
InCl3触媒の存在下(触媒の量は、表1に与えられている)かつ大気圧において、表1に与えられている溶媒中または溶媒系中で、12.88mmolのTMHQと8.58mmolのIPとを反応させた。反応時間は、2時間であった。さらに詳しい明細および結果についは、表1を参照されたい。
漸増量(表1参照)のIn(OTf)3触媒の存在下かつ大気圧において、20mlのヘプタンと20gのジェフソルEC50(Jeffsol EC50)(登録商標)との混合物中で、12.88mmolのTMHQと8.58mmolのIPとを反応させた。反応条件および結果に関するさらに詳しい内容については、表1を参照されたい。
45mlのトルエン中、110℃、1.0mol%(IP基準)のInCl3触媒の存在下、かつ大気圧において、さまざまな量のTMHQを17.17mmolのIPと反応させた。さらに詳しい明細および結果を表2に示す。
1.0mol%(IP基準の量)のIn(OTf)3触媒の存在下、22℃、かつ大気圧において、TMHQ(38.63mmol)とIP(25.75mmol、97%、1時間添加)とを、1.5:1のモル比で反応させた。さらに詳しい明細および結果についは、表2を参照されたい。ヘプタン相を分離してヘプタン相をジェフソルEC50(Jeffsol EC50)(登録商標)(60ml)で洗浄した後、得られた混合物(ヘプタン中の懸濁液)を真空下で濾過した。ペースト状のほぼ無色の固体をGCにより分析した。
1.0mol%(IP基準の量)のIn(OTf)3触媒の存在下、22℃、かつ大気圧において、TMHQ(24.691g、161.1mmol)とIP(38.833ml、107.4mmol、97%、1時間添加)とを、1.5:1のモル比で反応させた。さらに詳しい明細および結果については、表2を参照されたい。ヘプタン相を分離してヘプタン相をジェフソルEC50(Jeffsol EC50)(登録商標)(250ml)で洗浄した後、得られたヘプタン中の懸濁液を真空下で濾過した。ペースト状のほぼ無色の固体を定量GCにより分析した。
漸増量のIn(OTf)3触媒(実施例10)またはInCl3触媒(実施例11〜14)の存在下、100mlの有機溶媒中において、200mmolのTMHQを、それぞれ、200mmolのIP(実施例10および13)ならびに203mmolのIP(実施例11、12、および14)と、反応させた。実施例10および14を加圧下で行い、実施例11〜13を大気圧で行った。反応温度、圧力、反応時間、および溶媒のタイプについては、表3を参照されたい。
機械的攪拌機、温度計、ディーン・スターク分離器、および還流冷却器を備えた100ml四口フラスコ中で、2.00g(12.878mmol)のTMHQ(純度98%)、2.0mol%(IP基準)のInCl3、および特定量の二相溶媒系(表4参照)を、アルゴン雰囲気下で加熱して、還流させた(140〜145℃の油浴)。3.106ml(8.585mmol)のIP(純度97%)を毎分0.052mlの速度で1時間以内で添加した。IPを完全に添加した後、約0.15mlの水を捕集した。20分間攪拌した後、ヘプタンを約10分以内で留去した。その後、反応混合物を125〜130℃で1時間加熱した。反応混合物を80℃に冷却し、40mlのヘプタンをカーボネート相に添加した。反応混合物を60℃でさらに20分間攪拌した。ヘプタン層を分離し、カーボネート相をヘプタン(40ml)で抽出した。合わせたヘプタン相を減圧下でエバポレートした。粘性油としてTCPを得た。収率(IP基準)については、表4を参照されたい。
機械的攪拌機、温度計、ディーン・スターク分離器、および還流冷却器を備えた100ml四口フラスコ中で、2.00g(12.878mmol)のTMHQ、2.0mol%(IP基準)のInCl3、20mlの溶媒(ジエチルケトンまたはブチルアセテート)を、アルゴン雰囲気下で昇温し、還流させた(140〜145℃の油浴)。3.106ml(8.585mmol)のIPを毎分0.052mlの速度で1時間以内で添加した。IPを完全に添加した後、反応混合物を103℃で4時間加熱した(140〜145℃の油浴)。反応混合物を冷却し、減圧下で濃縮し、(all−rac)−TCPを得た。収率(IP基準)を表4に示す。
In(OTf)3触媒を用いる単一相溶媒中における(all−rac)−TCPの調製
実施例15を反復したが、InCl3の代わりにIn(OTf)3を触媒として使用し、単一溶媒中で反応を行った。
実施例16を反復したが、InCl3の量および反応時間を変化させた。結果を表5に示す。
実施例16を反復したが、触媒の量およびタイプを変化させた。実施例26〜29および31では、12.878mmolのTMHQと8.858mmolのIPとを互いに反応させ、実施例30では、8.858mmolのTMHQと8.858mmolのIPとを使用した。結果を表6にまとめる。
機械的攪拌機、温度計、ディーン・スターク分離器、および還流冷却器を備えた100ml四口フラスコ中で、2.50g(12.878mmol)のTMHQA、触媒(表7参照)、20mlのエチレンカーボネート、および20mlのヘプタンを、アルゴン雰囲気下で昇温し、還流させた(140〜145℃の油浴)。3.106ml(8.585mmol)のIPを毎分0.052mlの速度で添加した。IPを完全に添加した後、約0.15mlの水を捕集した。20分間攪拌した後、ヘプタンを約10分以内で留去した。その後、反応混合物を125〜130℃で60分間加熱した。反応混合物を80℃に冷却し、40mlのヘプタンをカーボネート相に添加した。反応混合物を60℃でさらに20分間攪拌した。ヘプタン層を分離し、エチレンカーボネート相をヘプタン(40ml)で抽出した。合わせたヘプタン相を減圧下でエバポレートした。(all−rac)−TCPAを含む粘性油を得た。収率(IP基準)については、表7を参照されたい。
温度計、アルゴンパージ用ガラス管、還流冷却器、および機械的攪拌機を備えた加熱/冷却ジャケット付き230ml四口平底フラスコに、特定量の触媒(表8参照)および58.22g(133mmol)の(all−rac)−TCP(98.4%)を充填した。攪拌下、3分間以内で、40.64g(400mmol、37.60ml)の無水酢酸(Ac2O)を添加した。サンプルを定性GC分析にかけた。結果を表8にまとめる。
実施例39を反復したが、さまざまな量の触媒およびAc2Oを用いた。実施例42〜46では、反応時間もまた異なっていた。より良好な比較を行うために、実施例39および40の結果もまた、実施例42〜46の結果を示す以下の表9に組み入れた。
温度計、Arパージ用ガラス管、還流冷却器、および機械的攪拌機を備えた加熱/冷却ジャケット付き230ml四口平底フラスコに、2.6mgのIn(OTf)3((2R,4’R,8’R)−α−TCP基準で0.01mol%)および21.08g(47.06mmol)の(2R,4’R,8’R)−α−TCPを充填し、褐色の油を得た。毎分400回転の攪拌下、10分間以内で、14.56g(141.2mmol、13.47ml)のAc2Oを添加した。添加中、反応混合物は、暗褐色に変化し、最終的に黒色になった。反応混合物の温度は、添加の4分後に32℃に達し、その後、反応の残りの全時間をかけて25℃に冷却された。反応混合物のサンプルを採取し、定性GC分析により分析した。4.5時間後、0.2g(1.89mmol)の重炭酸ナトリウムを添加することにより反応をクエンチし、得られた溶液を減圧下で濃縮し、橙色の粘性油として粗生成物を得た。クーゲルロール(Kugelrohr)装置を用いてバルブツーバルブ蒸留(0.009mbar、200℃)により、この油を精製し、(2R,4’R,8’R)−α−TCPA(21.582g、収率97.0%、(2R,4’R,8’R)−α−TCP基準)を得た。キラルHPLC分析では、その(2S,4’R,8’R)エピマーの痕跡は、なんら見られなかった。
温度計、Arパージ用ガラス管、還流冷却器、および機械的攪拌機を備えた加熱/冷却ジャケット付き230ml四口平底フラスコに、In(OTf)3(γ−TCP基準で0.01mol%;2.7mg)および20.82g(47.33mmol)の(all−rac)−γ−トコフェロールを充填し、褐色の溶液を得た。毎分400回転の攪拌下、10分間以内で、14.615g(142mmol、13.530ml)のAc2Oを添加した。添加中、反応混合物は、暗褐色に変化し、最終的に黒色になった。反応混合物の温度は、添加の1分後に28℃に達し、その後、反応の残りの全時間をかけて25℃に冷却された。反応混合物のサンプルを採取し、1mlのエチルアセテートで希釈し、その後、定性GCにより分析した。21.66時間後、重炭酸ナトリウム(1.89mmol、0.2g)を添加することにより反応をクエンチし、得られた溶液を減圧下で濃縮し、暗橙色の粘性油の形態で粗生成物を得た。クーゲルロール(Kugelrohr)装置を用いてバルブツーバルブ蒸留により、この油を精製し、黄色の油(20.761g、収率95.6%)として(all−rac)−γ−トコフェリルアセテートを得た。
機械的攪拌機、還流冷却器、および温度計を備えた50ml四口フラスコ中で、実施例5により調製された0.734g(1.70mmol)のPTMHQ(表1も参照されたい)、0.5mol%のIn(OTf)3、および20mlのジェフソルEC−50(Jeffsol EC−50)(登録商標)を、アルゴン雰囲気下、135℃で1時間攪拌した。その後、反応混合物を室温に冷却し、カーボネート相をヘプタン(2×30ml)で抽出した。合わせたヘプタン相を減圧下で濃縮し、黄色の油として0.74gの(all−rac)−TCPを得た。全収率(IP基準)は、92.2%である。
大気圧における(all−rac)−TCPの調製
スターラー、温度計、圧力指示計、ディーン・スターク分離器、および還流冷却器を備えた250mlビューヒ(Buechi)反応器中またはオートクレーブ中で、30.447g(200mmol)のTMHQ(99.97%)、特定量のInCl3(表10参照、IP基準の量)、および100mlのトルエンを、114℃、連続窒素流動下、かつ1.0barの絶対圧力下で、加熱した。74.035ml(200mmol)のIP(94.6%)を毎分1.234mlの供給速度で添加した。反応が終了するまで、約3.6mlの水を捕集した。添加の終了後、反応混合物を114℃で1時間攪拌し、室温に冷却した。その後、反応混合物を減圧下で濃縮した(45℃、95〜15mbar)。粘性油として(all−rac)−TCPを得た。結果については、表10を参照されたい。
実施例51を反復したが、トルエンの代わりにヘプタンを溶媒として使用した。
実施例50および51を反復したが、2barの絶対圧力下、137℃で反応を行った。137℃で1時間経過した後、反応混合物を室温に冷却し、室温に達した時点で圧力を開放した。
スターラー、温度計、圧力指示計、ディーン・スターク分離器、および還流冷却器を備えた250mlビューヒ(Buechi)反応器中またはオートクレーブ中で、30.447g(200mmol)のTMHQ(99.97%)、5mlのInCl3(0.2M水溶液、0.5mol%、1mmol)、および100mlのヘプタンを、147℃、連続窒素流動下、かつ3.4barの絶対圧力下で、加熱した。75.304ml(203mmol)のIP(94.6%)を毎分0.605mlの供給速度で添加した。反応が終了するまで、約3.6mlの水を捕集した。IPの添加の終了後、反応混合物を147℃で1時間攪拌し、そして室温に冷却した。その後、圧力を開放した。反応混合物を減圧下で濃縮した(45℃、110〜15mbar)。粘性油(91.51g)として(all−rac)−TCPを得た。収率は、IP基準で92.0%であった。
100mlのトルエン中、137℃で、または100mlのヘプタン中、147℃で、200mmolのTMHQと203mmolのIP(1.38%モル過剰に相当する)とを反応させた。IPを120分間かけて添加した。その後、混合物をさらに60分間反応させた。収率および選択率(表11に与えられている)はすべて、IP基準である。
100mlのトルエン中、137℃で、または100mlのヘプタン中、147℃で、200mmolのTMHQと200mmolのIPとを反応させた。IPを60分間かけて添加した。その後、混合物をさらに60分間反応させた。収率および選択率(表11に与えられている)はすべて、IP基準である。
100mlのトルエン中、137℃で、200mmolのTMHQと203mmolのIPとを反応させた。IPを120分間かけて添加した。その後、反応混合物をさらに60分間反応させた。収率(IP基準)を表12に示す。
100mlのトルエン中、137℃で、200mmolのTMHQと203mmolのIPとを反応させた。IPを120分間かけて添加した。その後、反応混合物をさらに566分間反応させた。収率(IP基準)を表12に示す。
100mlのヘプタン中、147℃で、200mmolのTMHQと203mmolのIPとを反応させた。IPを120分間かけて添加した。その後、反応混合物をさらに120分間反応させた。収率(IP基準)を表12に示す。
100mlのシクロヘキサン中、135℃、4.0barの絶対圧力下、かつ0.5mol%(IP基準)のInCl3の存在下において、200mmolのTMHQと203mmolのIPとを反応させた。IPを120分間かけて添加した。その後、混合物をさらに380分間反応させた。表13に与えられている(all−rac)−TCPの収率は、IP基準である。
100mlのヘキサン中、0.5mol%(IP基準)のInCl3の存在下で、200mmolのTMHQと203mmolのIPとを反応させた。125℃かつ4.0barの絶対圧力下で120分間かけてIPを添加した。その後、混合物を、125℃かつ4.0barの絶対圧力下でさらに180分間、135℃かつ5.1barの絶対圧力下でさらに206分間、反応させた。表13に与えられている(all−rac)−TCPの収率は、IP基準である。
反応はすべて、100mlのヘプタン中、200mmolのTMHQ、203mmolのIP、0.5mol%のInCl3を用いて、3.4barの絶対圧力下、かつ147℃で、行った。120分間以内でIPを添加する。反応時間は、60分間であった。収率はすべて、IP基準である。結果を表14にまとめる。
これらの3つの実験における副生成物に関する正確な分析データを表15に示す。
Claims (11)
- 式II
線状C1〜6−アルキルである〕で示されるフェノール化合物を式IIIおよび/またはIVで示される化合物により有機溶媒中でアルケニル化する方法であって、
nが、0〜3の整数であり、
この反応が、式IIIまたはIVで示される化合物を基準にして0.1mol%〜2mol%の量のインジウム塩の存在下で行われる、方法。 - 式II
線状C 1〜6 −アルキルである〕で示されるフェノール化合物を式IIIおよび/またはIV
得られた式I
- 式IIa
nが、0〜3の整数であり、
この反応が、式IIIまたはIVで示される化合物を基準にして0.1mol%〜2mol%の量のインジウム塩の存在下で行われる、方法。 - 式IIa
得られた式Ia
- 前記インジウム塩が三塩化インジウムまたはインジウムトリス(トリフルオロメタンスルホネート)であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
- 少なくとも1つの工程が少なくとも0.96barの絶対圧力で行われることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
- すべての工程が少なくとも0.96barの絶対圧力で行われることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
- 前記反応が(ハロゲン化)脂肪族炭化水素中または(ハロゲン化)芳香族炭化水素中で行われることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記反応が、シクロヘキサン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、1,1,1−トリクロロエタン、1,2−ジクロロエタン、メチレンクロリド、メチレンブロミド、ベンゼン、トルエン、o−キシレン、m−キシレン、p−キシレン、クロロベンゼン、1,2−ジクロロベンゼン、1,3−ジクロロベンゼン、および1,4−ジクロロベンゼンからなる群から選択される溶媒中で行われることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
- 前記溶媒が二相溶媒系であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
- 前記二相溶媒系の一方の相が、エチレンカーボネートもしくはプロピレンカーボネートまたはそれらの混合物であり、かつ他方の相が、ヘキサン、ヘプタン、またはオクタンである、請求項10に記載の方法。
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