JP4917073B2 - 移動床式砂ろ過装置 - Google Patents

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本発明は、移動床式砂ろ過装置に関する。
従来から既にある移動床式砂ろ過装置では、ろ過槽の中央に立設されたエア供給管を通じて圧縮空気をろ過槽外からエアリフト管内に供給し、当該圧縮空気がエアリフト管内を上昇する事を利用して、ろ材をエアリフト管下端より吸引し管内を上昇させている。そして、エアリフト管内でろ材を攪拌させることで、ろ材から濁質を剥離させ、当該剥離した濁質をエアリフト管上部からろ過槽外に排出させる一方、ろ材は再びろ過槽に戻すことにより、ろ材の連続的な循環、洗浄を実現している(例えば特許文献1)。
特開平6−254308号公報
従来の移動床式砂ろ過装置では、エア供給管との接続部分における対向側のエアリフト管内壁面にエア供給管から吹き込まれた圧縮空気が当たり、それに伴い流動化されたろ材としての砂がサンドブラスト材として作用することで、エアリフト管が激しく磨耗し、耐用時間が短かくなっていた。そのため、安定した連続運転ができないという問題が存在した。
本発明は、上記の問題点を解決し、エアリフト管の耐用年数が長く、安定した連続運転が可能である移動床式砂ろ過装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる移動床式砂ろ過装置は、原水をろ過するろ材としての砂を収容するろ過槽と、ろ過槽内に立設され、ろ材を吸込む吸込口を有するエアリフト管と、原水をろ過槽内のろ材内に供給する原水供給管と、エアリフト管の途中に合流するように該エアリフト管の側壁に接合され、該エアリフト管内に側方から圧縮空気を供給するエア供給管と、を備え、エア供給管から送られる圧縮空気をエアリフト管内で流動させることにより、ろ過槽内のろ材を吸込口から吸い込んでエアリフト管内で流動させるようにした移動床式砂ろ過装置において、エアリフト管とエア供給管との接続部分の対向側に耐磨耗材を備え、耐磨耗材はエアリフト管とエア供給管との接続部分の対向側のエアリフト管外壁面に位置することを特徴とする。
この構成により、エア供給管を通じて供給された圧縮空気により流動化されたろ材がエアリフト管の側壁にあたる部分に耐磨耗材があるため、当該耐磨耗材により磨耗が防止され、エアリフト管の耐用時間を長くすることが可能となる。
本発明にかかる移動床式砂ろ過装置では、耐磨耗材はエアリフト管とエア供給管との接続部分の対向側のエアリフト管外壁面に位置する。
この構成により、エアリフト管内には部材を配置しないため、エアリフト管の閉塞を防ぐことができる。
本発明にかかる移動床式砂ろ過装置は、耐磨耗材は可撓性を有することが好適である。
この構成により、耐磨耗材をエアリフト管の外形に合わせて整形する必要がなくなり、簡易に耐磨耗材をエアリフト管外壁面に設けることが可能となる。
本発明にかかる移動床式砂ろ過装置は、耐磨耗材とエアリフト管の外壁面との間に間隙を備えるのが好適である。
この構成により、エアリフト管の側壁が磨耗した場合であっても、耐磨耗材とエアリフト管の外壁面との間の間隙にろ材が進入し、当該進入したろ材が自己ベッドの役割を果してろ材の衝突を防ぐため、エアリフト管の耐用時間が更に長くなる。
本発明にかかる移動床式砂ろ過装置は、耐磨耗材の背面を覆う背板と、耐磨耗材の周縁を囲むように背板から立設されたリブとを有する支持体を備え、支持体は、耐磨耗材を内部に支持した状態でリブを介してエアリフト管に固定されていることが好適である。
この構成により、耐磨耗材を確実に保持でき、更に磨耗によりエアリフト管の側壁に穴が開いたときに、その穴の上下を支持体で連結しているため、エアリフト管の上下分離を防止できる。また、本発明にかかる移動床式砂ろ過装置は、エアリフト管で搬送された砂に付着した濁質を分離除去し、砂をろ過槽に戻す洗浄砂分離槽を更に備えてもよい。
本発明に係る移動床式砂ろ過装置によると、エアリフト管の耐用年数を長くし、安定した連続運転が可能となる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る移動床式砂ろ過装置を模式的に示した縦断面図であり、図2は、エア供給管との結合部におけるエアリフト管等の横断面図であり、図3は、エア供給管との結合部におけるエアリフト管等の縦断面図であり、図4は間隙の作用を説明するための、エア供給管との結合部におけるエアリフト管の縦断面図であり、図5は耐磨耗材の配置角度を説明するためのエア供給管との結合部におけるエアリフト管の横断面図である。
本実施形態に係る移動床式砂ろ過装置1は、ろ過槽10、エアリフト管20、エア供給管22、洗浄砂分離槽25、原水供給管63を含んで構成される。
ろ過槽10は、円筒形状の主槽と、その下部に設けられた側壁が下方に向かって連続的に縮径する下槽とを有している。このろ過槽10は、例えばSUS304で形成されている。ろ過槽10の典型的な寸法としては、主槽について水平断面が直径略260センチメートル、垂直方向の高さが略300センチメートルであり、下槽について垂直方向の高さが150センチメートルから200センチメートルである。
ろ過槽10の内部には、ろ材としての砂52が備えられている。砂52としては、例えば平均粒径1ミリメートル、最大粒径1.5ミリメートルの砂を用いることができる。この砂52は、ろ過槽10内においてろ過槽側壁部で分散管63bの上方100センチメートル程度の高さまで収容されている。
エアリフト管20は、ろ過槽10の軸心に立設されている。このエアリフト管20は、例えばSUS304で形成されている。エアリフト管20は、吸込口21を下端に備え、その下端はろ過槽10の下槽の略中央に位置する一方、上端はろ過槽10内の砂52より上部に位置する。
エア供給管22は、エアリフト管20に沿って2本設けられており、外部からろ過槽10内に延びている。これらエア供給管22は、例えばSUS304で形成されている。一のエアリフト管22は、エア供給管22の下部においてエア供給管22の側壁に接合されている。一方、他のエアリフト管22は、エア供給管22の中央部附近においてエア供給管22の側壁に接合されている。
エア供給管22が接合している部分の対向側におけるエアリフト管20の側壁には、耐磨耗材41を支持した支持体30が設けられている。耐磨耗材41を支持した支持体30については、後述する。なお、図1には、支持体30、耐磨耗材41、及び後述する隙間42からなる覆部70を示している。
エアリフト管20及びエア供給管22は、円筒形状の保護管24によって覆われている。この保護管24は、例えばSUS304で形成されている。保護管24は、典型的な寸法として、直径略25センチメートルである。保護管24の底壁部には、中央に穴が設けられており、エアリフト管20は、保護管24の当該穴を貫通しており、エアリフト管20の下端は保護管24下端より下方に存在している。また、保護管24の上端は、エアリフト管20と同じ高さに存在している。
洗浄砂分離槽25は、ろ過槽10の上端側であり径方向における中央部分に設けられている。この洗浄砂分離槽25は、例えばSUS304で形成されている。洗浄砂分離槽25は、円筒形状を有し、その上端がろ過槽10上端より上方に位置し、下端はエアリフト管20の上端より下方に位置している。
保護管24の上端部における外周面には、スペーサ26が設けられている。スペーサ26は、洗浄砂分離槽25の内周面と保護管24の外周面との間の隙間23を調整する。本実施形態では、この隙間23は砂52の最大粒径以上のサイズに調整されている。
洗浄砂分離槽25の側壁には、開口部27が設けられている。この開口部27の外側には、覆い28が設けられている。この覆い28と洗浄砂分離槽25外壁とによって囲まれている空間に、下方より洗浄排水管62が進入している。
洗浄排水管62は、当該進入部分と、当該進入部分に連接されろ過槽10側壁を貫通してろ過槽10外へ通じている横方向に延びる部分と、を備えている。洗浄排水管62の洗浄砂分離槽25側の開口部の水平高さは調節可能となっており、当該水平高さを調節することで隙間23から洗浄砂分離槽25に流入する洗浄水量が調節可能となっている。
ろ過槽10上端近傍における側壁の一部には、トラフ11が設けられており、トラフ11内からろ過槽10側壁を貫通してろ過槽10外へ通じているろ過水排出管61が設けられている。洗浄排水管62、トラフ11、及びろ過水排出管61は、例えばSUS304で形成されている。
原水供給管63は、ろ過槽10外からろ過槽10内に延びている。この原水供給管63は、例えばSUS304で形成されている。原水供給管63は、図示しない原水の供給源から延びる主管63aと、ろ過槽10に収容された砂52内に原水を分散して供給する分散管63bと、これら主管63aと分散管63bとを接続する接続管63cとを有している。分散管63bは、断面が三角形状の管であり、環状に設けられている。分散管63bは、砂52内においてエアリフト管20の下端よりも上部に設けられている。分散管63bの下部には、原水を送り出す送出口が設けられており、主管63aから接続管63cを通って分散管63bに送られた原水が、ろ過槽10内で360度の角度範囲に渡って、均等に分散されるようになっている。
支持体30は、エア供給管22が接合している部分の対向側におけるエアリフト管20の外壁面に設けられている。この支持体30は、例えばSUS304で形成されている。図2は、エア供給管22が接合する部分におけるエアリフト管20の横断面図であり、図3は、エア供給管との結合部におけるエアリフト管等の縦断面図である。
図2に示すように、エア供給管22との接合部の対向側におけるエアリフト管20の外壁面には、略270度の角度範囲に支持体30が設けられている。その高さは、図3に示すように、エア供給管22との接合部を挟んで上下に砂が当たる範囲を十分にカバーする高さである。
この支持体30は、背板31とリブ32とを有している。背板31は、耐磨耗材41と同一の面積を有している。この背板31が、耐磨耗材41をその裏面側で支持している。
耐磨耗材41は、少なくともエアリフト管20よりも耐磨耗性が高い材料から形成されている。また、成形や施工の容易性のため、耐磨耗材41は可撓性を有する材料から形成されていると好ましい。このような耐磨耗材41を形成する材料としては、軟質ウレタン、セラミックス、軟質天然ゴムなどが挙げられる。なお、耐磨耗材41の厚さは厚ければ厚いほどよい。
支持体30の周縁部からは、耐磨耗材41を囲むようにリブ32が突設されている。リブ32の高さは、耐磨耗材41の厚さよりも高くされている。この支持体30が、内部に耐磨耗材41を収容した状態で、リブ32を介してエアリフト管20に固定されている。
従って、耐磨耗材41とエアリフト管20との間には、間隙42が設けられている。この間隙42は、砂52の最大粒径である1.5ミリメートルより幅が広いと好ましい。
なお、本実施形態においては、ろ材としての砂52の平均粒径は1ミリメートルであるが、砂52の粒径はこれに限ったわけではなく、本発明の目的を達成できる範囲でどの粒径の砂を用いてもよいことは勿論である。その場合、粒径より求めた、間隙42の幅(後述)などの数値を適宜変更すればよい。
次に、本実施形態に係る砂ろ過装置1の作用について説明する。
原水供給管63の主管63a、接続管63c、及び分散管63bを通して、原水をろ過槽10内に供給する。分散管63bの下面には穴があいており、濁質を含んだ被処理水であるところの原水が、当該穴を通じ図1の矢印101で示すように、360度の角度範囲に亘ってろ過槽10内に流れ出る。濁質を含んだ原水は、さらに砂52の間を矢印102の方向に流れ、その過程で濁質は砂52に吸着されろ過される。
砂52によってろ過された後の水であるろ過水51は、ろ過槽10上端近傍においてトラフ11に流れ落ち、ろ過水排出管61を通じてろ過槽10外へ排水される。
一方、エアリフト管20内には、エア供給管22を通じて圧縮空気が供給される。エア供給管22内の気圧は2〜3気圧が望ましい。供給された圧縮空気は、矢印103に示すようにエアリフト管20内を上昇し、そのことによって、エアリフト管20内に砂52が吸い込まれる。吸い込まれた砂52は、エアリフト管20内を上昇し、同時にエアリフト管20内で攪拌され、砂52に付着した濁質が剥離し、砂52と共にエアリフト管20内を上昇する。
エアリフト管20を上昇した砂52と濁質は洗浄砂分離槽25に至り、砂52は比重が重いため、スペーサ26と洗浄砂分離槽25内周面との間の隙間23を通じてろ過槽10内へ戻される。一方で、濁質は洗浄排水管62を通じてろ過槽10外へ排水される。
本実施形態において、隙間23の幅は最大粒径以上であるが、洗浄排水管62の洗浄砂分離槽25側の閉口部の水平高さを調節することにより隙間23から洗浄砂分離槽25に流入する洗浄水量の流速が濁質の沈降速度より速いため、洗浄砂分離槽25内の濁質が下方に戻ることが防止されている。
ここで、エア供給管22を通してエアリフト管20にエアが供給されると、エアリフト管20内で砂52が流動化され、エア供給管22との接続部分の対向側のエアリフト管20内周面に砂52が吹き付けられ、サンドブラスト効果により磨耗が生じる。
このとき、本実施形態においては、図2及び図3に示すように、エア供給管22の結合部の対向側におけるエアリフト管20の外壁面に耐磨耗材41を備えるため、図4に示すように、仮にエアリフト管20に穴が空いても、耐磨耗材41によりそれ以上の磨耗は防止され、エアリフト管20の穴は実質的に塞がれた状態にある。
また、エアリフト管20に空いた穴から隙間42に砂52が進入することで、自己ベットの役割を果たし、他の部分に穴が空いても、自己ベットに砂52が当たることでそれ以上の磨耗が防止される。また、この穴を通した砂42の回り込みが防止され、エアリフト管20や支持体30の磨耗が防止される。
更に、エアリフト管20が相当に磨耗して穴が大きくなっても、その穴を挟んで上下に支持体30が固定されているため、エアリフト管20の分断が防止される。
以上詳述したように、本実施形態の砂ろ過装置1では、エア供給管20を通じて供給された圧縮空気により流動化されたろ材としての砂52がエアリフト管20の側壁にあたる部分に耐磨耗材41があるため、当該耐磨耗材41により磨耗が防止され、エアリフト管20の耐用時間を長くすることが可能となる。
また、エアリフト管20内には部材を配置しないため、エアリフト管20の閉塞を防ぐことができる。
また、耐磨耗材41は可撓性を有するため、耐磨耗材41をエアリフト管20の外形に合わせて整形する必要がなくなり、簡易に耐磨耗材41をエアリフト管20外壁面に設けることが可能となる。
また、耐磨耗材41とエアリフト管20の外壁面との間に間隙42を備えるため、エアリフト管20の側壁が磨耗した場合であっても、その間隙42に砂52が進入し、当該進入した砂52が自己ベッドの役割を果して耐磨耗材41や支持体30への砂52の衝突を防ぐため、エアリフト管20の耐用時間が更に長くなる。
また、支持体30は、耐磨耗材41を内部に支持した状態でリブ32を介してエアリフト管20に固定されているため、耐磨耗材41を確実に保持でき、更に磨耗によりエアリフト管20の側壁に穴が開いたときに、その穴の上下を支持体30で連結しているため、エアリフト管20の上下分離を防止できる。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されることなく、種々の変形が可能である。例えば、上記した実施形態においては、エアリフト管20の周囲における耐磨耗材41は270度にわたる角度範囲に設けられているが、少なくとも90度(図5の二点破線)、好ましくは180度以上(図5の一点破線)あればよい。
また、上記した実施形態においては、エア供給管22はエアリフト管20の下端近傍及び、縦方向の中央近傍やや下側に、2本接合しているが、接合場所は、発明の目的を達成できる範囲で、変更可能である。また、エア供給管22の本数は、2本に限定されるわけではない。
また、上記した実施形態においては、耐磨耗材41は、リブ32及び背板31と単に接しているのみであるが、背板31に固定されていても勿論よい。その場合、耐磨耗材41の安定性が更に増す。
また、上記した実施形態においては、耐磨耗材41は支持体30により支持されていたが、耐磨耗材41を直接エアリフト管20の外壁面に貼り合せるようにしてもよい。
また、耐磨耗材41は、エアリフト管20の内壁面に貼り合わせても良い。
また、ろ過槽10の形状は円筒形の他に、例えば楕円柱や直方体でも良い。また、ろ過槽10を形成する素材としては、例えばFRP樹脂(FiberReinforced Plastics)などでもよい。
本発明の実施形態に係る移動床式砂ろ過装置の縦断面図である。 図1に示すエア供給管との接合部におけるエアリフト管、間隙、耐磨耗材、支持体及びリブの横断面図である。 図1に示すエア供給管との接合部におけるエアリフト管、間隙、耐磨耗材、支持体及びリブの縦断面図である。 図3に示すエアリフト管の側壁部分の磨耗が進んだ状態を説明するための、エア供給管との接合部におけるエアリフト管、間隙、耐磨耗材、支持体及びリブの縦断面図である。 図2に示す耐磨耗材の設置角度を説明するためのエア供給管との接合部におけるエアリフト管の横断面図である。
符号の説明
1…移動床砂ろ過装置、10…ろ過槽、20…エアリフト管、21 吸込口、22…エア供給管、30…支持体、31…背板、32…リブ、52…砂、41…耐磨耗材、42…間隙、63…原水供給管。

Claims (5)

  1. 原水をろ過するろ材としての砂を収容するろ過槽と、
    前記ろ過槽内に立設され、前記ろ材を吸込む吸込口を有するエアリフト管と、
    前記原水を前記ろ過槽内の前記ろ材内に供給する原水供給管と、
    前記エアリフト管の途中に合流するように該エアリフト管の側壁に接合され、該エアリフト管内に側方から圧縮空気を供給するエア供給管と、を備え、
    前記エア供給管から送られる圧縮空気を前記エアリフト管内で流動させることにより、前記ろ過槽内の前記ろ材を前記吸込口から吸い込んで前記エアリフト管内で流動させるようにした移動床式砂ろ過装置において、
    前記エアリフト管と前記エア供給管との接続部分の対向側に耐磨耗材を備え、
    前記耐磨耗材は前記エアリフト管と前記エア供給管との接続部分の対向側の前記エアリフト管外壁面に位置することを特徴とする移動床式砂ろ過装置。
  2. 前記耐磨耗材は可撓性を有することを特徴とする請求項に記載の移動床式砂ろ過装置。
  3. 前記耐磨耗材と前記エアリフト管の外壁面との間に間隙を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動床式砂ろ過装置。
  4. 前記耐磨耗材の背面を覆う背板と、前記耐磨耗材の周縁を囲むように前記背板から立設されたリブとを有する支持体を備え、
    前記支持体は、前記耐磨耗材を内部に支持した状態で前記リブを介して前記エアリフト管に固定されていることを特徴とする請求項1からの何れか一項に記載の移動床式砂ろ過装置。
  5. 前記エアリフト管で搬送された前記砂に付着した濁質を分離除去し、前記砂を前記ろ過槽に戻す洗浄砂分離槽を更に備えたことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の移動床式砂ろ過装置。
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