JP4916825B2 - 通信端末装置及びそれを用いたデータ取得方法 - Google Patents

通信端末装置及びそれを用いたデータ取得方法 Download PDF

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本発明は、ネットワークを介してデータを取得する通信端末装置及びそれを用いたデータ取得方法に関する。
携帯端末を用いてJava(登録商標)アプリケーションをダウンロードする場合、当該アプリケーションをADF(Application Definition File)ファイルとJAR(Java ARchive)ファイルを2段階でダウンロードする方式が採用されている。この方式では、まず、携帯端末がJava(登録商標)アプリケーションに対応しているかチェックするために、アプリケーションのデータサイズや当該アプリケーションが対象とする機種に関する情報などを記述したADFをダウンロードし、JAM(Java Application Manager)がADFを解釈して、利用可能なアプリケーションと判断された場合にJARファイルをダウンロードする。また、このダウンロード方式を用いると、ユーザはADFに含まれるアプリケーションサイズなどを参照し、通信時間や通信料金を把握した上でJARファイルをダウンロードするか否かを決めることができる。
例えば、特許文献1には、このような2段階のダウンロード方式に関する技術が開示されている。この公報には、JARファイルをダウンロードする際に、ADFのダウンロードに用いた通信プロトコルよりも安全度の高いプロトコルを用いる場合にのみダウンロードを許可することが記載されている。
特開2002−163111号公報
近年、2つの通信方式を選択的に切り替えることができる、いわゆるデュアル携帯端末も販売されている。例えば、WCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)方式と無線LAN(Local Area Network)方式とを切り替えることができるデュアル携帯端末が開発されている。このようなデュアル携帯端末では、例えば電波強度の変動などに応じて適応的に2つの通信方式を切り替えるようになっている。
デュアル端末を用いてJavaアプリケーションをダウンロードする場合、ADFのダウンロード時に用いられる通信方式と、JARファイルのダウンロード時に用いられる通信方式とが異なる可能性がある。例えば、無線LANを用いてADFをダウンロードした場合、JARファイルのダウンロード時間は、無線LANの通信速度に基づいて所要通信時間が計算される。このとき、JARファイルのダウンロードまでに通信方式がWCDMAなどの他の通信方式に切り替えられると、当初計算した通信時間以上の時間を要する可能性がある。これでは、2段階ダウンロード方式の所期の目的を達することができない。また、通信方式毎に通信料金体系が異なることも想定される。この場合には、料金面からも2段階ダウンロード方式の所期の目的を達することができない可能性がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、異なる通信方式を切り替えることができる場合においても、2段階ダウンロードでJavaアプリケーションを良好にダウンロードすることができる通信端末装置及びそれを用いたデータ取得方法を提供することを目的とする。
本発明の通信端末装置は、ネットワークを介して、アプリケーション定義ファイルとJAR(Java ARchive)ファイルとの2段階でJavaアプリケーションをダウンロードする通信端末装置であって、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式情報を得る解析手段と、前記通信方式情報に基づいて前記JARファイルのダウンロードの可否を決定する決定手段と、を具備し、前記決定手段は、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であれば、前記JARファイルのダウンロードを許可することを特徴とする。
この構成によれば、通信方式に対応する通信速度を比較してJavaアプリケーションのダウンロードの可否を判断しているので、異なる通信方式を切り替えることができる場合においても、2段階ダウンロードでJavaアプリケーションを良好にダウンロードすることができる。
本発明の通信端末装置においては、前記決定手段は、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロードと前記JARファイルのダウンロードとが同じ通信方式のエリア内で行われる場合、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であるとして、前記JARファイルのダウンロードを許可することが好ましい。本発明の通信端末装置においては、前記決定手段は、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロードが相対的に遅い通信速度の通信方式のエリアで行われ、前記JARファイルのダウンロードが相対的に早い通信速度の通信方式のエリアで行われている場合、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であるとして、前記JARファイルのダウンロードを許可することが好ましい。
本発明のデータ取得方法は、ネットワークを介して、アプリケーション定義ファイルとJAR(Java ARchive)ファイルとの2段階でJavaアプリケーションをダウンロードするデータ取得方法であって、前記アプリケーション定義ファイルをダウンロードする工程と、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式情報を得る工程と、前記通信方式情報に基づいて前記JARファイルのダウンロードの可否を決定する工程と、を具備し、前記決定する工程において、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であれば、前記JARファイルのダウンロードを許可することを特徴とする。
この方法によれば、通信方式に対応する通信速度を比較してJavaアプリケーションのダウンロードの可否を判断しているので、異なる通信方式を切り替えることができる場合においても、2段階ダウンロードでJavaアプリケーションを良好にダウンロードすることができる。
本発明のデータ取得方法においては、前記決定する工程において、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロードと前記JARファイルのダウンロードとが同じ通信方式のエリア内で行われる場合、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であるとして、前記JARファイルのダウンロードを許可することが好ましい。本発明のデータ取得方法においては、前記決定する工程において、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロードが相対的に遅い通信速度の通信方式のエリアで行われ、前記JARファイルのダウンロードが相対的に早い通信速度の通信方式のエリアで行われている場合、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であるとして、前記JARファイルのダウンロードを許可することが好ましい。
本発明の通信端末装置は、ダウンロードしたアプリケーション定義ファイルを解析して通信方式情報を得る解析手段と、前記通信方式情報に基づいてJavaアプリケーションのダウンロードの可否を決定する決定手段と、を具備するので、異なる通信方式を切り替えることができる場合においても、2段階ダウンロードでJavaアプリケーションを良好にダウンロードすることができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態においては、JARファイルの取得可否をADF取得時の通信速度を比較して判断する場合について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るデータ取得方法を実現するためのシステムの概略構成を示す図である。図1に示すシステムは、本発明に係る通信端末装置1と、この通信端末装置1と移動通信網であるコアネットワーク2を介して接続された移動通信センター3と、移動通信センター3とインターネット4のようなネットワークを介して接続されたIPサーバ15とから主に構成されている。
通信端末装置1は、異なる通信方式、例えば、WCDMA方式と、HSDPA(High-Speed Downlink Packet Access)を選択的に切り替えて無線アクセスが可能であるデュアル携帯端末である。通信端末装置1は、オペレーティングシステム(移動機OS)を有しており、移動機OS上でブラウザ機能、ビューワ機能、JAM(Java Application Manager)その他の機能が動作する。
コアネットワーク2は、通信端末装置1と移動通信センター3との間のネットワークである。このコアネットワーク2には、通常の移動通信網に加えて移動パケット通信網も含まれる。移動通信センター3は、例えばiモード(登録商標)サーバであり、コアネットワーク2とインターネット4とを結ぶゲートウェイ機能を担っており、具体的には、情報配信機能、メール送受信機能、メール蓄積機能、契約顧客管理機能、情報提供者(Information Provider)管理機能、及び情報料課金機能を有する。
ネットワークには、インターネット4をはじめその他のネットワーク、例えばLANやWANなども含まれる。IPサーバ5は、インターネット4に接続されたサーバであり、Javaアプリケーションを配信する。
上記データ取得システムにおいてJavaアプリケーションを取得する場合、まず、通信端末装置1がJavaアプリケーションを取得するためのページの取得要求をコアネットワーク2及びインターネット4を介してIPサーバ5に送出し、該当するページを取得する。この状態において、ユーザが通信端末装置1を操作して当該ページに記述されたJavaアプリケーションを取得する旨の指示を入力すると、通信端末装置1は、当該指示に応じた取得要求をコアネットワーク2及びインターネット4を介してIPサーバ5に送出し、該当するJavaアプリケーションのADFを取得する。次いで、通信端末装置1は、当該ADFに対応したJARファイルの取得要求をコアネットワーク2及びインターネット4を介してIPサーバ5に送出し、該当するJARファイル取得する。そして、ユーザが通信端末装置1を操作して、取得したJavaアプリケーション(JARファイルが内包したプログラム)の実行を指示すると、通信端末装置1において該当するJavaアプリケーションが実行される。
図2は、本発明の実施の形態に係るデータ取得方法に使用する通信端末装置の概略構成を示すブロック図である。図2に示す通信端末装置1は、装置全体を制御する制御部11と、アンテナ12を介してIPサーバ5などとの間で無線通信を行う通信制御部13と、通信方式を切り替えるアクセス切替部14と、ダウンロードしたADFに含まれる情報を解析するADF解析部15と、Javaアプリケーションのダウンロードの可否を決定する判断部16と、種々のデータや情報を入力する入力部17と、種々のデータや情報を表示するディスプレイ18とから主に構成されている。
制御部11は、各種制御を行うCPU(Central Processing Unit)と、CPUに実行されるブラウザ、Java仮想マシンを実現するソフトウェア、制御プログラムなどのソフトウェアなどを格納したROMと、受信したデータなどを格納するフラッシュメモリ(SRAM)と、CPUのワークメモリとして使用されるRAM(Random Access Memory)とを内蔵する。
CPUは、電源が投入されると、ROMに格納された制御プログラムを読み出して実行し、制御プログラム及び入力部17から入力されるユーザの指示にしたがってROM、SRAM、RAM、各部13〜16、及びディスプレイ18を制御する。また、CPUは、入力部17から入力されるユーザの指示にしたがって、ブラウザを起動し、このブラウザ上で入力部17からの指示に応じた通信を行う機能を有する。また、CPUは、SRAMに格納したデータをJavaアプリケーションとして実行する際にJava仮想マシンを起動し、このJava仮想マシン上でJavaアプリケーションを実行する機能を有する。さらに、CPUは、RAMに格納したデータをJavaアプリケーション(Javaアプレット)として実行する際にJava仮想マシン及びブラウザを起動し、これらの上で当該Javaアプリケーションを実行する機能を有する。
通信制御部13は、IPサーバ5などとの間で無線通信を行う。通信端末装置1はデュアル携帯端末であるので、通信制御部13は2つの異なる通信方式での無線通信を行う。通信制御部13においては、ダウンコンバートやアップコンバート、増幅、変復調、符号・復号化などの基本的な通信制御を行う。
アクセス切替部14は、通信方式の切り替えを行う。すなわち、アクセス切替部14は、通信端末装置1がある通信方式のエリアに在圏している場合には、通信制御部13を介して得られた受信データに基づいてその通信方式を認識して、通信モードをその通信方式のモードにする。具体的には、通信端末装置1がHSDPAの通信方式のエリアからWCDMA方式のエリアに移動した場合に、アクセス切替部14は通信モードをHSDPAモードからWCDMAモードに切り替える。また、アクセス切替部14は、現在通信を行っている通信方式の情報を判断部16に出力する。なお、アクセス切替部14は、現在通信を行っている通信方式の情報を判断部16に定期的に送っても良く、通信方式が切り替わったときに送っても良い。
ADF解析部15は、受信したADF(アプリケーション定義ファイル)の内容を解析して、ADFのダウンロードに用いた通信方式を認識する。また、ADF解析部15は、認識された通信方式の情報を判断部16に出力する。例えば、ADFのダウンロードの際の通信方式がWCDMAであれば、ADF解析部15はADFから通信方式がWCDMAであることを認識し、通信方式がWCDMAである旨の情報を判断部16に送る。
判断部16は、Javaアプリケーションのダウンロードの可否を決定する。判断部16は、図3に示すように、ADFダウンロード時の通信速度とJavaアプリケーションダウンロード時の通信速度とを比較する通信速度比較部161と、通信速度比較部161の比較結果に基づいてJavaアプリケーションのダウンロードの可否を決定するダウンロード決定部162とを有する。なお、ADF解析部15及び判断部16は、API(Application Program Interface)として実装される。
通信速度比較部161には、ADF解析部15からの通信方式の情報と、アクセス切替部14からの通信方式の情報とが送られる。すなわち、通信速度比較部161には、ADF解析部15からはADFダウンロード時の通信方式の情報が送られ、アクセス切替部14からは現在の通信における通信方式の情報が送られる。ADFダウンロード時の通信方式の情報からADFダウンロード時の通信速度が得られる。また、現在の通信における通信方式の情報からJARファイルダウンロード(Javaアプリケーションダウンロード)時の通信速度が得られる。
通信速度比較部161は、ADFダウンロード時の通信速度とJARファイルダウンロード時の通信速度とを比較する。すなわち、この処理は、ADFダウンロード時の通信速度とJARファイルダウンロード時の通信速度とが同じであるかどうかを調べる処理である。JARファイルダウンロード時の通信速度がADFダウンロード時の通信速度以上であれば、すなわち(1)ADFダウンロードとJARファイルダウンロードとが同じ通信方式のエリア内で行われるか、(2)ADFダウンロードが相対的に遅い通信速度の通信方式のエリアで行われ、JARファイルダウンロードが相対的に速い通信速度の通信方式のエリアで行われている場合であれば、JARファイルダウンロードが良好に行われ、JARファイルダウンロード時の通信速度がADFダウンロード時の通信速度未満であれば、(3)ADFダウンロードが相対的に速い通信速度の通信方式のエリアで行われ、JARファイルダウンロードが相対的に遅い通信速度の通信方式のエリアで行われている場合であれば、JARファイルダウンロードが良好に行われない。このため、通信速度比較部161では、通信速度の比較を行って、通信端末装置1が2段階ダウンロードにおいて(1)、(2)又は(3)のどの状況であるかを調べる。また、通信速度比較部161は、この比較結果(2段階ダウンロードにおいて(1)、(2)又は(3)のどの状況であるか)をダウンロード決定部162に出力する。
ダウンロード決定部162においては、比較結果に基づいてJARファイルのダウンロードの可否を決定する。すなわち、上記(1)又は(2)の状況、具体的には、ADF取得時の通信速度≦JARファイル取得時の通信速度であれば、JARファイルのダウンロードを行い、上記(3)の状況、具体的には、ADF取得時の通信速度>JARファイル取得時の通信速度であれば、JARファイルのダウンロードを行わない。
このように、上記(1)又は(2)の状況のときに、JARファイルのダウンロードを行うので、ADFのダウンロードからJARファイルのダウンロードまでに通信方式が切り替えられても、JARファイルのダウンロードを良好に行うことができる。例えば、HSDPAでADFをダウンロードし、途中でWCDMAに切り替えられた場合、ADFダウンロード時に計算した通信時間以上の時間を要するので、WCDMAでのダウンロードは行われない。一方、ADFダウンロードとJARファイルのダウンロードが同じ通信方式(例えば、両方ともWCDMAもしくは両方ともHSDPA)である場合、又はWCDMAでADFをダウンロードし、途中でHSDPAに切り替えられた場合には、ADFダウンロード時に計算した通信時間以上の時間を要することはないので、JARファイルのダウンロードを行う。これにより、JARファイルのダウンロードを良好に行うことができる。
次に、本発明の実施の形態に係る通信端末装置でJavaアプリケーションを取得する方法について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係るデータ取得方法を説明するためのフローチャートである。
まず、通信端末装置1が所望のJavaアプリケーションを取得するためのページ(以後、ダウンロードページ)を取得する(ステップ(ST)11)。具体的には、通信端末装置1の制御部11が、入力部17から入力されたユーザの指示に基づいて通信制御部13を制御し、通信制御部13が当該指示に応じたHTTP(あるいはHTTPS)の要求をIPサーバ5に送信する。これに応答して、所望のダウンロードページのHTMLデータがIPサーバ5から返送される。このHTMLデータは、通信制御部13で受信され、通信制御部13から制御部11へ送られる。制御部11は、当該HTMLデータをRAMに格納し、さらにこれを解釈・実行することでユーザインタフェースを提供する。この結果、ディスプレイ18には、当該ユーザインタフェースによる画面が表示される。
次いで、通信端末装置1は、ユーザによる指示の入力を待ち(ST12)、ここで入力された指示が所望のJavaアプリケーションの取得指示でない場合には、取得処理を終了する(ST14)。具体的には、通信端末装置1の制御部11は入力部17から入力された指示と現在のユーザインタフェースとに基づいてユーザの指示内容を特定し、他のページの取得指示が入力された場合や電源の切断が指示された場合などの、Javaアプリケーションの取得とは異なる内容の指示が入力された場合には取得処理を終了する。
一方、ユーザにより入力された指示が所望のJavaアプリケーションの取得を求める指示である場合には、該当するADFが取得される(ST15)。このとき、ディスプレイ18には、表示メッセージとして「取得中」が表示される。ADFの取得が完了すると、ADF解析部15においてADFの内容が解析される(ST16)。ADFの解析により、ADF取得の際の通信方式が判明する。このADF取得時の通信方式の情報は、判断部16に送られる。また、JARファイル取得時の通信方式の情報がアクセス切替部14から判断部16に送られる。
次いで、判断部16において、JARファイルのダウンロードの可否について判断する(ST17)。この判断については、上述したように、通信速度比較部161でADFダウンロード時の通信速度とJARファイルダウンロード時の通信速度とを比較して、ダウンロード決定部162でその比較結果に基づいてJARファイルのダウンロードの可否を決定する(ST18)。そして、判断部16は、JARファイルダウンロード時の通信速度がADFダウンロード時の通信速度以上であれば、ダウンロードOKとして、その旨の制御信号を制御部11に出力し、制御部11はJARファイルの取得処理(ダウンロード)を行う(ST19)。一方、JARファイルダウンロード時の通信速度がADFダウンロード時の通信速度未満であれば、ダウンロードNGとして、中断処理を行う(ST20)。また、JARファイルダウンロード時にADFダウンロード時よりも通信速度が遅い通信方式(例えば、HSDPAからWCDMA)に切り替えられ、ADFダウンロード時の通信方式(HSDPA)と同じ通信方式(HSDPA)でのアクセスを要求したときは、その通信方式(HSDPA)での要求に失敗してエラー処理となる。
このように、本実施の形態においては、通信方式に対応する通信速度を比較してJavaアプリケーションのダウンロードの可否を判断しているので、異なる通信方式を切り替えることができる場合においても、2段階ダウンロードでJavaアプリケーションを良好にダウンロードすることができる。
本実施の形態においては、通信方式に対応する通信速度を比較してJavaアプリケーションのダウンロードの可否を判断する場合について説明しているが、図5に示すようなADFダウンロード時の通信方式とJARダウンロード時の通信方式とダウンロード可否とを関連づけたテーブルを参照してダウンロードの可否を決定しても良い。
(実施の形態2)
本実施の形態においては、JARファイルの取得可否をADF取得時の利用料金を比較して判断する場合について説明する。実施の形態2に係る通信端末装置1においては、判断部16の構成が図6に示すようになる。すなわち、本実施の形態に係る通信端末装置1の判断部16は、図6に示すように、Javaアプリケーションのデータ量の情報を取得するデータ量取得部163と、データ量単価や通信時間単価の情報を取得する単価取得部164と、データ量、通信時間、通信速度などの情報から想定料金を算出する演算部165と、演算部165の演算結果に基づいてJavaアプリケーションのダウンロードの可否を決定するダウンロード決定部162とを有する。なお、ADF解析部15及び判断部16は、API(Application Program Interface)として実装される。
データ量取得部163は、データ量の情報を取得する。このデータ量の情報は、データサイズをリクエストするコマンドをIPサーバ5に対して発行してIPサーバ5から取得する。また、単価取得部164は、データ量単価や通信時間単価の情報を取得する。この単価情報は、IPサーバ5又は交換機から取得する。これらの情報は、演算部165に送られる。また、実施の形態1と同様にして、ADF解析部15から通信方式の情報が演算部165に送られる。
演算部165においては、データ量情報、単価情報、通信方式情報を用いてADFダウンロード時とJARファイルダウンロード時の想定される通信料金(想定料金:課金情報)を算出し、両想定料金を比較する。そして、演算部165は、その比較結果をダウンロード決定部162に出力する。
例えば、通信方式がHSDPAやFOMA(登録商標)−PSである場合には、その想定料金(データ量に応じた課金)は、下記式(1)に示すように、データ量単価にデータ量を乗算して求める。また、通信方式がFOMA−CSである場合には、その想定料金(通信速度に応じた課金)は、下記式(2)に示すように、データ量を、通信方式から得られた通信速度で除算して通信時間を求め、この通信時間に通信時間単価を乗算して求める。
想定料金(円)=データ量(byte)×データ量単金(円/byte) 式(1)
想定料金(円)={データ量(byte)/通信速度(byte/sec)}
×時間単価(円/sec) 式(2)
また、演算部165は、ADFダウンロード時の想定料金とJARファイルダウンロード時の想定料金とを比較する。ダウンロード決定部162においては、比較結果に基づいてJARファイルのダウンロードの可否を決定する。例えば、ADF取得時の想定料金≦JARファイル取得時の想定料金(JARファイルダウンロード時の想定料金がADFダウンロード時の想定料金以上)であれば、JARファイルのダウンロードを行い、ADF取得時の想定料金>JARファイル取得時の想定料金(JARファイルダウンロード時の想定料金がADFダウンロード時の想定料金未満)であれば、JARファイルのダウンロードを行わない。
このように、ADFダウンロード時とJARファイルダウンロード時の想定料金に基づいてJARファイルのダウンロードを行うので、ADFのダウンロードからJARファイルのダウンロードまでに通信方式が切り替えられても、JARファイルのダウンロードを良好に行うことができる。
なお、本実施の形態に係る通信端末装置でJavaアプリケーションを取得する方法については、JARファイルのダウンロードの可否についての判断(ST17)が上記のように想定料金に基づく判断になることが以外は実施の形態1と同じである。
本発明は上記実施の形態1,2に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態1,2においては、通信端末装置が2つの異なる通信方式に対応するデュアル携帯端末である場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、通信端末装置が3つ以上の異なる通信方式に対応する携帯端末にも適用することができる。また、上記実施の形態1,2においては、通信方式がWCDMA及びHSDPAである場合について説明しているが、本発明はこれに限定されず、通信方式が無線LANやBluetoothなどの他の通信方式である場合にも適用することができる。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
本発明の通信端末装置及びデータ取得方法は、高速通信環境下、例えばHSDPA環境下でJavaアプリケーションをダウンロードする場合に好適である。
本発明の実施の形態に係るデータ取得方法を実現するためのシステムの概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係るデータ取得方法に使用する通信端末装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1の通信端末装置の判断部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るデータ取得方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態1の通信端末装置の判断部における判断基準の一例を示す図である。 本発明の実施の形態2の通信端末装置の判断部の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 通信端末装置
2 コアネットワーク
3 移動通信センター
4 インターネット
5 IPサーバ
11 制御部
12 アンテナ
13 通信制御部
14 アクセス切替部
15 ADF解析部
16 判断部
17 入力部
18 ディスプレイ
161 通信速度比較部
162 ダウンロード決定部
163 データ量取得部
164 単価取得部
165 演算部

Claims (6)

  1. ネットワークを介して、アプリケーション定義ファイルとJAR(Java ARchive)ファイルとの2段階でJavaアプリケーションをダウンロードする通信端末装置であって、
    前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式情報を得る解析手段と、
    前記通信方式情報に基づいて前記JARファイルのダウンロードの可否を決定する決定手段と、を具備し、
    前記決定手段は、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であれば、前記JARファイルのダウンロードを許可することを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記決定手段は、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロードと前記JARファイルのダウンロードとが同じ通信方式のエリア内で行われる場合、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であるとして、前記JARファイルのダウンロードを許可することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記決定手段は、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロードが相対的に遅い通信速度の通信方式のエリアで行われ、前記JARファイルのダウンロードが相対的に早い通信速度の通信方式のエリアで行われている場合、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であるとして、前記JARファイルのダウンロードを許可することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  4. ネットワークを介して、アプリケーション定義ファイルとJAR(Java ARchive)ファイルとの2段階でJavaアプリケーションをダウンロードするデータ取得方法であって、
    前記アプリケーション定義ファイルをダウンロードする工程と、
    前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式情報を得る工程と、
    前記通信方式情報に基づいて前記JARファイルのダウンロードの可否を決定する工程と、を具備し、
    前記決定する工程において、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であれば、前記JARファイルのダウンロードを許可することを特徴とするデータ取得方法。
  5. 前記決定する工程において、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロードと前記JARファイルのダウンロードとが同じ通信方式のエリア内で行われる場合、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であるとして、前記JARファイルのダウンロードを許可することを特徴とする請求項4に記載のデータ取得方法。
  6. 前記決定する工程において、前記アプリケーション定義ファイルのダウンロードが相対的に遅い通信速度の通信方式のエリアで行われ、前記JARファイルのダウンロードが相対的に早い通信速度の通信方式のエリアで行われている場合、前記JARファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度が前記アプリケーション定義ファイルのダウンロード時の通信方式の通信速度以上であるとして、前記JARファイルのダウンロードを許可することを特徴とする請求項4に記載のデータ取得方法。
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