JP4323304B2 - アプリケーション識別方法および通信端末 - Google Patents

アプリケーション識別方法および通信端末 Download PDF

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本発明は、クライアント/サーバシステムにおいて、サーバ装置がクライアント装置にて実現されているアプリケーションを識別する技術に関する。
サーバ装置が、通信端末装置から送信されたHTTPリクエストメッセージのヘッダの「User−Agent」フィールドに記述されている情報に対応するコンテンツを記憶部から読み出し、読み出したコンテンツを通信端末装置へ配信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−236641号公報
特許文献1に開示されている技術によれば、サーバ装置は、「User−Agent」フィールドに記述されている情報に応じて、通信端末装置へ提供する情報やサービスを替えることも可能となる。これが可能となると、サーバ装置の運用者は、例えば、自身が運用しているサーバ装置からダウンロードしたプログラムを実行することにより実現される特定のアプリケーションを利用している通信端末装置に対してのみ特別なサービスを提供することなども可能となる。しかしながら、「User−Agent」フィールドに記述された情報に応じて特別なサービスを提供しようとすると、以下に示すような問題が生じる虞がある。
「User−Agent」フィールドに記述される情報は、アプリケーションにより任意に記述される。従って、特定のアプリケーションが「User−Agent」フィールドに記述する情報と同じ情報を記述するといった、「User−Agent」フィールドを偽装するアプリケーションを実現させることも可能である。このような「User−Agent」フィールドを偽装するアプリケーションが、他のアプリケーションと同じ情報を「User−Agent」フィールドに記述すると、「User−Agent」フィールドを偽装するアプリケーションが実現されている通信端末も、サーバ装置が提供する特別なサービスを受けることが可能となる。このように「User−Agent」フィールドの情報を偽装するアプリケーションが実現されている通信端末装置の使用者に対してまで特別なサービスを提供することは、サーバ装置を運用している事業者の意図するところではない。
このため、サーバ装置の運用者の間では、通信端末で実現されているアプリケーションが、自身が運用するサーバ装置からダウンロードしたアプリケーションプログラムを実行することにより実現したアプリケーションであるか否か知ることができる技術が要望されていた。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、サーバ装置が、当該サーバ装置と通信を行うために通信端末で実現されているアプリケーションが、当該サーバ装置からダウンロードしたアプリケーションプログラムを実行することにより実現したアプリケーションであるか否か知ることを可能とするアプリケーション識別方法および通信端末を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明は、記憶部を有し他の装置と通信する通信端末が、当該通信端末にてアプリケーションを実現させるためのプログラムをサーバ装置から取得する取得ステップと、前記通信端末が、前記サーバ装置を示すデータと、前記取得ステップにて取得されたプログラムを実行することにより実現されるアプリケーションを示すデータとを対応付けて前記記憶部に記憶する記憶ステップと、前記通信端末が、前記取得ステップにて取得されたプログラムを実行してアプリケーションを実現させる実行ステップと、前記通信端末が、通信を開始する通信開始ステップと、前記通信端末が、前記サーバ装置を示すデータを前記記憶部から読み出し、当該通信端末の通信先と前記サーバ装置とが同じであるか否かを判断し、同じであると判断した場合には、通信に用いられているアプリケーションが前記サーバ装置から取得されたプログラムを実行することにより実現されているアプリケーションであることを示す識別データを通信先へ送信する送信ステップと、サーバ装置が、前記通信端末との間で通信を行い、前記通信端末から前記識別データが送信された場合には、当該通信に用いられているアプリケーションが、当該サーバ装置から配信されたプログラムを実行することにより実現されたアプリケーションであると識別し、前記通信端末から前記識別データが送信されない場合には、当該通信に用いられているアプリケーションが、当該サーバ装置から配信されたプログラムを実行することにより実現されたアプリケーションではないと識別する識別ステップとを有するアプリケーション識別方法を提供する。
また本発明は、アプリケーションを実現させるためのプログラムをサーバ装置から取得する取得手段と、前記サーバ装置を示すデータと、前記取得手段により取得されたプログラムを実行することにより実現されるアプリケーションを示すデータとを対応付けて記憶部に記憶する記憶手段と、前記取得手段により取得されたプログラムを実行してアプリケーションを実現させる実行手段と、通信を開始する通信開始手段と、前記サーバ装置を示すデータを前記記憶部から読み出し、読み出したデータが示すサーバ装置と通信先とが同じであるか否かを判断し、同じであると判断した場合には、通信に用いられているアプリケーションが前記サーバ装置から取得されたプログラムを実行することにより実現されているアプリケーションであることを示す識別データを通信先へ送信し、同じでないと判断した場合には、前記識別データを通信先へ送信しない送信手段とを有する通信端末を提供する。
また本発明においては、コンピュータ装置を、アプリケーションを実現させるためのプログラムをサーバ装置から取得する取得手段と、前記サーバ装置を示すデータと、前記取得手段により取得されたプログラムを実行することにより実現されるアプリケーションを示すデータとを対応付けて記憶部に記憶する記憶手段と、前記取得手段により取得されたプログラムを実行してアプリケーションを実現させる実行手段と、通信を開始する通信開始手段と、前記サーバ装置を示すデータを前記記憶部から読み出し、読み出したデータが示すサーバ装置と通信先とが同じであるか否かを判断し、同じであると判断した場合には、通信に用いられているアプリケーションが前記サーバ装置から取得されたプログラムを実行することにより実現されているアプリケーションであることを示す識別データを通信先へ送信し、同じでないと判断した場合には、前記識別データを通信先へ送信しない送信手段として機能させるためのプログラムを提供するようにしてもよい。
本発明によれば、通信端末は、当該通信端末にアプリケーションを実現させるためのプログラムをサーバ装置から取得し、このプログラムを配信したサーバ装置を示すデータと、このプログラムを実行することにより実現するアプリケーションを示すデータとを対応付けて記憶する。通信端末は、サーバ装置から取得したプログラムを実行することにより実現するアプリケーションを用いて当該プログラムの配信元のサーバ装置と通信を行う際に、通信に用いているアプリケーションがサーバ装置から取得されたプログラムを実行することにより実現しているアプリケーションであることを示す識別データをサーバ装置へ送信する。通信端末と通信を行うサーバ装置は、通信端末装置から識別データを送信されると、通信端末にて通信に用いられているアプリケーションが、当該サーバ装置から配信されたプログラムを実行することにより実現されたアプリケーションであると識別する。
本発明によれば、サーバ装置は、当該サーバ装置と通信を行うために通信端末で実現されているアプリケーションが、自身が運用するサーバ装置からダウンロードしたアプリケーションプログラムを実行することにより実現したアプリケーションであるか否か知ることができる。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
[1.実施形態の構成]
[1−1.全体構成]
図1は、本発明の実施形態に係わる通信システム10の全体構成を例示する図である。通信システム10には多数の携帯電話機およびサーバ装置が存在するが、図面が繁雑になるのを防ぐために、サーバ装置100−1とサーバ装置100−2(以下、特に個々のサーバ装置を区別する必要のない場合は、サーバ装置100と略称する)および携帯電話機400−1〜3(以下、特に個々の携帯電話機を区別する必要のない場合は、携帯電話機400と略称する)のみを図1に示す。
サーバ装置100は、一般的なWWWサーバ装置および電子メールサーバ装置と同様の機能を有しており、インターネット200に接続されている。サーバ装置100は、Java(登録商標)プログラミング言語に従って動作手順が記述されたソースファイルをバイトコードへ変換することにより生成されたJavaアプリケーションソフトウェアを、パケット通信によりインターネット200を介して携帯電話機へ配信する。また、サーバ装置100−1は、携帯電話機400に対して有料で各種情報を定期的に電子メールの形で配信する電子メールマガジンの配信を行う。
移動パケット通信網300は、移動パケット通信網300を運用する通信事業者と加入契約を結んだ者に対してデータ通信サービスを提供する通信網である。移動パケット通信網300は、携帯電話機と無線通信を行う無線基地局と、無線基地局に接続された交換機と、交換機およびゲートウェイサーバ装置310に接続された関門交換機と(いずれも図示略)とを有している。
ゲートウェイサーバ装置310は、移動パケット通信網300とインターネット200とを相互接続するものである。ゲートウェイサーバ装置310は、インターネット200と移動パケット通信網300との間でパケット通信が行われる際に、移動パケット通信網300内で使用されるプロトコルと、インターネット等の他のネットワークにて標準で使用されるプロトコルであるTCP/IPとの相互変換を行う。
携帯電話機400は、図示を省略した使用者が所有している。携帯電話機400は、パケット通信を行うことが可能であり、移動パケット通信網300、ゲートウェイサーバ装置310およびインターネット200を介して、インターネット200に接続されたサーバ装置100と通信を行うことができる。
[1−2.サーバ装置100−1の構成]
<ハードウェア構成>
図2は、サーバ装置100−1のハードウェア構成を例示するブロック図である。図2に示したように、サーバ装置100−1の各部は、バス101に接続されている。サーバ装置100−1の各部は、このバス101を介して各部間でデータの授受を行う。
通信部102は、インターネット200を利用した通信を行うための通信インターフェースであり、インターネット200に接続されている。操作部103は、図示を省略したキーボードおよびマウスを有している。操作部103は、サーバ装置100−1の使用者がマウスまたはキーボードを操作すると、操作されたボタンやキーを示す信号をCPU(Central Processing Unit)108へ出力する。表示部104は、図示を省略した液晶表示ディスプレイおよび液晶表示ディスプレイの表示制御を行う制御回路を有しており、CPU108の制御の下、文字やグラフィック画面、サーバ装置100−1を操作するためのメニュー画面等を表示する。
記憶部105は、例えばハードディスク装置など、データを永続的に記憶する装置(図示略)を有している。記憶部105は、JAR(Java Archive)ファイル105CとADF(Application Descriptor File)105Bとを記憶している。また、記憶部105は、サーバ装置100−1が配信するJavaアプリケーションソフトウェアを実行することにより実現するJavaアプリケーション(以下、Java−APとする)の概要を紹介する説明ファイル105Aが記憶されている。これらのファイルの詳細については、後に説明する。また、記憶部105は、電子メールマガジンの配信を行う事業者との間でサーバ装置100−1が配信する電子メールマガジンの購読契約を結んだ者(以下、購読契約者と略称する)に関するデータを格納した購読契約者テーブルTB1を記憶している。購読契約者テーブルTB1には、購読契約者の氏名に対応付けて、購読契約者に付与されている電子メールアドレスと、電子メールマガジンの購読料金の割引きを行うか否かを示す割引きデータとが図3に示したフォーマットで格納される。また、記憶部105は、サーバ装置100−1を一般的なWWWサーバ装置および電子メールサーバ装置として機能させるための、サーバソフトウェアと電子メールマガジンを配信するための配信プログラム(ファイル名:mail_send.cgi)とを記憶している。また、記憶部105は、配信する電子メールマガジンを格納するためのメールボックスを購読契約者毎に有している。
ROM(Read Only Memory)106には、サーバ装置100−1の各部の初期化を行う初期化プログラムが記憶されている。CPU108は、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROM106から初期化プログラムを読み出して実行し、RAM(Random Access Memory)107を作業エリアとしてサーバ装置100−1の各部の初期化を行う。CPU108は、初期化を終了すると記憶部105からサーバソフトウェアを読み出して起動する。CPU108がサーバソフトウェアを起動すると、サーバ装置100−1は一般的なWWWサーバ装置および電子メールサーバ装置として機能する。
<JARファイル、ADF、説明ファイル>
サーバ装置100−1は、電子メールの送受信を行うJava−APを携帯電話機400に実現させるためのJavaアプリケーションソフトウェアを配信する(以下、サーバ装置100−1が配信するJavaアプリケーションソフトウェアを起動することにより実現する、電子メールの送受信を行うJava−APを第1電子メール−APとする)。サーバ装置100−1が配信する第1電子メール−APソフトウェアは、ADF105BとJARファイル105Cとからなる。
JARファイル105Cは、第1電子メール−APを携帯電話機400に実現させるために必要となるJavaバイトコード、クラスファイルおよびリソースファイルとを内包している。
ADF105Bは、JARファイル105CやJava−AP、即ち、第1電子メール−APに関する情報が記述されたテキストファイルである。ADF105Bには、例えば、JARファイル105Cに関する情報として、図4に示したようにJARファイル105CのファイルサイズやJARファイル105Cの記憶位置を示すPackageURLなどが記述されている。Java−APが、ダウンロード元のサーバ装置100以外のサーバ装置と通信を行う機能を有する場合には、ADF105Bには、その旨を示す属性である「UseServer = any」が記述される。第1電子メール−APは、ダウンロード元のサーバ装置以外のサーバ装置とも通信を行うので、ADF105Bには、「UseServer = any」が記述されている。
説明ファイル105Aは、図5に例示したように、マークアップ言語の一つであるCHTML(Compact HyperText Markup Language)に従って記述されている。説明ファイル105AがCHTMLを解釈可能なWWWブラウザにより解釈されると、図6に示したように、Aタグ「<A」と「/A>」の間にされた記述が、ハイパーリンクP01AとしてページP01に表示される。Aタグに記述されているijam属性は、Aタグにより表示されたハイパーリンクがクリックされた際に、WWWブラウザがOBJECTタグを参照するようにするための属性である。OBJECTタグは、第1電子メール−APソフトウェアのADF105Bを特定するために使用されるタグである。data属性は、第1電子メール−APソフトウェアのADF105Bの記憶位置を示すURLを指定するためのものである。
<ファイルの配信>
サーバ装置100−1は、携帯電話機400からのHTTPリクエストメッセージに応じて、説明ファイル105AやADF105B、JARファイル105Cなどをクライアントとなる携帯電話機400へ送信する。サーバ装置100−1は、説明ファイル105AのURLをパラメータとするGETメソッドを用いたHTTPリクエストを受信した場合には、記憶部105から説明ファイル105Aを読み出す。サーバ装置100−1は、説明ファイル105Aを読み出すと、読み出した説明ファイル105Aを内包するHTTPレスポンスを生成し、このHTTPレスポンスをHTTPリクエストを送信してきた携帯電話機400へ送信する。
サーバ装置100−1は、GETメソッドのパラメータであるURLがADF105BのURLである場合には、説明ファイル105Aの場合と同様に、記憶部105からADF105Bを読み出し、読み出したADF105Bを携帯電話機400へ送信する。また、サーバ装置100−1は、GETメソッドのパラメータであるURLがJARファイル105CのURLである場合には、記憶部105からJARファイル105Cを読み出し、HTTPリクエストを送信してきた携帯電話機400へJARファイル105Cを送信する。
<電子メール−APの識別>
サーバ装置100−1は、携帯電話機400へ電子メールマガジンを配信する際、携帯電話機400にて実現されているアプリケーションが、サーバ装置100−1からダウンロードされインストールされた第1電子メール−APソフトウェアを起動することにより実現された第1電子メール−APであるか否かを識別する。電子メールマガジンの配信を行う事業者は、この識別結果に基づいて電子メールマガジンの購読料金の割引きを行うサービスを購読契約者に対して提供する。携帯電話機400にて実現されているアプリケーションの識別は、以下のようにして行われる。
CPU108は、GETメソッドのパラメータとして、記憶部105に記憶されている配信プログラムのURL(http://www.abc.ne.jp/mail_send.cgi)と電子メールアドレスとを内包するHTTPリクエストを受信すると、配信プログラムを記憶部105から読み出して起動する。図7は、CPU108が配信プログラムを実行した際に行う処理の流れを例示するフローチャートである。図7に示したように、CPU108は、受信したHTTPリクエストのヘッダの「User−Agent」フィールドを参照し、このフィールドに携帯電話機400を一意に識別するための端末識別子に加えて、携帯電話機400にて実現されているアプリケーションが当該サーバ装置からダウンロードされたアプリケーションプログラムを実行することにより実現したアプリケーションであることを示す識別データの「Home」が記述されているか否かを判断する。CPU108は、「User−Agent」フィールドに識別データの「Home」が記述されている場合には、携帯電話機400にて実現されているアプリケーションが、サーバ装置100−1からダウンロードされた第1電子メール−APソフトウェアを起動することにより実現されている第1電子メール−APであると判断する。また、CPU108は、「User−Agent」フィールドに端末識別子に加えて識別データの「Home」が記述されていない場合には、携帯電話機400にて実現されているアプリケーションが、サーバ装置100−1からダウンロードされた第1電子メール−APソフトウェアを起動することにより実現されている第1電子メール−APではないと判断する。CPU108は、この判断結果に基づいて電子メールマガジンの購読料金割引きを行うか否かを示す割引きデータを、購読契約者テーブルTB1の割引きフィールドに格納する。次に、CPU108は、メールボックスに格納されている電子メールマガジンを読み出して携帯電話機400へ送信する。
電子メールマガジンの配信を行う事業者は、この判断データに基づいて、第1電子メール−APを用いて電子メールマガジンを受信している者に対して、購読料金の割引きを行う。
[1−3.サーバ装置100−2の構成]
次に、サーバ装置100−2の構成について説明する。サーバ装置100−2の構成は、サーバ装置100−1とほぼ同じであるため、サーバ装置100−1と同じ部分については、その説明を省略する。サーバ装置100−2がサーバ装置100−1と異なるのは、配信するJARファイル、ADFおよび説明ファイルが、サーバ装置100−1が配信するファイルと異なる点である。例えば、サーバ装置100−2が配信するJARファイルに内包されているプログラムを実行することにより実現する電子メール−AP(以下、第2電子メール−APとする)は、第1電子メール−APとは異なるユーザインターフェースを提供する。
[1−4.携帯電話機の構成]
次に携帯電話機400の構成について説明する。図8は、携帯電話機400のハードウェア構成を例示するブロック図である。図8に示したように、アンテナ403を除く携帯電話機400の各部は、バス401に接続されており、このバス401を介して各部間でデータの授受が行われる。
通信部402は、通信インターフェースとしての機能を有しており、CPU409の制御の下、通信部402に接続されているアンテナ403を介して、移動パケット通信網300を構成している無線基地局との間で無線通信を行う。通信部402は、CPU409から出力された信号を無線基地局へ送信する一方、無線基地局から送信された信号をCPU409へ出力する。操作部404は、図示を省略したテンキーなどの複数のキーを有している。携帯電話機400の使用者が、操作部404のキーを押下すると、押下されたキーを示す信号が操作部404からCPU409へ出力される。表示部405は、例えば図示を省略した液晶表示ディスプレイおよび液晶表示ディスプレイの表示制御を行う制御回路を有しており、CPU409の制御の下、文字やグラフィック画面、携帯電話機400を操作するためのメニュー画面などを液晶ディスプレイに表示する。
不揮発性メモリ406は、携帯電話機400を制御するためのデータと、携帯電話機400を一意に識別するための端末識別子およびサーバ装置100−1を運用する事業者が携帯電話機400の使用者に付与した電子メールアドレスとを記憶している。図9は、携帯電話機400−1〜3と携帯電話機400−1〜3の各々の不揮発性メモリ406に記憶されている端末識別子および電子メールアドレスとの対応関係を示す図であり、各々の不揮発性メモリ406は、図9に示した電子メールアドレスを記憶している。また、不揮発性メモリ406は、サーバ装置100からダウンロードしたADF105BやJARファイル105Cを記憶する。また、不揮発性メモリ406は、URLテーブルTB2を記憶する。URLテーブルTB2には、図10に示したフォーマットで、サーバ装置100からダウンロードされたADF105BのURLと、ADF105Bの「AppName」キーに記述されているデータとが対応付けて格納される。
ROM407は、例えば、携帯電話機400の各部の初期化を行うための初期化プログラム、携帯電話機400の全体を制御するためのOS(Operating System)ソフトウェア、CHTMLを解釈可能なWWWブラウザプログラム、携帯電話機400にてJava−APソフトウェアを実行するためのJava実行環境プログラムなどを記憶している。
CPU409は、図示を省略した電源から電力が供給されると、ROM407から初期化プログラムを読み出して実行し、RAM408を作業エリアとして携帯電話機400の各部の初期化を行う。CPU409は、初期化を終了するとROM407からOSソフトウェアを読み出して起動する。OSソフトウェアを実行しているCPU409は、CPU409に入力される信号に応じた処理を行う。例えば、携帯電話機400の使用者が、操作部404が有するキーを押下すると、CPU409は、操作部404から出力された信号と表示部405に表示されている画面とに基づいて使用者の指示を特定し、使用者の指示に応じた処理を行う。
<Java実行環境>
図11は、携帯電話機400におけるJava−AP実行環境の構成を例示する図である。JARストレージは、サーバ装置100からダウンロードされるJARファイルを記憶するための記憶領域であり、JAM(Java Application Manager)によって不揮発性メモリ406に確保される。スクラッチパッドは、永続性を持つデータ(アプリケーションの終了後も保持され続けるデータ)を記憶するための記憶領域であり、不揮発性メモリ406に確保される。スクラッチパッドは、JAMによってJava−AP毎に不揮発性メモリ406に確保される。
JAMは、Java−APソフトウェアを管理するものであり、JARストレージに記憶されて実行可能となっているJava−APソフトウェアの一覧表示、Java−APソフトウェアの実行管理(Java−APソフトウェアの起動・強制終了)、Java−APソフトウェアのインストールや削除を行う。
KVM(K Virtual Machine)は、Javaバイトコードをネイティブコードに変換して実行するJVM(Java Virtual Machine)を小型組み込み向けデバイス向けに再設計したものであり、メモリやCPU能力、電池消費に制約があるデバイスで使用されるように設計されている。
<JAMが有する機能(1):Java−APソフトウェアのダウンロード>
JAMは、Java−APソフトウェアをダウンロードして不揮発性メモリ406に記憶する機能を有している。以下、JAMがJava−APソフトウェアをダウンロードする時に行う処理の流れについて説明する。
WWWブラウザは、HTMLファイルにおいてハイパーリンクを表示させるためのAタグにijam属性が記述されていると判断した場合には、OBJECTタグのdata属性に記述されているURLを抽出する。WWWブラウザは、このURLがADFを指定する場合、即ち、URLが指定するファイルの拡張子がADFを示す「jar」である場合には、ADFをダウンロードするようにJAMに要求する。
JAMは、ADFをダウンロードするように要求されると、OBJECTタグのdata属性に記述されているADFのURLを抽出する。JAMは、URLで指定されるサーバ装置100との間にTCPコネクションを確立し、抽出したURLをパラメータとするGETメソッドを用いたHTTPリクエストを生成する。JAMは、生成したHTTPリクエストをURLで指定されるサーバ装置100へ、確立したTCPコネクションを介して送信する。
JAMは、HTTPリクエストへの応答としてサーバ装置100から送信される、ADFを内包するHTTPレスポンスを受信する。JAMは、内包されているADFを参照し、Java−APソフトウェアを、不揮発性メモリ406にインストールすることができるか否かを判断する。具体的には、JAMは、ADFに記述されている、JARファイルのサイズを示す「AppSize」キーとJava−APが使用するスクラッチパッドのサイズを示す「SPsize」キーを参照する。JAMは、ADFに記述されているJava−APソフトウェアのサイズおよび使用するスクラッチパッドのサイズと、JARストレージおよびスクラッチパッドの空き容量を比較し、JARファイルをJARストレージに記憶させることができるか否かと、ダウンロードした後、Java−APが使用するスクラッチパッドの容量を確保できるか否かを判断する。JAMは、新たにJava−APソフトウェアをダウンロードすることが可能であると判断した場合には、ADFの「UserServer」キーを参照する。JAMは、ADFに「UseServer = any」が記述されている場合には、ダウンロードするJava−APソフトウェアを起動することにより実現するJava−APは複数のサーバ装置と通信を行うJava−APである、と判断し、ADFの「AppName」キーに記述されているJava−APのアプリケーション名とADFのURLのドメイン名とを対応付けて図10に示すようにURLテーブルTB2に格納する。
次に、JAMは、ADFに記述されている「PackageURL」キーを参照し、JARファイルが記憶されている位置を示すURLを抽出する。JAMは、URLを抽出すると、URLで指定されるサーバ装置100との間にTCPコネクションを確立し、このURLをパラメータとするGETメソッドを用いたHTTPリクエストを生成する。JAMは、生成したHTTPリクエストを、確立したTCPコネクションを介してサーバ装置100へ送信する。JAMは、HTTPリクエストへの応答としてサーバ装置100から送信される、JARファイルを内包するHTTPレスポンスを受信する。JAMは、JARファイルを内包したHTTPレスポンスを受信すると、このHTTPレスポンスからJARファイルを抽出し、抽出したJARファイルをJARストレージに記憶する。JAMは、ADFに記述されているスクラッチパッドのサイズを示す「SPsize」キーを参照し、「SPsize」キーに指定されてい容量を、ダウンロードしたJava−APソフトウェアによって実現されるJava−AP用にスクラッチパッドに確保する。
<JAMが有する機能(2):Java−APが行う通信の監視>
JAMは、Java−APが送信するHTTPリクエストを監視する機能を有している。JAMは、Java−APが生成したHTTPリクエストの送信先が当該Java−APを実現するためのJava−APソフトウェアのダウンロード元である場合には、HTTPリクエストを生成したJava−APが、HTTPリクエストの送信先からダウンロードしたJava−APソフトウェアを実行することにより実現されたJava−APである旨を、Java−APが送信するHTTPリクエストのヘッダに記述する。図12は、この処理の流れを例示するフローチャートである。
図12に示したように、JAMは、JAMにより実行管理されているJava−APからHTTPリクエストを送信するように要求されると、まず、リクエストヘッダに「User−Agent」フィールドが記述されているか否かを判断する。JAMは、「User−Agent」が記述されていると判断した場合には、リクエストヘッダから「User−Agent」フィールドを削除する。これにより、「User−Agent」フィールドを偽装するJava−APが記述した「User−Agent」フィールドを排除することが可能となる。次に、JAMは、HTTPリクエストの送信を要求したJava−APのアプリケーション名をキーにして、URLテーブルTB2を検索する。JAMは、該当するアプリケーション名を見つけると、このアプリケーション名に対応付けて記憶されている、ADFのダウンロード元における記憶位置を示すURLを読み出す。JAMは、読み出したURLに記述されているドメイン名と、HTTPリクエストに内包されているURLに記述されているドメイン名とを比較し、ドメイン名が同じであると判断した場合には、「User−Agent」フィールドに、携帯電話機400の端末識別子と、識別データ「Home」を記述して、HTTPリクエストを送信する。JAMは、ドメイン名が同じでないと判断した場合には、「User−Agent」フィールドに、携帯電話機400の端末識別子のみを記述してHTTPリクエストを送信する。
[2.動作例]
次に、本実施形態の動作例について説明する。この動作例の概略は、以下に述べる通りである。まず、携帯電話機400−1の使用者(以下、第1使用者とする)は第1電子メール−APソフトウェアを、携帯電話機400−2の使用者(以下、第2使用者とする)は第2電子メール−APソフトウェアをダウンロードする。携帯電話機400−3の使用者(以下、第3使用者とする)は、「User−Agent」フィールドを偽装する電子メール−AP(以下、第3電子メール−APとする)を実現するソフトウェアを作成し、JAMを使用しないで携帯電話機400−3へインストールする。第1使用者、第2使用者および第3使用者は、サーバ装置100−1が提供する電子メールマガジンの購読契約を、電子メールマガジンを配信する事業者との間で結び、電子メールマガジンを受信することを試みる。
なお、携帯電話機400にて実現される、前述のOS、WWWブラウザ、JAM、KVM、Java−APが行う動作は、携帯電話機400の動作となることから、以降の説明では、動作の主体を携帯電話機とする。
[2−1.アプリケーションソフトウェアのダウンロード]
まず、図13を用いて、携帯電話機400−1がサーバ装置100−1から第1電子メール−APソフトウェアをダウンロードする時の動作例について説明する。
第1使用者が、WWWブラウザソフトウェアを起動させる旨の操作を、携帯電話機400−1の操作部404が有するキーを用いて行うと、携帯電話機400−1においてWWWブラウザが実現される。第1使用者が、操作部404のキーを操作して、サーバ装置100−1に記憶されている説明ファイル105AのURL(http://www.abc.ne.jp/mail_1.html)を入力した後、説明ファイル105Aを取得する旨の操作を行うと、携帯電話機400−1では、説明ファイル105AのURLをパラメータとするGETメソッドを用いたHTTPリクエストが生成される。このHTTPリクエストは、携帯電話機400から送信され、移動パケット通信網300、インターネット200を介して、サーバ装置100−1へ送信される(ステップS100)。
サーバ装置100−1がHTTPリクエストを受信すると、このリクエストに応じて記憶部105から説明ファイル105Aが読み出され(ステップS101)、読み出された説明ファイル105Aを内包するHTTPレスポンスが生成される(ステップS102)。このHTTPレスポンスは、サーバ装置100−1から送信され、インターネット200、移動パケット通信網300を介して、携帯電話機400−1へ送信される(ステップS103)。
携帯電話機400−1が、このHTTPレスポンスを受信すると、このレスポンスに内包されている説明ファイル105AがWWWブラウザにより解釈され、この結果、携帯電話機400−1の表示部405には、図6に示したページが表示される(ステップS104)。このページP01を見た第1使用者が、操作部404が有するキーを操作して、ハイパーリンクP01Aの部分をクリックする旨の操作を行うと(ステップS105)、携帯電話機400−1では、ADF105Bを取得するためのURL(http://www.abc.ne.jp/mail_1.jam)が説明ファイル105Aから抽出される。次に、携帯電話機400−1では、抽出したURLをパラメータとするGETメソッドを用いたHTTPリクエストが生成され(ステップS106)、生成されたHTTPリクエストがサーバ装置100−1へ送信される(ステップS107)。
サーバ装置100−1がHTTPリクエストを受信すると、このリクエストに応じてADF105Bが記憶部105から読み出される(ステップS108)。サーバ装置100−1では、読み出されたADF105Bを内包するHTTPレスポンスが生成され(ステップS109)、このレスポンスが携帯電話機400−1へ送信される(ステップS110)。
携帯電話機400−1は、ADF105Bを内包するHTTPレスポンスを受信すると、電子メール−APソフトウェアをインストールすることが可能か判断する。携帯電話機400−1は、電子メール−APソフトウェアを記憶することが可能な状態であるので、ダウンロードの処理を継続する。
次に携帯電話機400−1は、ADF105Bの「UseServer」キーを参照する。「UseServer」キーには「any」が記述されているので、ダウンロードされる電子メール−APソフトウェアは、複数のサーバ装置と通信を行うJava−APであると判断される。次に、携帯電話機400−1は、ADF105Bから「AppName」キーに記述されているアプリケーション名を抽出し、ADF105BのURLと対応付けて図10に示すようにURLテーブルTB2に格納する(ステップS111)。次に携帯電話機400−1は、ADF105BからPackageURL(http://www.abc.ne.jp/mail_1.jar)を抽出し、抽出したPackageURLをパラメータとするGETメソッドを用いたHTTPリクエストを生成する(ステップS112)。生成されたHTTPリクエストは、携帯電話機400−1からサーバ装置100−1へ送信される(ステップS113)。
サーバ装置100−1にて、PackageURLを内包したHTTPリクエストが受信されると、このHTTPリクエストに内包されたURLで指定されるJARファイル105Cが記憶部105から読み出される(ステップS114)。サーバ装置100−1は、JARファイル105Cを読み出すと、このJARファイル105Cを内包したHTTPレスポンスを生成し(ステップS115)、携帯電話機400−1へ送信する(ステップS115)。携帯電話機400−1にて、HTTPレスポンスが受信されると、HTTPレスポンスに内包されているJARファイル105Cと、既にダウンロードしてあるADF105Bとが不揮発性メモリ406に記憶される(ステップS117)。
携帯電話機400−2においても、携帯電話機400−1がソフトウェアをダウンロードしたのと同様にサーバ装置100−2から第2電子メール−APソフトウェアがダウンロードされ、図14に示したように第2電子メール−APのアプリケーション名とADF105BのURLとが対応付けられて格納される。
以上説明したように、携帯電話機400が電子メール−APソフトウェアをダウンロードすると、電子メール−APのアプリケーション名とADFのURLとが対応付けられて、URLテーブルTB2およびURLテーブルTB3に格納される。
[2−2.携帯電話機にて実現されているアプリケーションの識別]
<携帯電話機400−2による電子メールマガジンの受信>
まず、第2電子メール−APが実現されている携帯電話機400−2が、サーバ装置100−1との間で通信を行い、電子メールマガジンを取得する時の動作例について説明する。
第2使用者が、第2電子メール−APが実現されている携帯電話機400−2において、操作部404のキーを操作してサーバ装置100−1のメールボックスに格納されている電子メールマガジンを取得する旨の操作を行うと、携帯電話機400−2は、不揮発性メモリ406に記憶されている第2使用者に付与された電子メールアドレス「bbb@abc.ne.jp」と、URL「http://www.abc.ne.jp/mail_send.cgi」とを内包するGETメソッドを用いたHTTPリクエストを生成する。
携帯電話機400−2は、HTTPリクエストを送信する前に、まず、HTTPリクエストのヘッダに「User−Agent」フィールドが記述されているか否かを判断する(図12:ステップSB1)。第2電子メール−APが生成したHTTPリクエストのヘッダには、「User−Agent」フィールドは記述されていないので(ステップSB1:NO)、次に、携帯電話機400−2は、URLテーブルTB3を参照し、第2電子メール−APソフトウェアのダウンロード元のサーバ装置100−2のドメイン名「def.ne.jp」を抽出する(ステップSB3)。携帯電話機400−2は、ドメイン名を抽出すると、生成されたHTTPリクエストに内包されているURLのドメイン名「abc.ne.jp」と、抽出したドメイン名「def.ne.jp」とを比較し、HTTPリクエストの送信先が第2電子メール−APソフトウェアのダウンロード元であるか判断する(ステップSB4)。抽出されたドメイン名「def.ne.jp」とHTTPリクエストに内包されているURLのドメイン名「abc.ne.jp」は違うので、携帯電話機400−2は、HTTPリクエストの送信先が、第2電子メール−APソフトウェアのダウンロード元のサーバ装置100−2ではないとして(ステップSB4:NO)、HTTPリクエストのヘッダに「User−Agent」フィールドと端末識別子とを記述し(ステップSB5)、HTTPリクエストをサーバ装置100−1へ送信する(ステップSB7)。
サーバ装置100−1の通信部102は、HTTPリクエストを受信すると受信したリクエストをCPU108へ出力する。CPU108は、HTTPリクエストを受信すると、受信したHTTPリクエストに内包されているURLを抽出し、抽出したURLで指定される「mail_send.cgi」を起動する。CPU108は、「mail_send.cgi」を起動すると、受信したHTTPリクエストのヘッダの「User−Agent」フィールドを参照する(図7:ステップSA1)。「User−Agent」フィールドには、端末識別子のみしか記述されていないので、CPU108は、HTTPリクエストの送信元がサーバ装置100−1が提供している第1電子メール−APソフトウェアとは異なる電子メール−APソフトウェアを使用してHTTPリクエストを送信してきたものと判断する(ステップSA1:NO)。次にCPU108は、HTTPリクエストに内包されている電子メールアドレスをキーにして購読契約者テーブルTB1を検索し、該当する電子メールアドレス「bbb@abc.ne.jp」に対応付けて、割引きデータとして「非割引き」を購読契約者テーブルTB1の割引きフィールドに格納する(ステップSA2)。次にCPU108は、メールアドレス「bbb@abc.ne.jp」に対応するメールボックスから電子メールマガジンを読み出し(ステップSA4)、読み出した電子メールマガジンを内包したHTTPレスポンスを生成する。サーバ装置100−1は、生成したHTTPレスポンスを携帯電話機400−2へ送信する(ステップSA5)。
携帯電話機400−2がHTTPレスポンスを受信すると、受信したHTTPレスポンスに内包されている電子メールマガジンが抽出され、抽出された電子メールマガジンが不揮発性メモリ406に記憶される。以上説明したように、購読契約者テーブルTB1の割引きフィールドには、「非割引き」が格納されたので、携帯電話機400−2の使用者に対しては、電子メールマガジンの購読料金の割引きは行われないこととなる。
<携帯電話機400−1による電子メールマガジンの受信>
次に、第1電子メール−APが実現されている携帯電話機400−1が、サーバ装置100−1との間で通信を行い、電子メールマガジンを取得する時の動作例について説明する。なお、携帯電話機400−1が、第1電子メール−APが生成したHTTPリクエストに「User−Agent」フィールドが記述されているか否か判断するまでの動作は、携帯電話機400−2が行う動作と同じであるためその説明を省略する。
携帯電話機400−1は、HTTPリクエストを送信する前に、まず、HTTPリクエストのヘッダに「User−Agent」フィールドが記述されているか否かを判断する(図12:ステップSB1)。第1電子メール−APが生成したHTTPリクエストのヘッダには、「User−Agent」フィールドは記述されていないので(ステップSB1:NO)、次に、携帯電話機400−1は、URLテーブルTB2から、第1電子メール−APソフトウェアのダウンロード元のサーバ装置100−1のドメイン名「abc.ne.jp」を抽出する(ステップSB3)。次に携帯電話機400−1は、生成されたHTTPリクエストに内包されているURLのドメイン名と抽出したドメイン名とを比較し、HTTPリクエストの送信先が第1電子メール−APソフトウェアのダウンロード元であるか判断する(ステップSB4)。抽出されたドメイン名「abc.ne.jp」とHTTPリクエストに内包されているURLのドメイン名「abc.ne.jp」は同じであるので、携帯電話機400−1は、HTTPリクエストの送信先が、第1電子メール−APソフトウェアのダウンロード元のサーバ装置100−1であるとして(ステップSB4:YES)、HTTPリクエストのヘッダに「User−Agent」フィールドと端末識別子と識別データ「Home」とを記述し(ステップSB6)、HTTPリクエストをサーバ装置100−1へ送信する(ステップSB7)。
サーバ装置100−1のCPU108は、HTTPリクエストを受信すると、「mail_send.cgi」を起動し、受信したHTTPリクエストのヘッダの「User−Agent」フィールドを参照する(図7:ステップSA1)。「User−Agent」フィールドには、端末識別子と識別データ「Home」が記述されているので、CPU108は、HTTPリクエストの送信元がサーバ装置100−1が提供している第1電子メール−APソフトウェアを使用してHTTPリクエストを送信してきたものと判断する(ステップSA1:YES)。次にCPU108は、HTTPリクエストに内包されている電子メールアドレス「aaa@abc.ne.jp」をキーにして購読契約者テーブルTB1を検索し、該当する電子メールアドレスに対応付けて、割引きデータとして「割引き」を購読契約者テーブルTB1の割引きフィールドに格納する(ステップSA2)。次にCPU108は、メールアドレス「aaa@abc.ne.jp」に対応するメールボックスから電子メールマガジンを読み出し(ステップSA4)、読み出した電子メールマガジンを内包したHTTPレスポンスを生成する。サーバ装置100−1は、生成したHTTPレスポンスを携帯電話機400−2へ送信する(ステップSA5)。
携帯電話機400−1は、HTTPレスポンスを受信すると、このレスポンスに内包されている電子メールマガジンを抽出し、不揮発性メモリ406に記憶する。以上説明したように、購読契約者テーブルTB1の割引きフィールドには、「割引き」が格納されたので、携帯電話機400−1の使用者に対しては、電子メールマガジンの購読料金の割引きが行われることとなる。
<携帯電話機400−3による電子メールマガジンの受信>
次に、HTTPリクエストのヘッダを偽装する第3電子メール−APが実現されている携帯電話機400−3が、サーバ装置100−1との間で通信を行い、電子メールマガジンを取得する時の動作例について説明する。なお、携帯電話機400−1が、第3電子メール−APが生成したHTTPリクエストに「User−Agent」フィールドが記述されているか否か判断するまでの動作は、携帯電話機400−2が行う動作と同じであるためその説明を省略する。
携帯電話機400−3は、HTTPリクエストを送信する前に、まず、HTTPリクエストのヘッダに「User−Agent」フィールドが記述されているか否かを判断する(図12:ステップSB1)。第3電子メール−APが生成したHTTPリクエストのヘッダには、「User−Agent」フィールドが記述されているので(ステップSB1:YES)、携帯電話機400−3は、「User−Agent」フィールドを削除する。
次に携帯電話機400−3は、第3電子メール−APソフトウェアのダウンロード元のサーバ装置のドメイン名をURLテーブルから抽出しようとするが、第3電子メール−APを実現するためのソフトウェアは、JAMを使用しないでインストールされたため、URLテーブルを記憶していない。そのため、アプリケーションのダウンロード元のサーバ装置のドメイン名は抽出されない(ステップSB3)。携帯電話機400−3は、URLテーブルからドメイン名を抽出しないので、ステップSB4で「NO」と判断し、HTTPリクエストのヘッダの「User−Agent」フィールドに端末識別子とを記述し(ステップSB6)、HTTPリクエストをサーバ装置100−1へ送信する(ステップSB7)。
HTTPリクエストのヘッダの「User−Agent」フィールドには、識別データ「Home」が記述されていないので、以降の動作は、携帯電話機400−2の動作と同じになる。携帯電話機400−2が電子メールマガジンを取得した時と同様に、購読契約者テーブルTB1の割引きフィールドには「非割引き」が格納されるので、携帯電話機400−3の使用者に対しては、電子メールマガジンの購読料金の割引きは行われないこととなる。
以上説明したように、本実施形態では、サーバ装置100は、当該サーバ装置100と通信を行っている携帯電話機400にて実現されているアプリケーションが、当該サーバ装置100からダウンロードされインストールされたアプリケーションソフトウェアを実行することにより実現されているアプリケーションか否か判別することができる。これにより、サーバ装置100は、当該サーバ装置100からダウンロードされたアプリケーションソフトウェアを実行している携帯電話機400へ特別なサービスや情報・コンテンツなどを提供することなどが可能となる。
[3.変形例]
本発明は、係る実施形態に限定されるものではない。以下、上述した実施形態の変形例について述べる。
携帯電話機400にデータ通信サービスを提供する通信網は、例えば、IMT−2000(International Mobile Telecommunication 2000)に準拠したものであってもよい。
上述した携帯電話機400のROM407が記憶している各種ソフトウェアは、書き換えが可能なようにしてもよい。各種ソフトウェアを書き換える方法の一例としては、以下のような方法が挙げられる。例えば、ROM407に替えて、書き換えが可能なフラッシュROMを使用する。各種ソフトウェアを記録したCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの記録媒体を、パーソナルコンピュータのCD−ROMドライブに挿入し、このパーソナルコンピュータと、携帯電話機400とをケーブルで接続する。パーソナルコンピュータが、CD−ROMに記録された各種ソフトウェアを読み取り、読み取ったソフトウェアをケーブルで接続されている携帯電話機400へ送信する。そして、ソフトウェアを受信した携帯電話機400が、受信したソフトウェアをフラッシュROMに書き込むことにより、携帯電話機400に記憶されている各種ソフトウェアをバージョンアップする。このような方法によれば、携帯電話機400が記憶している各種ソフトウェアは、バージョンアップなど書き換えが可能となる。
上述した変形例では、各種ソフトウェアを記録した記録媒体としてCD−ROMを挙げているが、記録媒体はこれに限定されるものではない。DVD−ROMや、フラッシュROMを内蔵したICカード、フロッピー(登録商標)ディスクなど他の記録媒体であってもよい。
Java−APソフトウェアのダウンロードは、上述した方法に限定されるものではない。携帯電話機400は、ADFの記憶位置を示すURLが記述されたSDF(Security Descriptor File)を取得し、次にSDFに記述されているURLで指定されるADFを取得し、この後、ADFに記述されているURLで指定されるJARファイルを取得するようにしてもよい。また、携帯電話機400の通信先がアプリケーションを実現させるためのソフトウェアのダウンロード元か否かを判断する際に、SDFに記述されているADFのURLからドメイン名を抽出するようにしてもよい。
上述した実施形態では、電子メール−APはどのサーバ装置とも通信を行えるように、ADFにその旨が記述されているが、指定されたサーバ装置としか通信が行えないように、指定したサーバ装置のドメイン名をADFに記述するようにしてもよい。
上述した実施形態では、携帯電話機400にて実行されるソフトウェアは、Java−APソフトウェアであるが、携帯電話機400にて実行されるソフトウェアは、Java−APソフトウェアに限定されるものではない。他のプログラミング言語を用いて生成されたソフトウェアであってもよい。また、他のプログラミング言語を用いて生成されたソフトウェアである場合、ソフトウェアをサーバ装置100からダウンロードする方法は、上述した実施形態の方法に限定されるものではない。例えば、ADF105Bを使用せずに、アプリケーションを実現するためのプログラムのみをサーバ装置100からダウンロードし、このプログラムのURLとプログラムのファイル名またはプログラムを実行することにより実現するアプリケーション名と対応付けて不揮発性メモリ406に記憶するようにしてもよい。
上述した実施形態では、URLとアプリケーション名とを対応付けてURLテーブルTB2に格納しているが、URLに替えて、URLに記述されているドメイン名を格納するようにしてもよい。また、URLに対応付けてURLテーブルTB2に格納するのは、アプリケーション名に限定されるものではなく、アプリケーションを実現するためのプログラムのファイル名など、アプリケーションを一意に識別できるものであればよい。
サーバ装置100が、携帯電話機400へサービスを提供する場合、「User−Agent」フィールドに記述される端末識別子を用いて、携帯電話機400の使用者を識別して、サービスを提供するようにしてもよい。
クライアントとなる装置は、携帯電話機400に限定されるものではない。PDA(Personal Digital Assistance)などの他の携帯通信端末や、一般的なパーソナルコンピュータなど他の通信端末であってもよい。
携帯電話機400は、サーバ装置100と通信を行う場合、実行しているアプリケーションプログラムのADFのURL、または、ADFに記述されているPackageURLをサーバ装置100へ送信するようにしてもよい。このような態様によれば、サーバ装置100は、当該サーバ装置100と通信を行うために通信端末にて実行されているアプリケーションプログラムのダウンロード元を知ることができる。アプリケーションが不正なデータを送信してくるようなアプリケーションである場合、アプリケーションプログラムの提供元をつきとめることが可能となる。
本発明の実施形態に係わる通信システムの全体構成を例示する図である。 同実施形態に係わるサーバ装置のハードウェア構成を例示する図である。 同実施形態に係わるサーバ装置が記憶している購読契約者テーブルTB1のフォーマットを例示する図である。 同実施形態に係わるサーバ装置が記憶しているADF105Bの内容を例示する図である。 同実施形態に係わるサーバ装置が記憶している説明ファイル105Aの内容を例示する図である。 同実施形態に係わるサーバ装置が記憶している説明ファイル105AがWWWブラウザにより解釈された時に表示される画面を例示する図である。 同実施形態に係わるサーバ装置が行う処理の流れを例示するフローチャートである。 同実施形態に係わる携帯電話機のハードウェア構成を例示する図である。 同実施形態に係わる携帯電話機と、携帯電話機の各々の不揮発性メモリに記憶されている端末識別子および電子メールアドレスとの対応関係を示す図である。 同実施形態に係わる携帯電話機の不揮発性メモリに記憶されるURLテーブルのフォーマットを例示する図である。 同実施形態に係わる携帯電話機にて実現されうJava−AP実行環境の構成を例示する図である 同実施形態に係わる携帯電話機がHTTPリクエストを送信する時に行う処理の流れを例示するフローチャートである。 同実施形態に係わる携帯電話機が、サーバ装置からJava−APソフトウェアをダウンロードする時の動作を説明するための図である。 同実施形態に係わる携帯電話機の不揮発性メモリに記憶されるURLテーブルに格納されたデータを例示する図である。
符号の説明
100,100−1,100−2・・・サーバ装置、101・・・バス、102・・・通信部、103・・・操作部、104・・・表示部、105・・・記憶部、105A・・・説明ファイル、105B・・・ADF、105C・・・JARファイル、106・・・ROM、107・・・RAM、108・・・CPU、200・・・インターネット、300・・・移動パケット通信網、310・・・ゲートウェイサーバ装置、400、400−1、400−2・・・携帯電話機、401・・・バス、402・・・通信部、403・・・アンテナ、404・・・操作部、405・・・表示部、406・・・不揮発性メモリ、407・・・ROM、408・・・RAM、409・・・CPU。

Claims (3)

  1. 記憶部を有し他の装置と通信する通信端末が、当該通信端末にてアプリケーションを実現させるためのプログラムをサーバ装置から取得する取得ステップと、
    前記通信端末が、前記サーバ装置を示すデータと、前記取得ステップにて取得されたプログラムを実行することにより実現されるアプリケーションを示すデータとを対応付けて前記記憶部に記憶する記憶ステップと、
    前記通信端末が、前記取得ステップにて取得されたプログラムを実行してアプリケーションを実現させる実行ステップと、
    前記通信端末が、通信を開始する通信開始ステップと、
    前記通信端末が、前記サーバ装置を示すデータを前記記憶部から読み出し、当該通信端末の通信先と前記サーバ装置とが同じであるか否かを判断し、同じであると判断した場合には、通信に用いられているアプリケーションが前記サーバ装置から取得されたプログラムを実行することにより実現されているアプリケーションであることを示す識別データを通信先へ送信する送信ステップと、
    サーバ装置が、前記通信端末との間で通信を行い、前記通信端末から前記識別データが送信された場合には、当該通信に用いられているアプリケーションが、当該サーバ装置から配信されたプログラムを実行することにより実現されたアプリケーションであると識別し、前記通信端末から前記識別データが送信されない場合には、当該通信に用いられているアプリケーションが、当該サーバ装置から配信されたプログラムを実行することにより実現されたアプリケーションではないと識別する識別ステップと
    を有するアプリケーション識別方法。
  2. 前記通信端末が、前記プログラムの取得に先だち、前記プログラムおよび前記プログラムにより実現されるアプリケーションに関する記述がされたファイルを前記サーバ装置から取得するファイル取得ステップを有し、
    前記記憶ステップは、前記ファイル取得ステップにより取得されたファイルを配信したサーバ装置を示す情報と、前記取得ステップにより取得されたプログラムを実行することにより実現するアプリケーションを示すデータとを対応付けて前記記憶部に記憶し、
    前記取得ステップは、前記ファイル取得ステップにより取得されたファイルに記述されている前記プログラムの記憶位置で指定されるサーバ装置から前記プログラムを取得し、
    前記送信ステップは、前記ファイル取得ステップにて取得されたファイルを配信したサーバ装置を示すデータを前記記憶部から読み出し、読み出したデータが示すサーバ装置と通信先とが同じであるか否かを判断し、同じであると判断した場合には、通信に用いられているアプリケーションが前記サーバ装置から取得されたプログラムを実行することにより実現しているアプリケーションであることを示す識別データを通信先へ送信し、同じでないと判断した場合には、前記識別データを通信先へ送信しない
    ことを特徴とする請求項1に記載のアプリケーション識別方法。
  3. アプリケーションを実現させるためのプログラムをサーバ装置から取得する取得手段と、
    前記サーバ装置を示すデータと、前記取得手段により取得されたプログラムを実行することにより実現されるアプリケーションを示すデータとを対応付けて記憶部に記憶する記憶手段と、
    前記取得手段により取得されたプログラムを実行してアプリケーションを実現させる実行手段と、
    通信を開始する通信開始手段と、
    前記サーバ装置を示すデータを前記記憶部から読み出し、読み出したデータが示すサーバ装置と通信先とが同じであるか否かを判断し、同じであると判断した場合には、通信に用いられているアプリケーションが前記サーバ装置から取得されたプログラムを実行することにより実現されているアプリケーションであることを示す識別データを通信先へ送信し、同じでないと判断した場合には、前記識別データを通信先へ送信しない送信手段と
    を有することを特徴とする通信端末。
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