JP4916701B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
本発明の遊技機は、遊技を行うために椅子に着座した状態の遊技者に対し、その正面から相対するべく縦型に設置される矩形状の外形を有した枠体と、前記枠体に着脱可能に支持され、前記着座した状態の遊技者に相対する表面に遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技板と、前記遊技領域内に設置され、内側に演出上の表示が行われる表示領域が形成された装飾体と、前記遊技領域内で少なくとも前記装飾体の内側部分に形成され、前記着座した状態の遊技者からみて前記遊技板を前後に貫通する開口部と、前記着座した状態の遊技者からみて前記開口部の奥に配置され、前記開口部を通じて前面側から視認可能な表示画面を有した表示装置と、前記着座した状態の遊技者からみて前記開口部の奥で前記表示装置の表示画面の周縁に沿って配置され、かつ前記表示装置の表示画面から前記着座した状態の遊技者に近づく前面側に向かって幅広となるテーパ形状を有した表示周縁部材と、前記表示周縁部材の外面に形成され、前記表示画面の周囲で前記着座した状態の遊技者から視認可能な方向へ光を反射する反射面とを備える。
上記の反射面は、前記表示画面の周縁部にて、前記表示装置から発する光を前記着座した状態の遊技者に対して正面から相対する正面方向およびこの正面方向とは異なる非正面方向のいずれの方向へも反射するために形成された態様でもよい。このような反射面の態様は、これ以降で挙げる全ての解決手段に適用することができる。
解決手段1において、本発明の遊技機は、前記着座した状態の遊技者からみて前記表示装置の表示画面より手前側に配置され、前記着座した状態の遊技者から前記表示装置の表示画面を視認可能とするべく光透過性を有するとともに、前記着座した状態の遊技者に対して正面から相対する方向とは異なる方向については前記表示周縁部材の反射面により反射された光が透過するのを許容する一方で、前記着座した状態の遊技者に対して正面から相対する方向については前記表示周縁部材の反射面により反射された光を透過させることなく拡散させる光拡散透過板をさらに備える。
解決手段1,2において、前記光拡散透過板は、前記着座した状態の遊技者からみて前記表示装置の表示画面から間隔をおいた手前側の位置で、かつ前記装飾体の背面に接して配置されている。
解決手段1から3において、前記光拡散透過板には、前記着座した状態の遊技者からみて前記表示周縁部材の前面側を覆う位置に形成され、この位置で前後方向に進行する光を拡散する光拡散部が形成されている。
解決手段4において、本発明の遊技機は、前記光拡散透過板の周縁の端面から、その内部に向けて光を照射する発光体をさらに備え、前記光拡散透過板の光拡散部は、前記発光体から照射されて前記光拡散透過板の内部に導入された光を拡散させることができる。
あるいは、別途独立の構成を有する本発明の遊技機は、遊技を行うために椅子に着座した状態の遊技者に対し、その正面から相対するべく縦型に設置される矩形状の外形を有した枠体と、前記枠体に着脱可能に支持され、前記着座した状態の遊技者に相対する表面に遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技板と、前記着座した状態の遊技者による操作に応じ、前記遊技領域に向けて遊技球を発射する発射装置と、前記遊技領域内に設置され、前記発射装置により発射された遊技球が流下する経路を前記着座した状態の遊技者からみて少なくとも左側または右側のいずれかに振り分ける装飾体と、前記遊技領域内で少なくとも前記装飾体の内側部分に形成され、前記着座した状態の遊技者からみて前記遊技板を前後に貫通する開口部と、前記着座した状態の遊技者からみて前記開口部の奥に配置され、前記開口部を通じて前面側から視認可能な表示画面を有した表示装置と、前記着座した状態の遊技者からみて前記開口部の奥で前記表示装置の表示画面の周縁に沿って配置され、かつ前記表示装置の表示画面から前記着座した状態の遊技者に近づく前面側に向かって幅広となるテーパ形状を有した表示周縁部材と、前記表示周縁部材の外面に形成され、前記表示画面の周囲で前記着座した状態の遊技者から視認可能な方向へ光を反射する反射面とを備える。
図1および図2は、パチンコ機1の構造を具体的に示している。パチンコ機1は主に枠体と、この枠体に支持された遊技盤4とから構成されている。枠体には外枠2や本体枠3、前面枠5等が含まれている。このうち外枠2は、上下左右の枠材を矩形に組み合わせて構成されている。外枠2の左側縁部には、ヒンジ機構7を介して本体枠3の左側端部が支持されており、本体枠3は外枠2の手前側にて開閉可能となっている。また前面枠5は、その左側端部が本体枠3にヒンジ機構を介して支持されており、本体枠3の手前側にて前面枠5が開閉可能となっている。
図3は、パチンコ機1の裏側を示している(背面図)。パチンコ機1の裏側には通常、遊技者から視認されたり、触れたりされることのない各種の機構部品や電装品が設置されている。先ず、枠体に設置されている機構部品および電装品について説明する。
機構装着枠10には、その上部位置に球タンク40が設置されているほか、球タンク40に続いて下方にタンクレール42が設置されている。また、背面側からみて機構装着枠10の右側縁部には、タンクレール42に続いて縦長の賞球装置44が設置されている。球タンク40に貯留された遊技球は左側位置でタンクレール42に落下し、ここで2条に整列されながら賞球装置44に供給される。
図3に示されているように、機構装着枠10の後側開口は、その上側部分を中心としてほとんどが透明な保護カバー10aによって覆われている。保護カバー10aは、その左側縁部がヒンジ10bを介して機構装着枠10に支持されており、このヒンジ10bを中心として背面側(図3では手前)にて開閉可能となっている。一方、保護カバー10aの右側縁部には係止部10cが形成されており、機構装着枠10には係止部10cに対応した位置に受け部(符号なし)が形成されている。このため保護カバー10aは、係止部10cを機構装着枠10の受け部に係止させることで、図示のように閉位置で固定することができる。この閉位置で、保護カバー10aは遊技盤4の背面側に設置された電装品の上面および背面を覆うことで、上方の球タンク40や島設備の球補給経路等から遊技球が落下した場合、その落下球が電装品に衝突するのを防止している。なお、保護カバー10aの背面および上下左右の面には、それぞれ適宜な配列で多数のスリットが形成されており、これにより電装品の放熱性が確保されている。
遊技盤4の背面側には、最も下位の部分に主制御基板80が設置されている。また図3では視認できないが、遊技盤4の背面側には主制御基板80の前側(図3でみて奧)に重なるようにして周辺制御基板が配置されている。この周辺制御基板は、図示されていない枠装飾中継ハーネスを通じて上記の枠装飾中継端子板63に接続されている。なお、図3では主制御基板80として示しているが、主制御基板80は透明な主制御基板ボックス80aに収容されており、主制御基板ボックス80aはその上部位置にある2箇所の封止部80bが締付専用ねじ(ワンウェイねじ)により封止されている。また、上記の保護カバー10aは主制御基板ボックス80aの全体を覆い隠す大きさに形成されておらず、主制御基板ボックス80aの上部分が僅かに保護カバー10aに覆われているだけである。さらに保護カバー10aには、主制御基板ボックス80aの封止部80bに対応する2箇所の位置に開口部10dが形成されている。これにより、特に保護カバー10aを開かなくても、本体枠3の背面側から主制御基板80や封止部80bを容易に目視できる構造となっている。
図4は、遊技盤4を単独で示している。遊技盤4は、その前面(盤面)にて遊技領域12を形成し、この遊技領域12内で遊技球を流下させながら遊技を進行させる役割を担う。通常、パチンコ機1における遊技は、遊技領域12内で遊技球が各種入賞口に入賞することで内部抽選(大当り抽選)が行われたり、あるいは賞球の払い出しが行われたりしながら進行する。
遊技領域12の下半分には、その中央に上始動口68および下始動口70が上下に並んで配置されている。本実施形態では、可変始動入賞装置69によって下始動口70が形成されており、下始動口70には、図中に実線で示されるように可変始動入賞装置69の2つの可動片70aが左右に開いた状態にあるときだけ遊技球が入賞可能となる。可変始動入賞装置69は、図示しない始動口ソレノイドを用いた駆動機構によって2つの可動片70aを左右方向(盤面に沿う方向)に開閉動作させることができる。
センター装飾体66は全体として横長の額縁状に成型されており、その内側部分が中空となっている。前面側からみて、センター装飾体66の内側部分は演出領域(画像の表示や可動体の動作等の演出が行われる領域)として構成されており、センター装飾体66は演出領域の周囲を装飾するように配置されている。なお、演出領域や表示装置(液晶表示ユニット)、可動体等については後述する。
図5は、センター装飾体66を示している。センター装飾体66には、全体としてパチンコ機1の機種ないしそのゲームコンセプトに基づくデザインが施されている。本実施形態のパチンコ機1では、ある有名な女性歌手をイメージキャラクターとしたゲームコンセプトが採用されており、センター装飾体66に施された造形には、その女性歌手自身の持つ流麗で豪華なイメージや、その持ち唄(各種の歌謡ヒット曲)の持つ繊細なイメージを表現したデザインコンセプトが反映されている。
発光領域(L1〜L4,D1,D2,M1〜M4)は、中央の上部装飾体66bを中心として左右対称の位置に配列されている。このうち、最も上位に並んだ4つの発光領域L1,L2,L3,L4は、パチンコ機1において特別図柄を表示するものとして機能する。特別図柄は、パチンコ機1において特別図柄抽選(大当り抽選)が行われ、その当落の結果が出たということを外部に向けて表示する情報(抽選情報)となる。すなわち、パチンコ機1における通常遊技状態(大当り遊技でない状態)で上始動口68または下始動口70への入賞があると、それを契機に4つの発光領域L1〜L4がいろいろなパターンや発光色で点滅動作を開始し、これにより特別図柄の変動状態が表示される。このような特別図柄の変動開始(いわゆる「始動」)により、遊技者は大当り抽選が行われたこと(あるいは、これから抽選の結果が出ること)を認識することができる。この後、ある程度の時間が経過すると発光領域L1〜L4の点滅動作が停止し、そのときの抽選結果(当落結果)を表示する態様で特別図柄が停止表示される。特別図柄の停止表示の態様について、簡易な例では4つの発光領域L1〜L4が全て同色で点灯していれば当選(大当り)を表し、4つの発光領域L1〜L4のいずれか1つでも点灯色が違っているか、もしくは消灯していれば落選を表すといった態様が挙げられる(ただし、これら以外の態様もある。)。これにより、遊技者は大当り抽選に当選したか否かを視覚的に認識することができる。
反対に、最も下位に並んだ4つの発光領域M1,M2,M3,M4は、パチンコ機1において始動記憶ランプとして機能する。これら4つの発光領域M1〜M4は、そのとき発光(点灯)している個数によって特別図柄の始動記憶数(1〜4の保留球数)を表すことができる。具体的には、遊技中に上始動口68または下始動口70への入賞があると、これを契機として特別図柄の始動条件が記憶され、この状態で特別図柄が変動表示中であれば、最も左に位置する発光領域M1が発光(点灯)して始動記憶数(保留球数)が1であることが表示される。一方、始動条件が記憶されている状態で、特別図柄が変動していなければ(変動状態から停止表示状態になった場合を含む)、記憶された始動条件に基づいて特別図柄の変動表示が開始される。この場合、始動記憶数「1」に対応する発光領域M1の発光が停止(消灯)される。なお、本実施形態では始動記憶数(保留球数)の上限が4であるため、上限に達した場合、それ以上の始動条件は記憶されない。また、特別図柄および始動記憶数の表示は、センター装飾体66の背後に設置された特別図柄・保留表示LED基板144により行われる。
上記のように、センター装飾体66は遊技領域12内で装飾的な存在となっているほか、その内側部分では演出的な画像や図柄の表示が行われるものとなっている。このためセンター装飾体66の背後には、比較的大型の液晶表示ユニット150が配置されている。液晶表示ユニット150は遊技盤4の背面側に取り付けられ、その表示画面がセンター装飾体66の内側部分を通して前面側から視認可能となっている。
本実施形態では、センター装飾体66の背後で、かつ液晶表示ユニット150の前面側の位置に光拡散透過板120が設置されている。光拡散透過板120は透明樹脂製の板部材から構成されているため、前面側から液晶表示ユニット150による表示を透視可能となっている。
また本実施形態では、光拡散透過板120の両側縁部に散光装飾部121が形成されている。散光装飾部121は、光拡散透過板120の背面を彫り刻むようにして形成された立体紋様であり、光拡散透過板120の背面は、散光装飾部121にて部分的に窪んでいる。このような散光装飾部121は、光拡散透過板120を透過しようとする光を拡散したり、光拡散透過板120の内部に導入された光を拡散したりすることで、その装飾的な紋様全体を発光させることができる。このため遊技者からは、センター装飾体66の内側部分で、液晶表示ユニット150の表示画面よりも手前側の位置にあたかも光の紋様が浮かび上がっているかのように視認される。
図6および図7は、遊技盤4の構成部品を含むセンター装飾体66の断面を示している。図6および図7に示されているように、光拡散透過板120はセンター装飾体66の直ぐ背後に接するようにして位置しているが、液晶表示ユニット150は光拡散透過板120よりも後方に間隔をおいて配置されている。そして、液晶表示ユニット150と光拡散透過板120との間には、液晶表示ユニット150の周囲を縁取るようにして表示周縁部材122が配置されている。
図8は、遊技盤4を正面から示している。なお図8および次の図9では、遊技領域12内の構成要素について部分的に図示が省略されている。また図の煩雑化を防止するため、説明に関係のない構成要素については符号を省略している。
次に図9は、遊技盤4を斜め方向から示している。図9に示されているように、遊技盤4をその斜め方向(左右いずれでもよいし、左右の斜め上方あるいは斜め下方からでもよい)から見ると、センター装飾体66の内側部分の奧まった位置に液晶表示ユニット150の表示画面が視認される。そして、表示画面の両外側位置では、センター装飾体66の内側部分の奧で左側の表示周縁部材122を視認することができる。特に斜め方向からの視線に対して、光拡散透過板120の散光装飾部121が表示周縁部材122の前方をほとんど覆い隠さない位置関係にある。この状態で、表示周縁部材122のめっき表面には液晶表示ユニット150の表示画像が映り込んだり、センター装飾体66の背後にあるLEDの発する光が反射したりするため、斜め方向からの視線に対して反射画像や反射光が入り込み、遊技盤4を明るくきらびやかに見せることができる。
上記のように、センター装飾体66はその装飾的な造形やめっき加工によって視覚的な面白みを発揮したり、背後に設置されたLEDを光源として各種の発光動作を行ったりする機能を有する。この他にセンター装飾体66は、遊技領域12内で遊技球の流下を案内し、遊技球の動きに変化を与えることで遊技に面白みを付加する機能を有している。具体的には、センター装飾体66の両側縁部には、その内側にワープ通路66hが形成されており、またセンター装飾体66の下縁部には、その上面にステージ部66iが形成されている。ワープ通路66hはセンター装飾体66の左右両側から始まって両側縁部の内側を下り、そしてステージ部66iに通じている。さらにセンター装飾体66の下縁部には、その中央位置に球放出口66jが形成されている。
図11は、左側のワープ通路66hを例に挙げてその内部構造を示している。なお右側のワープ通路66hについては、その構造を左右対称として考えることができる。ワープ通路66hはセンター装飾体66の両側面にて開口しており、この開口を通じて内部に遊技球を受け入れ可能となっている。左右のワープ通路66hは、サイド装飾体66cの内部を僅かに中央方向に下りながら進むと、そこから奥側(後方)へ向けて折れ曲がり、そして真下方向に少し下った位置で中央方向に集まるようにして湾曲している。左右のワープ通路66hの下端はワープ出口として開口しており、開口から先はそのままステージ部66iにつながっている。また各ワープ通路66h内には、その途中に2つの突起部66kが段違いに形成されており、各ワープ通路66h内を流下する遊技球は、これら突起部66kに衝突しながら流下速度を緩和される。そして、遊技球がワープ通路66hの出口から放出されると、その先でステージ部66i上を転動する。
図12は、センター装飾体66の下縁部を示している。ステージ部66iは、左右のワープ通路66hの間を左右方向に長く延びており、その中央部分が僅かに盛り上がるようにして湾曲している。ステージ部66iの中央位置にはセンター窪み部67aが形成されており、このセンター窪み部67aは後方に向けて下り傾斜を有している。センター窪み部67aの奧で、下部装飾体67の中央位置に球落下穴67dが形成されており、センター装飾体66の下縁部には、球落下穴67dから下方に延びる球放出通路67eが形成されている。球放出通路67eは球落下穴67dから下方に下った後に前方へ折れ曲がり、そのまま下り傾斜を有したまま前面側の球放出口66jに通じている。
図13は、遊技盤4を構成部品に分けた状態で示している。上記のように、遊技板4aの前面には各種入賞口等の他にセンター装飾体66やサイド装飾部材82等の装飾部品が取り付けられているが、遊技板4aには、これら装飾部品の取付位置にそれぞれ開口部4f,4gが形成されている。開口部4f,4gは遊技板4aを前後方向(厚み方向)に貫通して形成されており、このうち中央に大きく形成された開口部4fの開口縁形状はセンター装飾体66の外形に対応し、また左右に対をなして形成された開口部4gの開口縁形状は左右のサイド装飾部材82の外形に対応している。センター装飾体66および左右のサイド装飾部材82は、いずれも前面側から各開口部4f,4gに嵌め込んだ状態で遊技板4aに取り付けられる。
一方、遊技板4aの背面には大型の背面取付ユニット100が取り付けられている。この背面取付ユニット100は、遊技領域12内での演出動作に関する全ての電装品を1つに集合させたユニットとして構成されている。ここでいう演出動作には、例えば画像の表示や各種の発光動作、可動体の動作等が含まれる。本実施形態において、背面取付ユニット100は上記のセンター装飾体66とともにパチンコ機1の演出動作を行う構成要素である。以下、本実施形態においてセンター装飾体66と背面取付ユニット100とを総称して演出装置(図中参照符号400)と呼ぶものとする。
アッパーパーツ100aはセンター装飾体66の外形に合わせて横長の矩形に成型されており、その上縁部の中央位置にセンター上LED基板102が設置されているほか、左右の上隅位置にそれぞれセンター左部上LED基板104、センター右部上LED基板106が設置されている。またアッパーパーツ100aの左右の側縁部には、それぞれセンター左部中LED基板108、センター右部中LED基板110が設置されている。さらにアッパーパーツ100aの左右の下隅部には、それぞれセンター左部下LED基板112、センター右部下LED基板114が設置されている。そしてアッパーパーツ100aの下縁部の中央位置には、センター下LED基板116が設置されている。これらLED基板はセンター装飾体66の背後から前方または側方に向けて光を発することで、センター装飾体66の発光領域を装飾的に発光させることができる。また、センター下LED基板116には、光拡散透過板120の後方で上向きに光を発するLEDが実装されており、これら上向きのLEDから発せられた光は、表示画面の前面側で可動体を照射する。
アッパーパーツ100aの中央位置には、上記の光拡散透過板120が設置されている。光拡散透過板120は横長の矩形状をなし、アッパーパーツ100aに対してその前面側から嵌め込むようにして取り付けられている。上記のセンター左部下LED基板112やセンター右部下LED基板114、センター下LED基板116は、アッパーパーツ100a内にて光拡散透過板120の背面側に設置されている。また、センター左部上LED基板104およびセンター右部上LED基板106は、その下側の一部分が光拡散透過板120の背面側に位置している。
またアッパーパーツ100aの下縁部には、光拡散透過板120より背後の位置に左右の可動体124が設置されている。左右の可動体124は細長い板状部材から成型されており、アッパーパーツ100aの内側には、このような板状の可動体124が左右でそれぞれ前後方向に4枚ずつ重ね合わせられた状態で収容されている。なお図示の状態では、左右の可動体124が中央位置から左右対称に斜め下方へ垂れ下がったような姿勢を保持している。
もう一方のロワーパーツ100bは、ちょうどアッパーパーツ100aの下側にぶら下がるようにして連結されており、その全体的な外形がアルファベットのW字形状をなしている。すなわち、ロワーパーツ100bの左右両側部分は上方へ拡開するようにして延びており、一方、左右両側部分の間をつなぐ連結部分は、その中央位置が僅かに上方へ山形に盛り上がっている。これにより、ロワーパーツ100bを全体としてみるとW字形状をなしていることがわかる。
ロワーパーツ100bの連結部分には、遊技板4aの裏側で入賞球を案内するための裏誘導通路138,139が左右および中央の位置にそれぞれ形成されている。上記の普通入賞口76に入賞した遊技球が遊技板4aの裏側へ落下すると、それぞれ左右の対応する裏誘導通路138に案内される。左右の裏誘導通路138は、ロワーパーツ100bの下端位置で下方に開放されているが、その僅かに上方にそれぞれ左中・左下入賞口スイッチ140、右中・右下入賞口スイッチ142が設置されている。このため左右の裏誘導通路138内に案内された遊技球は、ロワーパーツ100bの下端から下方に落下する前にそれぞれ対応する入賞口スイッチにより検出される。
次に図15は、背面取付ユニット100を背面側から示している。上記のように、アッパーパーツ100aおよびロワーパーツ100bには、それぞれ各種の電装品が設置されているが、図15において具体的に示されているように、背面取付ユニット100内には、これら電装品に接続される電気配線(ハーネス)が予め決められた位置に支持された状態で収容されている。
具体的には、先ずアッパーパーツ100aの上縁部には、幅方向に並んで5箇所に配線フック101が形成されており、これら配線フック101は適度な間隔をあけてアッパーパーツ100a内に配列されている。またアッパーパーツ100aの左側縁部(図15では右側)には、上下方向に間隔をあけて2箇所に配線フック101が形成されている。
またロワーパーツ100bには、下縁部の中央位置に1箇所と、左側縁部に2箇所、そして右側縁部に2箇所ずつ配線フック101が形成されている。このうち、左側縁部(図15では右側)の上方に位置する左サイド上LED基板130については、そのハーネス130hが左側縁部の2箇所に配置された配線フック101に順次支持されて下縁部に延び、そして下縁部の中央位置で配線フック101に支持され、さらに右側縁部で3箇所に並んだ配線フック101に順次支持されながら上方へ延びている。
また図15に示されているように、ロワーパーツ100b(連結部分)の背面側にはパネル中継端子板151が設置されている。このパネル中継端子板151には、上記の特別図柄・保留表示LED基板144や普通図柄・保留表示LED基板146、状態表示LED基板148にそれぞれ対応するハーネス144h,146h,148hが1箇所に集合した状態で接続されており、各LED基板は、パネル中継端子板151を経由して主制御基板80に接続されるものとなっている。
図16は、背面取付ユニット100を構成要素に分けた状態で示している。背面取付ユニット100には、アッパーパーツ100aの背面側に液晶表示ユニット150が組み付けられるものとなっている。また本実施形態では、基板ボックス150aの背面に放熱または冷却用のファン150bが設置されている。
上記のように、背面取付ユニット100には各種LED基板をはじめ、可動体駆動部モータ126や液晶表示ユニット150等の演出動作に必要な全ての電装品が装備されているが、これら電装品につながる全ての電気配線(ハーネス類)は、背面取付ユニット100において1箇所にまとめた状態で周辺制御基板に中継されている。すなわち、背面取付ユニット100にはランプ駆動基板156が装備されており、演出動作を目的とした全ての電装品につながる電気配線(5系統のハーネス112h,108h,104h,102h,106h、3系統のハーネス126h,234h,114hおよび4系統のハーネス130h,132h,134h,136h)は全てランプ駆動基板156に集められ、基板上の中継回路に接続される。なおランプ駆動基板156には、周辺制御基板162に接続するためのコネクタが実装されている。
ランプ駆動基板156は、開閉動作式の基板ケース158に収容された状態で背面取付ユニット100に取り付けられる。基板ケース158はアッパーパーツ100aの背面側にヒンジ158aを介して開閉式の基板ケース158が取り付けられており、このため基板ケース158は、背面取付ユニット100の背面側にて開閉可能となっている。また基板ケース158の上縁部に係止部158bが形成されており、これに対応してアッパーパーツ100aの上縁部に受け部100fが形成されている。図15に示される位置から基板ケース158をアッパーパーツ100aの背面に沿うようにして閉じると、係止部158bが受け部100fに差し込まれて係止される。これにより、基板ケース158が閉位置で係止されることになる。
図16に示されているように、液晶表示ユニット150は、ランプ駆動基板156の基板ケース158を背面側へ開放させた状態で背面取付ユニット100から着脱可能となる。また、液晶表示ユニット150が組み付けられた状態で基板ケース158を閉位置に移動させると、ランプ駆動基板156は液晶表示ユニット150の背面に沿うようにして位置付けられる。なお、ここでいう「開閉」や「開放」、「閉位置」等は、いずれも本実施形態において基板ケース156の前後方向への動きを扉に見立てて表現したものである。厳密にいうと、基板ケース156そのものが何らかの開口や出入口を開閉しているわけではないが、ここでは直感的な理解を容易にするため便宜的に「開閉」等と表現している。以下の説明においても、基板ケース156や制御基板ボックス等の動きについて、扉に見立てた表現を適宜使用するものとする。
基板ケース158の側縁部(背面側からみて左側)には、ちょうど2つのヒンジ158aの間に配線係止具158cが形成されており、この配線係止具158cには、ランプ駆動基板156に接続されるハーネスの束が一纏めにして係止されるものとなっている。図16に示される状態から基板ケース158が閉じられると、ランプ駆動基板156に接続されたハーネス束は基板実装面(閉位置で遊技板4aの背面側を向く面)からその裏側へUターンするようにして取り回しされる。そしてハーネス束は、基板ケース158の側方で配線係止具158cに纏めて係止され、そのまま背面取付ユニット100にまで直線状に延びている。
次に図17は、背面取付ユニット100が遊技板4aに装着された状態を背面側から示している。背面取付ユニット100とは別に遊技板4aの背面には、その下縁部の位置に下裏誘導部材160が設置されている。下裏誘導部材160は遊技板4aの幅寸法より僅かに短い横幅を有しており、その両側端部に形成された2本の挿入部160cが遊技板4aに差し込まれた状態で前面側からねじ止めにより固定されている。下裏誘導部材160には、全ての入賞口に入賞した遊技球を誘導するための全入賞球誘導通路160aが形成されており、この全入賞球誘導通路160aには、上記の裏誘導通路138,139を通って落下した遊技球をはじめ、下始動口70または大入賞口72に入賞した遊技球が落下して回収されるものとなっている。図17には詳しく示されていないが、全入賞球誘導通路160aは遊技板4aの背面に沿って幅方向に長く延びており、そして下裏誘導部材160の下端位置で下方に開放されている。なお、全入賞球誘導通路160aから下方に放出された遊技球は本体枠3に形成されている入賞球回収経路を通り、その後、球放出部(図3中、払出制御基板58の直ぐ下方に位置する)から島設備の回収経路に向けて放出される。
上記のように遊技盤4の背面側には、主制御基板80とともに周辺制御基板162が設置されているが、これら主制御基板80および周辺制御基板162は、いずれも対応する主制御基板ボックス80aまたは周辺制御基板ボックス162aに収容されている。このうち主制御基板ボックス80aは、背面側からみて左側縁部が上下2箇所のヒンジ部80c(図18には上方1箇所のみ示されている)を介して周辺制御基板ボックス162aの背面側に回動自在に支持されている。
図18は、遊技盤4の背面側における背面取付ユニット100の着脱を示している。図示のように、主制御基板ボックス80aとともに周辺制御基板ボックス162aを遊技板4aの後方へ回動させた状態では、下裏誘導部材160の中央部分が大きく後方へ開放されている。したがって、この状態で背面取付ユニット100は単独で遊技板4aに対して容易に着脱可能となっている。
以上が遊技盤4の構造と各種構成要素の配置の詳細であるが、本実施形態では、構成要素の配置関係について以下の特徴を有する。
次に図19は、空間部内での可動体124の動作態様を示している。図中に2点鎖線で示されているように、可動体124は非作動時に左右で4つずつのグループに分かれ、遊技者から視認されない位置(遊技板4aの背後で開口部4fよりも下方の位置)に隠れて待機している。そして図中に実線で示されているように、作動時に個々の可動体124はそれぞれ角度の異なる作動位置まで変位し、全体として扇を象るようにして配置される。なお、個々の可動体124の表面には「鳳凰の羽根」を象った緻密な造形が施されており、これによりセンター装飾体66のデザインとの統一が図られている。
以上のような構成により、本実施形態おいて以下の利点が生じている。
(1)液晶表示ユニット150の前面側に光拡散透過板120が配置され、さらに光拡散透過板120の後方に空間部が形成されている分、遊技者の視点からみて表示画面が奥まった位置に存在することとなるため、それだけ表示に奥行きが感じられる。
(7.制御構成)
図20は、パチンコ機1に装備されている各種電装品の構成を概略的に示している。パチンコ機1の制御は、主基板(主制御基板80と払出制御基板58)のグループと周辺基板(周辺制御基板162)のグループとで分担されており、このうち主基板のグループが遊技動作(入賞検出や当り判定、特別図柄表示、賞球払出等)を制御しており、周辺基板のグループが演出動作(発光装飾や音響出力、液晶表示等)を制御している。なお、図面の煩雑化防止のために便宜上、図6には基板のグループ分けを表す囲み線は示していない。
主制御基板80は、パチンコ機1の遊技の進行を統括的に制御するためのものである。主制御基板80には、CPU218やROM220、RAM222等(例えばROM・RAM内蔵型CPU)の電子部品が実装されており、そのCPU218において各種制御処理(プログラム)が実行される。制御処理の実行に伴い、主制御基板80は主に遊技者の利益に関わる内部抽選を行ったり、その抽選結果に基づいて可変入賞装置の作動を制御したり、内部的な遊技状態を制御したりする機能を有するほか、払出制御基板58に対して賞球の払出を指示する機能を有する。
主制御基板80には、遊技の進行を制御するため各種のスイッチ類が接続されている。スイッチ類には上始動口スイッチ143の他、下始動口スイッチ200、全入賞口入賞計数スイッチ202等がある。上始動口スイッチ143は上始動口68に入賞した遊技球を検出すると、上始動口入賞検出信号を主制御基板80に入力する。また下始動口スイッチ200は、下始動口70に入賞した遊技球を検出すると、下始動口入賞検出信号を主制御基板80に入力する。また全入賞口入賞計数スイッチ202は、入賞口の種類に関わらず、入賞球となった遊技球を計数するための全入賞口入賞計数検出信号を主制御基板80に出力する。これら上始動口スイッチ143や下始動口スイッチ200、全入賞口入賞計数スイッチ202は、それぞれハーネスを通じて主制御基板80に接続されている。
主基板グループに属するもう一つの払出制御基板58は、既に説明したように枠体(本体枠3)に設置されている。払出制御基板58には、CPU252をはじめROM254、RAM256等の電子部品が実装されており、上記の主制御基板80と払出制御基板58との間では、互いを接続する払出制御ハーネスを通じて双方向通信が行われる。具体的には、主制御基板80から賞球信号が払出制御基板58に送信されると、これに応じてACK信号が払出制御基板58から主制御基板80に返される。その他、主電源スイッチ52aのOFF操作や瞬間的な停電等による電源供給の停止時には、払出制御基板58から主制御基板80に対して主停電予告信号が送信される。また賞球装置44において球詰まりや球切れ等が発生した場合は、エラー信号が払出制御基板58から主制御基板80に送信されるものとなっている。
また払出制御基板58には、賞球装置44の他に発射装置258が接続されている。賞球装置44は賞球ケース内基板44aを有しており、賞球ケース内基板44aにて払出制御基板58との間で双方向通信が可能となっている。賞球装置44の賞球ケース(透明な樹脂製ケース)内には、賞球ケース内基板44aの他に球切れスイッチ240や払出計数スイッチ244、賞球モータ242等が装備されている。このうち、球切れスイッチ240は賞球ケース内で遊技球が残数不足になると、球切れスイッチ信号を出力する。また払出計数スイッチ244は、実際に賞球装置44から払い出された遊技球を検出し、払出計数スイッチ信号を出力する。賞球モータ242はステッピングモータからなり、その回転によって遊技球を実際に払い出したり、貸し出したりする際の駆動力を発生する。
周辺制御基板162は、CPU224やROM226、RAM228、音ROM230、音源IC232等を備えており、周辺制御基板162は、主制御基板80から送信される指令信号に基づいて、枠体については左右の上部スピーカ36および下部スピーカ14の作動を制御するほか、枠ランプ27の発光動作を制御する。また遊技盤4ついては、周辺制御基板162は液晶表示ユニット150による画像の表示や、各種LED基板(符号省略)による発光動作、可動体駆動部モータ126による可動体124の作動を制御している。ただし、周辺制御基板162は主制御基板80から指令信号を受け取る一方であり、その逆は行われない。
次に、主制御基板80のCPU218により実行される基本的な制御処理の例について説明する。
図21は、メイン処理(電源投入により実行される処理)の一例を示している。主電源スイッチ52aのON操作によりパチンコ機1に電力の供給が開始されると、主制御基板80のCPU218は電源投入時処理を実行する(ステップS100)。この電源投入時処理では、CPU218は内蔵のレジスタを初期化するとともに、RAM222のチェックデータ(予め固定された値)が正常であるか否か、前回の停電時にバックアップされたサムデータが正常であるか否か等を判断する。
図22は、電源断時処理の一例を示している。電源断時処理では、CPU218は最初に割込禁止設定(ステップS402)を行い、INT端子への入力を無視する。この他に、CPU218は各種レジスタの内容をRAM222のレジスタ退避領域に退避させ、同じくスタックポインタを退避させる。次回の電源投入によって実行される電源投入時処理では、これら退避された内容にもとづいてレジスタ内容が復元される。またCPU110は出力ポートのクリア処理を行い、これによって各出力ポートをOFFの状態にする。これにより、停電予告信号の入力後において遊技の進行状態に変化が生じることはなくなる。
図23は、タイマ割込処理の一例を示している。主制御基板80のCPU218では、一例として4ms毎にタイマ割込が発生してタイマ割込処理が実行される。タイマ割込処理では、先ずCPU218はレジスタを退避した後(ステップS1000)、以下の処理(ステップS1100〜ステップS2000)を実行する。そして最後にレジスタを復帰して(ステップS2100)、電源投入処理のループに戻る。
2 外枠
3 本体枠
4 遊技盤
4a 遊技板
4f 開口部
5 前面枠
12 遊技領域
18 発射ハンドル
44 賞球装置
46 発射モータ
50 発射制御基板
58 払出制御基板
63 枠装飾中継端子板
66 センター装飾体
68 上始動口
70 下始動口
72 大入賞口
80 主制御基板
82 主制御基板ボックス
100 背面取付ユニット
101 配線フック
120 光拡散透過板
121 散光装飾部
122 表示周縁部材
124 可動体
150 液晶表示ユニット
151 パネル中継端子板
156 ランプ駆動基板
158 基板ケース
158a ヒンジ
162 周辺制御基板
162a 周辺制御基板ボックス
162b ヒンジ部
Claims (3)
- 枠体に着脱可能に支持され、遊技球が流下する遊技領域が形成された遊技板と、
前記遊技領域を遊技球が流下することにより進行可能とされる遊技にかかる制御を行う第1の制御装置と、
前記第1の制御装置からの指令に基づいて演出パターンを決定する第2の制御装置と、
遊技者側から見たときに前記遊技板における遊技球の流下面よりも奥まった位置にて前記遊技領域と大部分が重ならないように表示画面を有し、この表示画面においては前記第2の制御装置により決定された演出パターンに応じた図柄演出が行われる表示装置と、
前記表示装置の表示画面との間に所定間隔をもって位置し、該表示画面を遊技者側から視認可能とするべく透過性を有する透過性板部材と、
前記透過性板部材に対して前記表示装置の表示画面が設けられる奥側にて、その表示画面の周縁に設けられた装飾部材と
を備え、
前記装飾部材は、
前記表示装置の表示画面から前記透過性板部材の設けられる手前側に向かって幅広となる形状を有するとともに、該形状が持たせられている部分には、前記透過性板部材に向けて光を反射可能な反射面が形成されてなり、
前記透過性板部材は、
前記表示装置と前記装飾部材とが設けられる奥側からの光を散光させる散光装飾部がその縁部にて形成されてなり、当該透過性板部材の正面から遊技者に視認されるときには、前記装飾部材における前記幅広となる形状を持たせられた反射面からの光が、該散光装飾部が形成されている縁部における光の拡散により装飾散光として視認可能とされるのに対し、当該透過性板部材の正面とは異なる特定方向から遊技者に視認されるときには、前記装飾部材における前記幅広となる形状を持たせられた反射面からの光が、該散光装飾部が形成されておらず透過性を有した部分を通った光として視認可能とされるように配設されてなる
ことを特徴とする遊技機。 - 前記表示装置は、液晶表示装置として設けられてなる
請求項1に記載の遊技機。 - 前記遊技領域には始動口が設けられており、
前記第1の制御装置は、
前記始動口に遊技球が入球されることに基づいて遊技の進行を制御する
請求項1または2に記載の遊技機。
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