JP4915970B2 - 電気自動車用充電スタンド - Google Patents

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本発明は、自動車専用道路のサービスエリアや商業施設の駐車場、あるいは集合住宅の駐車場などに設置される電気自動車用充電スタンドに関する。
近年、二酸化炭素の排出量や石油(ガソリンや軽油など)の消費量を削減することができて地球環境に優しい自動車として、内燃機関(ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなど)と電動機(モータ)を併用して走行するハイブリッド自動車や電動機のみで走行する電気自動車が注目を集めている。また、ハイブリッド自動車の形態として、現在は走行中に二次電池を充電するものが主流であるが、商用交流電源(AC100ボルト又は200ボルト)を用いて駐車中に二次電池を充電し、初めに電動機で走行するとともに二次電池の残容量が低下したら内燃機関で走行するものも近く市販される予定である。なお、後者の形態の自動車はプラグインハイブリッド自動車と呼ばれている。
ところで、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車(以下では、これら2種類の自動車を合わせて「電気自動車」と呼ぶ。)が普及するためには、二次電池を充電するためのインフラを整備する必要がある。具体的には、自動車専用道路のサービスエリアや商業施設の駐車場、あるいは集合住宅の駐車場などの公共の場(パブリック・スペース)に不特定多数の人が利用可能な電源(コンセント)を多数設置しなければならない。ここで、屋外にコンセントを設置するものとして、下部が地中に埋設されたポール内にコンセントを配設し、住戸内(屋内)の住宅用分電盤から分岐された給電線を前記コンセントに接続してなるコンセント装置(電源ポールとも呼ばれる。)が従来より提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されている電源ポールは、円筒状のポールの上部に扉付きのケーシングが取り付けられ、2つのコンセントがケーシング内に収納されて構成されており、ケーシングの扉を開いた状態でケーシング内のコンセントに電源プラグが差込接続されるものである。なお、この電源ポールにおいては、2つのコンセントが取付枠に取り付けられ、ケーシングを構成するボディとカバーのうちのカバーに前記取付枠が固定されている。
特開平10−223339号公報
ところで、プラグ並びにコンセントには極数と極配置が異なる複数の種類があり、国や地域によって使用されるプラグ及びコンセントの種類が異なっている。例えば、日本や米国で使用される平角平行栓刃を用いたAタイプと呼ばれるもの(図13(a),(b)参照)、英国で使用されるBSタイプと呼ばれるもの(図13(c)〜(e)参照)、オーストラリアで使用されるOタイプと呼ばれるもの(図13(f),(g)参照)などがある。
つまり、電気自動車用充電スタンドにおいては、設置される国や地域で使用されているプラグに対応したコンセントを装備する必要がある。ところが、特許文献1に記載されている電源ポールの構造では、ボディとカバーを分解しなければケーシング内に収納されるコンセントを交換することができず、コンセントの交換作業に多大な手間と時間を要する虞があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、コンセントの交換作業に要する手間と時間を減らすことができる電気自動車用充電スタンドを提供することにある。
上記課題を解決するために第1の発明は、電気自動車を充電するための電源ケーブルのプラグが挿抜自在に差込接続されるコンセントと、電気自動車を駐車する地面に立設されて前記コンセントを内部に収納するスタンド本体とを備え、当該スタンド本体前面には前記コンセントの差込口を前面側に臨ませる開口窓が設けられるとともに、前記コンセントが固定される板状のコンセントパネルが前記開口窓の奥側に設けられ、前記コンセントは、前面に前記差込口が設けられるとともに電線が接続される端子部が後端側に設けられた絶縁性の器体と、当該器体の外周面より突出する板状のフランジ部とを有し、前記コンセントパネルに設けられた取付孔に前記器体の後端部が前方より挿通され、前記取付孔を前方から塞ぐように前記フランジ部が前記コンセントパネルに取り付けられてなり、前記フランジ部は、前記取付孔の周縁部分に係合する係合片と、取付ねじが挿通されるねじ挿通孔とが設けられ、前記コンセントパネルは、前記ねじ挿通孔に挿通された前記取付ねじが螺合するねじ孔が設けられたことを特徴とする。
の発明は、第1の発明において、前記コンセントパネルの背面側に空間が形成され、前記コンセントの端子部と接続される前記電線の余長分が前記空間に収納されることを特徴とする。
本発明によれば、コンセントの交換作業に要する手間と時間を減らすことができる。しかも、フランジ部の一端側に設けた係合片を取付孔の周縁部分に係合した状態で、フランジ部の他端側のねじ挿通孔に挿通した取付ねじをコンセントパネルのねじ孔に螺合することができるため、フランジ部の両端部分をねじ止めする場合に比べてフランジ部の取付作業が容易になる。
本発明の実施形態におけるコンセントユニットを示し、前方から見た分解斜視図である。 同上の正面図である。 同上を示し、図1のX−X’線断面矢視図である。 同上を示し、図1のY−Y’線断面矢視図である。 同上の前方から見た外観斜視図である。 同上の右側面図である。 同上の背面図である。 同上の底面図である。 同上におけるコンセントユニットを示し、後方から見た斜視図である。 同上の一部省略した前方から見た分解斜視図である。 同上の一部省略した後方から見た分解斜視図である。 同上の背板を外した状態の一部省略した背面図である。 (a)〜(g)はコンセントの種類を説明するための説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
本実施形態の電気自動車用充電スタンドは、図2並びに図3に示すように電気自動車を駐車する地面に立設されるスタンド本体1と、電気自動車を充電するための電源ケーブル(以下、充電ケーブルと呼ぶ。)100のプラグ110が差込口20aに挿抜自在に差込接続されるコンセント20とを備えている。
スタンド本体1は、長尺の矩形板状に形成された3枚の金属板(左側板2,右側板3,背板4)を組み立てることで前面並びに天面、底面がそれぞれ開口した角筒状に形成され、扁平な箱形のカバー5によって天面の開口が閉塞されている。左側板2並びに右側板3の内側面には、矩形板状の金属板からなり左右方向(水平方向)の略中央部が上下方向(鉛直方向)に沿って階段状に折曲された取付板6が背板4と並行するようにして取着されている(図3及び図4参照)。すなわち、スタンド本体1の内部が取付板6によって前後に区分けされており、後述するコンセントユニット10が取付板6の前方の空間に収納され、後述する漏電遮断器200や給電用の電源ケーブル(図示せず)が取付板6の後方の空間に収納(配線)される。なお、取付板6にはコンセントユニット10や漏電遮断器200を取り付けるための複数のねじ孔6aが上下方向及び左右方向に沿って等間隔に貫設されている。
また、スタンド本体1前面における最上部及び最下部には矩形板状の上パネル7A及び下パネル7Bが取り付けられている。そして、スタンド本体1内において上パネル7Aの下端から下パネル7Bの上端までの前方空間に、コンセントユニット10をそれぞれ収納するための4つの収納空所8が上下方向に並設されている。
コンセントユニット10は、図1に示すように前面に開口窓11aを有する箱形の筐体11と、筐体11内に保持されるコンセントブロック12と、開口窓11aを塞ぐ閉位置(図5参照)と開口窓11aを開放する開位置の間で水平方向に回動自在である扉13と、筐体11の上部に被せられた合成樹脂材料製のユニットカバー16とを具備している。筐体11は、図9に示すように背板11bの左右方向略中央部が上下方向(鉛直方向)に沿って階段状に折曲されており、開口窓11aから背板11bまでの奥行きが大きい側(左側)の隅にコンセントブロック12が配設されている。ここで、コンセントブロック12は、筐体11内に設けられたコンセントパネル21に着脱自在に取り付けられる。コンセントパネル21は略六角形形状に形成されており、上端に対して下端が後方に位置するとともに左端に対して右端が後方に位置するように、筐体11内における左側の隅に取り付けられている。また、コンセントパネル21には矩形の取付孔21aが設けられている。
コンセントブロック12は、コンセント20とコンセント20に取り付けられるフランジ部24とを有している。コンセント20は従来周知の構造を有するものであって、絶縁性を有する合成樹脂により矩形箱状に形成された器体20b前面に差込口20aが設けられ、差込口20aから差し込まれるプラグ110の刃を受ける刃受(図示せず)や刃受を外部の電線と接続するための端子部(図示せず)が器体20b内に収納されている。なお、器体20bの背面に電線挿入孔(図示せず)が設けられ、電線挿入孔から挿入される電線300が器体20b内の後端側に配設されている端子部に接続される。
フランジ部24は、中央に矩形の嵌合窓24aが開口した矩形枠状に形成され、コンセント20の器体20b前端部が後方から嵌合窓24aに嵌合されて器体20bに取り付けられる。ただし、フランジ部24がコンセント20の器体20bと合成樹脂成形品として一体に構成されていても構わない。フランジ部24の長手方向の一端側には、取付孔21aの周縁部分に係合する係合片24bが設けられている。またフランジ部24の長手方向の他端側には半円盤状の突部24cが突設され、取付ねじ25が挿通されるねじ挿通孔24dが突部24cに貫設されている。
而して、図1に示すように器体20bにフランジ部24が取り付けられたコンセント20の端子部に電線300を接続した後、フランジ部24の係合片24bをコンセントパネル21における取付孔21aの周縁部分に係合させてから、器体20bの後端部をコンセントパネル21の取付孔21aに挿通する。そして、フランジ部24のねじ挿通孔24dに挿通した取付ねじ25をコンセントパネル21のねじ孔21bに螺合すれば、取付孔21aを前方から塞ぐようにフランジ部24(コンセントブロック12)がコンセントパネル21に取り付けられる。
ここで、コンセントパネル21は、上端に対して下端が後方に位置するとともに左端に対して右端が後方に位置するように筐体11内に取り付けられているので、コンセントパネル21に取り付けられたコンセント20は、差込口20aに対するプラグ110の挿抜方向が水平方向及び鉛直方向において開口窓11aと斜めに交差する、言い換えると差込口20aの向き(コンセント20前面の法線方向)が開口窓11aの向き(開口窓11aの開口面の法線方向)に対して右斜め下方向に傾くように配設されることになる(図2参照)。
また、図9に示すように筐体11の背面には端子台22が取り付けられている。この端子台22は、一方の接続端子が背板11bを貫通する貫通孔(図示せず)を通してコンセント20の端子部と接続される(実際には、後述するインターロック装置23を介して接続される)とともに、後述するように漏電遮断器200の2次側端子に接続された電線が他方の接続端子に接続される。つまり、コンセント20が筐体11の内壁面とコンセントパネル21に囲まれた空間に収納されるので、筐体11の外側に端子台22を取り付け、端子台22を介してコンセント20の端子部と外部の電線300を接続することで接続作業が容易になるものである。
扉13は扁平な矩形箱状に形成されており、図1に示すように上下一対のヒンジ部14によって左側端部が筐体11の前面側左端部に軸支されている。また、扉13の背面側にはロック装置15が取着されており、扉13の前面にロック装置15の鍵孔部15aが露出している(図2参照)。なお、扉13の下端部分が水平方向に切り欠かれており、扉13が閉位置にあるときに扉13の下端と筐体11の前面側下端との間から充電ケーブル100を引き出すための隙間(引出口)が空くようになっている(図2参照)。
また、コンセントユニット10にはインターロック装置23が設けられており、このインターロック装置23によって、扉13が閉位置にないときはコンセント20への通電がオフされ、扉13が閉位置にあるときにだけコンセント20への通電がオンされるようになっている。このようなインターロック装置23は従来周知であって、水平方向に回動する扉13の背面に設けられているコ字形の駆動片13aによって押駆動されるアクチュエータ23aを有しており、扉13が閉位置にあるときにアクチュエータ23aが駆動片13aに押駆動されてコンセント20への給電路を閉成し、扉13が閉位置にないときはアクチュエータ23aが駆動片13aに押駆動されないことでコンセント20への給電路を開成している。
上述のように構成されるコンセントユニット10は、前面側からスタンド本体1内の収納空所8内に収納され、取付板6に対して筐体11がねじ止めされることでスタンド本体1に固定される。上述したようにスタンド本体1内には同一寸法の4つの収納空所8が上下方向に並設されており、これら4つの収納空所8の何れにもコンセントユニット10を収納することができる。ここで、取付板6には各収納空所8毎に矩形の窓孔6bが貫設されており、コンセントユニット10が収納空所8内に収納された状態で、筐体11の背面に取り付けられている端子台22が窓孔6bに挿通されて取付板6の後方空間(配線空間9)に露出する(図10〜図12参照)。但し、本実施形態では4つの収納空所8の全てにコンセントユニット10を収納した場合を例示しているが、必ずしも4つの収納空所8全てにコンセントユニット10を収納する必要は無く、少なくとも1つのコンセントユニット10を何れか1つの収納空所8に収納していればよい。
漏電遮断器200は、図3及び図12に示すように取付板6の前方に突出している側(図12では左側)の背面に取り付けられて配線空間9に配置されている。この配線空間9には商用交流電源から交流電力を供給するための電力ケーブル(図示せず)がスタンド本体1底面のケーブル入線口1aより入線されて立ち上げ配線される(図8参照)。そして、配線空間9に配線された電力ケーブルが漏電遮断器200の1次側に接続されるとともに、漏電遮断器200の2次側が図示しない電線により端子台22の一方の接続端子に接続され、端子台22の他方の接続端子からインターロック装置23を介してコンセント20の端子部と接続される。なお、上述した配線作業はスタンド本体1の背板4を外すだけで容易に行うことができる。
次に、本実施形態の電気自動車用充電スタンドの使用手順について説明する。まず、扉13を開き、充電ケーブル100のプラグ110の接触子を差込口20aに差し込むことでコンセント20にプラグ110を差込接続する。このとき、差込口20aの向きが開口窓11aの向きに対して右斜め下方向に傾くように配設されているので、筐体11内においてプラグ110の挿抜に必要なスペース(空間)が十分に確保できてプラグ110の差込作業が容易に行える。さらに、雨天時においても開口窓11aを通して筐体11内に降り込む雨水が差込口20aにかかり難くい。ここで、コンセントユニット10を筐体11内で右側に寄せて配置し、差込口20aの向きが開口窓11aの向きに対して左斜め下方向に傾くようにコンセント20を配設しても同様の効果を奏する。ただし、本実施形態のように差込口20aが筐体11内の左側の位置から右斜め下方向に傾くようにコンセント20を配設する方が、一般的に多いと考えられる右利きの人にはプラグ110を差し込みやすくなるという利点がある。
プラグ110をコンセント20に差込接続した後に扉13を閉め、図示しない鍵を用いてロック装置15を施錠する。ここで、特許文献1に記載されている電源ポールのように、コンセントが収められているケーシングの開口に対してコンセントの差込口が水平方向においてほぼ正対している場合、コンセントにプラグを差込接続した電源ケーブルの引き出し位置とコンセントの差込口の位置とが水平方向においてほぼ同じ位置となる。そのため、複数のコンセントを鉛直方向で並設したときに、垂れ下がった電源ケーブルと下段のコンセントの差込口とが前方から見て重なってしまうため、下段のコンセントに別の電源ケーブルのプラグを差込接続する作業が困難になるという問題がある。これに対して本実施形態では、差込口20aの向きが開口窓11aの向きに対して右斜め下方向に傾くように各コンセント20がスタンド本体1内(コンセントユニット10内)に配設されているので、上段のコンセント20にプラグ110が差込接続されて開口窓11aから垂れ下がった充電ケーブル100と下段のコンセント20の差込口20aとが前方から見て重ならなず、下段のコンセント20に別の充電ケーブル100のプラグ110を差込接続する作業が容易になるものである。
さらに、図2に示すようにスタンド本体1の外周面(本実施形態では右側面)に複数(3つ)のケーブル保持具(保持体)40が取り付けられている。ケーブル保持具40は、図4及び図5に示すように帯板状の金属板を断面形状が略コ字形の樋状に曲げ加工してなり、長手方向を上下方向に合わせるとともに溝が後方を向くようにしてスタンド本体1の右側板3における上から2〜4段目の収納空所8の近傍にねじ止めされている。
而して、開口窓11a(引出口)を通してスタンド本体1の外(前方)に引き出された充電ケーブル100を溝に嵌め込むことでケーブル保持具40に保持させれば、上段のコンセント20にプラグ110が接続された充電ケーブル100が邪魔にならずに下段のコンセントユニット10の扉13を開閉することができる。また、充電ケーブル100が不用意に引っ張られた場合においてもケーブル保持具40が充電ケーブル100を保持していることでプラグ110にかかる張力を緩和し、コンセント20の差込口20aからプラグ110が抜けてしまうことを防止できる。ここで、3つのケーブル保持具40が上下方向に沿ってスタンド本体1の前後にずれた位置に配置されているため、ケーブル保持具40に保持された複数の充電ケーブル100が互いに邪魔にならないものである。さらに、本実施形態では、相対的に下方にあるケーブル保持具40が、相対的に上方にあるケーブル保持具40よりもスタンド本体1の前寄りの位置に配置されているため、相対的に下方にあるケーブル保持具40が、相対的に上方にあるケーブル保持具40に保持された充電ケーブル100よりもスタンド本体1の前寄りに位置することとなるので(図6参照)、相対的に下方にあるケーブル保持具40に充電ケーブル100を保持させる際、相対的に上方にあるケーブル保持具40に保持された充電ケーブル100が邪魔にならないという利点がある。
一方、電気自動車の充電が終了すれば、ロック装置15を解錠して扉13を開き、プラグ110をコンセント20の差込口20aから引き抜く。ここで、扉13が開いているときはインターロック装置23によってコンセント20への通電がオフされているため、プラグ110をコンセント20の差込口20aに抜き差しする際の感電事故を防ぐことができる。
最後に、コンセントパネル21に取り付けられているコンセント20を交換する手順について説明する。まず、扉13を開いた状態で開口窓11aからドライバを用いて取付ねじ25を取り外した後、フランジ部24の係合片24bと取付孔21aの周縁部分との係合を解除してコンセントブロック12を手前(開口窓11a側)へ引き出す。そして、コンセント20の端子部から電線300を取り外せば、コンセントブロック12を取り外すことができる。取り外したコンセントブロック12のフランジ部24を、交換する新しいコンセント20に付け替える。このコンセント20の端子部に電線300を接続した後、フランジ部24の係合片24bをコンセントパネル21における取付孔21aの周縁部分に係合させ、器体20bの後端部をコンセントパネル21の取付孔21aに挿通する。そして、取付ねじ25をコンセントパネル21のねじ孔21bに螺合することでコンセントブロック12をコンセントパネル21に取り付けることができる。
上述のように本実施形態では、スタンド本体1からコンセントユニット10を取り外さずに開口窓11aを通してコンセント20を交換することができるから、ケーシングを分解しなければコンセントが交換できない特許文献1記載の従来例と比較して、コンセント20の交換作業に要する手間と時間を減らすことができる。しかも、本実施形態ではフランジ部24の一端側に設けた係合片24bを取付孔21aの周縁部分に係合した状態で、フランジ部24の他端側のねじ挿通孔24dに挿通した取付ねじ25をコンセントパネル21のねじ孔21bに螺合することができる。このため、フランジ部24の両端部分をねじ止めする場合に比べてフランジ部24の取付作業が容易になるという利点がある。
ここで、本実施形態のコンセントユニット10においては、筐体11の内壁面とコンセントパネル21に囲まれた空間が形成されているため、コンセント20の端子部に接続される電線300の余長分を当該空間に収納することができる。その結果、図1に示すように電線300の余長分を取付孔21aから引き出せば、コンセント20の端子部と電線300との接続(結線)作業が容易に行えるものである。
10 コンセントユニット
11 筐体
12 コンセントブロック
20 コンセント
20a 差込口
20b 器体
21 コンセントパネル
21a 取付孔
24 フランジ部

Claims (2)

  1. 電気自動車を充電するための電源ケーブルのプラグが挿抜自在に差込接続されるコンセントと、電気自動車を駐車する地面に立設されて前記コンセントを内部に収納するスタンド本体とを備え、当該スタンド本体前面には前記コンセントの差込口を前面側に臨ませる開口窓が設けられるとともに、前記コンセントが固定される板状のコンセントパネルが前記開口窓の奥側に設けられ、前記コンセントは、前面に前記差込口が設けられるとともに電線が接続される端子部が後端側に設けられた絶縁性の器体と、当該器体の外周面より突出する板状のフランジ部とを有し、前記コンセントパネルに設けられた取付孔に前記器体の後端部が前方より挿通され、前記取付孔を前方から塞ぐように前記フランジ部が前記コンセントパネルに取り付けられてなり、前記フランジ部は、前記取付孔の周縁部分に係合する係合片と、取付ねじが挿通されるねじ挿通孔とが設けられ、前記コンセントパネルは、前記ねじ挿通孔に挿通された前記取付ねじが螺合するねじ孔が設けられたことを特徴とする電気自動車用充電スタンド。
  2. 前記コンセントパネルの背面側に空間が形成され、前記コンセントの端子部と接続される前記電線の余長分が前記空間に収納されることを特徴とする請求項1記載の電気自動車用充電スタンド
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