JP5507891B2 - 電気自動車用充電スタンド - Google Patents

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Description

本発明は、自動車専用道路のサービスエリアや商業施設の駐車場、あるいは集合住宅の駐車場などに設置される電気自動車用充電スタンドに関するものである。
近年、二酸化炭素の排出量や石油(ガソリンや軽油など)の消費量を削減することができて地球環境に優しい自動車として、内燃機関(ガソリンエンジンやディーゼルエンジンなど)と電動機(モータ)を併用して走行するハイブリッド自動車や電動機のみで走行する電気自動車が注目を集めている。また、ハイブリッド自動車の形態として、現在は走行中に二次電池を充電するものが主流であるが、家庭用の交流電源(商用交流電源)を用いて駐車中に二次電池を充電し、初めに電動機で走行するとともに二次電池の残容量が低下したら内燃機関で走行するものも近く市販される予定である。尚、後者の形態の自動車はプラグインハイブリッド自動車と呼ばれている。
ところで、電気自動車やプラグインハイブリッド自動車(以下では、これら2種類の自動車を合わせて「電気自動車」と呼ぶ。)が普及するためには、二次電池を充電するためのインフラを整備する必要がある。具体的には、自動車専用道路のサービスエリアや商業施設の駐車場、あるいは集合住宅の駐車場などの公共の場(パブリック・スペース)に不特定多数の人が利用可能な電源(コンセント)を多数設置しなければならない。ここで、屋外にコンセントを設置するものとして、下部が地中に埋設されたポール内にコンセントを配設し、住戸内(屋内)の住宅用分電盤から分岐された給電線を前記コンセントに接続してなるコンセント装置(電源ポールとも呼ばれる。)が従来より提供されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されている電源ポールは、円筒状のポールの上部に扉付きのケーシングが取り付けられ、2つのコンセントがケーシング内に収納されて構成されており、ケーシングの扉を開いた状態でケーシング内のコンセントに電源プラグが差込接続されるものである。
特開平10−223339号公報
ところで、特許文献1に記載されている電源ポールを電気自動車用充電スタンドに利用した場合、コンセントがケーシング内の奥まった位置に配設されているため、充電ケーブルの電源プラグをコンセントの差込口に差し込み難く、電源プラグの差込不良が生じる虞があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、コンセントに電源プラグを差込接続する際の作業性を向上し且つ電源プラグの差込不良の発生が防止できる電気自動車用充電スタンドを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、内部に収納空所を有して電気自動車を駐車する地面に立設される筒状のスタンド本体と、電気自動車を充電するための充電ケーブルの電源プラグが差込口に挿抜自在に差込接続されるコンセントと、差込口が収納空所内に収まっている収納位置と差込口が収納空所からスタンド本体の外に突出している突出位置との間でスタンド本体に対してコンセントを移動自在とする移動機構と、収納空所の下部を開閉自在に閉塞する扉とを備え、移動機構は、コンセントが取り付けられたコンセントパネルを回動自在に支持し、且つ収納位置における差込口の向きが水平方向よりも鉛直下向きとなるようにコンセントを移動させるように構成され、コンセントパネルは、収納位置において収納空所の上部を塞ぐように構成されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、移動機構によりコンセントを突出位置に移動すれば、コンセントの差込口が収納空所からスタンド本体の外へ突出するため、コンセントの差込口が収納空所内にある場合と比較して、コンセントに電源プラグを差込接続する際の作業性を向上し且つ電源プラグの差込不良の発生が防止でき、さらに、スタンド本体内に雨水が浸入した場合に差込口からコンセントの内部への浸水を防ぐことができる。
請求項の発明は、請求項の発明において、突出位置におけるコンセントへの通電をオフする通電切替手段を備えたことを特徴とする。
請求項の発明によれば、電源プラグをコンセントに接続する際の感電事故を防ぐことができる。
請求項の発明は、請求項の発明において、記通電切替手段は、扉が閉じて収納空間を収納空所を閉塞しているときにコンセントへの通電をオンすることを特徴とする。
請求項の発明によれば、感電事故がより確実に防止できる。
請求項の発明は、請求項1〜の何れか1項の発明において、コンセントを保持する筐体に移動機構が設けられた複数のコンセントユニットを備え、これら複数のコンセントユニットがスタンド本体の各収納空所内にそれぞれ着脱自在に収納されてなることを特徴とする。
請求項の発明によれば、コンセントと移動機構を筐体に取り付けてモジュール化したコンセントユニットを、スタンド本体の各収納空所内にそれぞれ着脱自在に収納しているので、コンセントの個数や位置を設置場所において自由に選択・変更することができて設置作業やメンテナンス作業が容易に行える。
本発明によれば、コンセントに電源プラグを差込接続する際の作業性を向上し且つ電源プラグの差込不良の発生が防止できる。
本発明の実施形態1を示し、(a)は扉が閉じ且つコンセントブロックが収納位置にある状態の正面図、(b)は扉が開き且つコンセントブロックが突出位置にある状態の正面図である。 同上の背板並びに最上部のコンセントブロック以外のコンセントブロックを外した状態の背面図である。 同上におけるコンセントユニットを示し、(a)は扉が閉じ且つコンセントブロックが収納位置にある状態の斜視図、(b)は扉が開き且つコンセントブロックが突出位置にある状態の斜視図である。 同上の一部省略した左側断面図である。 同上の扉が開き且つコンセントブロックが突出位置にある状態を示す一部省略した斜視図である。 同上の扉が閉じ且つコンセントブロックが収納位置にある状態を示す一部省略した斜視図である。 (a)は同上の使用状態を説明するための平面図、(b)は従来例の使用状態を説明するための平面図である。 本発明の実施形態2を示し、(a)はボックス扉並びにコンセントユニットの扉が閉じ且つコンセントブロックが収納位置にある状態の正面図、(b)はボックス扉並びにコンセントユニットの扉が開き且つコンセントブロックが突出位置にある状態の正面図である。 同上におけるボックスユニットのボックス扉が開いた状態の斜視図である。 同上のボックス扉並びにコンセントユニットの扉が閉じ且つコンセントブロックが収納位置にある状態を示す一部省略した斜視図である。 同上のボックス扉並びにコンセントユニットの扉が開き且つコンセントブロックが突出位置にある状態を示す一部省略した斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(実施形態1)
本実施形態の電気自動車用充電スタンドは、図1並びに図2に示すように内部に収納空所8を有して電気自動車を駐車する地面に立設される筒状のスタンド本体1と、電気自動車EVを充電するための充電ケーブル100(図7参照)の電源プラグ(図示せず)が差込口20aに挿抜自在に差込接続されるコンセント20と、差込口20aが収納空所8内に収まっている収納位置と差込口20aが収納空所8からスタンド本体1の外に突出している突出位置との間でスタンド本体1に対してコンセント20を移動自在とする移動機構とを備えている。
スタンド本体1は、長尺の矩形板状に形成された3枚の金属板(左側板2,右側板3,背板4)を組み立てることで前面並びに天面、底面がそれぞれ開口した角筒状に形成されている。また、スタンド本体1の最上部には円環状の蛍光ランプFL(図3参照)が配設されており、アクリル樹脂などの透光性材料からなるランプカバー5がスタンド本体1の天面に取着されて蛍光ランプFLを覆っている。尚、蛍光ランプFLはスタンド本体1内に収納される点灯回路(図示せず)により、時刻あるいは周囲の明るさに応じて自動的に点灯・消灯する。
左側板2並びに右側板3の内側面には、幅細の矩形板状に形成された取付板6,6が上下方向に沿い且つ左右方向に突出するようにして形成されている(図2参照)。そして、取付板6,6には、後述するようにコンセントユニット10を取り付けるための複数のねじ孔6aが上下方向に沿って等間隔に貫設されている。
また、スタンド本体1前面における最上部並びに最下部には、矩形板状の上パネル7A並びに下パネル7Bが取り付けられている。そして、スタンド本体1内において上パネル7Aの下端から下パネル7Bの上端までの空間に、4つの収納空所8が縦方向に並設されている。
コンセントユニット10は、図3に示すように前面並びに上部背面と天面及び底面が開口する角筒状に形成された筐体11と、筐体11内の上部に保持されるコンセントブロック12と、筐体11の下部前面を回動自在に閉塞する扉13とを具備している。コンセントブロック12は、コンセント20を保持する保持体21と、保持体21の前面側に設けられる扁平な矩形箱状のコンセントパネル22とを具備している。保持体21は、図3(b)並びに図4に示すように略台形状に形成された左右一対の側板21a,21bと、両側板21a,21bの下端縁を連結する矩形平板状の底板21cとが一体に形成されている。そして、底板21cの上面にコンセント20が取り付けられ、底板21cに貫設されている貫通孔21dを通してコンセント20の差込口20aが底板21cの下面側に露出している(図3(b)参照)。尚、コンセント20は従来周知のものであって、差込口20aから差し込まれる電源プラグの接触子(栓刃)を受ける刃受(図示せず)や刃受を外部の電線と接続するための端子(図示せず)が絶縁材料製のケース(図示せず)に収納されて構成されている。
コンセントブロック12は、移動機構により、コンセント20の差込口20aが収納空所8内に収まっている収納位置(図3(a)参照)と、コンセント20の差込口20aが収納空所8からスタンド本体1の外に突出している突出位置(図3(b)参照)との間でスタンド本体1に対して移動自在となっている。具体的には、筐体11の両側面における上部前方に一対の軸板17,17が取着されており、各軸板17,17から左右方向に突出する回動軸(図示せず)がコンセントパネル22の側面上部に貫設されている軸受け孔(図示せず)に挿通されることでコンセントブロック12が筐体11に対して前後方向に回動自在に軸支されている。すなわち、本実施形態における移動機構は回動軸を有する軸板17,17で構成されている。尚、コンセントブロック12は、図示しないねじりコイルばねによって収納位置から突出位置に回動する向きへ弾性付勢されている。また、コンセントブロック12には、ねじりコイルばねのばね力に抗して収納位置を維持するためのプッシュラッチ(図示せず)と、コンセントブロック12が収納位置から突出位置に回動する速度を減速させるための減速機構(図示せず)が取り付けられている。
扉13は扁平な矩形箱状に形成されており、図3(b)に示すように上下一対のヒンジ部14,14によって右側端部が筐体11の前面下部に軸支されている。また、扉13の背面側には、硬貨を投入することで施錠可能となり且つ解錠すると施錠時に投入した硬貨が返却されるロック装置15が取着されており、扉13の前面にロック装置15の鍵孔部15aが露出している。さらに、扉13の背面側下部と筐体11の内側面下部とがアーム機構16によって連結されており、このアーム機構16により扉13の回動範囲が規制されるとともに扉13が開位置(図3(b)に示す位置。以下同じ。)で保持される。尚、扉13が閉位置(図3(a)に示す位置。以下同じ。)にあるとき、扉13の下端と筐体11の下端との間に充電ケーブル100を通すための隙間が空くようになっている。
また、コンセントユニット10にはインターロック装置(図示せず)が設けられており、このインターロック装置によって、コンセントブロック12が突出位置にあるときはコンセント20への通電がオフされ、コンセントブロック12が収納位置にあるときにだけコンセント20への通電がオンされるようになっている。このようなインターロック装置は従来周知であって、前後方向に回動するコンセントパネル22によって駆動されるアクチュエータを有しており、コンセントブロック12が収納位置にあるときにアクチュエータがコンセントパネル22に駆動されてコンセント20への給電路を閉成し、コンセントブロック12が突出位置にあるときはアクチュエータがコンセントパネル22に駆動されないことでコンセント20への給電路を開成している。但し、コンセントパネル22の代わりに扉13によってアクチュエータを駆動し、コンセントブロック12が収納位置にあっても扉13が閉じられないとコンセント20に通電されないようにして安全性をさらに向上することも可能である。
上述のように構成されるコンセントユニット10は、前面側からスタンド本体1内の収納空所8内に収納され、一対の取付板6,6に対して筐体11がねじ止めされることでスタンド本体1に対して固定される。上述したようにスタンド本体1内には同一寸法の4つの収納空所8が上下方向に並設されており、これら4つの収納空所8の何れにもコンセントユニット10を収納することができる。ここで、取付板6,6に取り付けられたコンセントユニット10の筐体11とスタンド本体1の背板4との間には外部から引き込まれる複数の電源ケーブル(図示せず)を左右方向に並べて配線するための配線スペースが設けられている(図4参照)。また、筐体11の背面上部と背板4との間にそれぞれブレーカBRが設置され、配線スペースに配線された電源ケーブルがブレーカBRの1次側に接続されるとともに、ブレーカBRの2次側が図示しない電線によりインターロック装置を介してコンセント20と接続されている。
次に、本実施形態の電気自動車用充電スタンドの使用手順について説明する。まず、扉13を開いてからコンセントパネル22の前面を押すと、プッシュラッチのラッチが外れてコンセントブロック12が収納位置から突出位置まで回動(移動)する(図5参照)。尚、コンセントパネル22の下端部には、前後方向において扉13の上端部と重なる規制片22aが下向きに突設されており、扉13が閉まっている状態でプッシュラッチのラッチが外れても規制片22aが扉13に当接することでコンセントブロック12が回動しないようになっている。そして、充電ケーブル100の電源プラグの接触子を差込口20aに差し込むことでコンセント20に充電ケーブル100を接続する。このとき、コンセント20の差込口20aがスタンド本体1の前面よりも前方へ突出しているので、電源プラグを差込口20aに差し込む作業が容易に行えるものである。しかも、スタンド本体1前面より前方へ突出したコンセント20の差込口20aが水平面よりも下を向いているため、雨天時に差込口20aに雨水が掛かるのを防ぐことができるものである。
電源プラグをコンセント20に接続した後、コンセントパネル22の前面を押してコンセントブロック12を突出位置から収納位置まで回動させるとともにプッシュラッチをラッチさせてコンセントブロック12を収納位置に固定する。続いて、ロック装置15に硬貨を投入してから扉13を閉め、図示しない鍵を用いてロック装置15を施錠する。このとき、充電ケーブル100は閉めた扉13の下端と、下側の収納空所8に収納されている別のコンセントユニット10のコンセントパネル22の上端との間に形成されている隙間を通してスタンド本体1の外に引き出される。
一方、電気自動車の充電が終了すれば、ロック装置15を解錠して扉13を開き、コンセントブロック12を収納位置から突出位置に回動した後、電源プラグをコンセント20の差込口20aから引き抜く。ここで、コンセントブロック12が突出位置にあるときはインターロック装置によってコンセント20への通電がオフされているため、電源プラグをコンセント20の差込口20aに抜き差しする際の感電事故を防ぐことができる。
電源プラグをコンセント20から引き抜いた後、コンセントパネル22の前面を押してコンセントブロック12を突出位置から収納位置まで回動させるとともにプッシュラッチをラッチさせてコンセントブロック12を収納位置に固定する。続いて、ロック装置15から返却された硬貨を回収してから扉13を閉める(図6参照)。
図7(a)は本実施形態の電気自動車用充電スタンドを駐車場に設置した状態を模式的に示した平面図であり、図7(b)は特許文献1に記載されている電源ポール200,200を同じ駐車場に設置したときの平面図である。図7(b)に示すように、従来の電源ポール200はケーシング内に2つのコンセントしか有していないため、電気自動車EVを駐車する2台分のスペース毎に1台ずつ設置されなければならず、しかも、2台の電気自動車EVを同時に充電するためにはケーシングの扉を開いたままにしておかなければならない。そのため、電気自動車EVの所有者が充電中に駐車場から離れた場合、充電ケーブル100が持ち去られてしまったり、子供が悪戯でコンセント20から充電ケーブル100の電源プラグを引き抜いてしまうといった不具合の生じる虞がある。
これに対して本実施形態の電気自動車用充電スタンドでは、スタンド本体1内の4つの収納空所8にそれぞれコンセントユニット10を収納することで4つのコンセント20を設けることが可能であるから、図7(a)に示すように電気自動車EVを駐車する4台分のスペース毎に1台を設置すればよく、設置のためのコストが削減できるものである。さらに、コンセントユニット10における筐体11の前面下部が扉13によって個別に閉塞できるので、充電ケーブル100の盗難防止や悪戯防止などの安全性を確保しつつ複数台の電気自動車EVを同時に充電することが可能となる。尚、必ずしも全ての収納空所8にコンセントユニット10を収納しなければならないものではなく、例えば、2台分の駐車スペースしかない駐車場に設置される場合であれば4つの収納空所8のうちの2つの収納空所8のみにコンセントユニット10を収納すればよい。
上述のように本実施形態では、移動機構によりコンセント20(コンセントブロック12)を突出位置に移動(回動)すれば、コンセント20の差込口20aが収納空所8からスタンド本体1の外へ突出するため、コンセント20の差込口20aが収納空所8内にある場合と比較して差込口20aを容易に視認でき、その結果、コンセント20に電源プラグを差込接続する際の作業性を向上し且つ電源プラグの差込不良の発生が防止できるという利点がある。また、本実施形態における移動機構では、収納位置における差込口20aの向きが水平方向よりも鉛直下向きとなるようにコンセント20(コンセントブロック12)を移動(回動)させているため、スタンド本体1内に雨水が浸入した場合に差込口20aからコンセント20の内部への浸水を防ぐことができるという利点もある。
(実施形態2)
本実施形態は、スタンド本体1内の収納空所8のうちでコンセントユニット10を収納しない収納空所8にボックスユニット30を収納した点に特徴がある。但し、ボックスユニット30以外の構成については実施形態1と共通であるので、共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
ボックスユニット30は、図9に示すように前面が開口する縦長の矩形箱状に形成されたボックス本体31と、ボックス本体31の前面開口を開閉自在に閉塞するボックス扉32とを有している。ボックス本体31は金属板を加工して形成されており、天板並びに底板には前面開口と連通する上側凹部31a並びに下側凹部31bがそれぞれ形成され、背板にはスタンド本体1の取付板6,6にねじ止めするためのねじ挿通孔31cが貫設されている。尚、ボックス本体31の外形寸法はスタンド本体1内の2つの収納空所8を合わせた寸法とほぼ等しくなっている。
ボックス扉32は金属板を加工することで扁平な矩形箱状に形成されており、右側の端部が一対のヒンジ部33,33によってボックス本体31に枢着されている。また、ボックス扉32の左側上部には長円形状の係止片34aを有する錠前34が取り付けられており、ボックス扉32の前面側に露出する鍵孔34bに図示しない鍵を差し込んで係止片34aを回動させ、ボックス本体31の前面に設けられている係止部34dに係止片34aを係止させることでボックス本体31に対してボックス扉32を施錠することができる。
上述のように構成されるボックスユニット30は、コンセントユニット10と同様の手順でスタンド本体1内の2つの収納空所8に跨るようにして収納され、背板に貫設されているねじ挿通孔31bに挿通した取付ねじを取付板6,6のねじ孔6aに螺合することでスタンド本体1に固定される(図8参照)。また、図8に示すように使用しない収納空所8については、矩形平板状のブランクパネル40がスタンド本体1の前面に取り付けられることで目隠しされる。
ここで、ボックスユニット30には充電中の充電ケーブル100の余長分や充電ケーブル100が具備する充電制御装置(図示せず)などが収納される。充電制御装置とは、充電ケーブル100に漏電が生じたときに電路を遮断する機能等を実現するものであって、箱形のケース内に前記機能に対応した電子回路等が収納されている。尚、ボックスユニット30内に充電ケーブル100の余長分や充電制御装置を収納した状態でボックス扉32を閉じても、天板に形成されている上側凹部31aを通してコンセントユニット10のコンセント20に接続された充電ケーブル100をボックス本体31内に導入できるとともに、底板に形成されている下側凹部31bからボックス扉32の下端とブランクパネル40の上端との間の隙間を通して充電ケーブル100をボックスユニット30の外へ引き出すことができる(図8並びに図10,図11参照)。
1 スタンド本体
8 収納空所
12 コンセントブロック
20 コンセント
20a 差込口

Claims (4)

  1. 内部に収納空所を有して電気自動車を駐車する地面に立設される筒状のスタンド本体と、電気自動車を充電するための充電ケーブルの電源プラグが差込口に挿抜自在に差込接続されるコンセントと、差込口が収納空所内に収まっている収納位置と差込口が収納空所からスタンド本体の外に突出している突出位置との間でスタンド本体に対してコンセントを移動自在とする移動機構と、収納空所の下部を開閉自在に閉塞する扉とを備え、移動機構は、コンセントが取り付けられたコンセントパネルを回動自在に支持し、且つ収納位置における差込口の向きが水平方向よりも鉛直下向きとなるようにコンセントを移動させるように構成され、コンセントパネルは、収納位置において収納空所の上部を塞ぐように構成されることを特徴とする電気自動車用充電スタンド。
  2. 突出位置におけるコンセントへの通電をオフする通電切替手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気自動車用充電スタンド。
  3. 前記通電切替手段は、扉が閉じて収納空所を閉塞しているときにコンセントへの通電をオンすることを特徴とする請求項記載の電気自動車用充電スタンド。
  4. コンセントを保持する筐体に移動機構が設けられた複数のコンセントユニットを備え、これら複数のコンセントユニットがスタンド本体の各収納空所内にそれぞれ着脱自在に収納されてなることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電気自動車用充電スタンド
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