JP4914249B2 - 経時変化記録画像による動画構造、動画作成用画像データ構造および経時変化記録画像による動画作成方法 - Google Patents

経時変化記録画像による動画構造、動画作成用画像データ構造および経時変化記録画像による動画作成方法 Download PDF

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Description

本発明は経時変化記録画像による動画構造、動画作成用画像データ構造および経時変化記録画像による動画作成方法に係り、特に、観察対象の経時的変化を記録した複数の写真を基に、各写真間に存在する観察目的外の原因により生ずる差異が修整され、かつ円滑な動画を提供できる、経時変化記録画像による動画の作成方法等に関するものである。
眼底写真では、網膜で捉えた情報を大脳へ伝える視神経の出口である視神経乳頭、網膜、網膜の血管等が観察され、記録される。眼科において、各種眼科疾病の診断、治療、手術の基礎的資料として、眼底写真が広く用いられている。現在の状態について詳細な情報を写真すなわち静止画像として得られることに加え、特に、経時的に観察、撮影、保存された複数の眼底写真を過去から現在へと比較観察することによって、病態の進行、治癒の経過を容易に観察、比較検討できるものであるため、眼科では、眼底写真はまさに不可欠なものとなっている。
また眼底写真は、人体において、動脈および静脈を体外から直接観察してこれを記録することができる唯一のものであるため、健康診断にも広く用いられている。眼底検査では、血管を直接観察して、その血管の色や形、あるいは走行の仕方といった形状に関する情報を得、眼病、高血圧、糖尿病等の疾病の有無や病期の診断、治療に役立てることができる。また、眼底の血管は脳血管の一部が分岐したものであるため、脳内における血管の状態を推測することも可能である。
このように重要な眼底写真技術については従来、眼底カメラ、眼底画像処理装置やコンピュータプログラム、眼底写真診断システム、眼底写真のパノラマ化システム、眼底の立体表示・座標計測装置など、種々の技術的提案や改良がなされている。後掲特許文献はその一部である。
特開2002−269539号公報「画像処理装置、画像処理装置方法、及び画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、並びにこれを用いた診断支援システム」 特開2002−34925号公報「多方向から撮影した眼底画像の重合せによる眼底3次元パターンの復元法及び装置」 特開2006−246991号公報「情報処理装置および方法、並びにプログラム」 特開2000−166874号公報「眼底画像輝度補正方法、その装置及びそのプログラムを記録した記録媒体
さて、眼科における各種眼科疾病の診断、治療において、経時的に観察、撮影、保存された複数の眼底写真を時系列で比較観察できることは、上述の通り大いに有用であるが、個々の眼底写真画像を一々見るよりも、これらを時系列で編集して高速で切り替えることによって構成される動画とすれば、眼底の変化を時系列で、より簡単に、わかりやすく、かつダイナミックに観察、把握することができる。
しかし、眼底写真は撮影条件によって同一人物・同日時でも差異が生じるという問題がある。つまり、同じ被験者の眼底でも各回の撮影条件によって画像が全く違ってしまい、各画像間のずれが生じる。具体的には、撮影者の技量、被検者の状態、カメラのアングルの相違等である。また、屈折状態の変化、つまり、近視・遠視・乱視、角膜形状、さらには眼軸長によっても眼底像は変化する。したがって、時系列で撮影された一連の眼底写真を、動画作成ソフトウェア等を用いて単純に動画に編集しても混乱した映像となってしまい、期待する眼底変化の把握はかえって困難となる。
以上、眼底写真における従来技術の状況と問題を簡略に説明したが、時系列で観察、撮影された写真画像を動画化する際に、かかる問題が存在する例は、眼底写真には限らない。
したがって本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の状況を踏まえ、観察対象の経時的変化を記録した複数の写真を基に、各写真間に存在する観察目的外の原因により生ずる差異が適切に修整され、かつ円滑な動画を提供できる新規技術として、経時変化記録画像による動画、動画作成用画像データおよびその作成方法を提供することである。特に眼底写真において利用でき、さらにこれに限定されず他の分野においても応用できる、経時変化記録画像による動画構造、動画作成用画像データ構造および経時変化記録画像による動画作成方法を提供することである。
本願発明者は上記課題について検討した結果、動画作成ソフトウェアに供する前に、適宜の画像処理ソフトウェアを用いて、特定の一の写真において基準点を設定し、各写真をこれに合わせ、各写真間に存在する観察目的外の原因により生ずる差異を修整し、かつ各写真間に連続性を付与する処理を施すことによって上記課題の解決が可能であることを見出し、本発明に至った。すなわち、上記課題を解決するための手段として本願で特許請求される発明、もしくは少なくとも開示される発明は、以下の通りである。
〔1〕 電子計算機画像処理プログラムおよび動画作成プログラムによる処理を実行して、対象の経時変化を連続的に静止画記録した複数の経時変化記録画像により該対象の経時変化を動画化した動画を得る「経時変化記録画像による動画作成方法」であって、該方法は、(I)画像間差異修整過程、(II)画像間連続性付与過程、および(III)動画化過程からなり、
該画像間差異修整過程(I)は、電子計算機が、その読み込み手段により読み込まれた画像データを表示手段に表示しつつ、画像処理プログラムと協働して
(I−1)特定された一の画像において入力手段により設定された修整用基準点に、他の画像における対応点を重ねる処理をする
(I−)該基準点を中心として、両画像間における回転・歪み・拡大縮小などの差異を修整する処理をする
(I−3)修整した画像を記憶手段に記憶する処理をする
(I−4)上記(I−1)ないし(I−3)を必要枚数分繰り返す
各手順を経ることによって、動画化するための複数の画像間における差異が修整されてなる各画像を得る過程であり、
該画像間連続性付与過程(II)は、電子計算機が、画像処理プログラムと協働して
(II−1)時系列上隣接する二の画像間において、先の画像の不透明度100%と設定する処理をする
(II−2)後の画像の不透明度を、0%を超え100%未満とする変更処理をする
(II−3)先の画像と後の画像を統合処理して統合化画像を形成し、統合化画像を記憶手段に別途保存処理する
(II−4)上記(II−1)ないし(II−3)を必要枚数分繰り返して、後の画像の不透明度が相違する複数の統合化画像を形成、保存する
各手順を経ることによって、動画化した場合に先の画像のフェイドアウトと後の画像のフェイドインの映像変化が得られるよう各画像を処理して統合化画像を得る過程であり、
該動画化過程(III)は、電子計算機が、動画作成プログラムと協働して
(III−1)入力手段による設定入力に基づき、各統合化画像すなわち1コマの再生時間(以下、「画像再生時間」という。)を設定処理する
(III−2)上記(II)において動画用に作成された各統合化画像、不透明度を変化させた順に読み込み処理する
(III−3)読み込まれた各統合化画像タイムラインへ追加もしくは編集する処理をする
(III−)編集作成した動画を記憶手段に保存する
各手順を経ることによって、経時変化記録画像による動画を得る過程である
ことを特徴とする、経時変化記録画像による動画作成方法。
〔2〕 前記(I−1)中の「特定された一の画像」は、対象の経時変化を連続的に静止画記録した複数の経時変化記録画像のうち最先のものであることを特徴とする、〔1〕に記載の経時変化記録画像による動画作成方法。
〔3〕 前記(II−2)〜(II−3)中の後の画像における不透明度の変更処理、統合化画像の保存処理では、電子計算機は、前記後の画像における不透明度を等間隔に変化させた複数の画像に基づいて作成保存することを特徴とする、〔1〕または〔2〕に記載の経時変化記録画像による動画作成方法。
〔4〕 前記経時変化記録画像は眼底写真であることを特徴とする、〔1〕ないし〔3〕のいずれかに記載の経時変化記録画像による動画作成方法。
〔5〕 前記基準点には、黄斑部中心窩、網膜血管、または視神経乳頭血管のいずれかを用いることを特徴とする、〔4〕に記載の経時変化記録画像による動画作成方法。
〔6〕 〔1〕ないし〔5〕のいずれかの方法により作成され経時変化記録画像が内包する構造であるところの経時変化記録画像構造によって構成されている動画の内包する構造であることを特徴とする、動画構造。
〔7〕 〔1〕ないし〔5〕のいずれかに記載の「経時変化記録画像による動画作成方法」に用いることのできる「経時変化記録画像の動画化用画像データ」の内包する構造であるところの「動画化用画像データ構造」であって、該動画化用画像データ構造は、画像処理プログラムにより、特定した一の画像において設定された修整用基準点を基にして該画像との間における回転・歪み・拡大縮小などの差異が修整されており、かつ、すべての時系列上隣接する二の画像間において、先の画像の不透明度を100%とし、後の画像の不透明度を0%とし、さらに先の画像と、不透明度を0%を超え100%未満とする変更が加えられた後の画像とが統合されてなる一または複数の統合化画像が別途形成されてなることを特徴とする、経時変化記録画像の動画化用画像データ構造
本発明の経時変化記録画像による動画構造、動画作成用画像データ構造および経時変化記録画像による動画作成方法は上述のように構成されるため、これによれば、観察対象の経時的変化を記録した複数の写真を基に、各写真間に存在する観察目的外の原因により生ずる差異が適切に修整されて、円滑な動画を作成することができる。
また本発明は、眼底写真の動画化に適用する場合についていえば、眼底の変化とは異なる単なる撮影条件による差異や、屈折状態の変化による眼底像の変化を、画像処理ソフトウェアによって修整すること、さらに各画像における不透明度を変化させることで本来の眼底変化をよりわかりやすくし、さらに動画作成ソフトウェアにより動画化することで、経時的変化をよりダイナミックに把握することができるものである。
以下、本発明を図面も用いつつ、より詳細に説明する。
図1は、本発明の経時変化記録画像による動画作成方法を示すフロー図である。図示するように本発明方法は、画像間差異修整過程P1、画像間連続性付与過程P2、および動画化過程P3を備えて構成される。このうち前2過程は、電子計算機を用いて実行される適宜の画像処理プログラムによる各処理過程によって構成される。また最後の動画化過程P3は、電子計算機を用いて実行される適宜の動画作成プログラムによる各処理過程によって構成される。
まず、画像間差異修整過程P1は、動画作成用の複数の画像のうち特定された一の画像において修整用基準点が設定される処理過程P1−1(基準点設定処理過程)、設定された基準点に、他の画像における対応点が重ねられる処理過程P1−2(対応点重ね処理過程)、該基準点を中心として、両画像間における回転・歪み・拡大縮小などの差異が修整される処理過程P1−3(差異修整変形処理過程)、の各過程から構成される。ここで、処理過程P1−2とP1−3は必要枚数分繰り返される。なおこの繰り返しの処理過程を、処理過程P1−4(繰り返し処理過程)と把握してもよい。
以上、3つ(もしくは4つ)の処理過程P1−1等からなる本画像間差異修整過程P1では、これらの処理過程を経ることによって、動画化するための複数の画像間における差異が修整されてなる各画像が得られる。つまり、処理過程P1−1では、特定された一の画像を用いて修整用基準点が設定され、次いで処理過程P1−2では、設定された基準点に、他の画像における対応点が一致するようにして重ねられ、そして処理過程P1−3では、重ねられた基準点を中心として、両画像間における回転・歪み・拡大縮小などの差異が修整される。
ここで修整される「差異」は、本法により最終的に作成される動画がその表現目的とする対象の「経時変化」に係る差異ではなく、撮影条件等の観察・測定方法における誤差的な差異、もしくは雑音的な差異が主である。
修整用基準点が設定される処理過程P1−1中の「特定した一の画像」としては、対象の経時変化を連続的に静止画記録した複数の経時変化記録画像のうち最先のものをそれに充てることができる。また、そのようにすることが本発明の目的である動画作成の円滑な実施上、流れとして自然であり、さらに作業性、作業効率の点からも望ましい。
次に、画像間連続性付与過程P2は、時系列上隣接する二の画像間において、先の画像の不透明度が100%と設定される処理過程P2−1(先画像不透明度設定過程。これには、特別の処理を経なくてもかかる状態に準備がなされている場合も、広く含む。)、後の画像の不透明度を0%を超え100%未満とする変更が加えられる処理過程P2−2(不透明度変更処理過程)、先の画像と後の画像が統合されて形成される統合化画像が別途保存される処理過程P2−3(画像合成処理過程)、の各処理過程から構成される。
ここで、処理過程P2−1ないしP2−3は必要に応じて繰り返され、後の画像の不透明度が相違する複数の統合化画像が形成、保存される。なおこの繰り返しの処理過程を、処理過程P2−4(繰り返し処理過程)と把握してもよい。実施例に後述するように、むしろ処理過程P2−4における繰り返しはある程度多く行うこととして、それによって、後の画像の不透明度が段階的に相違する統合化画像を所定枚数作成、保存することが、本過程P2の目的である画像間連続性付与の効果を高める上で望ましい。
特に、(II−2)〜(II−3)中の後の画像における不透明度の変更・統合化画像の保存では、後の画像における不透明度を等間隔に変化させた複数の画像に基づいて作成保存することが望ましい。
たとえば、先の画像(以下、本段落および次段落において「先像」。)と後の画像(同様に「後像」。)の不透明度の組合せ「P−S」が、「100−20」、「100−40」、「100−60」、「100−80」である各統合化画像を新規作成すれば、先像のみの表示となる「100−0」、および、後像のみの表示となる「(100)−100」も合わせて、両像間には5段階の階調効果を有する統合化画像群が形成されることとなる。
より望ましくは、実施例に後述するように、前記不透明度の組合せ「P−S」が、「100−10」、「100−20」、「100−30」、・・・、「100−80」、「100−90」である各統合化画像を新規作成すれば、両像間には10段階の階調効果を有する統合化画像群が形成されることとなり、画像間連続性付与効果はさらに高まり、動画再生時の円滑性は一層高まる。もちろん、作業性、コスト、費用対効果等との兼ね合いにより、許容される限り、あるいはかかる事情の有無に関わりなく、さらに統合化画像形成枚数を増やすことは、何ら制限されない。
つまり画像間連続性付与過程P2は、典型的には、後の画像における不透明度を段階的に増加させることによってフェイドイン効果を具備した統合化画像群を形成する過程であるといえる。
以上、3つ(もしくは4つ)の処理過程P2−1等からなる画像間連続性付与過程P2では、これらの処理過程を経ることによって、動画化した場合に円滑な映像変化が得られるよう各画像が処理されて、必要枚数分の統合化画像が作成される。つまり、処理過程P2−1では、時系列上隣接する二の画像間において先の画像の不透明度が100%と設定もしくは準備されて、画像間連続性付与のための基準とされ、次いで処理過程P2−2では、先の画像に重ねられる後の画像の不透明度が先の画像よりも不透明度の小さい画像となるよう変更が加えられる。
次いで処理過程P2−3では、先の画像とこれよりも不透明度が小さく変更された後の画像とが統合されて、統合化画像として形成され、別途保存される。上述のように処理過程P2−4における処理の繰り返しはある程度多く行われることが望ましい。それによって、後の画像の不透明度が段階的に相違する統合化画像を所定枚数作成し、保存することができ、最終的に作成される動画の再生時における円滑性を高めることができる。
以上説明した画像間連続性付与過程P2は、結局、最終的に動画を構成することとなる静止画の各一枚が、時系列において少しずつ変化し、相互に異なる画像を準備するための過程である。そのために、適宜の画像処理用コンピュータ・プログラム(PHOTOSHOP(登録商標)など)を使い、一枚の原画像の不透明度を、たとえば、(0%、)10%、20%、・・・・、80%、90%、100% のように10%ずつ変化させて、10枚の画像(統合化画像)を新たに合成して合計11枚の画像を準備する、というように進める。
最後に動画化過程P3は、動画作成プログラムにより、各統合化画像すなわち1コマの画像再生時間が設定される処理過程P3−1(画像再生時間設定処理過程)、上記画像間連続性付与過程P2において作成された各統合化画像が不透明度を変化させた順に読み込まれる処理過程P3−2(画像読み込み処理過程)、読み込まれた各統合化画像がタイムラインへ追加される、もしくは編集される処理過程P3−3(画像編集処理過程)、必要に応じて所定の統合化画像について該画像再生時間の設定が変更される処理過程P3−4(再生時間設定変更処理過程)、編集作成された動画が保存される処理過程P3−5(動画保存処理過程)、の各手順から構成される。これにより最終的に、本願発明の「経時変化記録画像による動画」が作成される。
画像間差異修整過程P1、および画像間連続性付与過程P2に用いる画像処理プログラムとしては、たとえば、Adobe(登録商標)Photoshop(登録商標 米国・アドビシステムズインコーポレイテッド社製)を使用し、また動画化過程P3に用いる動画作成プログラムとしては、Windows(登録商標)ムービーメーカー(米国・マイクロソフトコーポレイション社製)を好適に使用することができる。しかしながら、他のソフトウェアの利用ももちろん可能であり、本発明が、用いるコンピュータ・プログラムの如何により限定されることはない。
以下、眼底写真を例にとり、本発明「経時変化記録画像による動画作成方法」を説明するが、これは一例であり、本願発明が眼底写真の動画に係るものに限定されないことはいうまでもない。
図2〜図49≪005〜160≫は、本発明方法を用いて実際に行った動画作成の過程を示す説明図であり、経時的に記録された眼底写真を基に、眼底変化の様子を表現する「眼底変化動画」を作成する過程を示したものである。画像処理ソフトウェアまたは動画作成ソフトウェアの表示画面を複写したものである。各図中に表示されている、Adobe(登録商標)、Photoshop(登録商標)、Windows(登録商標)の文字は、いずれも登録商標である。動画作製方法の詳細を示すこれら各図ごとの説明は後述することとして、まず、本例における具体的な動画作成のあらましを説明する。(なお、≪ ≫は、出願人管理用図面番号。以下も同じ。)
眼底写真は、特定の一者の眼底であっても、撮影条件によって、得られる画像には大きな相違、画像のずれが生じる。これは、本来の目的である追跡すべき変化の表出ではなく、外乱要因として排除されるべきものであり、たとえば撮影者の技量の不足や癖、被検者の状態やカメラのアングル等といった不確実性のある要素が挙げられる。このような外乱要因を除去して動画作成上の問題を解決したものが、PHOTOSHOP(登録商標)のような画像処理ソフトウェアである。つまり、上述のように修整用基準点を決めた上で、連続する2画像間において外乱要因を除去するためのソフトウェア上での画像変形処理を施し、画像を合わせるという方法である。
本例では、画像処理ソフトウェアとして、上述のAdobe(登録商標)Photoshop(登録商標 米国・アドビシステムズインコーポレイテッド社製)、動画作成ソフトウェアとして、上述のWindows(登録商標)ムービーメーカー(米国・マイクロソフトコーポレイション社製)を用いた。
以下、本例動画作成のポイントを箇条書きにて示すが、A.およびB.では画像処理ソフトウェアを、C.では動画作成ソフトウェアを用いて行う。
A.画像間差異修整過程(図1のP1)における、眼底写真の差異修整作業のポイント
a.一枚目の眼底写真に基準点を設定する。基準点としては、黄斑部中心窩、網膜血管、視神経乳頭血管などを用いることができるが、図示する例では黄斑部中心窩を基準点として用いた。
b.設定した基準点を基に、時系列上の次の眼底写真を重ねる。ここでは、基準点に該当する位置同士のみを合わせることとする。
c.基準点を中心として、両画像間における差異を修整していく。普通は、後から重ねた方の画像を修整する。修整の方法は、位置のずれを修整するための「回転」処理、位置関係や比率などを修整するための「歪み」修整処理、「拡大縮小」処理などを、適宜用いる。
d.b.c.の手順を必要なだけ繰り返して、動画作成に用いるすべての眼底写真における差異を修整する。
B.画像間連続性付与過程(図1のP2)における、動画用の画像作成作業のポイント
a.差異を修整した後、時系列上後の方の眼底写真の不透明度を変化させたものを、先の眼底写真画像に重ね合わせ、合成する。
b.不透明度は、0〜100%(10%間隔か5%間隔)に順次変化させて、a.に述べた合成をそれぞれ行い、合成された画像(統合化画像)を保存する。
c.なお、不透明度0%の場合の合成後画像(統合化画像)は元画像と同じくなり、また、不透明度100%の場合の合成後画像(統合化画像)は重ね合わせ側の画像、つまり後の画像と同じくなる。
C.動画化過程(図1のP3)における、動画作成作業のポイント
a.画像再生時間、つまり一コマの再生時間は、0.250秒に設定する。
b.動画用に作成した画像を、不透明度を変化させた順に読み込む。
c.読み込んだ画像をタイムラインへ追加する。
d.最初と最後の画像の再生時間を2秒に変更する。
e.その他の画像は、不透明度0〜100%の1サイクルごとに、再生時間を1.5秒に変更する。ただし、FAG眼底写真(フルオレセイン蛍光眼底造影による眼底写真。静脈に注射した蛍光色素・フルオレセインが眼底の血管内に循環してきたときに撮影する眼底写真。)を用いる場合は、再生時間は変更しないこととする。
f.編集された動画(ムービー)を、再生用に保存する。
図2〜図49≪005〜160≫は、以上述べた本実施例に係る「眼底変化動画」について一連の作成過程を示す説明図であり、各図の説明は下記の通りである。
<A−0 差異修整作業準備過程>
図2≪005≫:起動された画像処理ソフトウェア上で、画像処理レイヤー(作業レイヤー)を作成する。
図3≪007≫:読み込むべき画像データ(ファイル)が選択される。
図4≪008≫:選択された画像データが読み込まれる。
図5≪014≫:読み込まれた画像データが作業レイヤーにコピーされる。コピーされた画像は、「レイヤー1」として扱われ、画面上に表示される。
図6≪015≫:同様に、選択された2枚目の画像データが読み込まれる。
図7≪017≫:読み込まれた2枚目の画像データが作業レイヤーにコピーされ、「レイヤー2」として扱われ、画面上に表示される。
<A−1 基準点設定処理過程>
図8≪021≫:画像間の差異修整のための基準点設定の参考とするため、レイヤー2(後の画像)の不透明度を適宜変化させながら(図では50%)、レイヤー1(先の画像)との間における具体的な差異の状況が確認される。
図9≪025≫:差異修整用の基準点設定位置の妥当性が確認された後、レイヤー2は画面上で「非表示」状態に切り替えられ、画面にはレイヤー1が表示される。
図10≪030≫:レイヤー1の所定領域が拡大表示され、基準点にマークを付するためのツールが選択される。
図11≪031≫:基準点と決めた画像上の位置にマークが付される。
<A−2 対応点重ね処理過程>
図12≪034≫:レイヤー2の「非表示」状態が「表示」状態に切り替えられ、レイヤー1にて設定した基準点のマークと、これに相当するレイヤー2の位置とのずれの有無が確認される。
図13≪035≫:基準点を中心にして画像が拡大表示され、基準点のマークとこれに相当するレイヤー2の位置とのずれの状態が、より正確に確認される。
図14≪036≫:基準点のマークにレイヤー2の相当位置が重なるよう、レイヤー2の移動処理がなされる。
図15≪040≫:レイヤー1、2を基準点のマークに合わせた状態で、各レイヤー間における画像の差異が、画像のどの位置・領域に、どのような形態で、どの程度存在するかが、確認される。この作業は、レイヤー2の不透明度の調節や、「表示」「非表示」の切り替えが適宜なされながらなされる。
<A−3 差異修整変形処理過程(その1 回転処理)>
図16≪044a≫:レイヤー1、2間の差異の修整処理が開始される。まずレイヤー2の画像における基準点を中心とした角度位置が修整される。ソフトウェアの「編集」メニューから「変形」処理、さらに「回転」処理が選択され、処理対象領域がレイヤー2画像上に表示された枠を用いて設定される。
図17≪045≫:「回転」処理の回転中心が、基準点に設定される。
図18≪047≫:レイヤー1、2間の差異が解消するよう、「回転」処理が実行される。
図19≪049≫:「回転」処理の結果、レイヤー1、2間の角度位置の差異が修整される。
<A−3 差異修整変形処理過程(その2 歪み修整処理)>
図20≪051≫:次に、レイヤー2の画像上の、特に周辺領域において顕著となる歪みが修整される。ソフトウェアの「編集」メニューから「変形」処理、さらに「ゆがみ」処理が選択され、処理対象領域がレイヤー2画像上に表示された枠を用いて設定される。
図21≪052≫:「ゆがみ」処理の中心が、基準点に設定される。
図22≪054≫:枠の適宜方向への伸縮操作によって、レイヤー2画像の右下領域における歪みが修整される。
図23≪057≫:同様にして、枠の適宜方向への伸縮操作によって、レイヤー2画像の左上領域における歪みが修整される。
図24≪059≫:歪みの修整が完了する。
図25≪067≫:レイヤー1、2間の差異修整のために実行された各変形処理が適正かどうか、レイヤー2の不透明度の細かな調節(10%間隔など)や、「表示」「非表示」の切り替えが適宜なされながら、確認、評価される。
<A−4 繰り返し処理過程>
以上のようになされる差異修整処理は、必要な画像枚数に合わせて、繰り返される。
<B−0 画像間連続性付与処理の準備過程>
図26〜30≪084〜098≫に示す手順は、動画に必要ない部分を消去して体裁を整えるための作業である。通常は、最先の画像を基に各画像領域の最大公約数となるように領域を設定・選択し、その選択領域を反転させ、全画像を同様に消去していく。つまり、全画像が同じ形にカットされる。もっとも、これら一連の作業をせずに動画化することも可能である。また、たとえばパノラマ画像のように、各画像で消去領域が異なることとなってもよい。要するに、最終的に観察目的を満たす動画として成立するよう、形を整える作業である。
図26≪084≫:最先の画像で必要な画像領域が設定される。これは通常、最大限にて設定される。
図27≪088≫:図27の過程で設定された領域を元に、後の画像との最大公約数の領域設定のために、領域が変更される。これは通常、最先の画像で設定した領域より徐々に小さくなっていく。この要領で、全画像分について、繰り返し領域が設定される。
図28≪092≫:先に設定された最大公約数の領域が反転処理される。
図29≪094≫:レイヤー2が非表示にされ、レイヤー1が表示・選択されて、選択領域が消去される。
(選択領域は、選択されているレイヤーに適用される。図示される通り、レイヤー1が反転表示されている。なお実際の画面上では、反転表示は青色により表示されている。
図29−2≪096≫:同様にレイヤー2が選択された状態であり、レイヤー2が反転表示されている。なお実際の画面上では、反転表示は青色により表示されている。
図30≪098≫:選択領域が消去された状態である。
次いで、図P31−1〜図31にて示す手順では、背景・基準点以外の全レイヤーがリンクさせられて、全レイヤーがまとめて移動処理される。ここでリンクが必要なのは、全レイヤーをまとめて移動させる必要があるためである。
図P31−1≪103≫:リンクが設定された状態を示す。レイヤータブのレイヤー1に、チェーンマークが表示されている(レイヤータブの左から2列目に表示されているアイコン)。
図P31−2≪104≫:移動ツール(矢印マーク)が選択された状態が示されている。
図P31−3≪105≫:各画像がリンクされたままで、移動させられた状態を示している。
図31≪106≫:リンクアイコンを解除した状態である。
以上の処理手順により、各画像が整えられた後、画像の位置が適宜整えられる。
<B−1 先画像(最先画像)作成過程>
図32、33は、最先画像が作成される手順を示す。背景とレイヤー1のみが選択され、レイヤー1は不透明度100%、つまりレイヤー1そのものであり、背景とレイヤー1が統合されて最先画像が作成される。
図32≪108≫:レイヤー1と背景との画像統合処理が選択された状態、
図33≪111≫:レイヤー1と背景との画像統合処理がなされ、画像データが保存された状態、をそれぞれ示す。
<B−2 不透明度変更処理過程>および、
<B−3 画像合成処理過程>
図34≪118≫:レイヤー2の不透明度が10%に設定、表示される。
図35≪119≫:レイヤー2(後の画像、不透明度10%)とレイヤー1(元の画像)との画像統合処理がなされる。
図36≪121≫:統合された画像データが保存される。ここで保存された画像は、レイヤー1すなわち先の画像(元の画像)に不透明度10%のレイヤー2(後の画像)が合成されたものである。
図37≪125≫:同様にして、レイヤー1(元の画像)に不透明度20%のレイヤー2(後の画像)が画像統合処理されて、保存される。
図38≪126≫:同様にして、レイヤー1(元の画像)に所定の不透明度に処理されたレイヤー2(後の画像)が画像統合処理されて、それぞれ保存される。図は、不透明度90%のレイヤー2を表示している。
図39≪127≫:最後には、レイヤー1(元の画像)に不透明度100%のレイヤー2(後の画像)が画像統合処理されて、保存される。ここで保存された画像は、レイヤー2すなわち後の画像そのものであり、元の画像の痕跡はまったく表示されない。
図40≪129≫:以上のようにして、レイヤー1(元の画像)に各不透明度のレイヤー2(後の画像)が画像統合処理されて、それぞれ別個に保存される。このようにして、後の画像の不透明度を漸次高く変化させたものを元の画像に合成した画像データをそれぞれ準備することにより、後述の動画化過程においてこれらを不透明度の順に表示すれば、元の画像のフェイドアウトと後の画像のフェイドインの効果を得ることができる。
<B−4 繰り返し処理過程>
以上のような手順で、2画像間における不透明度変化画像のシリーズを、必要な画像間において必要なだけ繰り返し、動画作成に必要な画像データが合成されて、それぞれ保存される。
<C−1 画像再生時間設定処理過程>
図41≪131≫:動画作成ソフトウェアが起動され、初期画面が表示される。
図42≪134≫:画像の再生時間が設定される。
<C−2 画像読み込み処理過程>
図43≪137≫:先に保存された動画作成用の各画像データが読み込まれる。
<C−3 画像編集処理過程>
図44≪141≫:各画像がタイムラインに順次追加される。つまり、複数の静止画を用いて動画とするための、アセンブリ編集(必要に応じ、インサート編集)がなされる。
図45≪145≫:各画像の編集により初期的に構成された動画が、再生確認される。
<C−4 再生時間設定変更処理過程>
図46≪149≫:動画のトリミング、すなわち再生時間の適宜変更が設定される。図では、最初の画像の再生時間が初期設定よりも長く変更処理されている。
図47≪151≫:同様に、最後の画像の再生時間が初期設定よりも長く変更処理される。
図48≪155≫:画像再生時間の変更処理が完了した動画の仕上がりが、再生、確認される。
<C−5 動画保存処理過程>
図49≪160≫:完成した動画データが保存される。
以上で、動画作成の過程が全部完了する。
本実施例で説明した動画作成方法により、下記の各眼底変化動画を作成したところ、いずれも良好に動画化され、各症例における眼底の経時的変化が、従来の静止画像による方法とは比較にならないほどダイナミックに観察でき、かつ明確に表現することができた。
〈1〉若年者緑内障症例1(女性、両眼) 13歳、15歳、18歳(末期)の眼底写真記録に基づき動画化。
タイミング:9秒
使用眼底写真枚数:3枚(13歳、15歳、18歳時にそれぞれ撮影)
図50Aは、作成された動画の開始画像(初診時)を示したものである。また、
図51Zは、作成された動画の終了画像(最終受診時)を示したものである。
〈2)若年者緑内障症例2(女性、両眼) 15歳、17歳、18歳、20歳(末期)の眼底写真記録に基づき動画化。
タイミング:16秒
使用眼底写真枚数:4枚(15歳、17歳、18歳、20歳時にそれぞれ撮影)
図52Aは、作成された動画の開始画像(初診時)を示したものである。また、
図53Zは、作成された動画の終了画像(最終受診時)を示したものである。
以上の各症例では、緑内障の発症過程の情報を分かりやすく詳細に得られた。緑内障の診断において時系列の変化を追うことの重要性、診断・治療過程における高度の有用性が示された。なお上記の症例はいずれも若年者緑内障であるが、成人緑内障の症例においても本発明方法が有意義に適用できることは、いうまでもない。
以下の各眼底出血性疾患症例は、緑内障症例以外に動画化を行った例である。これらにおいても、良好に動画化され、各症例における眼底の経時的変化が、従来の静止画像による方法とは比較にならないほどダイナミックに観察でき、かつ明確に表現することができた。
〈10〉網膜中心静脈基幹閉塞症例(男性、右眼)初診時62歳 最終受診時は128日後。治療経過の眼底写真記録に基づき動画化。
タイミング:47秒
使用眼底写真枚数:13枚
使用眼底写真の初診時からの経過日数:0、2、4、7、14、23、30、37、47、82、96、110、128
図54は、作成された動画の開始画像(初診時)と終了画像(最終受診時)を示したものである。
〈11〉網膜中心静脈基幹閉塞症例(男性、右眼)初診時62歳 上記〈10〉の症例と同じ。治療経過のFAG眼底写真記録に基づき動画化。
タイミング:1分1秒
〈12〉網膜細動脈瘤破裂症例(男性、右眼)初診時64歳 最終受診時は821日後。治療経過の眼底写真記録に基づき動画化。
タイミング:1分28秒
使用眼底写真枚数:24枚
使用眼底写真の初診時からの経過日数:0、2、9、25、39、46、53、61、71、78、88、128、142、172、204、233、278、313、340、365、456、548、730、821
図55は、作成された動画の開始画像(初診時)と終了画像(最終受診時)を示したものである。
〈13〉網膜中心静脈分枝閉塞症例(女性、左眼)初診時45歳 最終受診時は469日後。治療経過の眼底写真記録に基づき動画化。
タイミング:1分18秒
使用眼底写真枚数:24枚
使用眼底写真の初診時からの経過日数:0、2、10、14、20、28、34、41、49、55、63、70、76、107、126、150、206、237、245、293、307、371、398、469
図56は、作成された動画の開始画像(初診時)と終了画像(最終受診時)を示したものである。
以上の各症例の他、近視性変化についても撮影画像に基づく動画化を行い、良好な結果を得ている。
なお、上述実施例および各症例での動画化例は、通常の眼底写真やFAG眼底写真における動画作成の例であるが、眼科分野についていえば、たとえばHRT画像(HRT:ハイデルベルグ・レチナ・トモグラフ 緑内障診断に用いる画像)、OCT画像(光干渉断層計による画像 黄斑浮腫等の診断に用いる画像)、前眼部写真(前眼部:眼瞼、結膜、強膜、角膜、虹彩等の総称)といった画像にも適用できることはいうまでもない。
本発明の経時変化記録画像による動画構造、動画作成用画像データ構造および経時変化記録画像による動画作成方法によれば、観察対象の経時的変化を記録した複数の写真を基に、各写真間に存在する観察目的外の原因により生ずる差異が適切に修整されて、円滑な動画を作成することができる。実施例としては眼底写真の動画化に適用する場合について説明したが、もちろん他の医療分野にも、またその他の分野にも適用でき、産業上利用価値が高い発明である。
本発明の経時変化記録画像による動画作成方法を示すフロー図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−1」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−1」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−1」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−1」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−2」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−2」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−2」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−2」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その1)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その1)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その1)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その1)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その2)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その2)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その2)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その2)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その2)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「A−3(その2)」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−0」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−1」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−1」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−2」および「B−3」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−2」および「B−3」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−2」および「B−3」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−2」および「B−3」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−2」および「B−3」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−2」および「B−3」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「B−2」および「B−3」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「C−1」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「C−1」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「C−2」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「C−3」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「C−3」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「C−4」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「C−4」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「C−4」の過程の一部を示す図である。 本発明実施例に係る「眼底変化動画」の作成過程を示す説明図中、「C−5」の過程の一部を示す図である。 作成された動画の開始画像(初診時)を示したものである。 作成された動画の終了画像(最終受診時)を示したものである。 作成された動画の開始画像(初診時)を示したものである。 作成された動画の終了画像(最終受診時)を示したものである。 作成された動画の開始画像(初診時)と終了画像(最終受診時)を示したものである。 作成された動画の開始画像(初診時)と終了画像(最終受診時)を示したものである。 作成された動画の開始画像(初診時)と終了画像(最終受診時)を示したものである。
符号の説明
P1…画像間差異修整過程
P1−1…基準点設定処理過程
P1−2…対応点重ね処理過程
P1−3…差異修整変形処理過程
P1−4…繰り返し処理過程
P2…画像間連続性付与過程
P2−1…先画像不透明度設定過程
P2−2…不透明度変更処理過程
P2−3…画像合成処理過程
P2−4…繰り返し処理過程
P3…動画化過程
P3−1…画像再生時間設定処理過程
P3−2…画像読み込み処理過程
P3−3…画像編集処理過程
P3−4…再生時間設定変更処理過程
P3−5…動画保存処理過程

Claims (7)

  1. 電子計算機画像処理プログラムおよび動画作成プログラムによる処理を実行して、対象の経時変化を連続的に静止画記録した複数の経時変化記録画像により該対象の経時変化を動画化した動画を得る「経時変化記録画像による動画作成方法」であって、該方法は、(I)画像間差異修整過程、(II)画像間連続性付与過程、および(III)動画化過程からなり、
    該画像間差異修整過程(I)は、電子計算機が、その読み込み手段により読み込まれた画像データを表示手段に表示しつつ、画像処理プログラムと協働して
    (I−1)特定された一の画像において入力手段により設定された修整用基準点に、他の画像における対応点を重ねる処理をする
    (I−)該基準点を中心として、両画像間における回転・歪み・拡大縮小などの差異を修整する処理をする
    (I−3)修整した画像を記憶手段に記憶する処理をする
    (I−4)上記(I−1)ないし(I−3)を必要枚数分繰り返す
    各手順を経ることによって、動画化するための複数の画像間における差異が修整されてなる各画像を得る過程であり、
    該画像間連続性付与過程(II)は、電子計算機が、画像処理プログラムと協働して
    (II−1)時系列上隣接する二の画像間において、先の画像の不透明度100%と設定する処理をする
    (II−2)後の画像の不透明度を、0%を超え100%未満とする変更処理をする
    (II−3)先の画像と後の画像を統合処理して統合化画像を形成し、統合化画像を記憶手段に別途保存処理する
    (II−4)上記(II−1)ないし(II−3)を必要枚数分繰り返して、後の画像の不透明度が相違する複数の統合化画像を形成、保存する
    各手順を経ることによって、動画化した場合に先の画像のフェイドアウトと後の画像のフェイドインの映像変化が得られるよう各画像を処理して統合化画像を得る過程であり、
    該動画化過程(III)は、電子計算機が、動画作成プログラムと協働して
    (III−1)入力手段による設定入力に基づき、各統合化画像すなわち1コマの再生時間(以下、「画像再生時間」という。)を設定処理する
    (III−2)上記(II)において動画用に作成された各統合化画像、不透明度を変化させた順に読み込み処理する
    (III−3)読み込まれた各統合化画像タイムラインへ追加もしくは編集する処理をする
    (III−)編集作成した動画を記憶手段に保存する
    各手順を経ることによって、経時変化記録画像による動画を得る過程である
    ことを特徴とする、経時変化記録画像による動画作成方法。
  2. 前記(I−1)中の「特定された一の画像」は、対象の経時変化を連続的に静止画記録した複数の経時変化記録画像のうち最先のものであることを特徴とする、請求項1に記載の経時変化記録画像による動画作成方法。
  3. 前記(II−2)〜(II−3)中の後の画像における不透明度の変更処理、統合化画像の保存処理では、電子計算機は、前記後の画像における不透明度を等間隔に変化させた複数の画像に基づいて作成保存することを特徴とする、請求項1または2に記載の経時変化記録画像による動画作成方法。
  4. 前記経時変化記録画像は眼底写真であることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の経時変化記録画像による動画作成方法。
  5. 前記基準点には、黄斑部中心窩、網膜血管、または視神経乳頭血管のいずれかを用いることを特徴とする、請求項4に記載の経時変化記録画像による動画作成方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれかの方法により作成され経時変化記録画像が内包する構造であるところの経時変化記録画像構造によって構成されている動画の内包する構造であることを特徴とする、動画構造。
  7. 請求項1ないし5のいずれかに記載の「経時変化記録画像による動画作成方法」に用いることのできる「経時変化記録画像の動画化用画像データ」の内包する構造であるところの「動画化用画像データ構造」であって、該動画化用画像データ構造は、画像処理プログラムにより、特定した一の画像において設定された修整用基準点を基にして該画像との間における回転・歪み・拡大縮小などの差異が修整されており、かつ、すべての時系列上隣接する二の画像間において、先の画像の不透明度を100%とし、後の画像の不透明度を0%とし、さらに先の画像と、不透明度を0%を超え100%未満とする変更が加えられた後の画像とが統合されてなる一または複数の統合化画像が別途形成されてなることを特徴とする、経時変化記録画像の動画化用画像データ構造
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