JP4912822B2 - モータの冷却構造 - Google Patents
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Description
前記ブラシベースに、前記冷却風取り入れ口から取り込まれた冷却風を前記コンミテータに直接当てないで冷却風の向きを変更する風向き変更案内構造を設ける。
前記ブラシベースは、一対のブラシ支持部と、該一対のブラシ支持部を連結すると共にコンミテータを取り囲む円環部と、該円環部から軸方向及び径方向に延設するフランジ部と、該フランジ部に形成された弾性部材取り付け部と、を有する。
前記風向き変更案内構造は、前記ブラケットの側面に開口された冷却風取り入れ口の内側位置に前記ブラシベースのフランジ部を配置し、風向き変更案内面を、前記弾性部材取り付け部に取り付けられた弾性部材の頭頂面と、前記ブラシベースの円環部から軸方向に延設した軸方向延設面とした。
また、ブラシベースの風向き変更案内構造は、冷却風取り入れ口から取り込まれた冷却風をコンミテータに直接当てないで冷却風の向きを変更するため、風向き変更機能をブラシベースに持たせることができる。
この結果、コンミテータに直接当てないで冷却風の向きを変更する機能を確保しながら、ブラケットの構造簡素化によりブラケットの成形型の費用を低減することができる。
そして、ブラケットの側面に開口された冷却風取り入れ口から取り込まれた冷却風をロータとステータの隙間方向に導くとき、ブラシベースのフランジ部に形成された弾性部材取り付け部に取り付けられた弾性部材の頭頂面と、ブラシベースの円環部から軸方向に延設した軸方向延設面と、を風向き変更案内面として導く。このため、モータの径方向から取り込まれる冷却風の向きを軸方向に変更する際、弾性部材の頭頂面とブラシベースの軸方向延設面とを利用し、確実に風向き変更案内を行うことができる。
図1は実施例1の冷却構造が適用された車両の空調ユニットに設けられる送風ファン駆動用のモータ(モータの一例)を示す半断面図、図2は実施例1の冷却構造が適用されたブラケット及びブラシベースを示す分解斜視図である。
更に、ヨーク本体12dは、第一のネジ穴12jと、開口12bの近傍に位置すると共に鋼板等の硬質材料から形成された補強リング12hと、を有している。
また、ヨーク本体12dの上底壁12cは、側面視で上端を平面とした切頭円錐形状を呈している。
そして、この上底壁12cには、冷却用の空気を排出するための複数の排気孔12g、12gが設けられている。
そして、この没入凹部12fに、モータ軸14の先端14a側を回転可能に支持する先端側軸受け16aが配設されている。
ブラケット本体部13aの側方には、冷却用の空気をモータ10内に吸気するための冷却風取り入れ口13dが設けられている。
実施例1におけるモータ10の冷却構造は、ヨーク12(ステータ側部材)に固定されたブラケット13と、該ブラケット13に対しゴム等の弾性部材24を介して支持されたブラシベース19と、該ブラシベース19に設けられたブラシ18,18と、を備え、前記ブラシ18,18からモータ軸14(ロータ側部材)に設けられたコンミテータ17に給電することで回転力を与えると共に、前記ブラケット13の側面に開口された冷却風取り入れ口13dから取り込まれた冷却風をロータ15とステータ11の隙間方向に導く。
モータ10をモータ設定ブラケット20へ組み付けるモータ組み付け作用を説明する。
まず、モータ10を、ブラケット13側からモータ保持部21に挿入し、上底壁12cをモータ保持部21から上方に突出させた状態で、モータ10をモータ保持部21に収納する。
そして、モータ10の冷却風取り入れ口13dと、モータ保持部21の管穴21dとを一致させ、冷却風取り入れ口13dと管穴21dとを連通させる。
このとき、第一のネジ穴12jと第二のネジ穴21cとが一致する。そして、この組み付け状態において、図1に示したように、モータ保持部21の外側からモータ保持部21の径方向内方に向けて(円筒形のモータ保持部21の中心軸(モータ軸14)と直交する方向の該中心軸に向かう方に向けて)、ネジ部材23を、ヨーク12の第一のネジ穴12j及びモータ保持部21の第二のネジ穴21cに螺着する。
しかも、ネジ部材23を、モータ保持部21の外側からモータ保持部21の径方向内方に向けてモータ保持部21及びヨーク12に螺着したため、モータ10の回転中心となるモータ軸14から離間した位置でヨーク12がモータ保持部21に固定される。
実施例1のモータ10が回転駆動し、モータ軸14の先端14aに設けられた送風ファン(図示せず)が回転すると、送風ファンの吸い込み側から吐出側に向かって流れる風が発生し、送風ファンの吸い込み側に存在する複数の排気孔12gの周囲は、大気圧より低圧となり、複数の排気孔12gからヨーク12内の空気を吸い上げる。
また、ブラシベース19の風向き変更案内構造Gは、冷却風取り入れ口13dから取り込まれた冷却風をコンミテータ17に直接当てないで冷却風の向きを変更するため、風向き変更機能をブラシベース19に持たせることができる。
実施例1のモータ10の冷却構造にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
11 ステータ
12 ヨーク(ステータ側部材)
13 ブラケット
13d 冷却風取り入れ口
14 モータ軸(ロータ側部材)
15 ロータ
17 コンミテータ
18 ブラシ
19 ブラシベース
19a,19b ブラシ支持部
19c 円環部
19d フランジ部
19e 弾性部材取り付け切り欠き(弾性部材取り付け部)
19f 軸方向延設面
24 弾性部材
24a 頭頂面
G 風向き変更案内構造
Claims (2)
- ステータ側部材に固定されたブラケットと、該ブラケットに対し弾性部材を介して支持されたブラシベースと、該ブラシベースに設けられたブラシと、を備え、前記ブラシからロータ側部材に設けられたコンミテータに給電することで回転力を与えると共に、前記ブラケットの側面に開口された冷却風取り入れ口から取り込まれた冷却風をロータとステータの隙間方向に導くモータの冷却構造において、
前記ブラシベースに、前記冷却風取り入れ口から取り込まれた冷却風を前記コンミテータに直接当てないで冷却風の向きを変更する風向き変更案内構造を設け、
前記ブラシベースは、一対のブラシ支持部と、該一対のブラシ支持部を連結すると共にコンミテータを取り囲む円環部と、該円環部から軸方向及び径方向に延設するフランジ部と、該フランジ部に形成された弾性部材取り付け部と、を有し、
前記風向き変更案内構造は、前記ブラケットの側面に開口された冷却風取り入れ口の内側位置に前記ブラシベースのフランジ部を配置し、風向き変更案内面を、前記弾性部材取り付け部に取り付けられた弾性部材の頭頂面と、前記ブラシベースの円環部から軸方向に延設した軸方向延設面とした
ことを特徴とするモータの冷却構造。 - 請求項1に記載されたモータの冷却構造において、
前記風向き変更案内面は、前記弾性部材の頭頂面を平面に形成し、前記ブラシベースの円環部から軸方向に延設した軸方向延設面を円筒凹面に形成した
ことを特徴とするモータの冷却構造。
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JP2006274100A JP4912822B2 (ja) | 2006-10-05 | 2006-10-05 | モータの冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006274100A JP4912822B2 (ja) | 2006-10-05 | 2006-10-05 | モータの冷却構造 |
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Family Applications (1)
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