JP4910996B2 - 放熱構造を有する電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板に実装された電子部品が発する熱の放熱を行うことができる放熱構造を有する電子制御装置に関するものである。
近年、電子制御装置では、高機能化と高性能化により、電子部品(素子)からの発熱量が増大し、効率的な放熱が重要になっている。この放熱手法として、筐体から自然対流や輻射熱によって周囲に放散させる手法を用いる場合、発熱素子から如何に効率的に筐体に熱を伝えるかが鍵となり、発熱素子を直接筐体に接触させるのがその早道である。
ただし、発熱素子は一つの電子制御装置に複数個使用されており、その取り付け高さにばらつきがある。このため、図16に示す従来の電子制御装置の断面図のように、従来では、筐体J1に発熱素子J2の取り付け高さに合せた突起部J3を複数個設置し、各突起部J3と発熱素子J2との間隔を小さくする構造を用いている。さらに、放熱効果をより得るためには発熱素子J2と突起部J3とを直接接触させるようにするのが好ましいが、回路基板J4の反りや筐体J1の加工精度を考慮すると、発熱素子J2を回路基板J4に接合しているはんだ付け部に過大な応力が作用するおそれがある。このため、各突起部J3と発熱素子J2との間に僅かな隙間を設け、この隙間に熱伝導性の高いゲル状部材J5を配置することで放熱を行いつつ、応力緩和が行われるようにしている。
特開平07−202083号公報
しかしながら、上記のような構造を採用する場合、電子制御装置の機種ごとに発熱素子J2の配置や数が異なっているため、筐体J1もこれに合せて設計し直す必要があり、汎用性に乏しい。また、熱伝導性が高いとは言えゲル状部材J5を介して各突起部J3と発熱素子J2とが接触するような構造となるため、効果的な放熱が行えないという問題がある。
本発明は上記点に鑑みて、汎用性に富み、かつ、効果的な放熱が行える放熱構造を有する電子制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、回路基板(3)と筐体ベース(2)の底面部(2b)との間には、筐体ベース(2)の底面部(2b)に配置される平面部(5a)と、底面部(2b)側から回路基板(3)側に延び、かつ、回路基板(3)側から底面部(2b)側に向かう方向に弾性変形する複数の接触片(5b)とを有し、一枚の金属板を打ち抜くことによって複数の接触片(5b)が形成されていると共に、平面部(5a)に対して複数の接触片(5b)の一端が接続され、他端が突出させられている接触子(5)が備えられ、複数の接触片(5b)の少なくとも1つが弾性変形した状態で発熱素子(4a)と接触していると共に複数の接触片(5b)のうちの少なくとも1つと異なる他の少なくとも1つが弾性変形した状態で回路基板(3)と接触していることを特徴としている。
このような構成によれば、接触片(5b)の弾性変形により、筐体ベース(2)の底面部(2a)から発熱素子(4a)までの距離にバラツキがあっても、接触片(5b)の弾性変形量が適宜変わることでそのバラツキを吸収でき、接触片(5b)が発熱素子(4a)と確実に接触するようにできる。このため、発熱素子(4a)で発した熱は接触子(5)を介して筐体ベース(2)に伝えられ、筐体べース(2)を通じて放熱される。
このとき、発熱素子(4a)と筐体ベース(2)とが接触子(5)に直接接触させられた構造となっているため、従来のようにゲル状部材が介される場合と比べて、効果的に放熱を行うことが可能となる。そして、接触子(5)には複数の接触片(5b)が備えられた構造とされており、発熱素子(4a)の場所に関わらず、どこかの接触片(5b)が発熱素子(4a)と直接接触する。このため、汎用性に富んだ放熱構造とすることが可能となる。したがって、汎用性に富み、かつ、効果的な放熱が行える放熱構造を有する電子制御装置とすることが可能となる。
例えば、請求項2に示すように、接触子(5)は、複数の接触片(5b)が平面部(5a)から回路基板(3)側に延びるように備えられ、複数の接触片(5b)は平面部(5a)に対して傾斜させられた構造とされる。
この場合、請求項3に示すように、複数の接触片(5b)を平面部(5a)に対して傾斜させられた傾斜面(5c)を有した構造とすることができる。そして、請求項4に示すように、傾斜面(5c)の先端を平面部(5a)側に曲げられることで折り返された折返し部(5d)とさすることができる。
これらの場合に、請求項5に示すように、接触片(5b)のうち傾斜面(5c)と折返し部(5d)との境界部であって傾斜面の先端の曲げられた内側に切り欠き溝(5f)を形成すると好ましい。
このような切り欠き溝(5f)を形成すると、発熱素子(4a)と接触したときに加えられる荷重により、接触片(5b)が発熱素子(4a)と接触する前の状態のときと比べて、発熱素子(4a)と接触した後に折返し部(5d)をより折り曲げることが可能となる。これにより、発熱素子(4a)と接触片(5b)との接触面積を広げることができ、より放熱効率を高くすることが可能となる。
このような接触子(5)は、一枚の金属板を打ち抜くことにより構成されるが、請求項6に記載したように、複数の接触片(5b)のうち回路基板(3)側の面に絶縁フィルム(5g)が備えるようにすれば、発熱素子(4a)同士の間などの絶縁を確保しなければならない場合に、接触子(5)を通じて電気的に接続されてしまうことを防止することができる。
この場合、請求項に示すように、絶縁フィルム(5g)を複数の接触片(5b)の先端の端面にも回り込んで配置すると好ましい。
このようにすれば、接触片(5b)の先端(具体的には折返し部(5d)の先端)において発熱素子(4a)が電気的に接続されてしまうことを防止でき、より確実に絶縁性を確保することが可能となる。
また、請求項に示すように、接触子(5)を熱導電性フィラーを混入した樹脂にて構成することもできる。このようにすれば、接触片(5b)に絶縁フィルム(5g)を貼り付けるなどの絶縁処置を不要にすることができる。
なお、複数の接触片(5b)の配置は任意であるが、例えば、請求項に記載したように、平面部(5a)の一方向を縦方向とし、該縦方向に垂直な方向を横方向として、縦方向および横方向に所定数ずつ接触片(5b)を配列することができる。
この場合、請求項10に記載したように、縦方向および横方向において所定間隔を空けて接触片(5b)を配置しても良いし、請求項11に示すように、横方向において所定間隔を空けて接触片(5b)を配置し、縦方向において間隔を空けずに接触片(5b)を配置しても良い。
さらに、請求項12に示すように、複数の接触片(5b)を、それぞれ、複数に分断することもできる。このように各接触片(5b)を複数本に分断することにより、より接触片(5b)を発熱素子(4a)の形状に合わせて弾性変形させることが可能となる。これにより、より接触片(5b)が発熱素子(4a)と接触する面積を増加させることが可能となる。このため、より放熱効率を高めることが可能となる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本実施形態にかかる放熱構造を有する電子制御装置の断面図である。この電子制御装置は、例えば車両に搭載されるエンジン制御装置(エンジンECU)などに適用される。以下、この図を参照して本実施形態の電子制御装置の構成について説明する。
図1に示すように、電子制御装置は、筐体蓋1、筐体ベース2、回路基板3、電子部品4および接触子5を有して構成されている。
筐体蓋1は、例えば四角形状の上面部1aと、上面部1aに対して垂直に設けられた側壁部1bとを有して構成されている。この筐体蓋1は、例えば鉄などの金属または樹脂により構成され、プレス成形、射出成形などによって形成される。また、筐体蓋1のうち、側壁部1bには、側壁部1bよりも更に外側に張り出すフランジ部1cが備えられている。このフランジ部1cには図示しないがネジ穴などが形成されている。
筐体ベース2は、筐体蓋1と同様、例えば四角形状の底面部2aと、底面部2aに対して垂直に設けられた側壁部2bとを有して構成されており、例えばアルミなどの金属により構成され、ダイカスト、鍛造などにより形成される。そして、筐体ベース2の側壁部2bは、筐体蓋1のフランジ部1cを搭載する搭載面が構成される程度の厚みとされており、フランジ部1cに形成されたネジ穴と対応する位置に雌ネジ穴が形成されている。そして、筐体蓋1にて筐体ベース2を蓋締めしたのち、ネジ6にてこれらを固定することにより、これらの内部に空間7が構成され、この空間に回路基板3や電子部品4および接触子5が収容されている。このように、筐体蓋1および筐体ベース2により、筐体が構成されている。なお、筐体ベース2における側壁部2bの搭載面には、後述する回路基板3に形成されたネジ穴と対応する位置に図示しない雌ネジ穴が形成されており、このネジ穴にネジ8を締結することにより、回路基板3が側壁部2bの搭載面に固定される。
回路基板3は、プリント基板やセラミック基板などのように周知の基板にて構成されており、図示しないパターン配線が形成されている。この回路基板3のパターン配線と電気的に接続されるように各種電子部品4が回路基板3の表裏面に実装されることで電子制御装置の電気回路が構成されている。この回路基板3の形状は任意であるが、筐体ベース2の側壁部2bの搭載面に搭載可能な形状、例えば筐体ベース2と同様の四角形状とされる。また、回路基板3の外縁部にはネジ穴が形成されており、上述したように筐体ベース2の側壁部2bへの固定に用いられる。本実施形態の場合、回路基板3を筐体ベース2の側壁部2bに固定した状態において、回路基板3の裏面から筐体ベース2の底面部2aまでの距離は筐体ベース2の側壁部2bの高さによって決まるため、側壁部2bの高さを所望値にすることによりこの距離が調整されている。
電子部品4は、電子制御装置の回路を構成する様々な素子であり、発熱素子4aを含んでいる。発熱素子4aとしては、例えばパワートランジスタ、ツェナーダイオード、パワー素子が混成集積化されたパワーICなどが挙げられ、回路基板3に対して例えばはんだ付け実装されることで回路基板3に形成されたパターン配線と電気的に接続されている。電子部品4のうちの一部、特に発熱素子4aは回路基板3の裏面に実装されている。発熱素子4aの高さ、つまり回路基板3の裏面から発熱素子4aの表面までの距離は発熱素子4aの種類等によって異なっているため、様々となっている。
接触子5は、筐体ベース2の底面部2aに配置され、底面部2aと各発熱素子4aや回路基板3の裏面とを接続し、発熱素子4aで発した熱を筐体ベース2に伝えて放熱させる役割を果たす。図2は、接触子5の詳細構造を示した図であり、図2(a)は接触子5の上面図、図2(b)は接触子5の側面図、図2(c)は接触子5を斜め上方から見たときの斜視図である。
接触子5は、一枚の金属板を打ち抜くことにより形成されており、ネジ止めや接着貼り付けなどにより筐体ベース2の底面部2aに固定されている。具体的には、接触子5は、図2(a)〜(c)に示すように、筐体ベース2の底面部2aと対向する平面を構成する平面部5aと、平面部5aから突出させられた複数の接触片5bとを有して構成されている。
平面部5aは、筐体ベース2の底面部2aと同様の形状、つまり四角形状で構成されている。接触子5は、この平面部5aが筐体ベース2の底面部2aと接触するように筐体ベース2内に配置されている。
複数の接触片5bは、同じ構造とされており、平面部5aに一端が接続され、かつ、平面部5aに対して所定角度傾斜させられた傾斜部5cと傾斜面と、傾斜部5cの他端から延設され、平面部5a側に向けて折り返された折返し部5dとを有している。そして、複数の接触片5bが平面部5aの縦横の辺に沿ってアレイ状に配列されている。本実施形態では、図2(a)の紙面上下方向を縦方向、紙面左右方向を横方向とした場合に、縦方向の辺に7つ、横方向の辺に8つずつ、合計56個の接触片5bが並ぶように配置されている。各接触片5bの間には隙間が空けられており、その隙間も平面部5aとなっている。このような構造の接触片5bは、傾斜部5cの部分で容易に弾性変形する。このため、図1に示したように電子部品4が実装された回路基板3を筐体ベース2に固定する際に、発熱素子4aや回路基板3の裏面が折返し部5dに接触して更に筐体ベース2の底面部2a側に向かって力が加えられると、発熱素子4aや回路基板3の裏面からの高さに応じて接触片5bの傾斜部5cが弾性変形させられ、折返し部5dもしくは傾斜部5cが発熱素子4aや回路基板3の裏面と確実に接触させられている。したがって、図1に示されるように、発熱素子4aや回路基板3の裏面からの高さにバラツキがあっても、傾斜部5cでの弾性変形量が適宜変わることでそのバラツキが吸収され、折返し部5dもしくは傾斜部5cが発熱素子4aや回路基板3の裏面と接触した構造となっている。
以上説明したように、本実施形態では、筐体ベース2の底面部2aと発熱素子4aを含む電子部品4が実装された回路基板3の間に、弾性変形可能な接触片5bが複数個備えられた接触子5を備えた構造としている。このため、接触片5bの弾性変形により、発熱素子4aや回路基板3の裏面からの高さにバラツキがあっても、傾斜部5cでの弾性変形量が適宜変わることでそのバラツキを吸収でき、折返し部5dもしくは傾斜部5cが発熱素子4aや回路基板3の裏面と確実に接触するようにできる。このため、発熱素子4aで発した熱は接触子5を介して筐体ベース2に伝えられ、筐体べース2を通じて放熱される。
このとき、発熱素子4aと筐体ベース2とが接触子5に直接接触させられた構造となっているため、従来のようにゲル状部材が介される場合と比べて、効果的に放熱を行うことが可能となる。そして、接触子5には複数の接触片5bが備えられた構造とされており、発熱素子4aの場所に関わらず、どこかの接触片5bが発熱素子4aと直接接触するような構造となっている。このため、汎用性に富んだ放熱構造とすることが可能となる。したがって、汎用性に富み、かつ、効果的な放熱が行える放熱構造を有する電子制御装置とすることが可能となる。
さらに、このように接触子5の弾性変形によって発熱素子4aや回路基板3の裏面に折返し部5dもしくは傾斜部5cが接触した状態となっているため、接触子5の復元力も作用した状態となっている。このため、電子制御装置が車両などの振動が多いものに適用されたとしてもその振動によって発熱素子4aや回路基板3の裏面から離れてしまうこともない。また、温度変化による熱膨張で発熱素子4aと平面部5aの距離が変化しても、同様に発熱素子4aや回路基板の裏面から離れない。したがって、耐振動性や耐環境性に優れた電子制御装置とすることが可能となる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して接触子5の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図3は、本実施形態にかかる電子制御装置に用いられる接触子5の詳細構造を示した図であり、図3(a)は接触子5の上面図、図3(b)は接触子5の側面図、図3(c)は接触子5を斜め上方から見たときの斜視図である。
図3(a)〜(c)に示すように、本実施形態では、接触子5に備えられた複数の接触片5bのうち縦方向に隣り合っているもの同士が互いに間隔無く配置された状態となっており、各接触片5bの間が平面部5aとされていない構造とされている。このような構造によれば、第1実施形態と同じサイズの接触子5に対してより多くの接触片5bを備えることが可能となり、より接触片5bが発熱素子4aや回路基板3の裏面と接触する面積を増加させることが可能となる。このため、より放熱効率を高めることが可能となる。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して接触子5の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図4は、本実施形態にかかる電子制御装置に用いられる接触子5の詳細構造を示した図であり、図4(a)は接触子5の上面図、図4(b)は接触子5の側面図、図4(c)は接触子5を斜め上方から見たときの斜視図である。
図4(a)〜(c)に示すように、本実施形態では、接触子5に備えられた各接触片5bをさらに横方向に分断することにより、各接触片5bを複数本にしている。このように各接触片5bを複数本に分断することにより、より接触片5bを発熱素子4aや回路基板3の裏面の形状に合わせて弾性変形させることが可能となる。これにより、より接触片5bが発熱素子4aや回路基板3の裏面と接触する面積を増加させることが可能となる。このため、より放熱効率を高めることが可能となる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して接触子5の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図5は、本実施形態にかかる電子制御装置の断面図である。また、図6は、図5に示す電子制御装置に用いられる接触子5の詳細構造を示した図であり、図6(a)は接触子5の上面図、図6(b)は接触子5の側面図である。
図5および図6(a)、(b)に示すように、本実施形態では、複数の曲げ加工部5eを備えるアコーディオン形状により接触子5を構成している。この接触子5は、一枚の金属板を横方向において曲げ加工することにより構成されている。複数の曲げ加工部5eを構成する各面は、それぞれ接触子5を上方から見たときの縦横の辺にて構成される平面に対して傾斜させられており、容易に弾性変形する。このため、電子部品4が実装された回路基板3を筐体ベース2に固定する際に、発熱素子4aや回路基板3の裏面が曲げ加工部5eに接触して更に筐体ベース2の底面部2a側に向かって力が加えられると、発熱素子4aや回路基板3の裏面からの高さに応じて曲げ加工部5eが弾性変形させられ、曲げ加工部5eが発熱素子4aや回路基板3の裏面と確実に接触させられる。
このように、接触子5の形状を複数の曲げ加工部5eが備えられたアコーディオン形状としても第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。また、第1〜第3実施形態のように、接触子5を一枚の金属板を打ち抜いて形成する場合、曲げ加工部5eの配置密度に制限があるが、本実施形態の場合には、接触子5を一枚の金属板を打ち抜いて形成していないため、曲げ加工部5eの配置密度をより密集させることが可能となる。これにより、より放熱効果を高めることが可能となる。
さらに、本実施形態の場合、曲げ加工部5eの幅、つまり接触子5のうち筐体ベース2の平面部5aと接触する側から発熱素子4aや回路基板3の裏面と接触する側までの長さを適宜調整できるため、筐体ベース2の平面部5aと回路基板3との距離が長くなったとしても、確実に接触子5を発熱素子4aや回路基板3の裏面に接触させることが可能となる。
なお、図6(a)に破線で記載したが、接触子5の複数の曲げ加工部5eを複数に分断するように、縦方向にスリットを入れることもできる。このようなスリットを入れると、より各曲げ加工部5eを発熱素子4aの形状に沿って弾性変形させられる。このため、より曲げ加工部5eが発熱素子4aや回路基板3の裏面と接触する面積を増加させることが可能となり、より放熱効率を高めることが可能となる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して接触子5の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図7は、本実施形態にかかる電子制御装置の断面図である。また、図8は、図7に示す電子制御装置に用いられる接触子5の側面図である。
図7および図8に示すように、本実施形態では、接触子5を平面部5aに無数の針状の接触片5bを建植した構成としている。無数の針状の接触片5bは平面部5aに対して傾斜させられており、容易に弾性変形するようになっている。このため、電子部品4が実装された回路基板3を筐体ベース2に固定する際に、発熱素子4aや回路基板3の裏面が接触片5bに接触して更に筐体ベース2の底面部2a側に向かって力が加えられると、発熱素子4aや回路基板3の裏面からの高さに応じて接触片5bが容易に弾性変形させられ、接触片5bが発熱素子4aや回路基板3の裏面と確実に接触させられる。
このように、接触子5の形状を無数の針状の接触片5bが備えられた形状としても第1実施形態と同様の効果を得ることが可能となる。また、第1〜第3実施形態のように、接触子5を一枚の金属板を打ち抜いて形成する場合、接触片5bの配置密度に制限があるが、本実施形態の場合には、接触子5に形成する無数の針状の接触片5bの配置密度をより密集させることが可能となる。これにより、より放熱効果を高めることが可能となる。
さらに、本実施形態の場合、無数の針状の接触片5bの高さを適宜調整できるため、筐体ベース2の平面部5aと回路基板3との距離が長くなったとしても、確実に接触子5を発熱素子4aや回路基板3の裏面に接触させることが可能となる。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態について説明する。本実施形態は、第1実施形態に対して接触子5の構造を変更したものであり、その他に関しては第1実施形態と同様であるため、異なる部分についてのみ説明する。
図9は、本実施形態にかかる電子制御装置の断面図である。また、図10は、図9に示す電子制御装置の回路基板3を筐体ベース2に固定する前の様子を示した断面図である。
図9および図10に示されるように、接触子5は、U字状の金属バネ部材で構成されており、各接触子5は、それぞれ各発熱素子4aの配置場所と対応した位置に接着固定されている。接触子5の高さは、回路基板3を筐体ベース2に固定したときに最も筐体ベース2の底面部2aから遠くなる発熱素子4aまでの距離より高くしてある。
このように、接触子5を各発熱素子4aの配置場所と対応した位置に配置するようにすれば、確実に接触子5と発熱素子4aとを接触させることが可能となり、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、接触子5が弾性変形するため、発熱素子4aに過大な荷重が掛からないようにできる。
ただし、この場合、機種ごとに接触子5の場所を調整しなければならないが、接触子5の場所については、自動設置装置を用いて予め設定しておいたプログラムにしたがって適切な位置に接着できるため、発熱素子4aの場所が異なる機種に対しても共通の筐体ベース2を用いて対応することが可能となる。このため、筐体ベース2に突起を設ける場合のように筐体ベース2の形状を機種ごとに変更しなければならない場合と比較すれば、汎用性に富み、かつ、効果的な放熱が行える放熱構造を有する電子制御装置にできる。
(他の実施形態)
(1)上記第1〜第3実施形態では、接触片5bを傾斜部5cと折返し部5dにて構成するものについて説明したが、接触片5bに更に構造的な特徴を加えることも可能である。これについて、図11〜図12を参照して説明する。
図11(a)、(b)は、接触片5bおよび発熱素子4aの部分拡大図であり、図11(a)は、接触片5bが発熱素子4aと接触する前の状態、図11(b)は、接触片5bが発熱素子4aと接触した後の状態を示している。図11(a)、(b)に示すように、傾斜部5cと折返し部5dとの境界位置、具体的には傾斜部5cに対して折返し部5dを曲げたときの曲げ内側に切り欠き溝5fを形成してある。このような切り欠き溝5fを形成すると、発熱素子4aと接触したときに加えられる荷重により、接触片5bが発熱素子4aと接触する前の状態のときと比べて、発熱素子4aと接触した後に折返し部5dをより折り曲げることが可能となる。これにより、発熱素子4aと接触片5bとの接触面積を広げることができ、より放熱効率を高くすることが可能となる。
図12(a)〜(d)は、接触片5bに対して絶縁処理を施した場合の部分断面図である。
図12(a)に示すように、少なくとも接触片5bの表面を含む接触子5の表面に絶縁材料にて構成された絶縁フィルム5gを貼り付けてある。このような構造とすれば、発熱素子4a同士の間や発熱素子4aと回路基板3の裏面との間の絶縁を確保しなければならない場合に、接触子5を通じて電気的に接続されてしまうことを防止することができる。
この場合において、図12(b)に示すように、絶縁フィルム5gを接触片5bの先端に回り込ませるようにすると好ましい。このようにすれば、接触片5bの先端(具体的には折返し部5dの先端)において発熱素子4aや回路基板3の裏面が電気的に接続されてしまうことを防止でき、より確実に絶縁性を確保することが可能となる。
また、図12(c)に示すように、接触片5bの先端をさらに平面部5a側に向けて屈曲させ、その屈曲部5hにも絶縁フィルム5gを貼り付けるようにすれば、更に確実に絶縁性を確保することが可能となる。同様に、図12(d)に示すように、接触片5bの先端に段差加工し、その段差加工部5iにも絶縁フィルム5gを貼り付けるようにすれば、更に確実に絶縁性を確保することが可能となる。
なお、ここでは絶縁フィルム5gを貼り付ける場合について説明したが、接触子5のうち少なくとも接触片5bに対して絶縁性の塗装を行うことによっても、絶縁性を確保することができる。
さらに、絶縁フィルム5gの代わりに、熱伝導性が良く、かつ、厚みと柔軟性のあるシート(図示せず)を貼り付けるようにすることも可能である。このようにすれば、発熱素子4aの表面に微細な凹凸があったとしても、その凹凸に追従して接触片5bを密着させることができる。これにより、より接触面積を広げることができ、より放熱効率を高くすることが可能となる。この場合、シートは導電性材料と絶縁性材料のいずれで構成されていても構わないが、シートを絶縁性材料で構成すれば、上記した絶縁フィルム5gを用いる場合の効果も得ることができる。
(2)上記第1〜第3実施形態では、平面図上において接触片5bを見たときの打ち出し形状を四角形状とし、折返し部5dの先端が角張った形状としているが、図13に示す接触片5bの上面図に示すように、折返し部5dの先端が丸められた形状となるようにしても良い。
(3)上記第1〜第3実施形態では、接触片5bを傾斜部5cおよび折返し部5dによって構成したが、接触片5bの形状も適宜変更可能である。図14は、接触片5bの形状の一例を示した側面図である。図14(a)は、第1〜第3実施形態で示した接触片5b、図14(b)、(c)は、その変形例を示している。
図14(a)、(b)に示すように、傾斜部5cに対して先端部を折り返すことで折返し部5dを構成する場合、折返しの形状は任意であり、図14(a)に示したように折返し部5dが丸まるように折り返しても良いし、図14(b)に示したように折返し部5dが平坦面となるようにしても良く、折返し部5dが傾斜部5cに対して鋭角状に折り返されるようにしても良い。また、図14(c)に示したように傾斜部5c自体が平面部5a側に向かって湾曲していく形状であっても構わない。
(4)上記各実施形態では、接触子5の材質を金属とした場合について説明したが、金属に代えて熱伝導性が良く導電性のないフィラー(シリカやアルミナなど)を混入した樹脂とすることもできる。このようにすれば、上述したように接触片5bに絶縁フィルム5gを貼り付けたり、絶縁性の塗装を施すなどの絶縁処置を不要にすることができる。
(5)また、上記実施形態では、接触子5を筐体ベース2の底面部2aにネジ止めや接着貼り付けなどにより固定しているが、回路基板3と筐体ベース2と間に挟み込むことで固定することも可能である。図15は、この構造の一例を示した電子制御装置の断面図である。
この図に示されるように、筐体ベース2の側壁部2bのうち筐体蓋1のフランジ部1cを搭載する搭載面に至るように、つまり筐体ベース2の側壁部2bの壁面に沿って接触子5の外縁部5jを曲げ加工し、接触子5の外縁部5jが回路基板3と筐体ベース2と間に挟み込まれるようにする。そして、回路基板3を筐体ベース2にネジ8にて固定することで、これらの間に挟み込まれるようにして接触子5を固定することが可能となる。
(6)さらに、上記各実施形態において、空間7のうち回路基板3と筐体ベース2との間を埋めるように熱伝導性が良く導電性のないシリカやアルミナなどのフィラーなどを混入したゲル状材料を充填しても良い。このようにすれば、ゲル状材料を介しても熱伝導を行えるため、熱伝導の経路を増やすことができ、より放熱効率を高めることが可能となる。
(7)なお、上記各実施形態では、放熱効果をより高めるために、発熱素子4aだけでなく回路基板3の裏面にも接触子5を接触させるようにしているが、少なくとも発熱素子4aに接触するようにしていれば良い。
本発明の第1実施形態にかかる放熱構造を有する電子制御装置の断面図である。 図1に示す電子制御装置に備えられた接触子5の詳細構造を示した図であり、(a)は接触子5の上面図、(b)は接触子5の側面図、(c)は接触子5を斜め上方から見たときの斜視図である。 本発明の第2実施形態にかかる電子制御装置に用いられる接触子5の詳細構造を示した図であり、(a)は接触子5の上面図、(b)は接触子5の側面図、(c)は接触子5を斜め上方から見たときの斜視図である。 本発明の第3実施形態にかかる電子制御装置に用いられる接触子5の詳細構造を示した図であり、(a)は接触子5の上面図、(b)は接触子5の側面図、(c)は接触子5を斜め上方から見たときの斜視図である。 本発明の第4実施形態にかかる放熱構造を有する電子制御装置の断面図である。 図5に示す電子制御装置に用いられる接触子5の詳細構造を示した図であり、(a)は接触子5の上面図、(b)は接触子5の側面図である。 本発明の第5実施形態にかかる放熱構造を有する電子制御装置の断面図である。 図7に示す電子制御装置に用いられる接触子5の側面図である。 本発明の第6実施形態にかかる放熱構造を有する電子制御装置の断面図である。 図9に示す電子制御装置の回路基板3を筐体ベース2に固定する前の様子を示した断面図である。 他の実施形態にかかる接触片5bおよび発熱素子4aの部分拡大図であり、は、接触片5bが発熱素子4aと接触する前の状態、(b)は、接触片5bが発熱素子4aと接触した後の状態を示す図である。 他の実施形態で説明する接触片5bに対して絶縁処理を施した場合の部分断面図である。 他の実施形態にかかる接触片5bの上面図である。 (a)は、第1〜第3実施形態で示した接触片5bの側面図、(b)、(c)は、他の実施形態で説明する接触片5bの変形例を示した側面図である。 他の実施形態にかかる電子制御装置の断面図である。 従来の電子制御装置の断面図である。
符号の説明
1…筐体蓋、1a…上面部、1b…側壁部、1c…フランジ部、2…筐体ベース、
2a…底面部、2b…側壁部、3…回路基板、4…電子部品、4a…発熱素子、
5…接触子、5a…平面部、5b…接触片、5c…傾斜部、5d…折返し部、
5e…曲げ加工部、5f…切り欠き溝、5g…絶縁フィルム、5h…屈曲部、
5i…段差加工部、5j…外縁部、6、8…ネジ、7…空間

Claims (12)

  1. 発熱素子(4a)と、
    表面および裏面を有し、前記発熱素子(4a)が前記裏面に実装された回路基板(3)と、
    底面部(2a)および該底面部(2a)の側壁部(2b)とを有する筐体ベース(2)および該筐体ベース(2)の蓋となる筐体蓋(1)とを有し、前記筐体ベース(2)を前記筐体蓋(1)にて蓋閉めすることにより、前記発熱素子(4a)が実装された回路基板(3)が配置される空間(7)を構成する筐体(1、2)と、を有し、
    前記回路基板(3)の前記裏面側を前記筐体ベース(2)の前記底面部(2a)側に向けて配置した電子制御装置において、
    前記回路基板(3)と前記筐体ベース(2)の前記底面部(2b)との間には、前記筐体ベース(2)の前記底面部(2b)に配置される平面部(5a)と、前記底面部(2b)側から前記回路基板(3)側に延び、かつ、前記回路基板(3)側から前記底面部(2b)側に向かう方向に弾性変形する複数の接触片(5b)とを有し、一枚の金属板を打ち抜くことによって前記複数の接触片(5b)が形成されていると共に、前記平面部(5a)に対して前記複数の接触片(5b)の一端が接続され、他端が突出させられている接触子(5)が備えられ、前記複数の接触片(5b)の少なくとも1つが弾性変形した状態で前記発熱素子(4a)と接触していると共に前記複数の接触片(5b)のうちの前記少なくとも1つと異なる他の少なくとも1つが弾性変形した状態で前記回路基板(3)と接触していることを特徴とする放熱構造を有する電子制御装置。
  2. 前記接触子(5)は、前記複数の接触片(5b)が前記平面部(5a)から前記回路基板(3)側に延びるように備えられており、前記複数の接触片(5b)は前記平面部(5a)に対して傾斜させられていることを特徴とする請求項1に記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  3. 前記複数の接触片(5b)は前記平面部(5a)に対して傾斜させられた傾斜面(5c)を有していることを特徴とする請求項2に記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  4. 前記傾斜面(5c)の先端は前記平面部(5a)側に曲げられることで折り返された折返し部(5d)とされていることを特徴とする請求項3に記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  5. 前記接触片(5b)のうち前記傾斜面(5c)と前記折返し部(5d)との境界部であって前記傾斜面の先端の曲げられた内側に切り欠き溝(5f)が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  6. 前記複数の接触片(5b)のうち前記回路基板(3)側の面には絶縁フィルム(5g)が備えられていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  7. 前記絶縁フィルム(5g)は、前記複数の接触片(5b)の先端の端面にも回り込んで配置されていることを特徴とする請求項に記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  8. 前記接触子(5)は、熱伝導性フィラーを混入した樹脂にて構成されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1つに記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  9. 前記複数の接触片(5b)は、前記平面部(5a)の一方向を縦方向とし、該縦方向に垂直な方向を横方向として、前記縦方向および前記横方向に所定数ずつ配列されていることを特徴とする請求項3ないしのいずれか1つに記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  10. 前記複数の接触片(5b)は、前記縦方向および前記横方向において所定間隔を空けて配置されていることを特徴とする請求項に記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  11. 前記複数の接触片(5b)は、前記横方向において所定間隔を空けて配置されており、前記縦方向において間隔を空けずに配置されていることを特徴とする請求項に記載の放熱構造を有する電子制御装置。
  12. 前記複数の接触片(5b)は、それぞれ、複数に分断されていることを特徴とする請求項3ないし11のいずれか1つに記載の放熱構造を有する電子制御装置。
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