JP4909890B2 - 多軸抄紙布用改良継ぎ目 - Google Patents

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Description

本発明は、抄紙機上での多軸布の継ぎ合わせに関する。
抄紙工程中、繊維スラリー、すなわち、セルロース繊維の水性分散体を、抄紙機の形成部において移動形成布上に沈着させることによって、セルロース繊維ウェブが形成される。スラリーから形成布を介して大量の水が抜き取られ、形成布の表面上にセルロース繊維ウェブが残る。
新しく形成されたセルロース繊維ウェブは、形成部から、一連の圧搾ニップを含む圧搾部へ進行する。セルロース繊維ウェブは、圧搾布によって支持された圧搾ニップを通過するか、又は、多くの場合、このような2枚の圧搾布の間を通過する。圧搾ニップにおいて、セルロール繊維ウェブには圧縮力がかけられて、この力によりそこから水が絞り出され、ウェブにおいてセルロース繊維が付着し合い、これによりセルロース繊維ウェブは紙シートになる。水は、圧搾布又は布群によって受け取られ、理想的には、紙シートに戻ることはない。
紙シートは、最終的に、蒸気で内部加熱される少なくとも一連の回転可能な乾燥ドラム又はシリンダを含む乾燥部へ進行する。新しく形成された紙シートは、ドラムの表面に対して近接して紙シートを保持する乾燥布によって一連の個々のドラムの周りを順次蛇行しつつ誘導される。加熱されたドラムは、蒸発によって所望のレベルまで紙シートの含水量を減少させる。
形成布、圧搾布及び乾燥布が、抄紙機上で全てエンドレスループの形態をとり、コンベヤのように機能することを認識されたい。更に、紙の製造は、かなりの速度で進行する連続工程であることを認識されたい。すなわち、繊維スラリーは、形成部において形成布上へ連続して沈着する一方で、新たに製造された紙シートは、乾燥部から出てから、ロール上へ連続して巻き付けられる。
本発明は、主として圧搾布として一般に公知の圧搾部の中で使用される布に関し、更に例えば圧搾ベルトの長いニップのようにポリマーコート紙業プロセス・ベルト用のベースとして使用されたものと同様に成形部及び乾燥部の中で使用される布に利用を見つけてもかまわない。
圧搾布は、製紙工程中に重大な役割を果たす。それらの機能のうちの1つは、上述されたように、圧搾ニップを通り製造されている紙製品を保持し運ぶことである。
更に、圧搾布は紙シートの表面の仕上げに関与する。すなわち、圧搾布は、滑らかな表面及び一様に弾力のある構造物を持つように設計され、その結果、圧搾ニップを通り抜けるの間に、滑らかな、痕跡の無い表面が紙に与えられる。
恐らく、重要なことには、圧搾布は、圧搾ニップでの濡れた紙から抽出された大量の水を受け入れる。この機能を実行するためには、それは水が行くべき圧搾布内に、文字通りスペース、一般に空隙容量と呼ばれるものがあるはずで、かつ布はその全耐用年数の間ずっと適切な水浸透率を有するはずである。最終的に圧搾布は、濡れた紙から戻ってくる水の受け取り及び圧搾ニップから出た紙が再度湿るのを防ぐことができるはずである。
現在の布は、製造される紙の等級に応じて据え付けられる抄紙機の要件を満たすべく各種のものが設計され使用されている。一般的に、織られた基布を含み、その中に不織の繊維性材料の微細な綿が針打ちされている。基布は、単繊維、撚り単繊維、多繊維又は撚り多繊維の糸から織られてもよく、単層、多層、積層状のものであってもよい。糸は、典型的に、抄紙機布業界の当業者によってこの目的のために使用される、ポリアミド及びポリエステル樹脂等の合成高分子樹脂の任意のものから押し出し成形される。
織られた布は、多くの異なる形態を取る。例えば、それらは、エンドレスに織られ、又は平らに織られてもよく、その後、継ぎ目を備えたエンドレス形態にされてもかまわない。あるいは、それらは修正エンドレス織り方として一般に公知の方法によって作られてもよく、基布の横方向の縁部には、その走行方向(MD)糸を使用して、継ぎ目ループが設けられる。この方法において、MD糸は、布の横方向の縁部の間を前後に連続して織り、各縁部で引き返して継ぎ目ループを形成する。このようにして作られた基布は、抄紙機上に設置する間にエンドレス形態に置かれ、この理由のために、機械上で継ぎ合わせ可能な布と称される。そのような布をエンドレス形態にするために、2つの横方向の縁部の継ぎ目が互いに噛み合わされる。継ぎ合わせを促進するために、多くの現在の布は布の2つの端部の横方向の縁部上に継ぎ目ループを持っている。継ぎ目ループはそれ自体、布の走行方向(MD)糸によってしばしば形成される。継ぎ目は、共に圧搾する布の2つの端部をもたらすことによって、布の2つの端部で継ぎ合わせるループを指のように組むことによって、及び布の2つの端部を共にロックするために指のように組まれた継ぎ目ループによって定義された通路をいわゆるピン又はピントルが通って方向づけることによって、典型的に形成される。
更に、織られた基布は、一方の基布を他方によって形成されたエンドレスループ内に置くことによって、且つ、これらの基布を通って短繊維綿を針打ちしそれらを互いに結合することによって、積層されてもよい。1つ又は2つのこれらの織られた基布は、機械上で継ぎ合わせ可能型であってもよい。
いずれにしても、織られた基布は、エンドレスループの形態であるか、又は、そのような形態に継ぎ合わせ可能であり、そのまわりに長手方向に測定された特定の長さと、それを横切って横方向に測定された特定の幅と、を有する。抄紙機構成は幅広く変動するため、抄紙機布製造業者は、その顧客の抄紙機の特定の位置に嵌るのに必要な寸法へ、圧搾布と、他の抄紙機布とを作ることが必要である。言うまでもないが、圧搾布は一般的に注文に応じて作らなければならないように、この必要条件は製造過程を能率的にするのを困難にする。
近年の抄紙機における各種の布は、5〜33フィートの幅、40〜400フィートの長さ及び約100〜3000ポンドの重量を有する場合がある。これらの布は、すり減り、交換が必要となる。これらの布の交換は、機械の駆動を止め、織られた布を取り除き、布の導入を設定し、且つ新規の布を導入することをしばしば包含する。多くの布はエンドレスの形態である一方、今日、抄紙機のプレス部に使用される約半分は、機械上で継ぎ合わせ可能な形態である。ある製紙プロセス・ベルト(PIPBs)では、商標名Transbeltと知られた、ある駆動ベルトのような機械上で継ぎ合わせ可能能力を有することが熟慮される。この布の導入は、抄紙機から布本体を引き抜き、エンドレスベルトを形成するように布の端部を結合する工程を含む。
様々な長さ及び幅の圧搾布をより速く効率的に生産するというこの必要性に応答して、圧搾布は、近年、Rexfeltらに付与された特許文献1に開示された螺旋巻き技術を使用して作られており、その教示は、参照してここに組み込まれる。
特許文献1には、それらの中に針打ちされた短繊維材料の1つ又はそれ以上の層を有する基布を含む圧搾布が示される。基布は、基布の幅よりも狭い幅を有する織られた布の螺旋状に巻かれた細長い布から構成された少なくとも1つの層を含む。基布は、長手方向に、すなわち、走行方向にエンドレスである。螺旋状に巻かれた細長い布の縦方向糸が、圧搾布の長手方向と角度を形成する。織られた細長い布は、織機上に平織りされてもよく、これは、抄紙機布の生産に典型的に使用されるものよりも狭い。
基布は、比較的狭く織られた細長い布の複数の螺旋状に巻かれて結合された巻きを含む。細長い布は、縦方向(縦糸)及び横方向(横糸)の糸から織られる。螺旋状に巻かれた細長い布の隣接する巻きは、互いに対して当接してもよく、そのように作られた螺旋状に連続した継ぎ合わせは、縫合、編み合わせ、溶融、溶接(例えば、超音波)又は接着によって閉じられてもよい。あるいは、隣接している螺旋状巻きの隣接する長手方向縁部部分は、減少する厚みを縁部が有する限り、重なり合いの領域で厚みの増加が生じないように、重なり合って配列されてもかまわない。更に、縦方向糸の間の間隔は、細長い布の縁部で広かってもよく、そのため、隣接している螺旋状巻きが重なり合って配列されるときには、重なり合いの領域で縦方向糸の間の間隔は変わらなくてもよい。
いずれにせよ、基布が、エンドレスループの形態を取り、内側表面と長手方向(走行方向)と横方向(紙幅方向)とを有するようになる。基布の側面縁部は、次いで、その長手方向(走行方向)に平行にするように裁ち切ってもよい。基布の走行方向と螺旋状に連続した継ぎ目との間の角度は、比較的小さくてもよく、すなわち、典型的に10度未満である。同じ理由によって、細長い布の縦方向糸(縦糸)は、基布の長手方向(走行方向)と、同一の比較的小さな角度を形成する。同様に、細長い布の横方向糸(横糸)は、縦方向糸(縦糸)に垂直であり、基布の横方向(紙幅方向)と、同一の比較的小さな角度を形成する。細長い布の横方向及び縦方向の糸は、それらが互いにいつも垂直でないのように滑ってかまわない。手短に言えば、細長い布の縦方向糸(縦糸)も横方向糸(横糸)も、基布の長手方向(走行方向)又は横方向(紙幅方向)に整列配置しない。
そのような基布を有する圧搾布は、多軸圧搾布と称されるかもしれない。先行技術の標準圧搾布が3本の軸を有し、1本は走行方向(MD)、1本は紙幅方向(CD)、1本は、布の厚みを通るZ方向であるのに対し、多軸圧搾布は、これらの3本の軸だけではなく、その螺旋状に巻かれた単層又は複層における糸編成の方向によって画成される少なくとももう2本の軸を有する。更に、多軸圧搾布のZ方向に複数の流路がある。結果として、多軸圧搾布は、少なくとも5本の軸を有する。その多軸構造のため、2層以上を有する多軸圧搾布は、その糸編成が互いに平行である基布層を有するものと比較して、製紙過程中に圧搾ニップにおける圧縮に応答してネット及び/又は萎みに対して優良な抵抗を呈する。
最近まで、先のタイプの多軸圧搾構造はエンドレス形態でのみ生産された。そのため、それらの使用は、エンドレス圧搾布が圧搾部の側面から設置されることを可能にする片持ちの圧搾ロール及び他の構成を有する圧搾部に制限されていた。しかしながら、それらの相対的な製造の容易さ及び圧縮に対する優れた抵抗は、関心を増加させるのに寄与し、かつ圧搾部上での設置中にエンドレス形態へ継ぎ合わせることができる多軸圧搾布の必要が起き、そのために、そのような圧搾布を、片持ちされた構成を欠いた抄紙上での使用を使用可能にした。この必要を満たすために開発されていた、機械上で継ぎ合わせ可能な多軸圧搾布は、Yookへ付与された特許文献2;特許文献3;及び特許文献4で開示され、これらの教示は参照によって本発明に組込まれる。
特許文献2には、その各々に対して隣接し、そして隣接したそれに付ける、複数の隣接する回転で細長い布を螺旋状に巻くことにより組み立てられた基布層で形成された機械上で継ぎ合わせ可能な抄紙機の圧搾部用の多軸圧搾布が示される。生じるエンドレス基布層は、それらの横方向の縁部の折り目で互いに結合された第1と第2の層で平らに形成される。横方向糸は、横方向の縁部の折り目で細長い布の各回転から除去され、縦方向糸の解れた部分を形成する。継ぎ合わせ部材は、その横方向の縁部に沿って継ぎ目ループを有し、平らな基布層の2つの横方向の縁部での折り目の各々で、第1と第2の布層の間で配置される。継ぎ目ループは、第1と第2の布層の間から縦方向糸の解れた部分の間の外側に伸びる。第1と第2の布層は、それを貫く短繊維綿材料で針打ちすることにより互いに積層される。圧搾布は、2つの横方向の縁部での継ぎ目ループの交互嵌合によって形成された通路を通りピントルが動くことにより、抄紙機上での設置中にエンドレス形態へ結合される。
特許公報3には、更に機械上で継ぎ合わせ可能な多軸圧搾布が示される。再度、圧搾布は、その各々に対して隣接し、そして隣接したそれに付ける、複数の隣接する回転で細長い布を螺旋状に巻くことにより組み立てられた基布層で形成される。生じるエンドレス基布層は、それらの横方向の縁部の折り目で互いに結合された第1と第2の布層で平らに形成される。横方向糸は、横方向の縁部の折り目で細長い布の各回転から除去され、継ぎ目ループを形成する。第1と第2の布層は、それを貫く短繊維綿材料で針打ちすることにより互いに積層される。圧搾布は、2つの横方向の縁部での継ぎ目ループの交互嵌合によって形成された通路を通りピントルが動くことにより、抄紙機上での設置中にエンドレス形態へ結合される。
最後に、特許公報4には、別の機械上で継ぎ合わせ可能な多軸圧搾布が示される。再度、圧搾布は、その各々に対して隣接し、そして隣接したそれに付ける、複数の隣接する回転で細長い布を螺旋状に巻くことにより組み立てられた基布層で形成される。生じるエンドレス基布層は、それらの横方向の縁部の折り目で互いに結合された第1と第2の布層で平らに形成される。横方向糸は、横方向の縁部の折り目で細長い布の各回転から除去され、縦方向糸の解れた部分を形成する。その後、継ぎ合わせ可能な基布は、その横方向の縁部に沿って継ぎ目ループを有し、平らな基布層の第1と第2の布層の間に配置される。継ぎ目ループは、第1と第2の布層の間から縦方向糸の解れた部分の間の外側に伸びる。第1の布層、機械上で継ぎ合わせ可能な基布及び第2の布層は、それを貫く短繊維綿材料で針打ちすることにより互いに積層される。圧搾布は、2つの横方向の縁部での継ぎ目ループの交互嵌合によって形成された通路を通りピントルが動くことにより、抄紙機上での設置中にエンドレス形態へ結合される。
厚さ、構造、強度、浸透率等のような特性に関し、布の残部にできるだけ同類の継ぎ目が要求する布の一定の紙品質、低痕跡及び布の優れた稼動性ゆえに、継ぎ目は一般に継ぎ合わせ布の重要な部分である。任意の使用可能の布の継ぎ合わせ領域の負荷下での動き、及び布の残部と水や空気に対し同じ浸透率を有することは重要で、そのために、継ぎ合わせ領域によって製造されている紙製品の周期的な痕跡を防止する。これらの継ぎ合わせ要件によって示された相当な技術的な障害にもかかわらず、それらが設置することができる相対的な容易さ及び安全性のために、継ぎ合わせ可能な布を開発することは非常に望ましい。
特許公報3に関して上記で議論されるように、多軸布のCD領域は解かれ、その後、布は継ぎ目ループを形成するためにこの解かれた領域を折り合わせる。多軸布構造物で継ぎ目を作製するこの方法の短所は、継ぎ合わせ領域に帰着するCD糸末端である。これらの末端は、パネル幅、布長さ及び傾斜したパネルにリンクされるCD糸の角度の機能である。これらの糸の末端は、ベース織りへ固定しない、かつ自由に移動する又は継ぎ合わせ領域へ“移動”する。この問題は、糸移動として知られている。この移動が発生する場合、CD両端は継ぎ合わせ領域へ動き、かつ継ぎ合わせることを(時々著しく)妨害する。更に、これらの解れた糸は、継ぎ合わせ領域での綿繊維材料に適した均一の保持をもたらさない。
これらの糸を束縛し、かつ移動を防止するためにある接着剤を使用する試みはなされたが、制限下での成功である。従って、多軸布の継ぎ合わせ領域での糸移動を防止する方法の必要性が存在する。
米国特許第5,360,656号明細書 米国特許第5,916,421号明細書 米国特許第5,939,176号明細書 米国特許第6,117,274号明細書 米国特許第5,476,123号明細書
本発明は、多軸布用改良継ぎ目である。この方法は、継ぎ目領域での糸移動の問題の解決策を提供する。更に、改良継ぎ目は、継ぎ目領域での繊維綿材料に適した均一の保持をする。
したがって発明の目的は、抄紙布を継ぎ合わせる時の上記で言及された問題を克服することである。
従って、本発明は、抄紙布の継ぎ合わせ方法及びこの方法に従って作製された布の継ぎ目の両方である。
本発明は、機械上で継ぎ合わせ可能な多軸抄紙布の継ぎ合わせ方法である。布は、第1の折り目と第2の折り目に沿って2層に平らになったエンドレスループの形態をしている。紙幅方向(CD)中の糸が第1と第2の折り目から除去され、解れた領域を作製する。これは、解れた領域において走行方向(MD)の中に未結合の糸を残す。継ぎ目ループは、第1と第2の折り目で未結合MD糸から形成される。CD材料(例えば連続的なCD糸)は、各折り目で解れた領域の縁部に沿って布に再織り又は縫合され、付加される。付加されたCD材料は、解れた領域のCD縁部に沿って本体糸部分の束縛を実行する。布は、第1と第2の折り目からの継ぎ目ループを指のように組み、それを通ってピントルを挿入することにより継ぎ合わせられる。
更に、この方法は、布の継ぎ目領域に所望の特性を付与する解れた領域中への少なくとも1つの追加的なCD糸の再織り工程を含む。この追加的なCD糸は、単数の糸又は複数の糸又は特許公報5中で述べられ、時々アルバニー・インターナショナルの商品名“サーキュウムフレックス(Circumflex)”としてここに参照されるようなひも状材料かもしれない。付加されたCD材料は、熱可塑性被覆がある糸又は熱可塑性繊維の層が予め付着された糸又は熱可塑性材料の紡績糸で作られているかもしれない。付加されたCD材料の直径は、布中のCD糸の直径未満であるかもしれず、そのために、継ぎ目の平面差を縮小する。更に、解れた領域は、継ぎ目ループ中のCD材料を付加した再織りを受容するため通常より広くなるかもしれない。
本発明の他の態様に含まれるのは、布中の糸が、CDとMDに関しての少し角度を有し;そして、それによって、解れた領域の縁部に沿ったCD中で除去された糸のうちの一部は、布の全幅にわたって伸びず、CDに完全な糸と小さな断片の糸を残し、もしそれらが継ぎ目ループ領域へ移動するなら問題となるような態様である。布は、布の幅未満である幅を有する織ってある細長い布から形成され、細長い布は2つの側面縁部を備えた多層織りの形態であり;細長い布が、布を形成するために連続的な螺旋状の方法で周りを巻かれる際、側面縁部は、螺旋状の継ぎ目を形成するために、お互いに隣接したり、重なりあったりするような形態をとる。
布は好ましくは、機械上で継ぎ合わせ可能な、抄紙布の圧搾部用の多軸圧搾布である本発明のまだ更なる様相を含んでいる。短繊維綿材料の少なくとも1層は布へ針打ちされてもよい。糸のうち少なくとも一部は、ポリアミド、ポリエステル、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又は抄紙布生産で糸を形成するために一般に使用される他の樹脂のうちの1つであってもよい。糸のうちいかなる糸が、円形断面形状、方形断面形状又は非円形断面形状を有するものであってもよい
本発明は、下記に識別される表記された図面で言及されている頻繁な参照により完全に詳細され、今記述される。
本発明をより完全に理解するため、以下、図面を参照しつつ、添付した図面について説明する。
今、本発明の好ましい実施例は、図1への言及によって記述されるであろう。図1は平らになった状態での多軸基布の上部平面図である。上記に記述したYookへ付与された特許文献2;特許文献3;及び特許文献4で教示されるように、基布22はいったん組み立てられ、図1中で示された平面図で示されるように、それは平らになる。これは、長さL、基布層22の全長Cの2分の1と等く、かつ幅W、の2層布の形態に基布層22を並べる。継ぎ目20は、2層の最上部での一方向と、図1中の鎖線によって示唆される底層中での反対方向と、の間で傾斜した織られた細長い布16に隣接して回転する。平らな基布層22は2つの横方向の縁部36を有する。
図3は、図1中の線6−6で示されるように得られた概要断面図である。本発明に従って、細長い布16及びそれらの部分の複数の横方向糸28は、縦方向糸26の未結合部分によりそれらの横方向の縁部36で互いに第1の布層40と第2の布層42が結合することにより形成された隣接した折り目38から除去される。図4は、図3中で提供されたものと類似していて、横方向糸の除去の結果、平らになった基布層22の2つの横方向の縁部36の一方の概要断面図である。これらの縦方向糸26の未結合部分44は、結局、特許文献3のYookの特許中で教示されたように、抄紙機上での設置中にエンドレス形態へと基布層22から形成される抄紙布を結合する際に使用する継ぎ目ループ形態となる。
図2は、細長い布16の2つの隣接した螺旋回転の間の螺旋状に連続的な継ぎ目20の近くの折り目38のうちの1つの場所での多軸基布層の表面部分の平面図である。縦方向糸26と横方向糸28は、それぞれ走行方向(MD)及び紙幅方向(CD)に関しての少しの角度を有する。
折り目38は、隣接する横方向糸28の除去の間に平らになり、図2中で鎖線によって表わされる。実際、上述されるように、基布層22は平らになり、そして、その2つの横方向の縁部36での折り目38はある方法で印をつけられ、その結果、それが平らになった時にその位置は明らかになるであろう。折り目38での縦方向糸26の未結合部分を提供するために要するのは、それの両側で折り目38から等しく分離された鎖線46、48によって定義された、領域からの横方向糸28の除去が必要である。解れと呼ばれたこの工程は、布の中で解れた領域を形成する。
図5は、折り目38の周りに解れた領域を形成する横方向糸の除去の結果、図2中で示される基布層の表面の部分の平面図である。縦方向糸26の未結合部分44は、折り目38の領域での鎖線46、48の間で伸びる。上記で注目されるように、鎖線46を超えて伸びる横方向糸50の部分は除去された。
平らになった基布層22の2つの横方向での縁部36での縦方向糸26の未結合部分の提供は、2つの要因により複雑になる。第1に、細長い布16が基布層22より小さな幅を持つので、その横方向糸28は基布層22の十分な幅に向かって伸びない。第2に、より重要なことには、細長い布16が基布層22を形成するために螺旋状に巻かれるので、その横方向糸は基布層22の紙幅方向になく、したがって、折り目38と平行ではない。代わりに、横方向糸28は基布層22の紙幅方向に関して、典型的に10度未満の少しの角度を形成する。従って、折り目38で縦方向糸26の未結合部分を提供するために、横方向糸28は基布層22の幅Wにわたって漸次の方法で折り目38から除去されるはずである。
換言すれば、横方向糸28は、折り目38又は鎖線46、48に平行でないので、横方向糸28の鎖線46、48間の間隔を開口するために、図2中の横方向糸50の場合のように、多軸布の中では横方向糸28に与えられた部分だけを除去する必要がしばしばある。
図5Aは、図5中で示されるような多軸基布層中の解れた領域の平面図である。注目すべきは、解れた領域の縁部に沿ったCD糸(この図面においては水平)が、全布をわたって伸びていないが、それらが解れた領域中へ角度を有するままである箇所で切り取られることである。これらの切り取られたCD糸50は、CD末端と呼ばれる。CD末端が布にわたって完全には伸びないので、それらは解れた/継ぎ目ループ領域内への移動に特に弱い。
図6は、折り目に沿っての継ぎ目ループの形成の典型的な方法を示す、平らになった基布の概要断面図である。特にこの方法では、ループ形成ケーブル52は、第1の布層40と第2の布層42の間、かつ縦方向糸26の未結合部分に接して設置される。縫い目54は、例えば、縦方向糸26の未結合部分から継ぎ目ループ56を形成するループ形成ケーブル52に隣接している第2の布層42に第1の布層40を接続するためになされるかもしれない。あるいは、第1の布層40は、それらあるいは当業者によってそのような目的のために使用された他方の手段のうちのどれかによってループ形成ケーブル52に隣接している第2の布層42に接続されるかもしれない。その後、ループ形成ケーブル52は、平らになった基布層22の2つの横方向の縁部36で先の方法で形成された継ぎ目ループ56を残し除去される。
図7は、抄紙機上で設置されるような継ぎ合わせた多軸圧搾布の概要断面図である。図7は、機械上で継ぎ合わせ可能な基布60に帰着する、突き出た継ぎ目ループを備えた両方の折り目で解かれて平らになった基布層22の積層布を含むことを示す。機械上で継ぎ合わせ可能な基布60の端部は、短繊維綿材料80の1層以上の針打ち及び基布60の通過によって互いに結合され、本機械上で継ぎ合わせ可能な積層された多軸圧搾布の製造が完了する。短繊維綿材料80は、重合体樹脂材料であり、好ましくはポリアミドやポリエステル樹脂である。基布層の継ぎ目ループ56は、共に指のように組まれまれ、そして継ぎ目はピントル58の挿入によって形成される。
図8は、図7中で示されるような継ぎ合わせた多軸圧搾布の継ぎ合わせ領域の平面図である。上記で議論されたように、多軸構造物に継ぎ目を形成する主な欠点は、継ぎ合わせ領域に帰着するCD末端である。図8は、継ぎ合わせ領域へ移動したCD末端100を示す。末端は、多軸布ベースの、パネル幅、布長さ及び傾斜したパネルにリンクされるCD糸角度の機能である。これらのCD糸は、ベース織りへ固定しないが、自由に動く又は“移動する”。ある接着剤のシステムは、決まった場所に糸を固めるために試みられたが、制限下での成功である。移動が発生する場合、CD両端は継ぎ合わせ領域へ動き、かつ継ぎ合わせることを(時々著しく)妨害する。
図9は、平らになった基布の継ぎ目ループ領域の拡大概要断面図である。CD糸又は糸末端70及び72は未結合であり、そして継ぎ目ループ領域へ移動するかもしれない。特に、CD糸70は、継ぎ目ループ56へ自由に移動し、継ぎ合わせを妨害する。更に、CD糸72は、継ぎ合わせ領域の周囲に移動するかもしれず、そして継ぎ合わせ領域の綿材料の保持の更なる不同に帰着する。抄紙機上の布を継ぎ合わせる場合、これらの移動する糸又は糸末端は、多くの障害を引き起こす。
図10は、本発明に従って連続的なCD糸の再織りが糸移動の防止を示す、平らになった基布の継ぎ目ループ領域の拡大概要断面図である。糸移動を防止するために、本発明の1つの実施例は解れた領域の各端部に沿って布の幅を横切って連続的なCD糸82を織る。布が折られ、かつ継ぎ目ループが形成される場合、この連続的なCD糸82は継ぎ目ループ56へ移動することから効果的に未結合CD末端糸を妨害する。更に、追加の連続的なCD糸84は、継ぎ目領域の布に所望の特性を付与する解れた領域へ織ってある。例えば、単数の糸、複数の糸又はひも状材料は、とりわけ継ぎ目領域での保持の綿を提供するために連続的なCD糸の後に加えられるかもしれない。
本発明は、糸移動を防止するために解れた領域の両端部に沿って付加されたCD材料を使用する。CD材料は、連続的なCD糸、CD糸セグメント、材料のCDストリップ、及び当技術中で一般に使用される他の適切な材料を含んでいる。材料は、再織り、縫合/裁縫、ホッチキスで留める、接着、融解、あるいは当技術に熟練している人々に公知の他の適切な技術によって基布に付加されるかもしれない。織ってある材料を含む実施例については、CD材料が基布の一方の側面より高/低融解で再織りされるかもしれない。更に、様々なCD材料は異なるシーケンス及び/又はパターンで付加されるかもしれない。
図11は、図5中で示されるものに類似の基布層の表面部分の平面図であり、本発明に従って糸移動を防止するために解れた領域のロール及び図面側の両方に末端を備えていない布本体への1つ以上の連続的なCD糸55の再織りを示す。更に、サーキュウムフレックス糸57は、解れた領域の一方又は両側の本体へ織ってあるかもしれない。本発明のこの実施例は、多軸製品の継ぎ目領域に糸を再織りする従来の織り技術の利点を本質的に利用する。CD末端の移動を防止するために織ってある継ぎ合わせ製品の本来的な所望の特徴を維持する一方、本発明は、多軸布の継ぎ目ループ領域へ戻りいくつかの糸を再織りする。最初に、解れた領域は追加のCD材料を受容するために通常より広くなる。当技術に熟練している人々によって理解されるように、解れの幅は容易にコントロールされる。新しい解れの幅は、本発明の継ぎ目増強を受容することを所望する任意の幅かもしれない。最小では、解れた領域は、少なくとも2つのCD糸の幅によって増加させられるが、これは所望されるような多くの糸幅としてあるかもしれない。その後、ひ道は、解れた領域で開かれる(これをする手段は発明の一部と考えられず、そしてこれは布の十分な幅を横切って手作業又は完全な機械化のどちらか一方で行われるかもしれない)。一旦、ひ道が開かれれば、所望の織りパターンが選択される(それは継ぎ合わせ多軸ベースで織る本体と同じパターンである必要はない)。例えば、最後のCD端部又は末端を備えた連続相で織る2つのひ道は、解れた領域の縁部を横切って2つの連続的な十分な幅の糸を挿入するために使用されるかもしれない。両方の糸は同時に挿入され、そして解れのどちらか一方の側に位置する。既存のCD末端は、糸の中で織られたものを通過して移動することができない。
図12は、本発明の実施例に従って糸移動を防止するために解れた継ぎ目領域の両側へジグザグパターンで低融解糸120の縫合を有する多軸基布層の平面図ある。“低融解”は、布糸の中で使用される重合体より融点が低い成分材料を有する糸として定義される。その後、解れた領域は、継ぎ目生成、ホッチキスで留める、及びライン縫合工程で折り重なる。全布が布寸法を安定させる加熱固着である場合、低融解糸は共に融合され、そのためにCD端部糸及び末端を適所に保持する。あるいはまた、縫合されたジグザグ糸は超音波で様々な場所で布に溶接された箇所でありえる。
継ぎ目が、一直線に沿って形成され、ホッチキスで留められ、縫合された後、発明の他の実施例が適用されるかもしれない。図13中で示されるように糸移動を防止するために、糸130は多軸基布層の継ぎ目ループ端部に沿ってブランケット縫いされるかもしれない。本発明の別の実施例は、図14中で示されたように糸移動を防止するために、多軸基布層の継ぎ目ループ端部に沿ってジグザグパターン中で縫われた糸140である。更に、図13中の糸130及び図14中の糸140は、図12に関して上記で示された糸120に類似の低融解糸かもしれない。
発明の別の実施例は、図15中で示されるような糸移動を防止する継ぎ目ループの加熱固着に先立って、多軸基布の折り目/解れた領域の中への低融解不織布の細長い布150を挿入することである。ループが加熱固着である場合、細長い布は適所にCD糸を保持するために冷却された時に接着剤が形成され、そのため糸移動を防止する。あるいはまた、布が継ぎ目を形成するために折られる前に、低融解不織布の細長い布150が、解れた領域の一方の側に付加される(例えば、アイロンがけされた又は接着された)かもしれず、継ぎ目ループを形成するために布が折られた時のようなものは不織布の細長い布が継ぎ合わせた領域の内部である。
糸材料は、継ぎ目摩耗を減少する、継ぎ目ポップを減少する又はウーヘル(uhle)箱での騒音を減少させ、及び/又は継ぎ目平面差を減少するような、など継ぎ合わせ時に改善するために所望の任意の材料でかまわない。糸直径はCD本体糸直径未満かもしれない、そのため継ぎ目に与えられた平面差を減少させる。更に、糸ははるかに小さな直径で、熱可塑性被覆がある糸又は熱可塑性繊維の層が予め付着された糸又は熱可塑性材料の紡績糸、又は単に標準の単繊維材料かもしれない。その後、これらの再織り糸は適所へ融合することができる。
糸移動を防止するために追加されたどんな糸も、ここに教示されたように、手作業又は求められるような機械によって、挿入、織り又は縫合されるかもしれない。更に、これらの糸は含んでいる多数のパターンに追加される及び/又は縫合されるかもしれないが、ここに示されたジグザグ及びブランケットの縫いパターンに制限されなくてもよい。
必要な場合には、追加のCD糸は、どんな所望の布特性又は要求の幅を形成するために解れの各側の綿に連続的に挿入することができる。例えば、前述のような更なる継ぎ目摩耗、痕跡及び騒音を減少させるのにサーキュウムフレックス糸のような別の糸を挿入することは望ましいかもしれない。このサーキュウムフレックス糸はオプションであるが、更に継ぎ合わせ製品を改善する同じ方法で挿入されるであろう。
上記で言及されるように、改良継ぎ目は、継ぎ目領域での繊維綿材料に適した均一の保持を保証するために生産されるかもしれない。これは、解れた領域の1つ以上の追加的な糸の追加を通じて行われるかもしれない。本質的に、追加的な糸は、解れを作製するためにオリジナルのCD本体糸の除去に少なくとも一部分起因する継ぎ目領域の異なる厚さ及び特性の代わりの役割をする。これらの糸は、サーキュウムフレックス及び他のタイプ糸の任意の適切な組み合せでかまわない。更に、様々な裁縫及び他の技術が、糸をしっかり固定するために使用されてもよい。図16−23は、本発明の教示に従って多くの典型的な適切な組み合せを示す。各図は、垂直に解れた継ぎ目領域を有する多軸基布層の平面図を示す。図16では、サーキュウムフレックス糸160は解れた継ぎ目領域へ縫合され、ジグザグパターンに縫合された微細な単繊維糸170によって適所に保持された。注目すべきはサーキュウムフレックス糸が、解れた領域の縁部間のどんな場所に位置してもよいことである。図17では、サーキュウムフレックス糸160は、解れた継ぎ目領域の縁部に縫合される。図18は、解れた継ぎ目領域へ直接に縫われた薄い単繊維又は微細な被覆/核の糸180を示す。再度、この糸は解れた領域の縁部間のどんな場所に位置してもよい。図19は、2列の縫い目190によって、解れた継ぎ目領域の縁部に縫合された2つの異なる糸を示す。異なる糸は、異なる粗度、寸法及び材料でかまわない。図20は、解れた継ぎ目領域に縫合された2つの異なる糸を示し、そして2ステップジグザグ・パターン200に縫合されて1列の縫い目によって適所に保持される。図21は、別の縫いパターン210を用いて微細な単繊維によって、解れた継ぎ目領域の縁部に縫合された追加的な糸を示す。適切であると考えられるように、任意の適切なタイプの裁縫が使用されてもよい。図22では、2つのサーキュウムフレックス糸が解れた継ぎ目領域の上部に縫合され、そしてパターン220中で一対の針(不図示)を使用して単繊維によって背後面にジグザグパターンに適所に保持される。同様に、図23はサーキュウムフレックス糸が垂直の解れた継ぎ目領域の背後面に縫合され、そしてパターン230中で一対の針を使用して単繊維によって上部と下部で適所に保持されることを示す。
本発明は、布を継ぎ合わせを妨害するCD糸移動を防止するだけでなく、解れ領域の幅及び挿入された糸の織りパターンは、従前の多軸の継ぎ合わせ製品で可能でなかった継ぎ目領域に、多くの場合織り継ぎ合わせ製品固有の、本来的な特性を付与するために選択することもできる。従って、本発明は、織り継ぎ目布の固有の利点と多軸ベース意図の固有の利点を組み合わせた能力を提供する。
例えば、熱可塑性単繊維糸は、布本体(特に結合前の)用のCD糸には多くの場合望ましくなく、そして更に被覆/核の熱可塑性糸技術は高価である。しかしながら、熱可塑性又は粘着性の活性化された糸は、ループ加熱固着以前に継ぎ目領域へ導入された時には両方とも有利であり及びコスト的に効果的になりえる。これらの糸が、ループ加熱固着間に活性化しないので、それどころか全CD端部が、継ぎ目を切断しかつ顧客へ布を輸送る前に接合及び固定の準備ができる場合の最終修正中に、これらの材料の融点が選ぶことができる。
機械上で継ぎ合わせ可能な基布をもたらす織られた布は、単層又は多層のどちらでもかまわす、またポリエステルやポリアミドのような合成重合体樹脂の単繊維、撚り単繊維又は多繊維の糸から織ってあってもかまわない。好ましくは単繊維糸である糸は、結局、縦方向糸と継ぎ目ループ56を形成する。
本発明に従って布は、好ましくはポリエステル、ポリアミド又はポリブチレンテレフタレート(PBT)又は当技術に熟練している人々に公知の他の重合体である。2成分又は被覆/核の糸も利用することができる。当業者のものによって識別されるように、糸のどれも重合体のどんな組み合せでも使用することができる。CD及びMDの糸は、1つ以上の異なる径を有する円形の断面形状を有しても構わない。更に、円形断面形状に加えて、1つ以上のCD、MD又は再織り/縫合の糸は、方形断面形状又は非円形断面形状など、その他の断面形状を有しても構わない。
上述の事項に対する改変は、当業者に明らかであり、このような改変は、本発明の範囲を超えて本発明を改変するものではない。添付した特許請求の範囲は、このような状況を包含するものと解釈されるべきものである。
平らになった状態での多軸基布の上部平面図である。 多軸基布層の表面部分の平面図である。 図1中の線6−6で示されるように得られた、平らになった基布層の概要断面図である。 図3中で提供されたものと類似していて、解れた領域に沿った折り目の結果の概要断面図である。 解れた領域を形成する横方向糸の除去の結果、図2中で示される基布層の表面の部分の平面図である。 図5中で示されるような多軸基布層中の解れた領域の平面図である。 折り目に沿っての継ぎ目ループの形成を示す、平らになった基布の概要断面図である。 抄紙機上で設置されるような継ぎ合わせた多軸圧搾布の概要断面図である。 図7中で示されるような継ぎ合わせた多軸圧搾布の継ぎ合わせ領域の平面図である。 平らになった基布の継ぎ目ループ領域の拡大概要断面図である。 本発明に従って、連続的なCD糸の再織りが糸移動の防止を示す、平らになった基布の継ぎ目ループ領域の拡大概要断面図である。 本発明に従って、糸移動を防止するために解れた領域で連続的なCD糸の再織りを示す、図5中で示されたものと類似の基布層の表面部分の平面図である。 本発明の実施例に従って、糸移動を防止するために解れた継ぎ目領域へジグザグパターンに糸を縫合する多軸基布層の平面図である。 本発明の別の実施例に従って、糸移動を防止するために継ぎ目縁部に沿ってブランケット縫いした糸を示す多軸基布層の継ぎ目ループ端部の平面図である。 本発明の別の実施例に従って、糸移動を防止するために継ぎ目縁部に沿ってジグザグパターンで縫われた糸を示す多軸基布層の継ぎ目ループ端部の平面図である。 本発明のまた別の実施例に従って、糸移動を防止するために継ぎ目ループの加熱固着に先立った多軸基布層の折り目領域に挿入された低融解不織布層の平面図である。 本発明の教示し従って、垂直な解れた継ぎ目領域にサーキュウムフレックス糸を縫合し、そしてジグザグパターンに微細な単繊維によって適所に保持した多軸基布の平面図である。 本発明の教示し従って、垂直な解れた継ぎ目領域の縁部にサーキュウムフレックス糸を縫合し、そしてジグザグパターンに微細な単繊維によって適所に保持した多軸基布の平面図である。 本発明の教示し従って、垂直な解れた継ぎ目領域に薄い単繊維又は微細な被覆/核の糸を直線に縫合した多軸基布層の平面図である。 本発明の教示し従って、垂直な解れた継ぎ目領域の縁部に縫い目2列によって2つの異なる糸を縫合した多軸基布層の平面図である。 本発明の教示し従って、垂直な解れた継ぎ目領域に2ステップジグザグパターンで縫い目1列によって2つの異なる糸を縫合した多軸基布層の平面図である。 本発明の教示し従って、垂直の解れた継ぎ目領域の縁部にサーキュウムフレックス糸を縫合し、別の縫い目パターンでの微細な単繊維によって適所に保持した多軸基布層の平面図である。 本発明の教示し従って、垂直の解れた継ぎ目領域の上部に2つのサーキュウムフレックス糸が縫合され、そして一対の針を使用して単繊維によって背後面にジグザグパターンに適所に保持した多軸基布層の平面図である。 本発明の教示し従って、垂直の解れた継ぎ目領域の背後面にサーキュウムフレックス糸が縫合され、そして一対の針を使用して単繊維によって上部と下部に適所に保持した多軸基布層の平面図である。

Claims (31)

  1. 布は、第1の折り目と第2の折り目に沿って2層に平らになったエンドレスループの形態をしており、以下の工程を含む;
    紙幅方向(CD)中の糸が第1と第2の折り目から除去され、解れた領域を作製し;解れた領域において走行方向(MD)中の糸は未結合であり;
    継ぎ目ループが第1と第2の折り目で未結合MD糸から形成され;
    各折り目で、解れた領域の縁部に沿ってCD材料を付加し、解れた領域のCD縁部に沿って糸を束縛し;及び
    布が、第1と第2の折り目からの継ぎ目ループを指のように組み、それを通ってピントルを挿入することにより継ぎ合わせる、
    機械上で継ぎ合わせ可能な多軸抄紙布の継ぎ合わせ方法。
  2. 更に、布の継ぎ目領域に所望の特性を付与する解れた領域中へ少なくとも1つの追加的なCD糸の再織り工程を含む請求項1に記載の方法。
  3. 付加されるCD材料が、熱可塑性被覆/核がある糸又は熱可塑性繊維の層が予め付着された糸又は熱可塑性材料の紡績糸である請求項1に記載の方法。
  4. 付加されるCD材料が、平らな細長い布材料を含む請求項1に記載の方法。
  5. 付加されるCD材料が、付加されるCD糸であり、かつ前記付加されるCD糸の直径が、布中のCD糸の直径未満であり、それで継ぎ目の平面差を減少させる請求項1に記載の方法。
  6. 布中の糸が、CDとMDに関して10度未満の角度を有し;及び、
    解れた領域の縁部に沿ったCDの中で除去された糸の少なくとも一部が、布の全幅にわたって伸びていない請求項1に記載の方法。
  7. 布が、布の幅未満である細長い布幅を有する織ってある細長い布から形成され、前記細長い布は2つの側面縁部を備えて織られており;前記細長い布が、布を形成するために連続的な螺旋状の方法で周りを巻かれる際、前記細長い布の隣り合う側面縁部が、螺旋状に巻かれた継ぎ目を形成するために重なり合うような形態をとる請求項1に記載の方法。
  8. 更に、布へ少なくとも1層の短繊維綿材料の針打ち工程を含む請求項1に記載の方法。
  9. 布が機械上で継ぎ合わせ可能な積層された抄紙機の圧搾部用の多軸圧搾布である請求項8に記載の方法。
  10. 付加されるCD材料が糸であり、その糸の少なくとも一部が、ポリアミド、ポリエステル、ポリブチレンテレフタレート(PBT)又は2成分あるいは被覆/核の糸である請求項1に記載の方法。
  11. 付加されるCD材料が糸であり、その糸の少なくとも一部が、円形断面形状、方形断面形状又は非円形断面形状を有するものである請求項1に記載の方法。
  12. 付加する工程が、解れた領域の縁部に沿った連続的なCD糸の再織りを含んでいる請求項1に記載の方法。
  13. 解れた領域が、継ぎ目ループ中で連続的なCD糸の再織りの受容により広くなる請求項12に記載の方法。
  14. 第1の折り目と第2の折り目に沿って2層に平らになったエンドレスループの形態の多軸基布;
    基布は第1と第2の折り目に沿って解れた領域の未結合走行方向(MD)糸から形成される継ぎ目ループを有し;解れた領域は紙幅方向(CD)中の糸を除去することによって形成され、解れた領域においてMD中の残った糸は未結合であり;及び
    CD材料は各折り目で解れた領域の縁部に沿って布ベースに付加され、解れた縁部のCD縁部に沿って糸を束縛すること
    を含む抄紙布。
  15. 布が、第1と第2の折り目からの継ぎ目ループを指のように組み、それを通ってピントルを挿入することにより継ぎ合わせる請求項14の抄紙布。
  16. 更に、布の継ぎ目領域に所望の特性を付与する解れた領域の中へ少なくとも1つの追加的なCD糸の再織り工程を含む請求項14の抄紙布。
  17. 付加されるCD材料が、熱可塑性被覆/核がある糸又は熱可塑性繊維の層が予め付着された糸又は熱可塑性材料の紡績糸である請求項14の抄紙布。
  18. 付加されたCD材料が、平らな細長い布材料を含む請求項14の抄紙布。
  19. 付加されるCD材料が、付加されるCD糸であり、かつ前記付加されるCD糸の直径が、布中のCD糸の直径未満であり、それで継ぎ目の平面差を減少させる請求項14の抄紙布。
  20. 布中の糸が、CDとMDに関して10度未満の角度を有し;及び、
    解れた領域の縁部に沿ったCDの中で除去された糸の少なくとも一部が、布の全幅にわたって伸びていない請求項14に記載の抄紙布。
  21. 布が、布の幅未満である細長い布幅を有する織ってある細長い布から形成され、前記細長い布は2つの側面縁部を備えた多層織りの形態であり;前記細長い布が、布を形成するために連続的な螺旋状の方法で周りを巻かれる際、前記織ってある細長い布の隣り合う側面縁部が、螺旋状に巻かれた継ぎ目を形成するために重なり合うような形態をとる請求項14に記載の抄紙布。
  22. 布が機械上で継ぎ合わせ可能な積層された抄紙機の圧搾部用の多軸圧搾布である請求項14に記載の抄紙布。
  23. 更に、布へ少なくとも1層の短繊維綿材料の針打ち工程を含む請求項14に記載の抄紙布。
  24. 付加されるCD材料が糸であり、その糸の少なくとも一部が、ポリアミド、ポリエステル、ポリブチレンテレフタレート(PBT)の糸である請求項14に記載の抄紙布。
  25. 付加されるCD材料が糸であり、その糸の少なくとも一部が、円形断面形状、方形断面形状又は非円形断面形状を有するものである請求項14に記載の抄紙布。
  26. 布ベースに付加されるCD材料が、布ベースへの連続的なCD糸の再織りである請求項14の抄紙布。
  27. 解れた領域が、継ぎ目ループ中で連続的なCD糸の再織りの受容により広くなる請求項26に記載の抄紙布。
  28. CD材料がジグザグ縫いパターンを使用して解れた領域の縁部に沿って付加される請求項1の方法。
  29. CD材料がブランケット縫いパターンを使用して解れた領域の縁部に沿って付加される請求項1の方法。
  30. CD材料がジグザグ縫いパターンを使用して解れた領域の縁部に沿って付加される請求項14の抄紙布。
  31. CD材料がブランケット縫いパターンを使用して解れた領域の縁部に沿って付加される請求項14の抄紙布。
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