JP2006506552A - 層状プレス布 - Google Patents

層状プレス布 Download PDF

Info

Publication number
JP2006506552A
JP2006506552A JP2004553492A JP2004553492A JP2006506552A JP 2006506552 A JP2006506552 A JP 2006506552A JP 2004553492 A JP2004553492 A JP 2004553492A JP 2004553492 A JP2004553492 A JP 2004553492A JP 2006506552 A JP2006506552 A JP 2006506552A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fabric
cloth
fine
woven
press
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004553492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4384051B2 (ja
Inventor
ハンセン・ロバート・エイ.
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Albany International Corp
Original Assignee
Albany International Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Albany International Corp filed Critical Albany International Corp
Publication of JP2006506552A publication Critical patent/JP2006506552A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4384051B2 publication Critical patent/JP4384051B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F3/00Press section of machines for making continuous webs of paper
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/08Felts
    • D21F7/083Multi-layer felts
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F7/00Other details of machines for making continuous webs of paper
    • D21F7/08Felts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S160/00Flexible or portable closure, partition, or panel
    • Y10S160/90Vertical type venetian blind
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S160/00Flexible or portable closure, partition, or panel
    • Y10S160/904Electric or pneumatic awning operator
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3707Woven fabric including a nonwoven fabric layer other than paper
    • Y10T442/3724Needled
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/30Woven fabric [i.e., woven strand or strip material]
    • Y10T442/3707Woven fabric including a nonwoven fabric layer other than paper
    • Y10T442/3724Needled
    • Y10T442/3732Including an additional nonwoven fabric

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

抄紙機のプレスセクション用の層状プレス布(10)は、エンドレスループの形態の基布(30)を含む。第1の短繊維綿材料(40)は、縫うことによって基布(44)の外部に接着される。微細布は第1の短繊維綿材料を覆い、第2の短繊維綿材料(50)は、縫うことによって微細布に接着される。第2の短繊維材料を作る繊維は、第1の短繊維材料を作る繊維よりも、微細であり、すなわち、より小さな直径又はデニールである。微細布は、第1の短繊維綿材料のより粗い繊維が、それを通って縫われて第2の繊維綿材料のより微細な繊維と混合するのを防止する。

Description

本発明は、製紙業技術に関する。より具体的には、本発明は、抄紙機のプレスセクション用のプレス布に関する。
製紙過程中に、繊維性スラリーすなわちセルロース繊維の水系分散を、抄紙機の形成セクションの可動形成布に置くことによって、セルロース繊維ウェブが形成される。大量の水が形成布を通ってスラリーから排出され、形成布の表面にセルロース繊維ウェブを残す。
新規に形成されたセルロース繊維ウェブは、形成セクションからプレスセクションへ進み、これは一連のプレスニップを含む。セルロース繊維ウェブは、プレス布によって支持されるプレスニップを通って進むか、又は、しばしばそうであるように、2つのそのようなプレス布の間を進む。プレスニップにおいて、セルロース繊維ウェブは圧縮力を受け、圧縮力がウェブから水を搾り、ウェブ内のセルロース繊維を互いに接着しセルロース繊維ウェブを紙シートにする。水は、単数又は複数のプレス布によって受け入れられ、理想的には紙シートに戻らない。
紙シートは最終的にはドライヤーセクションへ進み、これは、少なくとも1つの一連の回転可能なドライヤードラム又はシリンダを含み、これは蒸気によって内部的に加熱される。新規に形成された紙シートは、ドライヤー布によって一連のドラムの各々のまわりに順次に、曲がりくねった経路に方向づけられ、これは、紙シートをドラムの表面に対して近接して保持する。加熱されたドラムは、蒸発によって紙シートの含水量を所望のレベルへ減少する。
形成、プレス及びドライヤー布は、全て抄紙機上でエンドレスループの形態を取り、コンベヤのやり方で機能することを認識するべきである。製紙は、かなりの速度で進行する連続過程であることを更に認識するべきである。すなわち、繊維性スラリーは、形成セクションで形成布上に連続して置かれ、一方、新規に製造された紙シートは、ドライヤーセクションから出た後に、連続してロールに巻かれる。
本発明は、具体的には、プレスセクションに使用されるプレス布に関する。プレス布は、製紙過程中に重要な役割を演じる。その機能の1つは、上記に暗示されるように、製造されている紙製品を支持し且つこれをプレスニップを通って運ぶことである。
プレス布はまた、紙シートの表面の仕上げにも参加する。すなわち、プレス布は、滑らかな表面及び均一に弾性のある構造物を有するように設計され、そのため、プレスニップを通って進む中で、滑らかで痕跡のない表面が紙に与えられる。
おそらくもっとも重要なことは、プレス布は、プレスニップの湿った紙から搾り出される大量の水を受け入れることである。この機能を満たすために、水を出すためにプレス布内に、文字通り、空間がなければならず、これは一般に空隙容量と称されており、又布は、全耐用年数の間、水及び空気の両方に対して適切な透過性を有さなければならない。最後に、プレス布は、湿った紙から受け入れた水が、プレスニップから出るときに紙へ戻り紙を再湿潤するのを防止することができなければならない。
最新のプレス布は、製造されている紙の等級用に設置される抄紙機の必要条件に合致するように設計された広く様々なスタイルに製造される。一般に、織られた基布を含み、その中に微細な不織の繊維性材料の綿が縫われている。基布は、単繊維、諸撚単繊維、多繊維又は諸撚多繊維の糸から織られてもよく、且つ、単層でも複層でも又はラミネートされてもよい。糸は典型的に、抄紙機布業界の当業者によってこの目的のために使用される、ポリアミド及びポリエステル樹脂等の合成ポリマー樹脂のいずれの1つから押し出される。
織られた基布自体は、多くの異なる形態を取る。例えば、エンドレスに織られてもよく、又は、平らに織られて、その後、織られた継ぎ目を備えたエンドレス形態にされてもよい。あるいは、修正エンドレス織り方として一般に公知の方法によって作られてもよく、基布の横縁には、その走行方向(MD)糸を使用して、継ぎ目ループが設けられる。この方法において、MD糸は、布の横縁の間を前後に連続して織り、各縁で引き返して継ぎ目ループを形成する。このようにして作られた基布は、抄紙機に設置する間にエンドレス形態に置かれ、この理由のために、機械上で継ぎ合わせ可能な布と称される。そのような布をエンドレス形態にするために、2つの横縁を合わせ、2つの縁の継ぎ目ループが互いに噛み合わされ、継ぎ目ピン又はピントルは、互いに噛み合ったループによって形成された通路を通って方向づけられる。
更に、織られた基布は、少なくとも一方の基布を他方によって形成されたエンドレスループ内に置くことによって、且つ、これらの基布を通って短繊維綿を縫ってそれらを互いに結合することによって、ラミネートされてもよい。1つ又はそれ以上のこれらの織られた基布は、機械上で継ぎ合わせ可能型であってもよい。これは今や、複数の基部支持構造物を備えたよく知られたラミネートされたプレス布である。
いずれにしても、織られた基布は、エンドレスループの形態であるか、又は、そのような形態に継ぎ合わせ可能であり、そのまわりに長手方向に測定された特定の長さと、それを横切って横方向に測定された特定の幅と、を有する。抄紙機構成は幅広く変動するため、抄紙機布製造業者は、その顧客の抄紙機の特定の位置に嵌るのに必要な寸法へ、プレス布と、他の抄紙機布とを作ることが必要である。言うまでもないが、プレス布は一般的に注文に応じて作らなければならないように、この必要条件は製造過程を能率的にするのを困難にする。
様々な長さ及び幅のプレス布をより速く効率的に作るというこの必要性に応答して、プレス布は、近年、Rexfeltらに付与された特許文献1に開示された螺旋技術を使用して作られており、その教示は、参照してここに組み込まれる。
特許文献1には、中に縫い込まれた短繊維材料の1つ又はそれ以上の層を有する基布を含むプレス布が示される。基布は、基布の幅よりも狭い幅を有する織られた布製の螺旋状に巻かれた細長い切れから構成された少なくとも1つの層を含む。基布は、長手方向に、すなわち、走行方向にエンドレスである。螺旋状に巻かれた細長い切れの縦方向糸が、プレス布の長手方向と角度を形成する。織られた細長い切れは、織機上に平織りされてもよく、これは、抄紙機布の生産に典型的に使用されるものよりも狭い。
基布は、比較的狭い織られた細長い布の複数の螺旋状に巻かれて結合された巻きを含む。細長い布は、縦方向(縦糸)及び横方向(横糸)の糸から織られる。螺旋状に巻かれた細長い布の隣接する巻きは、互いに対して当接してもよく、そのように作られた螺旋状に連続した継ぎ目は、縫合、編み合わせ、溶融又は溶接によって閉じられてもよい。あるいは、隣接している螺旋状巻きの隣接する長手方向縁部分は、減少する厚さを縁が有する限り、重なり合いの区域で厚さの増加が生じないように、重なり合って配列されてもよい。更に、縦方向糸の間の間隔あけは、細長い切れの縁で増加してもよく、そのため、隣接している螺旋状巻きが重なり合って配列されるときには、重なり合いの領域で縦方向糸の間の間隔あけは変わらなくてもよい。
いずれにせよ、織られた基布が、エンドレスループの形態を取り、内側表面と長手方向(走行方向)と横方向(紙幅方向)とを有するようになる。織られた基布の側方向縁は、次いで、その長手方向(走行方向)に平行にするように裁ち切ってもよい。織られた基布の走行方向と螺旋状に連続した継ぎ目との間の角度は、比較的小さくてもよく、すなわち、典型的に10度未満である。同じ理由によって、織られた細長い布の縦方向糸(縦糸)は、織られた基布の長手方向(走行方向)と、同一の比較的小さな角度を作る。同様に、織られた細長い布の横方向糸(横糸)は、縦方向糸(縦糸)に垂直であり、織られた基布の横方向(紙幅方向)と、同一の比較的小さな角度を作る。手短に言えば、織られた細長い布の縦方向糸(縦糸)も横方向糸(横糸)も、織られた基布の長手方向(走行方向)又は横方向(紙幅方向)に整列配置しない。
特許文献1に示された方法において、織られた細長い布は、2つの平行なロールのまわりに巻かれ、織られた基布を集める。様々な幅及び長さのエンドレス基布は、織られた細長い布の比較的狭い片を2つの平行なロールのまわりに、螺旋状に巻くことによって設けられてもよく、特定のエンドレス基布の長さは、織られた細長い布の各螺旋巻きの長さによって決定され、幅は、織られた細長い布の螺旋巻きの数によって決定されることが認識される。それによって、注文に応じて特定の長さ及び幅の完全基布を織るという従来の必要性が回避されてもよい。代わりに、20インチ(0.5メートル)の狭さの織機を使用して、織られた細長い布を作ることができるが、実用性の問題から、40〜60インチ(1.0〜1.5メートル)の幅を有する従来の織物織機が好適であってもよい。
特許文献1にはまた、2つの層を有する基布を含むプレス布が示され、層の各々は、織られた布の螺旋状に巻かれた細長い切れから構成される。両層は、エンドレスループの形態を取り、一方は、他方によって形成されたエンドレスループの内部である。一方の層の織られた布の螺旋状に巻かれた細長い切れは、他方の層の織られた細長い布のものに対して対向する方向に螺旋状であることが好ましい。すなわち、より具体的には、一方の層の螺旋状に巻かれた細長い切れは右巻き螺旋を画成し、一方、他方の層のものは左巻き螺旋を画成する。そのような二層のラミネートされた基布において、2つの層の各々の織られた細長い布の縦方向糸(縦糸)は、織られた基布の長手方向(走行方向)と、比較的小さな角度を作り、一方の層の織られた細長い布の縦方向糸(縦糸)は、他方の層の織られた細長い布の縦方向糸(縦糸)と角度を作る。同様に、2つの層の各々の織られた細長い布の横方向糸(横糸)は、織られた基布の横方向(紙幅方向)と比較的小さな角度を作り、一方の層の織られた細長い布の横方向糸(横糸)は、他方の層の織られた細長い布の横方向糸(横糸)と角度を作る。手短に言えば、いずれの層の織られた細長い布の縦方向糸(縦糸)も横方向糸(横糸)も、基布の長手方向(走行方向)又は横方向(紙幅方向)に整列配置しない。更に、いずれの層の織られた細長い布の縦方向糸(縦糸)も横方向糸(横糸)も、他方のものに対して整列配置しない。
結果として、特許文献1に示された基布は、画成された走行方向糸又は紙幅方向糸を有さない。代わりに、糸編成は、走行方向及び紙幅方向に対して傾斜角の方向にある。そのような基布を有するプレス布は、多軸プレス布と称されてもよい。先行技術の標準プレス布が3本の軸を有し、1本は走行方向(MD)、1本は紙幅方向(CD)、1本は、布の厚さを通るZ方向であるのに対し、多軸プレス布は、これらの3本の軸だけではなく、その螺旋状に巻かれた単数又は複数の層における糸編成の方向によって画成される少なくとももう2本の軸を有する。更に、多軸プレス布のZ方向に複数の流路がある。結果として、多軸プレス布は、少なくとも5本の軸を有する。この多軸構造のため、2層以上を有する多軸プレス布は、その糸編成が互いに平行である基布層を有するものに比較して、製紙過程中にプレスニップにおける圧縮に応答して入れ子及び/又は崩壊に対して優良な抵抗を呈する。
次に、最新のプレス布の生産において基布内に縫い込まれた微細な不織の繊維性材料に転じると、多くのそのようなプレス布は、いわゆる層状綿構造物を備えて製造される。
層状綿構造物は、複数の綿層を含み、その各々は、異なるデニールの繊維から構成される。典型的に、比較的粗い繊維から構成される繊維状綿材料の単数又は複数の層が、最初に基布内に縫い込まれる。次いで、より微細な繊維から構成される繊維状綿材料の単数又は複数の層が、より粗い繊維の層の上に加えられる。結果として、内部綿層の粗い繊維のために高い空気及び水の透過性を有し、且つ、表面の微細な繊維のために高度の圧力均一性を備えた滑らかなプレス表面を有するプレス布になる。
プレス布のプレス表面には、縫う過程に使用される有刺針を貫通したところに残る空間すなわち穴である針跡がないことが好ましい。プレス布の表面から針跡を除去するために、他方の側からこれを縫うことが普通であり、そのため、針は、プレス布内から外向きに綿繊維を強制して針跡を満たし、プレス布の表面を滑らかにする。残念ながら、プレス布が層状綿構造物を有する場合には、この逆縫いは、粗い繊維をプレス布内から表面へ強制する。これは、そうでなければ微細な表面層によって得られた滑らかな圧力分布を損なうが、それは、粗い繊維が表面にもたらされるからであり、針跡のない層状プレス布を提供することを困難にする。
米国特許第5,360,656号明細書
本発明は、先行技術のこの問題に解決を与える。
従って、本発明は層状プレス布であり、先行技術のものと同様に、基布を含み、これは、外部と内部とを有するエンドレスループの形態である。第1の短繊維綿材料は、基布の外部に接着される。第1の短繊維綿材料は、複数の第1の短繊維から構成される。
微細布は、基布の外部に第1の短繊維綿材料上に配置され、第2の短繊維綿材料は、微細布に接着される。第2の短繊維綿材料は、複数の第1の短繊維のものよりも微細な、すなわち、より小さな直径又はデニールの複数の第2の短繊維から構成される。
第1の短繊維綿材料は一般に、縫うことによって基布の外部に接着される。同様に、第2の短繊維綿材料は一般に、同一のやり方で微細布に接着される。必然的に、いくつかの針跡が、縫う過程の最後で第2の短繊維綿材料の表面に残ったままである。針跡の数及びサイズは、基布の内部から縫うことによって減少されてもよい。本発明で、微細布は、いずれの寸法で0.50mmを超えない開口を有し、複数の第1の短繊維のより粗い繊維が、プレス布の紙含有表面まで運ばれるのを防止する。
本発明は、次に、下記に識別される図面を頻繁に参照して、より完全に詳細に説明される。
次に、これらの図面に転じると、図1は、本発明のプレス布10の概略斜視図である。プレス布10は、機械上で継ぎ合わせ可能な種類であり、ひとたびその2つの端12、14が継ぎ目16で互いに結合されるとエンドレスループの形態を取る。
代替の実施の形態では、図2の概略斜視図に示されるように、プレス布20は、継ぎ目がなく、エンドレスループの形態である。
図3は、図1の線3−3によって示されたように取られた断面図である。プレス布10は、基布30を含む。一般に、基布30は、織布、不織布、MD又はCD配向された糸の不織配列、抄紙機布の生産に使用される変形例の糸の編まれた又は組まれた構造物であってもよく、例えば、単繊維、諸撚単繊維及び/又はポリマー樹脂材料から押し出された多繊維の糸である。ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアラミド及びポリオレフィン樹脂の一群からの樹脂を、この目的のために使用してもよい。
基布30は、あるいは、メッシュ布から構成されてもよく、例えば、Johnsonに付与された米国特許第4,427,734号明細書に示されたようなものであり、その教示は、参照してここに組み込まれる。更に、基布30は、Rexfeltらに付与された米国特許第5,360,656号明細書に示された方法に従って織られた、不織、編まれた、組まれた又はメッシュ材料の細長い切れを螺旋状に巻くことによって作られてもよく、その教示は、参照してここに組み込まれる。基布30は、このようにして、螺旋状に巻かれた細長い切れを含んでもよく、各螺旋状の巻きは、基布30を長手方向にエンドレスにする連続継ぎ目によって次のものに結合される。
基布30は、エンドレスであってもよく、又は、図3に示されるように、機械上で継ぎ合わせ種類であってもよい。図示のように、基布30は、単繊維糸から二層織りすなわち二重織りに織られる。走行方向糸32は、機械上で継ぎ合わせ可能な基布30の横糸であり、継ぎ目ループ34を形成し、これは、互いに噛み合って通路を形成し、それを通ってピントル36が方向づけられて、基布30をエンドレス形態に結合する。紙幅方向糸38は、基布30を織っている間の縦糸であり、走行方向糸32と同様に、例示目的で単繊維糸で示される。
短繊維綿材料40の1つ又はそれ以上の層が、基布30の外部に、且つ任意にその内部にも加えられ、その構成繊維が、縫うことによって基布30内に入れられる。短繊維綿材料40の層を、基布30の外部に、任意に内部に、残すように、接着が行われる。
次いで、微細布44が、基布30の外部の短繊維綿材料40に置かれる。微細布44は、織られても不織であってもよく、また、エンドレスでも、平織りされても、又は短繊維綿材料40上に螺旋状にされてもよい。図3に示されるように、微細布44は、両方とも単繊維糸であってもよい走行方向糸46及び紙幅方向糸48の、図示された平織り等の、単層織りである。しかし、微細布44を織る際に、単繊維以外の糸が使用されてもよい。糸46、48と微細布44の織られた構造物によって形成されたメッシュとの両方は、基布30のものよりも微細である。
より一般的には、微細布44は、基布30と同様に、織布、不織布、MD又はCD配向された糸の不織配列、抄紙機布の生産に使用される変形例の糸の編まれた又は組まれた構造物であってもよく、例えば、単繊維、諸撚単繊維及び/又はポリマー樹脂材料から押し出された多繊維の糸である。ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアラミド及びポリオレフィン樹脂の一群からの樹脂を、この目的のために使用してもよい。
微細布44は、あるいは、メッシュ布から構成されてもよく、例えば、Johnsonに付与された米国特許第4,427,734号明細書に示されたもの等であり、その教示は、参照してここに組み込まれる。更に、微細布44は、Rexfeltらに付与された米国特許第5,360,656号明細書に示された方法に従って織られた、不織の、編まれた、組まれた又はメッシュ材料の細長い切れを螺旋状に巻くことによって作られてもよく、その教示は、参照してここに組み込まれる。微細布44は、このようにして、螺旋状に巻かれた細長い切れを含んでもよく、各螺旋状の巻きは、微細布44を長手方向にエンドレスにする連続継ぎ目によって次のものに結合される。
微細布44がエンドレスであるならば、スリーブ又はソックスのやり方で短繊維綿材料40に置かれてもよい。更に、微細布44がエンドレスである場合には、又は、米国特許第5,360,656号明細書の教示に従って短繊維綿材料40上に螺旋状にされ、且つ、基布30が図3に示されるように機械上で継ぎ合わせ可能である場合には、当業者によく知られているように、究極的に、プレス布10を抄紙機に設置することを可能にするために、継ぎ目ループ34及びピントル36によって形成された継ぎ目の近傍に微細布44を横切って切断する必要がある。
いずれにせよ、微細布44は、その構成要素糸及び/又はメッシュ材料が、基布30のものよりもより微細であり(より小さなサイズ又は直径、より薄いか又はより小さなデニール)、且つ、そのメッシュは基布30のものよりもより微細であるため、そのように呼ばれる。例として、微細布44は、いずれの寸法で0.50mmを超えない開口を有してもよい。
最後に、1つ又はそれ以上の短繊維綿材料50が微細布44の外部に加えられ、その構成繊維は、縫うことによって微細布44内に入れられ、その中に巻き込まれる。短繊維綿材料50の層を、微細布44の外部に残すように、接着が行われる。
短繊維綿材料40及び短繊維綿材料50は、抄紙機布の生産に使用されるいずれのポリマー樹脂の短繊維を有してもよいが、ポリアミド樹脂であることが好ましい。短繊維綿材料50を作る短繊維は、短繊維綿材料40のものよりも小さな断面サイズ又は直径又はデニールを有してもよい。例えば、短繊維綿材料50の短繊維は6デニールであってもよく、一方、短繊維綿材料40の短繊維は24デニールであってもよい。
先行技術の層状プレス布とは対照的に、短繊維綿材料50の微細繊維は、微細布44によって短繊維綿材料40の比較的より粗い繊維から分離される。微細布44は、短繊維綿材料50を縫っている間に短繊維綿材料50の微細繊維が短繊維綿材料40及び基布30内に貫通する量を制限する。
更に、プレス繊維10の裏側が縫われるときには、短繊維綿材料50を表側に接着するのに続いて、微細布44の微細メッシュが、短繊維綿材料40の比較的より粗い短繊維を短繊維綿材料50内へ運ぶのを防止する。
先行技術の層状プレス布において、微細繊維部分は、縫った後の微細繊維の75%までであってもよく、一方、粗い繊維部分は粗い繊維の75%までであってもよく、各部分の繊維の残りの25%は、反対の種類の繊維であり、縫うことによってその中に入れられる。微細繊維部分と粗い繊維部分との間の接触面には中間領域もあり、微細繊維と粗い繊維とが混合されている。本発明は、この混合を排除するか、又は、実質的に減少してもよい。結果として、プレス繊維10の表側には、短繊維綿材料40の粗い繊維は、ほとんどないか又はまったくない。
加えて、微細布44は、水流を邪魔するのを最小限にしながら、プレス布10に追加圧縮抵抗を与える。
本発明の層状プレス布10の利点の中に、その優良な滑らかさ特性があり、これは、表側綿のその均質な層から生じる。この表面層は、プレスニップ内で接触する湿った紙ウェブに、より滑らかな表面を与える。
本発明の層状プレス布10は再湿潤を最小限にするが、それは、微細な表側綿の均質な層が、先行技術のプレス布に比較して、プレスニップから出た後に紙ウェブへ戻る水を少なくするのを可能にするからである。プレス表面の同一の均一性が、ニップから出た後に紙シートの乾燥を最大限にする。更に、微細で均質で滑らかな表側綿により、プレスニップに近づく際にプレス布10がシート吹きつけをする傾向を少なくし、針跡がないため、シートの痕跡を減少する。
当然ながら、微細布44は、その上を縫われた短繊維綿材料50を通って紙ウェブに跡をつけないように、且つ、縫う過程中に、比較的粗い短繊維綿材料40が比較的微細な短繊維綿材料50に混合するのを防止するように、十分に「微細」であることが望ましい。更に、微細布44は、それを通って繊維50を運ぶのを禁じるほど十分に「微細」であってもよく、縫う過程に耐えるほど十分な構造的保全性を有してもよい。
更に、微細布44は、0.04mm〜0.50mmの範囲の直径を有する糸(縦糸及び横糸)を使用して作られた、織られたか又は編まれた構造物であってもよい。そのような糸は、同一の又は異なる直径又はデニールを有してもよい。更に、糸は、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリオレフィン、及び、当業者によってこの目的に普通に使用される他のポリマー樹脂から押し出されてもよい。
例として、微細布44は、0.25mmのポリアミド縦糸及び0.25mmのポリアミド横糸から織られてもよく、1センチメートル当たり各々の18を有する。そのような布は開口を有してもよく、これは、およそ0.30mm×0.30mmであり、基布の内部からそれを通って粗い綿繊維を縫うのを防止するほど十分に小さい。
別の例において、微細布44は、1センチメートル当たり21.4縦糸及び1センチメートル当たり18横糸の密度で、0.19mmのポリエチレン単繊維縦糸及び0.25mmのポリエチレン単繊維横糸から織られてもよい。そのような布は、およそ0.28mm×0.30mmの開口を有してもよい。
微細布44は、あるいは、成形フィルムから押し出されてもよく、穿孔されてもよく又は穿孔されなくてもよい。後者の場合には、穿孔は、縫っている間に作られる。不織布又はスパンボンド材料も使用されてもよい。
上記への修正は当業者には明らかであるが、添付の特許請求の範囲を超えて本発明にそのような修正をもたらすものではない。
本発明の層状プレス布の概略斜視図である。 本発明の代替の実施の形態の同様の図である。 図1の線3−3によって示されたように取られた断面図である。

Claims (14)

  1. 抄紙機のプレスセクション用の層状プレス布であって、
    エンドレスループの形態であり外部と内部とを有する基部支持構造物と、
    前記基部支持構造物の前記外部に接着され、複数の第1の短繊維を含む第1の短繊維綿材料と、
    前記基部支持構造物の前記外部で前記第1の短繊維綿材料を覆う微細布と、
    前記微細布に接着されて、複数の第2の短繊維を含む第2の短繊維綿材料であって、前記複数の第2の短繊維は前記複数の第1の短繊維よりも微細である第2の短繊維綿材料と、
    を含み、
    前記微細布は、前記第1の短繊維及び前記第2の短繊維がそれを通って移動し、前記第1の短繊維及び前記第2の短繊維が混ざるのを制限する、層状プレス布。
  2. 前記基部支持構造物は、織布、不織布、MD又はCD配向された糸の不織配列、編まれた及び組まれた布からなる群から選択された布である、請求項1に記載の層状プレス布。
  3. 前記基部支持構造物は、押し出されたメッシュ布である、請求項2に記載の層状プレス布。
  4. 前記基部支持構造物は、複数の巻きに螺旋状に巻かれた細長い切れ材料であり、各巻きは連続継ぎ目によってそれに隣接するものに接続されており、前記基部支持構造物は長手方向にエンドレスであり、前記細長い切れ材料は、織られた布、不織布、編まれた布、組まれた布及び押し出されたメッシュ布からなる群から選択される、請求項1に記載の層状プレス布。
  5. 前記基部支持構造物は、機械上で継ぎ合わせ可能な布である、請求項1に記載の層状プレス布。
  6. 前記微細布は、織られた、不織、編まれた及び組まれた布からなる群から選択された布である、請求項1に記載の層状プレス布。
  7. 前記微細布は、押し出されたメッシュ布である、請求項6に記載の層状プレス布。
  8. 前記微細布は、複数の巻きに螺旋状に巻かれた細長い切れ材料であり、各巻きは連続継ぎ目によってそれに隣接するものに接続され、前記微細布は長手方向にエンドレスであり、前記細長い切れ材料は、織布、不織布、編まれた布、組まれた布及び押し出されたメッシュ布からなる群から選択される、請求項1に記載の層状プレス布。
  9. 前記微細布は、エンドレス布である、請求項1に記載の層状プレス布。
  10. 前記第1の短繊維は第1の直径を有し、前記第2の短繊維は、前記第1の直径よりも小さな第2の直径を有する、請求項1に記載の層状プレス布。
  11. 前記第1の短繊維は第1の断面サイズを有し、前記第2の短繊維は、前記第1の断面サイズよりも小さな第2の断面サイズを有する、請求項1に記載の層状プレス布。
  12. 前記微細布はいずれの寸法で0.50mmを超えない開口を有し、そのため、前記層状プレス布が前記基部支持構造物の前記内部から縫われるときに、前記第1の短繊維がその間を通らない、請求項1に記載の層状プレス布。
  13. 前記支持構造物は、織布、不織布、MD又はCDの糸の不織配列、フィルム構造物の編まれた、組まれた、押し出されたメッシュからなる群から選択された2つ又はそれ以上の基部から構成される、請求項1に記載の層状プレス布。
  14. 抄紙機のプレスセクション用の層状プレス布であって、
    1つ又はそれ以上の第1の有効直径値を有する糸から作られ且つ第1のメッシュ配列を有するように配列された基部支持構造物であって、エンドレスループの形態であり外部と内部とを有する基部支持構造物と、
    前記基部支持構造物の前記外部に接着され、1つ又はそれ以上の第2の有効直径値を有する複数の第1の短繊維を含む第1の短繊維綿材料と、
    1つ又はそれ以上の第3の有効直径値を有する糸から作られ且つ第2のメッシュ配列を有するように配列されており、前記第1の短繊維綿材料の前記外部に配列された微細布と、
    前記微細布に接着された第2の短繊維綿材料であって、各々が前記1つ又はそれ以上の第2の有効直径値よりも小さい1つ又はそれ以上の第4の有効直径値を有する複数の第2の短繊維を含む第2の短繊維綿材料と、
    を含み、
    前記1つ又はそれ以上の第3の有効直径値の少なくとも1つ及び前記第2のメッシュ配列内の開口は、それぞれ、前記1つ又はそれ以上の第1の有効直径値及び前記第1のメッシュ配列内の開口よりも小さく、
    前記微細布は、前記第1の短繊維及び前記第2の短繊維がそれを通って移動し、前記第1の短繊維及び前記第2の短繊維が混ざるのを制限する、層状プレス布。
JP2004553492A 2002-11-15 2003-10-28 層状プレス布 Expired - Fee Related JP4384051B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US10/295,085 US7407564B2 (en) 2002-11-15 2002-11-15 Stratified press fabric
PCT/US2003/034337 WO2004046462A1 (en) 2002-11-15 2003-10-28 Stratified press fabric

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006506552A true JP2006506552A (ja) 2006-02-23
JP4384051B2 JP4384051B2 (ja) 2009-12-16

Family

ID=32297101

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004553492A Expired - Fee Related JP4384051B2 (ja) 2002-11-15 2003-10-28 層状プレス布

Country Status (18)

Country Link
US (1) US7407564B2 (ja)
EP (1) EP1560978B1 (ja)
JP (1) JP4384051B2 (ja)
KR (1) KR101051330B1 (ja)
CN (1) CN100415986C (ja)
AT (1) ATE398703T1 (ja)
AU (1) AU2003286753A1 (ja)
BR (1) BR0316220B1 (ja)
CA (1) CA2500128C (ja)
DE (1) DE60321705D1 (ja)
ES (1) ES2307996T3 (ja)
MX (1) MXPA05004975A (ja)
NO (1) NO20052880L (ja)
NZ (1) NZ538899A (ja)
RU (1) RU2323289C2 (ja)
TW (1) TWI319026B (ja)
WO (1) WO2004046462A1 (ja)
ZA (1) ZA200502369B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021500492A (ja) * 2017-10-27 2021-01-07 アルバニー インターナショナル コーポレイションAlbany International Corporation 新規なプレスフェルトを使用して改良されたセルロース製品を作るための方法、およびその方法から作られた製品

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4102644B2 (ja) * 2002-10-24 2008-06-18 イチカワ株式会社 抄紙用プレスフェルト及び抄紙機用プレス装置
AU2003293512A1 (en) * 2003-12-11 2005-07-14 Albany International Corp. Passive sensor system for detection or wear problems in paper machine clothing
US7138037B2 (en) * 2003-12-23 2006-11-21 Astenjohnson, Inc. Press felt with base fabric layer which includes regenerated cellulosic fibers
DE102004054804A1 (de) * 2004-11-12 2006-05-18 Voith Fabrics Patent Gmbh Papiermaschinenbespannung
US7462257B2 (en) * 2004-12-21 2008-12-09 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method for producing wet-pressed, molded tissue products
US7473336B2 (en) 2005-04-28 2009-01-06 Albany International Corp. Multiaxial fabrics
TWI391549B (zh) * 2005-05-24 2013-04-01 Albany Int Corp 用於抵銷以經紗接結方式所形成之織物中之捲曲的單纖及用於形成具阻抗邊緣捲曲之多層經紗接結造紙機布的方法
DE102007028365A1 (de) 2007-06-15 2008-12-18 Voith Patent Gmbh Pressfilz
JP2009041161A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Ichikawa Co Ltd 多層基布構造のシーム付抄紙用プレスフェルト及びその製造方法
DE102011004568A1 (de) * 2011-02-23 2012-08-23 Voith Patent Gmbh Pressenpartie einer Maschine zur Herstellung einer Faserstoffbahn
US20220228318A1 (en) * 2019-05-03 2022-07-21 Voith Patent Gmbh Seamed felt and use of the seamed felt in a tissue machine
DE102019111441A1 (de) * 2019-05-03 2020-11-05 Voith Patent Gmbh Bespannung und Verwendung in einer Tissuemaschine

Family Cites Families (34)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2165772A (en) * 1937-05-04 1939-07-11 Drycor Felt Company Industrial and paper-makers' felts
US3392079A (en) * 1964-05-22 1968-07-09 Huyck Corp Papermakers' felt
US3613258A (en) * 1969-09-15 1971-10-19 Draper Brothers Co Felt for papermaking machine
US3657068A (en) * 1970-01-07 1972-04-18 Orr Felt Co The Papermaking felt
DE2134853A1 (de) * 1971-07-13 1973-02-08 Bayer Ag Randzonenarmierungs-system fuer die herstellung von hochbeanspruchbaren schaumstoff-konstruktionen
US4162190A (en) * 1974-04-29 1979-07-24 Scapa-Porritt Limited Paper makers wet felts
US4283454A (en) * 1980-02-08 1981-08-11 Porritts & Spencer Inc. Papermakers wet felt with ribbed and smooth surface textures
US4439273A (en) * 1980-12-10 1984-03-27 Albany International Corp. Wet press felt for papermaking machine
US4503113A (en) * 1982-03-12 1985-03-05 Huyck Corporation Papermaker felt with a three-layered base fabric
US4427734A (en) * 1982-04-19 1984-01-24 Albany International Corp. Wet press felt for papermaking machines
FI64960C (fi) * 1982-10-08 1984-02-10 Tamfelt Oy Ab Transportfilt foer papperstillverkning och foerfarande foer des tillverkning
DE3426264A1 (de) * 1984-07-17 1986-01-30 Franz F. 5160 Düren Kufferath Entwaeserungsband fuer pressen in der nasspartie einer papiermaschine
US4806413A (en) * 1986-03-26 1989-02-21 Asten Group, Inc. Papermaker's felt containing scrim material
FI79371B (fi) 1987-01-21 1989-08-31 Tamfelt Oy Ab Processband.
US4830915A (en) * 1987-09-09 1989-05-16 Asten Group, Inc. Non-woven wet press felt for papermaking machines
US4798760A (en) * 1987-09-09 1989-01-17 Asten Group, Inc. Superimposed wet press felt
US4781967A (en) * 1987-10-07 1988-11-01 The Draper Felt Company, Inc. Papermaker press felt
US4892781A (en) * 1987-10-14 1990-01-09 Asten Group, Inc. Base fabric structures for seamed wet press felts
US5232768A (en) * 1988-06-09 1993-08-03 Nordiskafilt Ab Wet press fabric to be used in papermaking machine
US4830905A (en) * 1988-08-22 1989-05-16 Appleton Mills Papermaker's felt incorporating a closed cell polymeric foam layer
SE468602B (sv) * 1990-12-17 1993-02-15 Albany Int Corp Pressfilt samt saett att framstaella densamma
US5135802A (en) * 1991-12-06 1992-08-04 Huyck Corporation Absorber felt
US5945358A (en) * 1996-01-31 1999-08-31 Weavexx Corporation Papermakers fabric having spun bonded reinforcement
GB2315499A (en) 1996-07-23 1998-02-04 Scapa Group Plc Industrial textile including photochromic material
US6140260A (en) * 1997-05-16 2000-10-31 Appleton Mills Papermaking felt having hydrophobic layer
JP3415787B2 (ja) * 1999-03-24 2003-06-09 市川毛織株式会社 抄紙用プレスフェルト
EP1127976B1 (en) * 2000-02-23 2005-01-19 Voith Fabrics Patent GmbH Process for producing a papermachine belt
JP2002004190A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Ichikawa Woolen Textile Co Ltd 抄紙用フェルト
GB0025514D0 (en) * 2000-10-18 2000-11-29 Voith Fabrics Heidenheim Gmbh Papermachine clothing
DE50004811D1 (de) * 2000-11-23 2004-01-29 Heimbach Gmbh Thomas Josef Textilbahn, insbesondere Papiermaschinenbespannung
US6592636B1 (en) * 2000-11-28 2003-07-15 Albany International Corp. Flow control within a press fabric using batt fiber fusion methods
JP2003049381A (ja) 2001-07-31 2003-02-21 Ichikawa Woolen Textile Co Ltd 製紙機械用弾性ベルト
GB0204310D0 (en) 2002-02-23 2002-04-10 Voith Fabrics Heidenheim Gmbh Edge balanced belt
US20040162190A1 (en) * 2003-02-18 2004-08-19 Adam Diamond Attachment of hold features to a climbing wall

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021500492A (ja) * 2017-10-27 2021-01-07 アルバニー インターナショナル コーポレイションAlbany International Corporation 新規なプレスフェルトを使用して改良されたセルロース製品を作るための方法、およびその方法から作られた製品
JP7291132B2 (ja) 2017-10-27 2023-06-14 アルバニー インターナショナル コーポレイション 新規なプレスフェルトを使用して改良されたセルロース製品を作るための方法、およびその方法から作られた製品

Also Published As

Publication number Publication date
BR0316220A (pt) 2005-09-27
DE60321705D1 (de) 2008-07-31
US7407564B2 (en) 2008-08-05
JP4384051B2 (ja) 2009-12-16
NO20052880D0 (no) 2005-06-14
ATE398703T1 (de) 2008-07-15
KR101051330B1 (ko) 2011-07-22
TWI319026B (en) 2010-01-01
BR0316220B1 (pt) 2012-11-27
CA2500128A1 (en) 2004-06-03
CA2500128C (en) 2012-07-10
MXPA05004975A (es) 2005-08-02
AU2003286753A1 (en) 2004-06-15
CN100415986C (zh) 2008-09-03
CN1711394A (zh) 2005-12-21
US20040094281A1 (en) 2004-05-20
NO20052880L (no) 2005-08-11
EP1560978A1 (en) 2005-08-10
KR20050075342A (ko) 2005-07-20
NZ538899A (en) 2008-10-31
EP1560978B1 (en) 2008-06-18
RU2005109154A (ru) 2006-01-20
ES2307996T3 (es) 2008-12-01
ZA200502369B (en) 2006-05-31
WO2004046462A1 (en) 2004-06-03
TW200417651A (en) 2004-09-16
RU2323289C2 (ru) 2008-04-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101184893B1 (ko) 이송 벨트 및 프레스 직물용 반투과성 직물
US6240608B1 (en) Method for joining nonwoven mesh products
ZA200502369B (en) Stratified press fabric
KR100646231B1 (ko) 솔기가 있는 제지기용 직물을 위한 베이스 구조체
KR101098008B1 (ko) 제지기용 직물에서의 마모 문제나 검출을 위한 수동적인 센서 시스템
JP3615413B2 (ja) 機械上で継ぎ合せ出来る布の二重継目への流れ抵抗材料付加
JP2001040595A (ja) 成型糸を有している多軸プレス布
JP4818259B2 (ja) 糸移動を防止する多軸抄紙布の継ぎ合わせ方法、及びそれに対応する抄紙布
JP2008537030A (ja) 継目を有する多軸四層布
JP2001040594A (ja) 角度のついた織を持つ多軸プレス布
JP2006504873A (ja) 二層多軸に織られた布の結合強度を増加し且つ非一様性を最少にする方法及び同じくそれに従って生産される布
RU2343242C2 (ru) Система пассивного обнаружения износа одежды бумагоделательной машины
MXPA06006491A (en) Passive sensor system for detection or wear problems in paper machine clothing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090417

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090717

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090727

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090810

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090825

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090924

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4384051

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees