JP4908792B2 - ニューマチック形クッションタイヤ - Google Patents

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本発明は、産業車輌に用いられるのに最適なニューマチッククッションタイヤに関する。
ニューマチッククッションタイヤが種々の用途で使用されている(例えば特許文献1〜4参照)。このニューマチッククッションタイヤとは、タイヤリムに当接する内側ゴム層(ベースゴム層)と、そのタイヤ径方向外側に位置する外側ゴム層と、で構成されていることが多い。
このニューマチッククッションタイヤでは、空気入りタイヤと異なり、厳しい使用条件では発熱による故障(発熱故障)が発生し易いという問題があった。なお、発熱故障が発生するような厳しい使用条件とは、重荷重、高速、連続稼動、発進・制動、SF入力過多などで使用条件が厳しいことである。
このような発熱故障を防止する対策としては、以下の対策が考えられる。
第1の対策としては、外側ゴム層に、耐発熱性の良いゴムを配置することである。耐熱性の良いゴムとは、例えば、高Mod(M50:1.2以上)で低tanδ(0.21以下)の種類のゴムである。しかし、発熱低減効果は大きいが、トレッドゴムが発熱重視型の配合設計となる為、耐摩耗性低下等の背反が生じるという別の問題が生じる。
第2の対策としては、外側ゴム層をCAP/BASEの2層構造として、BASEに耐発熱性の良いゴムを配置すること、すなわち、多層分割構造による機能分離化をすることが考えられる。しかし、CAP/BASEによる機能分離化により背反品質を補うことを可能としているものの、第1の対策と比較すると発熱低減効果が小さい。更には2層化となるため生産性を損なうことが短所となる。
第3の対策としては、内側ゴム層の短繊維混入ゴムについて、耐発熱性が良いゴムを混入することが考えられる。しかし、ゴム材料種を選別することによって生産性が大幅に低下する割には、奏される発熱低減効果は小さいという難点がある。
特開2005−67513号公報 特開2003−72315号公報 特開2002−254902号公報 特開平7−232508号公報
本発明は、上記事実を考慮して、他性能を損なうことなく発熱故障を発生し難くしたニューマチッククッションタイヤを提供することを課題とする。
本発明者は、タイヤ転動時、タイヤ内部には歪によるエネルギーロスによって熱が蓄積されることに着目した。そして、熱の上昇変化率及び最高値が使用条件(荷重、速度、稼働率など)とタイヤ構造、材料とによって決定されるニューマチッククッションタイヤは、空気入りタイヤと異なり、タイヤ内部も全てゴムで構成されている為、放熱作用の面で不利となっていることにも着目した。
更に、発熱による故障のメカニズムについても検討した。そして、図6に示すように、放熱作用による温度低下よりも、蓄熱による温度上昇のほうが大きいと、タイヤ温度が徐々に上昇していき、ゴムが破壊される温度にまで上昇すると、ヒートセパレーションが起きることを見い出した。また、図7に示すように、走行と停車を繰り返した場合、このことが生じ易いことも見い出した。
そこで、本発明者は、鋭意検討の結果、ゴム配合設計で対応してきたものを形状設計で可能とすることを考え付き、更に検討を重ね、本発明を完成するに至った。
請求項1に記載の発明は、少なくとも1層のトレッドゴム層と、該トレッドゴム層の径方向内側でリムに接するベースゴム層と、を有するニューマチッククッションタイヤにおいて、前記トレッドゴム層にタイヤサイド部からタイヤ赤道面に向かって延びる、タイヤ赤道面側先端部の形状がフラスコ型形状であるサイド溝を配置したことを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、このように、タイヤサイド部からタイヤ赤道面に向かって延びるサイド溝をトレッドゴム層に配置している。これにより、サイド溝によって放熱が促されるので、発熱が抑制され、発熱耐久性が向上する。また、サイド溝を形成することによりゴムのボリュームを減らしてヒステリシスロスの総量を減らすことができるので、タイヤの転がり抵抗が低減される。また、サイド溝の配置によって、耐摩耗性や生産性などの他性能を損なうことはない。
また、サイド溝のタイヤ赤道面側先端部形状がフラスコ型形状であるため、歪集中を緩和させることができる。従って、他性能を損なうことなく発熱故障を発生し難くしたニューマチッククッションタイヤが実現される。また、サイド溝の形成によって乗り心地性が向上する。
請求項2に記載の発明は、前記サイド溝をタイヤ赤道面の両側に配置したことを特徴とする。
これにより、タイヤ赤道面の両側で放熱効果を上げることができる。
請求項3に記載の発明は、前記サイド溝をタイヤ周方向に沿って連続的または断続的に形成したことを特徴とする。
これにより、放熱効果の向上やゴムのボリュームの減少を更に顕著にすることができる。
なお、放熱効果の向上やゴムのボリュームの減少は、サイド溝を周方向に連続して配置した場合が最も有効であるが、断続させて周方向に配置してもほぼ同様の効果が期待できる。また、千鳥状に周方向に配置してもよい。
請求項4に記載の発明は、前記サイド溝がタイヤ軸方向と平行に延びていることを特徴とする。
このように、サイド溝をタイヤ軸方向と平行に配置することにより加硫後のタイヤをモールドから容易に取り出すことができ、製造不良を抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、リムのベースラインから前記サイド溝のタイヤサイド部における中心までの高さが、タイヤ断面高さの0.35〜0.8倍であり、前記サイド溝のタイヤ径方向の幅がタイヤ断面高さの0.03〜0.35倍であり、前記サイド溝のタイヤ軸方向の深さがタイヤ片側断面幅の0.15〜0.7倍であることを特徴とする。
リムのベースラインからサイド溝のタイヤサイド部における中心までの高さがタイヤ断面高さの0.35倍よりも小さいと、弾性率の高いベース層にサイド溝が形成されることになる。このベース層は、通常、発熱レベルが高くない部位である。このため、得られる放熱効果が少ない。
一方、リムのベースラインからサイド溝のタイヤサイド部における中心までの高さがタイヤ断面高さの0.8倍よりも大きいと、動きの大きいクラウン部にサイド溝が形成されることになる。このクラウン部にサイド溝が形成されると、転がり抵抗の悪化、バットレスクラックの発生などによる耐久性の問題が生じ易くなる。
リムのベースラインからサイド溝のタイヤサイド部における中心までの高さがタイヤ断面高さの0.35〜0.8倍とすることで、タイヤ内部で熱が蓄積し易い領域にサイド溝が配置される。
また、サイド溝のタイヤ径方向の幅がタイヤ断面高さの0.03倍よりも短いと、得られる放熱効果が少ない。一方、サイド溝のタイヤ径方向の幅がタイヤ断面高さの0.35倍よりも長いと、耐久性、操縦安定性に問題が生じ易い。
また、サイド溝のタイヤ軸方向の深さがタイヤ片側断面幅の0.15倍よりも浅いと、得られる放熱効果が少ない。一方、サイド溝のタイヤ軸方向の深さがタイヤ片側断面幅の0.7倍よりも深いと、耐久性、操縦安定性に問題が生じ易い。
請求項5に記載の発明により、放熱効果が充分に得られるとともに、耐久性、操縦安定性の問題が生じ難い。
請求項に記載の発明は、前記サイド溝では、前記フラスコ型形状でタイヤ径方向に見た最も広い幅と、タイヤサイド部でタイヤ径方向に見た幅と、の比が1.03〜1.4の範囲にあることを特徴とする。
請求項に記載の発明では、このように、サイド溝のタイヤ表面側における溝幅よりも、サイド溝の先端側(フラスコ形状)の溝幅を広くすることで、溝先端部の歪集中を緩和させることができる。
上記の比が1.03よりも小さいと、この歪集中の緩和効果があまり奏されない。
また、上記の比が1.4よりも大きいと、タイヤの製造上の問題が生じ易い。例えば、上下型割モールドで加硫を行う場合、加硫後に釜(金型)からタイヤを取り出す際、サイド溝内に挿入されている釜の部位が抜け難く、また、抜く際にゴム欠けが生じ易い。
請求項1に記載の発明によれば、他性能を損なうことなく発熱故障を発生し難くしたニューマチッククッションタイヤが実現される。
請求項2に記載の発明によれば、タイヤ赤道面の両側で放熱効果を上げることができる。
請求項3に記載の発明によれば、放熱効果の向上やゴムのボリュームの減少を更に顕著にすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、タイヤの製造不良を抑制することができる。
請求項5に記載の発明によれば、放熱効果が充分に得られるとともに、耐久性、操縦安定性の問題が生じ難い。
請求項6に記載の発明によれば、サイド溝の溝底の歪集中を緩和させることができ、耐久性の問題が生じ難い。
請求項7に記載の発明によれば、溝先端部の歪集中を緩和させることができる。
以下、実施形態を挙げ、本発明の実施の形態について説明する。なお、第2実施形態以下では、既に説明した構成要素と同様のものには同じ符号を付して、その説明を省略する。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態に係るニューマチッククッションタイヤ10は、トレッドゴム層12と、このトレッドゴム層12の径方向内側でリムに接するベースゴム層14と、を有する。
トレッドゴム層12は、ベースゴム層14に接合されたミドルゴム層16と、径方向最外側に位置するトップゴム層18と、で構成される。
ミドルゴム層16には、タイヤサイド部20からタイヤ赤道面CLに向かって延びるサイド溝22が、タイヤ赤道面CLの両側で配置されている。このサイド溝22は、タイヤ周方向に沿って断続的に形成され、しかもタイヤ軸方向Zと平行に延びている(図3参照)。
図2に示すように、リムのベースラインBLからサイド溝22のタイヤサイド部20における中心までの高さbは、タイヤ断面高さaの0.35〜0.8倍にされている。そして、サイド溝22のタイヤ径方向の幅dがタイヤ断面高さaの0.03〜0.35倍で、サイド溝22のタイヤ軸方向の深さcがタイヤ片側断面幅gの0.15〜0.7倍にされている。
サイド溝22のタイヤ赤道面側の先端部(溝底部)22Tの形状はフラスコ型形状にされている。そして、サイド溝22では、先端部22Tにおけるタイヤ径方向に見た最も広い幅eと、タイヤサイド部20におけるタイヤ径方向に見た幅dと、の比e/dが1.03〜1.4の範囲にされている。
先端部22Tは例えば球状である。先端部22Tの深さfは、先端部22Tを形成しているゴム部に生じる歪集中を適度に緩和させる深さとする。
本実施形態では、このように、タイヤサイド部20からタイヤ赤道面CLに向かって延びるサイド溝22をミドルゴム層16に配置している。これにより、サイド溝22によって放熱が促され、発熱が抑制されるので、発熱耐久性が向上する。また、サイド溝22を形成することによりゴムのボリュームを減らしてヒステリシスロスの総量を減らすことができるので、タイヤの転がり抵抗が低減される。また、サイド溝22の形成によって乗り心地性が向上する。なお、このサイド溝22の配置によって、耐摩耗性や生産性などの他性能を損なうことはない。従って、他性能を損なうことなく発熱故障を発生し難くしたニューマチッククッションタイヤ10が実現される。
また、複数のサイド溝22がタイヤ周方向に沿って断続的に形成され、その上、サイド溝22はタイヤ赤道面CLの片側だけでなく両側に形成されている。これにより、放熱効果を更に上げることができるとともに、ゴムのボリュームの減少を更に顕著にすることができる。
更に、サイド溝22はタイヤ軸方向と平行に配置されているので、加硫後のタイヤをモールドから容易に取り出すことができ、製造不良を抑制することができる。
また、高さb、幅d、深さcが上記のような範囲にされているので、放熱効果が充分に得られるとともに、耐久性、操縦安定性の問題が生じ難い。
その上、サイド溝22のタイヤ赤道面側の先端部22Tの形状はフラスコ型形状にされているので、これにより、サイド溝22の溝底の歪集中を緩和させることができ、耐久性の問題が更に生じ難い。
また、先端部22Tとタイヤサイド部20とにおけるサイド溝22の溝幅の比の範囲が上記のように規定されているので、先端部22Tでの歪集中を緩和させることができる。
なお、図4に示すように、サイド溝22を千鳥状に周方向に配置してもよい。これにより、更なるボリューム減により発熱抑制効果をより顕著に奏することができる。また、千鳥状にすることで、タイヤ剛性低下による歪条件を回避することが可能になる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態に係るニューマチッククッションタイヤ30では、第1実施形態に比べ、断続的に形成されたサイド溝22(図3参照)に代えて、図5に示すように、連続的にリング状に形成されたサイド溝32をタイヤ周方向に沿って形成している。
これにより、放熱効果の向上やゴムのボリュームの減少の効果を更に顕著に奏することができる。
<試験例>
本発明の効果を確かめるために、本発明者は、第1実施形態のニューマチッククッションタイヤ10、及び、従来例のニューマチッククッションタイヤ(以下、従来例のタイヤという)を用意し、実車走行により性能の評価を行なった。
ニューマチッククッションタイヤ10としては、表1に示すように、タイヤサイズが互いに異なる3種類のタイヤを用意した。
Figure 0004908792
この3種類のタイヤとは、IDS 7.00−12 PL01(以下、実施例1のタイヤという)、IDS 18×7−8 PL01(以下、実施例2のタイヤという)、及び、IDS 5.00−8 PL01(以下、実施例3のタイヤという)である。各タイヤにおけるa〜gの値も表1に併せて示す。
従来例のタイヤとしては、タイヤサイズがIDS 7.00−12 PL01であるものを用意した。
(タイヤ内部温度特性についての試験)
本発明者は、実施例1のタイヤ(リム型式、5.00S)を2.5トン用のエンジン型フォークリフトに取付けた。取付位置としては、発熱性に対して厳しいフロント側とした。また、装着した左右(車輌左右)で比較できるように、2種のタイヤを左右対となるように取付けた。
そして、後述の表3のA社条件で実地走行させ、タイヤの内部温度を一定時間毎に測定し、最高温度を求めた。内部温度の測定位置は、ベースゴム層14とトレッドゴム層12との境界部より径方向上方へ10mmの位置である。本試験では、トレッド踏面センター部より穴を空けてこの位置の温度を測定した。
また、同じ条件で、従来例のタイヤについてもタイヤ内部の最高温度を測定した。測定結果をそれぞれ表2に示す。表2では最高温度が低いほど発熱抑制性能が高いことを示す。
Figure 0004908792
表2から判るように、実施例1のタイヤでは、従来例のタイヤに比べ、タイヤ内部の最高温度は35℃も低かった。
(転がり抵抗特性についての試験)
また、本発明者は、別の実施例1のタイヤ(すなわち未使用の実施例1のタイヤ)及び未使用の従来例のタイヤを用い、室内で転がり抵抗を調べる試験を行った。リム型式は5.00S×12(TBリム)である。荷重はJATMA基準100とし、走行速度は15km/hとした。
この転がり抵抗を調べる試験では、従来例のタイヤにおける評価を100とし、実施例1のタイヤについては相対評価となる指数を算出した。評価結果を表2に併せて示す。表2では、指数が小さいほど転がり抵抗が小さくて発熱抑制性能が高いことを示す。
表2から判るように、実施例1のタイヤでは、従来例のタイヤに比べ、転がり抵抗が小さい。
(他に不具合がないかの確認試験)
また、本発明者は、他に不具合が発生しないことを確認するために、表3に示すように3社の運搬条件でそれぞれ実地試験を行った。
Figure 0004908792
この試験では、表3に示すように、A社条件には実施例1のタイヤで、B社条件には実施例2のタイヤで、C社条件には実施例3のタイヤで、それぞれ試験を行った。車輌は全て2.5トン用のエンジン型フォークリフトとし、路面は全て舗装路とした。
試験条件や、不具合の発生の有無の評価を表3に併せて示す。表3から判るように、何れの試験条件であっても、他の不具合は発生していなかった。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。
第1実施形態に係るニューマチッククッションタイヤの径方向断面図である。 第1実施形態に係るニューマチッククッションタイヤの径方向断面片側図である。 第1実施形態に係るニューマチッククッションタイヤの側面図である。 第1実施形態に係るニューマチッククッションタイヤの変形例の側面図である。 第2実施形態に係るニューマチッククッションタイヤの側面図である。 発熱による故障が生じるメカニズムを示す説明図である。 走行、停止の繰り返しにより発熱による故障が生じる例を示す説明図である。
符号の説明
10 ニューマチッククッションタイヤ
12 トレッドゴム層
14 ベースゴム層
20 タイヤサイド部
22 サイド溝
22T 先端部(タイヤ赤道面側先端部)
30 ニューマチッククッションタイヤ
32 サイド溝

Claims (6)

  1. 少なくとも1層のトレッドゴム層と、該トレッドゴム層の径方向内側にリムに接するベースゴム層と、を有するニューマチッククッションタイヤにおいて、
    前記トレッドゴム層にタイヤサイド部からタイヤ赤道面に向かって延びる、タイヤ赤道面側先端部の形状がフラスコ型形状であるサイド溝を配置したことを特徴とするニューマチッククッションタイヤ。
  2. 前記サイド溝をタイヤ赤道面の両側に配置したことを特徴とする請求項1記載のニューマチッククッションタイヤ。
  3. 前記サイド溝をタイヤ周方向に沿って連続的または断続的に形成したことを特徴とする請求項1または2記載のニューマチッククッションタイヤ。
  4. 前記サイド溝がタイヤ軸方向と平行に延びていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のニューマチッククッションタイヤ。
  5. リムのベースラインから前記サイド溝のタイヤサイド部における中心までの高さが、タイヤ断面高さの0.35〜0.8倍であり、
    前記サイド溝のタイヤ径方向の幅がタイヤ断面高さの0.03〜0.35倍であり、
    前記サイド溝のタイヤ軸方向の深さがタイヤ片側断面幅の0.15〜0.7倍であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のニューマチッククッションタイヤ。
  6. 前記サイド溝では、前記フラスコ型形状でタイヤ径方向に見た最も広い幅と、タイヤサイド部でタイヤ径方向に見た幅と、の比が1.03〜1.4の範囲にあることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のニューマチック形クッションタイヤ。
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