JP4907946B2 - X線ct装置 - Google Patents

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Description

本発明は非対称スキャンで欠落したデータの復元に関し、さらに詳細には、その視野(FOV)が特大の対象を完全にカバーするように検出器を非対称に配置した結果、データ欠落が生じたときに、欠落した螺旋状の円錐ビームによるコンピュータトモグラフィ(CT)データを復元する方法、コンピュータ・プログラム製品及びコンピュータトモグラフィシステムに関する。
本発明は下記の参考文献のリストに示された文献に参照され記載された種々の技術を使用している(例えば、非特許文献1、2、3、4、5、6、7、8参照)。このリストに示された文献は本明細書において、括弧内の対応する文献番号を用いて引用されている。
対象のCT画像を取得しようとする場合、視野を拡大するために検出器を変位させることが必要となることが多い。特に大きい対象の場合、その視野は対象を部分的にカバーするにとどまる。したがって一部分にデータの欠落が生じる。最大視野は、検出器を完全に片側だけをカバーすることにより得られる。CT装置の全体的な有効性にとってCT画像の品質が必須であるため、CT画像の品質を改善する欠落した要素を復元する方法を提供することが望ましい。
図1は扇形ビーム形状による典型的なX線の軌道を示す図である。X線はX線源から拡散し、スキャン対象を通過し(これはこの特別な場合に、視野に完全にカバーされる)、実体的なX線検出器に到達する。さらに正確には、このX線源はα(β)によって表され、x軸に対して角度位置βで破線の円周に沿って設けられる。角度βは投影角と呼ばれる。扇形角度γと投影角βの両方の角度は反時計回りの方向を取る。検出器は2γmaxの角度範囲を有している。
円錐ビームはマルチスライスあるいは他の領域の検出器を用いて取得され、円錐ビーム変換関数g(β、Θ)に関連している。ここでΘはX線源α(β)からのX線の方向を表している(図1の場合、Θ=γ)。円錐ビーム変換関数はΘによって既定された方向においてX線源α(β)から拡散するX線に沿った線の全体である。円錐ビームはまた、「投影データ」とも呼ばれ、PD(β、Θ)によって表される。ここでΘ=(u,v)は局所的な検出器座標によって表されるX線の方向を表している。局所的な検出器座標(u,v)は常に、アイソセンタで投影されるとみなされる。
円錐ビーム変換関数g(β、Θ)と円錐ビームPD(β、Θ)との関係が検出器の形状で決定される。さらに検出器は種々の形状を有することができる。同角度の円筒検出器と等間隔の平面検出器の形状は最も一般的なものである。他の形状には非等間隔、球体、傾斜体、回転体、およびPIマスクなどが含まれる。
図2は同角度の円筒検出器の形状を示す図である。図2における例は図1に示されたものに比べてより複雑になっている。この場合、Θ=(γ,α)が成り立ち、ここでγとαはそれぞれ、扇形と円錐の角度を表す。当然、球体の座標より円筒の座標を用いることが可能である。すなわちΘ=(γ,z)が用いられ、ここでzは図2に示される広範囲のZ軸と同一線形順序に並んだ局所軸に沿った値を取る。同角度の円筒検出器に関して、局所の検出器の座標(u,v)は、u=Rγ,v=Rtanαによって局所的な球体の座標(γ,α)に関連する。
図3は他の例である等間隔の平面検出器の形状を示す図である。上記の例との唯一の違いは座標の局所的な検出器システムにある。X線自体、X線源および対象を通る経路は同じである。等間隔の平面検出器に関して、局所的な検出器の座標(u,v)は、等式:u=Rtanγ,v=Rtanαによって局所的な球体の座標(γ,α)に関連する。図2および図3の場合、X線源の軌道は螺旋状である。このように軌道は、α(β)=(Rcosβ,Rsinβ,βH/2π)で表される。ここでRとHはそれぞれ、螺旋の半径とピッチを表している。「等間隔」と「同角度」という記述が扇形の角度にだけ関連していることにも注意願いたい。
図4は非対称のデータ欠落を示す図である。完全にカバーするには大きすぎる対象あるいは患者の片側を視野が完全にカバーできるように検出器を変位させたとき、その対象あるいは患者の反対側の部分はスキャンされず、したがってデータ欠落が生じる。図4には二つの対象が示されている。実線の円弧で描かれる小さな方は完全にカバーされ、破線で描かれる大きな方は完全にはカバーできていないため非対称スキャンが必要とされる。
P. E. Danielsson, P. Edholm, J. Eriksson and M. Seger, Towards exact 3D-reconstruction for helical cone-beam scanning of long objects. A new detector arrangement and a new completeness condition, Proc. on Fully 3D Image Reconstruction in Radiology and Nuclear Med., 141-144, 1997 V. Liu, N. R. Lariviere, and G. Wang, X-ray micro-CT with a displaced detector array: Application to helical cone-beam reconstruction, Med. Phys., 30(10), 2758-2761, 2003 D. L. Parker, Optimal short scan convolution reconstruction for fan beam CT, Med. Phys., 9 (2), 254-257, 1982 M. D. Silver, A method for including redundant data in computed tomography, Med. Phys., 27, 773-774, 2000 M. D. Silver, K. Taguchi, and K. S. Han, Field-of-view dependent helical pitch in multi-slice CT Proc. of SPIE Med. Imag. Conf. 4320, 839-850, 2001 K. Taguchi, B. S. Chiang and M. D. Silver, A new weighting scheme for cone-beam helical CT to reduce the image noise, Phys. Med. Biol., 49, 2351-2364, 2004 K. C. Tam, S. Samarasekera, and F. Sauer, Exact cone-beam CT with a spiral scan, Phys. Med. Biol., 43, 1015-1024, 1998 G. Wang, X-ray micro-CT with a displaced detector array, Med. Phys., 29(7), 1634-1636, 2002
大きな対象に関する問題に対処するために、非特許文献8は検出器の範囲の50パーセント以下の距離を円周に沿ってシフトすることによって視野の直径を増大させることを提案している。またアーチファクトを受けないようにするために重み付けの計画を公式化している。この概念は本来、扇形ビームの復元に関して提案されたものであって、後述のように螺旋形状(非特許文献2)によって二次元の検出器に一般化される。欠落したデータを補うために、より多くの重みを検出器の非対称な部分に割り当てるように扇形ビーム重み付け関数が構成される。しかしながら、このような概念が、螺旋状の円錐ビーム形状に適用されたとしても、重み付け関数に関して円錐角度を考慮した新しい改善策は知られていない。さらにワンの方法はデータを全体的に回転することが必要となるため、ショートスキャン復元アルゴリズムとともに用いることはできない。
重複した概念は前述の扇形データと関連して知られている。ある研究では、背景投影範囲が「最小完全データセット」(非特許文献3)にまで減少する。他の研究では、柔軟性のある螺旋状のピッチ依存背景投影範囲が可能となる(非特許文献4,5)。補完的な扇形のビームX線にはいわゆる「四分の一のオフセット」技術が含まれる。
補完的なデータを用いる扇形のビームでデータ欠落を捉えることが可能であるが、この手法を螺旋状の円錐ビームのデータ欠落にまで拡大することはできない。
本発明の目的は、非対称に配置した検出器で螺旋状の円錐ビームを収集する際に生じるデータ欠落を好適に補完することにある。
本発明の第1局面は、検出器の検出範囲の外に位置するポイントのスキャン対象に関する投影データを補完し、その補完した投影データに基づいてCT画像を再構成するX線CT装置であって、X線源の投影角度と前記検出器に関して前記ポイントの座標に基づいて、少なくとも一つの補完投影角度と、少なくとも一つの補完ポイントの座標とを決定する手段と、前記少なくとも一つの補完ポイントに対応する少なくとも一つの重み付けを計算する手段であって、前記少なくとも一つの重み付けは、前記スキャン対象の画像を再構成する際、前記ポイントにおける前記スキャン対象に関する投影データを補完する手段とを含むことを特徴とする。
本発明の第2局面は、検出器の検出範囲の外に位置するポイントのスキャン対象に関する投影データを補完させるX線CT装置であって、前記スキャン対象に対してX線を発生するように構成されたX線源と、前記X線を検出して、前記スキャン対象に関する螺旋状円錐ビームによるCT投影データを生成するように構成された非対称のCT検出器と、前記生成された投影データと前記CT検出器に対するポイントの座標とに基づいて、検出器の検出範囲外のポイントの投影データを補完させるように構成された補完手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、非対称に配置した検出器で螺旋状の円錐ビームを収集する際に生じるデータ欠落を好適に補完することにある。
図5は補完経路の概念を示す図である。扇形ビームX線(β,γ)は、円錐ビーム変換関数g(β,γ)=g(β+π+2γ,−γ)となるような対向する補完経路(β+π+2γ,−γ)を有している。この対向する補完経路では、X線の照射方向が逆向きになるが、X線の通過する経路は同一又は近接している。ここで扇形ビーム・データは有効であって、対象を完全にカバーするために必要であると思われる視野全体(g(β,γ),β>0,−γmax≦γ≦γmax)が、検出器でカバーできる角度領域を越えていると想定する。例えば、γ≦γ≦γmax,γ>0に対応する領域がデータ欠落領域であって、一方、データ取得領域は−γmax≦γ≦γの領域である(例えば、図4を参照)。これはデータ欠落領域γ≦γ≦γmax内の欠落X線経路(β,γ)を補完する補完X線(β ,γ )=(β+π+2γ,−γ)は、データ取得領域の一部−γmax≦γ ≦−γである。
投影角度β±π+2γは、X線経路(β,γ)を補完するための補完経路と称する。円形形状に関しては、経路g(β+π+2γ,−γ)=g(β−π+2γ,−γ)であるため補完経路が用いられる純粋な形状の検知から全く問題がない。しかしながら、これは実際には、結局、二つの補完投影の重み付けされた合計、例えば、経路g(β,γ)=wg(β+π+2γ,−γ)+wg(β−π+2γ,−γ)(ここで、w,w>0、w+w=1)を使用してノイズデータから復元する場合、画像の品質を改善することになる。
上述の分析は、螺旋状の円錐ビーム・データにまで拡大することができる。上述の説明から、円錐ビームX線(β,γ,α)は、g(β,γ,α)=g(β+π+2γ,−γ,α)およびg(β+π+2γ,−γ,α)=g(β−π+2γ,−γ,α)であるように、補完角度β±π+2γで補完される。しかしながら、単一の円形軌道に関して比較的良好な近似値を提供するのに反して、螺旋形状に対しては欠けている。そのため、X線源角度位置βに対応した投影を直接投影と呼び、補完経路源角度位置に対応する投影を補完投影と呼ぶ。
図6は、螺旋形状の中に見出すことができる二つの補完投影を示している。一つは直接投影の上にあって、もう一つは直接投影の下にある。さらに上部の補完投影であるβ+π+2γに対応する補完投影と、下部の補完投影であるβ−π+2γに対応する補完投影とを定義する。本実施形態の方法において重要なのは、非対称スキャンにより生じる欠落データを復元するために用いられる、補完投影の座標を判定することである。
この場合、本実施形態の態様は、等間隔、同角度の形状によって部分的に検討されるが、本実施形態はこれらのタイプの検出器に限定されることはなく、非等間隔、球形、傾斜体、回転体、およびPIマスクを含む他の任意のタイプの検出器の形状にも適用可能であることに留意することが重要である。
上部および下部の補完投影の座標を以下に導く。同角度に屈曲した検出器、等間隔の平面検出器、球体および円筒形の座標が最初に導かれるために、本発明の範囲がこのような共通の検出器の形状に限定されないことを強調する。これらは検出器を持たない座標である任意の形状とともに用いることが可能である。上述の二つの共通の形状に関する座標の特別なセットが以下に導かれる。
図7は、これらによって正確に補完経路を特定する二つの特定の円錐角度、α topおよびα botを示す図である。球体の座標において、これらの円錐角度がg(β,γ,α top)=g(β+π+2γ,−γ,α top)およびg(β,γ,α bot)=g(β−π+2γ,−γ,−α bot)であることが表現される。角度α topおよびα botは上部および下部の投影を有する共通のX線を定義する。これは以下の式によって表現される。
Figure 0004907946
他の円錐角度の値に関しては、正確な補完経路は存在しない。このような場合、図7に示されるように、欠落データの直接投影g(β,γ,α)が二つの近接した経路g(β top,−γ,α top)およびg(β bot,−γ,α bot)の間に補間される必要がある。
図8は広範囲のZ軸(被検体の体軸に略一致)と同一線上の軸に沿った補完的な座標を示す図である。円筒形の座標において、直接投影g(β,γ,z)がg(β,γ,ztop)=g(β+π+2γ,−γ,−ztop)およびg(β,γ,zbot)=g(β+π+2γ,−γ,−zbot)の補間投影の各々について共通なX線を有している。さらにこれは図8から、以下の式で表現される三角形の類似性によって導くことができる。
Figure 0004907946
これを用いて、任意のX線(β,γ,z)に関する補完的な座標を導くことが可能である。こうして、上部および下部の補完投影はそれぞれ、(β top,γ top,α top)と(β bot,γ bot,α bot)によって表現される。補完経路は、それらが焦点間の中間点で直接経路を交差するように選択される。この結果、焦点面と補完経路との交点と、焦点面と直接経路との交点との間の距離は両方の補完経路に関して同一である。例えば、下部の補完経路に関しては、これらの距離は同一であって、z bot−(−zbot)=z−zbotとして表される。したがって、z top=z−2ztopおよびz bot=z−2zbotとなり、その結果、上部の補完投影は、
Figure 0004907946
によって表され、下部の補完投影は、
Figure 0004907946
によって表される。
当然、補完経路が選択される方法は上記方法に限定されない。補完経路が多少補正された他の構成が当業者によって用いられることが可能であるが、原則は変わらない。
球体あるいは円筒形の座標によって表現されるこのような全体的な表現は、補完経路の座標に関する検出器に固有の表現となることが可能である。同角度で屈曲した検出器の場合、その屈曲度はX線源の位置における円弧となり(図2参照)、アイソセンタにおいて投影されるとみなされ(したがってvおよびz軸は一致する)、(γ,z)および(u,v)はu=Rγおよびv=zによって関係づけられる(ここでRは半径である)。したがって、同角度の検出器に関して、上部の補完投影は
Figure 0004907946
によって、また下部の補完投影は
Figure 0004907946
によって表される。
等間隔の平面検出器の場合、(γ,z)および(u,v)はu=Rtanγおよびv=zによって関係づけられる。三角形の類似性によって、また焦点と検出器の間の距離がR/cosγ(図9を参照)であることを考慮して、以下のように記載することができる。
Figure 0004907946
(zbotに関しても同様である)。この結果、
Figure 0004907946
となる。このため、最上部の補完投影は、
Figure 0004907946
であって、一方、下部の補完投影は、
Figure 0004907946
となる。
補完投影の座標は、欠落データを復元するために用いられる。しかしながら、投影データは、別個の座標(β(l),u(k),v(n))である(ここで1=1,…,L,k=1,…,Kおよびn=1,…,N)。この結果、導かれた補完的な座標(β,u,v)は実際の投影データの点とは一致しなくてもよい。本実施形態は投影を補間することによってこの問題に対処する手段を含み、それによって螺旋状の円錐ビームCTの場合、さらに正確になる復元された欠落データが取得される。
X線(β top,u top,v top)に関して補間を行なう方法がいくつかある。可能な補間技術の例を以下に挙げる。しかしながら、本実施形態が特定の補間技術に限定されないことに留意願いたい。当業者にとって多くの補間技術が実現可能であって、これらの技術を容易に本発明に統合するかあるいは適用することが可能である。
第1の例によれば、三次元の最も近接したポイントの測定データ(補完データ)で欠落ポイントのデータを補完する。これは補完データとして、X線(β top,u top,v top)に最も近い単一のデータ・ポイントの使用からなる。これは最も単純でコンピュータによる最も有効な補完方法である。しかしながら、画像品質はあまり高くない。
他の方法は、単一の方向に沿って生じる一次元の線形補間である。これはサンプルの格子がその方向(例えば、v方向)に沿って薄くなるときに使用可能である。
同様に、最も近接したポイントで二次元の線形補間は、サンプル格子が一方向に向かって濃くなるとき(例えば、方向u)あるいは、βなどの一方向の補間を実行するのが困難であるときに使用可能である。
最終的に、三次元の線形補間も用いることが可能となる。これは最も正確な補間方法である。しかしながら、最も高い負荷をコンピュータに要求する方法でもある。この場合、補完経路(β top,u top,v top)は8個の隣接したデータ・ポイントを用いることによって補間される。
また二重の補間を実行することも可能である。すなわち、二つのコンピュータによる投影間の補間である。この方法は減少から単一の補間、あるいはなめらかな結果をもたらす二つの単一の補間からなる補間のどちらかを通して実行される。このように取得された復元された欠落データは、さらに非欠落データ(測定データ)から構成されて、なめらかな移行が確実に行なわれるようになる。
図10は直ちに用いられる検出器座標(u,v)を示す図である。スキャン対象を完全にカバーするために必要な全体的な検出器領域は、これらの座標(u,v)(−umax≦u≦umaxおよび−vmax≦v≦vmax)によって与えられる。一方の側でスキャン対象を完全にカバーするために物理的な検出器を変位する必要があるため、他の側のデータが欠落される。欠落した検出器の領域はこれらの座標、(u,v)(u≦u≦umax,u>0)からなる。
一般性を失うことなく、投影領域が0≦β≦Bであると仮定する。この場合、当然、β top=β+π+2γ≦Bおよびβ bot=β−π+2γ≧0が成り立つ。そうでなければ、データは投影領域の外側で取得されたということになる。ここでγはγからγmaxに変化する。したがって、β≦B−π−2γおよびβ≧π−2γとなり、その結果、β>B−π−2γであれば最上部の補完投影はなく、β<π−2γであれば下部の補完投影はない。
図11はB=3πの投影領域として両方の投影が利用できる領域を示している。この領域は投影角度βstart(γ)=π−2γおよびβend(γ)=B−π−2γによって画定される。ここで公式はより簡便に次のようにも表すことができる。すなわち、βstart=maxγβstart(γ)=π−2γおよびβend=minγβend(γ)=β−π−2γmaxである。単一の直接経路に関する補完領域は△β=2△γである(ここで△γ=γmax−γは欠落の角度範囲である)。
螺旋形状の場合、互いに補完しあう投影の間に垂直シフトがある。その結果、補完投影は直接投影を上部から下部まで網羅しない。したがって、欠落データを復元しようとする場合、それらが利用可能であれば両方の補完投影を用いたほうがよい。
図12は、異なる螺旋状のピッチに対応した、データ・カバーの状況を示す図である。螺旋状のピッチが検出器の幅より大きければ、補完投影は直接投影の中間部をカバーしない(図12(c)を参照)。この場合、中間部について利用可能な補完データはないため、いくつかの外挿補間が必要となる。他方、より小さい螺旋状のピッチは直接投影の中間部に重なる補完投影となる(図12(a)を参照)。これはさらに正確な補完につながる。螺旋状のピッチのいくつかの中間値に関しては、両方のケースが同時に生じうる(図12(b)を参照)。
本実施形態は、補完投影が利用可能でない場合には、外挿補間によってデータを復元することが可能であって、一つ以上の補完投影が利用可能であるとき、補完によってデータを復元することが可能である。
図13は可能な限り最も近接した線形補完の様子を示す図である。補完投影のv座標が既知となり(例えば、前もって導かれた検出器に特有の公式を用いて)、補完データがv軸に沿って整列すると、補完投影(あるいは利用可能であれば両方)から最も近い補完データを用いることによって、欠落データを復元することができる。これはu top=u botであるために実現可能である。この概念は単一および二重の補完の両方に適用することができる。
図14は、独立して補間された補完投影に適用することができるv−フェザーを示す図である。これを行なうためにはもちろん、両方の補完投影を用いることができる。さらに詳細には、v−フェザーリングは重み付けw=3x−2xおよびw=1−wによって定義される。ここで
Figure 0004907946
であって、vfbot≦v≦vftopであって、線形の組み合わせを用いて、補完データを決定する。すなわち、
Figure 0004907946
補完投影が重複している場合、図14に示されるvfbotとvftopのパラメータはvfbot=2vbot+vmaxおよびvftop=2vtop−vmaxによって与えられる。当然、本実施形態の範囲内であれば種々の同様な方法を用いることができる。
図15は復元フェザーを示す図である。復元されたデータと本来の欠落されていない測定データとの統合はさらに、復元データと本来の欠落されていない測定データとが交差する範囲に生じる急激な変化を緩和するように構成することが可能である。一つの方法として、図15に示されるように、フェザー区間(間隔)[u,u]は、欠落したデータ領域と欠落されていないデータ領域との重畳範囲を越えて、拡大することが考えられる。
フェザー間隔に沿った欠落した/欠落されていない境界を越えて、データ補間の範囲を拡大するために、重み付けパラメータw=3x−2xが定義される。ここでx=(u−u)/(u−u)である。これを用いることによって、復元されたデータはその後、PD(β,u,v)=PD(β,u,v)w+PD’(β,u,v)(1−w)として計算される。ここでPD’(β,u,v)は取得された投影データを示しているが、これはフェザー間隔の中に位置しているため、フェザーを通して、補完的なデータと置き換えられる。
このように補完投影の座標を決定する手段が導き出され、その補完的なデータを補間して構成する手段が提案され、復元されたデータを本来の利用可能なデータによって構成する手段もまた提案される。これらは一般的なデータ復元プロセスとしてまとめられる。これについて以下に説明する。
PD(β top, top, top)は一つの補完投影から補間されたデータを示し、PD(β top, top, top)(β bot, bot, bot)は二つの補完投影から補間されたデータを示している。
図16は欠落したデータの復元プロセスを概略的に示した図である。ここですべてのX線(β,u,v)に関して、v top>vmax,v bot>−vmaxおよび−umax≦u bot,u top≦−umaxであることに留意願いたい。
ステップ1601において、そのPD(β,u,v)を復元するために求められたX線(β,u,v)が考慮される。このX線は、復元がフェザー間隔にまで延長して、最終的になめらかな結果をもたらすため、u>uである。復元方法においては補完投影の利用可能性におけるあらゆるケースが考慮される。
ステップ1602において、0<β<βstart=π−2γであるかどうかが判定される。もしそうであれば、補完投影である(β top,u top,v top)のみが可能となり、ステップ1603において、v topが計算され、ステップ1604において、v top>−vmaxであるかどうかが確認される。もしそうであれば、投影が検出器の上に位置することになり、欠落したデータがステップ1605においてPD(β,u,v)=PD(β top, top, top)を用いて復元される。そうでない場合には、投影は検出器の外側に位置することになり、外挿が必要となる。外挿が必要な場合には、境界の値の複製、すなわち、PD(β,u,v)=PD(β top, top,−vmax)がステップ1606で用いられる。おそらくこれが最も単純で最も安定した外挿の方法であろう。
ステップ1607において、π−2γ=βstart≦β≦βend=B−π−2γかどうかが判定される。もしそうであるなら、潜在的に二つの補完投影、すなわち(β top, top, top)と(β bot, bot, bot)とが利用可能であって、ステップ1608において、v topとv botとを計算する。
ステップ1609において、v top>−vmaxかどうかが判定される。もしそうであればステップ1610において、v bot<vmaxであるかどうかを確認する。その回答がイエスであれば、両方の投影が検出器の上に位置することになり、二重の補間、すなわち、PD(β,u,v)=PD(β top, top, top,β bot, bot, bot)がステップ1611において用いられる。その回答がノーであれば、最上部の補完投影のみが検出器の上に位置することになり、欠落データがステップ1612において、PD(β,u,v)=PD(β top, top, top)を用いて復元される。v top>−vmaxではない場合には、ステップ1613において、v bot<vmaxであるかどうかを確認する。その回答がイエスであれば、下部の補完投影のみが検出器の上に位置することになり、ステップ1614において単一の補間を用いることによって、欠落したデータが復元される。すなわち、PD(β,u,v)=PD(β bot, bot, bot)である。その回答がノーであれば、いずれの補完投影も検出器の上に位置していないことになり、ステップ1615において外挿が用いられる。すなわち、PD(β,u,v)=PD(β top, top,−vmax,β bot, bot,max)である。
ステップ1616において、β−π−2γ=βend<β<Bであるかどうかが判定される。もしそうであれば、唯一の補完投影、すなわち(β bot, bot, bot)が存在することになり、ステップ1617においてv botが計算され、ステップ1618において、v bot<vmaxであるかどうかが確認される。もしそうであるなら、投影は検出器の上に位置することになり、欠落した投影データは単一の補間によってステップ1619において、PD(β,u,v)=PD(β bot, bot, bot)として復元される。もしそうでなければ、投影、すなわち、PD(β,u,v)=PD(β bot,max, bot)は検出器の外に位置することになり、外挿がステップ1620において用いられる。
したがって本実施形態の方法によると、補完投影が利用可能ではない場合、外挿によって補完的なデータを取得し、一つあるいは両方の補完投影が利用可能である場合、単一あるいは二重の補間によって補完的なデータを取得する。その後、ステップ1621において、u>uかどうかが判定される。もしそうであれば、その後、ステップ1622において投影データが単純に、以前取得された補完的なデータであると(ステップ1605、1606、1611、1612、1614、1615、1619あるいは1620のうちの一つのステップにおいて)判定される。すなわち、PD(β,u,v)=PD(β,u,v)である。そうでない場合には、ステップ1623において、その後、取得された補完的なデータと本来の欠落されていないデータとのあいだでフェザーが行なわれる。すなわち、PD(β,u,v)=PD(β,u,v)w+PD’(β,u,v)(1−w)である。
図17は本発明のある実施の形態のフローチャートを示す図である。ステップ1701において、重複した投影データが取得され、投影データの値が決定される。そして補完投影がステップ1702において探索される。
ステップ1703において、二つの投影が利用可能であるかどうかが判定される。もしそうであれば、二重の補間が用いられ、ステップ1704において補完データが取得される。それなければ、ステップ1705において、一つの投影が利用可能であるかどうかが判定される。もしそうであれば、単一の補間が用いられ、ステップ1706において補完データが取得される。そうでない場合には、利用可能な投影は存在せず、ステップ1707において外挿補間が用いられる。
ステップ1708において、判定するために求められた投影データの値がフェザー間隔内にあるかどうかが判定される。もしそうであるなら、ステップ1709において、新たに求められ本来利用可能である投影データ値に対してフェザーが実行される。そうでない場合には、ステップ1710において、新しい位置決めに関するプロセスの全体を繰り返すべきかどうかが判定される。もし回答がノーであれば、その後、データが復元され、ステップ1711において、任意の復元アルゴリズムを用いて、CT画像を取得することができる。
通常、復元アルゴリズムは一回に一つの投影を処理するので、欠落したデータ全体を復元するために必要なすべての投影を記憶することはコンピュータを用いたとしても困難である。例えばデータが一回転についてN個の投影から成り立つ場合には、その後、単一の直接経路に関して補完投影範囲はN=N△γ/πとなり、よってN=1,000および△γ=π/10に関して、一回の欠落した投影につき、N=100回の投影を記憶することが必要となる。このような要求は多くのシステムにとって困難である。しかしながら、記憶された投影の回数に対する要求を減少させることは可能である。当然ながらこうすることによって、画像の品質は悪くなる。
本発明のある実施の形態において、2K個の投影を記憶することによってこれを説明する。ここでK=1,2,…,Nである。欠落間隔△γはその後、K個の部分に分けられる。ここで角度γ=γ+k△γ/K+γoffset,k=0,1,…,K−1(パラメータγoffsetはγを選択する際、柔軟に与えられる)。
K個の最上部の補完投影、β top(k)=β+π+2γと、K個の下部の補完投影、β bot(k)=β−π+2γとを選択する。投影βに対応するvの個々の値ごとに、K個の補完的なデータ・ポイント、PD(β top(k)u(γv)とPD(β bot(k)u(γv)とをK個の補完投影から補間することが可能である。
その後、u格子ポイントをこれらのK個のポイントから補間することが可能となる。例えば、データはそのポイント間の補間によって、10番目のポイントごとにのみ復元される。線形の補間が好ましいものの、最も近接したあるいは非線形の補間も使用することができる。
二番目あるいは三番目のu格子ポイントごとにデータを復元することは必ずしも、記憶する必要がある補完投影を数回行なうことにはつながらない。これはu格子が通常、β格子より濃いためである。上述の例において、γmax=π/6は500個のサンプルに相当すると仮定すると、欠落範囲△γは300個のuサンプルを有することになる。したがって、各々の補完的な視野によって(さらに可能であれば、線形の補間によっても)少なくとも3個のuサンプルの復元が可能となる。したがって、四番目あるいは五番目のuサンプルごとにデータを復元するためには、少なくとも記憶された投影の数を減少させる必要がある。
小文字のKのみが提供されるときには、補完投影、β top(k)およびβ bot(k)のみを用いて、uサンプル、PD(β top(k)v)ごとに、データを復元するほうが良い。すなわち、最上部の投影に関しては、角度、β top(k)=β+π+2γ,γ−△γ/2K≦γ≦γ+△γ/2Kだけを用いて、また下部の投影に関しては、角度、β bot(k)=β−π+2γ,γ−△γ/2K≦γ≦γ+△γ/2Kだけを用いる。
特別な場合として、欠落データを復元するために、上述の一つの補完投影と下記の一つの補完投影とが用いられる。再生された対象に関する、例えば対象の境界の位置に関する一般的な情報のみを評価する必要がある場合に、この方法を使用することができる。その後、単一の角度、γ=γ+△γ/2+γoffset,−△γ/2≦γoffset≦△γ/2と、補完投影は、すべての欠落したuサンプルに関して、β top=β+π+2γおよびβ bot=β−π+2γに対応する。これら二つの補完投影は単純に組み合わされて、直接的な欠落した投影を取得する。他の可能な方法についても考慮する。例えば、端部に関するデータのみを検索することが可能であって、非線形の外挿を、測定されたサンプルから対象の復元された端部にまで用いることができる。
測定され補間されたデータ間の端部における不一致は、γoffset≠△γ/2,すなわちγ>γであるときに生じる可能性がある。これは復元された画像内で強いアーチファクトを与えることになる。この不一致を避けるために、γとγとの間のデータはなめらかにフェザー化される。
緩い螺旋状のピッチに関して、両方の螺旋状の方向に沿って利用可能な一つ以上の補完投影が可能である。補完投影の角度は、一般的には、β =β+nπ+2γ,n=±1,2,…として表される。
この場合、円筒形の座標を用いて、βに対応する投影は、N個の共通X線を有している。N個の補完投影はγの値ごとに、以下のようになる。すなわち、g(β,γ,z)=g(β n,−γ,−z),n=±1,2,…となり、さらに、
Figure 0004907946
したがって、直接経路(β,γ,z)ごとに、N個の補完経路が、
Figure 0004907946
によって与えられる。
図18は本発明の実施の形態を実行するシステムを示す図である。X線検出器1802とX線源1803を含むCT装置1801は、CTデータを獲得するために用いられる。データは記憶装置1804に記憶される。データは処理装置1806、推定装置1807、フェザー装置1808、再構成装置1809とを有するコンピュータユニット1805で処理される。処理装置1806は、補完データ値の決定に用いるのに適切なデータ要素を特定する。推定装置1807は適切な重複データに基づいて投影データ値を推定する。フェザー装置1808は、新たに生成されたデータと以前から利用可能なデータとの間の境界を滑らかに繋げる。再構成装置1809は、利用できない投影データを補完するために、少なくとも一つの重みを用いて収集したデータからスキャン対象を再構成する。このシステムは、さらにデータと計算装置とを用いて生成した画像を記憶するための画像記憶装置1810と、これらの画像を表示するための表示装置1811とを含む。さらに、処理装置1806は、所定のX線源角度に関して補完投影角度を決定するように構成された補完プロセッサ(図示せず)を含む。
本発明のすべての実施の形態は、コンピュータの分野における当業者にとって明らかであるように、従来の一般的な目的のコンピュータあるいは本発明の教示によってプログラム化されたマイクロ・プロセッサを用いることによって実行されてもよい。ソフトウェアの分野における当業者にとって明らかであるように、適切なソフトウェアは本発明の教示に基づいた従来の技術のプログラマーによって準備されてもよい。特に、コンピュータのハウジングはCPUと、メモリ(例えば、DRAM,ROM,EPROM,EEPROM,SRAM,SDRAM,およびフラッシュRAM)と、他のオプション的な特別な目的の論理装置(例えば、ASICS)あるいは構成可能な論理装置(例えば、GALや再プログラム化可能なFPGA)を含むマザーボードのハウジングであってもよい。コンピュータはまた複数の装置(例えば、キーボードおよびマウス)とモニタを制御する表示カードを含む。さらにコンピュータはフロッピ・ディスク装置、他の除去可能な媒体装置(例えば、コンパクト・ディスク、テープ、および除去可能な光磁気媒体)、および適切な装置バス(例えば、SCSIバス、強化IDEバス、あるいは超DMAバス)を用いて接続された他の高密度媒体装置を含んでもよい。コンピュータはまた、コンパクト・ディスク・リーダ、コンパクト・ディスク読み取りおよび書き取り装置、あるいは同じ装置バスあるいは他の装置バスに接続されたコンパクト・ディスク・ジュークボックスを含んでもよい。
本実施形態によるコンピュータによって読み取り可能な媒体の例には、コンパクト・ディスク、ハード・ディスク、フロッピ・ディスク、テープ、光磁気ディスク、PROM(例えば、EPROM,EEPROM,フラッシュEPROM),DRAM,SRAM,SDRAMなどが含まれる。本発明は、コンピュータのソフトウェアとハードウェアの両方を制御して、コンピュータを人間のユーザと相互作用させることが可能な、これらのコンピュータによって読み取り可能な媒体のうちの一つあるいはその組み合わせに記憶されたソフトウェアを含む。このようなソフトウェアは装置ドライバ、動作システム、および開発ツールなどのユーザ・アプリケーションを含むが、本発明はこれらに限定されない。本発明のコンピュータ・プログラム製品は、コンピュータによって実行されるときに、コンピュータに本発明の方法を実行させるコンピュータ・プログラム・インストラクション(例えば、コンピュータ・コード装置)を記憶する任意のコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。本発明のコンピュータ・コード装置は任意の解釈可能なあるいは実行可能なコード機構であって、スクリプト、インタープリタ、動的なリンク・ライブラリ、ジャヴァ・クラス、および完全な実行可能プログラムを含むがこれらに限定されるわけではない。さらに、本発明の処理の要素は(例えば、(1)複数のCPUあるいは(2)少なくとも一つのCPUおよび少なくとも一つの構成可能な論理装置間で)より良いパフォーマンス、信頼性、および/またはコストに分類される。例えば、輪郭あるいは画像は第一のコンピュータで選択され遠隔診断用の第二のコンピュータに送信されてもよい。
本発明はまた、当業者にとってすでに自明であるように、特定の集積回路を準備することによって、あるいは従来の構成要素の回路の適切なネットワークを相互接続することによって実行される。
本発明に対する投影の源は、X線装置あるいはCT装置などの適切なデータ取得装置であってもよい。さらに、取得されたデータはすでにデジタル・フォームでなければデジタル化されてもよい。あるいは本発明によると、取得され処理されたデータの源は、画像取得装置によって生成されたメモリ記憶データであってもよく、メモリは局所的あるいは遠隔であってもよい。この場合、PACS(画像構成コンピュータ・システム)などのデータ通信ネットワークを用いて、本発明による処理用の画像データにアクセスしてもよい。本発明はCT装置の一部となりうる。
あるいは、本発明のある実施の形態において、画像を再構成しているあいだ、欠落したデータの補完は非対称の既存のデータの適切な重み付けによって実行されてもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
扇形のビームの形状を有するX線を示す図である。 螺旋状のX線源軌道を有するX線と、同角度に屈曲した検出器の形状とを示す図である。 螺旋状のX線源軌道を有するX線と、等間隔の平面検出器の形状とを示す図である。 非対称の欠落の一例を示す図である。 直接投影および補完投影の関係を示す図である。 螺旋上の補完経路源の位置を示す図である。 補完的な円錐ビームX線およびX線源を示す図である。 補完的な円錐ビームX線およびX線源のための検出器の座標を示す図である。 平面検出器による直接および補完投影と扇形ビーム形状とを示す図である。 その座標に沿った検出器と、欠落されている領域および欠落されてない領域を示す図である。 投影範囲を示す図である。 種々の螺旋状のピッチに関して、重複するデータあるいは失われたデータの領域を示す図である。 単一および二重の補間を含む、最も近接した線形の補間を示す図である。 vフェザリング・プロセスを示す図である。 復元されたデータと測定されたデータとの間のフェザリングを示す図である。 本発明のある実施の形態を説明するフローチャートを示す図である。 欠落した投影データ値を復元する方法を示す図である。 図17に示された方法を実行するためのシステムを示す図である。
符号の説明
1801…CT装置、1802…X線検出器、1803…X線源、1804…記憶装置、1806…処理装置、1807…推定装置、1808…フェザー装置、1809…再構成装置、1810…画像記憶装置、1811…表示装置。

Claims (24)

  1. 検出器の検出範囲の外に位置するポイントのスキャン対象に関する投影データを補完し、その補完した投影データに基づいてCT画像を再構成するX線CT装置であって、
    X線源の投影角度と前記検出器に関して前記ポイントの座標に基づいて、少なくとも一つの補完投影角度と、少なくとも一つの補完ポイントの座標とを決定する手段と、
    前記少なくとも一つの補完ポイントに対応する少なくとも一つの重み付けを計算する手段であって、前記少なくとも一つの重み付けは、前記スキャン対象の画像を再構成する際、前記ポイントにおける前記スキャン対象に関する投影データを補完する手段とを含むことを特徴とするX線CT装置。
  2. 検出器の検出範囲の外に位置するポイントのスキャン対象に関する投影データを補完させるX線CT装置であって、
    前記スキャン対象に対してX線を発生するように構成されたX線源と、
    前記X線を検出して、前記スキャン対象に関する螺旋状円錐ビームによるCT投影データを生成するように構成された非対称のCT検出器と、
    前記生成された投影データと前記CT検出器に対するポイントの座標とに基づいて、検出器の検出範囲外のポイントの投影データを補完させるように構成された補完手段とを具備することを特徴とするX線CT装置。
  3. 前記補完手段は、前記X線源の投影角度と前記検出器に関してポイントの座標に基づいて、少なくとも一つの補完投影角度と、少なくとも一つの補完ポイントの座標とを決定するように構成された手段と、
    少なくとも一つの補完ポイントに対応する少なくとも一つの重み付けを計算するように構成された重み付け手段であって、前記少なくとも一つの重み付けは、前記スキャン対象のCT画像を再構成する際、前記ポイントにおいて前記スキャン対象の前記検出器の検出範囲外のポイントの投影データを補完するために用いられる重み付け装置とを含むことを特徴とする請求項2に記載のシステム。
  4. 前記取得された投影データと、前記少なくとも一つの補完ポイントと、前記計算された少なくとも一つの重み付けとに基づいて、前記スキャン対象のCT画像を再構成するように構成されたCT再生装置を含むことを特徴とする請求項3に記載のX線CT装置。
  5. 前記補完手段は、前記X線源の投影角度と前記検出器に関してポイントの座標に基づいて、少なくとも一つの投影角度と、少なくとも一つの補完ポイントの座標とを決定するように構成された手段と、
    前記取得された投影データ、前記少なくとも一つの補完投影角度、および前記少なくとも一つの補完ポイントの座標に基づいて、前記ポイントにおいて前記投影データの値を推定することによって、前記ポイントにおいて前記スキャン対象の前記利用不可能な投影データを補完するように構成された推定手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  6. 前記CT検出器は同角度の検出器を含み、前記補完プロセッサは、前記少なくとも一つの補完投影角度と前記少なくとも一つの補完ポイントの座標とを決定するように構成され、それらはそれぞれ、
    Figure 0004907946
    によって導かれ、ここでβは前記X線源投影角度であって、γは扇形の角度であって、uおよびvは前記投影データの値の座標であって、Rは螺旋状の半径であって、Hは螺旋状のピッチであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  7. 前記CT検出器は同角度の検出器を含み、前記補完プロセッサは、前記少なくとも一つの補完投影角度と前記少なくとも一つの補完ポイントの座標とを決定するように構成され、それらはそれぞれ、
    Figure 0004907946
    によって導かれ、ここでβは前記X線源投影角度であって、γは扇形の角度であって、nはn=1,…,Nのような整数であって、Nはそれについてデータが取得される螺旋状の回転の回数を表す整数であって、uおよびvは前記投影データの値の座標であって、Rは螺旋状の半径であって、Hは螺旋状のピッチであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  8. 前記CT検出器は等間隔の平面検出器を含み、前記補完プロセッサは、前記少なくとも一つの補完投影角度と前記少なくとも一つの補完ポイントの座標とを決定するように構成され、それらはそれぞれ、
    Figure 0004907946
    によって導かれ、ここでβは前記X線源投影角度であって、γは扇形の角度であって、uおよびvは前記投影データの値の座標であって、Rは螺旋状の半径であって、Hは螺旋状のピッチであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  9. 前記CT検出器は等間隔の平面検出器を含み、前記補完プロセッサは、前記少なくとも一つの補完投影角度と前記少なくとも一つの補完ポイントの座標とを決定するように構成され、それらはそれぞれ、
    Figure 0004907946
    によって導かれ、ここでβは前記X線源投影角度であって、γは扇形の角度であって、n=1,…,Nであって、Nはそれについてデータが取得される螺旋状の回転の回数を表す整数であって、uおよびvは前記投影データの値の座標であって、Rは螺旋状の半径であって、Hは螺旋状のピッチであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  10. 前記補完手段は、前記少なくとも一つの補完投影角度が、投影角度β+π+2γと、投影角度β−π+2γとのうちの一つとなるように決定するように構成され、ここでβは前記X線源の投影角度であって、γは前記スキャン対象の大きさおよび前記検出器の角度範囲に依存するパラメータであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  11. 前記補完手段プロセッサは、前記少なくとも一つの補完投影角度が、投影角度β+π+2γと投影角度β−π+2γとになるように決定するように構成され、ここでβは前記X線源の投影角度であって、γは前記スキャン対象の大きさおよび前記検出器の角度範囲に依存するパラメータであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  12. 前記補完手段は、前記少なくとも一つの補完投影角度が、投影角度β+nπ+2γと、投影角度β−nπ+2γとのうちの少なくとも一つとなるように決定するように構成され、ここでβは前記X線源の投影角度であって、n=1,2,…,Nであって、Nはそれについてデータが取得される螺旋状の回転の回数を表す整数であって、γは前記スキャン対象の大きさおよび前記検出器の角度範囲に依存するパラメータであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  13. 前記補完手段は、前記少なくとも一つの補完投影角度が、投影角度β+π+2γ(k=1,…,K)の少なくとも一つ、または投影角度β−π+2γ(k=1,…,K)の少なくとも一つとなるように決定するように構成され、ここでkは整数であって、Kは所定の整数であって、γk,k=1,…,Kは前記投影データの濃さ、前記スキャン対象の大きさ、および前記検出器の角度範囲に依存するパラメータであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  14. 前記補完手段は、前記少なくとも一つの補完投影角度が、投影角度β+π+2γ(k=1,…,K)と、投影角度β−π+2γ(k=1,…,K)とのうちの少なくとも一つとなるように決定するように構成され、ここでkは整数であって、Kは所定の整数であって、γk,k=1,…,Kは前記投影データの濃さ、前記スキャン対象の大きさ、および前記検出器の角度範囲に依存するパラメータであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  15. 前記補完手段は、前記少なくとも一つの補完投影角度が、投影角度β+nπ+2γ(n=1,…,N,k=1,…,K)と、投影角度β−nπ+2γ(n=1,…,N,k=1,…,K)とのうちの少なくとも一つとなるように決定するように構成され、ここでkとnは整数であって、Nはそれについてデータが取得される螺旋状の回転の回数を表す整数であって、Kは所定の整数であって、γk,k=1,…,Kは前記投影データの濃さ、前記スキャン対象の大きさ、および前記検出器の角度範囲に依存するパラメータであることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  16. 前記補完手段は一つの螺旋状の方向に沿って少なくとも一つの補完的な角度を決定するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  17. 前記補完手段は両方の螺旋状の方向に沿って少なくとも一つの補完的な角度を決定するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  18. 前記補完手段は両方の螺旋状の方向に沿って所定の回数内の螺旋状の回転において少なくとも一つの補完的な角度を決定するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  19. 前記補完手段は、二つの補完投影角度と、前記二つの補完投影角度に対応する二つの補完ポイントの座標とを決定するように構成され、前記推定装置は前記二つの補完投影角度および二つの補完ポイントの座標に基づいて、前記投影データの値を推定するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  20. 前記補完手段は、一つの補完投影角度と、前記一つの補完投影角度に対応する一つの補完ポイントの座標とを決定するように構成され、前記推定装置は前記一つの補完ポイントの座標に基づいて、最も近接な補間、線形、および非線形の補間のうちの一つを用いて、前記投影データの値を推定するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  21. 前記補完手段は、二つの補完投影角度と、前記二つの補完投影角度に対応する二つの補完ポイントの座標とを決定するように構成され、前記推定装置は前記二つの補完ポイントの各々に関して、最も近接な補間、線形、および非線形の補間のうちの一つを独立的に用いて、前記投影データの値を推定して二組の補間された座標を取得するように構成されることを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  22. 前記推定装置は、二組の補間された座標の各々で投影データを組み合わせて前記投影データの値を取得するように構成された組み合わせ装置を含むことを特徴とする請求項21に記載のX線CT装置。
  23. 前記組み合わせ装置は、重み付けw=3x−2xおよびw=1−wとを用いて(ここで、x=(v−vfbot)(vftop−vfbot),vfbot≦v≦vftopであり、vftopとvfbotとは所定のパラメータである)、二組の補間された座標の各々で投影データを線形に組み合わせるように構成されることを特徴とする請求項22に記載のX線CT装置。
  24. 前記検出器の所定のフェザー領域内でフェザー・ポイントを選択する手段と、
    (1)フェザーX線源の投影角度と前記検出器に関連した前記フェザー・ポイントの座標とに基づいて、少なくとも一つのフェザーの補完的な角度と少なくとも一つのフェザー補完ポイントの座標とを決定し、(2)前記取得された投影データと、前記少なくとも一つのフェザーの補完投影角度と、前記少なくとも一つのフェザー補完ポイントの座標とに基づいて、前記フェザー・ポイントにおいて前記投影データ値を推定し、(3)重み付けw=3x−2xおよび1−wとをそれぞれ用いて(ここで、x=(u−u)/(u−u)であり、uとuは前記検出器の所定の範囲を決定するパラメータである)、前記フェザー・ポイントにおける前記推定された投影データ値と、前記フェザー・ポイントにおける前記取得された投影データとを線形に組み合わせるように構成されるフェザー装置とを含むことを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
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