JP4904947B2 - アルコール化合物の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、殺虫剤有効成分の製造中間体として有用なアルコール化合物の製造方法に関する。
殺虫活性を有するジハロプロペン化合物の製造中間体である3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコールの製造方法としては、下記スキームに示すように、1,3−ジブロモプロパンと2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノールを、炭酸カリウム存在下、N,N−ジメチルホルムアミド中で反応させ、得られた3,5−ジクロロ−4−(3−ブロモプロピルオキシ)−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)ベンゼンを炭酸カリウム存在下、N,N−ジメチルホルムアミド中で安息香酸と反応させ3,5−ジクロロ−4−(3−ベンゾイルオキシプロピルオキシ)−1−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)ベンゼンを取得し、その後加水分解して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコールを製造する方法が知られている(スキーム1、特許文献1)。
Figure 0004904947
スキーム1 a)1,3−ジブロモブタン、炭酸カリウム、N,N−ジメチルホルムアミド、b)安息香酸、炭酸カリウム、N,N−ジメチルホルムアミド、c)水酸化カリウム水溶液、メタノール。
特開平8−337549
上記の方法は目的物であるアルコール化合物を得るために複数の工程を必要とする煩雑な方法である。本発明は、目的物であるアルコール化合物をより少ない工程で効率的に製造する方法を提供する。
すなわち本発明は、式(1)

Figure 0004904947
(式中、X、X、XおよびXは、同一又は互いに相異なり、おのおの独立して水素原子、ハロゲン原子または炭素数1から3のアルキル基を表わし、Zは酸素原子、または硫黄原子表わし、Rはハロゲン置換アルケニル基を表わす。)
で示されるフェノール類と、式(2)

Figure 0004904947
(式中、Yは塩素原子、または臭素原子を表わす。nは2または3の整数を表わす。)で示されるハロアルコール類を、水と不混和性の有機溶媒とアルカリ金属水酸化物の水溶液の二層系で、相間移動触媒存在下に反応させることを特徴とする式(3)

Figure 0004904947
(式中、X、X、X、X、Z、Rおよびnは前記と同様の意味を表わす。)で示されるアルコール化合物の製造方法を提供するものである。
本発明の製造方法によれば、殺虫剤有効成分の製造中間体として有用な式(3)で示されるアルコール化合物をより少ない工程数で効率的に製造することができる。
以下、本発明について説明する。
式(1)および式(3)におけるX、X、XまたはXで表される置換基について説明する。X、X、XまたはXで表されるハロゲン原子としては、例えば、フッ素原子、塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子などが挙げられる。X、X、XまたはXで表される炭素数1から3のアルキル基としては、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル基またはiso−プロピル基などが挙げられる。Zとしては、酸素が好ましい。
式(1)および式(3)において、Rで表されるハロゲン置換アルケニル基としては、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素などのハロゲン原子で置換されたアルケニル基が例示され、典型的には3,3−ジハロプロペニル基が例示される。
具体的には、例えば3,3−ジフルオロ−2−プロペニル基、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基、3−ブロモ−3−クロロ−2−プロペニル基、3,3−ジブロモプロペニル基などが例示される。Rとしては、3,3−ジクロロ−2−プロペニル基が好ましい。
式(1)で示されるフェノール類としては、例えば、4−(3,3−ジフルオロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、4−(3−ブロモ−3−クロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、4−(3,3−ジブロモ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2−フルオロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、3−フルオロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2,5−ジフルオロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2−クロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、3−クロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2,5−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2,3,5−トリクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2,3,5,6−テトラクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2,5−ジブロモ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2,5−ジヨード−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2−メチル−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2−エチル−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2−n−プロピル−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2−iso−プロピル−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール、2,5−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルチオ)フェノールなどが挙げられる。尚、式(1)で示されるフェノール類は、特に前記化合物に限定されるものではない。
式(2)におけるYは好ましくは臭素原子を表わし、nは好ましくは3の整数を表わす。式(2)で示されるハロアルコール類としては、2−クロロ−1−エタノール、3−クロロ−1−プロパノール、2−ブロモ−1−エタノール、3−ブロモ−1−プロパノールが例示される。3−ブロモ−1−プロパノールが好ましい。
反応に用いる水と不混和性の有機溶媒としては、炭化水素化合物が例示され、具体的には、例えば、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素化合物や、トルエン、キシレン、モノクロロベンゼン等の芳香族炭化水素化合物、さらにこれらの混合物が挙げられる。このほかに水と不混和性の有機溶媒としては、ジエチルエーテル、メチル−tert−ブチルエーテル等の鎖状エーテル化合物や、または、これらの混合物などが挙げられる。水と不混和性の有機溶媒として、好ましくは炭化水素化合物、または鎖状エーテル化合物が用いられ、汎用面などから見てより好ましくはトルエンが用いられる。
水と不混和性の有機溶媒の溶媒量については、特に制限は無く、容積効率の面から通常式(1)で示されるフェノール類1重量部に対し0.1重量部から20重量部である。
反応に用いるアルカリ金属水酸化物の水溶液としては、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムの水溶液などが挙げられる。アルカリ金属水酸化物の使用量は、通常、式(1)で示されるフェノール類1モルに対し0.9モルから3モルの割合で用いることができる。アルカリ金属水酸化物の水溶液の濃度については特に制限は無く、通常、2重量%から10重量%である。
相間移動触媒としては、例えば、塩化テトラ−n−ブチルアンモニウム、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム、ヨウ化テトラ−n−ブチルアンモニウム、硫酸テトラ−n−ブチルアンモニウム、塩化トリエチルベンジルアンモニウム、塩化トリオクチルメチルアンモニウム等の4級アンモニウム塩、臭化トリメチルフェニルホスホニウム等の4級ホスホニウム塩や、塩化n−ドデシルピリジニウム等のピリジニウム塩などが挙げられる。これら相間移動触媒存在下で反応を行うと良好な収率で式(3)で示されるアルコール化合物が得られるが、入手性、汎用面等からみて、相間移動触媒として、塩化テトラ−n−ブチルアンモニウム、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム、ヨウ化テトラ−n−ブチルアンモニウム、硫酸テトラ−n−ブチルアンモニウム等のテトラ−n−ブチルアンモニウム塩を用いるのが好ましい。
相間移動触媒の使用量は特に制限は無いが、経済性等を考慮して、通常、式(1)で示されるフェノール類1モルに対し0.01モルから0.2モルの割合で用いることができる。
式(1)で示されるフェノール類、式(2)で示されるハロアルコール類、水と不混和性の有機溶媒、アルカリ金属水酸化物の水溶液、及び相間移動触媒の仕込み順序は特に制限は無く、例えば、これらすべてを一緒に仕込んだ後に攪拌して反応させてもよいし、フェノール類とアルカリ金属水酸化物の水溶液の混合水溶液に、ハロアルコール類と水と不混和性の有機溶媒を混合した溶液を滴下しても良い。また、逆に、ハロアルコール類と水と不混和性の有機溶媒を混合した溶液に、フェノール類とアルカリ金属水酸化物の水溶液の混合水溶液を滴下することもできる。
反応は室温から還流下で行うことができ、反応温度は通常室温から100℃である。反応速度の面からは、50℃から100℃の間で反応を行うのが好ましい。また、反応時間は通常は約10時間から20時間程度である。ガスクロマトグラフィーや液体クロマトグラフィーを用い、式(1)で示されるフェノール類の残存分を分析することで、反応推移を把握することができる。
反応終了後、通常、静置、分液し、目的物である式(3)で示されるアルコール化合物を油層中に得ることができる。油層は、水洗することもできるし、反応終了後、一度、硫酸水等の酸性水で中和後、分液し、再度水洗することもできる。
洗浄後、得られた油層は、例えば、減圧下で濃縮し有機溶媒を留去することで、式(3)で示されるアルコール化合物の濃縮物を得ることができる。必要がある場合は、更に、シリカゲルカラムクロマトグラフィー、晶析、再結晶などの通常の精製方法で精製することができる。
かくして、目的物である式(3)で示されるアルコール化合物を収率よく、効率的に製造することができる。式(3)で示される化合物としては、下記の化合物が例示される。
式(3)
Figure 0004904947

Figure 0004904947

Figure 0004904947






Figure 0004904947

Figure 0004904947














Figure 0004904947

以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
実施例1
3−ブロモプロパノール0.72g、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0g、トルエン5.0g、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06g、水5.0gの混合物に27%水酸化ナトリウム水溶液0.77gを加え、60℃に昇温して8時間攪拌した。続いて反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.2g(純度:92%、収率:93%)を得た。
実施例2
3−ブロモプロパノール0.72g、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0g、トルエン5.0g、塩化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.04g、水5.0gの混合物に27%水酸化ナトリウム水溶液0.77gを加え、60℃に昇温して14時間攪拌した。続いて反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.1g(純度:93%、収率:82%)を得た。
実施例3
3−ブロモプロパノール0.72g、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0g、トルエン5.0g、塩化トリオクチルメチルアンモニウム0.10g、水5.0gの混合物に27%水酸化ナトリウム水溶液0.77gを加え、60℃に昇温して20時間攪拌した。続いて反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.1g(純度:85%、収率:76%)を得た。
実施例4
3−ブロモプロパノール0.72g、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0g、ヘキサン5.0g、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06g、水5.0gの混合物に27%水酸化ナトリウム水溶液0.77gを加え、60℃に昇温して4時間攪拌した。続いて反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.2g(純度:92%、収率:89%)を得た。
実施例5
3−ブロモプロパノール0.72g、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0g、ヘキサン3.0g、トルエン2.0g、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06g、水5.0gの混合物に27%水酸化ナトリウム水溶液0.77gを加え、60℃に昇温して4時間攪拌した。続いて反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.2g(純度:93%、収率:90%)を得た。
実施例6
3−ブロモプロパノール0.72g、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0g、t−ブチルメチルエーテル5.0g、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06g、水5.0gの混合物に27%水酸化ナトリウム水溶液0.77gを加え、60℃に昇温して12時間攪拌した。続いて反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.2g(純度:93%、収率:90%)を得た。
実施例7
3−ブロモプロパノール0.53g、トルエン5.0g、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06gの混合物を60℃に昇温し、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0gと水5.0gと27%水酸化ナトリウム水溶液0.51gを混合して溶解した溶液を、攪拌下6時間かけて滴下した。滴下終了後、60℃でさらに4時間攪拌した。続いてこの反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.1g(純度:94%、収率:86%)を得た。
実施例8
3−ブロモプロパノール0.53g、トルエン5.0g、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06gの混合物を60℃に昇温し、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0gと水5.0gと水酸化リチウム1水和物0.16gを混合して溶解した溶液を、攪拌下6時間かけて滴下した。滴下終了後、60℃でさらに10時間攪拌した。続いてこの反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.1g(純度:93%、収率:84%)を得た。
実施例9
実施例8における水酸化リチウム1水和物0.16gを、20%水酸化カリウム水溶液1.1gに替える以外は実施例8に準じて反応および後処理をおこない、3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.1g(純度:93%、収率:84%)を得た。
実施例10
3−ブロモプロパノール0.53g、トルエン5.0g、ヨウ化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06gの混合物を60℃に昇温し、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0gと水5.0gと27%水酸化ナトリウム水溶液0.51gを混合して溶解した溶液を、攪拌下6時間かけて滴下した。滴下終了後、60℃でさらに10時間攪拌した。続いてこの反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.1g(純度:94%、収率:86%)を得た。
実施例11
3−ブロモプロパノール0.53g、トルエン5.0g、硫酸テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06gの混合物を60℃に昇温し、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0gと水5.0gと27%水酸化ナトリウム水溶液0.54gを混合して溶解した溶液を、攪拌下6時間かけて滴下した。滴下終了後、60℃で4時間攪拌し、3−ブロモプロパノール0.10g、27%水酸化ナトリウム水溶液0.10gを追加後にさらに10時間攪拌した。続いてこの反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0g、トルエン4.3gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.2g(純度:89%、収率:91%)を得た。
実施例12
3−ブロモプロパノール0.53g、トルエン5.0g、臭化トリメチルフェニルホスホニウム0.06gの混合物を60℃に昇温し、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0gと水5.0gと27%水酸化ナトリウム水溶液0.54gを混合して溶解した溶液を、攪拌下6時間かけて滴下した。滴下終了後、60℃で4時間攪拌し、3−ブロモプロパノール0.10g、27%水酸化ナトリウム水溶液0.10gを追加後にさらに7時間攪拌した。続いてこの反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0g、トルエン5.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.2g(純度:90%、収率:91%)を得た。
実施例13
3−ブロモプロパノール0.53g、トルエン5.0g、塩化n−ドデシルピリジニウム0.05gの混合物を60℃に昇温し、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0gと水5.0gと27%水酸化ナトリウム水溶液0.54gを混合して溶解した溶液を、攪拌下6時間かけて滴下した。滴下終了後、60℃で11時間攪拌した。この間、4時間目と7時間目に、3−ブロモプロパノールと27%水酸化ナトリウム水溶液をそれぞれ0.10g追加仕込みした。続いてこの反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0g、トルエン5.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.3g(純度:85%、収率:89%)を得た。
実施例14
3−クロロプロパノール0.37g、トルエン5.0g、ヨウ化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06gの混合物を80℃に昇温し、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0gと水5.0gと27%水酸化ナトリウム水溶液0.51gを混合して溶解した溶液を、攪拌下6時間かけて滴下した。滴下終了後、80℃でさらに20時間攪拌した。この間、7,9,12,17時間目に3−クロロプロパノールを0.20gずつ、12,17時間目に27%水酸化ナトリウム水溶液を0.20gずつ追加した。続いてこの反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を水5.0gで洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール1.0g(純度:87%、収率:73%)を得た。
実施例15
2−ブロモエタノール0.48g、トルエン5.0g、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.06gの混合物を60℃に昇温し、2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール1.0gと水5.0gと27%水酸化ナトリウム水溶液0.54gを混合して溶解した溶液を、攪拌下6時間かけて滴下した。滴下終了後、60℃でさらに25時間攪拌した。この間、7時間目に2−ブロモエタノールを0.10gと27%水酸化ナトリウム水溶液を0.10gを、13時間目に2−ブロモエタノールを0.40gと27%水酸化ナトリウム水溶液を0.30gを、20時間目に2−ブロモエタノールを0.40gと27%水酸化ナトリウム水溶液を0.30gを追加した。続いてこの反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液2.0gとトルエン5.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を1%水酸化ナトリウム水溶液5.0gで2回、水5.0gで1回洗浄し、減圧下に濃縮して3−(2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−エチルアルコール1.1g(純度:95%、収率:93%)を得た。
実施例16
3−ブロモプロパノール1.40g、トルエン10.0g、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム0.14gの混合物を60℃に昇温し、4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノール2.0gと水10.0gと27%水酸化ナトリウム水溶液1.49gを混合して溶解した溶液を、攪拌下6時間かけて滴下した。滴下終了後、60℃で11時間攪拌した。この間、7時間目に、3−ブロモプロパノールと27%水酸化ナトリウム水溶液をそれぞれ0.20g追加仕込みした。続いてこの反応混合物を20℃まで冷却し、20%硫酸水溶液4.0g、トルエン5.0gを加えて攪拌した後に分液した。得られた有機層を1%水酸化ナトリウム水溶液10.0gで1回、水10.0gで1回洗浄し、減圧下に濃縮して3−(4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノキシ)−1−プロピルアルコール2.5g(純度:93%、収率:93%)を得た。

Claims (10)

  1. 式(1)
    Figure 0004904947
    (式中、X、X、XおよびXは、同一または互いに相異なり、水素原子、ハロゲン原子または炭素数1から3のアルキル基を表わし、Zは酸素原子または硫黄原子を表わし、Rはハロゲン置換アルケニル基を表わす。)
    で示されるフェノール類と、式(2)

    Figure 0004904947
    (式中、Yは塩素原子または臭素原子を表わし、nは2または3の整数を表わす。)
    で示されるハロアルコール類を、水と不混和性の有機溶媒とアルカリ金属水酸化物の水溶液との二層系で、相間移動触媒存在下に反応させることを特徴とする式(3)
    Figure 0004904947
    (式中、X、X、X、X、Z、Rおよびnは前記と同様の意味を表わす。)
    で示されるアルコール化合物の製造方法。
  2. Zが酸素原子である請求項1に記載のアルコール化合物の製造方法。
  3. Rが3,3−ジハロ−2−プロペニル基である請求項1または2に記載のアルコール化合物の製造方法。
  4. 水と不混和性の有機溶媒が炭化水素化合物、または鎖状エーテル化合物である請求項1、2または3に記載のアルコール化合物の製造方法。
  5. 水と不混和性の有機溶媒がトルエンである請求項1、2または3に記載のアルコール化合物の製造方法。
  6. 反応温度が50℃から100℃である請求項1から5の何れかに記載のアルコール化合物の製造方法。
  7. 相間移動触媒がテトラ−n−ブチルアンモニウム塩である請求項1から6の何れかに記載のアルコール化合物の製造方法。
  8. 式(1)で示されるフェノール類が2,6−ジクロロ−4−(3,3−ジクロロ−2−プロペニルオキシ)フェノールである請求項1から7の何れかに記載のアルコール化合物の製造方法。
  9. nが3である請求項1から8の何れかに記載のアルコール化合物の製造方法。
  10. 式(2)で示されるハロアルコール類が3−ブロモ−1−プロパノールである請求項1から9の何れかに記載のアルコール化合物の製造方法。
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