JP4904411B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、コンピュータ回路を備えて構成される遊技機に関し、特に、不正遊技を有効に排除できる遊技機に関する。
パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤に設けた図柄始動口と、複数の表示図柄による一連の図柄変動態様を表示する図柄表示部と、開閉板が開閉される大入賞口などを備えて構成されている。そして、図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通過を検出すると入賞状態となり、遊技球が賞球として払出された後、図柄表示部では表示図柄が所定時間変動される。その後、7−7−7などの所定の態様で図柄が停止すると大当り状態となり、大入賞口が繰返し開放されて、遊技者に有利な利益状態を発生させている。
但し、実際には、遊技球の入賞時に実行される大当り抽選処理によって、大当り状態か否かが予め決定されており、図柄表示部では、専ら遊技者を盛上げるために図柄変動動作を行っている。大当り抽選処理では、所定時間毎に更新されるカウンタ変数CTが使用され、遊技球の入賞時に取得されたカウンタ変数CTの値(乱数値RND)が、当選値Hitと比較されて大当り状態か否かが決定される。カウンタ変数CTは、電源投入後、RAMの全領域がゼロクリア(RAMクリア処理)されることでゼロに初期設定され、その後、所定時間毎に実行されるインクリメント演算などによって所定数値範囲(0〜MAX)を循環する。
ところで、上記した当選値Hitやカウンタ変数CTの更新規則は、弾球遊技機を入手して制御プログラムを解析すれば判明する。そのため、電源投入直後であって、所定数値範囲の循環動作の一巡目であれば、不正器具を用いることで当選状態を意図的に発生させることが比較的容易である。そのため、適宜に電源を遮断させて、繰り返し大当り状態を発生させる違法行為が懸念されるところである。
そこで、かかる違法行為を容易に検出するべく、従来の遊技機では、RAMがゼロクリアされた場合に、そのことを液晶ディスプレイ等で報知するようにしていた(特許文献1、特許文献2)。
特開2003−033532号公報 特開2003−205161号公報
しかしながら、一般に、大当り抽選処理を含む遊技制御動作を担う主制御部にはバックアップ電源が設けられているが、主制御部に従属して演出動作を実行するサブ制御部にはバックアップ電源が存在しないので、従来の構成の遊技機では、犯罪行為を阻止できない可能性がある。
例えば、不正器具を使用することで、電源を遮断及び再投入することで、意図的にRAMクリア処理を実行させた後、再度、電源を遮断及び再投入する違法行為が想定される。また、プログラムの暴走状態を意図的に生成して、ウォッチドックタイマを起動させてCPUをリセット状態にし、RAMクリア処理を実行させた後、直ちに電源を遮断及び再投入する違法行為も想定される。
かかる場合、主制御基板がRAMクリア処理を実行し終わり、その旨の制御コマンドを
サブ制御部に送信したとしても、その制御コマンドが実効化される迄に電源が再度遮断されると、その後の電源復旧後には、サブ制御基板では報知動作が実行されない。すなわち、電源復旧後、バックアップ電源を有する主制御部では、制御コマンド送信後の処理を再開するが、一方、バックアップ電源を有しないサブ制御基板では、先に受けた制御コマンドが消失しているので、単純に、初期状態の動作を開始するしかない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、RAMクリア処理が実行された場合には、必ず、このことを示す報知動作が実行されるようにした遊技機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、遊技制御動作を中心統括的に担う主制御部と、主制御部から受ける制御コマンドに基づいて演出動作を実行するサブ制御部とを有する遊技機であって、主制御部は、監視タイマと判定フラグとを含んだRAMの記憶内容を電源電圧の遮断後も維持するバックアップ手段によって、電源復帰後に電源遮断前の遊技動作を再開可能に構成される一方、サブ制御部は、電源復帰後は、初期状態から遊技動作を開始するよう構成され、主制御部の動作は、電源電圧の投入時に起動されるシステムリセット処理と、所定時間毎に起動され、限界値に達するまで監視タイマを更新するタイマ更新処理と、電源電圧の遮断に先立って判定フラグを所定値に設定する電源遮断処理と、を有して実現され、システムリセット処理では、判定フラグが所定値であることを遊技動作の再開条件に含んで、電源遮断前の遊技動作を再開するか否かを決定する第1手段と、第1手段が電源遮断前の遊技動作を再開しないと決定した場合には、RAMの記憶内容を消去した後に監視タイマを初期値に設定する第2手段と、第1手段が電源遮断前の遊技動作を再開すると決定した場合には、その時の監視タイマの値を判定する第3手段と、第3手段が監視タイマの値が限界値に達していないと判定した場合には、主制御部に接続されているホールコンピュータへの通報処理を実行する第4手段と、が機能するよう構成されている
電源遮断処理は、実施例のような、マスク不能の最優先割込み処理に限定されるものではなく、マスク可能な割込み処理でも良い。また、必ずしも、割込み処理である必要はなく、例えば、実施例における毎回のタイマ割込み時に、電源電圧のレベルをチェックし(フラグセンス方式)、このレベルの異常を検出すると起動される電源遮断処理であっても良い。
本発明によれば、RAMクリア処理が実行された場合には、必ず、このことを示す報知動作が実行されるので、違法遊技を有効に排除することができる。
実施例に示すパチンコ機の斜視図である。 図1のパチンコ機の遊技盤を詳細に図示した正面図である。 図1のパチンコ機の全体構成を示すブロック図である。 主制御部のシステムリセット処理を説明するフローチャートである。 主制御部のタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。 主制御部のバックアップ処理を説明するフローチャートである。 液晶制御部の報知処理を説明するフローチャートである。
以下、実施例に係る弾球遊技機に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施例のパチンコ機GMを示す斜視図である。このパチンコ機GMは、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製外枠1と、外枠1に固着されたヒンジ2を介して開閉可能に枢着される前枠3とで構成されている。この前枠3には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、その前側には、ガラス扉6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。
ガラス扉6の外周には、LEDランプなどによる電飾ランプが、略C字状に配置されている。前面板7には発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着され、前枠3の下部には、上皿8から溢れ出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。発射ハンドル10は発射モータと連動しており、発射ハンドル10の回動角度に応じて動作する打撃槌によって遊技球が発射される。
上皿8の外周面には、チャンスボタン11が設けられている。このチャンスボタン11は、遊技者の左手で操作できる位置に設けられており、遊技者は、発射ハンドル10から右手を離すことなくチャンスボタン11を操作できる。このチャンスボタン11は、通常時には機能していないが、ゲーム状態がボタンチャンス状態となると内蔵ランプが点灯されて操作可能となる。なお、ボタンチャンス状態は、必要に応じて設けられるゲーム状態である。
上皿8の右部には、カード式球貸し機に対する球貸し操作用の操作パネル12が設けられ、カード残額を3桁の数字で表示する度数表示部と、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッチとが設けられている。
図2に示すように、遊技盤5には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール13が環状に設けられ、その内側の遊技領域5aの略中央には、液晶カラーディスプレイDISPが配置されている。また、遊技領域5aの適所には、図柄始動口15、大入賞口16、複数個の普通入賞口17(大入賞口16の左右に4つ)、2つの通過口であるゲート18が配設されている。これらの入賞口15〜18は、それぞれ内部に検出スイッチを有しており、遊技球の通過を検出できるようになっている。
液晶ディスプレイDISPは、大当り状態に係わる特定図柄を変動表示すると共に背景画像や各種のキャラクタなどをアニメーション的に表示する装置である。この液晶ディスプレイDISPは、中央部に特別図柄表示部Da〜Dcと右上部に普通図柄表示部19を有している。そして、特別図柄表示部Da〜Dcでは、大当り状態の招来を期待させるリーチ演出が実行され、特別図柄表示部Da〜Dc及びその周りでは、当否結果を不確定に報知する予告演出などが実行される。
普通図柄表示部19は普通図柄を表示するものであり、ゲート18を通過した遊技球が検出されると、普通図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート18の通過時点において抽出された抽選用乱数値により決定される停止図柄を表示して停止するようになっている。
図柄始動口15は、左右1対の開閉爪15aを備えた電動式チューリップで開閉されるよう例えば構成され、普通図柄表示部19の変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合には、開閉爪15aが所定時間だけ開放されるようになっている。
一方、図柄始動口15に遊技球が入賞すると、特別図柄表示部Da〜Dcの表示図柄が所定時間だけ変動し、図柄始動口15への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄で停止する。なお、特別図柄表示部Da〜Dc及びその周りでは、一連の図柄演出の間に、予告演出が実行される場合がある。
大入賞口16は、例えば前方に開放可能な開閉板16aで開閉制御されるが、特別図柄表示部Da〜Dcの図柄変動後の停止図柄が「777」などの大当り図柄のとき、「大当りゲーム」と称する特別遊技が開始され、開閉板16aが開放されるようになっている。大入賞口36の内部に特定領域36bがあり、この特定領域36bを入賞球が通過すると、遊技者に有利な特別遊技が継続される。
大入賞口16の開閉板16aが開放された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すると開閉板16aが閉じる。このような動作は、最大で例えば15回まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な状態に制御される。なお、特別図柄表示部Da〜Dcの変動後の停止図柄が特別図柄のうちの特定図柄であった場合には、特別遊
技の終了後のゲームが高確率状態となるという特典が付与される。
図3は、上記した各動作を実現するパチンコ機GMの全体回路構成を示すブロック図である。図中の破線は、主に、直流電圧ラインを示している。
図示の通り、このパチンコ機GMは、AC24Vを受けて各種の直流電圧やシステムリセット信号SYSを出力する電源基板20と、遊技制御動作を中心統括的に担う主制御基板21と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMDに基づいてランプ演出及び音声演出を実行する演出制御基板22と、演出制御基板22から受けた信号を各部に伝送する演出インタフェイス基板23と、演出インタフェイス基板23から受けた制御コマンドCMD’に基づいて液晶ディスプレイDISPを駆動する液晶制御基板24と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMD”に基づいて払出モータMを制御して遊技球を払い出す払出制御基板25と、遊技者の操作に応答して遊技球を発射させる発射制御基板26とを中心に構成されている。
ここで、主制御基板21、演出制御基板22、液晶制御基板24、及び払出制御基板25には、ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回路がそれぞれ搭載されている。そこで、主制御基板21、演出制御基板22、液晶制御基板24、及び払出制御基板25に搭載された回路、及びその回路によって実現される動作を機能的に総称して、本明細書では、主制御部21、演出制御部22、液晶制御部24、及び払出制御部25と言うことがある。なお、演出制御部22、液晶制御部24、及び払出制御部25の全部又は一部がサブ制御部である。
図示の通り、主制御部21は、コマンド中継基板29に接続されると共に、遊技盤中継基板27を経由して、遊技盤5の各遊技部品に接続されている。そして、遊技盤上の各入賞口16〜18に内蔵された検出スイッチのスイッチ信号を受ける一方、電動チューリップなどのソレノイド類を駆動している。なお、図柄始動口15からのスイッチ信号については、遊技盤中継基板27を経由することなく、直接、主制御部21が受けている。
また、主制御部21は、払出制御部25に対して制御コマンドCMD”を一方向に送信する一方、払出制御部25からは、遊技球の払出動作を示す賞球計数信号や、払出動作の異常に係わるステイタス信号CONを受信している。ステイタス信号CONには、例えば、補給切れ信号、払出不足エラー信号、下皿満杯信号が含まれる。
ところで、主制御部21と払出制御部25のワンチップマイコンには、電源基板20から、直流5Vのバックアップ電源BUが供給されている。したがって、営業終了や停電により交流電源24Vが遮断された後も、ワンチップマイコン内部のRAMのデータは保持される。本実施例では、少なくとも数日は、RAMの記憶内容が保持されるよう設計されている。
また、電源基板20は、交流電源24Vの遮断時に、主制御部21及び払出制御部25に、電圧降下信号ABNを出力するよう構成されている。電圧降下信号ABNは、各ワンチップマイコンのNMI(Non Maskable Interrupt)端子に供給されており、主制御部21及び払出制御部25では、割込み処理によって必要なデータがRAMに退避している。そのため、上記したバックアップ電源BUの作用とあいまって、主制御部21と払出制御部25では、営業開始時や停電からの復旧時に、電源遮断前の動作を再開できることになる。但し、その他の制御基板には、バックアップ電源BUが供給されていないので、営業開始時や停電からの復旧時には、電源遮断前の動作とは無関係に、初期状態の動作を開始することになる。
上記の構成を有する実施例のパチンコ機GMでは、電源投入後、主制御部21のRAMの全領域がゼロクリアされるRAMクリア処理が実行されると、液晶制御部24に向けて、その旨の制御コマンド(電源投入コマンドA)を送信するようにしている。そして、この電源投入コマンドAを受信した液晶制御部24では、液晶ディスプレイDISPに、「メモリが初期状態にクリアされました」のような表示を描画してRAMクリア報知処理を実行している。
また、この実施例では、電源投入コマンドAの他に、同種の制御コマンドとして、電源投入コマンドBと電源投入コマンドCとが用意されており、液晶制御部24は、電源投入コマンドBを受信した場合にも、RAMクリア報知処理を実行している。但し、電源投入コマンドCを受信した場合には、RAMクリア報知処理を実行しない。
図3に示す通り、主制御部21が出力した電源投入コマンドCMDは、コマンド中継基板29を経由して演出制御基板22に伝送され、その後、電源投入コマンドCMD’が、演出インタフェイス基板23を経由して、液晶制御基板24に転送される。したがって、RAMクリア処理から液晶ディスプレイDISPでの表示までに若干の遅れが生じるが、本実施例では、主制御部21によるコマンド送信から、数秒後には液晶ディスプレイDISPの表示動作が開始されるよう設計されている。
図4〜図6は、上記したRAMクリア処理を含んだ、主制御部21の制御プログラムを示すフローチャートである。主制御部21の制御プログラムは、電源電圧の投入に基づいて起動されるシステムリセット処理(図4)と、所定時間毎(2mS)に起動されるマスク可能なタイマ割込み処理(図5のTIMER INT)と、電源基板20からの電圧降下信号A
BNによって起動されるマスク不能の最優先割込み処理(図6のNMI割込)とで構成されている。これらの処理を実現するワンチップマイコンには、Z80CPU(Zilog社)相当品が内蔵されている。なお、万一、プログラムが暴走状態になると、ウォッチドッグタイマICが起動してCPUをリセット状態にするようになっている。
以下、図4を参照しつつ、システムリセット処理プログラム(メインルーチン)について説明する。メインルーチンが開始されるのは、停電状態からの復旧時のように初期化スイッチ(不図示)がOFF状態で電源がON状態になる場合と、パチンコホールの開店時のように、初期化スイッチがON操作されて電源がON状態になる場合とがある。なお、違法行為者が、遊技機の電源を一時的に遮断させた後にも、図4のメインルーチンが開始される。
何れの場合でも、Z80CPUは、最初に自らを割込み禁止状態に設定し、Z80CPUコアを含むワンチップマイコンの各部を初期設定する(ST1)。また、CPUは自らを割込みモード2に設定した後(ST2)、RAMクリア信号の値を判定する(ST3)。RAMクリア信号とは、内蔵RAMの全領域を初期設定するか否かを示す信号であって、係員が操作する初期化スイッチのON/OFF状態に対応した値を有している。但し、不正行為者による不正器具によって、意図的にON状態のRAMクリア信号が生成される可能性もある。
いずれにしても、ここでは、RAMクリア信号がON状態であったと仮定すると、ステップST3の判定に続いて、内蔵RAMの全領域がゼロクリアされる(ST5)。このRAMクリア処理の結果、後述する変数CT,RG,Te,BFLは、その他の変数と共に全て初期状態のゼロとなる。
そこで、次に、主制御部では、監視タイマTeを初期設定した後(ST6)、RAM領域がゼロクリアされたことを報知するための電源投入コマンドAを出力する(ST7)。
なお、出力された電源投入コマンドAは液晶制御部24で受信され、コマンド出力から数秒後に、液晶制御部24の制御によってRAMクリア報知処理が実行されるのは前記した通りである。
本実施例では、監視タイマTeは、ステップST6の初期設定処理で、30秒に対応する15000(=30秒/2m秒)に初期設定される。これは、主制御部21が電源投入コマンドAを出力してから、数秒後には液晶ディスプレイDISPでの表示動作が開始されるので、30秒も経過すれば、電源投入された事実が当該遊技機の回りで確実に把握されると考えられるためである。
ステップST7の処理が終われば、EI命令の実行によりCPUが割込み許可状態に設定される(ST8)。そして、その後は無限ループ状にカウンタ更新処理が行われる(ST9)。更新されるカウンタには、外れ図柄用カウンタが含まれているが、この外れ図柄用カウンタは、図5の特別図柄処理(ST44)における大当り判定処理の判定によって外れ状態となった場合に、どのような態様の外れゲームを演出するかを決定するためのカウンタである。
ところで、ステップST3の判定処理に説明を戻すと、停電状態からの復旧時のように、初期化スイッチ(RAMクリア信号)がOFF状態であった場合には、ステップST3の判定に続いて、バックアップフラグBFLの内容が判定される(ST4)。バックアップフラグBFLとは、図6のNMI割込み処理において退避されていたバックアップデータが、元の状態に復帰されているか否かを示すデータであり、この実施例では、NMI割込み処理においてバックアップフラグBFLが5AHとされ(ST54)、図4のステップST16の処理でゼロクリアされるようになっている。
今、停電状態からの復旧時であれば、図4のステップST4の判定において、バックアップフラグBFLの内容が5AHの筈である。また、不正行為者が再度電源を遮断し、RAMクリア信号をON状態にすることなく(OFF状態のままで)、電源を復旧させる可能性もあり、この場合も、バックアップフラグBFLの内容は5AHである。
何れにしても、バックアップフラグBFL≠0であれば、CPUは、RAMのSP記憶エリアから読み出した16ビットデータを、CPUのスタックポインタSPに書き込む(ST10)。
次に、RAMのワーク領域に設けられた監視タイマTeのタイマ値を判定する(ST11)。先に説明した通り、監視タイマTeは、RAMクリア処理(ST5)の後に、30秒に対応する初期値に初期設定(ST6)されたタイマ変数である。そして、この監視タイマTeのタイマ値は、その後のタイマ減算処理(図5のST32)において、ゼロになるまでデクリメント処理(−1)され、ゼロで停止される。したがって、ステップST11の処理でTe>0と判定される場合は、電源投入コマンドAの送信時から電源遮断までに30秒を経過していないことを意味する。
電源投入コマンドAの送信後、30秒を経過しないタイミングで電源が遮断状態となるのは、液晶ディスプレイでのRAMクリア報知動作を阻止するため、違法行為者が遊技機の通電を止めた可能性が極めて高い。そこで、この場合には、電源投入コマンドBを改めて送信する(ST12)。
一方、ステップST11の処理でTe=0と判定される場合は、電源投入コマンドAの送信時から電源遮断までに30秒以上を経過しているので、少なくとも、RAMクリア報知動作は確実に終了している。しかも、Te=0と判定される場合は、営業時間中に突発
的に生じた停電からの復旧か、或いは、初期化スイッチをON操作しない営業開始時である可能性の方が遥かに高い。そこで、Te=0と判定される場合には、電源投入コマンドAや電源投入コマンドBと区別する意味で、別の電源投入コマンドCを出力して送信する(ST13)。
以上のように、本実施例では、電源投入時に種々の可能性を想定して、以下の(A)〜(C)の3区分の動作を行っている。すなわち、(A):RAMクリア処理を行った後には「電源投入コマンドA」を送信する(ST7)。(B):「電源投入コマンドA」の送信後、30秒以内に電源が遮断された場合には、「電源投入コマンドB」を送信する(ST12)。(C):「電源投入コマンドA」の送信後、30秒経過後に電源が遮断された場合には、「電源投入コマンドC」を送信する(ST13)。そして、この(A)〜(C)の動作に起因して、液晶制御部24では対応する表示動作を行うが、この点については図7に関して最後に説明する。
さて、電源投入コマンドBか又は電源投入コマンドCの送信処理が終わると、停電時のNMI処理においてバックアップされていたRAMのワーク領域のデータを読み出して、バックアップ復帰コマンドを作成する(ST14)。作成される復帰コマンドには、払出制御基板用、図柄制御基板用、ランプ制御基板用のものがある。払出制御基板用の復帰コマンド作成処理では、エラー信号を再チェックして、遊技機の現状に合わせた制御コマンドを払出制御基板25に出力するための準備動作を意味する。例えば、停電前に上皿が満杯であるエラー状態であった場合、バックアップデータによってエラー状態が保存されているが、停電によって遊技者が遊技球を回収する可能性も高いので、改めてエラー信号の現状を確認する。
また、図柄制御基板用やランプ制御基板用のバックアップ復帰コマンド作成処理では、停電前の遊技機が、大当り状態であった場合や、当選確率が増加しているいわゆる確変状態であった場合もあるので、そのような場合には、動作状態に合わせた液晶ディスプレイDISPの背景色を設定したり、効果音を発生できるようにするための処理である。
ステップST14の処理が終われば、POP命令を実行して、RAMのスタック領域からAFレジスタを除く各レジスタ(BC,DE,HL)の値を復帰する(ST15)。この処理によって、停電時からの復帰処理は一応完了するので、そのことを示すべくバックアップフラグBFLをゼロクリアする(ST16)。
次に、POP AF命令により、Z80CPUのP/Vフラグに、割込み許可フリップ
フロップの値を復帰させる(ST17)。後述するように、NMI処理ではLD A,I
の命令を実行して、P/Vフラグに割込み許可フリップフロップの値をセットした後、PUSH AFの命令を実行している。したがって、ステップST17のPOP AFの命令実行後のP/Vフラグの値によって、電源電圧の降下前が割込み許可状態であったか否かを判定することができる。
そこで、P/Vフラグの値に基づいて、電源電圧の降下前が割込み禁止状態であったか否かをチェックして(ST18)、AFレジスタをスタック領域から復帰させた後、割込み禁止状態のままで処理を終えるか(ST19)、或いは、割込み許可状態に戻して復帰処理を終える(ST20)。なお、ステップST21のRET命令が実行されることによって、スタック領域にPUSH処理されていた中断時のPC(プログラムカウンタ)の値が復元され、停電等により中断されていた処理が再開されることになる。
続いて、上記したメイン処理を中断させて2mS毎に開始されるタイマ割込み処理プログラム(TIMER INT)を説明する。タイマ割込みが生じると、各レジスタの内容
がスタック領域に退避された後(ST30)、最初に乱数作成処理が行なわれる(ST31)。乱数作成処理には、普通図柄処理ST39や特別図柄処理ST44における抽選動作で使用される、当り用カウンタRGや大当たり用カウンタCTの更新処理を含んでいる。
乱数作成処理(ST31)が終わると、各遊技動作の時間を管理しているタイマについて、タイマ減算処理が行なわれる(ST32)。ここで減算されるタイマは、主として、電動チューリップや大入賞口の開放時間やその他の遊技演出時間を管理するために使用される。また、このタイマ減算処理(ST32)には、監視タイマTeのデクリメント処理(−1)も含まれている。監視タイマTeは、RAMクリア処理(ST5)の後、主制御部21が、電源投入コマンドAを送信した後の経過時間を計時するタイマ変数であり、ステップST11の判定処理で参照される。なお、監視タイマTeの値は、ゼロになるまでデクリメント処理(ST32)され、ゼロに達すると、その値が維持される。
タイマ減算処理(ST32)が終われば、図柄始動口15や大入賞口16の入賞検出スイッチを含む各種スイッチ類のON/OFF信号が入力され、ワーク領域にON/OFF信号が記憶される(ST33)。そして、万一、不合理なON信号が検出されたら、不正入賞コマンドが送信される(ST34)。不正入賞コマンドが送信されるのは、例えば、特別遊技中でもないのに、大入賞口16の検出スイッチからON信号が得られたような場合である。
続いて、エラー管理処理が行われる(ST35)。エラー管理処理は、遊技球の補給が停止したり、遊技球が詰まっていないかなど、機器内部に異常が生じていないかの判定である。次に、払出制御基板向けの制御コマンドを作成した後(ST36)、上記の各処理で生成されている制御コマンドを該当するサブ制御基板に伝送する(ST37)。
次に、現在が当り中の動作モードでないことを条件に、普通図柄処理を行う(ST39)。普通図柄処理とは、電動チューリップなど、普通電動役物を作動させるか否かの判定を意味する。具体的には、ステップST33のスイッチ入力結果によって遊技球がゲートを通過していると判定された場合に、乱数生成処理(ST31)で更新された当り用カウンタRGを、当り当選値と対比して行われる。そして、対比結果が当選状態であれば当り中の動作モードに変更する。また、当り中となれば、電動チューリップなど、普通電動役物の作動に向けた処理を行う(ST41)。
続いて、必要な制御コマンドを該当するサブ制御基板に伝送し(ST42)、現在が大当り中の動作モードでないことを条件に、特別図柄処理を行う(ST44)。特別図柄処理とは、大入賞口16など、第1種特別電動役物を作動させるか否かの判定である。具体的には、ステップST33のスイッチ入力結果によって遊技球が図柄始動口を通過していると判定された場合に、乱数生成処理(ST31)で更新された大当り用カウンタCTを、大当り当選値Hitと対比して行われる。そして、対比結果が当選状態であれば大当り中の動作モードに変更する。また、大当り中となれば、大入賞口など第1種特別電動役物の作動に向けた処理を行う(ST46)。
その後、上記の各処理で生成された制御コマンドを該当するサブ制御基板に伝送する。例えば、特別図柄処理(ST44)が実行された場合には、その抽選結果に係わらず、制御コマンドの伝送を契機として、液晶ディスプレイDISPでは図柄変動動作が開始されることになる。何れにしてもステップST47の処理が終われば、ステップST30の処理で退避しておいたレジスタを復帰させて(ST48)、割込み処理を終える。その結果、通常は、割込み処理ルーチンからメインルーチンの無限ループ処理(図4のST9)に戻ることになる。
図6(a)は、停電などによって電源電圧が降下した際に生じるNMIの割込み処理プログラムの内容を示すフローチャートである。なお、違法行為者が不正に遊技機の電源電圧を降下させた場合にも、このNMI割込み処理が起動される。
NMI割込み処理では、先ず、各レジスタ(AF,I,BC,DE,HL)の内容を内蔵RAMのスタック領域に退避する(ST50)。具体的には、図6(b)のPUSH命令を順番に実行するが、LD A,Iの命令実行によって、割込みベクタレジスタIがA
レジスタ(アキュムレータ)にロードされると、これに対応して、P/V(パリティ/オーバフローフラグ)には、Z80CPUの割込み許可フリップフロップの値がセットされる。したがって、二度目のPUSH AF命令の実行によって、スタック領域には、Iレ
ジスタと、許可フリップフロップの値がコピーされたFレジスタ(P/Vフラグ)とが保存されることになる。
このようにして、一群のPUSH命令の実行が終われば、次に、その時のスタックポインタSPの値を、RAMのSP記憶エリアに保存する(ST51)。
続いて、現在、賞球を払出し中の場合もあるので、賞球計数スイッチの状態を検出して記憶する(ST52)。なお、所定時間待機するのは(ST53)、払出し中の賞球が移動する時間を考慮したものである。その後、バックアップフラグBFLの退避領域に、フラグ値5AHを記憶した後(ST54)、RAMのアクセスを禁止して電源電圧が降下してCPUが非動作状態になるのを待つ(ST55)。その後、CPUは非動作状態となるが、RAMにはバックアップ電源BUが供給されているので、バックアップされたデータがそのまま保存され続ける。つまり、電源電圧が完全に遮断された後もRAMの内容は現状のまま維持される。
図7は、主制御部21からの制御コマンドを受信した液晶制御部24の動作内容の一部を示すフローチャートである。主制御部21からは各種の制御コマンドが送信されてくるので、先ず、その解析処理が実行される(ST60)。図7には、電源投入コマンドA〜Cの何れかを受信した場合の処理内容が記載されている。
先ず、電源投入コマンドAを受信した場合には、液晶ディスプレイDISPに、「メモリが初期状態にクリアされました!!」のような文字を表示するRAMクリア報知処理を実行する(ST61)。そして、その所定時間後、液晶ディスプレイDISPには、例えば「7−3−1」の初期画面が表示される(ST62)。
電源投入コマンドAは、係員が初期化スイッチをON状態にして電源投入した場合だけでなく、営業時間中に実行された違法行為に起因する場合もあり得るが、上記したRAMクリア報知処理とその後の初期画面の内容によって、違法行為の発生が当該遊技機の回りに広く報知されることになる。したがって、例えば、遊技ホールの係員は、RAMクリア報知動作と、「7−3−1」の初期画面によって違法行為の発生を目視確認することができる。なお、営業開始時に同じ報知動作が実行されるが、遊技客の来店前であるから何の問題も生じない。
また、電源投入コマンドBを受信した場合にも、液晶ディスプレイDISPに、「メモリが初期状態にクリアされました!!」のような文字を表示するRAMクリア報知処理を実行する(ST63)。そして、その所定時間後、液晶ディスプレイDISPには、例えば「2−4−6」の初期画面が表示される(ST64)。
電源投入コマンドBは、電源投入コマンドAの送信後、30秒以内に電源が遮断された
場合であるから(ST11,ST12)、違法行為が実行された可能性が極めて強い。しかし、この場合も、RAMクリア報知処理とその後の初期画面の内容によって、違法行為の発生が当該遊技機の回りに広く報知されるので、遊技ホールの係員は、直ちに適切な措置を採る事ができる。
一方、液晶制御部24が、電源投入コマンドCを受信した場合には、RAMクリア報知処理を実行することなく、液晶ディスプレイDISPに、例えば「1−3−1」の初期画面を表示する。電源投入コマンドCは、係員が初期化スイッチを操作することなく電源投入した場合や、営業時間中の停電から電源が復旧した場合に、送信される制御コマンドである(ST13)。したがって、この場合には、RAMクリア報知処理を実行することなく、液晶ディスプレイDISPに所定の初期画面を表示させている。
本実施例のパチンコ機は、上記の通りに構成されているので、違法器具を駆使して、不正な利益を上げようとしても、そのような違法行為は成功しない。この点を説明するため、例えば、強力な電磁波その他を利用してプログラムを暴走状態にして、ウォッチドッグタイマを起動させて、CPUをリセット状態にしてRAMクリア処理を実行させ、その後に迅速に電源を遮断した場合を想定する(図4のαのタイミング参照)。
このような場合、主制御部21が出力した電源投入コマンドAは、直ちに、液晶制御部24で受信される筈であるが、液晶制御部24の制御によって液晶ディスプレイにRAMクリア報知がされる以前に(つまり、図7のステップST61の実行前に)、電源電圧が遮断されると、バックアップ電源が供給されていない液晶制御部24では、電源遮断によって初期状態の動作に戻ってしまい、RAMクリア報知動作が実行されない。
しかし、このような場合でも、本実施例の主制御部21は、ステップST11の判定に基づいて、電源投入コマンドBを改めて送信するので(ST12)、液晶制御部24は、改めてRAMクリア報知動作を行うことになり(ST63)、違法行為者の目論見は成功しない。なお、電源遮断から再投入までの時間が30秒を超えても、電源遮断後は監視タイマTeのカウントダウン動作が進行しないので何の問題も生じない。すなわち、不正入賞コマンドの送信から所定時間内に、電源が遮断される限り、その後の時間進行は無関係である。
また、RAMクリア処理(ST5)の後、電源投入コマンドAを出力し終わるまでに電源が遮断された場合には(図4のβのタイミング)、電源復旧後に、電源投入コマンドAが出力されるので、この場合も、違法行為者の目論見は成功しない。
以上、本発明の実施例を具体的に説明したが、具体的な記載内容は何ら本発明を限定するものではなく、各種の改変が可能である。例えば、実施例では、RAMクリア報知処理を液晶ディスプレイでのみ実行したが、これに加えて、派手にランプを点滅させるランプ報知や、大音量の音声報知を実行しても良い。特に、ステップST63の処理が実行されるときは、違法行為が行われた可能性が極めて高いので、ランプの激しい点滅と共に、大音量で「RAMがクリアされましたー」と報知するのが好ましい。
また、ステップST7、及びステップST12の電源投入コマンドの送信時には、ホールコンピュータへの通報処理を付加するのも好ましい。この場合には、問題の発生している現場に、係員を迅速に急行させることができる。
GM パチンコ機
21 主制御部
24 サブ制御部
ST50〜55 バックアップ手段
ST7 第1出力手段
ST32 計時手段
ST12,13 第2出力手段

Claims (5)

  1. 遊技制御動作を中心統括的に担う主制御部と、主制御部から受ける制御コマンドに基づいて演出動作を実行するサブ制御部とを有する遊技機であって、
    主制御部は、監視タイマと判定フラグとを含んだRAMの記憶内容を電源電圧の遮断後も維持するバックアップ手段によって、電源復帰後に電源遮断前の遊技動作を再開可能に構成される一方、サブ制御部は、電源復帰後は、初期状態から遊技動作を開始するよう構成され、
    主制御部の動作は、電源電圧の投入時に起動されるシステムリセット処理と、所定時間毎に起動され、限界値に達するまで監視タイマを更新するタイマ更新処理と、電源電圧の遮断に先立って判定フラグを所定値に設定する電源遮断処理と、を有して実現され、
    システムリセット処理では、
    判定フラグが所定値であることを遊技動作の再開条件に含んで、電源遮断前の遊技動作を再開するか否かを決定する第1手段と、
    第1手段が電源遮断前の遊技動作を再開しないと決定した場合には、RAMの記憶内容を消去した後に監視タイマを初期値に設定する第2手段と、
    第1手段が電源遮断前の遊技動作を再開すると決定した場合には、その時の監視タイマの値を判定する第3手段と、
    第3手段が監視タイマの値が限界値に達していないと判定した場合には、主制御部に接続されているホールコンピュータへの通報処理を実行する第4手段と、
    が機能するよう構成されていることを特徴とする遊技機。
  2. 第2手段は、監視タイマを初期値に設定すると共に、ホールコンピュータへの通報処理を実行するよう構成されている請求項1に記載の遊技機。
  3. 第4手段は、ホールコンピュータへの通報処理を実行すると共に、電源投入されたことを示す第1コマンドをサブ制御部に送信するよう構成されている請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 第3手段が監視タイマの値が限界値に達していると判定した場合には、電源投入されたことを示す第2コマンドをサブ制御部に送信するよう構成されている請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. サブ制御部は、電源投入されたことを示すコマンドのコマンド種別に基づいて、各コマンド種別を把握可能な報知動作を実行する請求項3又は4に記載の遊技機。
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