JP4712649B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP4712649B2
JP4712649B2 JP2006240481A JP2006240481A JP4712649B2 JP 4712649 B2 JP4712649 B2 JP 4712649B2 JP 2006240481 A JP2006240481 A JP 2006240481A JP 2006240481 A JP2006240481 A JP 2006240481A JP 4712649 B2 JP4712649 B2 JP 4712649B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
main control
game
backup
illegal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006240481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008061707A (ja
Inventor
茂弘 津坂
Original Assignee
株式会社藤商事
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社藤商事 filed Critical 株式会社藤商事
Priority to JP2006240481A priority Critical patent/JP4712649B2/ja
Publication of JP2008061707A publication Critical patent/JP2008061707A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4712649B2 publication Critical patent/JP4712649B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、コンピュータ回路を備えて構成される遊技機に関し、特に、不正遊技を有効に排除できる遊技機に関する。
パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤に設けた図柄始動口と、複数の表示図柄による一連の図柄変動態様を表示する図柄表示部と、開閉板が開閉される大入賞口などを備えて構成されている。そして、図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通過を検出すると入賞状態となり、遊技球が賞球として払出された後、図柄表示部では表示図柄が所定時間変動される。その後、7−7−7などの所定の態様で図柄が停止すると大当り状態となり、大入賞口が繰返し開放されて、遊技者に有利な利益状態を発生させるようにしている。
このような弾球遊技機では、一般に、遊技制御動作を中心統括的に担う主制御基板と、主制御基板から受ける制御コマンドに基づいて個々的な演出動作を実行するサブ制御基板とが協働して、上記の遊技動作を実現している。なお、サブ制御基板には、図柄表示部たる液晶ディスプレイの表示動作を制御する液晶制御基板と、制御コマンドに基づいて遊技球を払出す払出制御基板とが含まれる。そして、大当り状態などの利益状態が電源遮断後も消失しないよう、主制御基板と払出制御基板にバックアップ電源を設けて、遊技者にとっての利益状態を維持するようにしている。
ところで、弾球遊技機の大入賞口は、大当り状態において遊技球が容易且つ大量に入賞するよう大きな開口を有している。そのため、大当り状態でもないのに、違法器具を使用して大入賞口を無理に開放し、そこに大量の遊技球を流し込むような違法行為が懸念されるところである。
そこで、かかる違法行為を早期に検出するため、通常ゲーム中に大入賞口への不合理な入賞がないか、遊技機内部でチェックする制御が考えられる(特許文献1)。この場合、不合理な入賞を検出したら、その旨を音声や映像を用いて大々的に報知することで、それ以上の犯罪行為を阻止することができる。
特開2001−300104号公報
しかしながら、不合理な入賞の検出から違法行為の報知までに、不可避的に数秒程度の遅れが生じる上に、液晶制御基板などのサブ制御基板にはバックアップ電源が存在しないので、犯罪行為を阻止できない可能性がある。例えば、無理に開放した大入賞口に、短時間に大量の遊技球を流し込み、その後、報知動作が開始されるまでの数秒以内に、電源電圧を降下させてしまう違法行為が想定される。
かかる場合、主制御基板が違法行為を検出して、サブ制御基板に違法報知用の制御コマンドを送信したとしても、その制御コマンドが実効化されて違法報知がされる迄に電源が遮断されると、その後の電源復旧後には、サブ制御基板では報知動作が実行されないことになる。すなわち、電源復旧後、バックアップ電源を有する主制御基板及び払出制御基板では、制御コマンド送信後の払出処理その他を再開するだけであり、一方、バックアップ電源を有しないサブ制御基板では、先に受けた制御コマンドが消失しているので、単純に、初期状態の動作を開始するしかない。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、本来、起こり得ない不正な入賞状態が生じた場合に、これを確実に報知できるようにした遊技機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る遊技機は、遊技制御動作を中心統括的に担う主制御部と、前記主制御部から受ける制御コマンドに基づいて演出動作を実行するサブ制御部とを有する遊技機であって、前記主制御部に、RAMの記憶内容を電源電圧の遮断後も維持するバックアップ手段を設けると共に、前記サブ制御部には、前記主制御部から送信された不正入賞コマンドに対応して異常報知動作を実行する異常報知手段を設け、前記主制御部の動作は、電源電圧の投入に基づいて起動されるシステムリセット処理と、所定時間毎に起動されるタイマ割込み処理と、を有して実現され、前記タイマ割込み処理は、閉鎖制御中の所定の入賞口に、遊技球が不正入賞したか否かを判定する判定処理と、不正入賞したと判定されると監視タイマを初期設定すると共に、前記サブ制御部に前記不正入賞コマンドを送信する第1送信処理と、限界値に達するまで所定時間毎に前記監視タイマを更新する更新処理と、を有し、前記システムリセット処理は、前記バックアップ手段によって維持されたRAMの記憶内容に基づき、電源遮断前の動作を再開できるか否かを判定するバックアップ判定処理と、前記バックアップ判定の結果に基づき、電源遮断前の動作を再開するに先立って、前記監視タイマの値が限界値に達していないことを条件に、前記不正入賞コマンドを送信する第2送信処理と、を有することを特徴とする。
好ましくは、前記主制御部の動作は、電源電圧の遮断に先立って起動される電源遮断処理を有して構成され、前記電源遮断処理では、バックアップフラグを所定値に設定する一方、前記システムリセット処理では、前記バックアップフラグが所定値でない場合には、RAMの記憶内容をクリアするよう構成されている。ここで、電源遮断処理は、実施例のような、マスク不能の最優先割込み処理に限定されるものではなく、マスク可能な割込み処理でも良い。また、必ずしも、割込み処理である必要はなく、例えば、実施例における毎回のタイマ割込み時に、電源電圧のレベルをチェックし(フラグセンス方式)、このレベルの異常を検出すると起動される電源遮断処理であっても良い。
本発明によれば、本来、起こり得ない不正な入賞状態が生じた場合、仮にその後に電源電圧を遮断されても、計時手段の計測結果に基づいて、異常報知動作を実行することができ、違法遊技を有効に排除することができる。
以下、実施例に係る弾球遊技機に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施例のパチンコ機GMを示す斜視図である。このパチンコ機GMは、島構造体に着脱可能に装着される矩形枠状の木製外枠1と、外枠1に固着されたヒンジ2を介して開閉可能に枢着される前枠3とで構成されている。この前枠3には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、その前側には、ガラス扉6と前面板7とが夫々開閉自在に枢着されている。
ガラス扉6の外周には、LEDランプなどによる電飾ランプが、略C字状に配置されている。前面板7には発射用の遊技球を貯留する上皿8が装着され、前枠3の下部には、上皿8から溢れ出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿9と、発射ハンドル10とが設けられている。発射ハンドル10は発射モータと連動しており、発射ハンドル10の回動角度に応じて動作する打撃槌によって遊技球が発射される。
上皿8の外周面には、チャンスボタン11が設けられている。このチャンスボタン11は、遊技者の左手で操作できる位置に設けられており、遊技者は、発射ハンドル10から右手を離すことなくチャンスボタン11を操作できる。このチャンスボタン11は、通常時には機能していないが、ゲーム状態がボタンチャンス状態となると内蔵ランプが点灯されて操作可能となる。なお、ボタンチャンス状態は、必要に応じて設けられるゲーム状態である。
上皿8の右部には、カード式球貸し機に対する球貸し操作用の操作パネル12が設けられ、カード残額を3桁の数字で表示する度数表示部と、所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却スイッチとが設けられている。
図2に示すように、遊技盤5には、金属製の外レールと内レールとからなるガイドレール13が環状に設けられ、その内側の遊技領域5aの略中央には、液晶カラーディスプレイDISPが配置されている。また、遊技領域5aの適所には、図柄始動口15、大入賞口16、複数個の普通入賞口17(大入賞口16の左右に4つ)、2つの通過口であるゲート18が配設されている。これらの入賞口15〜18は、それぞれ内部に検出スイッチを有しており、遊技球の通過を検出できるようになっている。
液晶ディスプレイDISPは、大当り状態に係わる特定図柄を変動表示すると共に背景画像や各種のキャラクタなどをアニメーション的に表示する装置である。この液晶ディスプレイDISPは、中央部に特別図柄表示部Da〜Dcと右上部に普通図柄表示部19を有している。そして、特別図柄表示部Da〜Dcでは、大当り状態の招来を期待させるリーチ演出が実行され、特別図柄表示部Da〜Dc及びその周りでは、当否結果を不確定に報知する予告演出などが実行される。
普通図柄表示部19は普通図柄を表示するものであり、ゲート18を通過した遊技球が検出されると、普通図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート18の通過時点において抽出された抽選用乱数値により決定される停止図柄を表示して停止するようになっている。
図柄始動口15は、左右1対の開閉爪15aを備えた電動式チューリップで開閉されるよう例えば構成され、普通図柄表示部19の変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合には、開閉爪15aが所定時間だけ開放されるようになっている。
一方、図柄始動口15に遊技球が入賞すると、特別図柄表示部Da〜Dcの表示図柄が所定時間だけ変動し、図柄始動口15への遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決定される停止図柄で停止する。なお、特別図柄表示部Da〜Dc及びその周りでは、一連の図柄演出の間に、予告演出が実行される場合がある。
大入賞口16は、例えば前方に開放可能な開閉板16aで開閉制御されるが、特別図柄表示部Da〜Dcの図柄変動後の停止図柄が「777」などの大当り図柄のとき、「大当りゲーム」と称する特別遊技が開始され、開閉板16aが開放されるようになっている。大入賞口16の内部に特定領域16bがあり、この特定領域16bを入賞球が通過すると、遊技者に有利な特別遊技が継続される。但し、特別遊技ではない通常ゲーム中に開閉板16aが開放されることはなく、したがって、通常ゲーム中に大入賞口への入賞が発生することはない。
大入賞口16の開閉板16aが開放された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞すると開閉板16aが閉じる。このような動作は、最大で例えば15回まで特別遊技が継続され、遊技者に有利な状態に制御される。なお、特別図柄表示部Da〜Dcの変動後の停止図柄が特別図柄のうちの特定図柄であった場合には、特別遊技の終了後のゲームが高確率状態となるという特典が付与される。通常、この特定図柄による大当りを「確変大当り」と言う。
図3は、上記した各動作を実現するパチンコ機GMの全体回路構成を示すブロック図である。図中の破線は、主に、直流電圧ラインを示している。
図示の通り、このパチンコ機GMは、AC24Vを受けて各種の直流電圧やシステムリセット信号SYSを出力する電源基板20と、遊技制御動作を中心統括的に担う主制御基板21と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMDに基づいてランプ演出及び音声演出を実行する演出制御基板22と、演出制御基板22から受けた信号を各部に伝送する演出インタフェイス基板23と、演出インタフェイス基板23から受けた制御コマンドCMD’に基づいて液晶ディスプレイDISPを駆動する液晶制御基板24と、主制御基板21から受けた制御コマンドCMD”に基づいて払出モータMを制御して遊技球を払い出す払出制御基板25と、遊技者の操作に応答して遊技球を発射させる発射制御基板26とを中心に構成されている。
ここで、主制御基板21、演出制御基板22、液晶制御基板24、及び払出制御基板25には、ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回路がそれぞれ搭載されている。そこで、主制御基板21、演出制御基板22、液晶制御基板24、及び払出制御基板25に搭載された回路、及びその回路によって実現される動作を機能的に総称して、本明細書では、主制御部21、演出制御部22、液晶制御部24、及び払出制御部25と言うことがある。なお、演出制御部22、液晶制御部24、及び払出制御部25の全部又は一部がサブ制御部である。
図示の通り、主制御部21は、コマンド中継基板29に接続されると共に、遊技盤中継基板27を経由して、遊技盤5の各遊技部品に接続されている。そして、遊技盤上の各入賞口16〜18に内蔵された検出スイッチのスイッチ信号を受ける一方、電動チューリップなどのソレノイド類を駆動している。なお、図柄始動口15からのスイッチ信号については、遊技盤中継基板27を経由することなく、直接、主制御部21が受けている。
また、主制御部21は、払出制御部25に対して制御コマンドCMD”を一方向に送信する一方、払出制御部25からは、遊技球の払出動作を示す賞球計数信号や、払出動作の異常に係わるステイタス信号CONを受信している。ステイタス信号CONには、例えば、補給切れ信号、払出不足エラー信号、下皿満杯信号が含まれる。
ところで、主制御部21と払出制御部25のワンチップマイコンには、電源基板20から、直流5Vのバックアップ電源BUが供給されている。したがって、営業終了や停電により交流電源24Vが遮断された後も、ワンチップマイコンの内蔵RAMのデータは保持される。本実施例では、少なくとも数日は、RAMの記憶内容が保持されるよう設計されている。
また、電源基板20は、交流電源24Vの遮断時に、主制御部21及び払出制御部25に、電圧降下信号ABNを出力するよう構成されている。電圧降下信号ABNは、各ワンチップマイコンのNMI(Non Maskable Interrupt)端子に供給されており、主制御部21及び払出制御部25では、割込み処理によって必要なデータがRAMに退避している。そのため、上記したバックアップ電源BUの作用とあいまって、主制御部21と払出制御部25では、営業開始時や停電からの復旧時に、電源遮断前の動作を再開できることになる。但し、その他の制御基板には、バックアップ電源BUが供給されていないので、営業開始時や停電からの復旧時には、電源遮断前の動作とは無関係に、初期状態の動作を開始することになる。
上記の構成を有する実施例のパチンコ機GMでは、大当り状態でない通常ゲーム中に大入賞口16に遊技球が入賞した場合には、これを不正入賞と判定して、液晶制御部24に向けて、不正入賞コマンドを送信するようにしている。そして、不正入賞コマンドを受信した液晶制御部24では、液晶ディスプレイDISPに、「異常入賞を検出しました!!」のように大々的な警告文字を表示している。
図3に示す通り、主制御部21が出力した不正賞球コマンドCMDは、コマンド中継基板29を経由して演出制御基板22に伝送され、その後、不正賞球コマンドCMD’が、演出インタフェイス基板23を経由して、液晶制御基板24に転送される。したがって、不正入賞の検出から液晶ディスプレイDISPでの表示までに若干の遅れが生じるが、本実施例では、主制御部21によるコマンド送信から、数秒後には液晶ディスプレイDISPの表示動作が開始されるよう設計されている。
図4〜図6は、上記した不正入賞の判定処理を含んだ、主制御部21の制御プログラムを示すフローチャートである。主制御部21の制御プログラムは、電源電圧の投入に基づいて起動されるシステムリセット処理(図5)と、所定時間毎(2mS)に起動されるマスク可能なタイマ割込み処理(図4のTIMER INT)と、電源基板20からの電圧降下信号ABNによって起動されるマスク不能の最優先割込み処理(図6のNMI割込)とで構成されている。なお、これらの処理を実現するワンチップマイコンには、Z80CPU(Zilog社)相当品が内蔵されている。
以下、図4を参照しつつ、タイマ割込み処理プログラム(TIMER INT)を説明する。タイマ割込みが生じると、各レジスタの内容がスタック領域に退避された後(ST20)、最初に乱数作成処理が行なわれる(ST21)。乱数作成処理には、普通図柄処理ST29や特別図柄処理ST34における抽選動作で使用される、当り用カウンタRGや大当たり用カウンタCTの更新処理を含んでいる。
乱数作成処理(ST21)が終わると、各遊技動作の時間を管理しているタイマについて、タイマ減算処理が行なわれる(ST22)。ここで減算されるタイマは、主として、電動チューリップや大入賞口の開放時間やその他の遊技演出時間を管理するために使用される。
また、このタイマ減算処理(ST22)には、監視タイマTeのデクリメント処理(−1)も含まれている。監視タイマTeは、不正入賞を検出した後、主制御部21が不正入賞コマンドを送信してからの経過時間を計時するタイマ変数である。監視タイマTeの値は、ゼロになるまでデクリメント処理(ST22)され、ゼロに達すると、その値が維持される。本実施例では、このタイマ変数Teの値に基づいて、主制御部21が不正入賞コマンドを出力してから30秒を経過したか否かを判定するが、その詳細については後述する。
タイマ減算処理(ST22)が終われば、図柄始動口15や大入賞口16の入賞検出スイッチを含む各種スイッチ類のON/OFF信号が入力され、ワーク領域にON/OFF信号が記憶される(ST23)。続いて、不正入賞判定処理が実行される(ST24)。
不正入賞判定処理では、先ず、ワーク領域に記憶されたON信号に、不合理なON信号が存在しないか、つまり、不正入賞が存在しないか判定される(ST40)。この実施例では、大当り状態でない通常ゲーム中は、大入賞口16が閉鎖されているので、通常ゲーム中に、大入賞口16からON信号が得られたような場合は、不正入賞と判定されることになる。
そして、不正入賞と判定された場合には、監視タイマTeが初期設定される(ST41)。本実施例では、監視タイマTeによって、不正入賞コマンドの送信時からの経過時間を計時するが、監視タイマTeは、例えば、30秒に対応する15000(=30秒S/2m秒)に初期設定される。これは、主制御部21が不正入賞コマンドを出力してから、数秒後には液晶ディスプレイDISPでの表示動作が開始されるので、30秒も経過すれば、不正入賞の事実が当該遊技機の回りで確実に把握されると考えられるためである。
何れにしても、監視タイマTeが初期設定された後、主制御部21から不正入賞コマンドが出力される。なお、出力された不正入賞コマンドは、コマンド中継基板29→演出制御基板22→演出インタフェイス基板23の経路で液晶制御基板24に伝送され、液晶ディスプレイDISPには、不正入賞の事実が大きく表示される。
続いて、エラー管理処理が行われる(ST25)。エラー管理処理は、遊技球の補給が停止したり、遊技球が詰まっていないかなど、機器内部に異常が生じていないかの判定である。次に、払出制御基板向けの制御コマンドを作成した後(ST26)、上記の各処理で生成されている制御コマンドを該当するサブ制御基板に伝送する(ST27)。
次に、現在が当り中の動作モードでないことを条件に、普通図柄処理を行う(ST29)。普通図柄処理とは、電動チューリップなど、普通電動役物を作動させるか否かの判定を意味する。具体的には、ステップST23のスイッチ入力結果によって遊技球がゲートを通過していると判定された場合に、乱数生成処理(ST21)で更新された当り用カウンタRGを、当り当選値と対比して行われる。そして、対比結果が当選状態であれば当り中の動作モードに変更する。また、当り中となれば、電動チューリップなど、普通電動役物の作動に向けた処理を行う(ST31)。
続いて、必要な制御コマンドを該当するサブ制御基板に伝送し(ST32)、現在が大当り中の動作モードでないことを条件に、特別図柄処理を行う(ST34)。特別図柄処理とは、大入賞口16など、第1種特別電動役物を作動させるか否かの判定である。具体的には、ステップST23のスイッチ入力結果によって遊技球が図柄始動口を通過していると判定された場合に、乱数生成処理(ST21)で更新された大当り用カウンタCTを、大当り当選値Hitと対比して行われる。そして、対比結果が当選状態であれば大当り中の動作モードに変更する。また、大当り中となれば、大入賞口など第1種特別電動役物の作動に向けた処理を行う(ST36)。
その後、上記の各処理で生成された制御コマンドを該当するサブ制御基板に伝送する。例えば、特別図柄処理(ST34)が実行された場合には、その抽選結果に係わらず、制御コマンドの伝送を契機として、液晶ディスプレイDISPでは図柄変動動作が開始されることになる。何れにしてもステップST37の処理が終われば、ステップST20の処理で退避しておいたレジスタを復帰させて(ST38)、割込み処理を終える。その結果、通常は、割込み処理ルーチンからメインルーチンの無限ループ処理(図5のST6)に戻ることになる。
続いて、図5に示すシステムリセット処理プログラム(メインルーチン)について説明する。メインルーチンが開始されるのは、停電状態からの復旧時のように初期化スイッチ(不図示)がOFF状態で電源がON状態になる場合と、パチンコホールの開店時のように、初期化スイッチをON操作して電源がON状態になる場合とがある。なお、違法行為者が、遊技機の電源を一時的に遮断させた後にも、図5のメインルーチンが開始される。
何れの場合でも、Z80CPUは、最初に自らを割込み禁止状態に設定し、Z80CPUコアを含むワンチップマイコンの各部を初期設定する(ST1)。また、CPUは自らを割込みモード2に設定した後(ST2)、RAMクリア信号の値を判定する(ST3)。RAMクリア信号とは、RAMの内容を初期設定するか否かを示す信号であって、係員が操作する初期化スイッチのON/OFF状態に対応した値を有している。今、パチンコホールの開店時であって、初期化スイッチがON状態で電源投入されたと仮定すると、ステップST3の判定に続いて、RAMの全領域がゼロクリアされると共に、EI命令の実行によりCPUが割込み許可状態に設定される(ST5)。
そして、その後は無限ループ状にカウンタ更新処理が行われる(ST6)。更新されるカウンタには、外れ図柄用カウンタが含まれているが、この外れ図柄用カウンタは、図4の特別図柄処理(ST34)における大当り判定処理の判定によって外れ状態となった場合に、どのような態様の外れゲームを演出するかを決定するためのカウンタである。
ステップST3の判定処理に説明を戻すと、違法行為による場合を含む停電状態からの復旧時のように、初期化スイッチ(RAMクリア信号)がOFF状態であった場合には、ステップST3の判定に続いて、バックアップフラグBFLの内容が判定される(ST4)。バックアップフラグBFLとは、図6のNMI割込み処理において退避されていたバックアップデータが、元の状態に復帰されているか否かを示すデータであり、この実施例では、NMI割込み処理においてバックアップフラグBFLが5AHとされ(ST54)、図5のステップST12の処理でゼロクリアされるようになっている。
今、停電状態などからの復旧時であれば、図5のステップST4の判定において、バックアップフラグBFLの内容が5AHの筈である。そこで、次にCPUは、RAMのSP記憶エリアから読み出した16ビットデータを、CPUのスタックポインタSPに書き込む(ST7)。
次に、RAMのワーク領域に設けられた監視タイマTeのタイマ値を判定する(ST8)。ここで、監視タイマTeは、不正入賞処理(図4のST24)において不正入賞が検出された場合に、30秒間に対応する初期値(=15000)に初期設定されたタイマ変数である。この監視タイマTeのタイマ値は、その後のタイマ減算処理(ST22)において、ゼロになるまでデクリメント処理(−1)され、ゼロで停止されるので、ステップST8の処理でTe>0と判定される場合は、不正入賞コマンドの送信時から電源遮断までに30秒を経過していないことを意味する。
不正入賞コマンドの送信後、30秒を経過しないタイミングで、電源が遮断状態となるのは、液晶ディスプレイ等での不正入賞の報知動作を阻止するため、違法行為者が遊技機の通電を止めた可能性が極めて高い。そこで、この場合には、不正入賞コマンドを再送信する(ST9)。この再送信処理の結果、液晶ディスプレイDISPでは、確実に不正入賞の報知動作が実行されることになる。なお、電源遮断前に、既に不正入賞の報知動作がされている場合もあるが、再度、報知動作を行うことは、その後の違法遊技を阻止する上で、むしろ有効である。
続いて、停電時のNMI処理においてバックアップされていたRAMのデータを読み出して、バックアップ復帰コマンドを作成する(ST10)。作成される復帰コマンドには、払出制御基板用、図柄制御基板用、ランプ制御基板用のものがある。払出制御基板用の復帰コマンド作成処理では、エラー信号を再チェックして、遊技機の現状に合わせた制御コマンドを払出制御基板25に出力するための準備動作を意味する。例えば、停電前に上皿が満杯であるエラー状態であった場合、バックアップデータによってエラー状態が保存されているが、停電によって遊技者が遊技球を回収する可能性も高いので、改めてエラー信号の現状を確認する。
また、図柄制御基板用やランプ制御基板用のバックアップ復帰コマンド作成処理では、停電前の遊技機が、大当り状態であった場合や、当選確率が増加しているいわゆる確変状態であった場合もあるので、そのような場合には、動作状態に合わせた液晶ディスプレイDISPの背景色を設定したり、効果音を発生できるようにするための処理である。
ステップST10の処理が終われば、POP命令を実行して、スタック領域からAFレジスタを除く各レジスタ(BC,DE,HL)の値を復帰する(ST11)。この処理によって、停電時からの復帰処理は一応完了するので、そのことを示すべくバックアップフラグBFLをゼロクリアする(ST12)。
次に、POP AF命令によって、Z80CPUのP/Vフラグに、割込み許可フリップフロップの値を復帰させる(ST13)。後述するように、NMI処理ではLD A,Iの命令を実行して、P/Vフラグに割込み許可フリップフロップの値をセットした後、PUSH AFの命令を実行している。したがって、ステップST13のPOP AFの命令実行後のP/Vフラグの値によって、電源電圧の降下前が割込み許可状態であったか否かを判定することができる。
そこで、P/Vフラグの値に基づいて、電源電圧の降下前が割込み禁止状態であったか否かをチェックして(ST13)、AFレジスタをスタック領域から復帰させた後、割込み禁止状態のままで処理を終えるか(ST15)、或いは、割込み許可状態に戻して復帰処理を終える(ST16)。なお、ステップST17のRET命令が実行されることによって、スタック領域にPUSH処理されていた中断時のPC(プログラムカウンタ)の値が復元され、停電等により中断されていた処理が再開されることになる。
図6(a)は、停電などによって電源電圧が降下した際に生じるNMIの割込み処理プログラムの内容を示すフローチャートである。なお、違法行為者が不正に遊技機の電源電圧を降下させた場合にも、このNMI割込み処理が起動される。
割込み処理では、先ず、各レジスタ(AF,I,BC,DE,HL)の内容をスタック領域にPUSHする(ST50)。具体的には、図6(b)のPUSH命令を順番に実行するが、LD A,Iの命令実行によって、割込みベクタレジスタIがAレジスタ(アキュムレータ)にロードされると、これに対応して、P/V(パリティ/オーバフローフラグ)には、Z80CPUの割込み許可フリップフロップの値がセットされる。したがって、二度目のPUSH AF命令の実行によって、スタック領域には、Iレジスタと、許可フリップフロップの値がコピーされたFレジスタ(P/Vフラグ)とが保存されることになる。
このようにして、一群のPUSH命令の実行が終われば、次に、その時のスタックポインタSPの値を、RAMのSP記憶エリアに保存する(ST51)。
続いて、現在、賞球を払出し中の場合もあるので、賞球計数スイッチの状態を検出して記憶する(ST52)。なお、所定時間待機するのは(ST53)、払出し中の賞球が移動する時間を考慮したものである。その後、バックアップフラグBFLの記憶エリアにフラグ値5AHを記憶した後(ST54)、RAMのアクセスを禁止して電源電圧が降下してCPUが非動作状態になるのを待つ(ST55)。その後、CPUは非動作状態となるが、RAMにはバックアップ電源BUが供給されているので、バックアップされたデータがそのまま保存され続ける。つまり、電源電圧が完全に遮断された後もRAMの内容は現状のまま維持される。
本実施例のパチンコ機は、上記の通りに構成されているので、大入賞口16などが強制開放されても、その事実は直ちに報知されるので、その後の違法行為が阻止可能である。この点を説明するため、例えば、違法器具その他を使用して、大入賞口16を無理に開放させて大量の遊技球を流し込み、直ちに電源電圧を遮断させ、その後に電源電圧を復旧させた場合を考える。
このような場合、主制御部21は不正入賞を検出して、直ちに不正入賞コマンドを液晶制御部24に向けて送信する(ST42)。しかし、液晶制御部24の制御によって液晶ディスプレイに不正入賞の事実が大々的に報知される以前に、電源電圧が遮断されると、バックアップ電源が供給されていない液晶制御部24では、電源遮断によって初期状態の動作に戻ってしまい、不正入賞の報知動作が実行されなくなる。
しかし、このような場合でも、本実施例の主制御部21は、ステップST8の判定に基づいて、不正入賞コマンドを再送するので(ST9)、液晶制御部24は、改めて不正入賞の報知動作を行うことになり、違法行為者の目論見は成功しない。
なお、電源遮断から再投入までの時間が30秒を超えても、電源遮断後は監視タイマTeのカウントダウン動作が進行しないので何の問題も生じない。すなわち、不正入賞コマンドの送信から所定時間内に、電源が遮断される限り、その後の時間進行は無関係である。
以上、本発明の実施例を具体的に説明したが、具体的な記載内容は何ら本発明を限定するものではなく、各種の改変が可能である。例えば、実施例では、不正入賞の報知処理を液晶ディスプレイでのみ実行したが、これに加えて、派手にランプを点滅させるランプ報知や、大音量の音声報知を実行しても良い。例えば、ランプの激しい点滅と共に、大音量で「不正入賞が検出されましたー」と報知することが例示される。
また、ステップST9の不正入賞コマンドの送信時には、ホールコンピュータへの通報処理を付加するのも好ましい。この場合には、問題の発生している現場に、係員を迅速に急行させることができる。
実施例に示すパチンコ機の斜視図である。 図1のパチンコ機の遊技盤を詳細に図示した正面図である。 図1のパチンコ機の全体構成を示すブロック図である。 主制御部のタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。 主制御部のシステムリセット処理を説明するフローチャートである。 主制御部のバックアップ処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
GM パチンコ機
21 主制御部
24,25 サブ制御部
ST50〜55 バックアップ手段
ST40 検出手段
ST42 第1出力手段
ST22 計時手段
ST9 第2出力処理

Claims (2)

  1. 遊技制御動作を中心統括的に担う主制御部と、前記主制御部から受ける制御コマンドに基づいて演出動作を実行するサブ制御部とを有する遊技機であって、
    前記主制御部に、RAMの記憶内容を電源電圧の遮断後も維持するバックアップ手段を設けると共に、前記サブ制御部には、前記主制御部から送信された不正入賞コマンドに対応して異常報知動作を実行する異常報知手段を設け、
    前記主制御部の動作は、電源電圧の投入に基づいて起動されるシステムリセット処理と、所定時間毎に起動されるタイマ割込み処理と、を有して実現され、
    前記タイマ割込み処理は、閉鎖制御中の所定の入賞口に、遊技球が不正入賞したか否かを判定する判定処理と、不正入賞したと判定されると監視タイマを初期設定すると共に、前記サブ制御部に前記不正入賞コマンドを送信する第1送信処理と、限界値に達するまで所定時間毎に前記監視タイマを更新する更新処理と、を有し、
    前記システムリセット処理は、前記バックアップ手段によって維持されたRAMの記憶内容に基づき、電源遮断前の動作を再開できるか否かを判定するバックアップ判定処理と、前記バックアップ判定の結果に基づき、電源遮断前の動作を再開するに先立って、前記監視タイマの値が限界値に達していないことを条件に、前記不正入賞コマンドを送信する第2送信処理と、を有することを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記主制御部の動作は、電源電圧の遮断に先立って起動される電源遮断処理を有して構成され、
    前記電源遮断処理では、バックアップフラグを所定値に設定する一方、前記システムリセット処理では、前記バックアップフラグが所定値でない場合には、RAMの記憶内容をクリアするよう構成されている請求項1に記載の弾球遊技機。
JP2006240481A 2006-09-05 2006-09-05 遊技機 Active JP4712649B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006240481A JP4712649B2 (ja) 2006-09-05 2006-09-05 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006240481A JP4712649B2 (ja) 2006-09-05 2006-09-05 遊技機

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010284053A Division JP4904428B2 (ja) 2010-12-21 2010-12-21 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008061707A JP2008061707A (ja) 2008-03-21
JP4712649B2 true JP4712649B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=39284950

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006240481A Active JP4712649B2 (ja) 2006-09-05 2006-09-05 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4712649B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6305381B2 (ja) * 2015-09-08 2018-04-04 株式会社ニューギン 遊技機
JP6301294B2 (ja) * 2015-09-08 2018-03-28 株式会社ニューギン 遊技機
JP6253621B2 (ja) * 2015-09-08 2017-12-27 株式会社ニューギン 遊技機
JP6301296B2 (ja) * 2015-09-08 2018-03-28 株式会社ニューギン 遊技機
JP6253620B2 (ja) * 2015-09-08 2017-12-27 株式会社ニューギン 遊技機
JP6301291B2 (ja) * 2015-09-08 2018-03-28 株式会社ニューギン 遊技機
JP6301292B2 (ja) * 2015-09-08 2018-03-28 株式会社ニューギン 遊技機
JP6301293B2 (ja) * 2015-09-08 2018-03-28 株式会社ニューギン 遊技機
JP6301295B2 (ja) * 2015-09-08 2018-03-28 株式会社ニューギン 遊技機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004008709A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Sankyo Kk 遊技機
JP2004057718A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Sansei R & D:Kk 遊技機
JP2004305620A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2005065824A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Newgin Corp 遊技機

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08229212A (ja) * 1995-02-24 1996-09-10 Toyomaru Sangyo Kk パチンコ機

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004008709A (ja) * 2002-06-11 2004-01-15 Sankyo Kk 遊技機
JP2004057718A (ja) * 2002-07-31 2004-02-26 Sansei R & D:Kk 遊技機
JP2004305620A (ja) * 2003-04-10 2004-11-04 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2005065824A (ja) * 2003-08-21 2005-03-17 Newgin Corp 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008061707A (ja) 2008-03-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4712649B2 (ja) 遊技機
JP4726842B2 (ja) 遊技機
JP5514998B2 (ja) 弾球遊技機
JP4764442B2 (ja) 遊技機
JP5253527B2 (ja) 遊技機
JP2010017337A (ja) 遊技機
JP5341140B2 (ja) 遊技機
JP5356311B2 (ja) 遊技機
JP4587997B2 (ja) 遊技機
JP6250001B2 (ja) スロットマシン
JP4995937B2 (ja) 遊技機
JP4712650B2 (ja) 遊技機
JP4805968B2 (ja) 遊技機
JP5490847B2 (ja) 遊技機
JP2001161910A (ja) 遊技機
JP4904428B2 (ja) 遊技機
JP4904411B2 (ja) 遊技機
JP5661876B2 (ja) 遊技機
JP5661906B2 (ja) 遊技機
JP2009178226A (ja) 遊技機
JP6010091B2 (ja) 遊技機
JP6047621B2 (ja) 遊技機
JP2003144730A (ja) 遊技機
JP2017035582A (ja) 遊技機
JP4764314B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100216

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110301

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110323

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4712649

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250