JP2005065824A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 遊技を中断させることなく、不正行為によって遊技店側が不利益を被ることを抑制できる遊技機を提供することにある。
【解決手段】 可変表示器22では、始動入賞口への遊技球の入賞に基づく図柄組み合わせゲームが行われ(時間G1)、前記図柄組み合わせゲームにあわせて、各種ランプ16,17、及びスピーカ19では、遊技演出が行われる。そして、図柄組み合わせゲームが開始してから不正入賞(時間E1)が行われると、エラー報知タイマに時間T4が設定され、エラー報知が行われる。このとき、RAMに設定されている演出用ランプデータは、エラー報知用ランプデータに書換えられると共に、エラー報知用音声データが設定され音出力フラグが解除されるため、各種ランプ16,17、及びスピーカ19では、発光演出及び音声演出よりもエラー報知が優先して行われる。一方、可変表示器22では、図柄組み合わせゲームが時間T1の間継続実行される。
【選択図】 図8

Description

本発明は、特定の遊技状態が生起されていない通常の遊技状態中に入賞手段に遊技球が入賞すると、エラー報知を行う遊技機に関するものである。
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機としては、「デジパチ」や「フィーバー機」とも言われる第1種に分類されるパチンコ遊技機が知られている。以下の説明において、「パチンコ遊技機」とは、第1種に分類されるパチンコ遊技機を示すものとする。このパチンコ遊技機では、始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に大当りか否かの抽選が行われ、当該抽選結果を図柄組み合わせとして導出する図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。そして、遊技者は、図柄組み合わせゲームによって導出され、最終的に停止表示された図柄組み合わせが大当りの組み合わせである場合に大当りを認識できるようになっている。大当りの組み合わせが停止表示された場合、遊技者には大当り遊技状態が付与されるようになっている。大当り遊技状態が付与されると、大入賞口扉の開閉動作によって大入賞口が開放されて遊技球が入賞可能となるため、遊技者は、多数の賞球を獲得できるチャンスを得ることができる。
ところで、パチンコ遊技機では、ピアノ線や針金を遊技領域内に侵入させ、大入賞口扉を無理やり開動作させて大入賞口を開放し、当該開放された大入賞口に遊技球を入賞させて賞球を獲得しようとする不正行為が行われる場合があった。このような不正行為が行われると、大当り遊技状態が付与されていないにも拘わらず、大入賞口に入賞した遊技球に応じて賞球を払い出すことになるため、遊技店側が不利益を被ることになる。そこで、不正行為による遊技店側の不利益を抑制するために、様々な不正行為対策が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2など)。
特開昭63−275361号公報(特許請求の範囲、第8〜9頁) 特開平6−39100号公報(特許請求の範囲、段落[0123]〜[0133])
特許文献1や特許文献2で提案された不正行為対策を施すことにより、前述のような不正行為によって遊技店が不利益を被ることは抑制できる。しかしながら、不正行為対策を施す目的は、不正行為を行う遊技者から遊技店側の利益を守ることであり、一部の不当な遊技者のために正当に遊技を行っている遊技者が不快感を抱くような対策を施してはならない。例えば、大当り遊技状態が付与されていない場合に大入賞口に遊技球が入賞したとき、全てを不正行為とし、全ての遊技(遊技球の発射、賞球の払出し、図柄組み合わせゲームなどの演出)を強制的に不能動化(中断)してしまうことは、正当に遊技を行っている遊技者が不快感を抱く虞がある。このようなケースとしては、例えば、大入賞口扉を開放動作させるアクチュエータ(モータやソレノイドなど)の作動不良や故障により、一時的に大入賞口が開放してしまった場合が想定される。通常、遊技者は、大当り遊技状態が付与されなければ大入賞口は開放されないという意識のもとに遊技を行っているため、大当り遊技中以外は大入賞口が開放されているか又は閉鎖されているかについて何ら気にも止めていない。そのため、前述のようなケースにおいて大入賞口に遊技球が入賞したとしても遊技者には何ら責任がなく、遊技を中断させる必要もない。従って、このような場合に不正行為と判断し、遊技を強制的に中断させてしまうことは、遊技者が状況を把握できず困惑し、不快感を抱く虞がある。
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものであり、その目的は、遊技を中断させることなく、不正行為によって遊技店側が不利益を被ることを抑制できる遊技機を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、特定の遊技状態中に遊技球の入賞が可能となる入賞手段と、遊技演出又は情報報知を行う複数の演出報知手段と、当該演出報知手段の制御を含む各種制御を実行する遊技制御手段とを備えた遊技機において、前記特定の遊技状態が生起されていない通常の遊技状態中に、前記入賞手段に遊技球が入賞したか否かを判定する入賞判定手段を備え、前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、所定の演出報知手段については当該演出報知手段が前記遊技演出又は情報報知よりもエラー報知を優先して行うように制御し、他の演出報知手段の制御を含む他の制御については当該制御を継続実行するように構成されたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記遊技制御手段は、前記遊技演出又は情報報知を行わせるための制御データをデータ設定手段に設定し、当該設定した制御データに基づいて前記演出報知手段を制御すると共に、前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、前記所定の演出報知手段に前記エラー報知を行わせるためのエラー報知データを前記データ設定手段に設定し、前記エラー報知データを設定した場合には当該エラー報知データに基づいて前記エラー報知を優先して行わせるように前記所定の演出報知手段を制御することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の遊技機において、前記遊技制御手段は、所定の制御周期毎に前記制御データを前記データ設定手段に設定し、前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、時間の計測を開始し、当該計測した時間が所定時間に達するまでの間、前記エラー報知データを前記データ設定手段に設定するように構成されたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機において、前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になった場合でも、遊技球の発射、遊技球の払出し、及び複数種類の図柄を変動させて表示する表示演出の制御を継続実行するように構成されたことを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機において、前記所定の演出報知手段は、発光による遊技演出又は情報報知を行う発光装置、及び音声による遊技演出又は情報報知を行う音声装置のうち少なくともいずれか一方の装置であり、前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、前記発光装置及び音声装置のうち、少なくともいずれか1つの装置に前記エラー報知を優先して行わせるように制御することを要旨とする。
本発明によれば、遊技を中断させることなく、不正行為によって遊技店側が不利益を被ることを抑制できる。
以下、本発明をその一種であるパチンコ遊技機(以下、「パチンコ機」という)に具体化した一実施形態を図1〜図8に基づいて説明する。
図1には、パチンコ機10の機表側が略示されており、機体の外郭をなす外枠11の開口前面側には、各種の遊技用構成部材をセットする縦長方形の中枠12が開閉及び着脱自在に組み付けられている。また、中枠12の前面側には、機内部に配置された遊技盤13を透視保護するためのガラス枠を備えた前枠14と上球皿15が共に横開き状態で開閉可能に組み付けられている。また、前枠14の前面側及び遊技盤13の遊技領域13aには、点灯(点滅)又は消灯し、発光装飾に基づく発光演出(遊技演出)を行う演出報知手段(発光装置)としての枠ランプ16及び遊技盤ランプ17が設けられている。前枠14の前面側には、賞球の払出し時に点灯し、発光によって入賞報知(情報報知)を行う演出報知手段(発光装置)としての賞球ランプ18が設けられている。また、上球皿15には、各種音声(効果音)を出力し、音声出力に基づく音声演出(遊技演出)を行う演出報知手段(音声装置)としてのスピーカ19が設けられている。中枠12の下部には、下球皿20及び発射装置21が装着されている。
また、遊技盤13の遊技領域13aの略中央には、液晶ディスプレイ型の演出報知手段としての可変表示器22を備えた表示装置23が配設されている。可変表示器22では、図柄の変動に関連して、変動画像(又は画像表示)に基づく表示演出(遊技演出)が行われるようになっている。より詳しくは、可変表示器22では、複数種類の図柄を複数列で変動させて図柄組み合わせを導出する図柄組み合わせゲームが行われるようになっている。本実施形態では、図柄組み合わせゲームで3列の図柄による組み合わせを導出し、該組み合わせを構成する各列の図柄の種類を0,1,2,3,4,5,6,7の8種類の数字としている。そして、可変表示器22には、表示演出によって各列毎に0〜7までの図柄の中から1つの図柄が停止表示されるようになっている。
そして、遊技者は、図柄組み合わせゲームにおいて、最終的に停止表示された図柄組み合わせから大当り又ははずれを認識できる。可変表示器22に停止表示された全列の図柄が同一種類の場合には、その図柄組み合わせ([555][111]など)から大当りを認識できる。この大当りを認識できる図柄組み合わせが大当りの組み合わせとなる。大当りの組み合わせで停止表示された場合、遊技者には、大当り遊技状態(特定の遊技状態)が付与される。また、可変表示器22に停止表示された全列の図柄が同一種類でない場合には、その図柄組み合わせ([234][122][545])からはずれを認識できる。このはずれを認識できる図柄組み合わせがはずれの組み合わせとなる。
また、図1に示すように、表示装置23の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動によって開閉動作を行う開閉羽根24aを備えた始動入賞口24が配設されている。始動入賞口24の奥方には、入賞した遊技球を検知する始動口センサSE1(図3に示す)が設けられている。そして、始動入賞口24に入賞した遊技球が始動口センサSE1によって検知されたことを契機に、図柄組み合わせゲームが行われると共に、所定個数(例えば5個)の賞球の払出しが行われるようになっている。即ち、始動入賞口24は、図柄組み合わせゲームの始動条件、及び賞球の払出条件を付与し得る。
また、始動入賞口24の下方には、図示しないアクチュエータ(ソレノイド、モータなど)の作動により開閉動作を行う大入賞口扉25aを備えた入賞手段としての大入賞口25が配設されている。大入賞口25は、図柄組み合わせゲームによって導出され、最終的に停止した図柄組み合わせが大当りの組み合わせになったことに関連して大入賞口扉25aが開閉動作し、開放又は閉鎖されるようになっている。そして、大当り遊技状態が付与されると、大入賞口扉25aの開閉動作によって大入賞口25が開放されて遊技球が入賞可能となるため、遊技者は、多数の賞球が獲得できるチャンスを得ることができる。
大入賞口25には、図2に示すように、通常入賞口25bが配設されており、該通常入賞口25bの奥方には、入賞した遊技球を検知するカウントセンサSE2(図3に示す)が設けられている。また、大入賞口25には、図2に示すように、特定入賞口(V入賞口)25cが配設されており、該特定入賞口25cの奥方には、入賞(V入賞)した遊技球を検知する特定通過カウントセンサSE3(図3に示す)が設けられている。前記大入賞口25(通常入賞口25b又は特定入賞口25c)に入賞した遊技球がカウントセンサSE2又は特定通過カウントセンサSE3によって検知されたことを契機に、所定個数(例えば15個)の賞球の払出しが行われるようになっている。
そして、パチンコ機10では、大当り遊技状態が付与されると大当り遊技状態に移行し、該大当り遊技状態において、大入賞口25は、所定の継続条件の成立(1のラウンド中に特定入賞口25cへの入賞)によって予め定めた規定ラウンド数(本実施形態では15ラウンド)を上限に開放及び閉鎖を繰り返すようになっている。大当り遊技では、最初にオープニング演出が行われ、該オープニング演出の終了後、大入賞口扉25aの作動によって大入賞口25が開放され、1ラウンド(1R)目の遊技が開始する。1ラウンド目の遊技中に特定入賞口25cへ遊技球が入賞すると、1ラウンド目の遊技終了によって閉鎖された大入賞口25が再び開放され、2ラウンド(2R)目の遊技が開始する。同様に、所定の継続条件の成立によって、3ラウンド(3R)目の遊技→4ラウンド(4R)目の遊技→・・・→15ラウンド(15R)目の遊技の順に行われる。そして、15ラウンド目の遊技が終了すると、エンディング演出が行われる。なお、大入賞口25は、各ラウンド遊技において、所定時間(例えば30秒間)が経過する間又は規定入賞個数(例えば10個)の遊技球が大入賞口25に入賞する間、開放されるようになっている。本実施形態において、大当り遊技(特定の遊技状態)とは、大当りの組み合わせが停止表示されてから、エンディング演出が終了するまでをいう。なお、各ラウンド遊技には、大入賞口25の閉鎖後に当該大入賞口25内に残っている遊技球の入賞が有効となる所定の有効時間が定められており、前記大当り遊技には前記各ラウンド遊技に定められている有効時間も含められている。
次に、パチンコ機10の制御構成を図3に基づき説明する。
パチンコ機10の機裏側には、遊技機全体を制御する主制御基板26が装着されている。主制御基板26は、遊技機全体を制御するために各種処理を実行し、該処理結果に応じて各種の制御コマンドを所定の制御信号として出力する。また、機裏側には、可変表示器22を制御する表示制御基板27、各種ランプ16〜18、及びスピーカ19を制御するランプ音声制御基板28が装着されている。各制御基板27〜28は、主制御基板26が出力した各種の制御コマンドを入力し、遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)や情報報知の制御を実行する。本実施形態において、表示制御基板27、及びランプ音声制御基板28は、前述のように制御対象が各別に定められており、該制御対象を専門的に制御することから、メイン制御手段である主制御基板26に対し、サブ制御手段(図3に破線で囲む)として機能するように構成されている。
また、パチンコ機10の機裏側には、球払出装置(図示略)を作動させて賞球の払出しを制御する払出制御基板29が装着されている。前記払出制御基板29は、主制御基板26が出力した制御コマンド(賞球コマンド)を入力し、賞球の払出しの制御を実行する。また、パチンコ機10の機裏側には、遊技者が発射装置21を操作することにより遊技領域13aに発射される遊技球の発射制御を行う発射制御基板(遊技制御手段)30が装着されている(図1に破線で示す)。前記発射制御基板30は、発射制御に際して主制御基板26とは独立して制御を行うようになっている。
以下、主制御基板26、表示制御基板27、ランプ音声制御基板28について、その具体的な構成を図3に基づき説明する。
主制御基板26は、メインCPU(遊技制御手段)26aを備えており、該メインCPU26aにはROM26b及びRAM26cが接続されている。メインCPU26aは、大当り判定用乱数、演出パターン振分乱数などの各種乱数の値を所定の周期(本実施形態では、4ms)毎に順次更新し、更新後の値をRAM26cに設定し、更新前の値を書き換えている。ROM26bには、パチンコ機10を制御するための各種制御プログラムや複数種類の演出パターンが記憶されている。RAM26cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報(各種乱数の値、各センサSE1〜SE3からの入賞信号に基づき設定した情報など)が記憶(設定)されるようになっている。前記演出パターンは、パチンコ機10で行われる遊技演出のベースとなるパターンを示すものであり、該演出パターン毎に、図柄変動の開始(図柄組み合わせゲームの開始)から全列の図柄が停止(図柄組み合わせゲームが終了)する迄の演出時間(変動時間)が定められている。
そして、メインCPU26aは、ROM26bに記憶された前記制御プログラム(割込み処理プログラム)に基づき、各種処理(入力処理、図柄処理、大当り遊技処理、賞球払出処理、出力処理など)を実行する。前記メインCPU26aは、前記割込み処理プログラムを所定の制御周期毎(本実施形態では4ms毎)に繰り返し実行する。以下、前記割込み処理プログラムに基づきメインCPU26aが実行する各種処理について説明する。
前記メインCPU26aは、前記各センサSE1〜SE3からの入賞信号の入力に関する前記入力処理を実行する。前記入力処理においてメインCPU26aは、始動口センサSE1からの入賞信号を入力すると、始動保留球の記憶数を設定すると共に、大当り判定用乱数の値を読み出し、当該読み出した値をRAM26cに格納する。また、メインCPU26aは、大当り遊技中にカウントセンサSE2又は特定通過カウントセンサSE3からの入賞信号を入力すると、1のラウンド遊技中に入賞した遊技球の個数をカウントすると共に、V入賞の有無を設定(フラグの設定)する。また、メインCPU26aは、前記各センサSE1〜SE3からの入賞信号を入力すると、払い出す賞球の総数を設定する。
また、メインCPU26aは、図柄組み合わせゲームに関する前記図柄処理を実行する。前記図柄処理においてメインCPU26aは、RAM26cに格納した大当り判定用乱数の値とROM26bに記憶されている大当り判定値とを比較して大当り判定を実行する。また、メインCPU26aは、大当り判定の判定結果に基づき、可変表示器22に最終的に停止表示させる図柄組み合わせ(大当り又ははずれの組み合わせ)を形成する図柄を決定すると共に、RAM26cから読み出した演出パターン振分乱数の値に基づき1つの演出パターン(大当り用又ははずれ用)を決定する。そして、メインCPU26aは、決定した図柄を指定する図柄指定コマンド(左図柄指定コマンド、中図柄指定コマンド、右図柄指定コマンド)及び決定した演出パターンを指定する演出パターン指定コマンドをRAM26cに設定する。また、メインCPU26aは、図柄組み合わせゲームを終了させる際、全図柄停止コマンドをRAM26cに設定すると共に、大当り遊技に移行する場合にはシステムフラグに「1」を設定する。
また、メインCPU26aは、大当り遊技に関する前記大当り遊技処理を実行する。前記大当り遊技処理においてメインCPU26aは、入賞した遊技球の個数、V入賞の有無、1のラウンド遊技の時間、及びラウンド遊技の回数を夫々判定し、これらの判定結果に基づき大入賞口25を開放及び閉鎖させる処理を実行する。また、メインCPU26aは、前記処理に併せて、オープニング時、各ラウンド遊技時、エンディング時の各演出を指示するコマンドをRAM26cに設定する。また、メインCPU26aは、大当り遊技が終了する際、システムフラグに「0」を設定する。
また、メインCPU26aは、賞球の払出しに関する前記賞球払出処理を実行する。前記賞球払出処理においてメインCPU26aは、RAM26cに設定された前記賞球の総数に基づき、賞球の払出しを指示する賞球コマンドをRAM26cに設定する。
また、メインCPU26aは、前述した図柄処理、大当り遊技処理、及び賞球払出処理においてRAM26cに設定された各種のコマンドの出力に関する前記出力処理を実行する。前記出力処理においてメインCPU26aは、演出パターン指定コマンド、大当り遊技中の各演出を指示するコマンドを表示制御基板27(サブCPU27a)及びランプ音声制御基板28(サブCPU28a)に出力する。また、メインCPU26aは、各図柄指定コマンド及び全図柄停止コマンドを表示制御基板27(サブCPU27a)に出力する。また、メインCPU26aは、賞球コマンドを払出制御基板29(CPU)(遊技制御手段)に出力する。また、メインCPU26aは、前記賞球の総数に基づいて払い出すべき賞球がある場合、賞球ランプ18の点灯を指示する賞球ランプ点灯コマンドをランプ音声制御基板28(サブCPU28a)に出力する。
そして、本実施形態のパチンコ機10は、大当り遊技中以外(大当り遊技状態が生起されていない通常の遊技状態中)に大入賞口25に遊技球の入賞があった場合、エラー報知を行うように構成されている。そのため、メインCPU26aは、割込み処理プログラムの入力処理において、エラー報知設定処理(図4に示す)を実行するようになっている。本実施形態では、枠ランプ16を点灯させると共に遊技盤ランプ17と賞球ランプ18を消灯させ、さらに、スピーカ19からエラー音を出力させてエラー報知を行うようになっており、前記各種ランプ16〜18及びスピーカ19が、エラー報知を行う演出報知手段として機能するように構成されている。なお、以下の説明において、大当り遊技中以外に大入賞口25に遊技球が入賞する行為を「不正入賞」とも示す。
以下、メインCPU26aが、前記制御プログラム(割込み処理プログラム)に基づき実行するエラー報知設定処理について図4を用いて詳しく説明する。
まず、ステップS11にて、メインCPU26aは、大当り遊技中ではないか否か(通常の遊技状態中であるか否か)を判定する。このステップS11にてメインCPU26aは、RAM26cに格納されているシステムフラグの値を確認し、当該システムフラグに「0」が設定されているか否かを判定する。前記ステップS11にて、メインCPU26aは、肯定(システムフラグ=0)であると判定した場合、大当り遊技中ではないことから、ステップS12に移行する。一方、ステップS11にて、メインCPU26aは、否定(システムフラグ=1)であると判定した場合、大当り遊技中であり、エラー判定を行わないことから、エラー報知設定処理を終了する。
そして、ステップS12に移行した場合、メインCPU26aは、大当り遊技中以外(通常の遊技状態中)に、大入賞口25に対して遊技球の入賞があるか否かを判定する。具体的には、メインCPU26aは、カウントセンサSE2が出力する通常入賞信号、又は特定通過カウントセンサSE3が出力する特定入賞信号を入力したか否かを判定する。前記ステップS12にて、メインCPU26aは、肯定(入賞あり)であると判定した場合、ステップS13に移行する。一方、ステップS12にて、メインCPU26aは、否定(入賞なし)であると判定した場合、エラー報知設定処理を終了する。そして、ステップS13に移行した場合、メインCPU26aは、大当り遊技中以外(通常の遊技状態中)に、大入賞口25に対して遊技球の入賞があることから、エラー報知を指示するエラーコマンドを生成し、当該エラーコマンドをランプ音声制御基板28(サブCPU28a)に出力するためにRAM26cに設定する。その後、メインCPU26aは、エラー報知設定処理を終了する。前記ステップS13にてRAM26cに設定したエラーコマンドは、前述した出力処理においてランプ音声制御基板28(サブCPU28a)に出力される。本実施形態では、メインCPU26aが、ステップS12の処理によって入賞判定手段として機能するように構成されている。
次に、表示制御基板27について説明する。前記表示制御基板27は、サブCPU(遊技制御手段)27aを備えており、該サブCPU27aにはROM27b及びRAM27cが接続されている。ROM27bには、可変表示器22の表示内容を制御するための制御プログラム、及び複数種類の表示演出用の演出実行データが記憶されている。前記演出実行データは、演出パターンに定められた演出時間で行われる表示演出の具体的な内容を特定するためのものであり、1つの演出パターンに対して1つの演出実行データが対応付けられてROM27bに記憶されている。また、ROM27bには、各種の画像データ(図柄、背景、文字、登場キャラクタなどの画像データ)が記憶されている。RAM27cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種情報(表示データなど)が記憶(設定)されるようになっている。
従って、サブCPU27aは、演出パターン指定コマンド及び各図柄指定コマンドを入力すると、演出実行データをROM27bから読み出す。そして、サブCPU27aは、前記制御プログラムの制御周期毎(本実施形態では4ms毎)に前記演出実行データに基づいて表示データ(制御データ)を生成し、RAM27cに設定した後、当該表示データを可変表示器22に出力する。この制御により、可変表示器22では、指定された演出パターンに基づき、指定された停止図柄左、停止図柄中、停止図柄右による図柄組み合わせ(大当りの組み合わせ又ははずれの組み合わせ)を最終的に停止させる図柄組み合わせゲームが表示演出として行われる。
次に、ランプ音声制御基板28について説明する。ランプ音声制御基板28は、サブCPU(遊技制御手段)28aを備えており、該サブCPU28aにはROM28b及びRAM28cが接続されている。ROM28bには、前記各種ランプ16,17,18の発光態様やスピーカ19の音声出力態様を制御するための制御プログラムが記憶されている。また、ROM28bには、複数種類の発光演出用の演出実行データや複数種類の音声演出用の演出実行データが記憶されている。前記演出実行データは、演出パターンに定められた演出時間で行われる発光演出及び音声演出の具体的な内容を特定するためのものであり、1つの演出パターンに対して1つの演出実行データが対応付けられてROM28bに記憶されている。また、ROM28bには、入賞報知用の報知実行データ(賞球ランプ18の点灯形態を特定するためのもの)が記憶されている。また、ROM28bには、発光エラー報知用のエラー報知実行データ(エラー報知時における各種ランプ16,17,18の点灯形態を特定するためのもの)や、音声エラー報知用のエラー報知実行データ(エラー報知時におけるスピーカ19の音声出力形態を特定するためのもの)が記憶されている。RAM28cには、パチンコ機10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報(演出用ランプデータ、報知用ランプデータ、演出用音声データ、エラー報知用ランプデータ、エラー報知用音声データなど)が記憶(設定)されるようになっている。本実施形態では、RAM28cがデータ設定手段として機能する。
以下、サブCPU28aが、発光演出、音声演出、入賞報知、及びエラー報知を行わせるために前記制御プログラムに基づき制御周期毎(本実施形態では4ms毎)に実行する各種処理を図5〜図7に示すフローチャートを用いて詳しく説明する。
前記サブCPU28aは、図5に示すサブ制御処理を実行する。
前記サブ制御処理のステップS21にて、サブCPU28aは、ステップS23の通常処理、及びステップS24のエラー報知処理にて、RAM28cに設定された各種データの出力に関する出力処理を実行し、ステップS22に移行する。前記出力処理にて出力される各種データは、前回の制御周期にて実行された各種処理(通常処理、エラー報知処理)でRAM28cに設定された制御データである。続いて、ステップS22にて、サブCPU28aは、メインCPU26aから出力される各種コマンド(演出パターン指定コマンド、賞球ランプ点灯コマンド、エラーコマンド等)を入力し、RAM28cの所定の領域に入力した各種コマンドに基づいたタイマの設定を行う入力処理を実行し、ステップS23に移行する。前記ステップS22において、サブCPU28aは、エラーコマンドの入力に関する処理として、図6に示すエラー報知タイマ設定処理を実行する。
前記エラー報知タイマ設定処理においてサブCPU28aは、ステップS31にて、エラーコマンドを入力したか否かを判定する。前記ステップS31にて、サブCPU28aは、肯定(エラーコマンドを入力した)であると判定した場合、ステップS32に移行する。一方、ステップS31にて、サブCPU28aは、否定(エラーコマンドを入力していない)であると判定した場合、エラー報知タイマ設定処理を終了する。そして、ステップS32に移行したサブCPU28aは、RAM28cに格納されるエラー報知タイマの値に所定時間(本実施形態では10秒)を設定し、エラー報知タイマ設定処理を終了する。前記ステップS32でエラー報知タイマが設定されると、所定時間(10秒)の間、エラー報知が行われることになる。
図5のサブ制御処理に戻り、ステップS23に移行したサブCPU28aは、発光演出、音声演出、入賞報知を行わせるための通常処理を実行する。ステップS23にて、サブCPU28aは、前記ステップS22の入力処理にて、各種コマンドを入力しRAM28cに各種コマンドに基づいたタイマが設定されている場合(タイマが0でない場合)には、そのコマンドに基づく処理を実行する。具体的に言えば、サブCPU28aは、前記ステップS22の入力処理にて、演出パターン指定コマンドを入力している場合(演出パターン毎に定められた演出時間に対応するタイマが設定されている場合)、指定された演出パターンに対応する演出実行データをROM28bから読み出す。そして、サブCPU28aは、読み出した演出実行データに基づいて1制御周期(4ms)分のデータである演出用ランプデータ(制御データ)及び所定の音声演出分のデータである演出用音声データ(制御データ)を生成し、RAM28cの所定の領域に設定する。なお、サブCPU28aは、演出用ランプデータと演出用音声データを異なる領域に設定する。また、ステップS23においてサブCPU28aは、前記ステップS22の入力処理にて、賞球ランプ点灯コマンドを入力している場合(賞球ランプ18の点灯時間に対応するタイマが設定されている場合)、報知実行データをROM28bから読み出す。そして、サブCPU28aは、読み出した報知実行データに基づいて1制御周期(4ms)分のデータである報知用ランプデータ(制御データ)を生成し、RAM28cの所定の領域に設定する。なお、サブCPU28aは、報知用ランプデータを、演出用ランプデータ及び演出用音声データとは異なる領域に設定する。また、ステップS23においてサブCPU28aは、前記所定の領域に前記演出用音声データが設定されている場合、RAM28cに音出力フラグを設定する。音出力フラグが設定されると、前記所定の領域に設定された前記演出用音声データに基づく音声が出力可能な状態となる。また、ステップS23の処理を実行する毎に、サブCPU28aは、RAM28cに設定されている各種コマンドに基づくタイマを制御周期である4ms減算する。一方、ステップS23にて、サブCPU28aは、RAM28cに各種コマンドに基づくタイマが設定されていない場合(タイマが0の場合)には、通常処理を終了する。
このステップS23にて設定された演出用ランプデータは、次の制御周期におけるステップS21の出力処理にて、枠ランプ16及び遊技盤ランプ17に出力され、枠ランプ16及び遊技盤ランプ17では可変表示器22の表示演出に関連して発光演出が行われる。前記サブCPU28aは、発光演出用の演出実行データを読み出した場合、制御周期毎(ステップS23の処理を実行する毎)に、演出用ランプデータをRAM28cに設定する。また、ステップS23にて設定された演出用音声データに基づく音声は、音出力フラグが設定されている場合にスピーカ19から出力され、前記出力により可変表示器22の表示演出に関連した音声演出が行われる。また、ステップS23にて設定された報知用ランプデータは、次の制御周期におけるステップS21の出力処理にて、賞球ランプ18に出力され、賞球ランプ18では入賞報知が行われる。
前記ステップS23の通常処理を実行した後、ステップS24に移行したサブCPU28aは、続いて、エラー報知を行わせるためのエラー報知処理(図7)を実行する。前記エラー報知処理においてサブCPU28aは、ステップS41にて、前記エラー報知タイマ設定処理のステップS32でRAM28cに設定したエラー報知タイマの値を確認し、前記エラー報知タイマの値が0でないか否かを判定する。前記ステップS41にて、サブCPU28aは、肯定(エラー報知タイマ≠0)であると判定した場合、エラー報知を実行することから、ステップS42に移行する。一方、ステップS41にて、サブCPU28aは、否定(エラー報知タイマ=0)であると判定した場合、エラー報知がなされないことから、エラー報知処理を終了する。
そして、ステップS42に移行したサブCPU28aは、エラー報知実行データをROM28bから読み出し、当該読み出したエラー報知実行データに基づいて1制御周期(4ms)分のデータであるエラー報知用ランプデータ(エラー報知データ)及び所定のエラー報知分のデータであるエラー報知用音声データ(エラー報知データ)を生成する。そして、サブCPU28aは、生成したエラー報知用ランプデータ及びエラー報知用音声データをRAM28cの所定の領域に設定する。このとき、サブCPU28aは、エラー報知用ランプデータを、前記演出用ランプデータ及び報知用ランプデータと同一の領域に夫々設定する。即ち、前述した通常処理(ステップS23)において演出用ランプデータ及び報知用ランプデータが設定されている場合には、当該各データに対してエラー報知用ランプデータが上書きされて設定される。前記ステップS42で設定されたエラー報知用データは、次の制御周期におけるステップS21の出力処理にて、前記各種ランプ16〜18に出力され、前記各種ランプ16〜18ではエラー報知が行われる。即ち、エラー報知タイマが設定されている場合に、ステップS42の処理において演出用ランプデータ及び報知用ランプデータがエラー報知用ランプデータに書き換えられると、前記各種ランプ16〜18は、発光演出又は入賞報知よりも優先してエラー報知を行うことになる。なお、本実施形態では、枠ランプ16が点灯すると共に、遊技盤ランプ17及び賞球ランプ18が消灯してエラー報知が行われる。
また、ステップS42においてサブCPU28aは、エラー報知用音声データをRAM28cの所定の領域に設定すると共に、通常処理で音出力フラグが設定されている場合、音出力フラグを解除する。このとき、サブCPU28aは、エラー報知用音声データを、前記演出用音声データとは異なる領域に設定する。そして、ステップS42において前記音出力フラグが解除されると、前述した通常処理(ステップS23)で設定された演出用音声データに基づく音声の出力が停止する。その一方で、サブCPU28aは、エラー報知用音声データを設定し、当該報知用音声データに基づき、スピーカ19では、エラー報知が行われる。即ち、エラー報知タイマが設定されている場合に、ステップS42の処理において音出力フラグが解除されると、スピーカ19は、音声演出よりも優先してエラー報知を行うことになる。なお、本実施形態では、所定のエラー音をスピーカ19から出力し、エラー報知が行われる。
続いて、サブCPU28aは、ステップS43に移行して、RAM28cに設定されているエラー報知タイマを減算し、ステップS44に移行する。本実施形態では、ステップS43の処理を実行する毎に制御周期である4msを減算する。そして、ステップS44にて、サブCPU28aは、RAM28cに設定されているエラー報知タイマの値が0であるか否かを判定する。前記ステップS44にて、サブCPU28aは、肯定(エラー報知タイマ=0)であると判定した場合、ステップS45に移行する。一方、ステップS44にて、サブCPU28aは、否定(エラー報知タイマ≠0)である判定した場合、エラー報知処理を終了する。
そして、ステップS45に移行したサブCPU28aは、エラー報知タイマの値が0になったことから、エラー報知を終了させるための処理を実行する。ステップS45においてサブCPU28aは、エラー報知用ランプデータが設定されるRAM28cの所定の領域にエラー報知終了ランプデータ(消灯データ)を設定する。このエラー報知終了ランプデータは、枠ランプ16に出力され、当該枠ランプ16が消灯することによりエラー報知が終了する。また、ステップS45においてサブCPU28aは、エラー報知用音声データが設定されるRAM28cの所定の領域にエラー報知終了音声データ(無音データ)を設定する。このエラー報知終了音声データに基づき、当該スピーカ19からのエラー音の出力が停止することによりエラー報知が終了する。前記ステップS45の処理を実行したサブCPU28aは、エラー報知処理を終了する。
以下、本実施形態のパチンコ機10において、遊技演出(表示演出、発光演出、音声演出)、入賞報知、及びエラー報知が行われる態様を図8に示すタイムチャートに基づき説明する。
遊技盤13に発射された遊技球が始動入賞口24に入賞すると、主制御基板26のメインCPU26aは、前述した各種処理に基づき各種コマンドを生成し、当該コマンドを表示制御基板27、ランプ音声制御基板28、及び払出制御基板29に出力する。表示制御基板27のサブCPU27aは、演出パターン指定コマンドと各図柄指定コマンドを入力し、指定された演出パターンに対応する演出実行データに基づく表示データをRAM27cに設定し、可変表示器22を制御する。その結果、可変表示器22では、時間G1において図柄組み合わせゲーム(演出時間T1)が開始する。また、ランプ音声制御基板28のサブCPU28aは、演出パターン指定コマンドを入力し、指定された演出パターンに対応する演出実行データに基づく演出用ランプデータと演出用音声データをRAM28cに設定すると共に音出力フラグをRAM28cに設定し、枠ランプ16、遊技盤ランプ17及びスピーカ19を制御する。その結果、枠ランプ16、遊技盤ランプ17、及びスピーカ19では、時間G1において前記図柄組み合わせゲームに関連した発光演出(点滅)及び音声演出(効果音の出力)が開始する。
また、賞球コマンドを入力した払出制御基板29(CPU)は、球払出装置(図示略)を作動させて賞球の払出しを制御し、賞球の払出しが行われる。また、賞球ランプ点灯コマンドを入力したランプ音声制御基板28のサブCPU28aは、報知実行データに基づく報知用ランプデータをRAM28cに設定し、賞球ランプ18を制御する。その結果、賞球の払出しと共に、賞球ランプ18が点灯して入賞報知が行われる(時間T2の間)。
そして、時間E1(図柄組み合わせゲーム開始後、時間T3の経過時)において、大入賞口25への遊技球の入賞が検知されると(不正入賞があると)、メインCPU26aは、エラー報知設定処理(図4)に基づきエラーコマンドを生成し、当該エラーコマンドをサブCPU28a(ランプ音声制御基板28)に出力する。また、メインCPU26aは、入賞があったことから、賞球コマンドを払出制御基板29に出力すると共に、賞球ランプ点灯コマンドをサブCPU28a(ランプ音声制御基板28)に出力する。
前記エラーコマンドを入力したサブCPU28aは、エラー報知タイマ設定処理(図6)において、エラー報知タイマに時間T4(10秒)を設定し、エラー報知の時間を計測する。そして、サブCPU28aは、エラー報知タイマが設定されると、通常処理(図5のサブ制御処理のステップS23)において設定した演出用ランプデータ及び報知用ランプデータを、エラー報知処理(図7)においてエラー報知用ランプデータに書き換える。また、サブCPU28aは、エラー報知タイマが設定されると、前記通常処理において設定した音出力フラグを、前記エラー報知処理において解除し、当該エラー報知処理で設定したエラー報知用音声データに基づく音声が出力される状態とする。その結果、不正入賞がなされた時間E1の時点から、枠ランプ16が点灯すると共に遊技盤ランプ17と賞球ランプ18が消灯し、さらに、スピーカ19からエラー音が出力され、エラー報知が行われる。即ち、枠ランプ16、遊技盤ランプ17、賞球ランプ18及びスピーカ19は、発光演出、入賞報知及び音声演出よりも優先してエラー報知を行う。
その一方で、サブCPU27aは、エラーコマンドを入力しないことから、RAM27cに設定した表示データに基づき可変表示器22を継続して制御し、当該可変表示器22ではエラー報知中であっても継続して図柄組み合わせゲームが行われる。また、払出制御基板29は、賞球コマンドの入力により、球払出装置(図示略)を作動させて賞球の払出しを制御し、賞球の払出しが行われる。このとき、賞球の払出しは行われるが、前述のように賞球ランプ18はエラー報知を行っているため、点灯しない。さらに、発射制御基板30は、メインCPU26a(主制御基板26)とは独立しているため、発射装置21が操作されている間、発射制御を継続し、遊技盤13の遊技領域13aに遊技球が発射される。
次に、時間E2及び時間E3において、大入賞口25への遊技球の入賞がほぼ連続的に検知された場合について説明する。なお、以下の説明では、前述の説明と同一内容について、その重複する説明を省略又は簡略する。
時間E2において不正入賞がなされると、サブCPU28aは、エラー報知タイマに時間T4(10秒)を設定する。その結果、枠ランプ16が点灯すると共にスピーカ19からエラー音が出力されて、エラー報知が行われる。また、入賞によって賞球は払い出されるが、賞球ランプ18は点灯しない。そして、時間E3(時間E2から時間T5(<時間T4)の経過後)において再び不正入賞がなされると、サブCPU28aは、エラー報知タイマをリセットした後、再び時間T4(10秒)を設定する。その結果、エラー報知が行われる時間は、トータルで時間T6(時間T5+時間T4)となる。
そして、時間E2から時間T7の経過後に始動入賞口24に遊技球が入賞すると、時間G2において図柄組み合わせゲーム(演出時間T8)が開始する。このとき、エラー報知タイマが設定されていることから、枠ランプ16、遊技盤ランプ17、及びスピーカ19は、発光演出及び音声演出よりもエラー報知を優先して行う。また、入賞によって賞球は払い出されるが、エラー報知タイマが設定されていることから、賞球ランプ18は点灯しない。
その後、エラー報知タイマの値が「0」になると(時間T6が経過すると)、サブCPU28aは、エラー報知を終了させる。そして、サブCPU28aは、前記通常処理において設定された演出用ランプデータに基づく発光演出が行われるように枠ランプ16及び遊技盤ランプ17を制御する。また、サブCPU28aは、前記通常処理において音出力フラグを設定して演出用音声データに基づく音声が出力される状態とし、スピーカ19を制御する。即ち、エラー報知の終了後は、演出用ランプデータの書き換え、及び音出力フラグの解除が行われないため、枠ランプ16、遊技盤ランプ17及びスピーカ19はエラー報知から直ちに復帰して発光演出及び音声演出を行う(時間T9の間)。なお、エラー報知終了後、遊技球の入賞があると、賞球の払出しと共に賞球ランプ18が点灯する。
従って、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)大当り遊技中以外に、大入賞口25(通常入賞口25b、特定入賞口25c)に遊技球が入賞した場合には、各種ランプ16〜18、及びスピーカ19にてエラー報知を行わせ、可変表示器22の制御を含む他の制御(賞球の払出し、発射制御など)については継続実行させるようにした。そのため、遊技を中断させることなく、エラー報知によって不正行為対策を施すことができ、不正行為によって遊技店側が不利益を被ることを抑制できる。
(2)サブCPU28aは、エラー報知タイマが設定されている場合、エラー報知用ランプデータ及びエラー報知用音声データをRAM28cに設定し、当該各データに基づいて各種ランプ16〜18及びスピーカ19を制御するようにした。そのため、各種ランプ16〜18、及びスピーカ19については、前記各データに基づいて制御されるため、発光演出、入賞報知、音声演出よりも優先してエラー報知を行わせることができる。その一方で、可変表示器22については、RAM27cに設定された表示データに基づいて制御されるため、エラー報知が行われている最中であっても、表示演出を継続させることができる。
(3)サブCPU28aは、制御周期毎に実行される通常処理において、演出用ランプデータ及び報知用ランプデータをRAM28cに設定すると共に、演出用音声データに基づく音声出力が行われるように音出力フラグを設定するようにした。その一方で、サブCPU28aは、エラー報知タイマが設定されると、その間、エラー報知処理において、エラー報知用ランプデータを設定(演出用ランプデータ及び報知用ランプデータに上書き)すると共に、エラー報知用音声データに基づく音声出力が行われるように音出力フラグを解除するようにした。そのため、エラー報知タイマが設定されている間は、各種ランプ16〜18及びスピーカ19に発光演出、入賞報知及び音声演出よりも優先してエラー報知を行わせることができる。そして、エラー報知終了後は、通常処理において設定された演出用ランプデータ及び報知用ランプデータに基づく発光演出及び入賞報知が行われるように各種ランプ16〜18を直ちに復帰させることができる。また、エラー報知終了後は、通常処理において音出力フラグが設定されることにより、演出用音声データに基づく音声演出(音声出力)が行われるようにスピーカ19を直ちに復帰させることができる。
(4)また、サブCPU28aは、通常処理を行った後、エラー報知処理を行うようにした。そのため、エラー報知タイマが設定されている間は、エラー報知処理で設定されたエラー報知用ランプデータが演出用ランプデータや報知用ランプデータに書き換えられることがない。また、エラー報知処理で解除された音出力フラグが設定されてしまうことがない。従って、各種ランプ16〜18、及びスピーカ19は、エラー報知用ランプデータ及びエラー報知用音声に基づいて確実に制御され、発光演出、入賞報知、音声演出よりも優先してエラー報知を行わせることができる。
(5)また、大入賞口25に配設されたカウントセンサSE2や特定通過カウントセンサSE3は、不正行為によって大入賞口25に遊技球を入賞させた場合以外にも通常の遊技状態中に遊技球を検知する場合がある。例えば、釘に引っ掛かった遊技球を取り除く際に遊技者にサービスで遊技球を付与するために大入賞口25に遊技球を入賞させた場合や大入賞口25内で詰まっていた遊技球が大当り遊技終了後に検知される場合がある。そのため、このような場合、遊技者は、エラー報知を意識せず、遊技を継続させるため、前述のように、エラー報知後、直ちに発光演出、音声演出及び入賞報知を復帰させることで、遊技者に不快感を与えることのない不正行為対策を提供することができる。
(6)エラー報知中であっても、発射装置21による遊技領域13aへの遊技球の発射、各入賞に基づく遊技球(賞球)の払出し、可変表示器22にて行われる表示演出は、継続して行われる構成としたため、何らかの要因でエラー報知がなされた場合であっても、遊技を中断させない不正行為対策を提供することができる。即ち、不正行為を行っていない遊技者は、何らかの要因でエラー報知が行われた場合でも、何ら支障をきたすことなく遊技を行うことができる。また、賞球の払出しが行われるため、例えば、前述のようにサービスで遊技球を付与する場合であっても、遊技球が払い出されないなどの不具合が生じない。
(7)エラー報知に際して、メインCPU26aは、エラーコマンドの設定及び出力を実行し、当該エラーコマンドを入力したサブCPU28aがエラー報知タイマの設定及び時間計測を実行すると共に、エラー報知用ランプデータ及びエラー報知用音声データを設定するようにした。即ち、メインCPU26aは、エラー報知をサブCPU28aに指示する時以外は、エラー報知中であっても通常と同じ処理を実行し、前記エラー報知に係る処理をサブCPU28aが主導となって実行するようにした。そのため、メインCPU26a(主制御基板26)に負担を強いることなく、エラー報知を行わせることができる。例えば、メインCPU26aがエラー報知タイマを設定して時間を計測する訳ではないので、エラー報知終了を指示するコマンドをサブCPU28aに出力するなどの処理を必要としない。また、エラー報知終了を指示するコマンドを出力しないため、ノイズなどの原因によって前記コマンドをサブCPU28aが正確に入力できず、エラー報知が終了しないなどの不具合が生じることもない。
(8)各種ランプ16〜18やスピーカ19によるエラー報知は、ランプの点灯、エラー音の出力により行うようにした。そのため、パチンコ機10から離れた場所にいる遊技店の店員は、ランプの点灯、エラー音の出力を理解しているため、エラー報知がなされていることを認識し易く、不正行為の早期発見に貢献できる。特に、枠ランプ16は、他のランプ17,18に比べて構造上大きく、またパチンコ機10の上部に設置されているため目立ち易く、遠くからでも確認することができる。また、エラー報知の際には、賞球ランプ18を消灯させることにより、賞球の払出し時に賞球ランプ18が消灯している状態から不正行為を発見することができる。また、エラー音を出力することにより、パチンコ機10の枠ランプ16や遊技盤ランプ17を確認できない状態(設置枠台(島)や遊技者などによって各種ランプ16〜18が見えない状態)であっても、スピーカ19から出力される音声を聞くことで不正行為を発見することができる。
(9)サブCPU28aは、RAM28cのエラー報知タイマに設定した所定時間(本実施形態では10秒)の間、エラー報知を継続して行うようにした。そのため、営業時間中、遊技球の運搬や貯留箱の交換などの作業で店内を歩き回っている遊技店の店員にも不正行為が行われていることを把握させることができる。また、エラー報知を継続させることで、不正行為を行っている遊技者には、違和感を覚えさせることができ、不正行為を止めさせることができる。
(10)サブCPU28aは、大当り遊技中以外に、大入賞口25(通常入賞口25b、特定入賞口25c)に遊技球が入賞する毎に、RAM28cに格納されているエラー報知タイマの値に新たに所定時間(本実施形態では10秒)を設定するため、入賞した時点から必ず所定時間の間、エラー報知を行うことができる。即ち、不正行為が行われている間、エラー報知を継続して行うことができる。
なお、前記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、不正入賞の際に、各種ランプ16〜18、及びスピーカ19でエラー報知を行い、可変表示器22では表示演出が継続される構成とした。しかし、不正入賞の際に、エラー報知は、各種ランプ16〜18、及びスピーカ19のうち少なくとも一つの装置で行い、その他の装置に関しては遊技演出を継続させるようにしてもよい。また、不正入賞の際に、図柄組み合わせゲーム等の表示演出を継続させた状態で、エラー報知用の表示を可変表示器22で行い、各種ランプ16〜18では発光演出と入賞報知を、スピーカ19では音声演出を夫々継続させるようにしてもよい。
・上記実施形態では、前記各種ランプ16〜18及びスピーカ19を制御する制御基板を単一のランプ音声制御基板28で構成した。しかし、前記各種ランプ16〜18を制御するランプ制御基板とスピーカ19を制御する音声制御基板を夫々設けてもよい。そして、ランプ制御基板において発光演出、入賞報知及びエラー報知を制御し、音声制御基板において音声演出及びエラー報知を制御するようにしてもよい。
・上記実施形態において、エンディング演出を省略し、最終ラウンドの有効時間経過後に大当り遊技を終了させるようにしてもよい。この場合、最終ラウンドの有効時間経過後、システムフラグに「0」を設定し、前記有効時間の経過による大当り遊技終了後に大入賞口25に遊技球が入賞した場合、エラー報知を行うようにしてもよい。
・上記実施形態は、第1種に分類されるパチンコ機10で行われるエラー報知について説明したが、第2種や第3種に分類されるパチンコ機におけるエラー報知に具体化することもできる。第2種に分類されるパチンコ機(羽根モノ、ヒコーキタイプ)では、遊技盤に配設された始動入賞口に遊技球の入賞が無い状態で入賞装置(大入賞口)内に遊技球が入賞した場合、又は大当り遊技状態が生起されていない状態で入賞装置(大入賞口)内に遊技球が入賞した場合にエラー報知を行うように構成する。また、第3種に分類されるパチンコ機(権利モノ)では、可変表示器に大当りの組み合わせが停止表示されていない状態で権利獲得用の入賞口(普通電動役物)内に遊技球が入賞した場合、又は権利が発生していない状態で大入賞口内に遊技球が入賞した場合にエラー報知を行うように構成する。
・上記実施形態では、可変表示器22、枠ランプ16、遊技盤ランプ17及びスピーカ19で遊技演出が行われているが、遊技演出を行う装置(演出報知手段)の数や種類は任意に変更してもよい。例えば、可動体の動作による可動演出を可動装置、振動による振動演出を行う振動装置、香気の発生による香気発生演出を行う香気発生装置でもよい。
・上記実施形態において、エラー報知を行う時間(エラー報知タイマの値)や、エラー報知の態様、制御プログラムの制御周期は、任意に変更してもよい。例えば、エラー報知を行う時間を15秒、30秒に設定してもよい。また、エラー報知の態様は、例えば、枠ランプ16を発光演出時とは異なる色で発光させてもよいし、点滅させてもよい。
次に前記実施形態及び別例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(イ)前記遊技制御手段は、前記遊技演出又は情報報知を行わせるための制御データをデータ設定手段に設定し、当該設定した制御データに基づいて前記演出報知手段を制御し、前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、前記所定の演出報知手段に前記遊技演出又は情報報知を行わせるために前記データ設定手段に設定した制御データを、前記エラー報知を行わせるためのエラー報知データに書き換え、当該エラー報知データに基づいて前記エラー報知を優先して行わせるように前記所定の演出報知手段を制御する請求項1に記載の遊技機。
(ロ)前記遊技制御手段は、所定の制御周期毎に前記制御データを前記データ設定手段に設定し、前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、時間の計測を開始し、当該計測した時間が所定時間に達するまでの間、前記データ設定手段に設定した前記制御データを前記エラー報知データに書き換えるように構成された前記技術的思想イに記載の遊技機。
(ハ)前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、時間の計測を開始し、当該計測した時間が所定時間に達するまでの間、前記データ設定手段に設定した前記制御データをエラー報知データに書き換えるように構成された前記技術的思想イに記載の遊技機。
(ニ)前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になった際に既に時間の計測を開始している場合、当該計測した時間をリセットし、前記時間の計測を再び開始するように構成された前記技術的思想ハに記載の遊技機。
(ホ)特定の遊技状態中に遊技球の入賞が可能となる入賞手段と、遊技演出又は情報報知を行う複数の演出報知手段とを備えた遊技機において、前記特定の遊技状態が生起されていない通常の遊技状態中に、前記入賞手段に遊技球が入賞したか否かを判定する入賞判定手段を備え、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、前記複数の演出報知手段のうち、少なくとも1つの演出報知手段は、他の演出報知手段が前記遊技演出又は情報報知を継続して行うの対し、前記遊技演出又は情報報知よりもエラー報知を優先して行うように構成された遊技機。
パチンコ遊技機の機表側を示す正面図。 大入賞口を示す平断面図。 主制御基板、表示制御基板、ランプ音声制御基板及び払出制御基板の構成を示すブロック図。 エラー報知設定処理の手順を示すフローチャート サブ制御処理の手順を示すフローチャート。 エラー報知タイマ設定処理の手順を示すフローチャート。 エラー報知処理の手順を示すフローチャート。 遊技演出及びエラー報知の態様を説明するタイムチャート。
符号の説明
10…パチンコ機(遊技機)、16…枠ランプ(演出報知手段,発光装置)、17…遊技盤ランプ(演出報知手段,発光装置)、18…賞球ランプ(演出報知手段,発光装置)、19…スピーカ(演出報知手段,音声装置)、22…可変表示器(演出報知手段)、25…大入賞口(入賞手段)、26a…メインCPU(遊技制御手段,入賞判定手段)、27a…サブCPU(遊技制御手段)、28a…サブCPU28a(遊技制御手段)、28c…RAM(データ設定手段)。

Claims (5)

  1. 特定の遊技状態中に遊技球の入賞が可能となる入賞手段と、遊技演出又は情報報知を行う複数の演出報知手段と、当該演出報知手段の制御を含む各種制御を実行する遊技制御手段とを備えた遊技機において、
    前記特定の遊技状態が生起されていない通常の遊技状態中に、前記入賞手段に遊技球が入賞したか否かを判定する入賞判定手段を備え、
    前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、所定の演出報知手段については当該演出報知手段が前記遊技演出又は情報報知よりもエラー報知を優先して行うように制御し、他の演出報知手段の制御を含む他の制御については当該制御を継続実行するように構成された遊技機。
  2. 前記遊技制御手段は、前記遊技演出又は情報報知を行わせるための制御データをデータ設定手段に設定し、当該設定した制御データに基づいて前記演出報知手段を制御すると共に、
    前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、前記所定の演出報知手段に前記エラー報知を行わせるためのエラー報知データを前記データ設定手段に設定し、前記エラー報知データを設定した場合には当該エラー報知データに基づいて前記エラー報知を優先して行わせるように前記所定の演出報知手段を制御する請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技制御手段は、所定の制御周期毎に前記制御データを前記データ設定手段に設定し、
    前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、時間の計測を開始し、当該計測した時間が所定時間に達するまでの間、前記エラー報知データを前記データ設定手段に設定するように構成された請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になった場合でも、遊技球の発射、遊技球の払出し、及び複数種類の図柄を変動させて表示する表示演出の制御を継続実行するように構成された請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の遊技機。
  5. 前記所定の演出報知手段は、発光による遊技演出又は情報報知を行う発光装置、及び音声による遊技演出又は情報報知を行う音声装置のうち少なくともいずれか一方の装置であり、
    前記遊技制御手段は、前記入賞判定手段の判定結果が肯定になると、前記発光装置及び音声装置のうち、少なくともいずれか1つの装置に前記エラー報知を優先して行わせるように制御する請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の遊技機。
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