JP2003144730A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

Info

Publication number
JP2003144730A
JP2003144730A JP2001346016A JP2001346016A JP2003144730A JP 2003144730 A JP2003144730 A JP 2003144730A JP 2001346016 A JP2001346016 A JP 2001346016A JP 2001346016 A JP2001346016 A JP 2001346016A JP 2003144730 A JP2003144730 A JP 2003144730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
game
gaming machine
cpu
counter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001346016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3612053B2 (ja
Inventor
Masaya Sakamoto
雅哉 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2001346016A priority Critical patent/JP3612053B2/ja
Publication of JP2003144730A publication Critical patent/JP2003144730A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3612053B2 publication Critical patent/JP3612053B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大当り当選値を知られた場合でも不正遊技行
為を未然に排除できる遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技動作用のプログラムを記憶する記憶
部と、前記プログラムを読み出して動作するCPUとを
含み、遊技盤からのスイッチ入力と、抽選用乱数値とに
基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させるか否かの
抽選処理を行う遊技機である。動作中のCPUがリセッ
トされた場合には、タイマ変数TIMEの初期値をnn
に設定して、nn回のタイマ割込みによってタイマ変数
がゼロになるまでスイッチ入力に係わらず抽選処理を実
行しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機、回胴式遊技機などの遊技機
に関し、特に、大当たり状態の発生タイミングを予測不
能にした遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機などの弾球遊技機は、遊技盤
に設けた図柄始動口と、複数個の図柄を所定時間変動さ
せた後に停止させる図柄表示手段と、開閉板を開閉駆動
する大入賞手段などを備えて構成されている。そして、
図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通過を
検出すると、図柄表示手段が表示図柄を所定時間変動さ
せ、その後、特別図柄が整列して停止すると、大入賞手
段が機能して遊技者に有利な利益状態を発生させるよう
にしている。
【0003】この種の遊技機では、大当り用カウンタC
Tをソフトウェア的に実現すると共に、大当り確率が1
/Nの場合、大当り用カウンタCTを0〜N−1の数値
範囲内で循環動作させる一方、その数値範囲内の一つを
大当り当選値Hitに設定するようにしている。そし
て、図柄始動口に設けられた検出スイッチが遊技球の通
過を検出した場合には、その時の大当り用カウンタCT
の値を取得して大当り当選値Hitと比較し、一致する
場合にはその後の利益状態へと移行させている。なお、
この大当り用カウンタCTは、電源投入後の初期処理に
よってゼロクリアされた後、所定周期ごとに発せられる
割込み信号に応答してインクリメント(+1)処理など
によって更新されている。
【0004】ところで、大当り当選値Hitは、遊技機
を入手してプログラムを解析するだけで把握できる。し
たがって、仮に、上記のような構成の遊技機に違法回路
を取付けて電源投入後の割込み信号をカウントすれば、
大当り用カウンタCTの値が大当り当選値Hitに一致
する大当りタイミングが分ることになる。しかも、この
大当りタイミングは、その後もN個目の割込み信号に対
応して規則的に到来するので、この大当りタイミングに
合わせて図柄始動口の検出スイッチのON信号を違法回
路で発生させれば、任意に大当り状態を実現できること
になる。
【0005】そこで、このような違法行為に対処するた
めに、大当り用カウンタCTの他にサブカウンタBGN
を用いることで、大当り用カウンタCTの値を不規則な
ものにすることが試みられている。この場合、サブカウ
ンタBGNは、0〜N−1の数値範囲を0から始めて循
環動作する。また、大当り用カウンタCTは、0〜N−
1の数値範囲を、サブカウンタBGNで決まる初期値S
TARTから始めて循環動作する。
【0006】そして、大当り用カウンタCTが数値範囲
Nを一周すると、その時のサブカウンタBGNの値を取
得して、それを新たな初期値STARTとして再び循環
動作を繰り返すのである。このようにして大当り用カウ
ンタCTの初期値STARTをランダムに変更すれば、
大当りタイミングがN個目の割込み信号に対応して規則
的に到来することがなくなり、不正行為の排除に大きな
効果がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
対策においても、電源投入後のようにCPUがリセット
された後の最初の初期値だけは、ソフトウェア的に画一
的に(通常ゼロに)決定せざるを得ないので、例えば、
不正回路を取り付けて適宜なタイミングでCPUを強制
的にリセット状態にすれば、リセット後の一巡目だけは
大当りタイミングを把握できることになる。
【0008】つまり、初期値をランダムに変更しても、
適当な時間間隔で、CPUを繰り返しリセット状態にす
る一方、その後、大当りカウンタCTが大当り当選値H
itに一致するタイミングで図柄始動口の検出スイッチ
のON信号を発生させるとそのたびに大当り状態が発生
してしまうという問題点がある。
【0009】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであって、大当り当選値を知られた場合でも不
正遊技行為を未然に排除できる遊技機を提供することを
課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、遊技動作用のプログラムを
記憶する記憶部と、前記プログラムを読み出して動作す
るCPUとを含み、遊技状態に関連して所定の検出を行
うセンサからの検出信号に基づく乱数抽選により、遊技
者に有利な利益状態を発生させるか否かの抽選処理を行
う遊技機であって、動作中の前記CPUがリセットされ
た場合には、所定時間は前記検出信号に係わらず前記抽
選処理を無効にする無効化手段を備えている。ここで
「無効にする」とは、抽選処理を実質的に無効化するこ
とを意味し、検出信号を無視することを含め、抽選処理
に至らないあらゆる処理を含む概念である。
【0011】また、請求項2に係る発明は、遊技動作用
のプログラムを記憶する記憶部と、前記プログラムを読
み出して動作するCPUとを含み、遊技状態に関連して
所定の検出を行うセンサからの検出信号に基づく乱数抽
選により、遊技者に有利な利益状態を発生させるか否か
の抽選処理を行う遊技機であって、動作中の前記CPU
がリセットされた場合には、その旨を外部に報知する異
常報知手段を備えている。
【0012】本発明では、無効化手段や異常報知手段を
備えているので違法にCPUをリセットしても、その
後、大当り状態を作為的に発生させることができない。
本発明は、特に、抽選用乱数値が所定の数値範囲内を循
環動作しているメインカウンタの値によって決定され、
メインカウンタが数値範囲内を一回以上循環する毎に、
サブカウンタの値に基づいてメインカウンタの初期値が
変更されるようになっている場合に有効である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の遊技機を実施例に
基づいて更に詳細に説明する。図1は、実施例に係るパ
チンコ機の全体構成を図示したブロック図である。
【0014】図示のパチンコ機は、遊技動作を中心的に
制御する主制御基板1と、液晶ディスプレイ8の動作を
制御する図柄制御基板2と、音声的に遊技動作を盛上げ
る音声制御基板3と、ランプ類を点滅動作させて遊技動
作を盛上げるランプ制御基板4と、遊技球を払出す払出
制御基板5と、払出制御基板5に制御されて遊技球を発
射する発射制御基板7と、AC24Vを受けて装置各部
に直流電圧を供給する電源基板6とを中心に構成されて
いる。
【0015】主制御基板1、図柄制御基板2、音声制御
基板3、ランプ制御基板4、払出制御基板5は、Z80
CPU相当品を内蔵したワンチップマイコンを備えるコ
ンピュータ回路で構成されており、サブ制御基板2〜5
は、主制御基板1からの制御コマンドに基づいて個別的
な制御動作を実現している。また、主制御基板1は、外
部接続端子基板9を通してホールコンピュータにも接続
されている。このホールコンピュータは、遊技ホール内
の全ての遊技機と接続されており、各遊技機における大
当り状態の発生回数や、遊技球の図柄始動口の通過回数
や、各遊技機から払出した賞球数などを集中的に管理し
ている。
【0016】図2は、主制御基板1の回路構成を示すブ
ロック図である。図示の通り、主制御基板1は、ワンチ
ップマイコンからなるCPU回路1aと、CPU動作ク
ロックCLKの整数倍の周波数であるクロック信号Φ0
を発生するシステムクロック発生部1bと、CPUから
のアドレス信号に基づき各部のチップセレクト信号を生
成するデコード回路1cと、CPUからのデータを出力
するための出力ポート回路1dと、外部データをCPU
が取り込むための入力ポート回路1eと、各サブ制御基
板2〜5に制御コマンドを出力する出力駆動回路1f
と、遊技盤各部のスイッチ類のON/OFF状態を入力
するスイッチ入力回路1gとを中心に構成されている。
【0017】図3〜図5は、主制御基板1の制御プログ
ラムを示すフローチャートである。主制御基板1の制御
プログラムは、電源投入後に実行され通常は無限ループ
処理(ST8)で終わるシステムリセット処理プログラ
ム(図3)と、所定時間毎に起動されるタイマ割込み処
理(Maskable Interrupt禁止可能割込み)プログラム
(図4)と、電源電圧が所定値を下回るとNMI(Non
Maskable interrupt)信号によって駆動されてCPUの
レジスタ値をバックアップするNMI処理プログラム
(図6)とで構成されている。
【0018】以下、図3を参照しつつシステムリセット
処理プログラム(メインルーチン)について説明する。
このメインルーチンが開始されるのは、電源がON状態
になる場合の他に、プログラムの暴走によってウォッチ
ドッグタイマの計数値が所定値に達してCPUがリセッ
トされた場合もある。また、不正回路の搭載によってC
PUが違法にリセットされる可能性も考えられる。電源
がON状態になる場合にも2つのパターンがあり、停電
状態からの復旧時のように初期化スイッチ85がOFF
状態で電源がON状態になる場合と、パチンコホールの
開店時のように、初期化スイッチ85がON状態で電源
がON状態になる場合とがある。
【0019】図3に示すメインルーチンでは、最初に、
Z80CPUは、自らを割込み禁止状態に設定し、Z8
0CPUコアを含むワンチップマイコンの各部を初期設
定する(ST1)。また、CPUは自らを割込みモード
2に設定した後(ST2)、不正行為排除用のタイマT
IMEに初期値1を設定する(ST3)。
【0020】次にCPUは、RAMクリア信号の値を判
定する(ST4)。RAMクリア信号とは、RAM領域
を初期設定するか否かを示す信号であって、初期化スイ
ッチ85のON/OFF状態に対応した値を有してい
る。今、パチンコホールの開店時であって、初期化スイ
ッチ85がON状態で電源投入されたと仮定すると、ス
テップST4の判定がYesとなり、RAMのワークエ
リアが初期化され、その他のRAM領域がゼロクリアさ
れると共に、CPUが割込み許可状態(EI)に設定さ
れる(ST7)。そして、その後は無限ループ状に乱数
発生処理が行われる(ST8)。
【0021】ステップST8の乱数発生処理は、インク
リメント処理によって数値範囲MAXを循環しているサ
ブカウンタBGNの更新処理と、外れ図柄用カウンタの
更新処理とを含んでいる。後述するように、サブカウン
タBGNの値は、図4の乱数作成処理(ST30)によ
って数値範囲MAXを循環している大当り用カウンタC
Tの初期値を変更するために使用される。また、外れ図
柄用カウンタは、図4の特別図柄処理(ST38)にお
ける大当り判定処理の判定によって外れ状態となった場
合に、どのような態様の外れゲームを演出するかを決定
するための処理である。
【0022】停電状態からの復旧時のように、初期化ス
イッチ85がOFF状態であった場合には、ステップS
T4の判定に続いて、バックアップフラグBFLの内容
が判定される(ST5)。バックアップフラグBFLと
は、NMI処理において退避されていたバックアップデ
ータが、元の状態に復帰されているか否かを示すデータ
であり、この実施例では、図6のステップST74の処
理でバックアップフラグBFLが5AHとされ、図3の
ステップST14の処理においてゼロクリアされるよう
になっている。
【0023】今、停電状態からの復旧時であれば、ステ
ップST9に移行するが、CPUが強制的にリセットさ
れたような場合には、不正行為排除用のタイマTIME
に改めて初期値nnが設定された後(ST6’)、ステ
ップST7の処理に移行する。但し、CPUを強制的に
リセットした際、不正遊技者は、合わせてRAMクリア
信号をON状態にする可能性もあるので、RAMクリア
信号のON/OFF状態に係わらず、タイマTIMEに
改めて初期値nnを設定し(ST6)、ステップST7
の処理に移行させるのが好ましい。この場合には、パチ
ンコホールの開店直後は、不正リセットされた場合と同
様、抽選処理が無効にされるが(異常報知が追加される
こともあるが(図7))、その継続時間が短いので実質
的に弊害はない。
【0024】初期値nnに設定されたタイマTIME
は、図4のステップST31の処理においてデクリメン
ト(−1)され、タイマTIMEの値がゼロになるまで
はスイッチ入力の無効化処理が施される(ST34)。
この初期値nnは、大当りカウンタCTの数値範囲MA
Xを越える値に設定されているので、スイッチ入力管理
処理(ST33)が実行されるようになった時には、必
ず大当りカウンタCTが一周以上循環して初期値が変更
されており、不正遊技を確実に排除できる(なお、この
点は更に後述する)。
【0025】一方、図3のステップST5の判定におい
て、バックアップフラグBFLの内容が5AHであった
場合は、RAMのSP記憶エリアから読み出された16
ビットデータがCPUのスタックポインタSPに書き込
まれる(ST9)。次に、停電時のNMI処理において
バックアップされていたRAMエリアのデータを読み出
して、バックアップ復帰コマンドを作成する(ST10
〜ST12)。
【0026】ここで払出制御基板用のバックアップ復帰
コマンド作成処理(ST10)とは、エラー信号を再チ
ェックして、遊技機の現状に合わせた制御コマンドを払
出制御基板5に出力するための準備動作を意味する。例
えば、停電前に下皿が満杯であるエラー状態であった場
合、バックアップデータによってエラー状態が保存され
ているが、停電によって遊技者が遊技球を回収する可能
性も高いので、改めてエラー信号の現状を確認している
のである。
【0027】また、図柄制御基板用やランプ制御基板用
のバックアップ復帰コマンド作成処理(ST11、ST
12)とは、停電前の遊技機が、大当り状態であった場
合や、当選確率が増加しているいわゆる確変状態であっ
た場合もあるので、そのような場合には、動作状態に合
わせた液晶ディスプレイ8の背景色を設定したり、効果
音を発生できるようにするための処理である。
【0028】ステップST10〜ST12の処理が終わ
れば、CPUはPOP命令を実行して、スタックエリア
からAFレジスタを除く各レジスタ(BC,DE,H
L)の値を復帰させる(ST13)。この処理によっ
て、停電時からの復帰処理は一応完了するので、そのこ
とを示すべくバックアップフラグBFLをゼロクリアす
る(ST14)。最後に、停電前が割込み禁止状態であ
ったか否かをチェックして(ST15,ST16)、A
Fレジスタをスタックエリアから復帰させた後(ST1
7,ST19)、割込み禁止状態のままで処理を終える
か(ST18)、或いは、割込み許可状態に戻して処理
を終える(ST20,ST21)。なお、ステップST
18,ST21のRET命令が実行されることによっ
て、スタック領域にPUSH処理されていた中断時のP
C(プログラムカウンタ)の値が復元され、停電等によ
り中断されていた処理が再開されることになる。
【0029】図4は、図3に示すメインルーチンの無限
ループ処理(ST8)の間に2msec毎に生じるタイマ
割込みINT(Maskable Interrupt禁止可能割込み)の
割込み処理プログラムの内容を示すフローチャートであ
る。タイマ割込みが生じると、各レジスタの内容はスタ
ック領域に退避され、乱数作成処理、エラー管理処理な
どが行われる(ST30)。エラー管理処理は、機器内
部に異常が生じていないかの判定である。また、乱数作
成処理とは、普通図柄処理ST37や特別図柄処理ST
38での抽選動作で使用される当り用カウンタRGや大
当たり用カウンタCTの更新処理を意味する。
【0030】図5は、大当たり用カウンタCTや当り用
カウンタRGの更新処理(乱数作成処理)について、そ
の具体的内容を例示したものである。図5(a)に示す
ように、先ず、大当り用カウンタCTがインクリメント
された後(ST50)、数値範囲MAXを越えたか否か
が判定され(ST51)、大当り用カウンタCTの値が
数値範囲MAXを越えていたら(CT=MAX)、その
値がゼロに戻される(ST52)。
【0031】次に、大当り用カウンタCTの値が初期値
STARTに達したか否かが判定され(ST53)、数
値範囲を一周して初期値STARTに達していたら、
(ステップST8の処理で更新されている)サブカウン
タBGNの値を大当り用カウンタCTに書き込む(ST
54)。また、サブカウンタBGNの値を新たな初期値
としてSTART番地に書き込んで処理を終える(ST
55)。なお、当り用カウンタRGの更新は図5(b)
に示す通りであり(ST60〜ST62)、この当り用
カウンタRGの値は、遊技球がゲートを通過した場合
に、普通図柄処理(ST37)における抽選動作に使用
される。
【0032】以上のようにして乱数作成処理が終われ
ば、次にCPUは、タイマTIMEの値をデクリメント
し(図4のST31)、タイマTIMEの値がゼロか否
かを判定する(ST32)。先に説明したように、停電
からの復帰時などならタイマTIMEの初期値が1に設
定されるが(ST3)、電源投入時や不正リセット時に
はタイマTIMEの初期値がnnに設定されている(S
T6,ST6’)。
【0033】電源投入直後を除く正常な営業中は、デク
リメントされた後のタイマTIMEがゼロであるから、
タイマTIMEの値が改めて初期値1に戻された後、ス
イッチ入力管理処理が行われる(ST33)。ここでス
イッチ入力管理処理とは、ゲートや電動チューリップな
どを遊技球が通過したか否かの判定であり、遊技球が通
過していれば、スイッチ入力がON状態であるとして普
通図柄処理ST37や特別図柄処理ST38において、
カウンタRG,CTを用いて当り抽選や大当り抽選が行
われることになる。なお、スイッチ入力処理は、具体的
にはCPUによるポートスキャン動作によって実現され
るが、該当する各入力ポートはスイッチ入力をラッチし
ないので、このポートスキャン動作がないとスイッチ入
力が無視されることになる。
【0034】一方、異常リセット時や電源投入時には、
nn回の割込み処理が終わるまではTIME≠0である
から、スイッチ入力を無効にする無効化処理が行われる
ことになる(ST34)。無効化処理とは、簡易的に
は、上記したポートスキャンを行わないことで足りるの
で、図示に係わらず、ステップST33の処理をスキッ
プするのでも良い。また、適宜なフラグ値に基づいて、
抽選用乱数値の取得処理をスキップするのでもよい。こ
のような無効化処理の結果、仮に違法回路によってスイ
ッチ入力をON状態にしても、そのON信号が無視され
ることになり、普通図柄処理ST37や特別図柄処理S
T38において当り抽選や大当り抽選が行われることは
ない。
【0035】なお、無効化処理(ST34)は、大当り
用カウンタCTが一周する程度の時間しか継続されな
い。具体的には、大当り用カウンタの数値範囲MAXは
通常300程度であるので、スイッチ入力が無視される
のは2×300=600mS程度の時間にしか過ぎな
い。したがって、電源投入直後であるとか、或いは、通
常の遊技者の遊技中に、仮に遊技機が暴走してウォッチ
ドッグタイマの動作によって遊技機がリセットされたと
しても、遊技者に迷惑をかける可能性は実質的にゼロで
ある。
【0036】ステップST33かST34の処理の後、
処理分けカウンタの値が判定されて、ST36〜ST4
0のうちの該当する処理が行われる。上記したエラー管
理やスイッチ管理は、短い時間間隔で繰り返し行うべき
であるが、一方、パチンコゲームの演出に係わる処理は
遊技者のニーズに応じて複雑高度化するため、ある程度
以上の処理時間を要することになる。そこで、この実施
例では、全ての遊技制御動作を1回の割込み処理で完了
させのではなく、5種類の処理に区分し、区分された各
処理を割込み毎に分担して実行するようにしている。そ
のため、0〜4の範囲で循環動作する処理分けカウンタ
を設けて、処理分けカウンタの値に応じた処理を行うよ
うにしている。
【0037】具体的に説明すると、処理分けカウンタが
0の場合には大入賞口の開放などに関する処理を行い
(ST36)、処理分けカウンタが1の場合には普通図
柄の表示に関する普通図柄処理を行い(ST37)、処
理分けカウンタが2の場合には大当り図柄の表示に関す
る処理を行っている(ST38)。ゲート通過スイッチ
がON状態であれば、普通図柄処理ST37において、
当りカウンタRGを用いた普通当りか否かの当否判定が
行われ、図柄始動口の通過スイッチがON状態であれ
ば、特別図柄処理38において、大当りカウンタCTを
用いた大当り判定が行われる。
【0038】また、処理分けカウンタが3の場合には、
電動チューリップや大入賞口の開閉タイミングに関係す
るタイマ管理処理や、主制御基板から各制御基板に伝送
されるコマンド作成処理が行われる(ST39)。処理
分けカウンタが4の場合には、情報出力やエラー表示コ
マンドの作成処理が行われる(ST40)。
【0039】ステップST36〜ST40の何れかの処
理が終わると、処理分けカウンタの値が更新された後
(ST41)、生成されているコマンドが各サブ制御基
板に出力される(ST42)。また、各レジスタの値が
復帰されると共に割込み許可状態に変更されて、割込み
処理ルーチンからメインルーチンに戻る(ST43)。
【0040】図6は、停電などによって電源電圧が降下
した際に生じるNMIの割込み処理プログラムの内容を
示すフローチャートである。この割込み処理では、先
ず、各レジスタ(AF,I,BC,DE,HL)の内容
がスタックエリアにPUSHされる(ST70)。次
に、ステップST70におけるPUSH命令実行後のス
タックポインタSPの値が、RAMのSP記憶エリアに
保存される(ST71)。図6(b)(c)は、各レジ
スタ(AF,I,BC,DE,HL)やスタックポイン
タSP、プログラムカウンタPCの退避状態を図示して
いる。
【0041】続いて、現在、賞球を払出し中の場合もあ
るので、賞球計数スイッチの状態を検出して記憶する
(ST72)。なお、所定時間待機するのは(ST7
3)、払出し中の賞球が移動する時間を考慮したもので
ある。その他、図示していないが、必要な処理をした
後、バックアップフラグBFLのRAMエリアにフラグ
値5AHを記憶し(ST74)、以降、RAMのアクセ
スを禁止して電源電圧が降下してCPUが非動作状態に
なるのを待つ(ST75)。その後、CPUは非動作状
態となるが、RAMにはバックアップ電源が供給されて
いるので、バックアップされたデータがそのまま保存さ
れ続ける。すなわち、電源が完全に遮断された後もRA
Mエリアは、図6(b)(c)の状態のまま維持され
る。
【0042】図7は、CPUを違法にリセットされた場
合の対策を施した第2実施例のシステムリセット処理を
説明するフローチャートである。ステップS1〜S4の
処理は、図3のST1,ST2,ST4,ST5と同様
である。但し、この第2実施例では、電源投入時である
か、CPUリセット状態であるかに係わらず、内蔵RA
Mのクリア処理(S5)の後、音声制御基板3とランプ
制御基板4に対してRAMクリア報知コマンドを送信し
ている(S6)。また、これに合わせて、外部接続端子
基板9を通してホールコンピュータにもRAMクリアの
事実が送信される(S6)。
【0043】一方、この動作に対応して、RAMクリア
報知コマンドを受信した音声制御基板3では、「只今R
AMがクリアされました」と大きな声で異常事態の発生
を報知し、且つ、ランプ制御基板4では、これに合わせ
て各ランプを激しく点滅させる。そのため、遊技ホール
の開店後にCPUが違法にリセットされたような場合に
は、遊技ホールの店員は直ちにその事実を把握できるこ
とになり、違法遊技者を発見することができる。また、
ホールコンピュータでも異常事態の発生が把握できるの
で、遊技ホールの適切な対処が可能となる。なお、上記
した音声制御基板3とランプ制御基板4での報知動作
は、30秒から2分程度は持続させるのが好ましいの
で、その持続時間に合わせて主制御基板1では時間消費
処理を行い(S7)、遊技動作に移行しないで待ってい
る。
【0044】但し、図7の制御に加えて、図3の場合と
同様の制御を行う場合には、時間消費処理(S7)は特
に不要である。すなわち、ステップS6の処理に前後し
て、不正行為排除用のタイマTIMEを初期値設定する
一方、タイマ割込みにおいてステップST31〜ST3
4の処理を設ければ、音声制御基板3やランプ制御基板
4での異常報知処理が行われる場合には、所定時間はス
イッチ入力処理がスキップされる。
【0045】ところで、上記した異常事態の報知動作
は、RAMクリア処理の前に行っても良い。図8は、本
発明の第3実施例を例示したものであり、ステップS1
〜S4の処理は図7の場合と同様である。但し、第3実
施例では、RAMクリア信号がOFFでありながら(S
3がNO)、バックアップフラグBFLがゼロであるよ
うなCPU異常リセット時にだけ、音声制御基板3とラ
ンプ制御基板4に対してRAMクリア報知コマンドを送
信している(S50)。そのため、この実施例3では電
源が正常に投入された開店時には、異常事態発生の音声
アナウンスがされたりランプが点滅することがなく、開
店後のCPU異常リセット時にだけ報知動作が行われ
る。この実施例の場合にもホールコンピュータにも通報
があるので遊技ホールでは適切な措置をとることができ
る。
【0046】続いて、上記の弾球遊技機について更に追
加的に説明する。図9は、本実施例のパチンコ機22を
示す斜視図であり、図10は、同パチンコ機22の側面
図である。
【0047】図9に示すパチンコ機22は、島構造体に
着脱可能に装着される矩形枠状の木製の外枠23と、外
枠23に固着されたヒンジHを介して開閉可能に枢着さ
れる前枠24とで構成されている。なお、このパチンコ
機22は、カード式球貸し機21に電気的に接続された
状態で、パチンコホールの島構造体の長さ方向に複数個
が配設されている。
【0048】ヒンジHを介して外枠23に枢着される前
枠24には、遊技盤25が裏側から着脱自在に装着さ
れ、この遊技盤25の前側に対応して、窓部を有するガ
ラス扉26と前面板27とが夫々開閉自在に枢着されて
いる。前面板27には発射用の遊技球を貯留する上皿2
8が装着され、前枠24の下部には、上皿28から溢れ
出し又は抜き取った遊技球を貯留する下皿29と、発射
手段30の発射ハンドル31とが設けられている。
【0049】発射手段30は、回動操作可能な発射ハン
ドル31と、この発射ハンドル31の回動角度に応じた
打撃力で打撃槌32(図12)により遊技球を発射させ
る発射モータなどを備えている。上皿28の右部には、
カード式球貸し機21に対する球貸し操作用の操作パネ
ル33が設けられ、この操作パネル33には、カード残
額を3桁の数字で表示するカード残額表示部33aと、
所定金額分の遊技球の球貸しを指示する球貸しスイッチ
33bと、ゲーム終了時にカードの返却を指令する返却
スイッチ33cとが設けられている。
【0050】図11に示すように、遊技盤25には、金
属製の外レールと内レールとからなるガイドレール35
がほぼ環状に設けられ、このガイドレール35の内側の
遊技領域25aには、カラーの液晶ディスプレイ(LC
Dモニタ)8、検出スイッチを備える図柄始動口(図柄
始動手段兼入賞手段)37、開閉式入賞手段(大入賞手
段)38、複数の普通入賞手段39(上段の普通入賞手
段39以外に、開閉式入賞手段38の左右両側部に6つ
の普通入賞手段39)、2つのゲート40(通過口)が
夫々所定の位置に配設されている。
【0051】液晶ディスプレイ8は、変動図柄を表示す
るとともに背景画像や各種のキャラクタの動画などを表
示する第1図柄表示手段42(可変表示装置)として機
能する。第1図柄表示手段42は、背景画やキャラクタ
をアニメーション的に表示するとともに、左右方向に並
ぶ3個(左、中、右)の図柄表示部42a〜42cを有
し、図柄始動口37に遊技球が入賞することを条件に、
各図柄表示部42a〜42cの表示図柄が所定時間だけ
変動表示(スクロール表示)され、図柄始動口37への
遊技球の入賞タイミングに応じた抽選結果に基づいて決
定される停止図柄パターンで停止する。
【0052】液晶ディスプレイ8の直ぐ上側に、普通入
賞手段39と第2図柄表示手段43とが設けられてい
る。第2図柄表示手段43は1個の普通図柄を表示する
普通図柄表示部を有し、ゲート40を通過した遊技球が
検出されたとき、普通図柄表示部(可変表示装置)の表
示図柄が所定時間だけ変動し、遊技球のゲート40通過
時点において抽選された抽選用乱数値により決定される
停止図柄を表示して停止するようになっている。図柄始
動口37は、開閉自在な左右1対の開閉爪37aを備え
た電動式チューリップであり、第2図柄表示手段43の
変動後の停止図柄が当り図柄を表示した場合に、開閉爪
37aが所定時間だけ開放されて入賞し易くなってい
る。
【0053】開閉式入賞手段38は前方に開放可能な開
閉板38aを備え、第1図柄表示手段42の変動後の停
止図柄が「777」などの当り図柄のとき、「大当り」
と称する特別遊技が開始され、開閉板38aが前側に開
放される。この開閉式入賞手段38の内部に特定領域3
8bがあり、この特定領域38bを入賞球が通過する
と、特別遊技が継続される。ここで、特別遊技状態が遊
技者に有利な第1状態に相当する。
【0054】開閉式入賞手段38の開閉板38aが開放
された後、所定時間が経過し、又は所定数(例えば10
個)の遊技球が入賞して開閉板38aが閉じるときに、
遊技球が特定領域38bを通過していない場合には特別
遊技が終了するが、特定領域38bを通過していれば最
大で例えば16回まで特別遊技が継続され、遊技者に有
利な状態に制御される。
【0055】前枠24の裏側には、図12に示すよう
に、遊技盤25を裏側から押さえる裏機構板50が着脱
自在に装着され、この裏機構板50には開口部50aが
形成され、その上側に賞球タンク53と、これから延び
るタンクレール54とが設けられ、このタンクレール5
4に接続された払出手段55が裏機構板50の側部に設
けられ、裏機構板50の下側には払出手段(払出モー
タ)55に接続された通路ユニット56が設けられてい
る。払出手段55から払出された遊技球は通路ユニット
56を経由して上皿排出口28a(図9)から上皿8に
払出される。
【0056】裏機構板50の開口部50aには、遊技盤
25の裏側に装着された裏カバー57と、入賞手段37
〜39に入賞した遊技球を排出する入賞球排出樋(不図
示)とが夫々嵌合されている。この裏カバー57に装着
されたケース58の内部に主制御基板1が配設され、そ
の前側に図柄制御基板2が配設されている(図10)。
主制御基板1の下側で、裏カバー57に装着されたケー
ス61aの内部にランプ制御基板4が設けられ、このケ
ース61aに隣接するケース61bの内部に音声制御基
板3が設けられている。
【0057】これらケース61a,61bの下側で裏機
構板50に装着されたケース64の内部には、電源基板
6と払出制御基板5が夫々設けられている。この電源基
板6には、図12に示すように、電源スイッチ80と初
期化スイッチ85とが配置されている。これら両スイッ
チ80,85に対応する部位はケース64が切欠かれ、
両スイッチ80,85の各々を指で同時に操作可能にな
っている。
【0058】また、発射手段30の後側に装着されたケ
ース67の内部には、発射制御基板7が設けられてい
る。これら制御基板1〜7は夫々独立の基板であり、電
源基板6と発射制御基板7を除く制御基板1〜5には、
ワンチップマイコンを備えるコンピュータ回路が搭載さ
れており、主制御基板1と他の制御基板2〜5とは、複
数本の信号線でコネクタを介して電気的に接続されてい
る。
【0059】以上、本発明について具体的に説明した
が、具体的な記載内容は特に本発明を限定するものでは
ない。例えば、図4では、無効化処理としてスイッチ入
力をスキップする処理(ST34)を例示したが、極め
て短時間とはいえ他のスイッチ入力を無視することを避
ける趣旨から、特別図柄処理(ST38)において無効
化処理を実行しても良い。具体的には、図柄始動口の検
出スイッチがONであっても、タイマ変数TIMEがT
IME≠0の場合に乱数抽選処理をスキップすれば、有
効な不正遊技の対策となる。この場合には、図柄始動口
の検出スイッチがONであって、且つ、タイマ変数TI
ME=0の場合だけ大当りか否かの乱数抽選処理が行わ
れる。
【0060】また、信号始動口スイッチON所定の図7
における報知コマンドの送信処理(S6)は、ステップ
S10の直前にも設けても良い。この場合、2種類の報
知コマンドを用意し、ステップS6の報知コマンドでは
「CPUがリセットされたこと」を報知し、ステップS
10の直前の報知コマンドでは「停電からの復旧中であ
ること」を報知するのが好ましい。
【0061】この実施態様の場合、停電からの復旧時は
全遊技機から一斉に報知があるが、一方、違法回路によ
る電源断からの復旧時には特定の遊技機のみから報知が
発せられるので不正遊技者を直ちに特定することができ
る。この場合もホールコンピュータへの報知情報を送信
するのが好適である。
【0062】なお、本発明は、回胴式遊技機にも適用で
きる。この場合、抽選処理のスイッチ入力は、回胴表示
部(回転リールの表示部)の回転操作用レベーの操作を
検出するスイッチ入力となる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
大当り当選値を知られた場合でも不正遊技行為を未然に
排除できる遊技機を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るパチンコ機の全体構成を示すブロ
ック図である。
【図2】主制御基板の構成を示すブロック図である。
【図3】主制御基板におけるシステムリセット処理を示
すフローチャートである。
【図4】主制御基板におけるタイマ割込み処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】大当り用カウンタや当り用カウンタの更新処理
を示すフローチャートである。
【図6】主制御基板におけるMNI割込み処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】第2実施例に係るシステムリセット処理を示す
フローチャートである。
【図8】第2実施例に係るシステムリセット処理を示す
フローチャートである。
【図9】実施例に係るパチンコ機の斜視図である。
【図10】図7のパチンコ機の側面図である。
【図11】図7のパチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図12】図7のパチンコ機の背面図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技動作用のプログラムを記憶する記憶
    部と、前記プログラムを読み出して動作するCPUとを
    含み、遊技状態に関連して所定の検出を行うセンサから
    の検出信号に基づく乱数抽選により、遊技者に有利な利
    益状態を発生させるか否かの抽選処理を行う遊技機であ
    って、 動作中の前記CPUがリセットされた場合には、所定時
    間は前記検出信号に係わらず前記抽選処理を無効にする
    無効化手段を備えていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技動作用のプログラムを記憶する記憶
    部と、前記プログラムを読み出して動作するCPUとを
    含み、遊技状態に関連して所定の検出を行うセンサから
    の検出信号に基づく乱数抽選により、遊技者に有利な利
    益状態を発生させるか否かの抽選処理を行う遊技機であ
    って、 動作中の前記CPUがリセットされた場合には、その旨
    を外部に報知する異常報知手段を備えていることを特徴
    とする遊技機。
  3. 【請求項3】 前記乱数抽選処理は、所定の数値範囲内
    を循環動作しているメインカウンタの値によって抽選用
    乱数値を決定し、前記メインカウンタが前記数値範囲内
    を一回以上循環する毎に、サブカウンタの値に基づいて
    前記メインカウンタの初期値が変更されるようになって
    いる請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記抽選用乱数値は、前記検出信号の検
    出に起因して取得されたメインカウンタの値である請求
    項3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記無効化手段は、正規の電源リセット
    状態かその他のリセット状態かに係わらず、タイマ変数
    の初期値を変更する変更手段と、所定間隔で前記タイマ
    変数を更新し更新後の変数値に基づいて、その後の処理
    を決定する決定手段とを備えて構成されている請求項1
    〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記無効化手段は、正規の電源リセット
    状態かその他のリセット状態かを判定する第1手段と、
    その他のリセット状態であると判定された場合にはタイ
    マ変数の初期値を変更する第2手段と、所定間隔で前記
    タイマ変数を更新し更新後の変数値に基づいて、その後
    の処理を決定する第3手段とを備えて構成されている請
    求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記異常報知手段は、異常報知中は通常
    の遊技制御動作を停止している請求項2〜4の何れかに
    記載の遊技機。
JP2001346016A 2001-11-12 2001-11-12 遊技機 Expired - Fee Related JP3612053B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001346016A JP3612053B2 (ja) 2001-11-12 2001-11-12 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001346016A JP3612053B2 (ja) 2001-11-12 2001-11-12 遊技機

Related Child Applications (4)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004210985A Division JP4024235B2 (ja) 2004-07-20 2004-07-20 遊技機
JP2004210982A Division JP4024233B2 (ja) 2004-07-20 2004-07-20 遊技機
JP2004210984A Division JP4056501B2 (ja) 2004-07-20 2004-07-20 遊技機の異常リセット判定方法
JP2004210983A Division JP4024234B2 (ja) 2004-07-20 2004-07-20 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003144730A true JP2003144730A (ja) 2003-05-20
JP3612053B2 JP3612053B2 (ja) 2005-01-19

Family

ID=19159256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001346016A Expired - Fee Related JP3612053B2 (ja) 2001-11-12 2001-11-12 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3612053B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010148570A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2011015908A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Olympia:Kk 遊技機
JP2011104232A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Olympia:Kk 遊技機
JP2013198806A (ja) * 2013-07-10 2013-10-03 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2014239997A (ja) * 2014-09-01 2014-12-25 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010148570A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2011015908A (ja) * 2009-07-10 2011-01-27 Olympia:Kk 遊技機
JP2011104232A (ja) * 2009-11-20 2011-06-02 Olympia:Kk 遊技機
JP2013198806A (ja) * 2013-07-10 2013-10-03 Sankyo Co Ltd スロットマシン
JP2014239997A (ja) * 2014-09-01 2014-12-25 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3612053B2 (ja) 2005-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4112242B2 (ja) 遊技機
JP2008295492A (ja) 遊技機
JP4257660B2 (ja) 遊技機
JP4024235B2 (ja) 遊技機
JP4797286B2 (ja) 遊技機
JP2009153897A (ja) 遊技機
JP4414971B2 (ja) 遊技機
JP4405959B2 (ja) 遊技機
JP2003144730A (ja) 遊技機
JP4295770B2 (ja) 遊技機
JP4024233B2 (ja) 遊技機
JP3872696B2 (ja) 遊技機
JP3917389B2 (ja) 弾球遊技機
JP4056501B2 (ja) 遊技機の異常リセット判定方法
JP4024234B2 (ja) 遊技機
JP4295769B2 (ja) 遊技機
JP4649470B2 (ja) 遊技機
JP4383415B2 (ja) 遊技機
JP4688960B2 (ja) 遊技機
JP5341215B2 (ja) 遊技機
JP2003117124A (ja) 遊技機
JP4688961B2 (ja) 遊技機
JP3986046B2 (ja) 遊技機
JP5039179B2 (ja) 遊技機
JP4588107B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040806

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040921

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3612053

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071029

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111029

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111029

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121029

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees