JP4904139B2 - 光スイッチの光出力安定化方法および装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の光出力安定化装置の第1の実施形態の構成例を示す。
図1において、m本(mは2以上の整数)の光ファイバ伝送路からそれぞれ波長多重光信号S1〜Smが入力され、波長分波器11−1〜11−mでそれぞれ各波長の光信号に分波して光スイッチ10の各入力ポートに入力される。光スイッチ10は、光スイッチ制御回路13の制御により入出力ポート間で光信号をクロスコネクトする。光スイッチ10の出力ポートから出力される各波長のm組の光信号は、それぞれ対応する波長合波器12−1〜12−mで合波され、波長多重光信号S1〜Smが各光ファイバ伝送路にそれぞれ出力される。
図2において、光出力安定化装置16は、制御対象の出力ポートに対応する出力強度検出器15で検出される出力光強度を入力し、その出力光強度が安定するように光スイッチ10の対応するミラーの角度調整を行う制御信号を生成し、光スイッチ制御装置13に出力する出力光強度安定化動作を行う(S1)。この出力光強度安定化動作は、出力光強度が所定の範囲に安定化するまで所定の周期で繰り返し行われるが、その間に出力光強度変動周波数を測定し(S2)、出力光強度変動周波数が出力光強度安定化動作に伴う正常値の範囲を逸脱し、安定化制御が困難な異常値であるか否かを判断する(S3)。
図3は、本発明の光出力安定化装置の第2の実施形態の構成例を示す。本実施形態は、第1の実施形態の構成において、出力光強度変動周波数が異常値を示す要因が入力信号光強度の変動にあるのか、光スイッチ内で発生しているのかを切り分けるために、出力光強度安定化動作の停止中に入力信号光の波長と異なる波長の制御光を光スイッチに入力し、制御光の出力光強度をモニタするようにしたものである。
図4において、光出力安定化装置16は、制御対象の出力ポートに対応する出力強度検出器15で検出される出力光強度を入力し、その出力光強度が安定するように光スイッチ10の対応するミラーの角度調整を行う制御信号を生成し、光スイッチ制御装置13に出力する出力光強度安定化動作を行う(S1)。この出力光強度安定化動作は、出力光強度が所定の範囲に安定化するまで所定の周期で繰り返し行われるが、その間に出力光強度変動周波数を測定し(S2)、出力光強度変動周波数が出力光強度安定化動作に伴う正常値の範囲を逸脱し、安定化制御が困難な異常値であるか否かを判断する(S3)。以上の動作中は制御光はオフとなっている。
図5は、本発明の光出力安定化装置の第3の実施形態の構成例を示す。本実施形態は、第2の実施形態の構成において、光スイッチ10でクロスコネクトされる波長と入出力ポートの対応関係が既知であることを前提に、波長可変の制御光を波長分波器11−1〜11−mの入力側から入力し、波長合波器12−1〜12−mの出力側から分岐した波長多重光信号を出力光強度検出器15に入力し、入力信号光または制御光の光強度をモニタする構成としたものである。ただし、波長分波器11−1〜11−mおよび波長合波器12−1〜12−mとして、例えば合分波波長に周回性のあるアレイ導波路回折格子フィルタ(AWG)を用い、その波長周期だけ離れた波長を入力信号光および制御光に割り当てるようにする。
図6は、本発明の光出力安定化装置の第4の実施形態の構成例を示す。本実施形態は、第3の実施形態の構成において、制御光用光源22を1つとし、1×mスイッチ23を用いて制御光を入力する入力ポートを選択する構成としたものである。
11 波長分波器
12 波長合波器
13 光スイッチ制御回路
14 光カプラ
15 出力光強度検出器
16 光出力安定化装置
21 波長合波器
22 制御光用光源
23 1×mスイッチ
Claims (6)
- 複数の入出力ポート間で、任意の入力ポートから入力した光ビームを複数のミラーによって連続的に反射させ、任意の出力ポートに出力する光スイッチに適用され、各出力ポートにおける出力光強度を測定し、各出力光強度に応じて各光ビームの経路にある複数のミラーの角度調整を行い、各出力ポートの出力光強度を安定化する光スイッチの光出力安定化装置において、
前記各出力ポートの出力光強度を測定し、前記複数のミラーの角度調整により各出力ポートの出力光強度を安定化する出力光強度安定化動作中に、その出力光強度の周期的な変動を表す前記出力光強度変動周波数を測定し、前記出力光強度変動周波数が出力光強度安定化動作に伴う正常値の範囲を超える異常値を示したときに、前記複数のミラーの角度調整により各出力ポートの出力光強度を安定化する出力光強度安定化動作を停止する構成である
ことを特徴とする光スイッチの光出力安定化装置。 - 請求項1に記載の光スイッチの光出力安定化装置において、
前記出力光強度安定化動作を停止した後に前記出力光強度変動周波数を測定し、その出力光強度変動周波数が前記正常値の範囲になったときに前記出力光強度安定化動作を再開する機能を含む
ことを特徴とする光スイッチの光出力安定化装置。 - 請求項1に記載の光スイッチの光出力安定化装置において、
前記光スイッチに入力する信号光の波長と異なる波長を有し、かつ光強度が一定の制御光を出力する制御光用光源と、前記制御光を前記光スイッチの各入力ポートに結合する手段とを備え、
前記出力光強度安定化動作を停止した後に前記制御光用光源を駆動して前記制御光を前記光スイッチに入力する制御を行うとともに、前記光スイッチの出力ポートにおける前記制御光の出力光強度変動周波数を測定し、その出力光強度変動周波数が前記異常値であれば前記出力光強度安定化動作を停止したままとし、その出力光強度変動周波数が正常値の範囲であれば、前記制御光用光源を停止するとともに前記出力光強度安定化動作の動作周期を変更して前記出力光強度安定化動作を再開する機能を含む
ことを特徴とする光スイッチの光出力安定化装置。 - 複数の入出力ポート間で、任意の入力ポートから入力した光ビームを複数のミラーによって連続的に反射させ、任意の出力ポートに出力する光スイッチに適用され、各出力ポートにおける出力光強度を測定し、各出力光強度に応じて各光ビームの経路にある複数のミラーの角度調整を行い、各出力ポートの出力光強度を安定化する光スイッチの光出力安定化方法において、
前記各出力ポートの出力光強度を測定し、前記複数のミラーの角度調整により各出力ポートの出力光強度を安定化する出力光強度安定化動作中に、その出力光強度の周期的な変動を表す前記出力光強度変動周波数を測定し、前記出力光強度変動周波数が出力光強度安定化動作に伴う正常値の範囲を超える異常値を示したときに、前記複数のミラーの角度調整により各出力ポートの出力光強度を安定化する出力光強度安定化動作を停止する処理を行う
ことを特徴とする光スイッチの光出力安定化方法。 - 請求項4に記載の光スイッチの光出力安定化方法において、
前記出力光強度安定化動作を停止した後に前記出力光強度変動周波数を測定し、その出力光強度変動周波数が前記正常値の範囲になったときに前記出力光強度安定化動作を再開する処理を行う
ことを特徴とする光スイッチの光出力安定化方法。 - 請求項4に記載の光スイッチの光出力安定化方法において、
前記光スイッチに入力する信号光の波長と異なる波長を有し、かつ光強度が一定の制御光を出力する制御光用光源と、前記制御光を前記光スイッチの各入力ポートに結合する手段を用い、
前記出力光強度安定化動作を停止した後に前記制御光用光源を駆動して前記制御光を前記光スイッチに入力する制御を行うとともに、前記光スイッチの出力ポートにおける前記制御光の出力光強度変動周波数を測定し、その出力光強度変動周波数が前記異常値であれば前記出力光強度安定化動作を停止したままとし、その出力光強度変動周波数が正常値の範囲であれば、前記制御光用光源を停止するとともに前記出力光強度安定化動作の動作周期を変更して前記出力光強度安定化動作を再開する処理を行う
ことを特徴とする光スイッチの光出力安定化方法。
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