JP4903542B2 - ガラスセラミック - Google Patents

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Description

この発明は、熱安定性と化学的安定性とにすぐれていることを特徴とするガラスセラミックであって、とくにGaAsのような半導体材料で被覆するための基質として、又は光学部品の基質とするに適したガラスセラミックに関するものである。
被覆処理に用いられる基質材料は、厳格な要件を満たすものでなければならない。基質の表面に何等かの凹凸があると、その凹凸はその上に塗布されるどのような被覆物にも現れることとなるから、基質の表面は粗さについて最も厳格な要件を満たさなければならない。温度変化による脱離を避けるために、基質の熱膨張は塗布される被覆物に適したものでなければならない。被覆処理によっては、少なくとも800℃又はそれ以上の高い熱安定性が必要とされる。また、特定の用途では基質の透明性が望まれる。多くの場合、基質の透明度が高いと、例えば品質検査の実施がより容易となる。また、基質はその中で或る量の光を散乱することが必要とされることがある。これは、光電池の分野において、例えば太陽電池において、光の通路を特に塗布された光の散乱層によって延長することができるという点で必要とされる。基質を完全に綺麗にするために、基質は洗剤に対して充分な耐薬品性を持つことが必要とされる。さらに、基質材料は安価で、意のままに選ぶことができる大きさで製造できるものでなければならない。従来の基質材料は、上記の要件を適当に満たすことのできない場合が多い。ガラスを使用すると、高温の設備が必要なために、選択権のないことが多いが、これに反してセラミックは表面特性と成形特性の点で欠点を持っている。単結晶は技術的に見る限りでは理想的な解決を与えることが多いが、一般に製造が高価となるため、限られた大きさで得られるに過ぎない。
ガラスセラミックはガラスに比べて熱安定性にすぐれており、ガラスセラミックを透明に製造できる可能性と同様に、ガラスの製造で知られている成形選択の多様性のために、ガラスに代わる物として適している。
下記特許文献1によって、35から60重量%のSiO2 、4以上から10重量%までのB2 3 、0から10重量%までのP25 、16.5から40重量%までのAl23 、1から10重量%までのTiO2 、0から8重量%までのTa25 、0から6重量%までのY23 、1から10重量%までのZrO2 、6から20重量%までのMgO、0から10重量%までのCaO、0から4重量%までのSrO、0から8重量%までのBaO、0から4重量%までのZnOを含むガラスセラミックが知られており、その場合SnO2 とCeO2 の合計含有量は0から4重量%までであり、その場合SO4 2 - とCl- との合計含有量は0から4重量%までであり、またその場合SnO2 、CeO2 、SO4 2 - とCl- との合計含有量は0.01と4重量%との間にある。このガラスセラミックは、とくにフロートガラス方法によって製造するに適している。これは4×10- 6 /Kの間の範囲内にある熱膨張係数を持ち、従って、例えばシリコン(熱膨張係数が3.7×10- 6 /K)の基質材料として適している。
しかし、GaAs又は他のIII/V半導体のような多くの技術的に適した半導体は、例えば5から8×10- 6 /Kまでの範囲内の非常に大きな熱膨張係数を持っている。従って公知の基質はそのような半導体にはとくに適していない。
光学機器の分野で用いられる基質の場合には、上に述べた特性のほかに光学的透明性、とくにアッベ線図と屈折率における光学的性質を含むその他の光学的性質が必要とされる。
10から50重量%までのSiO2 、5から35重量%までのB23 、25から75重量%までのP25 からなるガラスセラミックであって、そのうちSiO2 、P25 とB23 との合計含有量が90重量%より多いガラスセラミックは、下記特許文献2により公知である。また、このガラスセラミックは、Li2 O、Na2 O、MgO、CaO、SrO、BaO、CdO、ZnO及びSnO2 からなる群の中の少なくとも1つの酸化物を10重量%まで含むことができ、その場合どの1つの成分の量も5%を越えることができない。このガラスセラミックはその主な結晶相としてBPO4 を持っている。その熱安定性は約1100℃までに及ぶものとして特定され、その熱膨張係数は4.5と6.5×10- 6 /Kの間にある。
しかし、このガラスセラミックには、酸及び/又はアルカリに対して充分な化学的抵抗性がない、という1つの欠点のあることが見出された。この性質は、清浄工程でガラスセラミックの表面が侵蝕されるので、ガラスセラミックの実際の使用と両立しない。この問題を解決する1つの方法は、ガラスセラミック中のシリコンの量を増加させることである。しかし、この選択は出発ガラスが経済的に関心のある温度(1650℃以下)で溶融可能でなければならない、ということによって制限されるが、その溶融可能性はシリコン含有量が50%より少ないことを必要とするからである。
主要な結晶相としてBPO4 を持ち、50から65重量%までのSiO2 を含んでいる1つの材料が、下記特許文献3によって公知であるが、この場合成形は溶融温度が高いために焼結によって行われる。しかし、このことはこの場合、その製品の成形、透明性及び表面品質の点で欠点となる。
主な結晶成分としてBPO4 を含むもう1つの焼結材料が、下記特許文献4によって公知であるが、成形が粉末技術によって行われるので、その材料は上に記載したと同じ欠点を持つこととなる。
米国特許出願公開第2005/0096208号明細書 米国特許第4,576,920号明細書 米国特許第4,833,104号明細書 特開平04−160054号公報
従って、この発明は、溶融技術を使用して製造できて充分な化学的及び熱安定性を持ったガラスセラミックであって、その熱膨張係数がとくに現代の半導体材料の熱膨張係数の広い限定内にあるように適合させることができるようなセラミック材料を創造することを目的とするものである。
もう1つの目的は、そのようなガラスセラミックを製造するため、及びそのようなガラスセラミックを有利に使用するための適当な方法を特定することである。
この目的は、この発明に従って、次の組成(重量%)を持ったガラスセラミックにより達成される、
SiO2 10−50
23 5−40
25 25−75
清澄剤 ≦5
不純物 ≦1
M32 3 、M525 及びM4O2 の群から選ばれた少なくとも1つの成分が0.1−10重量%、
ここで、M3はランタノイド、イットリウム、鉄、アルミニウム、ガリウム、インジウム及びタリウムの群から選ばれた1つの元素であり、ここで、M5はバナジウム、ニオブ及びタンタルの群から選ばれた1つの元素であり、ここで、M4はチタン、ジルコニウム、ハフニウム及びセリウムの群から選ばれた1つの元素である。
方法に関するこの発明は、ガラスセラミックを製造するための方法を完成させることを目的とし、その方法では次の組成(重量%)を持った基材ガラスを最初に溶融し、
SiO2 10−50
23 5−40
25 25−75
清澄剤 <5
不純物 <1
M323 、M525 及びM4O2 の群から選ばれた少なくとも1つの成分が0.1−10重量%、
その場合、M3はランタノイド、イットリウム、鉄、アルミニウム、ガリウム、インジウム及びタリウムの群から選ばれた1つの元素であり、その場合、M5はバナジウム、ニオブ及びタンタルの群から選ばれた1つの元素であり、その場合、M4はチタン、ジルコニウム、ハフニウム及びセリウムの群から選ばれた1つの元素であって、
その後主としてBPO4 からなる結晶相が生成するまで、上記基材ガラスをセラミック化にするための熱処理に付する。
この発明のガラスセラミックは少なくとも800℃までの温度に耐えるが、約1200℃までの温度に耐えることのできる被覆用の基質とするに適していて有利である。
ここでは、この基質の熱膨張を種々の被覆物に適合させることができるので、この基質は明らかに有利に半導体材料で被覆するのにとくに適している。
また、この発明に係るガラスセラミックは、GaAsで被覆するのに適しており、従って太陽電池の製造に使用することができて有利である。
この発明に係るガラスセラミックと、そのようなガラスセラミックを製造する方法とは、熱膨張が(20から700℃までの温度範囲内で)、4.5から8.5×10- 5 /Kの範囲内にあるように調整されたガラスセラミックで、その熱膨張係数を現在の半導体基質の熱膨張係数にまで大きくすることができ、同時に良好な化学的安定性とともに、少なくとも800℃の高い熱安定性を持ったガラスセラミックを提供するものである。このガラスセラミックの化学的安定性と熱安定性とは、(Al23 、La23 、Nd23 、Nb25 、Ta25 のような)3価又は5価の酸化物、又は(例えば、チタン及びジルコニウムのような)4価の遷移金属の酸化物を添加することによって、著しく改良することができるということが見出された。同時に、例えば半導体被覆用又は光学部品用の基質として、多くの用途にその材料が理想的に適したものとなるように、その熱膨張と透明性とを広い範囲内で変更することができる。
この出願で意味しているガラスセラミックは、溶融技術で製造されるガラスで始まり、制御された方法で部分的に結晶性のガラス体に変えられる材料である、と理解すべきである。焼結方法によって作られる同様な組成の材料は、この定義に含まれない。
この発明に係るガラスセラミックはAs23 、Sb2 3 のような普通の清澄剤及び融剤を5重量%まで、好ましくは3重量%までの通常の量だけ含むことができる。通常の技術的原料に伴なって混入される他の不純物は、1重量%を越えてはならず、好ましくは0.5重量%を越えてはならない。
この発明に係るガラスセラミックは圧倒的にBPO4 からなる結晶相を持ち、好ましくは少なくとも90%までのBPO4 からなる結晶相を持ち、その場合BPO4 は結晶相だけであることが好ましい。
もう1つの有利な構成では、この発明に係るガラスセラミックは、M323 、M525 及びM4O2 の群から選ばれた少なくとも1つの成分を、少なくとも0.5重量%含んでいる。
しかし、少なくとも1重量%のM323 、M525 及び/又はM4O2 を添加することが好ましい。
M323 、M525 及びM4O2 の群から選ばれた成分の合計量は多くて5重量%で、且つ各1つの成分の量が多くて3重量%であることが好ましい。
とくに良好な化学的安定性がこれらの特徴によって達成される。
この発明の別の構成によれば、成分P25 とB23 とは1:1と1:2との間のモル比で含まれている。
このガラスセラミック中に含まれている燐は、結晶相の内部に圧倒的に結合されている。
この発明の別の構成によると、このガラスセラミックはアルカリ金属酸化物が実質的に含まれていなくて、そこではアルカリ金属酸化物の全含有量が多くて1重量%であることが好ましく、また多くて0.5重量%であることが好ましい。
アルカリが殆ど完全に含まれていないために、半導体被覆材料中にアルカリが拡散するために生じる不利な性質が回避される。アルカリの拡散は、一般に(例えばアルカリ性炭酸塩の生成に起因する)層の腐食、ブルーム及び分離と関連する。半導体材料の電子帯域構造がまたアルカリによって妨げられて危険となる。
この発明に係るガラスセラミックは、少なくとも800℃まで、好ましくは少なくとも約1200℃までも熱的に安定である。
この発明に係るガラスセラミックは、セラミック化のプログラムを適当に選択することによって透明、半透明又は不透明の材料として製造することができる。
さらに、この発明に係るガラスセラミックは、光学的に透明であるように製造することができ、その場合(380nm−780nm)の可視光線スペクトルにわたって少なくとも50%又はそれ以上の透明性を達成することができる。
この発明の別の構成によれば、このガラスセラミックはその透明性を損なわれることなく、少なくとも800℃まで、好ましくは980℃まで熱的に安定である。
これらの性質は、とくに光学的性質が特別の役割を果たす時にとくに有利である。
そのような透明なガラスセラミックは、1.5と1.6との間の屈折率nd を持ち、65と68との間のアッベ数νd を持っていることを特徴とするものである。
この発明に係るガラスセラミックの化学的安定性は、主な結晶相としてBPO4 を持つ従来のガラスセラミックに比べて著しく改良されている。
この発明に係るガラスセラミックの耐酸性は、DIN 12116により測定された重量損失で定義すると、多くて15mg/dm2 であり、好ましくは多くて12mg/dm2 である。
この発明に係るガラスセラミックの耐アルカリ性は、DIN/ISO 695により測定された重量損失で定義すると、多くて350mg/dm2 であり、好ましくは多くて300mg/dm2 である。
この発明に係るガラスセラミックの別の利点は、その低い誘電率(1MHzでε<4.5)である。これは、電子部品用の基質として使用するときに有利である。
表1に特定した組成の各種のガラスを溶融し、白金坩堝中で1650と1680℃の間の温度で均質化した。このガラス溶融物を平らな塊に成形し、それぞれのガラスの変態温度以上約10から20Kの温度で熱的に緩和し、徐々に室温まで冷却した。その後、各ガラスについてDTA(示差熱分析)測定を行った。ガラスのDTA曲線は800から950℃までのところに唯一つの発熱のピークを示し、これはBPO4 の結晶化を反映するものである。その他の結晶相の生成を示す他のピークは検出されなかった。
ガラスセラミックへ変態させるために、ガラスを5K/分の加熱速度で結晶化温度まで加熱し、2時間その温度に維持し、その後冷却した。
当業者によく知られているセラミック化方法の使用による温度勾配の中で、透明なガラスセラミックを製造するための理想的な結晶化温度を決定した。
各種のガラスについて、20℃と700℃との間の範囲内の熱膨張、(資料厚み4mmの場合の)可視光線に対する透明度τv i s 、屈折率nd 、アッベ数νd 並びに酸(DIN 12116)及びアルカリ(DIN/ISO 695)に対する耐薬品性を決定した。その結果を表1に示す。
Figure 0004903542
この発明に属しなくて、金属酸化物が添加されていない比較例6に比べると、実施例1−5は明らかに耐薬品性が改良されている。
実施例1は、La2 3 の添加による積極的な効果を示し、La23 はとくにNaOH水溶液に対する耐薬品性を顕著に改良した結果をもたらしている。Nb25 (実施例2)の添加は、これに対して耐酸性の実質的な改良を示している。
実施例3と4とで適用したように、Al23 とZrO2 の添加は、ガラスセラミックの熱安定性を向上させている。このことは、例えば結晶化のピークが起こる温度の上昇に認められる。種々のセラミック化温度を伴なった実験は、透明なガラスセラミックの最高適用温度がDTAピークの位置と直接に関連していることを示している。一般的に述べると、透明なガラスセラミックを製造しようとする場合には、ピーク温度のあたり約30℃の範囲内でセラミック化温度を選ぶことができる。この範囲以下では、経済的に引き合う時間内でBPO4 の完全な結晶化は起こらないが、他方、結晶化温度の上限はガラスセラミックが不透明になることによって限定される。種々のセラミック化時間を伴なった実験は、完全なセラミック化(即ち、できるだけ大量のBPO4 の結晶相が分離されたとき)が既に2時間後に起きていることを示している。従って、結晶相と残留ガラス相との比率に対して、さらに長いセラミック化時間はそれ以上影響を与えない。
とくに良好な耐薬品性が実施例5で得られている。これはTiO2 の添加によるものである。
適用できる最高温度は、約1200℃までの値にまで上昇させることができるが、少なくともセラミック化温度と同じ高さの温度である。

Claims (23)

  1. 次の組成物(重量%)を溶融することによって作られたガラスセラミック、
    SiO10−50
    5−40
    25−75
    清澄剤 ≦5
    不純物 ≦1
    M3Nb 及びM4Oの群から選ばれた少なくとも1つの成分が0.1−10重量%、
    ここで、M3はランタノイド及びアルミニウムの群から選ばれた1つの元素であり、ここで、M4はチタン及びジルコニウムの群から選ばれた1つの元素である。
  2. 圧倒的にBPOからなる結晶相を持った請求項1に記載のガラスセラミック。
  3. M3Nb 及びM4Oの群から選ばれた少なくとも1つの成分を少なくとも0.5重量%含んでいる、請求項1又は2に記載のガラスセラミック。
  4. M3Nb 及びM4Oの群から選ばれた少なくとも1つの成分を少なくとも1重量%含んでいる、請求項1−3の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  5. M3Nb 及びM4Oの群から選ばれた成分の合計量が多くて5重量%である、請求項1−4の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  6. M3Nb 及びM4Oの群から選ばれたそれぞれ1つの成分を多くて5重量%含んでいる、請求項1−5の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  7. 成分のPとBが1:1と1:2の間のモル比で含まれている、請求項1−6の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  8. アルカリ金属の酸化物を実質的に含まない、請求項1−7の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  9. 20℃と700℃との間の温度範囲内で、4.5から8.5×10−6/Kまでの熱膨張係数を持っている、請求項1−8の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  10. 少なくとも800℃まで熱に対して安定である、請求項1−9の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  11. 光学的に透明であって、好ましくは可視光線(380nm−780nm)に対し少なくとも50%の透明度を持っている、請求項1−10の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  12. 明度を損なわないで少なくとも800℃まで熱に対して安定である、請求項1−11の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  13. 1.5と1.6との間の屈折率nを持っている、請求項11又は12に記載のガラスセラミック。
  14. 65と80との間のアッベ数νを持っている、請求項11−13の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  15. DIN 12116による重量減が多くて15mg/dm耐酸性を持った、請求項1−14の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  16. DIN/ISO 695による重量減が多くて350mg/dm耐アルカリ性を持った、請求項1−15の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
  17. 下記の組成(重量%)を持ったガラス基材を最初に溶融し、その後圧倒的にBPOからなる結晶相が生成されるまで、セラミック化のために上記ガラス基材を熱処理に付する、ガラスセラミックの製造方法、
    SiO10−50
    5−40
    25−75
    清澄剤 ≦5
    不純物 ≦1
    M3Nb 及びM4Oの群から選ばれた少なくとも1つの成分が0.1−10重量%、
    ここで、M3はランタノイド及びアルミニウムの群から選ばれた1つの元素であり、ここで、M4はチタン及びジルコニウムの群から選ばれた1つの元素である。
  18. 好ましくは少なくとも800℃までの温度に耐える被覆用基質としての、請求項1−16の何れか1つの項に記載のガラスセラミックの使用。
  19. 基質の熱膨張が被覆材の熱膨張に適合している、請求項18に記載の使用。
  20. 半導体材料で被覆するための基質としての請求項18又は19に記載のガラスセラミックの使用。
  21. 請求項1−16の何れか1つの項に記載のガラスセラミックで作られた少なくとも1つの基質を持っている、半導体部品、光電池部品及び光学部品の群から選ばれた部品。
  22. 請求項1−16の何れか1つの項に記載のガラスセラミックで作られた少なくとも1つの基質を持ち、その基質を半導体部品で被覆するか、又は光学部品に付加して、半導体部品、光電池部品及び光学部品の群から選ばれた部品を製造する方法。
  23. アルカリ金属の酸化物の全含有量が最大0.5重量%である、請求項1−16の何れか1つの項に記載のガラスセラミック。
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