JP4901379B2 - 定量注出容器 - Google Patents

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Description

この発明は、液体の医薬品や化粧品、食品その他の流動性材料を収容し、収容物を注出可能な定量注出容器に関する。
従来、液体の医薬品や化粧品、食品その他の流動性材料を収容する定量注出容器がある。この定量注出容器は、一回の使用量を計量して一定化するものであり、例えば上端に筒状の取出口を有する容器本体と、この取出口に密着して取り付けられた計量部材と、計量部材の内側に設けられ一定ストロークで移動する弁部材が取り付けられている。計量部材には、容器本体に連通する注入口と、外部に連通する注出口が設けられ、弁部材は注入口と注出口を選択的に密閉するものである。
また、特許文献1〜3に開示されているように、一定量を計量して薬剤等を塗布する計量式塗布容器も提案されている。
特開2002−193302号公報 特開2002−225905号公報 特開2006−123916号公報
上記従来の技術の場合、いずれも計量部分及び弁部分の構造が複雑であり、部品の組立工数が多く、製造効率が良くなくコストも掛かるものであった。
この発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で計量操作が容易であり、先端部を押すことにより確実に定量を注出することができる定量注出容器を提供することを目的とする。
本発明は、一端部に取出口が形成された容器本体と、前記容器本体の取出口の内周面に取り付けられこの取出口を塞ぐ仕切壁部と前記仕切壁部に形成された注入口と前記注入口の中心に設けられ前記容器本体の外側に延出する第一支持軸が設けられた中栓受け部と、前記容器本体の取出口の外周面に取り付けられこの取出口に連通する計量部とこの計量部に形成された注出口を有する中栓カップと、前記中栓受け部の前記注入口を外側から閉鎖する注入弁と前記計量部の注出口を内側から閉鎖する注出弁を有し前記中栓受け部の前記第一支持軸に摺動可能に嵌合された第二支持軸が設けられた中栓部材と、前記中栓部材を前記容器本体外側方向に付勢する付勢部材が設けられている定量注出容器である。前記中栓部材は前記付勢部材により外側に付勢されて注入弁が開き注出弁が閉じた計量状態となり、前記中栓部材を押圧することにより前記付勢部材が圧縮変形して注入弁が閉じ注出弁が開いた注出状態となり、前記計量状態と前記注出状態を択一的に且つほぼ同時に切り替え可能に設けられている。
さらに、前記中栓部材は、前記第二支持軸が前記注出弁の上方に延出し前記中栓カップの注出口に僅かなゆとりを有して外側に突出し上端に形成された押圧板と、前記押圧板の上面に形成された押圧操作部と、前記押圧板の下面に形成され前記押圧操作部とは別に形成され前記押圧板の周縁部に連通する横溝と、前記横溝に連通し前記第二支持軸の側面に形成され前記中栓カップの注出口の径より内周に入り込んだ縦溝が設けられている。互いに連通する前記横溝と前記縦溝は、前記押圧板の周縁部の互いに対向する2箇所に配置され、一方が前記容器本体に収容された収容物の取出口となり、他方が通気部となる。
また、前記中栓部材は、前記注出弁の上面に設けられ前記中栓カップの注出口に僅かなゆとりを有して挿通されて外側に突出した押圧操作部と、前記押圧操作部の側面に形成され前記中栓カップの注出口の径より内周に入り込んだ縦溝が設けられている。前記押圧操作部の先端の外周部分は、面取りまたはR付けされている。
また本発明は、一端部に取出口が形成された容器本体と、前記容器本体の取出口の内周面に取り付けられこの取出口を塞ぐ仕切壁部と前記仕切壁部に形成された注入口と前記注入口の中心に設けられ前記容器本体の外側に延出する第一支持軸が設けられた中栓受け部と、前記容器本体の取出口の外周面に取り付けられこの取出口に連通する計量部とこの計量部に形成された注出口を有する中栓カップと、前記中栓受け部の前記注入口を外側から閉鎖する注入弁と前記計量部の注出口を内側から閉鎖する注出弁を有し前記中栓受け部の前記第一支持軸に摺動可能に嵌合された第二支持軸が設けられた中栓部材と、前記中栓部材を前記容器本体外側方向に付勢し、前記容器本体内に内容液を収容した状態で前記容器本体を上方へ押し上げ可能な付勢部材が設けられ、前記中栓部材は、前記付勢部材により外側に付勢されて注入弁が開き注出弁が閉じた計量状態となり、前記中栓部材を押圧することにより前記付勢部材が圧縮変形して注入弁が閉じ注出弁が開いた注出状態となり、前記計量状態と前記注出状態を択一的に且つほぼ同時に切り替え可能に設けられ、前記定量注出容器の容器本体を倒立させた状態で保持するスタンドが設けられ、前記スタンドには、前記中栓カップを上下方向に摺動可能に保持する保持部と、前記中栓本体が当接する底部と、前記中栓カップの注出口に対向する取出口と、前記保持部を保持して立設する脚部が設けられている定量注出容器である。前記定量注出容器を前記スタンドに保持しているときは計量状態となり、前記容器本体を上から押すと前記中栓本体が押し込まれて注出状態となる。
また、前記中栓部材の前記注出弁には、前記中栓カップの前記計量部の注出口と接触する部分に柔軟な弾性体が設けられている。この弾性体は、例えばOリングである。
本発明の定量注出容器は、簡単な構造で計量操作が容易であり、収容物を正確に計量して確実に取り出すことができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1〜図4はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の定量注出容器10は、有底筒状の容器本体12を有し、容器本体12は比較的硬い不透明な合成樹脂で作られている。容器本体12の上端部には、径が小さい円筒状の取出口14が一体に形成され、取出口14の外側面には、雄ネジ16が形成されている。
取出口14の内周面には、不透明な合成樹脂で作られた中栓受け部18が嵌合されて取り付けられている。中栓受け部18には、取出口14の内側に嵌合される円筒状の取付部20が設けられ、取付部20の外周面の途中には、取出口14の上端部に当接するフランジ部22が一周して一体に形成されている。
中栓受け部18には、取付部20のフランジ部22の位置の内周面に、取付部20の内側に延出し中栓受け部18内を仕切る仕切壁部24が一体に形成されている。仕切壁部24は、中心に近づくにつれて容器本体12側へ向かう傾斜が設けられている。仕切壁部24の中心には、透孔である注入口26が形成され、注入口26の内周面は、容器本体12側とは反対側の角部が、後述する中栓部材44が容易に嵌合密着するように角が傾斜面で面取りされている。仕切壁部24には、注入口26の中心を通る半径方向に板状の連結部28が設けられている。連結部28は、仕切壁部24よりも容器本体12内側に延出し、取付部20の下端部付近に達する細長いコの字形に形成されている。連結部28のコの字形の底部分中心には、円筒形の第一支持軸30が一体に設けられている。第一支持軸30は、取付部20の挿通方向に対してほぼ平行に、容器本体12と反対側へ向かって設けられ、第一支持軸30の先端は仕切壁部24の注入口26を通過して取付部20よりも僅かに上方に達している。
取出口14の外周面には、合成樹脂で作られた中栓カップ32が取り付けられている。中栓カップ32には、取出口14の外側を覆う円筒状の側面部34が設けられ、側面部34の内周面には取出口14の雄ネジ16に螺合される雌ねじ36が形成されている。側面部34の上端部には、フランジ部22を押さえるために径が細くなる段部38が一周して設けられ、段部38に連続して円筒状の計量部40が形成されている。計量部40は、円筒形の側面40aと側面40aの上端を閉鎖する上面40bが設けられ、上面40bの中心には、後述する中栓部材44が挿通される注出口42が形成されている。なお、中栓カップ32は、計量部40の中の収容物が視認可能な、透明な樹脂で形成されている。
計量部40の注出口42には、中栓部材44が挿通している。中栓部材44は、中栓カップ32の外側に位置し中栓カップ32の計量部40上面40bに対してほぼ平行な円形の押圧操作部である押圧板46を有し、押圧板46の上面46aには、押圧板46の円周に沿う略U字形の操作用突起48が一体に設けられている。押圧板46の下面46b中心には、押圧板46に対して略直角に容器本体12へ向かって延出する円柱形の第二支持軸56が設けられている。
押圧板46の下面46bには、溝部50が設けられている。溝部50は、操作用突起48のU字形の中心部分と途切れた部分の2箇所に設けられ、押圧板46の半径方向に沿って周縁部に連通して形成された横溝50aと、横溝50aに連通し第二支持軸56の側面を第二支持軸56の長手方向に沿って中栓カップ32の内側に向かって形成された縦溝50bが設けられている。押圧板46の、操作用突起48のU字形の中心部分に対向する周縁部には、半径方向に突出するコの字形の取出口52が横溝50aに連通して設けられている。ここで、取出口52は、容器本体12に収容されている収容物である薬液が注出されるところであり、他の操作用突起48の途切れた部分の横溝50aは、薬液が注出されるときに空気が流入する通気部54となる。 第二支持軸56の下端は、中栓受け部18の第一支持軸30の途中に達し、第二支持軸56の内側には第一支持軸30が摺動可能に嵌合される円筒形の収容空間58が同心円筒状に設けられている。第二支持軸56の下端の側周面には、中栓受け部18の仕切壁部24の注入口26を閉鎖する円板状の注入弁60が設けられている。注入弁60の、押圧板46と反対側の下面60aには、注入弁60の周縁部に沿って、下面60aからほぼ直角に立ち上がる側壁60bが一周して設けられその内側が凹部となっている。
第二支持軸56の途中には、中栓カップ32の計量部40に形成された注出口42を閉鎖する円板状の注出弁62が設けられている。注出弁62の側周面にはOリング溝62aが一周して形成され、Oリング64が取り付けられている。側周面のOリング溝62aは、Oリング64よりも容器本体12側の部分が注出口42よりも少し大きい円形で形成され、注出口42の計量部40内側の周縁部に当接し、注出弁62が外側へ突出することがないようにしている。
中栓受け部18の第一支持軸30の周囲には、スプリング66が設けられている。スプリング66は、金属製の圧縮コイルバネである。スプリング66の一端部は、中栓部材44の注入弁60下面60aに当接し、他方の端部は中栓受け部18のコ字型の連結部28の底部に当接している。なお、中栓受け部18の外側には、図示しないキャップが着脱可能に設けられ中栓部材44を覆ってもよい。
次に、この実施形態の定量注出容器10の使用方法について説明する。中栓受け部18の第一支持軸30にスプリング66を入れ、中栓カップ32を被せて係合させる。そしてあらかじめOリング64をセットした中栓部材44を注入口42から圧入して中栓を組み立てる。次に、うがい薬等の薬液を収容した容器本体12の取出口14の雄ネジ16に、組み立てた中栓カップ32を螺合して取り付ける。このとき、中栓部材44はスプリング66に押し上げられ、中栓部材44の注出弁62が中栓カップ32の計量部40注出口42に当接し、Oリング64が注出口42の内周面に密着して閉鎖し液漏れを防ぐ。なお、この状態で、中栓部材44の注入弁60は、中栓受け部18の注入口26から離れて位置し、容器本体12内と計量部40内が連通する計量状態にある。
容器本体12から収容物である薬液を取り出して使用するときは、まず容器本体12を逆さまにする。すると、容器本体12内の薬液が中栓受け部18の注入口26を通過して計量部40に流れ込んで満たされる。そして薬液を取り出して入れる所望の器に、中栓部材44の取出口52が向くように保持し、中栓部材44の操作用突起48を押し下げてスプリング66を弾性変形させ、中栓部材44の注入弁60を中栓受け部18の注入口26に密着して閉鎖する。このとき、中栓部材44の押圧板46は、中栓カップ32の注出口42に当接するが、押圧板46の下面46bには溝部50が設けられているため、取出口52と通気部54が確保され、注出状態となる。そして、計量部40内に計量された薬液が、取出口52から注出され、所望の器に取り出される。このとき、注入弁60は注入口26に当接し閉鎖しているため、容器本体12内の薬液が余分に注出されることがない。使用後は、容器本体12を元の向きに戻し、保管する。
この実施形態の定量注出容器10は、簡単な構造と簡単な操作で、確実に一定量の薬液を計量して注出し、正確に使用することができる。計量操作は、容器本体12を逆さまにして中栓部材44の押圧板46を押す簡単な操作で、正確に計量した薬液を取り出すことができ、器に直接取り出すことができ、手軽に短時間で一定量を取り出すことができる。計量した薬液の量が注出操作中に変化することが無く、正確に計量することができる。また、薬液を取り出すときは中栓部材44の押圧板46を押すとほぼ同時に注出するため、使い方が分かりやすく、誰にでも簡単に操作することができる。中栓部材44はスプリング66により常に注出弁62が閉じた状態を保持しているので、キャップを閉めなくても注出することが無く、確実に閉鎖される。押圧板46には、操作用突起48が設けられているため、容器本体12を持ったまま指で押圧板46を押すだけで簡単に操作することができる。また、取出口52が外周方向に突出しており、この方向に向かって薬液が注出されるので、薬液が押圧板46に付着することが無く衛生的であり、また、注出する方向が分かりやすく使用しやすい。取出口52と通気部54が対向しているので、容器本体12を傾けたときに高低差による差圧が発生して効率よく注出できる。注出弁62にはOリング64が設けられているため、注出弁62の摺動抵抗を小さくし、かつ確実な密閉性を得ることができるため、キャップが不要となる。キャップの着脱が不要になると、操作も容易になる。中栓部材44を突出方向に付勢したスプリング66は、不透明な中栓受け部18内に位置し、第一支持軸30に挿通されているので、外部から見えにくく、外観がきれいである。
次にこの発明の第二実施形態について図5〜図7に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。図5〜図7はこの発明の第二実施形態を示すもので、この実施形態の定量注出容器68は、有底筒状の容器本体12を有し、容器本体12の上端部には、取出口14が一体に形成され、取出口14の外側面には雄ネジ16が形成されている。雄ネジ16の上方には、取出口14周縁部に沿って後述する中栓カップ72が係止される凹部69が一周して設けられている。
取出口14の内周面には、合成樹脂で作られた中栓受け部70が嵌合されて取り付けられている。中栓受け部70には、取出口14の内側に嵌合される取付部20が設けられ、取付部20の外周面の途中にはフランジ部22が一周して一体に形成されている。取付部20の、フランジ部22の位置の内周面には、仕切壁部24が形成され、仕切壁部24の中心には注入口26が形成されている。注入口26の内周面には、容器本体12と反対側の約半分の幅に、後述する中栓部材86の第二支持軸88が密着する段部27が一周して形成されている。切壁部24には、注入口26の中心を通る連結部28が設けられ、連結部28には、円筒形の第一支持軸30が一体に設けられている。
取出口14の外周面には、合成樹脂で作られた透明な中栓カップ72が取り付けられている。中栓カップ72には、取出口14の上部分の外側を覆う円筒状の側面部74が設けられ、側面部74の内周面には、取出口14外周の凹部69に嵌合される凸部76が一周して設けられている。側面部74の上端部には、フランジ部22をおさえるための径が細くなる段部78が一周して設けられ、段部78に連続して円筒状の計量部80が形成されている。計量部80は、円筒形の側面80aと側面80aの上端を閉鎖する上面80bが設けられ、上面80bの中心には、後述する中栓部材86が挿通される注出口82が形成されている。注出口82の周縁部には、計量部80の外側へ突出する短い円筒状の立上り部84が一周して設けられ、立上り部84の内周面中央部には、内側に環状に張り出した突縁85が一周して設けられている。
中栓カップ72の内側には、中栓部材86が設けられている。中栓部材86には、円柱形の第二支持軸88が設けられ、第二支持軸88の下端は中栓受け部70の第一支持軸30の途中に達し、第一支持軸30が摺動可能に嵌合される円筒形の収容空間90が同心円筒状に設けられている。第二支持軸88の下面88aは、仕切壁部24の注入口26に形成された段部27に密着する形状である。
第二支持軸88の上面88bは、立上り部84下端の内周面に摺接可能に嵌合され突縁部85に当接し、外側へ突出することがない。また、上面86aには操作用突起91が形成されている。操作用突起91は突縁部85を通過して外側に突出し、2等辺三角形状の2枚の板が頂点から底辺に達する中心線同士を交差して互いに90°に合体させた形状である。2枚の板で形成される空間は、操作用突起91の突出方向に沿う縦溝92となる。
中栓受け部70の第一支持軸30の周囲には、スプリング93が設けられている。スプリング93の一端部は中栓部材86の第二支持軸88の下面88aに当接し、他方の端部は中栓受け部70の連結部28の底面に当接している。
また、容器本体12の取出口14には、図5に示すキャップ94が着脱可能に設けられている。キャップ94は、容器本体12の取出口14基端部付近から中栓カップ72と中栓部材86を覆う円筒形の側面94aを有し、側面94aの上端部には、円形の上面部94bが設けられている。キャップ94の上面部94b内側には、中栓カップ72の立上り部84の突縁部85に密着して当接する円筒形の当接部96が設けられている。当接部96の少し外側には容器本体12の取出口14を包む円筒形の取付部98が設けられ、取付部98の内周面には、雄ネジ16に螺合する雌ネジ100が形成されている。キャップ94は、容器本体12の取出口14に螺合して取り付けられたとき、当接部96が中栓カップ72の立上り部84の突縁部85に当接し、確実に密封される。
次に、この実施形態の定量注出容器68の使用方法について説明する。容器本体12にうがい薬等の薬液を収容し、容器本体12の取出口14に、中栓受け部70、スプリング93、中栓部材86、中栓カップ72を取り付ける。さらに、容器本体12の取出口14に、キャップ94を取り付ける。このとき、中栓部材86はスプリング93に押し上げられて中栓部材86の第二支持軸88上面88bが中栓カップ72の注出口82の突縁部85に当接し、注出口82に密着して閉鎖している。また第二支持軸88下面88aは中栓受け部70の注入口26段部27から離れ、中栓受け部70の計量部80と、容器本体12が連通した計量状態である。
次に、キャップ94を外し、図6に示すように容器本体12を逆さまにすると、容器本体12内の薬液が計量部80に流れ込んで満たされる。そして容器本体12内の薬液を取り出して入れる所望の器102に中栓部材86を差し込み、器102の内壁に中栓部材86の操作用突起90を押し付ける。すると、押圧力でスプリング93が圧縮され、中栓部材86の第二支持軸88上面88bが中栓カップ72計量部80から離れて注出口82が開口し、注出状態となる。このとき、中栓部材86の第二支持軸88下面88aが中栓カップ72仕切壁部24に密着して注入口26を閉鎖する。そして計量部40内に計量された薬液が、中栓部材86注出口82から注出され、操作用突起90の縦溝92を通過して器102に取り出される。このとき、中栓部材86は注入口26を閉鎖しているため、容器本体12内の薬液が余分に注出されることがない。使用後は、容器本体12を元の向きに戻し、キャップ94を取り付けて保管する。
この実施形態の定量注出容器68は、簡単な構造と簡単な操作で、確実に一定量の薬液を計量して注出し、正確に使用することができる。計量操作は、器102に操作用突起90を押し付ける簡単な操作で、計量と注出を行い、手軽に短時間で一定量を取り出すことができる。薬液の注出操作を手で行う必要が無く、手に薬液が付いたり、手についた雑菌が薬液に入ったりする恐れがなく、衛生的である。中栓部材86が中栓カップ72内を摺動する際は、操作用突起91が注出口82の立上り部84に接触してガイドされるため、円滑な弁の切り替え動作が可能となる。また、中栓部材86を押し込むと複数の縦溝92から操作用突起91先端に向かってスムーズに薬液が注出される。さらに、操作用突起91の先端の外周部分を面取り又はR付けすることで、先端部をコップなどの器102の側壁に向かって斜めに押さえてもスムーズに中栓部材86が押し込まれ、容易に定量注出することができる。注出口82は、キャップ84を閉めた状態で、当接部96が立上り部84と突縁部85に密着するので、スプリング93は上記実施形態の構造と比較して弱いものとすることができ、軽い力で中栓部材86が押し込まれ操作性も良い。
次に、この発明の第三実施形態について図8〜図11に基づいて説明する。ここで、上記実施の形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態の定量注出容器104は、有底筒状の容器本体12を有し、容器本体12は水平方向断面が楕円形の円筒形であり、上方に底部12aが位置し、下方に径が小さい円筒状の取出口14が下方に突出して形成され、取出口14の外側面には、雄ネジ16が形成されている。
取出口14の内周面には、合成樹脂で作られた中栓受け部105が嵌合されて取り付けられている。中栓受け部105には、取出口14の内側に嵌合される取付部20が設けられ、取付部20の外周面の途中にはフランジ部22が一周して一体に形成されている。取付部20の、フランジ部22の位置の内周面には、仕切壁部24が形成され、仕切壁部24の中心には注入口26が形成されている。注入口26の内周面には、容器本体12と反対側の約半分の幅に、後述する中栓部材116の第二支持軸128が密着する段部27が一周して形成されている。仕壁部24には、注入口26の中心を通る連結部28が設けられ、連結部28には、円筒形の第一支持軸30が一体に設けられている。
取出口14の外周面には、合成樹脂で作られた中栓カップ106が取り付けられている。中栓カップ106には、取出口14の外側を覆う側面部108が設けられ、側面部108の内周面には取出口14の雄ネジ16に螺合される雌ネジ110が設けられている。側面部108の上端部には、円筒状の計量部112が形成されている。計量部112は、円筒形の側面と、側面の上端を閉鎖する上面が設けられ、上面の中心には、後述する中栓部材116が挿通される注出口114が形成されている。
中栓カップ106の内側には、中栓部材116が設けられている。中栓部材116には、中栓カップ106の計量部112に形成された注出口114を閉鎖する円板状の注出弁118が設けられている。注出弁118の側周面118aには、Oリング120が取り付けられている。側周面118aは、Oリング120よりも容器本体12側の部分が、注出口114より少し大きい円形で形成され、注出口114の計量部112内側の周縁部に当接し、外側へ突出することがない。
注出弁118の容器本体12側の面118a中心には、注出弁118に対して略直角に容器本体12へ向かって延出する円柱形の第二支持軸122が設けられている。第二支持軸122の上端は、中栓受け部105の第一支持軸30の途中に達し、第一支持軸30が摺動可能に嵌合される円筒形の収容空間124が同心円筒状に設けられている。第二支持軸122の上端には、中栓受け部105の仕切壁部24の注入口26を閉鎖する円板状の注入弁126が設けられている。注入弁126は、第二支持軸122と反対側の上面126aに、注入弁126の周縁部に沿って、上面126aからほぼ直角に立ち上がる突縁126bが一周して設けられている。注出弁118の下面118bには、操作用突起128が形成され、操作用突起128は中栓カップ106の注出口114を通過して外側に突出し、矩形の2枚の板の中心線同士を交差させて互いに90°に合体させた形状である。2枚の板で形成される空間は、操作用突起128の突出方向に沿う縦溝129となる。
中栓受け部105の第一支持軸30の周囲には、スプリング130が設けられている。スプリング130の一端部は、中栓部材116の注入弁126上面126aに当接し、他方の端部は中栓受け部105の連結部28に当接している。
また、中栓カップ106と中栓部材116の外側には、スタンド132が設けられている。スタンド132は、容器本体12を取出口14が下を向く状態で中栓カップ106の側面部108を上下方向に摺動可能に保持する保持部134が設けられ、保持部134は円筒形の側面134aと、側面134aの下端部に連続するテーパ状の底部134bと、底部134b中心に形成され下方に延出し開口する円筒状の取出口134cが設けられている。
スタンド132の保持部134には、略コの字形の脚部136が一体に設けられている。脚部136は、円形の一方向両側を接線方向に切り取った形状の上面136aと、上面136aの円周部分に連続して下方に延出する一対の側面136bが一体に設けられ、上面136aの中心に、保持部134が設けられている。保持部134は、側面134aと底部134bの境界にスタンド132上面136aが連続している。容器本体12を、スタンド132に立てたとき、操作用突起128が底部134bに当接する。
次に、この実施形態の使用方法について説明する。容器本体12にうがい薬等の薬液を入れ、容器本体12の取出口14に、中栓受け部105、スプリング130、中栓部材116、中栓カップ106を取り付ける。さらに容器本体12を、スタンド132に倒立させて載せる。このとき、図9(a)に示すように、中栓部材116はスプリング130に押し出されて中栓部材116の注出弁118が中栓カップ106の注出口114周縁部に当接し、Oリング120が注出口114の内周面に密着して閉鎖し、液漏れを防ぐ。また、注入弁126は中栓受け部105の注入口26段部27から離れ、中栓受け部105の計量部112と、容器本体12が連通する計量状態である。そして容器本体12内の薬液が計量部112に流れ込んで満たされる。
次に、薬液を取り出すときは、図9(b)に示すように、容器本体12を下方に押し下げて中栓部材116を押し込み、スプリング130が圧縮され、中栓本体116の注出弁118が中栓カップ106計量質112から離れて注出口114が開口し、注出状態となる。このとき、中栓部材116の注入弁126が中栓受け部105の注入口26に密着して閉鎖する。そして計量部112内に計量された薬液が、中栓部材116注出口114から注出され、操作用突起128の縦溝129を通過して取り出される。そして取り出された薬液は、スタンド132の保持部134取出口134cを通過して、スタンド132の下へ落下する。ここに所望の器を置き、取り出された薬液を受ける。
使用後は、容器本体12の押し下げる力を解除する。これにより、スプリング130の弾性力により持ち上がり、注出口114は閉鎖され、注入弁126は開口されて次に使用される薬液が計量される。
この実施形態の定量注出容器104は、簡単な構造と簡単な操作で、確実に一定量の薬液を計量して注出し、正確に使用することができる。スタンド132により常に次に使用する薬液が計量部112内に計量され、使用するときは容器本体12を押し下げるだけの簡単な操作で、一定量の薬液を取り出すことができる。薬液を取り出すときに容器本体12を持ち上げたり傾けたりする必要が無く、片手で簡単に定量注出することができる。容器本体12が倒立した状態で保持されているので、チューブで吸い上げるポンプ構造のように底部に液が残ることが無く、最後まできれいに使い切ることができる。注出弁118にOリング120が取り付けられているため、容器本体12が倒立した状態でも確実に密閉され、液漏れを防ぐ。
なお、この発明の定量注出容器は、上記実施の形態に限定されるものではなく、素材や形状、各部材の形状等も、自由に変更可能である。また、用途は薬品や化粧品、その他液体を収容して一定量を取り出すものであればよく、上記実施形態には限定されない。
この発明の第一実施形態の定量注出容器の縦断面図である。 この実施形態の定量注出容器の計量状態を示す縦断面図(a)と注出状態を示す縦断面図(b)である。 この実施形態の定量注出容器の平面図である。 この実施形態の定量注出容器の斜視図である。 この発明の第二実施形態の定量注出容器の縦断面図である。 この実施形態の定量注出容器の注出状態を示す断面図である。 この実施形態の定量注出容器の斜視図である。 この発明の第三実施形態の定量注出容器の部分破断斜視図である。 この実施形態の定量注出容器の計量状態を示す縦断面図(a)と注出状態を示す縦断面図(b)である。 この実施形態の定量注出容器の平面図である。
符号の説明
10 定量注出容器
12 容器本体
14 取出口
18 中栓受け部
24 仕切壁部
26 注入口
30 第一支持軸
32 中栓カップ
40 計量部
42 注出口
44 中栓部材
46 押圧板
48 操作用突起
56 第二支持軸
60 注入弁
62 注出弁
64 Oリング
66 スプリング

Claims (3)

  1. 一端部に取出口が形成された容器本体と、
    前記容器本体の取出口の内周面に取り付けられこの取出口を塞ぐ仕切壁部と前記仕切壁部に形成された注入口と前記注入口の中心に設けられ前記容器本体の外側に延出する第一支持軸が設けられた中栓受け部と、
    前記容器本体の取出口の外周面に取り付けられこの取出口に連通する計量部とこの計量部に形成された注出口を有する中栓カップと、
    前記中栓受け部の前記注入口を外側から閉鎖する注入弁と前記計量部の注出口を内側から閉鎖する注出弁を有し前記中栓受け部の前記第一支持軸に摺動可能に嵌合された第二支持軸が設けられた中栓部材と、
    前記中栓部材を前記容器本体外側方向に付勢する付勢部材が設けられ、
    前記中栓部材は、前記第二支持軸が前記注出弁の上方に延出し前記中栓カップの注出口に僅かなゆとりを有して外側に突出して上端に形成された押圧板と、前記押圧板の上面に形成された押圧操作部と、前記押圧板の下面に形成され前記押圧操作部とは別に形成され前記押圧板の周縁部に連通する横溝と、前記横溝に連通し前記第二支持軸の側面に形成され前記中栓カップの注出口の径より内周に入り込んだ縦溝が設けられ、互いに連通する前記横溝と前記縦溝は、前記押圧板の周縁部の互いに対向する2箇所に配置され、一方が前記容器本体に収容された収容物の取出口となり他方が通気部となり、
    前記中栓部材は、前記付勢部材により外側に付勢されて注入弁が開き注出弁が閉じた計量状態となり、前記中栓部材を押圧することにより前記付勢部材が圧縮変形して注入弁が閉じ注出弁が開いた注出状態となり、前記計量状態と前記注出状態を択一的に且つほぼ同時に切り替え可能に設けられていることを特徴とする定量注出容器。
  2. 一端部に取出口が形成された容器本体と、
    前記容器本体の取出口の内周面に取り付けられこの取出口を塞ぐ仕切壁部と前記仕切壁部に形成された注入口と前記注入口の中心に設けられ前記容器本体の外側に延出する第一支持軸が設けられた中栓受け部と、
    前記容器本体の取出口の外周面に取り付けられこの取出口に連通する計量部とこの計量部に形成された注出口を有する中栓カップと、
    前記中栓受け部の前記注入口を外側から閉鎖する注入弁と前記計量部の注出口を内側から閉鎖する注出弁を有し前記中栓受け部の前記第一支持軸に摺動可能に嵌合された第二支持軸が設けられた中栓部材と、
    前記中栓部材を前記容器本体外側方向に付勢し、前記容器本体内に内容液を収容した状態で前記容器本体を上方へ押し上げ可能な付勢部材が設けられ、
    前記中栓部材は、前記付勢部材により外側に付勢されて注入弁が開き注出弁が閉じた計量状態となり、前記中栓部材を押圧することにより前記付勢部材が圧縮変形して注入弁が閉じ注出弁が開いた注出状態となり、前記計量状態と前記注出状態を択一的に且つほぼ同時に切り替え可能に設けられ、
    前記定量注出容器の容器本体を倒立させた状態で保持するスタンドが設けられ、前記スタンドには、前記中栓カップを上下方向に摺動可能に保持する保持部と、前記中栓本体が当接する底部と、前記中栓カップの注出口に対向する取出口と、前記保持部を保持して立設する脚部が設けられ、
    前記定量注出容器を前記スタンドに保持しているときは計量状態となり、前記容器本体を上から押すと前記中栓本体が押し込まれて注出状態となることを特徴とする定量注出容器。
  3. 前記中栓部材の前記注出弁には、前記中栓カップの前記計量部の注出口と接触する部分に柔軟な弾性体が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の定量注出容器。
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