JP4901078B2 - チップ状電子部品 - Google Patents

チップ状電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP4901078B2
JP4901078B2 JP2004204118A JP2004204118A JP4901078B2 JP 4901078 B2 JP4901078 B2 JP 4901078B2 JP 2004204118 A JP2004204118 A JP 2004204118A JP 2004204118 A JP2004204118 A JP 2004204118A JP 4901078 B2 JP4901078 B2 JP 4901078B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
component
terminal electrode
resistor film
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004204118A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005051226A (ja
Inventor
隆司 澤田
重克 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2004204118A priority Critical patent/JP4901078B2/ja
Publication of JP2005051226A publication Critical patent/JP2005051226A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4901078B2 publication Critical patent/JP4901078B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

この発明は、チップ状電子部品に関するもので、特に、部品本体の外表面上に形成される外部電極の構造に関するものである。
この発明にとって興味ある従来の技術が、たとえば特開平11−283866号公報(特許文献1)に記載されている。
特許文献1では、チップ状の部品本体の外表面上に形成される端子電極を、Ag、Cu、Au、Ni、Mn、Si、RuO2 、SnO、ZnO、Cu2 O、CuO、NiO、TaN等の導電性粒子と、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等の硬化性樹脂とから構成される抵抗体ペーストを用いて、ディッピング法等によって端子電極となる抵抗体膜を形成し、硬化した後、必要に応じて、上記端子電極表面にNi層とSn層またはSn−Pb合金層をめっき法にて形成することが開示されている。
このような構成を採用することにより、ESR(等価直列抵抗)が1〜2000mΩの範囲である電源回路の電源バイパス用コンデンサとして十分な性能を発揮することができるCR複合部品を構成することができるとしている。
上述したチップ状部品は、通常、半田付けによって配線基板上に実装される。そのため、端子電極には、良好な半田付け性が要求される。この要求を満たすため、端子電極には、良好な半田濡れ性を有する金属によるめっきが施されることになる。
しかしながら、前述したように、端子電極として形成する抵抗体膜の抵抗値を高くするに従って、電気めっきを適用することが困難となる。おおよそ抵抗体膜の体積抵抗率が5×10-3Ω・m以上になると、電気めっきを適用することが困難となるために、現実的には、端子電極として抵抗体膜を形成し、その上に良好な半田濡れ性を有する金属めっき膜を形成することが困難となる。
他方、電気めっきに代えて、たとえば無電解めっきや乾式めっきなどを適用することも考えられるが、この場合には、部品本体の、端子電極が形成されていない面にめっき膜が析出することを防止するため、樹脂などで覆うことが必要となり、工程の煩雑化を招く。
特開平11−283866号公報
そこで、この発明の目的は、上述のような問題を解決し得る、チップ状電子部品を提供しようとすることである。
この発明に係るチップ状電子部品は、チップ状の部品本体と部品本体の外表面上に形成された複数の端子電極とを備える。部品本体は、積層された複数の絶縁層および絶縁層を介して互いに対向して静電容量を形成するように絶縁層間の特定の界面に沿って形成される少なくとも1対の第1および第2の内部電極を備え、端子電極は、第1の内部電極に電気的に接続される第1の端子電極と第2の内部電極に電気的に接続される第2の端子電極とを備える。第1の端子電極はグラウンド端子電極を備え、第2の端子電極は2つの入出力端子電極を備え、それによって、この発明に係るチップ状電子部品は、3端子CR複合部品を構成するものである。グラウンド端子電極は、導電性粒子を硬化性樹脂中に分散させた状態にあり、かつ体積抵抗率が5×10-3Ω・m以上の抵抗体膜と、抵抗体膜上に電気めっきにより形成された外部導体膜と、部品本体の外表面と抵抗体膜との間に形成される下地導体膜とを備え、抵抗体膜と外部導体膜との界面近傍には、抵抗体膜中の導電性粒子とは異なる金属からなる複数の導電性金属粒子が分布していることを特徴としている。
の発明に係るチップ状電子部品によれば、抵抗体膜と外部導体膜との界面近傍には、複数の導電性金属粒子が分布しているので、この導電性金属粒子が抵抗体膜と外部導体膜との間の接触面積を増やす役割を果たすため、抵抗体膜と外部導体膜との間の密着力が向上し、その結果、グラウンド端子電極の強度を向上させることができる。
また、この発明に係るチップ状電子部品によれば、抵抗体膜によってグラウンド端子電極において抵抗素子を与えることができるので、チップ状電子部品を、抵抗素子が複合された複合部品とすることができる。
また、この発明によれば、部品本体が、互いに対向して静電容量を形成する少なくとも1対の第1および第2の内部電極を備え、部品本体上に形成される第1の端子電極がグラウンド端子電極となり、第2の端子電極が2つの入出力端子電極となって、チップ状電子部品が3端子CR複合部品を構成、グラウンド端子電極が上述した抵抗体膜と外部導体膜とを備える構成を有している。よって、グラウンド端子電極が、その厚み方向の一部をなすように、抵抗体膜を形成しているので、この抵抗体膜の厚み方向に電流を流すことができる。そのため、抵抗体膜によってもたらされるインダクタンス成分を低く抑えることができ、優れた高周波特性を有する3端子CR複合部品を提供することができる。
また、この発明によれば、グラウンド端子電極が、部品本体の外表面と抵抗体膜との間に形成される下地導体膜をさらに備えているので、このグラウンド端子電極と部品本体側の内部電極との電気的導通の信頼性を高めることができる。
図1ないし図4は、この発明の一実施形態によるチップ状電子部品としての3端子CR複合部品1を説明するためのものである。ここで、図1は、3端子CR複合部品1の外観を示す斜視図である。図2は、3端子CR複合部品1の内部構造を断面で示す平面図であり、(a)と(b)では異なる断面を示している。図3は、3端子CR複合部品1が与える等価回路図である。図4は、図1の線A−Aに沿う拡大断面図である。
3端子CR複合部品1は、チップ状の、より特定的には直方体状の部品本体2を備えている。部品本体2は、直方体の長さ方向寸法と幅方向寸法とによって規定される1対の主面3および4、直方体の長さ方向寸法と厚み方向寸法とによって規定される1対の側面5および6、ならびに直方体の幅方向寸法と厚み方向寸法とによって規定される1対の端面7および8を有している。
部品本体2の外表面上には、第1の端子電極としての2つのグラウンド端子電極11および12ならびに第2の端子電極としての2つの入出力端子電極9および10がそれぞれ形成されている。
より詳細には、グラウンド端子電極11は、部品本体2の一方の端面7の全面にわたって延びながら、その一部が主面3および4ならびに側面5および6の各一部にまで延びるように形成されている。
グラウンド端子電極12は、部品本体2の他方の端面8の全面にわたって延びながら、その一部が主面3および4ならびに側面5および6の各一部にまで延びるように形成されている。
入出力端子電極9は、部品本体2の一方の側面5の中央部において帯状に延びながら、その一部が主面3および4の各一部にまで延びるように形成されている。
入出力端子電極10は、部品本体2の他方の側面6の中央部において帯状に延びながら、その一部が主面3および4の各一部にまで延びるように形成されている。
部品本体2は、図4によく示されているように、たとえばBaTiO3 系セラミックのような誘電体からなる複数の絶縁体層13を積層した構造を有している。部品本体2の内部には、複数の絶縁体層13間の特定の界面に沿って、第1の内部電極としての複数のグラウンド側内部電極14および第2の内部電極としての複数の信号側内部電極15が設けられる。グラウンド側内部電極14と信号側内部電極15とは、図4によく示されているように、交互に配置され、かつ互いに対向している。これらグラウンド側内部電極14と信号側内部電極15との対向によって、静電容量が形成され、部品本体2の内部には、図3に示すようなキャパシタンス素子Cが与えられる。
図2(a)は、上述のグラウンド側内部電極14が位置する面での断面を示し、同(b)は、上述の信号側内部電極15が位置する面での断面を示している。
図2(a)に示すように、グラウンド側内部電極14は、部品本体2の端面7および8の各々上においてグラウンド端子電極11および12に電気的に接続されるように、部品本体2の端面7および8にまでそれぞれ引き出されている。
他方、図2(b)に示すように、信号側内部電極15は、部品本体2の側面5および6の各々上において入出力端子電極9および10に電気的に接続されるように、部品本体2の側面5および6にまでそれぞれ引き出されている。
グラウンド側端子電極11の断面構造の詳細が図4によく示されている。なお、他方のグラウンド側端子電極12についても、図4に示したグラウンド側端子電極11と実質的に同様の断面構造を有している。以下には、一方のグラウンド端子電極11の詳細について説明する。
グラウンド側端子電極11は、部品本体2の外表面上に形成される下地導体膜16と、その上に形成される樹脂膜としての抵抗体膜17と、その上に形成される外部導体膜18とを備え、抵抗体膜17と外部導体膜18との界面近傍には、複数の導電性金属粒子19が密集して分布している。なお、導電性金属粒子19は、その大きさ、形状および数については、モデル的に図示されている。
下地導体膜16は、部品本体2の端面7および8上に、たとえば、ニッケルまたはニッケル−クロム合金等をスパッタリングまたは蒸着によって成膜した薄膜から構成されても、このような薄膜上に銀からなる薄膜が形成されたものから構成されても、ニッケル、銅または銀等を含む導電性ペーストを付与し、これを焼き付けた厚膜から構成されても、あるいは、厚膜上にニッケルめっきまたはニッケルメッキおよび金めっきしたものから構成されてもよい。下地導体膜16が導電性ペーストによる厚膜から構成される場合、導電性ペーストの付与にあたり、ディップ法を適用することができる。
抵抗体膜17を形成するため、たとえばカーボン粒子のような導電性粒子を、未硬化の硬化性樹脂中に分散させたペーストが用意される。抵抗体膜17は、3端子CR複合部品の用途に応じて、その体積抵抗率が5×10-3Ω・m以上となるようにされる。
ここで、ペーストに含まれる導電性粒子としては、カーボン粒子に代えて、またはカーボン粒子に加えて、酸化ルテニウム、窒化タンタル等からなる粒子が用いられてもよい。なお、導電性粒子の粒径が小さく安定した高い抵抗値が得られる点では、特にカーボン粒子が好ましい。
また、抵抗値調整のため、上記ペーストには、必要に応じて、適宜の添加物が適量添加されてもよい。たとえば、抵抗値を上げたい場合には、SiO2 、MgO、CaO、Al2 3 等の酸化物粉末が添加され、抵抗値を下げたい場合には、金、銀、ニッケル等の導電性金属粉末が添加される。
また、ペーストに含まれる硬化性樹脂としては、たとえば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂、レゾール型フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂等が用いられるが、特に、フェノール樹脂、ポリイミド樹脂またはエポキシ樹脂のような熱硬化性樹脂が好適に用いられ、また、紫外線硬化性樹脂が用いられてもよい。
上述のペーストは、部品本体2の外表面上、より特定的には、下地導体膜16上に付与される。このペーストに付与には、たとえばディップ法が適用される。図5ないし図7には、ペーストを付与することによって形成された、抵抗体膜17となるべきペースト膜17aが図示されている。
次に、ペースト膜17aが硬化する前に、たとえばペースト膜17aが80〜120℃といった比較的低温で乾燥され、ペースト膜17aが生乾きの状態にある段階で、ペースト膜17aの表面近傍に複数の導電性金属粒子19を密集させて付与する工程が実施される。導電性金属粒子19としては、酸化しにくい材質からなるものが好ましく、Ag、Au等の貴金属、あるいはNi等が好適に用いられる。
この導電性金属粒子19の付与工程についての具体例が、図5ないし図7の各々に示されている。図5ないし図7において、図1、図2および図4に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
図5に示した方法では、基台20上に、ペースト膜17aの図による上下方向寸法より大きい厚みをもって、複数の導電性金属粒子19を集積し、部品本体2上に形成されたペースト膜17aを、矢印21で示すように、導電性金属粒子19の集積物22に向かって押し込むことが行なわれる。これによって、導電性金属粒子19を、生乾きのペースト膜17a上にのみ付着させることができる。
図6に示した方法では、剛体からなる基台23上に、たとえばスポンジまたはゴムなどからなる板状の軟質体24が置かれ、軟質体24上に複数の導電性金属粒子19が敷かれる。そして、部品本体2上に形成されたペースト膜17aは、まず、矢印25で示すように、軟質体24に向かって押し込まれる。次いで、この押し込み状態を維持しながら、両方向矢印26で示すように、部品本体2は、軟質体24の表面に沿って往復される。これによって、生乾きのペースト膜17a上にのみ、導電性金属粒子19を付着させることができる。
図7に示した方法では、部品本体2上に形成されたペースト膜17aに向かって、矢印27で示すように、ノズル28から導電性金属粒子19が吹き付けられる。これによって、導電性金属粒子19を、生乾きのペースト膜17a上にのみ付着させることができる。
上述のような方法によって付与された複数の導電性金属粒子19は、通常、ペースト膜17a上において層構造を与えるには至らず、各々の一部がペースト膜17a内に食い込みながら、ペースト膜17aの表面近傍で密集して分散した状態となっている。
次に、ペースト膜17aに含まれる硬化性樹脂を硬化させ、それによって、樹脂膜としての抵抗体膜17を形成する工程が実施される。このとき、導電性金属粒子19は、抵抗体膜17の表面近傍に固着された状態となる。この硬化性樹脂の硬化工程では、硬化性樹脂が熱硬化性樹脂である場合、たとえば150〜250℃の温度による加熱が行なわれる。
次に、外部導体膜18を抵抗体膜17上に形成するため、電気めっきが実施される。この電気めっきに際して、抵抗体膜17の表面に複数の導電性金属粒子19が露出した状態にあるので、抵抗体膜17における抵抗値が高くても、電気めっきを問題なく行なうことができる。
外部導体膜18は、たとえば、ニッケルめっき膜およびその上の錫めっき膜によって与えられる。また、必要に応じて、ニッケルめっき膜の下に、銅めっき膜が形成されてもよい。
なお、説明および図示を省略するが、他方のグラウンド端子電極12についても、上述した工程が実施され、それによって、図4に示したのと同様の断面構造が与えられる。
以上のようにして形成されたグラウンド端子電極11および12において、図4に示されるように、下地導体膜16が形成される場合には、抵抗体膜17は、グラウンド端子電極11の厚み方向の一部をなしながら、その面方向の全域にわたって形成されていることが重要である。言い換えると、抵抗体膜17が、下地導体膜16を全域にわたって覆うように形成され、抵抗体膜17の上に形成された外部導体膜18と下地導体膜16とが直接電気的に接続されないことが重要である。このようにして、グラウンド端子電極11および12において、抵抗体膜17の厚み方向にのみ電流を流すことが可能になる。
図3に示した等価回路図において、上述の抵抗体膜17によって与えられる抵抗素子Rが図示されている。また、抵抗体膜17および内部電極14および15等によって不可避的にもたらされるインダクタンス成分Lも図示されている。前述したように、電流は、抵抗体膜17の面方向ではなく厚み方向に流れるため、インダクタンス成分Lを小さく抑えることができる。したがって、この3端子CR複合部品1の等価直列インダクタンスを小さく抑えることができる。
その結果、この3端子CR複合部品1によれば、低周波域において一定の挿入損失特性を維持しながら、高周波域においても、大きな減衰量を確保でき、抵抗体膜17が与える抵抗成分によるノイズ除去作用を効果的に発揮させることができる。なお、3端子CR複合部品1の等価直列インダクタンスを小さく維持するためには、抵抗体膜17の厚みは200μm以下であることが好ましい。
入出力端子電極9および10の断面構造の詳細については図示しないが、入出力端子電極9および10は、グラウンド端子電極11および12における抵抗体膜17を省略したものと実質的に同様の断面構造および材料をもって構成されることができる。
以上、この発明を図示した実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他、種々の変形例が可能である。
たとえば、上述の実施形態では、部品本体2の端面7および8上にグラウンド端子電極11および12がそれぞれ形成され、部品本体2の側面5および6の各々の中央部上に入出力端子電極9および10が形成されたが、これとは逆に、部品本体2の端面7および8上に入出力端子電極9および10がそれぞれ形成され、部品本体2の側面5および6の各々の中央部上にグラウンド端子電極11および12が形成されてもよい。
また、上述した変形例のさらなる変形例として、グラウンド端子電極11および12を一体化し、1つのグラウンド端子電極が、部品本体2の側面5および6ならびに主面3および4を周回するように設けられてもよい。
また、図示の実施形態では、部品本体2の外表面上に形成された入出力端子電極9および10ならびにグラウンド端子電極11および12のうち、グラウンド端子電極11および12において、抵抗体膜17および外部導体膜18を備える構成が採用されたが、このような抵抗体膜および外部導体膜を備える構成は、チップ状電子部品に備える複数の端子電極の各々の機能に応じて、すべての端子電極において採用されてもよい。
この発明の一実施形態によるチップ状電子部品としての3端子CR複合部品1の外観を示す斜視図である。 図1に示した3端子CR複合部品1の内部構造を断面で示す平面図であり、(a)は、グラウンド側内部電極14が位置する面での断面を示し、(b)は、信号側内部電極15が位置する面での断面を示している。 図1に示した3端子CR複合部品1が与える等価回路図である。 図1の線A−Aに沿う拡大断面図である。 図4に示した抵抗体膜17となるペースト膜17aに導電性金属粒子19を付与するための第1の方法を示す図である。 図4に示した抵抗体膜17となるペースト膜17aに導電性金属粒子19を付与するための第2の方法を示す図である。 図4に示した抵抗体膜17となるペースト膜17aに導電性金属粒子19を付与するための第3の方法を示す図である。
符号の説明
1 3端子CR複合部品
2 部品本体
9,10 入出力端子電極
11,12 グラウンド端子電極
14,15 内部電極
16 下地導体膜
17 抵抗体膜
17a ペースト膜
18 外部導体膜
19 導電性金属粒子
22 集積物
24 軟質体
28 ノズル
C キャパシタンス素子
R 抵抗素子
L インダクタンス成分

Claims (1)

  1. チップ状の部品本体と前記部品本体の外表面上に形成された複数の端子電極とを備え、
    前記部品本体は、積層された複数の絶縁層および前記絶縁層を介して互いに対向して静電容量を形成するように前記絶縁層間の特定の界面に沿って形成される少なくとも1対の第1および第2の内部電極を備え、
    前記端子電極は、前記第1の内部電極に電気的に接続される第1の端子電極と前記第2の内部電極に電気的に接続される第2の端子電極とを備え、
    前記第1の端子電極はグラウンド端子電極を備え、前記第2の端子電極は2つの入出力端子電極を備え、それによって、3端子CR複合部品を構成するものであり、
    前記グラウンド端子電極は、導電性粒子を硬化性樹脂中に分散させた状態にあり、かつ体積抵抗率が5×10-3Ω・m以上の抵抗体膜と、前記抵抗体膜上に電気めっきにより形成された外部導体膜と、前記部品本体の外表面と前記抵抗体膜との間に形成される下地導体膜とを備え、前記抵抗体膜と前記外部導体膜との界面近傍には、前記抵抗体膜中の前記導電性粒子とは異なる金属からなる複数の導電性金属粒子が分布している、
    チップ状電子部品。
JP2004204118A 2003-07-15 2004-07-12 チップ状電子部品 Active JP4901078B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004204118A JP4901078B2 (ja) 2003-07-15 2004-07-12 チップ状電子部品

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003196948 2003-07-15
JP2003196948 2003-07-15
JP2004204118A JP4901078B2 (ja) 2003-07-15 2004-07-12 チップ状電子部品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005051226A JP2005051226A (ja) 2005-02-24
JP4901078B2 true JP4901078B2 (ja) 2012-03-21

Family

ID=34277305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004204118A Active JP4901078B2 (ja) 2003-07-15 2004-07-12 チップ状電子部品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4901078B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3904024B1 (ja) * 2005-09-30 2007-04-11 株式会社村田製作所 積層電子部品
JP2007234828A (ja) 2006-02-28 2007-09-13 Tdk Corp 電子部品及びその製造方法
JP4400583B2 (ja) * 2006-03-01 2010-01-20 Tdk株式会社 積層コンデンサ及びその製造方法
CN101356605B (zh) * 2006-11-22 2012-05-23 株式会社村田制作所 叠层型电子部件及其制造方法
JP4983357B2 (ja) * 2007-04-11 2012-07-25 パナソニック株式会社 セラミック電子部品およびその製造方法
WO2012108122A1 (ja) * 2011-02-08 2012-08-16 株式会社村田製作所 コンデンサアレイ、及び、コンデンサアレイの実装方法
KR101598253B1 (ko) 2013-10-02 2016-02-26 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품 및 그 제조방법
KR101983183B1 (ko) 2015-06-15 2019-05-28 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품 및 그 제조방법
KR102242667B1 (ko) 2015-12-22 2021-04-21 삼성전기주식회사 적층 세라믹 전자부품 및 그 제조방법
JP2017126704A (ja) * 2016-01-15 2017-07-20 株式会社村田製作所 複合電子部品
US10446320B2 (en) 2016-04-15 2019-10-15 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer capacitor having external electrode including conductive resin layer
KR101973433B1 (ko) 2016-04-15 2019-04-29 삼성전기주식회사 적층형 커패시터 및 그 제조 방법
KR101883049B1 (ko) 2016-06-03 2018-07-27 삼성전기주식회사 적층형 커패시터 및 그 실장 기판
KR101892819B1 (ko) 2016-07-26 2018-08-28 삼성전기주식회사 코일 부품
US10580567B2 (en) 2016-07-26 2020-03-03 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Coil component and method of manufacturing the same
JP6935707B2 (ja) * 2016-12-22 2021-09-15 株式会社村田製作所 積層セラミックコンデンサ
US10319527B2 (en) 2017-04-04 2019-06-11 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Multilayer capacitor
KR101922879B1 (ko) 2017-04-04 2018-11-29 삼성전기 주식회사 적층형 커패시터

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005051226A (ja) 2005-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4901078B2 (ja) チップ状電子部品
JP3904024B1 (ja) 積層電子部品
US7495884B2 (en) Multilayer capacitor
US7019396B2 (en) Electronic chip component and method for manufacturing electronic chip component
US7283032B2 (en) Static electricity countermeasure component
KR101031111B1 (ko) 표면 실장 가능한 복합 세라믹 칩 부품
CN105845296A (zh) 薄膜表面安装部件
US11335501B2 (en) Multilayer ceramic electronic component and method for producing the same
KR20100048044A (ko) 표면 실장 가능한 복합 세라믹 칩 부품
JP5223148B2 (ja) 電気コンポーネント、ならびに電気コンポーネントの外側接触部
US6856516B2 (en) Ball grid array resistor capacitor network
JP4433678B2 (ja) 3端子複合電子部品
JPH08107038A (ja) セラミック電子部品
JP4403825B2 (ja) チップ状セラミック電子部品およびその製造方法
JPH08107039A (ja) セラミック電子部品
US8665059B2 (en) High frequency resistor
JP4349235B2 (ja) 積層電子部品およびその製造方法
JP2005203479A (ja) 静電気対策部品
JP3765225B2 (ja) チップ型多連電子部品
JP2003272923A (ja) 電子部品
JPH0563928B2 (ja)
JP2021190618A (ja) 積層インダクタ部品
JPH0430615A (ja) ノイズ・フイルタ
JP4983381B2 (ja) 積層電子部品
JPH0878991A (ja) チップ型lcフィルタ素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060217

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080731

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080826

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090721

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091019

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091030

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4901078

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150113

Year of fee payment: 3