JP4900513B1 - 内燃機関の異常燃焼判定装置 - Google Patents

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Abstract

この発明は、オイルが筒内に流入する主要因を特定することのできる内燃機関の異常燃焼判定装置を提供することを目的とする。
複数の気筒を備えた内燃機関の異常燃焼判定装置であって、異常燃焼が発生した気筒を気筒毎に検出する。また、異常燃焼が発生した気筒、運転中の負荷の履歴を記憶する(100)。記憶された異常燃焼が発生した気筒が、特定の気筒であるか否かを判定する(130)。記憶された履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が、閾値よりも高負荷であるか否かを判定する(140、170)。これらの判定の組み合わせに応じて筒内オイル流入要因を定めた関係から、前記気筒判定手段による判定と前記負荷判定手段による判定との組み合わせに基づいて、オイルが筒内に流入する主要因を特定する(150、160、180、190)。
【選択図】図6

Description

この発明は、内燃機関の異常燃焼判定装置に関する。
従来、例えば特許文献1に開示されるように、ノックセンサを備えた内燃機関が知られている。ノックセンサによってノッキングを検出した場合には、ノッキングを収束させるべく、点火時期を遅角する制御がなされる。また、本公報には、点火時期を遅角する制御によりノッキングが収束せず、かつ、遅角後の空気燃料比が遅角前の空気燃料比より小さいとの比較結果が得られた場合にプレイグニッションが発生したものと判定する内燃機関の異常燃焼判定装置が開示されている。
日本特開平11−247750号公報
ところで、異常燃焼は、エンジンオイル(以下、単にオイルという。)が筒内に流入することにより発生する場合がある。オイルが筒内に流入する要因は複数存在するため、異常燃焼に対する適切な対処を実施するためには、この要因を特定できることが望ましい。しかしながら、上記特許文献1の装置では、異常燃焼が発生したことを判定できるに過ぎず、オイルが筒内に流入する要因を特定できるものではない。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、オイルが筒内に流入する主要因を特定することのできる内燃機関の異常燃焼判定装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、複数の気筒を備えた内燃機関の異常燃焼判定装置であって、
異常燃焼が発生した気筒を、気筒毎に検出する異常燃焼検出手段と、
異常燃焼が発生した気筒を記憶する異常発生気筒記憶手段と、
運転中の負荷の履歴を記憶する負荷履歴記憶手段と、
異常燃焼発生気筒と負荷とに応じて筒内オイル流入要因を定めた関係から、前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒と前記履歴とに基づいて、オイルが筒内に流入する主要因を特定する主要因特定手段と、を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が、特定の気筒であるか否かを判定する気筒判定手段と、
前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が、閾値よりも高負荷であるか否かを判定する負荷判定手段と、を備え、
前記主要因特定手段は、前記気筒判定手段による判定と前記負荷判定手段による判定との組み合わせに応じて筒内オイル流入要因を定めた関係から、前記気筒判定手段による判定と前記負荷判定手段による判定との組み合わせに基づいて、オイルが筒内に流入する主要因を特定すること、を特徴とする。
また、第3の発明は、第2の発明において、
前記主要因特定手段は、
前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が前記特定の気筒であり、かつ、前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が前記閾値よりも高負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因がオイル下がりであると特定するオイル下がり特定手段を含むこと、を特徴とする。
また、第4の発明は、第2の発明又は第3の発明において、
前記主要因特定手段は、
前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が前記特定の気筒であり、かつ、前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が前記閾値以下の軽負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因がオイル上がりであると特定するオイル上がり特定手段を含むこと、を特徴とする。
また、第5の発明は、第2の発明乃至第4の発明のいずれかにおいて、
前記主要因特定手段は、
前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が不特定の気筒であり、かつ、前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が前記閾値以下の軽負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因が負圧側ブローバイガス中に含有されるオイルであると特定する負圧側ブローバイ特定手段を含むこと、を特徴とする。
また、第6の発明は、第2の発明乃至第5の発明のいずれかにおいて、
前記主要因特定手段は、
前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が不特定の気筒であり、かつ、前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が前記閾値よりも高負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因が大気側ブローバイガス中に含有されるオイルであると特定する大気側ブローバイ特定手段を含むこと、を特徴とする。
第1の発明によれば、異常燃焼発生気筒と負荷とに応じて筒内オイル流入要因を定めた関係から、異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒と履歴とに基づいて、オイルが筒内に流入する主要因を特定することができる。
第2の発明によれば、気筒判定手段による判定と負荷判定手段による判定との組み合わせに応じて筒内オイル流入要因を定めた関係から、気筒判定手段による判定と負荷判定手段による判定との組み合わせに基づいて、オイルが筒内に流入する主要因を特定する。このため、本発明によれば、2つの判定手段を組み合わせて、最大4つの主要因を特定することが可能となる。
第3の発明によれば、異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が特定の気筒であり、かつ、履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が閾値よりも高負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因がオイル下がりであると特定することができる。このため、本発明によれば、異常燃焼を発生させるオイル下がりに対して適切な対処を実施することが可能となる。
第4の発明によれば、異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が特定の気筒であり、かつ、履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が閾値以下の軽負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因がオイル上がりであると特定することができる。このため、本発明によれば、異常燃焼を発生させるオイル上がりに対して適切な対処を実施することが可能となる。
第5の発明によれば、異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が不特定の気筒であり、かつ、履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が閾値以下の軽負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因が負圧側ブローバイガス中に含有されるオイルであると特定することができる。このため、本発明によれば、異常燃焼を発生させる負圧側ブローバイに対して適切な対処を実施することが可能となる。
第6の発明によれば、異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が不特定の気筒であり、かつ、履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が閾値よりも高負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因が大気側ブローバイガス中に含有されるオイルであると特定することができる。このため、本発明によれば、異常燃焼を発生させる大気側ブローバイに対して適切な対処を実施することが可能となる。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための概略構成図である。 図1に示す気筒12周辺の構成を説明するための概略構成図である。 図2に示すピストン42と気筒12との摺動箇所を拡大した拡大図である。 本発明の実施の形態1において、異常燃焼が発生した気筒とその回数を記憶するためのマップである。 本発明の実施の形態1において、運転中の回転数、負荷及び時間を記憶するためのマップである。 本発明の実施の形態1において、ECU60が実行する異常燃焼の主要因判定ルーチンのフローチャートである。
10 エンジン
12 気筒
14 吸気通路
20 エアフローメータ
22、22a、22b 過給機、コンプレッサ、タービン
26 スロットルバルブ
28 インテークマニホールド
30 サージタンク
32 燃焼室
34 吸気バルブ
36 排気バルブ
42 ピストン
44 バルブステム
48 バルブステムガイド
50 バルブステムオイルシール
52 クランクケース
54 負圧側ブローバイガス還流通路
56 PCVバルブ
57 シリンダヘッドカバー
58 大気側ブローバイガス還流通路
60 ECU(Electronic Control Unit)
64 筒内圧センサ
66 ピストンリング
α 閾値
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。尚、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
実施の形態1.
[実施の形態1のシステム構成]
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための概略構成図である。図1に示すシステムは、内燃機関(以下、単にエンジンという。)10を備えている。エンジン10は、複数の気筒12を備えている。本発明では、気筒数および気筒配置は限定されない。各気筒12には、吸気通路14および排気通路16が接続されている。
吸気通路14の入口付近には、エアクリーナ18が取り付けられている。エアクリーナ18の下流には、吸気通路14に吸入される新気の流量に応じた吸入空気量GAを出力するエアフローメータ20が取り付けられている。
エアフローメータ20の下流には、過給機22が設けられている。過給機22は、コンプレッサ22aとタービン22bを備えている。コンプレッサ22aとタービン22bとは、連結軸によって一体に連結されている。コンプレッサ22aは、タービン22bに入力される排気ガスの排気エネルギーによって回転駆動される。
コンプレッサ22aの下流には、コンプレッサ22aで圧縮された新気を冷却するためのインタークーラ24が設けられている。インタークーラ24の下流には、スロットルバルブ26が設けられている。
スロットルバルブ26下流の吸気通路14には、インテークマニホールド28が設けられている。インテークマニホールド28の上流部には、サージタンク30が設けられている。インテークマニホールド28の下流部は、分岐して各気筒12に接続されている。
図2は、図1に示す気筒12周辺の構成を説明するための概略構成図である。気筒12には、吸気通路14と燃焼室32との間を開閉する吸気バルブ34と、排気通路16と燃焼室32との間を開閉する排気バルブ36と、インジェクタ38と、点火プラグ40と、ピストン42とが設けられている。なお、図2に示すインジェクタ38は、筒内に燃料を直接噴射するように構成されているが、これに限られるものではなく、吸気ポートに燃料を噴射するように構成してもよい。
吸気バルブ34のバルブステム44は、シリンダヘッド46に設けられたバルブステムガイド48に摺動可能に支持されている。バルブステム44とバルブステムガイド48との間には、バルブステムオイルシール50が設けられている。これらの構成は、排気バルブ36側についても同様である。また、排気バルブ36下流の排気通路16には、過給機22のタービン22bが設けられている。
また、本実施形態のシステムは、ブローバイガス還元装置(PCV:Positive Crankcase Ventilation)を備えている。図1に示すクランクケース52には、負圧側ブローバイガス還流通路54の一端が接続されている。負圧側ブローバイガス還流通路54の途中には、オイルセパレータ室55、PCVバルブ56が設けられている。負圧側ブローバイガス還流通路54の他端は、サージタンク30に接続されている。
また、シリンダヘッドカバー57には、大気側ブローバイガス還流通路58の一端が接続されている。大気側ブローバイガス還流通路58の他端は、コンプレッサ22a上流の吸気通路14に接続されている。
本実施形態のシステムは、ECU(Electronic Control Unit)60を備えている。ECU60の入力部には、上述したエアフローメータ20の他、クランク軸の回転角に応じて信号CAを出力するクランク角センサ62、筒内圧を検出するための筒内圧センサ64等の各種センサが接続されている。また、ECU60の出力部には、上述したスロットルバルブ26、インジェクタ38、点火プラグ40等の各種アクチュエータが接続されている。ECU60は、各種センサの出力に基づき、所定のプログラムに従って各種アクチュエータを作動させることにより、エンジン10の運転状態を制御する。なお、ECU60は、クランク角センサ62の信号CAから、エンジン回転数NEを計算することができる。
通常、エンジン10が最適動作線に従って使用されることで好適な燃費やドライバビリティが実現される。しかしながら、経年変化等によって、設計値以上のエンジンオイル(以下、単にオイルという。)が筒内に流入すれば、異常燃焼が発生しうる。このような異常燃焼は、低負荷高回転域で生じやすい。
最適動作線に低負荷高回転域が用いられる場合、異常燃焼の発生を回避するために低負荷高回転域の使用を回避すれば、加速性能が低下しドライバビリティが悪化することとなる。また、最適動作線の使用を回避することで燃費も悪化することとなる。
異常燃焼が発生した後に、最適動作線の使用を可能とするためには、筒内に流入するオイルを低減する適切な対処を実施する必要がある。しかしながら、適切な対処をするためには、まず、オイルが筒内に流入する主要因を正しく把握しなければならない。この要因を間違って把握すれば、間違った対処がなされることとなり、ドライバビリティや燃費の悪化に繋がるからである。
[実施の形態1における特徴的処理]
そこで、本実施の形態のシステムでは、異常燃焼のオイルに関する要因を特定することとした。以下、オイルが筒内に流入する主要因を特定するために本実施形態のシステムが実施する第1の処理〜第4の処理についてそれぞれ説明する。
(第1の処理:オイル下がり)
まず、第1の処理について説明する。第1の処理は、オイル下がりを主要因とする異常燃焼を特定する処理である。高負荷において、過給圧はシリンダヘッドカバー57の内圧よりも高くなる。そのため、筒内からシリンダヘッド46側にガスが吹き抜ける。経年変化等により、バルブステムオイルシール50のシール力が低下している場合には、シリンダヘッド46側から筒内にオイルが流入するオイル下がりが生じる(図2の矢印B)。なお、バルブステムオイルシール50は、気筒毎に独立して設けられている。そのため、オイル下がりを要因とする異常燃焼は、バルブステムオイルシール50のシール力が低下した特定の気筒において生じることとなる。
そこで、第1の処理では、異常燃焼が発生する前に高負荷が多用されており、特定の気筒において異常燃焼が発生する場合には、異常燃焼のオイルに関する主要因がオイル下がりであると特定することとした。
(第2の処理:オイル上がり)
第2の処理は、オイル上がりを主要因とする異常燃焼を特定する処理である。図3は、図2に示すピストン42と気筒12との摺動箇所を拡大した拡大図である。通常は、ピストンリング66によって余分なオイルは掻き落される。しかし、摩耗等により、ピストンリング66の張力が小さくなった場合には、オイルが筒内に流入しやすくなる。具体的には、吸気時の筒内圧はサージタンク30の内圧に近い。よって、軽負荷において、筒内圧は負圧になる。これに対して、クランクケース52の内圧は大気圧に近い。このため、ピストンリング66の張力が小さくなった場合には、クランクケース52側から筒内にオイルが流入するオイル上がりが生じる(図3の矢印C)。なお、ピストン42は、気筒毎に独立して設けられている。そのため、オイル上がりを要因とする異常燃焼は、ピストンリング66の張力が小さくなった特定の気筒において生じることとなる。
そこで、第2の処理では、異常燃焼が発生する前に軽負荷が多用されており、特定の気筒において異常燃焼が発生する場合には、異常燃焼のオイルに関する主要因がオイル上がりであると特定することとした。
(第3の処理:負圧側ブローバイ)
第3の処理は、負圧側ブローバイガス還流通路54によりブローバイガスが還流する負圧側ブローバイを主要因とする異常燃焼を特定する処理である。軽負荷において、サージタンク30の内圧は負圧になる。これに対して、クランクケース52の内圧は大気圧に近い。そのため、負圧側ブローバイガス還流通路54による還流条件(クランクケース内圧−サージタンク圧>0)が成立する。よって、図1の矢印Dに示すように、クランクケース52側からサージタンク30側にブローバイガスが還流する。還流する負圧側ブローバイガス中に含有するオイルは吸気系に堆積する。吸気系に堆積したオイルは、その後、筒内に流入し異常燃焼を生じさせる。なお、サージタンク30は、気筒間で共通するため、負圧側ブローバイを要因とする異常燃焼は、不特定の気筒で生じることとなる。
そこで、第3の処理では、異常燃焼が発生する前に軽負荷が多用されており、不特定の気筒において異常燃焼が発生する場合には、異常燃焼のオイルに関する主要因が負圧側ブローバイガス中に含有されるオイルであると特定することとした。
(第4の処理:大気側ブローバイ)
第4の処理は、大気側ブローバイガス還流通路58によりブローバイガスが還流する大気側ブローバイを主要因とする異常燃焼を特定する処理である。過給機22を備える本実施形態のシステムでは、過給される場合、クランクケース52の内圧−サージタンク30の内圧<0となる負荷範囲が広い。よって、高負荷においては、負圧側ブローバイガス還流通路54によるブローバイガスの還流はなされない。この場合、大気側ブローバイガス還流通路58による還流条件(クランクケース52の内圧−大気圧>0)が成立する。よって、図1の矢印Eに示すように、クランクケース52側からコンプレッサ22a上流の吸気通路14側にブローバイガスが還流される。還流する大気側ブローバイガス中に含有するオイルは吸気系に堆積する。吸気系に堆積したオイルは、その後、筒内に流入し異常燃焼を生じさせる。なお、吸気通路14は、気筒間で共通するため、大気側ブローバイを要因とする異常燃焼は、不特定の気筒で生じることとなる。
そこで、第4の処理では、異常燃焼が発生する前に高負荷が多用されており、不特定の気筒において異常燃焼が発生する場合には、異常燃焼のオイルに関する主要因が大気側ブローバイガス中に含有されるオイルであると特定することとした。
次に、上述した第1の処理〜第4の処理によって、異常燃焼のオイルに関する主要因を特定する具体例について説明する。図4は、異常燃焼が発生した気筒とその回数を記憶するためのマップである。図4に示すマップには、異常燃焼が発生した気筒とその発生頻度とが関連付けられて記憶される。図5は、運転中の回転数、負荷及び時間を記憶するためのマップである。図5には、負荷等の履歴が逐次プロットされる。第1の処理〜第4の処理は、これらの記憶データからオイルが筒内に流入する主要因を特定するものである。
例えば、図4のトリップ1、7に示すように、異常燃焼が特定の気筒(例えば、単気筒)で頻発している場合には、オイル下がりか、オイル上がりかのいずれかが要因であると分かる。さらに、図5の履歴から、異常燃焼が生じる前に高負荷が多用されている場合には、オイル下がりが主要因であると特定できる(第1の処理)。一方、異常燃焼が生じる前に軽負荷が多用されている場合には、オイル上がりが主要因であると特定できる(第2の処理)。
また、図4のトリップ4、5に示すように、異常燃焼が不特定の気筒(例えば、複数の気筒)で生じている場合には、負圧側ブローバイか、大気側ブローバイかのいずれかが要因であると分かる。さらに、図5の履歴から、異常燃焼が生じる前に軽負荷が多用されている場合には、負圧側ブローバイが主要因であると特定できる(第3の処理)。一方、異常燃焼が生じる前に高負荷が多用されている場合には、大気側ブローバイが主要因であると特定できる(第4の処理)。
(異常燃焼の主要因判定ルーチン)
図6は、上述の動作を実現するために、ECU60が実行する異常燃焼の主要因判定ルーチンのフローチャートである。図6に示すルーチンでは、まず、ステップ100において、ECU60は、走行履歴を記憶する。例えば、ECU60は、異常燃焼が発生した気筒及びその回数(又は確率)を関連付けて、上述の図4に相当するマップに記憶する。また、運転中の負荷とエンジン回転数NEの履歴を、上述の図5に相当するマップに記憶する。負荷は、例えばエンジン回転数NEと吸入空気量GA等から推定することができる。なお、ECU60は、筒内圧センサ64により検出される燃焼圧が規定値を超えている場合に、当該気筒に異常燃焼が発生したと判定する。ステップ100の処理は、所定のサンプル数に達するまで繰り返し実行される。
その後、ステップ110において、ECU60は、異常燃焼が発生しているか否かを判定する。具体的には、まず、ECU60は、ステップ100において記憶した走行履歴から、気筒毎に異常燃焼が発生した回数(又は確率)を取得する。そして、少なくとも1気筒で、異常燃焼が発生した回数(又は確率)が基準値よりも高い場合には異常燃焼が発生していると判定する。異常燃焼が発生していないと判定される場合には、本ルーチンの処理は終了される。
一方、ステップ110において、異常燃焼が発生していると判定される場合には、次に、ECU60は、異常燃焼発生領域に入る前の回転数と負荷とを算出する(ステップ120)。具体的には、ECU60は、ステップ100において記憶した走行履歴から、異常燃焼が発生する前の所定期間内に、どのような回転数と負荷とが多用されていたかを算出する。例えば、ECU60は、異常燃焼が発生する前の所定期間内における平均回転数と平均負荷とを算出する。
次に、ステップ130において、ECU60は、ステップ100において記憶した走行履歴から、異常燃焼が特定の気筒(例えば、単気筒)で発生しているか否かを判定する。異常燃焼が特定の気筒で発生していると判定される場合には、続いて、ECU60は、ステップ140において、異常燃焼が発生する前に、高負荷が多用されていたか否かを判定する。具体的には、ECU60は、ステップ120において算出された負荷が、閾値α(図5)よりも高負荷である場合には、高負荷が多用されていたと判定し、閾値α(図5)以下の軽負荷である場合には、軽負荷が多用されていたと判定する。
ステップ140において、高負荷が多用されていたと判定される場合には、ECU60は、オイルが筒内に流入する主要因がオイル下がりであると判定する(ステップ150)。ECU60は、異常燃焼のオイルに関する主要因がオイル下がりであることを示すフラグをONにする。その後、本ルーチンの処理は終了される。
一方、ステップ140において、軽負荷が多用されていると判定される場合には、ECU60は、オイルが筒内に流入する主要因がオイル上がりであると判定する(ステップ160)。ECU60は、異常燃焼のオイルに関する主要因がオイル上がりであることを示すフラグをONにする。その後、本ルーチンの処理は終了される。
また、ステップ130において、異常燃焼が不特定の気筒(例えば、複数の気筒)で発生していると判定される場合には、続いて、ECU60は、ステップ170において、異常燃焼が発生する前に、高負荷が多用されていたか否かを判定する。具体的には、ECU60は、ステップ120において算出された負荷が、閾値α(図5)よりも高負荷である場合には、高負荷が多用されていたと判定し、閾値α(図5)以下の軽負荷である場合には、軽負荷が多用されていたと判定する。
ステップ170において、高負荷が多用されていると判定される場合には、ECU60は、オイルが筒内に流入する主要因が大気側ブローバイガス中に含有されるオイルであると判定する(ステップ180)。ECU60は、異常燃焼のオイルに関する主要因が大気側ブローバイガス中に含有されるオイルであることを示すフラグをONにする。その後、本ルーチンの処理は終了される。
一方、ステップ170において、軽負荷が多用されていると判定される場合には、ECU60は、オイルが筒内に流入する主要因が負圧側ブローバイガス中に含有されるオイルであると判定する(ステップ190)。ECU60は、異常燃焼のオイルに関する主要因が負圧側ブローバイガス中に含有されるオイルであることを示すフラグをONにする。その後、本ルーチンの処理は終了される。
以上説明したように、図6に示すルーチンによれば、異常燃焼が特定の気筒で生じているのか不特定の気筒で生じているのかを判定する処理と、異常燃焼が発生する前に多用されていた負荷が、閾値αよりも高負荷であるのか軽負荷であるのかを判定する処理とを組み合わせて、異常燃焼のオイルに関する上述の4つの主要因を特定することができる。また、他のルーチンにおいて、本ルーチンで特定された主要因に対して、適切な対処を実施することが可能となる。
ところで、上述した実施の形態1のシステムにおいては、オイルが筒内に流入する主要因を、上述した第1の処理〜第4の処理のすべて組み合わせて判定することとしている。しかしながら、第1の処理〜第4の処理は、単独又は2つ以上の処理を組み合わせて実施することとしてもよい。
また、上述した実施の形態1のシステムにおいては、特定の気筒を、単気筒としているが、これに限定されるものではない。特定の気筒は、複数の気筒であってもよく、異常燃焼の発生頻度が当該複数の気筒以外の気筒と区別できればよい。
また、上述した実施の形態1のシステムにおいては、異常燃焼の発生を、筒内圧センサ64により検出される燃焼圧に基づいて判定することとしているが、これに限定されるものではない。例えば、筒内圧センサに代えてノックセンサを備え、ノックセンサにより検出されるノックレベルに基づいて、異常燃焼の発生を判定することとしても良い。
尚、上述した実施の形態1においては、ECU60が、上記ステップ100の処理を実行することにより前記第1の発明における「異常燃焼検出手段」及び「異常発生気筒記憶手段」及び「負荷履歴記憶手段」が、上記ステップ110〜ステップ190の処理を実行することにより前記第1の発明における「主要因特定手段」が、上記ステップ130の処理を実行することにより前記第2に発明における「気筒判定手段」が、上記ステップ140又はステップ170の処理を実行することにより前記第2の発明における「負荷判定手段」が、上記ステップ150の処理を実行することにより前記第3の発明における「オイル下がり特定手段」が、上記ステップ160の処理を実行することにより前記第4の発明における「オイル上がり特定手段」が、上記ステップ190の処理を実行することにより、前記第5の発明における「負圧側ブローバイ特定手段」が、上記ステップ180の処理を実行することにより、前記第6の発明における「大気側ブローバイ特定手段」が、それぞれ実現されている。
更に、実施の形態1においては、上記ステップ130の処理による気筒判定と、ステップ140及び170の処理による負荷判定との組み合わせに応じて定めた筒内オイル流入要因(ステップ150、160、180、190)が、前記第1及び第2の発明における「関係」に、それぞれ対応している。

Claims (6)

  1. 複数の気筒を備えた内燃機関の異常燃焼判定装置であって、
    異常燃焼が発生した気筒を、気筒毎に検出する異常燃焼検出手段と、
    異常燃焼が発生した気筒を記憶する異常発生気筒記憶手段と、
    運転中の負荷の履歴を記憶する負荷履歴記憶手段と、
    異常燃焼発生気筒と負荷とに応じて筒内オイル流入要因を定めた関係から、前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒と前記履歴とに基づいて、オイルが筒内に流入する主要因を特定する主要因特定手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の異常燃焼判定装置。
  2. 前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が、特定の気筒であるか否かを判定する気筒判定手段と、
    前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が、閾値よりも高負荷であるか否かを判定する負荷判定手段と、を備え、
    前記主要因特定手段は、前記気筒判定手段による判定と前記負荷判定手段による判定との組み合わせに応じて筒内オイル流入要因を定めた関係から、前記気筒判定手段による判定と前記負荷判定手段による判定との組み合わせに基づいて、オイルが筒内に流入する主要因を特定すること、
    を特徴とする請求項1記載の内燃機関の異常燃焼判定装置。
  3. 前記主要因特定手段は、
    前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が前記特定の気筒であり、かつ、前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が前記閾値よりも高負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因がオイル下がりであると特定するオイル下がり特定手段を含むこと、
    を特徴とする請求項2記載の内燃機関の異常燃焼判定装置。
  4. 前記主要因特定手段は、
    前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が前記特定の気筒であり、かつ、前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が前記閾値以下の軽負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因がオイル上がりであると特定するオイル上がり特定手段を含むこと、
    を特徴とする請求項2又は3記載の内燃機関の異常燃焼判定装置。
  5. 前記主要因特定手段は、
    前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が不特定の気筒であり、かつ、前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が前記閾値以下の軽負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因が負圧側ブローバイガス中に含有されるオイルであると特定する負圧側ブローバイ特定手段を含むこと、
    を特徴とする請求項2乃至4いずれか1項記載の内燃機関の異常燃焼判定装置。
  6. 前記主要因特定手段は、
    前記異常発生気筒記憶手段に記憶された気筒が不特定の気筒であり、かつ、前記履歴において、異常燃焼が発生する前に使用されていた負荷が前記閾値よりも高負荷である場合に、オイルが筒内に流入する主要因が大気側ブローバイガス中に含有されるオイルであると特定する大気側ブローバイ特定手段を含むこと、
    を特徴とする請求項2乃至5いずれか1項記載の内燃機関の異常燃焼判定装置。
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