JP4899906B2 - モータユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ハウジングの内部にモータおよびインバータを一体的に収容するモータユニットに関し、特に、蓄電機構の定格電圧より高い電圧の電力でも作動し得るモータを備えたモータユニットに関する。
従来より、インバータとモータとを一体的に備えることにより構造の簡素化および小型化を可能とするインバータ一体型モータが知られている。近年においては、インバータにより変換された交流電流でモータを駆動させて走行する車両(電気自動車やハイブリッド自動車など)に、インバータ一体型モータが搭載されつつあり、インバータ一体型モータの小型化が要望されている。このようなインバータ一体型モータを小型化する技術に関して、たとえば、特開平10−248198号公報(特許文献1)に開示された技術がある。
この公報に開示されたインバータ一体型モータは、モータ本体と、上面部にモータ本体が取付けられるモータ取付台と、モータ取付台の内部に収容されるインバータ装置とを含む。
この公報に開示されたインバータ一体型モータによると、モータ本体の下方に取付けられるモータ取付台の内部に、インバータ装置を収容する。そのため、モータの軸方向にインバータ装置を収容する場合と比べて、モータの軸方向の長さを小さくすることができる。
特開平10−248198号公報
ところで、インバータ一体型モータにおいて、バッテリの電力をインバータに供給するために、バッテリからの電力線が接続可能なコネクタをインバータ一体型モータの外周面に設ける必要がある。インバータ一体型モータが車両に搭載される場合、コネクタは、水没などによる腐食を防止するため、モータを収容するハウジングの上面部に設けられる場合が多い。
しかしながら、特許文献1に開示されたインバータ一体型モータにおいては、インバータがモータ本体より下方に設けられているため、コネクタとインバータとが離れた位置に設けられることになる。そのため、モータ本体およびモータ取付台の内部に、コネクタとインバータとを接続する専用の配線を新たに設ける必要があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ハウジングの内部にモータおよびインバータを一体的に収容するモータユニットであって、ハウジング内部の専用の配線を低減することができるモータユニットを提供することである。
第1の発明に係るモータユニットは、蓄電機構からの電力供給を受けて作動するモータとモータを駆動するためのインバータとをハウジング内部に収容する。ハウジングの外周面には、蓄電機構からの電力線が接続可能なコネクタが設けられる。モータユニットは、ハウジングの内部に収容され、モータとコネクタとの間に電気的に接続されるインバータと、ハウジングの内部に収容され、インバータとコネクタとの間に電気的に接続されるリアクトルとを含む。
第1の発明によると、モータとインバータとが収容されるハウジングの外周面に、蓄電機構からの電力線が接続可能なコネクタが設けられる。ハウジングの内部のコネクタとインバータとの間には、リアクトルが電気的に接続される。すなわち、コネクタとインバータとの電気的な接続がリアクトルを用いて行なわれる。そのため、コネクタとインバータとをハウジングの内部で接続する専用の配線を低減することができる。その結果、ハウジングの内部にモータおよびインバータを一体的に収容するモータユニットであって、ハウジング内部の専用の配線を低減することができるモータユニットを提供することができる。
第2の発明に係るモータユニットにおいては、第1の発明の構成に加えて、リアクトルは、スイッチング素子との協働によって蓄電機構の電圧を昇圧する昇圧回路の一部を構成する。
第2の発明によると、蓄電機構の電圧を昇圧する昇圧回路の一部を構成するリアクトルを用いて、コネクタとインバータとを接続することができるとともに、蓄電機構の定格電圧より高い電圧の電力をモータへ供給することができる。
第3の発明に係るモータユニットにおいては、第1または2の発明の構成に加えて、リアクトルは、モータの冷却用の冷媒にて冷却される。
第3の発明によると、リアクトルが、モータの冷却用の冷媒にて冷却される。そのため、リアクトル専用の冷却装置を設ける必要がなく、モータユニットをより小型化することができる。
第4の発明に係るモータユニットにおいては、第1〜3のいずれかの発明の構成に加えて、リアクトルは、電線を巻き付けて構成された環状の形状を有し、かつ環状の形状の内側に形成される空洞部分をモータの回転軸が通るように設けられる。
第4の発明によると、リアクトルは、電線を巻き付けて構成された環状の形状を有する。リアクトルは、内側に形成される空洞部分をモータの回転軸が通るように設けられる。これにより、リアクトルをモータの回転軸方向に設ける場合において、モータの回転軸とリアクトルとの干渉を抑制することができる。
第5の発明に係るモータユニットにおいては、第1〜4のいずれかの発明の構成に加えて、インバータは、コネクタが設けられた側と異なる側のハウジングの内部に収容される。
第5の発明によると、互いに異なる側に設けられたコネクタとインバータとを、リアクトルにより接続することができる。
第6の発明に係るモータユニットにおいては、第5の発明の構成に加えて、コネクタは、モータより上側に設けられる。インバータは、モータより下側のハウジングの内部に収容される。
第6の発明によると、モータより上側に設けられたコネクタと、モータより下側のハウジングの内部に収容されるインバータとが、リアクトルにより接続される。そのため、たとえば、モータユニットが車両に搭載される場合であって、水没防止のためにコネクタをモータより上側に設け、搭載スペースの制約によりインバータをモータより下側に設ける場合において、コネクタとインバータとをハウジングの内部で接続する専用の配線を低減することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本実施の形態に係るモータユニット200が搭載される車両について説明する。なお、本実施の形態において、車両はエンジンとモータとの駆動力により走行するハイブリッド車両として説明するが、本発明に係るモータユニット200が搭載される車両は、ハイブリッド車両に限定されず、たとえば、モータからの駆動力により走行する電気自動車や燃料電池車両であってもよい。また、モータユニット200が車両駆動用であることに限定されない。
図1に示すように、車両のエンジンルームには、エンジン100と、モータユニット200と、ドライブシャフト300と、ラジエータ400とが設けられる。
エンジン100とモータユニット200とは、車両の左右方向に並ぶように互いに固定される。エンジン100の出力軸はモータユニット200の入力軸に接続され、モータユニット200の出力軸はドライブシャフト300に接続される。エンジン100の出力およびモータユニット200の出力が、ドライブシャフト300を経由して駆動輪310に伝達されることにより、車両は走行する。
モータユニット200は、ハウジング202により密閉されている。ハウジング202の外周面には、コネクタ320が設けられる。コネクタ320には、モータユニット200より車両後方に搭載された走行用バッテリ(図示せず)からの電力線330が接続される。コネクタ320は、水没による腐食を防止するため、ハウジング202の上側の外周面に設けられる。なお、コネクタ320が設けられる外周面が、上側であることに限定されない。
ラジエータ400は、冷却液(以下、LLC(Long Life Coolant)とも記載する)の熱を外気に放出する放熱器である。ラジエータ400は、モータユニット200よりも車両前側に設けられる。ラジエータ400は、循環路410,420によりモータユニット200の内部と接続される。LLCは、電動ウォータポンプ(図示せず)により、ラジエータ400とモータユニット200との間を循環路410,420を経由して循環する。
図2および図3を参照して、モータユニット200についてさらに説明する。なお、図2は、車両前側から見たモータユニット200の断面図である。図3は、図2における3−3断面図である。
モータユニット200を密閉するハウジング202の内部は、モータ収容部204と、IPM(Intelligent Power Module)収容部206と、モータ収容部204とIPM収容部206との間に設けられた流路260とに層別される。
モータ収容部204には、モータジェネレータ210(MG(1)210)と、モータジェネレータ220(MG(2)220)と、動力分割機構230と、入力軸240と、出力軸242と、減速機250とが収容される。
MG(1)210およびMG(2)220は、走行用バッテリの定格電圧より高い電圧の電力でも作動し得る三相交流モータであるとともに、走行用バッテリの定格電圧より高い電圧の電力を発電し得るジェネレータである。MG(1)210およびMG(2)220は、モータまたはジェネレータとして機能する際、発熱する。
動力分割機構230は、エンジン100の動力を駆動輪310とMG(1)210との2経路に分配する。動力分割機構230は、サンギヤ(S)232と(以下、単にサンギヤ232と記載する)、ピニオンギヤ234と、キャリア(C)236(以下、単にキャリア236と記載する)と、リングギヤ(R)238(以下、単にリングギヤ238と記載する)とを含む遊星歯車から構成される。
ピニオンギヤ234は、サンギヤ232およびリングギヤ238と係合する。キャリア236は、入力軸240に接続され、ピニオンギヤ234が自転可能であるように支持する。サンギヤ232はMG(1)210の回転軸に連結される。リングギヤ238は、出力軸242に連結される。
入力軸240は、エンジン100のクランクシャフトに接続され、エンジン100の動力を動力分割機構230に入力する。出力軸242は、減速機250およびMG(2)220の回転軸222に接続される。MG(2)220の回転軸222は、軸廻りに回転可能にハウジング202の内壁にベアリング224により固定される。
減速機250は、ドライブシャフト300に接続され、エンジン100やMG(2)220で発生した動力を駆動輪310に伝達したり、駆動輪310の駆動をエンジン100やMG(2)220に伝達したりする。
IPM収容部206は、ハウジング202の下面と蓋208とにより密閉されて形成される空間である。IPM収容部206は、車両への搭載スペースの制約などにより、モータ収容部204の下側に設けられる。なお、IPM収容部206は、モータ収容部204の下側に設けられることに限定されない。
IPM収容部206には、IPM270(図2および図3の二点鎖線)が収容される。IPM270は、略直方体状に形成され、複数のIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)と、ECU(図示せず)からの制御信号に基づいて各IGBTのゲートのオン/オフ(通電/遮断)を制御する電子部品を実装する制御基板と(いずれも図示せず)を含む。IPM270は、各IGBTのゲートのオン/オフにより発熱する。
流路260には、ラジエータ400で外気に熱を放出したLLCが流れる。LLCは循環路410から流入し、流路260を流れる際、IPM260の熱を吸収する。さらに、LLCは、循環路420から流出し、ラジエータ400で再び外気に熱を放出する。
本実施に形態において、モータ収容部204には、さらに、円環状のリアクトル280が設けられる。リアクトル280は、支持部282によりハウジング202の内壁に固定される。リアクトル280の上部は、電線284A,284Bによりコネクタ320に接続され、リアクトル280の下部は、電線286A,284BによりIPM270に接続される。リアクトル280は、MG(2)220に隣接して設けられ、内側の空洞部分にMG(2)220の回転軸222が通るように設けられる。
さらに、モータ収容部204には、冷却油が充填される。冷却油は、MG(1)210やMG(2)220の回転によりモータ収容部204の内部を循環し、MG(1)210、MG(2)220、動力分割機構230、およびリアクトル280の熱を吸収して冷却する。冷却油が吸収した熱は、流路260を流れるLLCに放出されたり、ハウジング202を経由して外気に放出されたりする。なお、この冷却油は、MG(1)210、MG(2)220および動力分割機構230の回転摩擦を油膜により軽減する潤滑油としても作用する。また、モータ収容部204内の短絡を防止するために、冷却油には絶縁油が用いられる。
図4を参照して、図2および図3に示すリアクトル280について説明する。なお、図4は、リアクトル280の斜視図である。
リアクトル280は、コア2802と、コア2802に巻き付けられたコイル2804A,2804Bと、電線284A,284Bと、電線286A,286Bとを含む。
コア2802は、円環状に形成される。なお、コア2802の形状は、円環状であることに限定されず、たとえば、長方形状の環であってもよい。また、コア2802は、環状であれば、ギャップ構造を含んでいてもよい。
コイル2804Aは、上側の端部が電線284Aに接続され、下側の端部が電線286Aに接続される。コイル2804Bは、上側の端部が電線284Bに接続され、下側の端部が電線286Bに接続される。
図4のコイル2804A,2804B上に示した矢印の方向に走行用バッテリからの直流電流が流れると、図4のコア2802上に示した矢印の方向に磁束が発生する。発生した磁束は、コア2802中を循環する。
図5を参照して、IPM270およびリアクトル280を含む電源回路について説明する。この電源回路は、IPM270およびリアクトル280の他に、コンデンサ500を含む。
IPM270は、昇圧用IPM272と、インバータ用IPM278A,278Bとを含む。なお、昇圧用IPM272と、インバータ用IPM278A,278Bとは、必ずしも、IPM270として一体的に設けられることに限定されない。
昇圧用IPM272は、NPNトランジスタ274A,274Bを含む。NPNトランジスタ274A,274Bは、インバータ用IPM278A,278Bの電源ラインとアースラインとの間に直列に接続される。そして、NPNトランジスタ274Aのコレクタは電源ラインに接続され、NPNトランジスタ274Bのエミッタはアースラインに接続される。また、各NPNトランジスタ274A,274Bのコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオード276A,276Bが接続されている。
リアクトル280のコイル2804Aは、一方端が走行用バッテリ220の電源ラインに接続され、他方端がNPNトランジスタ274A,274Bの中間点、すなわち、NPNトランジスタ274AのエミッタとNPNトランジスタ274Bのコレクタとの間に接続される。なお、リアクトル280および昇圧用IPM272は、昇圧コンバータ600を構成する。
昇圧コンバータ600は、ECU(図示せず)によってNPNトランジスタ274A,274Bがオン/オフされ、走行用バッテリから供給された直流電圧を昇圧してコンデンサ500に供給する。
また、昇圧コンバータ600は、モータ駆動回路が搭載されたハイブリッド自動車または電気自動車の回生制動時、MG(1)210およびMG(2)220によって発電され、インバータ用IPM278A,278Bによって変換された直流電圧を降圧して走行用バッテリへ供給する。
コンデンサ500は、昇圧コンバータ600から供給された直流電力の電圧を平滑化し、その平滑化された直流電力をインバータ用IPM278A,278Bへ供給する。
インバータ用IPM278A,278Bは、6つのIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)と、IGBTのエミッタ側からコレクタ側に電流を流すように、各IGBTにそれぞれ並列に接続された6つのダイオードとを含む。インバータ用IPM278A,278Bは、ECUからの制御信号に基づいて各IGBTのゲートをオン/オフ(通電/遮断)することにより、走行用バッテリから供給された電流を、直流電流から交流電流に変換し、MG(1)210と、MG(2)220とに供給する。なお、インバータ用IPM278A,278BおよびIGBTには、周知の技術を利用すればよいため、ここではさらなる詳細な説明は繰返さない。
以上のような構造に基づく、本実施の形態に係るモータユニット200の作用について説明する。
走行用バッテリからの電力が、モータユニット200を密閉するハウジング202の外周面に設けられたコネクタ320に供給される。コネクタ320は、水没防止のために、ハウジング202の上側の外周面に設けられる。一方、IPM270は、車両への搭載スペースの制約により、モータ収容部204の下側に設けられる。そのため、コネクタ320とIPM270とは離れた位置に設けられ、コネクタ320とIPM270とを接続する配線が必要になる。
そこで、走行用バッテリの電圧を昇圧する昇圧コンバータ600の一部を構成するリアクトル280が、モータ収容部204に収容さるとともに、コネクタ320とIPM270とに接続される。これにより、コネクタ320とIPM270とを接続する専用の配線を低減することができる。
さらに、リアクトル280は、MG(1)210、MG(2)220および動力分割機構230と同一室内(モータ収容部204)に収容される。そのため、リアクトル280をMG(1)210、MG(2)220および動力分割機構230と別々に収容する場合と比べて、ハウジング202をより小型化して、モータユニット200をより小型化することができる。
さらに、MG(1)210、MG(2)220、動力分割機構230、およびリアクトル280が、モータ収容部204に充填された共通の冷却油により冷却される。そのため、リアクトル280専用の冷却装置を設ける必要がなく、モータユニット200をより小型化することができる。
さらに、リアクトル280は、円環状に形成されたコア2802と、コア2802に巻き付けられたコイル2804A,2804Bとで構成される。リアクトル280は、内側の空洞部分にMG(2)220の回転軸222が通るように、支持部282によりハウジング202の内壁に固定される。これにより、MG(2)220の回転軸222とリアクトル280との干渉を抑制するとともに、リアクトル280をMG(2)220に隣接した位置に設けることができ、モータユニット200をより小型化することができる。
以上のように、本実施の形態に係るモータユニットによれば、ハウジングの上側に設けられたコネクタと、ハウジングの下側に設けられたIPMとが、リアクトルによって接続される。そのため、コネクタとIPMとを接続する専用の配線を低減することができる。
なお、本実施の形態においては、リアクトル280が、MG(1)210、MG(2)220および動力分割機構230と同一室内(モータ収容部204)に収容される場合について説明したが、本発明に係るモータユニットは、これに限定されない。たとえば、リアクトル280が、MG(2)220のみと同一室内に収容される場合や、専用の室内に収容される場合であっても、本発明に係るモータユニットは適用できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に係るモータユニットが搭載される車両の構造を示す図である。 本発明の実施の形態に係るモータユニットの断面を示す図(その1)である。 本発明の実施の形態に係るモータユニットの断面を示す図(その2)である。 本発明の実施の形態に係るモータユニットの内部に収容されるリアクトルを示す図である。 本発明の実施の形態に係るモータユニットの内部に収容されるIPMおよびリアクトルを含む電源回路を示す図である。
符号の説明
100 エンジン、200 モータユニット、202 ハウジング、204 モータ収容部、206 IPM収容部、208 蓋、210 MG(1)、220 MG(2)、222 回転軸、224 ベアリング、230 動力分割機構、232 サンギヤ、234 ピニオンギヤ、236 キャリア、238 リングギヤ、240 入力軸、242 出力軸、250 減速機、260 流路、270 IPM、272 昇圧用IPM、274A,274B NPNトランジスタ、276A,276B ダイオード、278A,278B インバータ用IPM、280 リアクトル、284A,284B,286A,286B 電線、300 ドライブシャフト、310 駆動輪、320 コネクタ、330 電力線、400 ラジエータ、410,420 循環路、500 コンデンサ、600 昇圧コンバータ、2802 コア、2804A,2804B コイル。

Claims (5)

  1. 蓄電機構からの電力供給を受けて作動するモータと前記モータを駆動するためのインバータとをハウジング内部に収容したモータユニットであって、前記ハウジングの外周面には、前記蓄電機構からの電力線が接続可能なコネクタが設けられ、
    前記モータユニットは、
    前記ハウジングの内部に収容され、前記モータと前記コネクタとの間に電気的に接続されるインバータと、
    前記ハウジングの内部に収容され、前記インバータと前記コネクタとの間に電気的に接続されるリアクトルとを含み、
    前記インバータは、前記コネクタが設けられた側と異なる側の前記ハウジングの内部に収容される、モータユニット。
  2. 前記リアクトルは、スイッチング素子との協働によって前記蓄電機構の電圧を昇圧する昇圧回路の一部を構成する、請求項1に記載のモータユニット。
  3. 前記リアクトルは、前記モータの冷却用の冷媒にて冷却される、請求項1または2に記載のモータユニット。
  4. 前記リアクトルは、電線を巻き付けて構成された環状の形状を有し、かつ前記環状の形状の内側に形成される空洞部分を前記モータの回転軸が通るように設けられる、請求項1〜3のいずれかに記載のモータユニット。
  5. 前記コネクタは、前記モータより上側に設けられ、
    前記インバータは、前記モータより下側の前記ハウジングの内部に収容される、請求項に記載のモータユニット。
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