JP6638410B2 - 電力変換装置一体型モータ - Google Patents

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本発明は、電力変換装置がモータ本体に一体に設けられて構成された電力変換装置一体型モータに関する。
従来のこの種の電力変換装置一体型モータとして、例えば、特許文献1に示すものが知られている。
特許文献1に示す電力変換装置一体型モータは、電力変換装置(インバータ装置)をモータ本体に一体に設けてなる電力変換装置一体型モータであって、上面部にモータ本体を載置してなるモータ取付台を備え、このモータ取付台の内部に電力変換装置を収納してなる。
この電力変換装置一体型モータによれば、電力変換装置をモータ取付台の内部に収納したので、電力変換装置に発生した熱は、モータ取付台全体を通じて放熱されるとともに、モータ取付台の下面部を通じて基台に伝達されて放熱され、これにより放熱フィンを不要として小型化を図ることができると共に、電力変換装置を良好に冷却することができることになる。
特開平10−248198号公報
しかしながら、この従来の特許文献1に示す電力変換装置一体型モータにあっては、以下の問題点があった。
即ち、特許文献1に示す電力変換装置一体型モータの場合、モータ本体と電力変換装置との間には、モータ取付台のみが介在しているだけであり、積極的に電力変換装置を冷却したり、モータ本体と電力変換装置との間を断熱した構造となっていない。このため、電力変換装置を構成するスイッチング素子などからの発熱がモータ取付台内部の上側に滞留し、電力変換装置内の電子部品が熱的に破損するおそれがある。また、モータ本体と電力変換装置との間を断熱した構造でないため、モータ本体と電力変換装置の各々の発熱が相手側機器の温度上昇に影響を与え、電力変換装置内の電子部品を熱的に破損するおそれがある。
従って、本発明はこの従来の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、電力変換装置内の電子部品の熱的破損を効率的に低減できる電力変換装置一体型モータを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る電力変換装置一体型モータは、電力変換装置がモータ本体に一体に設けられて構成された電力変換装置一体型モータであって、前記モータ本体を上側に、前記電力変換装置を下側に配置するとともに、前記電力変換装置は、電子部品が実装された主回路基板及び制御基板をそれら主回路基板及び制御基板を囲むように収容するとともに、前記主回路基板及び前記制御基板が固定される側面部及び上側に前記モータ本体が固定される上面部を有する筐体を備え、該筐体の上面部及び側面部には、冷却水が流れる電力変換装置側冷却水流路が形成されており、前記電力変換装置側冷却水流路は、前記筐体の前記上面部を水平に一直線状に延びる1つの上面流路部と、該上面流路部から前記側面部において一旦下降し更に湾曲して上方に延びる略U字形の側面流路部とを備え、前記上面流路部の前記側面流路部が延びる端部と反対側の端部には冷却水を出入りさせる電力変換装置側冷却水口が設けられ、前記側面流路部の前記上面流路部が延びる端部と反対側の端部には電力変換装置側流路接続口が設けられていることを要旨とする。
本発明に係る電力変換装置一体型モータによれば、電力変換装置内の電子部品の熱的破損を効率的に低減できる電力変換装置一体型モータを提供できる。
本発明の一実施形態に係る電力変換装置一体型モータの概略正面図である。 図1に示す電力変換装置一体型モータの概略左側面図である。 図1に示す電力変換装置一体型モータの内部構成を概略的に示す正面図である。 図1に示す電力変換装置一体型モータの内部構成及び流路制御の装置構成を概略的に示す左側面図である。 図1に示す電力変換装置一体型モータの電力変換装置側冷却水流路の上面流路部を筐体の上面部に配置した場合の効果を説明するものであり、(A)は電力変換装置側冷却水流路の上面流路部を筐体の上面部に配置しない場合の熱の滞留状況を説明するための図、(B)は電力変換装置側冷却水流路の上面流路部を筐体の上面部に配置した場合の筐体内の内気の対流状況を説明するための図である。 図1に示す電力変換装置一体型モータの電力変換装置側冷却水流路の上面流路部を筐体の上面部に配置した場合の効果を説明するものであり、(A)は電力変換装置側冷却水流路の上面流路部を筐体の上面部に配置しない場合の相手側機器に熱的な影響を与える状況を説明するための図、(B)は電力変換装置側冷却水流路の上面流路部を筐体の上面部に配置した場合のモータ本体及び電力変換装置の双方の熱の断熱状況を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る電力変換装置一体型モータは、図1及び図2に示されており、電力変換装置一体型モータ(以下、単にモータという)1は、電力変換装置3がモータ本体2に固定されて一体に設けられて構成されている。
このモータ1において、モータ本体2は上側に、電力変換装置3は下側に配置されている。
ここで、モータ本体2は、電力を回転力に変換する機器であり、図3及び図4に示すように、内部にロータコア22及びステータコア24を配置したモータ筐体21を備えている。モータ筐体21は、金属製(例えば、アルミダイキャスト)であり、モータ筐体21の下部の四隅には電力変換装置3との接続用固定部29が設けられている。また、ロータコア22は円筒状に形成されて回転軸23に固定され、その回転軸23の両端が一対のベアリング25a,25bによりモータ筐体21に回転可能に支持されている。また、ステータコア24は、円筒状に形成されてロータコア22の外側に配置されている。
そして、モータ筐体21のステータコア24の外周には、螺旋状のモータ側冷却水流路26が設けられている。このモータ側冷却水流路26の一端、即ち図3及び図4に示すように、モータ側冷却水流路26の一端はモータ筐体21の前側(図3における手前側、図4における右側)に向けて開口し、その開口端には、冷却水を出入りさせるモータ側冷却水口27が設けられている。一方、モータ側冷却水流路26の他端、即ち図3及び図4に示すように、モータ側冷却水流路26の他端はモータ筐体21の下側に向けて開口し、その開口端には、モータ側流路接続口28が設けられている。モータ側流路接続口28は、後述する電力変換装置側流路接続口45に接続される。
次に、電力変換装置3は、モータ本体2の回転数や回転トルクを制御する機器であり、筐体31と、主回路基板33及び制御基板34と、蓋体37とを備えている。
筐体31は、上面部31a、下面部31b、左側(図3における左側)の側面部31c、右側の側面部31d、及び上面部31aと下面部31bとを連結するとともに、左側の側面部31cと右側の側面部31dとを連結する後側の側面部31eとを有する方形状に形成され、内部に主回路基板33及び制御基板34の収容空間32を有して前側が開口している。筐体31は、金属製(例えば、アルミダイキャスト)で構成される。上面部31a及び下面部31bは前後方向及び左右方向に均一の肉厚で延び、側面部31c、31dは前後方向及び上下方向に均一の肉厚で延び、後側の側面部31eは左右方向及び上下方向に均一の肉厚で延びている。
筐体31の上面部31aの四隅には、図1及び図2に示すように、モータ本体2との接続用固定部39が設けられている。筐体31の上面部31a上には、モータ本体2のモータ筐体21が載置され、モータ本体2側の接続用固定部29を電力変換装置3側の接続用固定部39に合わせてこれらモータ本体2側の接続用固定部29及び電力変換装置3側の接続用固定部39を取付ボルト30によって固定する。これにより、筐体31の上面部31aの上側にモータ本体2が固定される。
そして、筐体31の収容空間32には、主回路基板33及び制御基板34が収容される。
ここで、主回路基板33及び制御基板34は、モータ1が搭載される車両から供給される電流及び制御指令を受けとり、電力変換をしてモータ1へ駆動電流を供給するものである。そして、主回路基板33上には、図3及び図4に示すように、スイッチング素子(例えば、MOSFET)や電解コンデンサなどの発熱の大きい複数の電子部品33aが実装される。また、制御基板34上には、図3及び図4に示すように、主回路基板33上のスイッチング素子を制御するチップ部品などの比較的発熱の小さい複数の電子部品34aが実装される。そして、主回路基板33のスイッチング素子によって電力変換された駆動電流が図示しないブスバーを介してモータ1に供給され、モータ1のロータコア22及び回転軸23が回転する。
主回路基板33は、図4に示すように、筐体31の後側の側面部31eの面上に密着して固定される。また、制御基板34は、主回路基板33上に配置された複数の基板固定部材36により主回路基板33に対して所定間隔離して固定される。なお、主回路基板33と制御基板34との間の配線は図示しないハーネスなどにより行われる。また、筐体31の右側の側面部31dには、図3に示すように、電源用コネクタ40a及び通信用コネクタ40bが配置され、これら電源用コネクタ40a及び通信用コネクタ40bから図示しない配線が主回路基板33及び制御基板34に接続されている。
また、筐体31の前側の開口は、平板状の蓋体37によって閉塞される。
ここで、電力変換装置3の筐体31の上面部31a及び後側の側面部31eには、冷却水が流れる電力変換装置側冷却水流路41が形成されている。
この電力変換装置側冷却水流路41は、図4に示すように、筐体31の上面部31aを水平(前後方向)に延びる上面流路部42を備えている。また、電力変換装置側冷却水流路41は、図3及び図4に示すように、上面流路部42から後側の側面部31eにおいて一旦直線状に下降し更に左側に湾曲して上方に直線状に延びる略U字形の側面流路部43を備えている。側面流路部43は、図3に示すように、筐体31の後側の側面部31eの面上に実装される主回路基板33の後側を上下方向と左右方向をほぼ横断するような配置に形成される。そして、上面流路部42の側面流路部43が延びる端部と反対側の端部、即ち上面流路部42の前端部は前側に開口しその開口には冷却水を出入りさせる電力変換装置側冷却水口44が設けられている。蓋体37の電力変換装置側冷却水口44に対応する部分には、図4に示すように、前後方向に貫通する貫通口38が設けられている。また、側面流路部43の上面流路部42が延びる端部と反対側の端部は筐体31の上面に開口しその開口にはモータ側流路接続口28に接続される電力変換装置側流路接続口45が設けられている。そして、モータ側流路接続口28と電力変換装置側流路接続口45との接続部分の周囲には、図示しないOリングが配置され、これにより外部への水漏れを防止している。
そして、モータ1が搭載される車両側には、図4に示すように、可逆式の冷却水ポンプ51が設けられている。
この冷却水ポンプ51は、その一方側が第1配管52aを介して第1方向制御弁53に接続され、第1方向制御弁53は第2配管52bを介して第1冷却水タンク54に接続されている。また、この第1冷却水タンク54は、第3配管52cを介してモータ側冷却水口27に接続されている。また、第1方向制御弁53は、第4配管52dを介してモータ側冷却水口27に接続されている。
また、冷却水ポンプ51は、前記一方側と反対側が第5配管52eを介して第2方向制御弁55に接続され、第2方向制御弁55は第6配管52fを介して第2冷却水タンク56に接続されている。また、この第2冷却水タンク56は、第7配管52gを介して電力変換装置側冷却水口44に接続されている。また、第2方向制御弁55は、第8配管52hを介して電力変換装置側冷却水口44に接続されている。
更に、冷却水ポンプ51、第1方向制御弁53及び第2方向制御弁55は、制御装置57に接続され、制御装置57は、冷却水ポンプ51の回転方向に基づいて、第1方向制御弁53及び第2方向制御弁55のそれぞれの弁方向を制御するようにしている。
そして、モータ1において、モータ側冷却水流路26及び電力変換装置側冷却水流路41を流れる冷却水の冷却水経路は、図3及び図4において、実線の矢印Aで示す第1冷却水経路と、破線の矢印Bで示す第2冷却水経路との2つのパターンである。
実線の矢印Aで示す第1冷却水経路は、冷却水ポンプ51、モータ側冷却水口27、モータ側冷却水流路26、モータ側流路接続口28、電力変換装置側流路接続口45、電力変換装置側冷却水流路41、電力変換装置側冷却水口44、第2冷却水タンク46及び冷却水ポンプ51の順に冷却水が流れる冷却水経路である。
一方、破線の矢印Bで示す第2冷却水経路は、第1冷却水経路と逆に、冷却水ポンプ51、電力変換装置側冷却水口44、電力変換装置側冷却水流路41、電力変換装置側流路接続口45、モータ側流路接続口28、モータ側冷却水流路26、モータ側冷却水口27、第1冷却水タンク54及び冷却水ポンプ51の順に冷却水が流れる冷却水経路である。
ここで、制御装置57は、第1冷却水経路で冷却水を流す場合には、冷却水ポンプ51を実線の矢印Aで示す方向に冷却水を流すように回転させ、その回転方向に基づいて、第1方向制御弁53を冷却水が第1配管52aから第4配管52dを通るように、第2方向制御弁55を冷却水が第6配管52fから第5配管52eを通るように切り換える。また、制御装置57は、第2冷却水経路で冷却水を流す場合には、冷却水ポンプ51を破線の矢印Bで示す方向に冷却水を流すように回転させ、その回転方向に基づいて、第2方向制御弁55を冷却水が第5配管52eから第8配管52hを通るように、第1方向制御弁53を冷却水が第2配管52bから第1配管52aを通るように切り換える。
そして、冷却水が第1冷却水経路で流れると、モータ側冷却水流路26を流れる冷却水によりモータ本体2側のコイルなどの部品(図示せず)が冷却される。また、電力変換装置側冷却水流路41の側面流路部43を流れる冷却水により主回路基板33上の電子部品33aが冷却される。
また、冷却水が第1冷却水経路で流れると、冷却水が電力変換装置側冷却水流路41の上面流路部42をも流れることになる。この際の効果を図5(A),(B)及び図6(A),(B)を参照して説明する。
図5(A)には、電力変換装置側冷却水流路41の上面流路部42を筐体31の上面部31aに配置しない場合の熱の滞留状況が示されている。この場合、電力変換装置側冷却水流路41の側面流路部43を流れる冷却水により主回路基板33上の電子部品33aが冷却されるが、冷却されきらない電子部品33aからの発熱により熱気Hが筐体31の内部の上側に滞留する。これにより、制御基板34上の電子部品34aを熱的に煽り破損させるおそれがある。
これに対して、本実施形態のように、即ち図5(B)に示すように、電力変換装置側冷却水流路41の上面流路部42を筐体31の上面部31aに配置した場合、筐体31の上面部31aが上面流路部42を流れる冷却水により冷却される。このため、主回路基板33上の電子部品33aからの発熱により熱気が筐体31の内部で上昇するが、その熱気が上面部31aによって冷却され、温度が下がることにより筐体31内の下部へと流れる下降流となり、筐体31内の上下を循環する矢印Rで示す自然対流が発生する。これにより、筐体31内の内気の温度が均等化されるので、電力変換装置3内の電子部品、即ち制御基板34上の電子部品34a及び主回路基板33上の電子部品33aの熱的破損を効率的に低減させることが可能となる。
また、図6(A)には、電力変換装置側冷却水流路41の上面流路部42を筐体31の上面部31aに配置しない場合の相手側機器に熱的な影響を与える状況が示されている。この場合、モータ側冷却水流路26を流れる冷却水によりモータ本体2側のコイルなどの部品(図示せず)が冷却され、電力変換装置側冷却水流路41の側面流路部43を流れる冷却水により主回路基板33上の電子部品33aが冷却されるが、モータ本体2側の発熱による熱気H2と電力変換装置3側の発熱による熱気H3とが、相手側機器の温度上昇に影響を与え、モータ本体2内の部品(図示せず)及び電力変換装置3内の電子部品33a,34aを熱的に破損するおそれがある。
これに対して、本実施形態のように、即ち図6(B)に示すように、電力変換装置側冷却水流路41の上面流路部42を筐体31の上面部31aに配置した場合、筐体31の上面部31aの上面流路部42に冷却水が流れる。これにより、モータ本体2側の熱と電力変換装置3側の熱とが断熱され、モータ本体2側と電力変換装置3側の双方において熱の侵入が遮断され、モータ本体2内の部品(図示せず)及び電力変換装置3内の電子部品33a,34aの熱的破損を効率的に低減させることが可能となる。
なお、冷却水が第2冷却水経路で流れる場合にも、冷却水が電力変換装置側冷却水流路41の上面流路部42を流れることになり、冷却水が第1冷却水経路で流れる場合と同様の効果を得ることができる。
また、冷却水が第2冷却水経路で流れる場合にも、電力変換装置側冷却水流路41の側面流路部43を流れる冷却水により主回路基板33上の電子部品33aが冷却されるとともに、モータ側冷却水流路26を流れる冷却水によりモータ本体2側のコイルなどの部品(図示せず)が冷却される。また、電力変換装置側冷却水流路41の側面流路部43を流れる冷却水により主回路基板33上の電子部品33aが冷却される。
ここで、上面流路部42は、筐体31の前後方向及び左右方向に均一の肉厚で延びる上面部31aにおいて水平(前後方向)に延びているので、上面流路部42を流れる冷却水によって筐体31の上面部31aを水平方向において均一に冷却することができる。
更に、側面流路部43は、上面流路部42から主回路基板33が固定される側面部31eにおいて一旦下降し更に湾曲して上方に延びる略U字形に形成されているから、主回路基板33上の電子部品33aを効果的に冷却することができる。
また、モータ側冷却水流路26は、モータ筐体21のステータコア24の外周において螺旋状に形成されているから、モータ本体2側のコイルなどの部品を効果的に冷却することができる。
また、モータ側冷却水流路26及び電力変換装置側冷却水流路41を流れる冷却水の冷却水経路は、第1冷却水経路と第2冷却水経路との2つのパターンがあるから、いずれか一方の冷却水経路で冷却水を流すことができない場合であっても他の冷却水経路で冷却水を流すことができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、上面流路部42は、筐体31の上面部31aにおいて延びていればよく、水平に延びている必要は必ずしもない。
また、側面流路部43は、上面流路部42から主回路基板33が固定される側面部31eにおいて一旦下降し更に湾曲して上方に延びる略U字形に形成されている必要は必ずしもない。
また、上面部31a及び下面部31bは前後方向及び左右方向に均一の肉厚で延び、側面部31c、31dは前後方向及び上下方向に均一の肉厚で延び、後側の側面部31eは左右方向及び上下方向に均一の肉厚で延びている必要は必ずしもない。
更に、モータ側冷却水流路26は、モータ筐体21のステータコア24の外周において螺旋状に形成されている必要は必ずしもない。
また、モータ側冷却水流路26及び電力変換装置側冷却水流路41を流れる冷却水の冷却水経路は、第1冷却水経路と第2冷却水経路との2つのパターンのうちいずれか一方のパターンでもよい。
1 電力変換装置一体型モータ
2 モータ本体
3 電力変換装置
21 モータ筐体
22 ロータコア
24 ステータコア
26 モータ側冷却水流路
27 モータ側冷却水口
28 モータ側流路接続口
31 筐体
31a 上面部
31e 後側の側面部(側面部)
33 主回路基板
33a 電子部品
34 制御基板
34a 電子部品
41 電力変換装置側冷却水流路
42 上面流路部
43 側面流路部
44 電力変換装置側冷却水口
45 電力変換装置側流路接続口
51 冷却水ポンプ
54 第1冷却水タンク
56 第2冷却水タンク
A 第1冷却水経路
B 第2冷却水経路

Claims (3)

  1. 電力変換装置がモータ本体に一体に設けられて構成された電力変換装置一体型モータであって、
    前記モータ本体を上側に、前記電力変換装置を下側に配置するとともに、前記電力変換装置は、電子部品が実装された主回路基板及び制御基板をそれら主回路基板及び制御基板を囲むように収容するとともに、前記主回路基板及び前記制御基板が固定される側面部及び上側に前記モータ本体が固定される上面部を有する筐体を備え、
    該筐体の上面部及び側面部には、冷却水が流れる電力変換装置側冷却水流路が形成されており、
    前記電力変換装置側冷却水流路は、前記筐体の前記上面部を水平に一直線状に延びる1つの上面流路部と、該上面流路部から前記側面部において一旦下降し更に湾曲して上方に延びる略U字形の側面流路部とを備え、前記上面流路部の前記側面流路部が延びる端部と反対側の端部には冷却水を出入りさせる電力変換装置側冷却水口が設けられ、前記側面流路部の前記上面流路部が延びる端部と反対側の端部には電力変換装置側流路接続口が設けられていることを特徴とする電力変換装置一体型モータ。
  2. 前記モータ本体は、内部にロータコア及びステータコアを配置したモータ筐体を備え、該モータ筐体のステータコアの外周には、螺旋状のモータ側冷却水流路が設けられ、該モータ側冷却水流路の一端には、冷却水を出入りさせるモータ側冷却水口が設けられ、前記モータ側冷却水流路の他端には、前記電力変換装置側流路接続口に接続されるモータ側流路接続口が設けられることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置一体型モータ。
  3. 前記モータ側冷却水流路及び前記電力変換装置側冷却水流路を流れる冷却水の冷却水経路は、冷却水ポンプ、前記モータ側冷却水口、前記モータ側冷却水流路、前記モータ側流路接続口、前記電力変換装置側流路接続口、前記電力変換装置側冷却水流路、前記電力変換装置側冷却水口、第2冷却水タンク及び前記冷却水ポンプの順に冷却水が流れる第1冷却水経路と、前記冷却水ポンプ、前記電力変換装置側冷却水口、前記電力変換装置側冷却水流路、前記電力変換装置側流路接続口、前記モータ側流路接続口、前記モータ側冷却水流路、前記モータ側冷却水口、第1冷却水タンク及び前記冷却水ポンプの順に冷却水が流れる第2冷却水経路との2つのパターンであることを特徴とする請求項に記載の電力変換装置一体型モータ。
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